JPH023712B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH023712B2 JPH023712B2 JP14399380A JP14399380A JPH023712B2 JP H023712 B2 JPH023712 B2 JP H023712B2 JP 14399380 A JP14399380 A JP 14399380A JP 14399380 A JP14399380 A JP 14399380A JP H023712 B2 JPH023712 B2 JP H023712B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- gripping
- spring
- arrow
- rotated
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は印刷用版締装置に関するものである。
第１図は従来の版締装置の１例を示し、版１の
一端をくわえ板２に掛け、版３の一端をくわえ板
２と板ばね４の間に入れ、板ばね４を締め付ける
機構である。しかしこの従来装置には次のような
欠点があつた。即ち、版胴５に対し、版１，３の
円周方向の位置決め精度が悪かつた。これは版胴
５に対して加工、組立てされた多数の部品に対し
版を引掛けて版１，３の位置決めをするため、そ
れぞれの部品の加工、組立て誤差の累積があり、
従つてその位置精度が悪くなる欠点があつた。
一端をくわえ板２に掛け、版３の一端をくわえ板
２と板ばね４の間に入れ、板ばね４を締め付ける
機構である。しかしこの従来装置には次のような
欠点があつた。即ち、版胴５に対し、版１，３の
円周方向の位置決め精度が悪かつた。これは版胴
５に対して加工、組立てされた多数の部品に対し
版を引掛けて版１，３の位置決めをするため、そ
れぞれの部品の加工、組立て誤差の累積があり、
従つてその位置精度が悪くなる欠点があつた。
またくわえ板２側に掛ける版１と、板ばね４側
にかける版３が別の版になつた場合には、それぞ
れ単独に取付け、取外しするのは困難であつた。
これは板ばね４側に掛けられた版３が既に取付け
られており、後でくわえ板２側の版１を挿入する
ことは、ばねで押し付けられているので無理であ
る。逆に両方共締め付けられた状態から版１だけ
外そうとした時も同様である等の理由による。
にかける版３が別の版になつた場合には、それぞ
れ単独に取付け、取外しするのは困難であつた。
これは板ばね４側に掛けられた版３が既に取付け
られており、後でくわえ板２側の版１を挿入する
ことは、ばねで押し付けられているので無理であ
る。逆に両方共締め付けられた状態から版１だけ
外そうとした時も同様である等の理由による。
本発明は前記従来の欠点を解消するために提案
されたもので、版の曲げられた両端部をくわえ板
を取付けた複数のテンシヨンバーを介して版胴に
固定するに当り、同版の一端は前記くわえ板とカ
ムにより押圧されるばね間に挟着されるようにし
た版締装置において、前記テンシヨンバーは前記
くわえ板と版胴のくわえ部との間に版の他端を挿
脱できる隙間を形成するよう往復回動可能に構成
することにより、円周上に２枚の版を取付ける場
合でも何ら支障なく操作ができる版締装置を提供
せんとするものである。
されたもので、版の曲げられた両端部をくわえ板
を取付けた複数のテンシヨンバーを介して版胴に
固定するに当り、同版の一端は前記くわえ板とカ
ムにより押圧されるばね間に挟着されるようにし
た版締装置において、前記テンシヨンバーは前記
くわえ板と版胴のくわえ部との間に版の他端を挿
脱できる隙間を形成するよう往復回動可能に構成
することにより、円周上に２枚の版を取付ける場
合でも何ら支障なく操作ができる版締装置を提供
せんとするものである。
以下本発明の実施例を図面について説明する
と、第３図は版７，７ａを装着した版胴の断面
図、第４図は版締部の拡大図、第５図は版締のリ
ンク機構を示す側面図である。
と、第３図は版７，７ａを装着した版胴の断面
図、第４図は版締部の拡大図、第５図は版締のリ
ンク機構を示す側面図である。
図において６は版胴であり、版７（版７ａも同
様）の一端１１ａと他端１１を固定する一対のテ
ンシヨンバー９，９ａが、矢印ｂ，ｅ方向に往復
回動可能に装着されており、同テンシヨンバー
９，９ａには夫々くわえ板１６ａ，１６が固定さ
れている。テンシヨンバー９ａが矢印ｂ方向に回
動すると、第４図に示す如くくわえ板１６と版胴
６のくわえ部６ａとの間に、版７の曲げられた他
端１１が挿脱できる隙間ｃが形成され、この隙間
ｃに他端１１を挿入した後、テンシヨンバー９ａ
を矢印ｅ方向に回動させると隙間ｃが閉じられて
他端１１をくわえ板１６とくわえ部６ａ間に挟着
できるようになつている。
様）の一端１１ａと他端１１を固定する一対のテ
ンシヨンバー９，９ａが、矢印ｂ，ｅ方向に往復
回動可能に装着されており、同テンシヨンバー
９，９ａには夫々くわえ板１６ａ，１６が固定さ
