JPH023727Y2 - - Google Patents

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JPH023727Y2
JPH023727Y2 JP7121186U JP7121186U JPH023727Y2 JP H023727 Y2 JPH023727 Y2 JP H023727Y2 JP 7121186 U JP7121186 U JP 7121186U JP 7121186 U JP7121186 U JP 7121186U JP H023727 Y2 JPH023727 Y2 JP H023727Y2
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cutter
rotary plate
plate
rotary
feed plate
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、長尺の柄管の基端部に原動機を取付
けると共に先端部に取付けたギヤーハウジング内
の出力回転軸に回転刃を固定し、該回転刃の回転
により草等の刈払作業を行う刈払機における回転
刃に関する。
〔従来技術と問題点〕
第9図はこの種刈払機の斜視図を示し、1はグ
リツプ1aを有する長尺の柄管、2は柄管1の基
端部に取付けた原動機、3は柄管1の先端部に取
付けたギヤーハウジング、4はギヤーハウジング
3内の出力回転軸に固着された回転刃である。
而して、上記回転刃4は、従来、第10図に示
すように、回転板5と複数枚のカツター6とを合
成樹脂材で一体に成形したものがみられるが、カ
ツター6の摩耗或いは折損に際しては回転板4全
体の交換が必要であり、経済上好ましくない。
かかる対策として、カツターの基部を回転板に
着脱可能に装着してカツターのみを交換するもの
があるが、カツターは高速回転をするので、遠心
力による回転板からの脱出を防止する必要から、
回転板への着脱可能な装着手段は複雑であり、し
たがつてカツターの着脱操作(特に取外し操作)
が面倒であるという問題があつた。
即ち、第11図Aに示すように、合成樹脂材よ
り成る回転板5にはその外周表面にカツター6の
装着部7を成形し(図には複数個のうちの1個を
示す)、該装着部7の内側上部には左右1対の凹
部8と該凹部8間にカツター6の押圧部9が形成
されると共に、下部には突壁10と該突壁10の
内方に底部11が形成されている。
そして、底部11の中央部より外側に向い上記
押圧部9の内壁との間にカツター6の挿入案内壁
12が形成され、装着部7の外側端面にカツター
6の導出孔13が形成されている(第11図B参
照)。
また、第11図Cに示すように、合成樹脂材よ
り成るカツター6は基部両側の上下に突起部14
a,14bが形成されており、このカツター6を
装着部7の押圧部9の弾性に抗して案内壁12に
差込み、突起部14bが突壁10を乗り越えて底
部11に嵌入したとき、突起部14aが装着部7
の内側上方壁面15に当接する。
そして、カツター6は押圧部9と案内壁12の
弾性力により挾圧され、しかも外方への脱出は装
着部7の内側上方壁面15と突起部14aとの係
合により阻止され、また内方への脱出も突壁10
と突起部14bとの係合により防止される。
よつて、回転板5の回転中にカツター6の脱出
は阻止されるが、カツター6の交換に当り、カツ
ター6を装着部7より取外すには、押圧部9の弾
性に抗してカツター6の先端部を下方に相当の力
をもつて押圧して突壁10と突起部14bとの係
合を脱す必要があり、その操作は著るしく面倒で
ある。
〔目的〕
本考案は前記従来例の問題点に鑑み、カツター
の回転板への装着を容易にし、しかもカツターの
摩耗或いは折損に際しては、その都度交換をする
ことなく、簡単な操作でカツターを所定の長さ繰
出すことのできる刈払機の回転刃を提供すること
にある。
〔問題点を解決するための技術手段〕
本考案は、出力回転軸に固着され、背面に井状
のカツター案内溝と該案内溝の一つを一辺とする
正三角形状にして上記他の三つの案内溝と交差す
る傾斜状のカツター案内溝を設けた回転板と、表
面にカツターの基部に形成した突起を遊嵌する複
数の位置設定された長円溝を備え、前記回転板の
背面に回動かつ固定可能に配されるカツター送り
板と、前記回転板に螺合され、前記カツター送り
板を回転板に押圧固定するクランプとから成るも
のである。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は回転刃の縦断面図であり、ギヤーハウ
ジング(図示せず)の出力回転軸16にナツト等
で固定される回転板17と、該回転板17の背面
に回動可能に配されるカツター送り板18と、該
カツター送り板18を回転板17に押圧固定する
クランプ19とから成る。
而して、上記回転板17はアルミダイカスト或
いは合成樹脂材より成り、第2図A,Bに示すよ
うに、背面の中央部には下部外周に螺子17bを
刻設した環状突壁17aが形成され、該環状突壁
17aの外方の回転板17の背面には井状のカツ
ター案内溝17c,17d,17e,17fが回
転板17の外周縁に開口するように形成されると
共に、カツター案内溝17cを一辺とする正三角
形状にしてカツター案内溝17d,17e,17
fと交差する傾斜状のカツター案内溝17g,1
7hが形成されている。
そして、上記カツター案内溝17g,17hの
一端はカツター案内溝17cの両端開口に連通
し、他端は各案内溝17g,17hの交点が回転
板17の外周縁に開口している。
また、回転板17の外周縁には、上記各カツタ
ー案内溝17c〜17hの開口部を除いて外周縁
損傷防護用のゴムブツシユ20が嵌着されてい
る。
上記カツター送り板18は合成樹脂材より成
り、第3図A,Bに示すように、中央部には上記
回転板17の環状突壁17aの外周に回動可能に
遊挿される円孔18aが設けられ、表面にはカツ
ター基部の突起を遊嵌する複数の位置設定された
長円溝18b,18c,18d,18e,18
f,18gが形成されている。
また、カツター送り板18の背面には複数の取
