JPH0621298Y2 - 刈払機の安全カバー構造 - Google Patents

刈払機の安全カバー構造

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Publication number
JPH0621298Y2
JPH0621298Y2 JP4943689U JP4943689U JPH0621298Y2 JP H0621298 Y2 JPH0621298 Y2 JP H0621298Y2 JP 4943689 U JP4943689 U JP 4943689U JP 4943689 U JP4943689 U JP 4943689U JP H0621298 Y2 JPH0621298 Y2 JP H0621298Y2
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JP
Japan
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cutting blade
safety cover
along
openings
operating rod
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP4943689U
Other languages
English (en)
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JPH02142114U (ja
Inventor
洋明 波多野
Original Assignee
富士ロビン株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、刈刃により切断されたりあるいは放出される
草片などや小さい固形物が作業者にあたらないようにし
て刈刃の後方側に被着する刈払機の安全カバー構造に関
する。
[従来の技術] 従来は、操作桿の先端側に連結したギヤケースの下方に
は刈刃を回転駆動自在に軸架するとともに、前記操作桿
の先端側下方には、刈刃の後部上方および後方側外周を
それぞれ被覆できる平面扇状の上面および平面湾曲状の
起立後面を有した安全カバーを架設して構成する刈払機
において、一般的に、前記安全カバーの上面および起立
後面は刈刃に対し間隙をおいて盲板状となる形状になっ
ていた。
なお、実公昭53−15718号公報に見られるもの
は、回転翼刃の上方に被着する円錐状被覆蓋の中央に円
形の排出導孔を形成した構造になっているものである。
[考案が解決しようとする課題] したがって、一般的な従来形の安全カバーでは、刈刃に
より刈り取られた草片などが刈刃と安全カバーの間隙内
に詰まりやすくて、詰まると刈刃が回転不能になった
り、安全カバーを取り外して詰まったり付着したものを
除去しなければならず面倒となり、また、前記実公昭5
3−15718号公報に見られるものでも、回転翼片の
半径方向における各部位の周速度が異なって、しかも、
回転翼片の回転方向に向けて排出導孔が開口してないの
で、実際には、草片などが詰まりやすく、詰まった草片
などを除去する作業も行ないにくくて面倒になる、とい
った不具合を呈していた。
[課題を解決するための手段] 本考案は、そのような不具合を解決し、草片などが詰ま
らないように安全な方向に良好に排除できるようにした
ものであり、そのため、安全カバーの上面および起立後
面には、刈刃の回転方向にそって該刈刃より離れる外方
側に傾斜する案内面を有するとともに刈刃の回転方向に
そって横側方に向けた開口を有する複数の打抜形開口部
をそれぞれ一体的に形成して構成したものである。
[作用] したがって、刈刃と安全カバーの内面との間にはいりこ
む草片などは、刈刃の回転力で各打抜形開口部内から開
口を通して、詰まらないように排除できるとともに、作
業者側でない横側方へ向けて勢い良く排除できることに
なり、また、仮りに詰まっても、開口を通して棒などを
挿入することにより、安全カバーを取り外さないでも良
好容易に除去作業を行なうことができることになる。
[実施例] 次に、図面に示す実施例について説明する。
第1図は刈払機の前部の平面図を示し、駆動軸(1a)を内
装した長い操作桿(1)の先端側にはギヤケース(2)を連結
し、該ギヤケース(2)の下方には円板形刈刃(3)を回転駆
動自在に軸架し、前記操作桿(1)の後端側をエンジン側
に連結するとともに、操作桿(1)の途中部位にはハンド
ルを連結して従来形構造同様に構成したものである。
(4)は安全カバーで、刈刃(3)の後部上方および後方側外
周をそれぞれ被覆できる平面扇状の上面(4a)および平面
湾曲状の起立後面(4b)を有するよう従来形構造同様に形
成し、前記上面(4a)の中央部より上方に延出するブラケ
ット(7)の上部と挟着板(8)の間に前記操作桿(1)の先端
側を挟んで両ボルトナット(9)(9)により挟着して架設す