れている。テンシヨンバー９ａが矢印ｂ方向に回
動すると、第４図に示す如くくわえ板１６と版胴
６のくわえ部６ａとの間に、版７の曲げられた他
端１１が挿脱できる隙間ｃが形成され、この隙間
ｃに他端１１を挿入した後、テンシヨンバー９ａ
を矢印ｅ方向に回動させると隙間ｃが閉じられて
他端１１をくわえ板１６とくわえ部６ａ間に挟着
できるようになつている。
一方版７の一端１１ａは、カム１４の回動によ
りくわえ板１６ａとばね１７との間に形成される
挿脱可能な空間１５に挿入されて固定されるもの
で、カム１４を第６図の状態から第３図の状態に
回動させると、前記一端１１ａがくわえ板１６ａ
とばね１７との間に挟着されて固定されるように
なつている。８はレバーで矢印ａ方向に回動させ
ると、スプリング１０ａに抗しリンク１０を介し
てテンシヨンバー９ａを矢印ｂ方向、矢印ａと反
対方向に回動させると、スプリング１０ａの付勢
力によりリンク１０が逆方向に作動し、テンシヨ
ンバー９ａを矢印ｅ方向に回動させることがで
き、またレバー８を矢印ａ方向に回動させると、
リンク１２及び歯車機構１３を介してカム１４を
第５図の矢印方向に回動させることができ、矢印
ａと反対方向に回動させると、前記と同様にカム
１４を第５図の矢印と反対の方向に回動させるこ
とができるようになつている。
りくわえ板１６ａとばね１７との間に形成される
挿脱可能な空間１５に挿入されて固定されるもの
で、カム１４を第６図の状態から第３図の状態に
回動させると、前記一端１１ａがくわえ板１６ａ
とばね１７との間に挟着されて固定されるように
なつている。８はレバーで矢印ａ方向に回動させ
ると、スプリング１０ａに抗しリンク１０を介し
てテンシヨンバー９ａを矢印ｂ方向、矢印ａと反
対方向に回動させると、スプリング１０ａの付勢
力によりリンク１０が逆方向に作動し、テンシヨ
ンバー９ａを矢印ｅ方向に回動させることがで
き、またレバー８を矢印ａ方向に回動させると、
リンク１２及び歯車機構１３を介してカム１４を
第５図の矢印方向に回動させることができ、矢印
ａと反対方向に回動させると、前記と同様にカム
１４を第５図の矢印と反対の方向に回動させるこ
とができるようになつている。
次に作用を説明する。第５図においてレバー８
を矢印ａ方向に回動させると、スプリング１０ａ
に抗してリンク１０を動かし、テンシヨンバー９
ａを矢印ｂ方向に回動させ、第４図の如く版胴６
のくわえ部６ａとくわえ板１６との間に隙間ｃが
形成される。この隙間ｃを版７の厚みより大きく
して、版７の曲げられた他端１１を挿入した後、
テンシヨンバー９ａを矢印ｅ方向にレバー８の操
作により回動させることにより他端１１を挟着で
きる。なお、挟着されている版７の他端１１を取
外す場合も同じ操作で行なう。
を矢印ａ方向に回動させると、スプリング１０ａ
に抗してリンク１０を動かし、テンシヨンバー９
ａを矢印ｂ方向に回動させ、第４図の如く版胴６
のくわえ部６ａとくわえ板１６との間に隙間ｃが
形成される。この隙間ｃを版７の厚みより大きく
して、版７の曲げられた他端１１を挿入した後、
テンシヨンバー９ａを矢印ｅ方向にレバー８の操
作により回動させることにより他端１１を挟着で
きる。なお、挟着されている版７の他端１１を取
外す場合も同じ操作で行なう。
一方版７の一端１１ａをくわえ板１６ａとばね
１７との間に挟着する場合には、前記の如くレバ
ー８を矢印ａ方向に回動させると、リンク１２及
び歯車機構１３を介してカム１４が第５図の状態
から第６図の状態に回動することにより、ばね１
７のばね力により一端１１ａが挿入できる空間１
５が形成される。そしてこの空間に版７の一端１
１ａを挿入した後、レバー８を矢印ａと逆方向に
回動させると、カム１４が第３図の状態に回動し
てばね１７を押圧し、一端１１ａをくわえ板１６
ａとばね１７間に挟着することができる。なお、
前記説明は版７の取付け、取外しについて述べた
が、版７ａについてもａを付した同じ符号による
同様な機構が、版７ａ側に設けられており、これ
によつて取付け、取外しを行なうことができる。
１７との間に挟着する場合には、前記の如くレバ
ー８を矢印ａ方向に回動させると、リンク１２及
び歯車機構１３を介してカム１４が第５図の状態
から第６図の状態に回動することにより、ばね１
７のばね力により一端１１ａが挿入できる空間１
５が形成される。そしてこの空間に版７の一端１
１ａを挿入した後、レバー８を矢印ａと逆方向に
回動させると、カム１４が第３図の状態に回動し
てばね１７を押圧し、一端１１ａをくわえ板１６
ａとばね１７間に挟着することができる。なお、
前記説明は版７の取付け、取外しについて述べた
が、版７ａについてもａを付した同じ符号による
同様な機構が、版７ａ側に設けられており、これ
によつて取付け、取外しを行なうことができる。
以上詳細に説明した如く本発明は構成されてい
るので、円周上に２枚の版を付ける場合でも、
各々別個に互に支障なく操作ができる。またくわ
え側を版胴の溝に直接取付けるようにしたので、
