JPH0234957B2 - Konzurangohaitotai*sonoseizohohooyobisorekaranarukoshuyozai - Google Patents

Konzurangohaitotai*sonoseizohohooyobisorekaranarukoshuyozai

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JPH0234957B2
JPH0234957B2 JP56047554A JP4755481A JPH0234957B2 JP H0234957 B2 JPH0234957 B2 JP H0234957B2 JP 56047554 A JP56047554 A JP 56047554A JP 4755481 A JP4755481 A JP 4755481A JP H0234957 B2 JPH0234957 B2 JP H0234957B2
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Denichi Mizuno
Koji Hayashi
Shigeru Abe
Muneaki Takase
Toshiharu Narita
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はガガイモ科植物コンズランゴ
(Marsdeniacundurango Reichenbach fil)より
得られ、下記式() で示される新規コンズランゴ配糖体E02、その製
造方法及びその化合物を有効成分とする抗腫瘍剤
に関する。 コンズランゴは南米西北部の山間地に自生する
ガガイモ科のややつる性の低木で、その樹皮は一
般に流エキスの形で消化不良、食欲不振時の芳香
性苦味健胃剤として用いられている(第9改正日
本薬局方解説書)。 また米国薬局方注解(United State
Dispensatary)第25版、1644頁(1955年)には
「民間では癌や梅毒の治療に用いられているが効
果については実証されていない」との記載があ
る。 コンズランゴ樹皮の成分としてはコンズランゴ
ゲニン(condurangogenin)―A、コンズランゴ
ゲニン(condurangogenin)―C、その他多数の
プレグナン型化合物、それ等のエステル及び配糖
体が含まれ、その抽出、単離、構造等に関する報
告が近年、例えば下記の様な文献にみられるが、
その詳細については依然不明な点が多い。 R.Tschesche等著:Tetrahedron21,1777頁
(1965年);21,1797頁(1965年);23,1461頁
(1967年);24,4359頁(1968年) M.Pailer等著:Monatshefte fiir Chemie
106,37頁(1975年) 三橋 博 等著:Chem.Pharm.Bull16,2522
頁(1986年) 又、その制癌活性についての信頼性ある報告は
見られない。 本発明者等は研究の結果、コンズランゴより式
()で表わされ、制癌活性を有する新規コンズ
ランゴ配糖体を見出し、本発明を完成した。 以下に本発明を詳細に説明する。 本発明の化合物を抽出する原料であるコンズラ
ンゴはその樹皮を用いるのが好ましい。この樹皮
は市販のものを用いうるが採取後充分乾燥し、細
切したものを用いるのが好ましい。 なお、溶媒抽出工程において、溶媒の選択や使
用順位は絶対的なものでなく、適宜変更できる
が、抽出効率、経済性から好ましい製造法は以下
の通りである。 (第1操作) 細切したコンズランゴ例えばその樹皮を有機溶
媒及びこれ等の混合物で抽出して得られた抽出液
を減圧下濃縮乾固する。有機溶媒としてはメタノ