手18hが設けられている。
上記クランプ19は合成樹脂材より成り、第4
図に示すように、中央円孔19aの周壁に上記回
転板17の環状突壁17aの螺子17bに螺合す
る螺子19bが刻設されると共に、クランプ19
の外周にはローレツト19cが形成されている。
第5図A,Bはカツターを示し、該カツター2
1の基部には上記カツター送り板18の長円溝1
8b〜18gに選択的に遊嵌される突起21aが
形成されている。
次に、所要枚数のカツター21をカツター送り
板18に装着し、回転板17のカツター案内溝1
7c〜17hに挿入して回転板17の外周縁より
導出固定する手段について説明する。
(a) 2枚の場合 第6図に示すように、カツター送り板18の長
円溝18g及び18cに各カツター21の突起2
1aを遊嵌する。
該カツター送り板18を、取手18hを把持し
てその円孔18aを介して回転板17の環状突壁
17aの外周に挿入する。
回転板17のカツター案内溝17c及び17e
に各カツター21が嵌入するようにカツター送り
板18を回動位置めする。
回転板17の環状突壁17aにクランプ19を
螺合してカツター送り板18及びカツター21を
回転板17に押圧固定する(第1図参照)。
(b) 3枚の場合 第7図に示すように、カツター送り板18の長
円溝18b,18d及び18fに各カツター21
の突起21aを遊嵌し、各カツター21を回転板
17のカツター案内溝17c,17g及び17h
に嵌入するようにカツター送り板18を回動して
クランプ19により固定する。
(c) 4枚の場合 第8図に示すように、カツター送り板18の長
円溝18b,18c,18e及び18gに各カツ
ター21の突起21aを遊嵌し、各カツター21
を回転板17のカツター案内溝17c,17d,
17e及び17fに嵌入するようにカツター送り
板18を回動してクランプ19により固定する。
以上のように、所要枚数のカツター21を回転
板17に装着して刈払作業を行うが、カツター2
1が摩耗或いは折損した際には、クランプ19を
緩め、第6図〜第8図においてカツター送り板1
8を反時計方向に回動すれば(回転板17の環状
突壁17aの周りに)、長円溝18b〜18gを
スライドする突起21aにより各カツター21は
押出され、かつ回転板17のカツター案内溝17
c〜17hに規制されて所定の長さが繰出され
る。
〔効果〕
本考案は次の効果を有する。
(a) 井状のカツター案内溝と該案内溝に交差する
傾斜状のカツター案内溝を設けた回転板と、カ
ツターの突起が遊嵌する複数の位置設定された
長円溝を設けたカツター送り板とを備えたこと
により、単一の回転板に所望枚数のカツターを
装着することができると共に、カツターの回転
板への取付けが簡単である。
(b) カツター送り板の回動により、カツターを回
転板より所望の長さ繰出すことができ、カツタ
ーの摩耗或いは折損に際して極めて便利であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の縦断面図、第2図は
回転体を示し、同図Aは背面図、同図BはAの
−線断面図、第3図はカツター送り板を示し、
同図Aは平面図、同図BはAの−線の一部断
面側面図、第4図はクランプの一部断面側面図、
第5図はカツターを示し、同図Aは平面図、同図
Bは側面図、第6図、第7図及び第8図はカツタ
ー送り板への2枚、3枚及び4枚のカツター装着
の説明図、第9図は刈払機の斜視図、第10図、
第11図は従来例の平面図及び斜視図である。 17……回転板、17c〜17h……カツター
案内溝、18……カツター送り板、18b〜18
f……長円溝、19……クランプ、21……カツ
ター、21a……突起。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 出力回転軸に固着され、背面に井状のカツター
    案内溝と該案内溝の一つを一辺とする正三角形状
    にして上記他の三つの案内溝と交差する傾斜状の
    カツター案内溝とを設けた回転板と、 表面にカツターの基部に形成した突起を遊嵌す
    る複数の位置設定された長円溝を備え、前記回転
    板の背面に回動かつ固定可能に配されるカツター
    送り板と、 前記回転板に螺合され、前記カツター送り板を
    回転板に押圧固定するクランプ、 とから成ることを特徴とする刈払機の回転刃。
JP7121186U 1986-05-14 1986-05-14 Expired JPH023727Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121186U JPH023727Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7121186U JPH023727Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62186614U JPS62186614U (ja) 1987-11-27
JPH023727Y2 true JPH023727Y2 (ja) 1990-01-29

Family

ID=30913561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7121186U Expired JPH023727Y2 (ja) 1986-05-14 1986-05-14

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JP (1) JPH023727Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101695386B1 (ko) * 2016-06-29 2017-01-11 전문배 예초기 컷팅날 유닛

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62186614U (ja) 1987-11-27

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