JPH0236214B2 - - Google Patents

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JPH0236214B2
JPH0236214B2 JP60040979A JP4097985A JPH0236214B2 JP H0236214 B2 JPH0236214 B2 JP H0236214B2 JP 60040979 A JP60040979 A JP 60040979A JP 4097985 A JP4097985 A JP 4097985A JP H0236214 B2 JPH0236214 B2 JP H0236214B2
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JP
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cationic resin
resin
whey
column
product
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Shaburon Misheru
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Nestle SA
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Publication of JPH0236214B2 publication Critical patent/JPH0236214B2/ja
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23CDAIRY PRODUCTS, e.g. MILK, BUTTER OR CHEESE; MILK OR CHEESE SUBSTITUTES; MAKING THEREOF
    • A23C9/00Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations
    • A23C9/14Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment
    • A23C9/146Milk preparations; Milk powder or milk powder preparations in which the chemical composition of the milk is modified by non-chemical treatment by ion-exchange

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Dairy Products (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
本発明は乳の副産物を処理して、これらの無機
カチオン含量を減少させる方法に関する。 ホエイは乳をチーズ、カゼイン又はカゼイン誘
導体に変換したときの副産物である。精製プラン
トで処理されねばならない排水容量を減少させる
ために、この副産物の利用は必要である。大部分
のホエイは乾燥粉末化して、動物飼料ミツクスに
使用される。すぐれた付加価値を得ることができ
る他の用途ではミネラル除去を必要とする。含ま
れる乳糖を加水分解して、アイスクリームの成分
としてグルコースおよびガラクトースへ変換する
こと、アルコール醗酵において基質として使用す
ること、および主として幼児に給する人工母乳お
よび特殊乳の成分に変換することをこれらの用途
は含む。特に、最後の適用は幼児乳の低浸透負荷
と匹敵しうるきびしいミネラル除去を必要とす
る。 理論的には、ミネラル除去は限外濾過又は逆浸
透により可能であるが、逆浸透は非常に特別なも
のであり、限外濾過は回収することが望ましい貴
重な糖である乳糖のかなりの損失を伴う。実際に
ホエイのミネラルを除去するために、2つの異る
方法、すなわち電気透析およびイオン交換が別別
に又は併用されている。 電気透析では、溶液のイオン化塩は電場の影響
下にカチオンおよびアニオンに対し選択的透過性
を有する膜を通して移動する。この方法は1価イ
オンの除去を促進し、かなりのコストで70%を超
えるミネラル除去に対し使用することができるに
過ぎない。これは例えばフランス特許第2391653
号明細書のように、きびしいミネラル除去を達成
することが望ましい場合、イオン交換前に例えば
