JPH0236372A - サイリスタの選別法 - Google Patents
サイリスタの選別法Info
- Publication number
- JPH0236372A JPH0236372A JP18710288A JP18710288A JPH0236372A JP H0236372 A JPH0236372 A JP H0236372A JP 18710288 A JP18710288 A JP 18710288A JP 18710288 A JP18710288 A JP 18710288A JP H0236372 A JPH0236372 A JP H0236372A
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- Japan
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- anode
- cathode
- electrode
- thyristor
- junction
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- Pending
Links
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Landscapes
- Testing Of Individual Semiconductor Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はサイリスタの選別法に関し特にサイリスタの順
方向バイアス側耐圧部及び逆方向バイアス側耐圧部の不
具合検出のための選別法に関する。
方向バイアス側耐圧部及び逆方向バイアス側耐圧部の不
具合検出のための選別法に関する。
第1図にサイリスタの構造図を示す。この図において1
はP形エミッタ、2はN形ベース、3はP形ベース、4
はN形エミッタ、5はP形エミッタより伸びるP膨突き
抜は領域、6はアノード電極、7はカソード電極、8は
ゲート電極、9はゲートポンディング線、12はカソー
ドポンディング線である。尚P形ベース3とP形エミッ
タ突き抜は領域5間のN形ベース3内にチャンネルスト
ッパとしてN+層10が設けられている。又このサイリ
スタの各接合端はSiO□等の絶縁膜11により保護さ
れている。
はP形エミッタ、2はN形ベース、3はP形ベース、4
はN形エミッタ、5はP形エミッタより伸びるP膨突き
抜は領域、6はアノード電極、7はカソード電極、8は
ゲート電極、9はゲートポンディング線、12はカソー
ドポンディング線である。尚P形ベース3とP形エミッ
タ突き抜は領域5間のN形ベース3内にチャンネルスト
ッパとしてN+層10が設けられている。又このサイリ
スタの各接合端はSiO□等の絶縁膜11により保護さ
れている。
本構造のサイリスタの順方向バイアス側及び逆方向バイ
アス側耐圧の選別法としては通常法のよう・な方策にて
行われる。すなわちP形ベース3とギ形ベース2間及び
P形エミ、り1とN形ベース2間の空乏層の延びをあら
かじめ想定して所定電圧印加時の漏れ電流値に基準を設
けて選別するか、PN接合のブレークダウン電圧が所定
の規格を越えているかのどちらかあるいは相方を用いて
の選別法が取らhていた。
アス側耐圧の選別法としては通常法のよう・な方策にて
行われる。すなわちP形ベース3とギ形ベース2間及び
P形エミ、り1とN形ベース2間の空乏層の延びをあら
かじめ想定して所定電圧印加時の漏れ電流値に基準を設
けて選別するか、PN接合のブレークダウン電圧が所定
の規格を越えているかのどちらかあるいは相方を用いて
の選別法が取らhていた。
上述した従来の選別法においての選別結果ではほとんど
の素子の選別後の特性としては劣化は考えられなかった
。ところが樹脂封止型構造のものにおいてブロッキング
試験等の長期ライフテストにおいてアノードカソード間
の耐圧が劣化する不具合が発生した。この不具合事故を
調査した結果、以下の2点の原因があることが判明した
。
の素子の選別後の特性としては劣化は考えられなかった
。ところが樹脂封止型構造のものにおいてブロッキング
試験等の長期ライフテストにおいてアノードカソード間
の耐圧が劣化する不具合が発生した。この不具合事故を
調査した結果、以下の2点の原因があることが判明した
。
第1の原因として、第2図に示すように、ゲートポンデ
ィングワイヤ9あるいはカソードポンディングワイヤー
12のポンディング部の位置がずれN形ベース2上の絶
縁膜11迄ずれること。
ィングワイヤ9あるいはカソードポンディングワイヤー
12のポンディング部の位置がずれN形ベース2上の絶
縁膜11迄ずれること。
第2として第3図に示すように、N形ベース3上の絶縁
膜11上に絶縁膜選択除去時に起きたと見られるピンホ
ールがあったことである。従来の選別法ではこの様に劣
化傾向のある素子の選別除去が出来なかったものと考え
られる。
膜11上に絶縁膜選択除去時に起きたと見られるピンホ
ールがあったことである。従来の選別法ではこの様に劣
化傾向のある素子の選別除去が出来なかったものと考え
られる。
本発明はこの様な長期的に劣化傾向のある素子を初期的
に加速して選別することを目的としている。
に加速して選別することを目的としている。
本発明による選別法はN形ベース上の絶縁膜の不具合検
出のため7ノード、カソード間に形成される2種のダイ
オードにブレークダウン電圧以上の大電圧を複数回印加
する工程と、しかる後に少なくとも一方のダイオードに
所定の電圧を印加して漏れ電流値を測定する工程とを有
している。
出のため7ノード、カソード間に形成される2種のダイ
オードにブレークダウン電圧以上の大電圧を複数回印加
する工程と、しかる後に少なくとも一方のダイオードに
所定の電圧を印加して漏れ電流値を測定する工程とを有
している。
すなわち、突き抜は領域を有するP形エミッタを有し、
N形エミッタ層とP形ベース層とN形ベース層とP形エ
ミッタ層が基板の一主面に露出する形のサイリスタ構造
に7ノード電極とカソード電極及びゲート電極を設はア
ノード電極をリードフレームに被着させカソード電極及
びゲート電極をそれぞれポンディング線にて外部に引き
出す形のサイリスタ素子に対してポンディング線及びア
ノードカソード間の接合の不具合検出のためゲートアノ
ード間又はカソードアノード間に電圧を印加ししかる後
に接合の漏れ電流を測定し選別するものである。
N形エミッタ層とP形ベース層とN形ベース層とP形エ
ミッタ層が基板の一主面に露出する形のサイリスタ構造
に7ノード電極とカソード電極及びゲート電極を設はア
ノード電極をリードフレームに被着させカソード電極及
