JPH023498Y2 - - Google Patents

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JPH023498Y2
JPH023498Y2 JP1984080457U JP8045784U JPH023498Y2 JP H023498 Y2 JPH023498 Y2 JP H023498Y2 JP 1984080457 U JP1984080457 U JP 1984080457U JP 8045784 U JP8045784 U JP 8045784U JP H023498 Y2 JPH023498 Y2 JP H023498Y2
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JP
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door
switch
safety
door panel
seat
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JP1984080457U
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JPS60193378U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の技術分野) 本考案はエレベータドア装置の薄形化に関する
ものである。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
一般に、電動で開閉されるドアには、閉扉時に
誤つて乗客や荷物がドアにはさまつても安定なよ
うに、乗客が閉扉中のドアに接触すると、そのド
アが直ちに開く方向に反転するような安全装置が
設けられている。
従来この種の装置として各種のものが考えられ
ているが、例えば第5図に示す如く、ドア開閉中
は乗客もしくは荷物がドアに当つたことを感知す
るセフテイシユー6がドアパネル1の裏面の上下
部に設けた取付座7,8におのおの平行リンク
9,10を介して回転可能に支持されており、前
記ドアパネル1の先端より開閉方向に沿つて常時
30〜40mm突出している。前記下の取付座8には平
行リンク10の回転支点11と同軸にスイツチ座
13が回転自在に重ねるようにドアパネル裏面に
支持されている。一方ドア全閉時には敷居5に固
設された対抗カム21によりスイツチ座13に回
転自在に設けられたローラ20を押すことによつ
てスイツチ座13を回動させ、同時にストツパ2
3を介して平行リンク10をも同方向に回動さ
せ、前記セフテイシユー6を強制的にドアパネル
1の裏面に後退させるものである。
しかしながら、上述したような構成のドア安全
装置は、第6図に示すごとく、平行リンク10と
スイツチ座13の回動支点11は同軸上に重ねて
係合配置されるため、この部分の厚さがドア安全
装置全体の厚さとして計算され、あたかも全体が
厚いものと同じスペースを必要とする結果、昇降
路の水平断面積である昇降路寸法の有効利用とい
う要求に対する敷居5の狭幅化も含めてかごドア
装置全体の薄形化による省スペース化の妨げとな
つていた。
〔考案の目的〕
本考案は、上述した問題点を解消するためにな
されたもので、ドア安全装置の昇降路側への突出
を少なくしかごドア開閉装置及び敷居の薄形化を
はかるとともに、動作の安定したエレベータドア
安全装置を提供するにある。
〔考案の概要〕 本考案は従来同軸にあつた下側平行リンクの回
動支点とスイツチ座回動支点を分離し、かつ近接
して配置することによつてエレベータドア安全装
置の昇降路側への突出寸法を少なくし、かご敷居
を狭幅化するように構成したものである。
〔考案の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第1〜4図について
説明する。第1図及び第2図において、ドアパネ
ル1はハンガローラ2によつて、水平に懸架され
ガイドレール3上を水平移動する。一方下端に設
けたガイドシユー4によつてかご床面の敷居5に
案内されて水平方向に図示しない駆動装置により
開閉される。このドアパネル1の戸当り側には乗
客または荷物等がはさまれたとき、これを検出し
てドアを開くセフテイシユー6がドアの略全高長
に亘つて取付けられる。そしてこのセフテイシユ
ー6は前記ドアパネル1の裏面の上下部に設けた
取付座7,8におのおの平行リンク9,10を介
して回動自在に支持されており、前記ドアパネル
1の巾方向端部において平行移動できるように構
成されている。前記下側取付座8には平行リンク
10の回動支点11に近接した位置に回動支点1
2をもつスイツチ座13が回動自在にドアパネル
1裏面に支持されており、このスイツチ座13と
取付座8の間には、引張りバネ14が取付けら
れ、スイツチ座13を常に戸袋方向に引張り前記
平行リンク9,10が前記セフテイシユー6の自
重により回動される方向と同方向の回動力を与え
ている。このスイツチ座13の前記引張りバネ1
4による回転方向範囲は、前記取付座8に設けた
ストツパ15により規制して正常位置を保持して
いる。
一方、前記平行リンク10には、支軸側に延出
部16を設け、この延出部16に対向する前記ス
イツチ座13に調整可能に取付けたスイツチ17
の作動ローラ18を押圧するようにしている。こ
れにより、前記スイツチ17は作動してエレベー
タドア電気回路を閉じる。
第3図の如く、前記セフテイシユー6は自重に
よつて常にドアパネル1の巾方向端から突出する
方向に回動力が与えられ、この回動により前記延
出部16が、対向する前記スイツチ座13に設け
たローラ19に当接してスイツチ座13を前記引
張バネ14の作用方向と同方向に回動させる。こ
のスイツチ座13の回動は前記取付座8に設けた
ストツパ15にスイツチ座13が当接するまで続
き、当接した時に前記セフテイシユー6は正常位
置に保持される。
また、第3図はドアパネル1が完全に開ドアし
た状態を示すもので、いま前記ドアパネル1が全
開状態に近づきつつある時を考えると、敷居5の
戸袋側には、前記スイツチ座13に回動自在に取
付けたローラ20が当接する位置に対抗カム21
を設けているため、ドアパネル1を開くと対抗カ
ム21の戸当側傾斜面に前記ローラ20が当接