ール・エタノール・イソプロパノール等の低級ア
ルコールが用いられるが、メタノールが好まし
い。 なお、抽出を行う前に前処理として、ペンタ
ン、ヘキサン、ヘプタン、リグロイン、石油エー
テル等の脂肪族炭化水素で脱脂してもよい。この
場合、コンズランゴ樹皮に対して4〜7倍量
(V/W)のヘキサンを用いて行うのが好ましい。 抽出操作の一具体例を示すと、まず室温下数時
間〜数十時間静置にて抽出する。次いで過して
液を得る。残渣を同様な抽出過操作に繰返し
付し、得られた全ての液を合わせ、減圧下濃縮
乾固して抽出物を得る。 冷浸抽出で行うのが一般的であるが、抽出時間
を短縮する為、加温抽出を行つてもよい。加温抽
出は還流冷却器を付し、水浴上で4〜6時間、水
浴温度35〜55℃で行うのが好ましい。バーコレー
シヨン法によつてもよい。 溶媒使用量はコンズランゴ樹皮の2〜3倍量
(V/W)である。抽出残渣は最初の溶媒使用量
の0.7〜0.8倍量(V/V)ずつで3回以上繰返し
抽出するのが好ましい。 分離は紙過、遠心分離等で行つてもよい
が、市販の過助剤、例えばラジオライト(昭和
化学工業(株)社製)、セライト(和光純薬工業
(株)社製)、フアイブラセル(ジヨンス・マンビ
ル社製)等を使用して吸引過を行うと更に良い
結果が得られる。 減圧は通常の方法、例えばアスピレーター、真
空ポンプ等を用いて行う。 抽出容器は内面をグラスライニングしたもの、
ホーロー引きしたもの又はステンレス製のものを
用いる。 (第2操作) 第1操作で得られた抽出物にクロロホルム・ジ
クロロメタン等の四塩化炭素以外の塩素化炭化水
素を加え、激しく振盪して不溶部を除去して抽出
液を得る。除去した不溶部は同様な操作に繰返し
付し、得られた全ての抽出液を合わせる。使用溶
媒量は第1操作で得られた抽出物に対して2〜6
倍量(V/W)である。各残渣は最初の使用溶媒
量の0.2〜0.4倍量(V/V)ずつで4〜5回繰返
し操作するのが好ましい。 (第3操作) 第2操作で得られた抽出液をオーブンカラムに
付す操作である。カラム充填剤としはシリカゲ
ル、セルロース、フロリジル等を用いる。溶出条
件は適宜決められているが、以下の操作が好まし
い。 抽出液の0.2〜0.4倍量(W/V)のシリカゲル
を乾式法で充填したカラムに抽出液を注ぎ、まず
第2操作で用いたのと同一の溶媒で緑褐色バンド
を溶出除去させる。ついで、第1操作と第2操作
で用いたのと同一の溶媒の混液で溶出して得られ
る溶出液を減圧下濃縮乾固後粉砕して褐色粉末状
の抽出物を得る。 溶出はクロロホルムで緑褐色バンドを除いた後
に抽出液の1.5〜2.5倍量(V/V)のメタノー
ル・クロロホルム混液(容量比=10:90〜30:
70)を用いて行うのが好ましい。 又、オーブンカラム法に代え、以下の溶媒抽出
操作を行つてもよい。即ち、第2操作で得られた
抽出物を完全に溶解する最小量のクロロホルム・
ジクロロメタン等の四塩化炭素以外の塩素化炭化
水素に溶解し、その生成溶液に2〜4倍量(V/
V)のペンタン、n―ヘキサン、ヘプタン等の脂
肪族炭化水素又は抽出物に直接1〜3倍量(V/
W)の四塩化炭素又はトルエン、ベンゼン等の芳
香族炭化水素を加えて充分撹拌し、数時間〜数十
時間静置後に不溶部を分取する。 この不溶部を更に同様な操作に繰り返し付す。
最初の溶媒使用量の0.4〜0.6倍量(V/V)ずつ
で2〜3回繰り返し抽出するのが好ましい。かく
して得られた不溶部を減圧下で充分乾燥後に粉砕
して褐色粉末状の抽出物を得る。 この場合の不溶部の分取はデカンテーシヨン
法、吸引過、遠心分離で行うとよい。 なお、本発明の製造方法全体のコストを下げ、
或は操作を容易にするために、コンズランゴをま
ずアセトン・メチルエチルケトン等の脂肪族ケト
ン、酢酸メチル・酢酸エチル・酢酸ブチル等の低