40〜45%のミネラル除去に対し使用される理由で
ある。 イオン交換は固相(樹脂)と液相(ミネラル除
去すべき生成物)間に存在するイオン平衡を利用
する。この技術は親和力および排他力の現象に基
き、それに従つて液は樹脂の飽和相又は消費相に
望ましくないイオンを残す。望ましくないイオン
は選択されたイオン(例えばH+)により置換さ
れ、イオン交換基は再生相中予めこの選択された
イオンでチヤージされる。ホエイの場合、量的に
減少させることが望ましいカチオンはアルカリカ
チオン(Na+、K+、1価)およびアルカリ土類
カチオン(Ca++、Mg++、2価)であり、アニオ
ンは主としてCl-イオンである。アニオン除去は
再生が容易であるOH-サイクルの弱アニオン樹
脂により容易に行なうことができるので何ら問題
はないが、カチオン除去に対しては適用されな
い。通例、カチオン除去はH+サイクルの強カチ
オン樹脂を通して行なわれ、再生は大過剰の濃塩
酸を使用することによつてのみ可能である。得た
塩を精製プラントに放出する前に、一般に水酸化
ナトリウムにより中和する必要のあるこの薬剤で
何をなすべきかを知ることは困難である。これら
の危険で腐食性の化合物は一時的に貯蔵、管理す
る必要があり、これらの中和により大量の塩を含
む廃水を放出する。 フランス特許第2390106号明細書によれば、ホ
エイは下記の方法で脱ミネラル化する。即ち、
HCO形のアニオン交換体に通し、次に直立層に
配置されたNH形のカチオン交換体に通し、その
後樹脂は炭酸水素アンモニウム溶液により再生
し、続いて炭酸水素アンモニウムを蒸発させ、そ
れによりホエイはその熱分解を利用して二酸化炭
素およびアンモニアの形でチヤージされる。この
魅力的であるが比較的複雑な方法はカチオン交換
体の吸着能を維持するために2〜4回のミネラル
除去毎に塩酸および苛性ソーダにより樹脂層の補
足的再生を必要とする不利を有する。 本発明の目的は既知方法により乳の副産物のカ
チオン除去に伴う不利を最少にすることである。 本発明はイオン交換により乳の液体副産物のカ
チオンを除去する方法に関し、このタイプの副産
物は所望のPHおよびカチオン除去の程度に達する
までH+サイクルの弱いカチオン樹脂に、次にH+
サイクルの強いカチオン樹脂に通すこと、および
樹脂は酸の濃水溶液を強カチオン樹脂に、次に弱
カチオン樹脂に通して再生することを特徴とす
る。 本発明において、「乳の副産物」とは、 −乳をレンネツト(スイート)又は酸方法(酸
性)によりチーズ、カゼイン又はカゼイン誘導
体に凝固変換することにより生ずるホエイ、 −電気透析にかけた、例えば30〜70%までミネラ
ル除去した上記と同じタイプのホエイ(ミネラ
ル除去度の下記規定による)、 −中和した酸性ホエイ、 −ホエイのタン白除去から生ずる液体、例えば限
外濾過透過液、 −再構成形又は濃縮形の上記生成物、 を意味する。 大量に入手しうる好ましい出発物質はチーズ製
造で生産されるスイートホエイであり、およその
重量組成およびPHは次のとおりである: % 乳 糖 4.0〜5.0 タン白質(本質的にラクトアルブミン)
0.6〜0.8 ミネラル塩(特にNa+、K+、Ca++) 0.4〜0.6 脂肪(残留) 0.2〜0.4 乾 物 5.3〜6.6 PH 5.9〜6.5 タン白質に比例して、ミネラルカチオンは高稀
釈の状態で含まれるが、ホエイはそれらを非常に
豊富に含むことがわかる。好ましい出発物質は、
例えば温和な加熱条件で加熱して、18〜25重量
%、好ましくは19〜23重量%の乾物含量まで濃縮
した濃厚ホエイである。粗製又は濃縮であつて
も、ホエイは清澄化により懸濁粒子を除き、約
0.05重量%より少ない残留脂肪含量まで脱脂する
ことが有利である。これらの操作は濾過および高
速遠心分離により、バクトフユージング
(bactofuging)などにより既知方法で行なうこと
ができる。 イオン交換方法は、多段床(全く同じカラム)
にて行ない、生成物は弱および強カチオン樹脂の
混合物と接触させることができるが、再生の見地
から別の床(別のカラム)で行なうのが一層有利
である。 有利な別の層の態様では、飽和相で液は最初に
H+サイクルの弱カチオン樹脂に通し(すなわち
再生により導入されたH+イオンをチヤージ)。使
用樹脂は例えばカルボキシル官能基を含む架橋ア
クリル酸ポリマーのビーズから成るRohm and
Haas社の製品であるアンバーライト(商標)
IRC−84である。 接触は4〜40℃の範囲の温度で、好ましくは4
〜15℃の範囲の温度でカラム中の樹脂上を下方に