るが、前記上面(4a)には、前記刈刃(3)の回転方向にそ
って該刈刃(3)より離れる外方側上方に傾斜する案内面
(5a)を有するとともに刈刃(3)の回転方向にそって横側
方に向けた開口(5b)を先端側に有する2つの打抜形開口
部(5)(5)をそれぞれ左右側に一体的に形成し、また、前
記起立後面(4b)には、前記刈刃(3)の回転方向にそって
該刈刃(3)より離れる外方側後方に湾曲状に傾斜する案
内面(6a)を有するとともに刈刃(3)の回転後方にそって
横側方に向けた開口(6b)を先端側に有する3つの打抜形
開口部(6)を中央および両側方にそれぞれ一体的に形成
して構成する。
したがって、操作桿(1)の途中のハンドルを作業者が
持って、刈刃(3)を矢印(イ)で示すように回転させな
がら刈払い作業を行なう状態では、刈刃(3)により飛散
させる草片などや、放出する固形物が作業者側にあたら
ないように、安全カバー(4)によりガードできることに
なる。
その場合、刈刃(3)と安全カバー(4)の内面との間にはい
りこむ草片などは、刈刃(3)の回転力で各打抜形開口部
(5)(6)内から開口(5b)(6b)を通して、詰まらないように
排除できるとともに、第1図、第3図、第6図および第
7図にそれぞれ矢印で示すように、作業者側でない横側
方へ向けて勢い良く排除できることになり、また、仮り
に詰まっても、開口(5b)(6b)を通して棒などを挿入する
ことにより、安全カバー(4)を取り外さないでも良好容
易に除去作業を行なうことができることになる。
[考案の効果] このように本考案は、刈刃(3)と安全カバー(4)の内面と
の間にはいりこむ草片などは、刈刃(3)の回転力で各打
抜形開口部(5)(6)内から開口(5b)(6b)を通して、詰まら
ないように良好に排除できるとともに、作業者側でない
横側方へ向けて勢い良く安全に排除できることになり、
また、仮に詰まっても、開口(5b)(6b)を通して棒などを
挿入することにより、安全カバー(4)を取り外さないで
も良好容易に除去作業を行なうことができることにな
り、作業者側をガードできる安全カバー(4)の内方に草
片などが詰まってトラブルが発生するのを防止できるこ
とになって安全性を一段と向上させることができること
になり、簡単な構造にして好適に実施できる特長を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例である要部の平面図、第2図は
その側面図、第3図は第1図の一部を示し、第4図は第
2図の一部を示し、第5図は第3図のV−V線における
視図、第6図は一方打抜形開口部の側断面図、第7図は
他方の打抜形開口部の平断面図を示す。 (1)…操作桿、(2)…ギヤケース (3)…刈刃、(4a)…上面 (4b)…起立後面、(5a)(6a)…上方案内面 (5b)(6b)…開口、(5)(6)…打抜形開口部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】操作桿(1)の先端側に連結したギヤケース
    (2)の下方には刈刃(3)を回転駆動自在に軸架するととも
    に、前記操作桿(1)の先端側下方には、刈刃(3)の後部上
    方および後方側外周をそれぞれ被覆できる平面扇状の上
    面(4a)および平面湾曲状の起立後面(4b)を有した安全カ
    バー(4)を架設して構成する刈払機において、前記上面
    (4a)およひび起立後面(4b)には、前記刈刃(3)の回転方
    向にそって該刈刃(3)より離れる外方側に傾斜する案内
    面(5a)(6a)を有するとともに刈刃(3)の回転方向にそっ
    て横側方に向けた開口(5b)(6b)を有する複数の打抜形開
    口部(5)(6)をそれぞれ一体的に形成して構成したことを
    特徴とする安全カバー構造。
JP4943689U 1989-04-26 1989-04-26 刈払機の安全カバー構造 Expired - Lifetime JPH0621298Y2 (ja)

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JP4943689U JPH0621298Y2 (ja) 1989-04-26 1989-04-26 刈払機の安全カバー構造

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Publication Number Publication Date
JPH02142114U JPH02142114U (ja) 1990-11-30
JPH0621298Y2 true JPH0621298Y2 (ja) 1994-06-08

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ID=31567125

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