級脂肪族エステル、ジエチルエーテル・テトラヒ
ドロフラン・ジオキサン等のエーテルで抽出し、
その抽出液を上記第3操作に付してもよい。この
場合の抽出は上記第1操作と同様になし得る。 (第4操作) 第3操作で得られた抽出物を高速液体クロマト
グラフ法(以後HPLCとする)に付し、本発明の
化合物を分画、単離する。まず第3操作で得られ
た抽出物を完全に溶解する最少量のクロロホルム
で溶解し、これにn―ヘキサンを液が白濁しない
程度まで加え、得られた試料溶液を順相系の
HPLCを用いn―ヘキサン・クロロホルム・メタ
ノール混液(容量比=6:1:1)を溶離液とし
て溶出する。検出後で溶出ピークを確認しなが
ら、あらかじめ予備試験で得られたチヤート(添
付図面の第1図)のFr―1画分に該当するピー
クを指導として選択した画分を分取し、濃縮乾固
して抽出物を得る。 次いで得られた抽出物を逆相系のHPCLに付
す。検出器で溶出ピークを確認しながら、あらか
じめ予備試験で得られたチヤート(添付図面の第
2図)のFr―2画分に該当するピークを指標と
して選択した画分を分取後濃縮乾固し、白色粉末
状の本発明のコンズランゴ配糖体を得る。なお所
望に応じて再度逆相系HPLCで精製してもよい。 かくして得られる本発明の化合物のコンズラン
ゴ配糖体の物理、化学的性質は下記の通りであ
る。 (1) 性 状:白色非結晶性固体 (2) 分子量:1163(フイールド デソプーシヨン
マススペクトルによる) (3) 元素分析値:C;59.24、H;7.52 (4) 融 点:160〜167℃ (5) 比旋光度:〔α〕20 D−25.4゜(メタノール中C=
0.35) (6) IRKBr naxom-1:3450(ブロード)、1745、1705、
1700(シヨルダー)、1630、1250、1160、
1070(ブロード)、865(第4図参照) (7) UVCH3OH naxnm(log ε):217(4.03)、223(3.9
9)、
280(4.25)(第5図参照) (8) 呈色反応 ケラー・キリアニ(Keller―Kiliani)反
応 陽性(緑褐色) リーベルマン・バーチヤード
(Liebermann―Burchard)反応
陽性(青緑色) (9) 酸性、中性、塩基性の区別:中性 (10) 溶解性 可溶:水、メタノール、エタノール、イソプロ
パノール、クロロホルム、ジクロロメタン 不溶:ペンタン、n―ヘキサン、ヘプタン、四
塩化炭素、トルエン、ベンゼン (11) 1H―NMRスペクトル(CDCl3)(ppm) δ:1.21(3H、d、J=6Hz)、1.24(3H、s、
18Me)、1.27(3H、d、J=6Hz)、1.31
(3H、s、19Me)、1.34(3H、d、J=
6Hz)、1.91(3H、s、Ac)、2.17(3H、s、
21Me)、3.37、3.44、3.59(各々3H、s)、
5.01(1H、d、J=10Hz)、5.41(1H、m)、
5.84(1H、t、J=10Hz)、6.47(1H、d、
J=16Hz)、7.77(1H、d、J=16Hz13 C―NMRスペクトル(ピリジン―d3)(ppm) ゲニン部:79.2(3位の炭素)、85.5(14位の炭
素、118.0(6位の炭素)、139.5(5位の炭
素) アセチル基:169.9(カルボニル炭素) シンナモイル基:118.7、128.7(2本の重複)、
129.6(2本の重複)、130.9、134.6、146.4、
169.9(カルボニル炭素) 糖部:96.4、101.7(2本の重複)、106.5(各糖の
1位の炭素) 本発明の化合物の抗腫瘍作用は下記のスクリー
ニング試験により確認した。 抗腫瘍性の測定にはエーリツヒ・カルシノーマ
(Ehrlich carcinoma)癌種を用い、皮下結節型