液体生成物をパーコレーシヨンして行なわれる。
弱カチオン樹脂は主として2価のアルカリ土類カ
チオン(Ca++、Mg++)を保留する。 カラムの底部から出る液は次にH+サイクルの
強力カチオン樹脂上を下方にパーコレートさせ
る。使用樹脂は例えばスルホン官能基を含む架橋
スチレン/ジビニルベンゼンコポリマーのビーズ
から成るRohm and Haas社の製品のアンバーラ
イト(商標)IR−120である。強力カチオン樹脂
は残留する2価のアルカリ土類カチオン(特に
Ca++)および主として1価のアルカリカチオン
(Na+、K+)によりチヤージされるようになる。 処理することができるホエイ量は、ミネラルカ
チオンの含有量、そのPH値、イオン交換後得るこ
とが望ましいカチオン除去ホエイのPH値および所
要のミネラル除去の最終程度に依存する。本明細
書において、「カチオン除去度」とは、ホエイか
ら除去したカチオン量(すなわち、出発ホエイの
カチオン量とミネラル除去ホエイの残留量間の
差)対乾物の同じ%に換算した出発ホエイ中のカ
チオン量の比(%で表わす)を意味する。 本発明方法の第1の態様は1.0〜2.5の最終PHを
有するように上記の如く濃縮した19〜23%の乾物
を含むホエイの処理を含む。 1.8〜2.1のPHおよび35〜55%のミネラルの全除
去度又は60〜80%のカチオン除去度を得ることが
できる好ましい一態様では、弱カチオンおよび強
力カチオン樹脂の見かけ容積はこれらの各々の交
換能によつて指示された比率、例えば1:3〜
1:1にある。特に有利な一態様では、弱カチオ
ン樹脂を充填したカラムは連続配列された強カチ
オン樹脂の2個のカラムに連結される。この方法
で、全イオン交換当量(交換結合−g/樹脂容
量、以下当量/1、即ち実際の吸着能)につき
0.8〜1Kgの乾燥抽出物を処理することができる。
これは樹脂の見かけ容積の約6倍に相当する上記
のように濃縮した19〜23%の乾物を含むホエイ容
量を表わす。しかし実際は強カチオン樹脂のみの
使用は樹脂容積の3.5倍位を処理することができ
るに過ぎない。本発明によれば、強カチオン樹脂
の能力はそれ自体で使用する場合の50〜60%に対
し理論能力の約90%まで使用される。 本発明方法の第二の態様では、19〜23%の乾物
を含む濃縮ホエイは30〜70%のミネラル除去度
(カチオンおよびアニオン)まで電気透析され、
中間生成物はカチオン交換により処理される。こ
の場合、本発明方法によればカチオン除去後生成
物のPHは2.0〜3.5の範囲およびカチオン除去度は
70〜95%の範囲である。こうして全イオン交換当
量につき1.1〜2.5Kgの乾燥抽出物を処理すること
ができる。これは使用樹脂容積の15倍の濃縮19〜
23%ホエイの容積を表わす。 以下の説明はそれ自体で強カチオン樹脂の使用
と比較した本発明方法の配置のカチオン除去能力
の著しい増加を示す: −カチオン除去の初めに、すべてのカチオンは弱
カチオン樹脂にそれら自体結合する。Rは樹脂
のマトリツクス(固定部分)を記号化したもの
であり、主なカチオンのみを簡単のために例示
する: (1) RH+Na+,Ca++〓〓R−Na,=Ca+H+ 次にNa+イオンはCa++イオンで交換される: (2) R−Na+Ca++〓〓R=Ca+Na+ この樹脂はCa++およびMg++イオンの約50%を
固定し、大部分のNa+およびK+イオンは可溶性
複合物(クエン酸塩)の形の約50%のアルカリ土
類カチオンと共に尚液体中に存在する。クロマト
グラフイ効果によりフイルターとして作用し、選
択的にいくらかのアルカリ土類カチオンを保留す
る。 −強カチオン樹脂はアルカリカチオンを固定し、
約1.2にPHを下げる効果を有する: (3) R−H+Na+,K+〓〓R−Na,−K+H+ これらの強酸性条件で、アルカリ土類カチオン
の複合物は解離する: (4) (クエン酸−Ca,−Mg)+H+ →Ca++クエン酸 アルカリおよびアルカリ土類カチオンは相互に
拮抗する: (5) R−H+Ca++〓〓R=Ca+H+ 飽和相の終りに樹脂が消耗すると、樹脂への親
和力が低いためにNa+イオンの脱着を伴う: (6) R−Na+K+〓〓R−K+Na+ この望ましくないイオン漏出現象はPHの増加帰
因する。 強力カチオン樹脂の最後のカラムの出口でPHの
連続的測定により飽和度を監視することができ
る。 この方法を効果的に行う為に、樹脂は再生され
なければならない。この操作は樹脂により固定さ
れたイオンを除去し、かつ処理液中に導入するこ
とが望ましいイオン(この場合H+)によりその
