JPH023538Y2 - - Google Patents

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JPH023538Y2
JPH023538Y2 JP6842981U JP6842981U JPH023538Y2 JP H023538 Y2 JPH023538 Y2 JP H023538Y2 JP 6842981 U JP6842981 U JP 6842981U JP 6842981 U JP6842981 U JP 6842981U JP H023538 Y2 JPH023538 Y2 JP H023538Y2
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pivot
lever
lens unit
projection lens
support
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JP6842981U
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  • Overhead Projectors And Projection Screens (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はオーバヘツドプロジエクタに於て投影
レンズユニツトを支持枠体に対し支持する支持構
造に係る。
オーバヘツドプロジエクタの一つとして反射式
のものが知られている。これは添付の第1図に示
す如き構成を有するものであり、即ちフレネルレ
ンズと反射鏡の重合体1に対しその上方に配置さ
れた光源ランプ2より光線を照射し、該重合体に
て反射集光され且該重合体上に載置された原画3
を通過した光線を投影レンズユニツト4にて屈折
し、偏光鏡5にてほぼ90度偏向せしめ、スクリー
ン6上に原画3の拡大画像を投影するものであ
る。かかる反射式のオーバヘツドプロジエクタに
於ては、重合体1へ向けて光線を発射する光源ラ
ンプ2と該光源ランプより発射され重合体1にて
反射集光されてくる光線を屈折処理する投影レン
ズユニツト4とが互に並んで配置されるので、投
射光の光軸7と反射光の光軸8とは必然的に一致
することができず、両光軸はその間に零でないあ
る角度をなし、従つて反射光の光軸8は重合体1
の反射面に立てた垂線9に対し両光軸間のなす角
度の半分の角度αだけ傾射している。
投影レンズユニツト4は投影画像の焦点合せを
行なうために光軸8に沿つてlの範囲にて移動可
能に支持されていなければならないが、この場合
投影レンズユニツト4は投影画像に歪みが生ずる
ことを回避する観点から常に原画載置面をなす重
合体1に平行な姿勢に保たれているのが好まし
い。
本考案は、反射式オーバヘツドプロジエクタに
於ける投影レンズユニツトの支持に関する上述の
如き要請に対処し、反射式オーバヘツドプロジエ
クタに於て投影レンズユニツトを平行移動可能に
支持する支持構造を提供することを目的としてい
る。
かかる目的は、本考案によれば、反射型オーバ
ヘツドプロジエクタの投影レンズユニツトを原画
載置面に対し平行度を保つて反射光の光軸に沿つ
て移動可能に支持する支持構造にして、一端を第
一の枢軸により支持枠体に枢動可能に連結され他
端にて前記投影レンズユニツトを前記第一の枢軸
に平行な第二の枢軸により枢支する支持レバー
と、一端を前記第一の枢軸の配設位置とは異る位
置にて前記第一の枢軸に平行な第三の枢軸により
前記支持枠体に枢動可能に連結され他端部に前記
第三の枢軸に垂直な面内に延在するカム溝を備え
た姿勢補正レバーと、前記投影レンズユニツトに
前記第二の枢軸の配設位置とは異る位置にて前記
第二の枢軸に平行に装着され前記姿勢補正レバー
の前記カム溝に係合するピンと、前記姿勢補正レ
バーの中間部に設けられた突起を前記支持レバー
の中間部に摺接させる状態を維持するよう前記姿
勢補正レバーを前記支持レバーの側へ向けて付勢
するばねと、前記支持レバーを前記第一の枢軸の
周りの任意の回動位置に保持する保持手段とを有
し前記カム溝の形状は前記支持レバーが前記第一
の枢軸の周りに枢動された時に前記投影レンズユ
ニツトが前記支持体枠に対し平行移動するよう強
制されていることを特徴とする支持構造によつて
達成される。
以下に第2図を参照して本考案を実施例につい
て詳細に説明する。
第2図は第1図に示す反射式オーバヘツドプロ
ジエクタに於ける投影レンズユニツト4の部分を
取出してその支持構造を示す概略図である。第2