腫瘍とした。 本発明の化合物投与群では一群7匹、対照群で
は一群10匹のマウスを用いた。 試験法 実験動物は6週令のddY系雄マウス(体重28〜
30g)を用いた。 癌種をマウスの腹腔内に移植し、充分増殖した
7日目にこの細胞を採取し、2.0×106個を実験マ
ウスのそけい部皮下に移殖し固型腫瘍とした。移
殖後24時間目より本発明の化合物を生理食塩水に
溶解し、腹腔内に投与した。 投与量は一匹当り1回0.2mlに調整し、1日1
回10日間連続投与を行つた。対照群には生理食塩
水のみを投与した。 移植後30日目に腫瘍を摘出し、本発明の化合物
投与群の平均腫瘍重量(T)、及び対照群の平均
腫瘍重量(C)を測定し、T/C(%)を算出した。
その結果8mg/Kg×10日、16mg/Kg×10日、32
mg/Kg×10日の投与でそのT/C(%)は各々
45.2、41.5、40.8であつた。 次に、本発明の化合物の急性毒性は下記の通り
である。本発明の化合物を5週令のddY系雄マウ
ス(体重21〜25g)に腹腔内投与を行い、投与後
5日間にわたり一般症状、死亡例及び体重推移に
ついて観察し、LD50値を算出した結果、103mg/
Kgであつた。 経口投与の際、固形製剤として用いる場合は錠
剤、顆粒剤、散剤、カプセル剤等にすることがで
き、製剤上一般に使用される糖類、セルロース調
合物のような賦形剤、でんぷんペースト、メチル
セルロースのような結合剤、増量剤、崩壊剤等の
添加物を包含してもよい。また経口用液体製剤と
して用いる場合は、内用水剤、懸濁液剤、乳剤、
シロツプ剤等の形態であつても良く、また使用す
る前に再溶解させる乾燥生成物の形態であつても
よい。 本発明の化合物を成人に経口投与する場合1日
0.54〜8.10mg/Kgの範囲で用いることができる。
この際、用量は症状、年令、剤型等により適宜増
減される。 注射の場合は水溶液、懸濁剤、油性又は水溶性
乳剤の形態であつてもよいが、通常滅菌水又は生
理食塩液など水性液体媒体に溶解又は懸濁するこ
とにより調製される。必要に応じて一般に使用さ
れる溶解剤、安定化剤、保存剤、等張化剤など加
えても良い。 このようにして得られた注射液剤は静脈注射、
筋肉注射、皮下注射等適当な方法で投与される。
成人に非経口投与する場合は1日0.18〜2.70mg/
Kgの範囲で用いることができる。この際の用量
は、症状、年令、剤型、投与方式等により適宜増
減される。 以上述べたように、本発明のコンズランゴ配糖
体は従来知られていなかつた全く新しい化合物で
あり、又、その製造方法の発明によれば容易に入
取し得る原料生薬を用い低級アルコールによる抽
出、四塩化炭素以外の塩素化炭化水素による抽
出、オーブンカラム法若しくは四塩化炭素、芳香
族炭化水素、脂肪族炭化水素可溶部の除去、及び
高速液体クロマトグラフ法により順次抽出単離す
ることにより比較的簡単に且つ大量に製造するこ
とができる。更に、コンズランゴ配糖体は著しい
腫瘍増殖阻止効果を示し、医薬として優れた臨床
的効果を期待することができる。 以下、実施例により更に具体的に説明する。 実施例 細切したコンズランゴ樹皮10Kgにメタノール20
を加え、室温下一夜静置して冷浸抽出を行つ
た。静置後これを過し、残渣はメタノール15
ずつで同様に3回抽出過した。全液を合わ
せ、減圧下45℃で濃縮乾固して抽出物1.4Kgを得
た。 これを分液ロートに移し、クロロホルム3を
加えて激しく振盪した。静置後クロロホルム抽出
液を得、残渣はクロロホルム1ずつで同様に3
回抽出した。全抽出液を集め、カラムクロマト用
シリカゲル〔ワコーゲルC―200 和光純薬工業
(株)社製〕2Kgを乾式法で充填したカラム(内径×
長さ=17cm×65cm)に吸着した後クロロホルム10