固定化イオンを置換するためである。再生位置は
飽和相中一般に有効に利用されるが、強カチオン
樹脂のH+イオン交換による再生は比較的効果が
ない。強カチオン樹脂の能力は当然その再生度に
依存する。有効な再生は一般に当量/で表わす
樹脂の実際の容積の1.5〜6倍の過剰の酸を必要
とするのはこの理由による。これらの割合は再生
剤のタイプおよびイオン漏出の許容レベルによ
る。 再生相は酸、例えば8〜10重量%の濃度を有す
る塩酸水溶液を最初に強カチオン樹脂に、次に弱
カチオン樹脂上を、好ましくは下方に循環させる
ことにより行なわれる。その理由は、向流再生
は、再生をこのように行うのが難しい樹脂床を固
定化するのに機械的要素を使う必要があるからで
ある。同じ実際の能力に対しそれ自体で強カチオ
ン樹脂によりカチオンを除去する場合に比較し
て、この樹脂は30〜40%少ない酸で再生できるこ
とがわかつた。 本発明方法は通例方法の場合には予想できない
酸量で強カチオン樹脂を経済的に再生することが
できる。3個のカラム、すなわち1個の弱カチオ
ン樹脂カラム()は2個の強カチオン樹脂カラ
ム(および)に連続連結する、を含む有利な
態様では、システムの再生に必要なすべての酸は
カラムの樹脂上を、すなわち所望の再生レベル
に対しその実際能力の約3.3倍が通過し、カラム
の樹脂はその実際能力の約2.5倍を利用し、そ
してカラムの樹脂はシステムの過剰の酸、すな
わち実際能力の約1.7倍を利用する。 再生相の好ましい一態様では、弱カチオン樹脂
のカラムを出る酸の部分は前の強カチオン樹脂の
カラムの再生上部に対し使用される。連続連結さ
れる2個の強カチオン樹脂カラムが使用される場
合、何らかのイオン、例えばK+およびCa++が弱
カチオン樹脂カラムの前のカラム(再生方向に)
に蓄積するのを避けるためにそれらを周期的に有
利に交換することができる。 本発明方法の最初の態様により得たPH1.8〜2.1
のカチオン除去ホエイは「乳タン白」、すなわち
一部乳糖を除いたミネラル除去ホエイの製造に使
用することが有利である。PH条件は乳糖の選択的
結晶化を助ける(タン白を随伴せずに)。カチオ
ン除去ホエイに含まれる乳糖の約1/3の結晶化後、
母液は、例えばアニオン交換又は電気透析により
アニオン除去(実質的にはCl-)される。乾物規
準で約30〜40重量%のタン白および約45〜55重量
%の乳糖を含む「乳タン白」が中和および乾燥後
得られる。 別法では、乳糖のいくらかを分離する必要はな
い。この場合、乾物規準で約9〜15重量%のタン
白および約75〜85重量%の乳糖を含むミネラル除
去ホエイ含有生成物はアニオン除去、中和および
乾燥後得られる。 本発明方法の第2の態様により得たPH2.0〜3.5
の予備電気透析処理ホエイはフランス特許第
2391653号明細書に従つて処理し、出発ホエイの
タン白および乳糖、すなわち約9〜15%のタン白
および約75〜85%の乳糖を含むミネラル除去ホエ
イ生成物を得ることができる。 本発明は次例により例示され、例中特記しない
限り部および%は重量による。例は順次図面によ
り例示される。例中: 第1図はカチオン除去サイクル(例1)および
再生サイクル(例7)の一態様を図示する。 第2図はカチオン除去サイクル(例2)および
再生サイクルの2変法(例6および例8)の好ま
しい態様を図示する。 例 1 カチオン除去 乾物含量19.9%まで濃縮し、PHは6.4であるス
イートホエイ(エメンタルの製造でレンネツトに
よる乳の凝固から生成)365Kgを13℃および3.6
/分の割合で、12(見かけ容積)の弱カチオ
ン樹脂(アンバーライト、商標、IRC−84、
Rohm&Haas会社製品)を充填したカラム,
1を通るパイプ10により下方に、次に34(見
かけ容積)の強カチオン樹脂(アンバーライト、
商標、IR−120、Rohm&Haas会社製品)を充填
したカラム,1を通るパイプ11により下方に
連続通過させる。 カチオン除去ホエイはパイプ12により排出す
る。 下表1はカラム,1の出口およびカラム,
1の出口における出発ホエイのPHおよび主なカチ
オン量(gおよび当量で表わす)、およびカチオ
ン除去度/カチオンおよび全カチオン除去度を示
す。
【表】 下表2はカラムに保留される主なカチオン量
(gおよび当量で表わす)および樹脂の実際の吸
着能(当量/で表わす)を示す。
【表】
【表】 強カチオン樹脂の実際の吸着能は弱カチオン樹
脂後のラインに置いた場合理論能力の約90%に相
当することがわかる。 比較例 1 同じホエイを強カチオン樹脂(アンバーライ