版の取付け円周方向位置精度を向上させることが
できる。更に締付機構によりくわえ板を移動させ
ることにより形成できる同くわえ板と、版胴のく
わえ部との間のすきまを、取付け、取外し状態で
開き、運転状態では押え付けるようにしたので、
版の取付け、取外しが容易となり、かつ運転中の
版ずれを防止することができる。
るので、円周上に２枚の版を付ける場合でも、
各々別個に互に支障なく操作ができる。またくわ
え側を版胴の溝に直接取付けるようにしたので、
版の取付け円周方向位置精度を向上させることが
できる。更に締付機構によりくわえ板を移動させ
ることにより形成できる同くわえ板と、版胴のく
わえ部との間のすきまを、取付け、取外し状態で
開き、運転状態では押え付けるようにしたので、
版の取付け、取外しが容易となり、かつ運転中の
版ずれを防止することができる。
第１図は従来の版締付装置のくわえ部の１例を
示す断面図、第２図は本発明の実施例を示す版締
装置の版をくわえた状態を示す断面図、第３図は
本発明の実施例を示す版締装置の側断面図、第４
図は第３図におけるくわえ側を示す詳細図、第５
図は同締付機械の取付状態を示す側面図、第６図
は第３図におけるくわえ尻側を示す詳細図であ
る。 図の主要部分の説明、６……版、６ａ……くわ
え部、７，７ａ……版、８……レバー、９，９ａ
……テンシヨンバー（締付機構）、１０……リン
ク系（締付機構）、１１……くわえ側、１１ａ…
…くわえ尻側、１４……カム、１７……ばね。
示す断面図、第２図は本発明の実施例を示す版締
装置の版をくわえた状態を示す断面図、第３図は
本発明の実施例を示す版締装置の側断面図、第４
図は第３図におけるくわえ側を示す詳細図、第５
図は同締付機械の取付状態を示す側面図、第６図
は第３図におけるくわえ尻側を示す詳細図であ
る。 図の主要部分の説明、６……版、６ａ……くわ
え部、７，７ａ……版、８……レバー、９，９ａ
……テンシヨンバー（締付機構）、１０……リン
ク系（締付機構）、１１……くわえ側、１１ａ…
…くわえ尻側、１４……カム、１７……ばね。
Claims (1)
- １ 版の曲げられた両端部をくわえ板を取付けた
複数のテンシヨンバーを介して版胴に固定するに
当り、同版の一端は前記くわえ板とカムにより押
圧されるばね間に挟着されるようにした版締装置
において、前記テンシヨンバーは前記くわえ板と
版胴のくわえ部との間に版の他端を挿脱できる隙
間を形成するよう往復回動可能に構成してなるこ
とを特徴とする版締装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14399380A JPS5766970A (en) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | Tightener for plate |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14399380A JPS5766970A (en) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | Tightener for plate |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5766970A JPS5766970A (en) | 1982-04-23 |
| JPH023712B2 true JPH023712B2 (ja) | 1990-01-24 |
Family
ID=15351807
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14399380A Granted JPS5766970A (en) | 1980-10-15 | 1980-10-15 | Tightener for plate |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5766970A (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS643436U (ja) * | 1987-06-26 | 1989-01-10 | ||
| DE10146345B4 (de) * | 2001-09-20 | 2006-07-06 | Man Roland Druckmaschinen Ag | Klemm- und Spannvorrichtung für eine Druckmaschine |
-
1980
- 1980-10-15 JP JP14399380A patent/JPS5766970A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5766970A (en) | 1982-04-23 |
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