次いでメタノール・クロロホルム混液(容量比
=20:80)14で順次溶出した。メタノール・ク
ロロホルム混液溶出部を減圧下45℃で濃縮乾固後
粉砕して褐色粉末状の抽出物323gを得た。 上記オーブンカラムにより分取した抽出物6g
をクロロホルム50mlに溶解し、これにn―ヘキサ
ンを液が白濁しない最大量を加え、生成溶液を大
量分取用のHPLC〔ウオーターズ社製システム
500、充填剤:プレバツク500―シリカ(ウオータ
ーズ社製)、カラム:内径×長さ=57mm×300mm、
溶離液:n―ヘキサン・クロロホルム・メタノー
ル混液(容量比=6:1:1)、流速:200ml/
分、検出:RI〕を用いて溶出した。検出器で溶
出ピークを確認しながら、添付図面第1図のFr
―1画分に該当するピークを指標として選択した
15分間の範囲の溶出液を分取後、減圧下45℃で濃
縮乾固して白色粉末状の抽出物1.1gを得た。 得られた抽出物を20mlの50%(V/V)アセト
ニトリル水溶液に溶解し、その1mlずつをセミ分
取用のHPLC〔充填剤:リコロソープ
(Lichrosorb)RP―18(メルク社製)、カラム:内
径×長さ=21mm×300mm、溶離液:50%(V/V)
アセトニトリル水溶液、流速、6ml/分、圧力:
60Kg/cm2、検出:RI〕を用いて溶出した。検出
器で溶出ピークを確認しながら、添布図面第2図
のFr―2画分に該当するピークを指標として選
択した4分間の範囲の溶出液を分取後集めて、減
圧下40℃で濃縮乾固して白色粉末状の抽出物105
mgを得た。 次いで得られた抽出物を0.5mgずつとり、0.5ml
の50%(V/V)アセトニトリル水溶液に溶解
し、分析用のHPLC〔充填剤:リコロソープ
(Lichrosorb)RP―18(メルク社製)、カラム:内
径×長さ=4mm×250mm、溶離液:50%(V/V)
アセトニトリル水溶液、流速:0.8ml/分、圧
力:150Kg/cm2、検出:UV280nm〕を用いて溶
出した。検出器で溶出ピークを確認しながら、添
布図面第3図の1ピークに該当する3分間の範囲
の溶出液を分取後集めて、減圧下40℃で濃縮乾固
して、白色粉末状の本発明のコンズランゴ配糖体
72mgを得た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第3操作で得られた抽出物を
大量分取用の高速液体クロマトグラフ法にかけた
場合に得られるチヤートを示す。第2図は第1図
に示されるFr―1画分をセミ分取用の高速液体
クロマトグラフ法にかけた場合に得られるチヤー
トを示す。第3図は第2図で示されるFr―2画
分を分析用の高速液体クロマトグラフ法にかけた
場合に得られるチヤートを示す。第4図は本発明
のコンズランゴ配糖体の赤外吸収スペクトル
(KBr)を示す。第5図は本発明のコンズランゴ
配糖体の紫外吸収スペクトル(メタノール中)を
示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記式() で示されるコンズランゴ配糖体。 2 下記式() で示されるコンズランゴ配糖体の製造方法におい
    て、コンズランゴの低級アルコール及び四塩化炭
    素以外の塩素化炭化水素に可溶性の部分を得、次
    いでオープンカラムに付して四塩化炭素以外の塩
    素化炭化水素で溶出後、低級アルコール及び四塩
    化炭素以外の塩素化炭化水素との混液で溶出する
    部分を高速液体クロマトグラフ法で単離すること
    からなる方法。 3 下記式() で示されるコンズランゴ配糖体からなる抗腫瘍
    剤。
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