ト、商標、IR−120、Rohm&Haas会社製品)
を満たした唯1個のカラムを使用して通例のよ
うにカチオン除去する場合、60.8%の全カチオ
ン除去度を得るが、実際の交換能は1.1当量/
、すなわち樹脂の2.2当量HCl/の再生レ
ベルに対し理論能力の約58%に過ぎない。 2 同じホエイのミネラル除去に弱カチオン樹脂
(アンバーライト、商標、IRC−84、Rohm&
Haas会社製品)のカラムのみを使用すると、
樹脂の2.5当量HCl/の再生レベルに対し1.47
当量/の実際の交換能のため20.3%のカチオ
ン除去度となる。 例 2〜4 例 2 19.15%の乾物に濃縮し、PH6.4のスイートホエ
イ522Kgは13℃の温度および3.6/分の割合で次
の順序:24の弱カチオン樹脂(アンバーライ
ト、商標、IRC−84、Rohm&Haas会社製品)
を充填したカラム,2を通るパイプ20により
下方に、26の強カチオン樹脂(アンバーライ
ト、商標、IR−120、Rohm&Haas会社製品)を
充填したカラム,2を通るパイプ21により下
方に、次に26の強カチオン樹脂(アンバーライ
ト、商標、IR−120、Rohm&Haas会社製品)を
充填したカラム,2を通るパイプ22により下
方に、の順序で第2図に示す配置を使用してカチ
オンを除去する。カチオン除去ホエイはパイプ2
3により排出する。 例 3 乾物19.62%に濃縮し、PH6.22のスイートホエ
イ792Kgを12℃および3.3/分の割合で例2記載
の方法を採用しカチオンを除去する。 例 4 乾物19.85%に濃縮し、PH6.32のスイートホエ
イ559Kgを12℃の温度および3.6/分の割合で例
2記載の方法を採用してカチオンを除去する。下
表3および5では残留脂肪は乾物規準で100%に
対するバランスを形成する。 下表3は出発ホエイの組成、カチオン除去前後
の主要カチオン量およびカチオン除去後のPHを示
す。
【表】
【表】 下表4は乾物100gに対するmgで表わした出発
量を規準として%でカチオン除去度を示す。
【表】 ミネラル除去ホエイ生成物に変換 例4のカチオン除去生成物110をOH-サイク
ルのアミノ基を含むジビニルベンゼン/スチレン
コポリマーをベースとする弱アニオン樹脂(アン
バーライト、商標、IRA−93、Rohm&Haas会
社製品)28を満たしたカラムを通して2.15/
分の割合で下方に通す。こうして表5に示すPHお
よび組成を有する液を得る。 表5 乾物を基準とするホエイの組成(%) タン白 14.58 乳 糖 81.3 灰 分 0.62 構成分 Na+(mg/100g) 30 K+(mg/100g) 12 Ca++(mg/100g) 36 Mg++(mg/100g) 2 Cl-(mg/100g) 1.3 P(mg/100g) 163 (異るイオン形で、主として1価のホスフエ
ートイオン形で) クエン酸 0.72 (異るイオン形で) PH 4.6 ホエイ乾燥生成物は中和および乾燥後上記液か
ら得る。 例 5 乾物含量23%に濃縮し、その組成およびPHは表
6に示すホエイ44.5を連続的に通す: A 30℃の温度で、300Vの電圧で88/分の割
合で全ミネラル除去度68.5%まで5セルを含む
電気透析ユニツトを通して、 B 1の弱カチオン樹脂(アンバーライト、商
標、IRC−84)を満たした1個のカラムおよび
1の強カチオン樹脂(アンバーライト、商
標、IRC−120)をそれぞれ満たした2個のカ
ラムを連続して含むカチオン除去配置を通し
て、および C 1.5の弱カチオン樹脂(アンバーライト、
商標、IRA−93)を満たしたアニオン除去カラ
ムを通して。
【表】
【表】 液の組成は上表6に示す。表中残留脂肪は乾物
基準で100%に対しバランスを形成する。中和お
よび乾燥後、ミネラル除去ホエイ生成物を得る。 例 6 カラム(1200、アンバーライト、商標、
IRC−84、Rohm&Haas会社製品)、(1300
、アンバーライト、商標、IR−120、Rohm&
Haas会社製品)および(1300、アンバーラ
イト、商標、IR−120、Rohm&Haas会社製品)
を使用し例3の方法により152分にわたり、10800
/時間の割合で行なうホエイのカチオン除去は
1.68当量/()、1.8当量/()および1.8
当量/()に相当するカラムの装入となる。 残留ホエイを強制的に通し水ですすぎ、水は
→→の方向に強制的に通し、これらの操作は
全体で約25分続ける。水を循環させ、次に約7分
間平行して空気を上方にそれらを通して樹脂をゆ