図に於て第1図に示す部分に対応する部分は第1
図に於けると同じ符号により示されている。第2
図に於て仮想線10にて示されている構造体は投
影ヘツドのハウジングであり、該ハウジング内に
て第1図に於ける光源ランプ2(第2図に於ては
光源ランプは図を明瞭にするため省略され、投影
ヘツドハウジングの一部に構成された光照射窓1
1のみが示されている)が納められており、また
該ハウジングにて投影レンズユニツト4及び偏向
鏡5が調整可能に支持されている。投影レンズユ
ニツト4を投影ヘツドのハウジング10に対し支
持する装置は、一端を第一の枢動ピン(第一の枢
軸)12によりハウジング10に枢動可能に連結
された支持レバー14と、一端を第一の枢動ピン
12と平行な第三の枢動ピン(第三の枢軸)15
により支持レバー14とは異つた位置にてハウジ
ング10に枢動可能に連結された姿勢補正レバー
17とを有している。第三の枢動ピン15は支持
レバー14との干渉を避けるためにハウジング1
0には直接設けられずにハウジング10に取付け
られたブラケツト10aに取付けられており、支
持レバー14はブラケツト10aとハウジング1
0との間に設けられた間〓に自由に進入し得るよ
うになつている。これにより支持レバー14は第
三の枢動ピン15の配設位置を横切つて第2図で
見て上下方向に回動変位し得るようになつてい
る。
支持レバー14は他端にて第一の枢動ピン12
と平行な第二の枢動ピン(第二の枢軸)13によ
り投影レンズユニツト4を枢支している。補正姿
勢レバー17は他端部に第三の枢動ピン15の中
心軸線に対し垂直な面内に延在する長孔状のカム
溝16を有している。投影レンズユニツト4には
第二の枢動ピン13の配設位置とは異つた位置に
て該第二の枢動ピンと平行に延在するカムフオロ
アピン18が設けられており、カムフオロアピン
18はカム溝16に摺動可能に係合している。カ
ムフオロアピン18は支持レバー14との干渉を
避けるために投影レンズユニツト4には直接設け
られずに投影レンズユニツトに取付けられたブラ
ケツト4aに取付けられ、支持レバー14はブラ
ケツト4aと投影レンズユニツト4との間に設け
られた間〓に自由に進入し得るようになつてい
る。これにより支持レバー14はカムフオロアピ
ン18の配設位置を横切つて第2図で見て上下方
向に移動し得るようになつている。
姿勢補正レバー17はその中間部に突起片17
a(第2図にて紙面に垂直な方向に紙面の裏面へ
向けて延在している)を有している。支持レバー
14とハウジング10との間に引張りコイルばね
19が取付けられている。引張りコイルばね19
は突起片17aが支持レバー14の中間部14a
の底面に当接した状態に維持するよう姿勢補正レ
バー17を支持レバー14の側へ向けて、即ち図
にて反時計廻り方向へ付勢している。
ハウジング10にはピン23によつて調整ダイ
ヤル22が回転可能に取付けられている。調整ダ
イヤル22には螺旋状のカム溝21が設けられて
おり、このカム溝21には支持レバー14に設け
られたカムフオロアピン20が摺動可能に係合し
ている。
上述の姿勢補正レバー17に於けるカム溝16
の形状は、支持レバー14が第一の枢動ピンの1
2の中心軸線の周りに枢動されることにより投影
レンズユニツト4が光軸8にほぼ沿つた緩やかな
円弧に沿つて移動する時、投影レンズユニツト4
が図にて仮想線4′,4″にて示されている如く、
常にハウジング10に対し或る所定の角度を保つ
て平行移動するように調整されている。かかる条
件が満足するカム溝16の形状は紙面上に於ける
適当な機構上の作図作業等により容易に得られる
ものである。
カム溝16が上述の如き条件を満足するように
定められていると、図にて示されている如き位置
に投影レンズユニツト4が存在する時から出発し
て調整ダイヤル22をピン23の中心軸線周りに
図にて反時計廻り方向へ回動されると、螺旋状の
カム溝21の形状からしてカムフオロアピン20
が次第に中心軸23へ近付く方向に移動すること
から、支持レバー14は第一の枢動ピン12の周
りに図にて反時計廻り方向へ回動保持され、そし
てその任意の回動位置に保持される。
この支持レバー14の反時計廻り方向への回動
に伴いその中間部14aの底面に常に突起片17
aをもつて係合している姿勢補正レバー17も引
張りコイルばね19のばね力によつて支持レバー
14の回動に追随して第三の枢動ピン15の周り
に図にて反時計廻り方向へ回動するようになる。
この姿勢補正レバー17の回動によりカムフオロ
アピン18がカム溝16に沿つて相対変位し、こ
