JPH0237561Y2 - - Google Patents

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JPH0237561Y2
JPH0237561Y2 JP1983061250U JP6125083U JPH0237561Y2 JP H0237561 Y2 JPH0237561 Y2 JP H0237561Y2 JP 1983061250 U JP1983061250 U JP 1983061250U JP 6125083 U JP6125083 U JP 6125083U JP H0237561 Y2 JPH0237561 Y2 JP H0237561Y2
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JP
Japan
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wire
printing
cap
printing wire
coil
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JP1983061250U
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JPS59166944U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はワイヤドツト式プリンタ用印字ワイヤ
に関するものであり、特に電磁石の開閉動作を伝
達する端末部を改良したものである。
従来、ワイヤドツト式プリンタ用印字ワイヤ
(以下単に印字ワイヤという)は、第1図に示す
ように印字ワイヤ本体1の一端を折曲して渦巻部
2を形成し、上記渦巻部2にキヤツプ3を被覆し
て印字ワイヤ4を構成していた。
しかし、上記印字ワイヤ4は、キヤツプ3の頭
部が印字するときに電気信号に応じて作動する電
磁石により打撃され、これによりキヤツプ3が印
字ワイヤ本体1から抜けて脱落したり、キヤツプ
3が割れたりして印字ワイヤとしての機能が著し
く阻害されていた。
本考案は上記欠点を除去するためになされたも
のであり、印字ワイヤ本体の一端にコイル部を形
成し、上記コイル部の上端部にその一部を被覆す
るキヤツプを一体的に設けることにより、キヤツ
プの脱落や、キヤツプの割れを防止せんとするも
のである。
本考案に用いられる印字ワイヤ本体は硬鋼線、
ピアノ線、オイルテンパー線あるいはその他の合
金線等の線状体から形成され、上記線状体は必要
に応じて熱処理、メツキ等の処理が施されてい
る。
また、印字ワイヤ本体の真直な部分とコイル部
は同一線径とするか、あるいは線径を変化させる
ことも可能であり、さらに、印字部とコイル部の
硬度や靭性を適宜変化させて用いることも可能で
ある。
さらに、キヤツプは合成樹脂あるいはその他の
硬質部材を用いるものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
実施例 第2図に示ように、真直に構成された印字ワイ
ヤ本体5の一端に、上記印字ワイヤ本体5に連続
して、印字ワイヤ本体5を中心としてこれを包囲
するようにコイル部6を形成すると共に、他端を
印字部とし、さらに第3図に示すように、上記コ
イル部6の上端部にその一部を覆うようにキヤツ
プ7を一体的に被覆して印字ワイヤ8を形成す
る。
上記のように、キヤツプ7はコイル部6の上端
部を覆つているため、キヤツプ7により覆われて
いないコイル部6が印字ワイヤ8の復帰用バネと
して使用することができる。
上記のように印字ワイヤ本体5に形成されたコ
イル部6の一部を被覆してキヤツプ7を一体的に
設けることにより、印字ワイヤ本体5とキヤツプ
7は強固に固着され、印字ワイヤ本体5がキヤツ
プ7から抜けて脱落したり、キヤツプ7の頭部が
電磁石の打撃により割れたりすることがなく、し
かも、キヤツプ7の頭部及び印字ワイヤの印字部
の極端な摩耗が大巾に減少する。
また、コイル部6を復帰用バネとして使用する
ことにより、従来の印字ワイヤのように復帰バネ
を別途に製作し、組みつけるという作業を必要と
せず、復帰特性の優れた印字ワイヤを提供するこ
とができる。
なお、コイル部6のキヤツプ7に被覆される部
分と復帰用バネ部として使用される部分のコイル
径を変化させることも可能である。
本考案による印字ワイヤと従来の印字ワイヤと
を比較してみると、寿命テストにおいて本考案の
印字ワイヤは従来のものに比べて約2倍の寿命を
示した。
すなわち、これらの印字ワイヤをプリンタの印
字ヘツドに装着して印字テストを行なつたとこ
ろ、従来の印字ワイヤでは印字回数が108回程度
においてキヤツプの割れやクラツク、さらにはワ
イヤの折損がみられたが、本考案の印字ワイヤで
は2×108回程度におても上記現象は全くみられ
ず、引き続く使用にも耐えうるという著しい性能
の向上が確認された。
本考案のワイヤドツト式プリンタ用印字ワイヤ
は上記構成であるため、印字ワイヤ本体からのキ
ヤツプの脱落、キヤツプの割れやクラツクの発生
が大巾に減少し、さらにキヤツプ頭部の摩耗およ
び印字ワイヤの印字部の摩耗や折損を著しく減少
させ、印字ワイヤの耐久性を大巾に向上させるこ
とができる。
また、コイル部の端部をキヤツプから露出さ
せ、復帰用バネとして用いているので、別途に復
帰バネを取付ける必要がなく、プリンタへの取付
けが非常に簡単となり、取付け工数を少なくでき
るなどその実用的効果は非常に大きいものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のワイヤドツト式プリンタ用印字
ワイヤを示し、イはその一部破断正面図、ロはイ
における側面図、第2図は本考案のワイヤドツト
式プリンタ用印字ワイヤに用いられる印字ワイヤ
本体の一実施例を示し、イはその一部破断正面
図、ロはイにおける側面図、第3図は本考案の一
実施例を示す印字ワイヤの一部破断正面図であ
る。 1,5……印字ワイヤ本体、2……渦巻部、
3,7……キヤツプ、4,8……印字ワイヤ、6
……コイル部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 真直な印字ワイヤ本体の一端に、上記ワイヤ本
    体に連続してワイヤ本体を包囲するようにコイル
    部を形成すると共に、他端を印字部とし、上記コ
    イル部の上端部にその一部を被覆するキヤツプを
    一体的に設けてなるワイヤドツト式プリンタ用印
    字ワイヤ。
JP6125083U 1983-04-22 1983-04-22 ワイヤドツト式プリンタ用印字ワイヤ Granted JPS59166944U (ja)

Priority Applications (1)

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JP6125083U JPS59166944U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 ワイヤドツト式プリンタ用印字ワイヤ

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Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59166944U JPS59166944U (ja) 1984-11-08
JPH0237561Y2 true JPH0237561Y2 (ja) 1990-10-11

Family

ID=30191466

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6125083U Granted JPS59166944U (ja) 1983-04-22 1983-04-22 ワイヤドツト式プリンタ用印字ワイヤ

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JP (1) JPS59166944U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52118323A (en) * 1976-03-26 1977-10-04 Hitachi Ltd Type metallic wire cap and method of producing same

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52118323A (en) * 1976-03-26 1977-10-04 Hitachi Ltd Type metallic wire cap and method of producing same

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JPS59166944U (ja) 1984-11-08

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