るめる。その後20000/時間の割合で→→
の方向に約25分間上方に水を循環させることに
より洗滌する。 次に→,の方向に10000および5000/
時間の連続割合で水を上方に循環させる。これは
樹脂ビーズを大きさにより類別することができ、
最小ビーズはカラムの上部に行く。次に液は約10
分で所望レベルに調整する。カラムは再生の準備
が整う。 再 生 カラムの上記システムでは、有効な再生に対
し、HClは1.7当量/の実際吸着能に対し平均
的実際吸着能、すなわちカラムの場合には樹脂
の約2.9当量HCl/に相当する量で使用しなけ
ればならないことを経験が示した。 2850の10%塩酸溶液(298Kgの純塩酸に相当)
は35分間パイプ24,25および26により→
→の方向(カチオン除去と反対)にカラムを
下方に再循環させる。1000の5%HCl溶液
(52.3Kg)を含むすべての流出物は操作の終りに
パイプ27により除去する。 再生後カラムは→→の方向に5000/時
間の割合で30分間下方に水を循環させて洗滌し、
次に→→の方向に水を導入することにより
所望レベルまで回復させる。これらは別のカチオ
ン除去に対し準備が整う。 例 7 例1記載の配置は→の方向に下方にパイプ
13,14および15により純HCl3.5Kgの当量
を供給するHCl水溶液を使用し例6と同じ方法で
再生する。 比較例 3 比較例1により同量のホエイのカチオン除去
は4.8Kgの純HClの当量を必要とする。 例 8 980の5%HCl溶液をパイプ29(前の再生
後パイプ28によりカラムの出口で回収した溶
液)により緩衝タンク2から12分でカラム→
を通し下方に循環し、その後2500の新しい10%
HCl溶液を30分で→→の方向に下方に循環
する。3.4Kgの純HClの当量を30分でパイプ27
により除去する。カラムは261Kgの純HClの当量
を使用して再生する。 比較例 4 比較のため、比較例1により同量のホエイの
カチオン除去は強カチオン樹脂のカラムの再生
に対し360Kgの純HClの当量を必要とする。
【図面の簡単な説明】
第1図はカチオン除去サイクルおよび再生サイ
クルの一態様を示す。第2図はカチオン除去サイ
クルおよび再生サイクルの好ましい一態様を示
す。図中2は緩衝タンク、他の数字はパイプ(導
管)を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 乳の液体副産物のカチオンをイオン交換によ
    り除去する方法において、このタイプの副産物を
    H+サイクルの弱カチオン樹脂に通し、次にH+
    イクルの強カチオン樹脂に通して、所望のPHおよ
    び脱カチオン度に達成させ、そして酸の濃水溶液
    を強カチオン樹脂、次に弱カチオン樹脂に通して
    樹脂を再生することを特徴とする、上記方法。 2 副産物はレンネツトによるカゼインの凝固後
    得たホエイである、特許請求の範囲第1項記載の
    方法。 3 ホエイを18〜25重量%の乾物含量まで濃縮す
    る、特許請求の範囲第2項記載の方法。 4 副産物はホエイであり、予め濃縮し、電気透
    析により一部ミネラル除去したものである、特許
    請求の範囲第3項記載の方法。 5 副産物をH+サイクルの弱カチオン樹脂を充
    填した第一カラムに流下させ、ついでH+サイク
    ルの強カチオン樹脂を充填した第2および第3カ
    ラムに連続して流下させる、特許請求の範囲第1
    項記載の方法。 6 弱カチオン樹脂の見かけ容積対強カチオン樹
    脂の見かけ容積の比は1:3〜1:1である、特
    許請求の範囲第5項記載の方法。 7 生成物のPHは1.0〜2.5、好ましくは1.8〜2.1
    である、特許請求の範囲第5項記載の方法。 8 生成物のPHは2.0〜3.5である、特許請求の範
    囲第4項又は第5項記載の方法。 9 生成物の全脱ミネラル度は35〜55%で、60〜
    95%の脱カチオン度に相当する、特許請求の範囲
    第5項記載の方法。 10 濃塩酸水溶液を強カチオン樹脂充填第3カ
    ラムに、強カチオン樹脂充填第2カラムに、次に
    弱カチオン樹脂充填第1カラムに連続して流下さ
    せて、カラムを再生する、特許請求の範囲第5項
    記載の方法。 11 第1カラムの底部より出る酸は第2カラム
    の上部に再循環する、特許請求の範囲第10項記
    載の方法。
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