れにより投影レンズユニツト4の首振り姿勢が補
正され、投影レンズユニツト4は順次図にて仮想
線4′,4″にて示されている如き位置へ平行移動
するようになる。
かくして、本考案によれば、簡単なリンク機構
により反射式オーバヘツドプロジエクタの投影レ
ンズユニツトを、垂直線からある実質的な角度を
もつて傾斜した光軸にほぼ沿つて且該光軸に対し
常に所定の角度、即ち90゜+α(又は90−α)の角
度を保つて、移動させる投影レンズユニツトのた
めの支持構造が得られることが理解されよう。
【図面の簡単な説明】
第1図は反射式オーバヘツドプロジエクタの概
略構成と該オーバヘツドプロジエクタに於ける投
影レンズユニツトの移動態様を示す概略図、第2
図は第1図に示す如き投影レンズユニツトに対す
る本考案による支持構造の一つの実施例を示す概
略図である。 1……重合体、2……光源ランプ、3……原
稿、4……投影レンズユニツト、5……偏向鏡、
6……スクリーン、7……投射光軸、8……反射
光軸、9……重合体に対する垂直線、10……投
影ヘツドのハウジング、11……照射窓、12,
13……枢動ピン、14……支持レバー、14a
……第一のレバーの中間部、15……枢動ピン、
16……カム溝、17……姿勢補正レバー、17
a……第二のレバーの中間突起、18……カムフ
オロアピン、19……ばね、20……カムフオロ
アピン、21……カム溝、22……調整ダイヤ
ル、23……中心軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反射型オーバヘツドプロジエクタの投影レンズ
    ユニツトを原画載置面に対し平行度を保つて反射
    光の光軸に沿つて移動可能に支持する支持構造に
    して、一端を第一の枢軸により支持枠体に枢動可
    能に連結され他端にて前記投影レンズユニツトを
    前記第一の枢軸に平行な第二の枢軸により枢支す
    る支持レバーと、一端を前記第一の枢軸の配設位
    置とは異る位置にて前記第一の枢軸に平行な第三
    の枢軸により前記支持枠体に枢動可能に連結され
    他端部に前記第三の枢軸に垂直な面内に延在する
    カム溝を備えた姿勢補正レバーと、前記投影レン
    ズユニツトに前記第二の枢軸の配設位置とは異る
    位置にて前記第二の枢軸に平行に装着され前記姿
    勢補正レバーの前記カム溝に係合するピンと、前
    記姿勢補正レバーの中間部に設けられた突起を前
    記支持レバーの中間部に摺接させる状態を維持す
    るよう前記姿勢補正レバーを前記支持レバーの側
    へ向けて付勢するばねと、前記支持レバーを前記
    第一の枢軸の周りの任意の回動位置に保持する保
    持手段とを有し、前記カム溝の形状は前記支持レ
    バーが前記第一の枢軸の周りに枢動された時に前
    記投影レンズユニツトが前記支持枠体に対し平行
    移動するよう調整されていることを特徴とする支
    持構造。
JP6842981U 1981-05-12 1981-05-12 Expired JPH023538Y2 (ja)

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JP6842981U JPH023538Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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JP6842981U JPH023538Y2 (ja) 1981-05-12 1981-05-12

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JPS57180333U JPS57180333U (ja) 1982-11-16
JPH023538Y2 true JPH023538Y2 (ja) 1990-01-26

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JPS62217782A (ja) * 1986-03-19 1987-09-25 Kawasaki Heavy Ind Ltd 画像投影装置

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JPS57180333U (ja) 1982-11-16

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