し、さらにドアパネル1を開き続けると、ローラ
20は前記傾斜面に沿つて転動しつつ戸当側方向
に移動する。このローラ20の移動により前記ス
イツチ座13は回動支点12を中心に前記引張バ
ネ14に逆らう方向に回動する。このとき、スイ
ツチ座13は押ローラ19を介して前記延出部1
6と接触を保つているので、平行リンク10をも
回動支点11を同方向に回動させる。ここで前記
セフテイシユー6を後退させるのに必要な平行リ
ンク10の回動角が例えば5〜10゜になるように
各装置を構成し、平行リンク10の回動支点11
と前記スイツチ座13の回動支点12の間隔が50
mm程度となるように隣接して配置すれば、スイツ
チ座13と平行リンク10の回動前後において、
前記延出部16による前記作動ローラ18の押込
量の差はほとんどなく、結局スイツチ17を閉路
に保つたままセフテイシユー6を上向きに後退さ
せる。かくして完全に開ドアした時のセフテイシ
ユー6は必要最小の突出量を残してドア裏面に後
退し出入口巾を確保する。
以上の如く、ドア開閉中はセフテイシユー6が
突出し、全開した時はセフテイシユー6はドアパ
ネル1裏面に後退するようになつている。
いま、第4図において、ドアパネル1の走行路
上に乗客又は荷物等の障害物22が存在した場
合、障害物22がセフテイシユー6と接触し、こ
の接触力によりセフテイシユー6が鎖線に示す通
常位置から実線の如く後退すると同時に平行リン
ク10も回動される。この平行リンク10の回動
により前記延出部16は前記押ローラ19から離
れる。このとき、スイツチ座13は引張りバネ1
4のバネ力により前記平行リンク10の回動とは
反対方向の回動力を与えられているので、平行リ
ンク10の回動に追従することはない。従つてス
イツチ17の作動ローラ18は平行リンク10の
延出部16から離れてスイツチ17が作動し、ド
アの閉じ電気回路を断ち、反転回路を形成してド
アが反転動作する。
従つて、本実施例によれば平行リンク10とス
イツチ座13の回転支点を分離することによつて
ドアパネル厚み方向の寸法が構成部品が重ならな
いため小寸法となり、かつ両回転支点間距離を50
mm程度の隣接位置に配置したため、第4図のよう
に平行リンク10及びセフテイシユー6の昇降路
側への突出をおさえることができ、かごドア装置
の薄形化と昇降路の有効利用を図ることができ
る。さらにドイパネルの構造も簡単で組立も容易
である。
以上、本考案によれば平行リンクとスイツチ座
の回動支点を分離し、かつ両回転支点を近接して
配置したため、薄形で構造も簡単なドア全開時に
セフテイシユーをドアパネル裏面に後退する機能
を備えたエレベータドア安全装置が提供できる。
特にかごドア装置を薄形化して昇降路の大きさを
有効に利用できる等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の安全装置を備えた電動ドアの
裏面図、第2図は第1図の−断面図、第3図
及び第4図はドア安全装置の動作説明図、第5図
は従来の安全装置を備えた電動ドアの裏面図、第
6図は第5図の−断面図である。 1……ドアパネル、6……セフテイシユー、
7,8……取付座、9,10……平行リンク、1
3……スイツチ座、14……引張りバネ、17…
…スイツチ(検出スイツチ)、20……ローラ
(係合子)、21……対抗カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 乗降口のドアパネルの裏面に平行四辺形のリン
    ク機構を備えて進退するセフテイシユーと、これ
    に連動した検出スイツチと、前記セフテイシユー
    及び検出スイツチをドアパネル開時等に動作せし
    める固定側に設けた対抗カム状の固定子などから
    なる機構を備えたものにおいて、連動しかつ支点
    間距離を有して併設の前記セフテイシユーを備え
    た平行リンクのドアパネルに設けた回動支点と検
    出スイツチを備えたスイツチ座の回動支点とを備
    えて構成したことを特徴とするエレベータドア装
    置。
JP8045784U 1984-06-01 1984-06-01 エレベ−タドア装置 Granted JPS60193378U (ja)

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JP8045784U JPS60193378U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 エレベ−タドア装置

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JP8045784U JPS60193378U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 エレベ−タドア装置

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Publication Number Publication Date
JPS60193378U JPS60193378U (ja) 1985-12-23
JPH023498Y2 true JPH023498Y2 (ja) 1990-01-26

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JP8045784U Granted JPS60193378U (ja) 1984-06-01 1984-06-01 エレベ−タドア装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4669752B2 (ja) * 2005-07-06 2011-04-13 株式会社日立製作所 エレベータ装置
JP5438658B2 (ja) * 2010-11-02 2014-03-12 株式会社日立製作所 エレベータ装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5811817U (ja) * 1981-07-16 1983-01-25 住友電気工業株式会社 電気ケ−ブル

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