びゲート電極をそれぞれポンディング線にて外部に引き
出す形のサイリスタ素子に対してポンディング線及びア
ノードカソード間の接合の不具合検出のためゲートアノ
ード間又はカソードアノード間に電圧を印加ししかる後
に接合の漏れ電流を測定し選別するものである。
次に本発明について図面を参照して説明する。
第4図はアノード、カソード間に形成される接合の電圧
電流特性である。N形ベース2上の絶縁膜11の不具合
を検出するためには長期試験と同等の加速性をこの周辺
部に加えなければならない。
電流特性である。N形ベース2上の絶縁膜11の不具合
を検出するためには長期試験と同等の加速性をこの周辺
部に加えなければならない。
劣化する要因は樹脂中に含まれる可動イオンの不具合部
への集中するものと考えられる。可動イオンは電圧によ
り加速集中させることが出来るものと判断し過電圧印加
が適当であると判断した。すなわち所定以上の電圧を印
加することにより不具合部への電力集中をはかり不具合
部の劣化を加速することが出来るものである。劣化の判
断は順方向及び逆方向への数回の大電圧の印加後に漏れ
電流の値の変動を見ればよいこととなる。
への集中するものと考えられる。可動イオンは電圧によ
り加速集中させることが出来るものと判断し過電圧印加
が適当であると判断した。すなわち所定以上の電圧を印
加することにより不具合部への電力集中をはかり不具合
部の劣化を加速することが出来るものである。劣化の判
断は順方向及び逆方向への数回の大電圧の印加後に漏れ
電流の値の変動を見ればよいこととなる。
この選別を行なった素子をライフテストにかけた結果不
良が発生したロットよりの不具合の再発はなかった。又
選別時の不良品を開封した結果ライフテストで発生した
ものと同様な不具合が見つかりスクリーニング効果が確
認された。
良が発生したロットよりの不具合の再発はなかった。又
選別時の不良品を開封した結果ライフテストで発生した
ものと同様な不具合が見つかりスクリーニング効果が確
認された。
以上説明したように順方向及び逆方向に数回大電圧を印
加し、しかる後に接合の漏れ電流を測定することは不具
合検出に多大に効果があった。
加し、しかる後に接合の漏れ電流を測定することは不具
合検出に多大に効果があった。
第1図はサイリスタの一般的な組立断面図、第2図、第
3図はそれぞれサイリスタの故障原因を説明するための
断面図、第4図はアノード、カソード接合の電圧電流特
性を示すグラフである。 1・・・・・・P型エミッタ、2・・・・・・Nuベー
ス、3・・・・・・P型ベース、4・・・・・・N型エ
ミッタ、5・・・・・・P型エミッタ突き抜は領域、6
・・・・・・7ノード電極、7・・・・・・カソード電
極、8・・・・・・ゲート電極、9・・・・・・ゲート
ポンディング線、10・・・・・・N型層、11・・・
・・・絶縁膜、12・・・・・・カソードポンディング
線。 代理人 弁理士 内 原 晋
3図はそれぞれサイリスタの故障原因を説明するための
断面図、第4図はアノード、カソード接合の電圧電流特
性を示すグラフである。 1・・・・・・P型エミッタ、2・・・・・・Nuベー
ス、3・・・・・・P型ベース、4・・・・・・N型エ
ミッタ、5・・・・・・P型エミッタ突き抜は領域、6
・・・・・・7ノード電極、7・・・・・・カソード電
極、8・・・・・・ゲート電極、9・・・・・・ゲート
ポンディング線、10・・・・・・N型層、11・・・
・・・絶縁膜、12・・・・・・カソードポンディング
線。 代理人 弁理士 内 原 晋
Claims (1)
- アノード、カソード間に形成される2種のダイオード
に該ダイオードのそれぞれのブレークダウン電圧以上の
大電圧を複数回印加する工程と、しかる後に前記2種の
ダイオードの少なくとも一方に所定の電圧を印加して漏
れ電流値を測定する工程とを有することを特徴とするサ
イリスタの選別法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18710288A JPH0236372A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | サイリスタの選別法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18710288A JPH0236372A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | サイリスタの選別法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0236372A true JPH0236372A (ja) | 1990-02-06 |
Family
ID=16200142
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18710288A Pending JPH0236372A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | サイリスタの選別法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0236372A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510763A (ja) * | 1999-09-22 | 2003-03-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 有機エレクトロルミネセント装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036462U (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-17 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP18710288A patent/JPH0236372A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5036462U (ja) * | 1973-07-26 | 1975-04-17 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003510763A (ja) * | 1999-09-22 | 2003-03-18 | コーニンクレッカ フィリップス エレクトロニクス エヌ ヴィ | 有機エレクトロルミネセント装置 |
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