JPH0234854Y2 - - Google Patents

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JPH0234854Y2
JPH0234854Y2 JP1927584U JP1927584U JPH0234854Y2 JP H0234854 Y2 JPH0234854 Y2 JP H0234854Y2 JP 1927584 U JP1927584 U JP 1927584U JP 1927584 U JP1927584 U JP 1927584U JP H0234854 Y2 JPH0234854 Y2 JP H0234854Y2
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JP
Japan
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housing
vehicle
casing
electronic device
mounting
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JP1927584U
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JPS614478U (ja
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  • Fittings On The Vehicle Exterior For Carrying Loads, And Devices For Holding Or Mounting Articles (AREA)
  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は車両に装着する車載用無線機等の車載
用電子機器に関し、特に車両の一部に固定された
取付金具を介して装着するようにした車載用電子
機器の筐体構造に関する。
〔考案の技術的背景〕
第1図および第2図はそれぞれ従来の車載用電
子機器1,10(以下単に電子機器と言う)の取
付構造を示す分解斜視図である。
第1図に示す電子機器1には、その筐体2の両
側面2a,2bに、その筐体2の長手方向に沿つ
て一対の案内溝3,4が形成されている。またこ
の電子機器1を車両に装着するには、断面を略コ
の字形状に形成した取付金具5を用い、この取付
金具5の両脚部5a,5b先端に形成された案内
レール6,7に前記筐体2の案内溝3を嵌挿して
スライドさせ、装着するようにしていた。なお、
上述した取付金具5は図示せぬ取付ネジ等の締結
手段によつて車両の一部に固定されることは言う
までもない。
また第2図に示す電子機器10では、その筐体
11の両側面11a,11b所定位置に各一対づ
つ雌ネジ部12,13が形成されている。この雌
ネジ部12,13は第2図の要部断面図で示す第
3図のようにそれぞれ筐体11の側面11a,1
1bを貫通して形成されている。なお第3図で符
号14,15,16はそれぞれ筐体2の内部に収
容された印刷配線板である。また、上述した電子
機器10を車両に塔載するには、第2図に示す断
面コの字形状の取付金具17を使用し、この取付
金具17の両脚部17a,17bに形成された孔
18,19を挿通する取付ネジ20を前記雌ネジ
部12,13に螺合し締結することによつて行な
われている。なお、上述した取付金具17も図示
せぬ取付ネジ等の締結手段によつて車両の一部に
固定されることは言うまでもない。
〔背景技術の問題点〕
ところで、上述した電子機器1,10の筐体構
造によるとそれぞれの筐体構造によつて、電子機
器1,10を車両に取り付ける方式が、第1図に
示すスライド方式と第2図に示すネジ止め方式と
に一義的に決定されてしまうので、取り付け方式
の選択の自由度がまつたくなく、取付金具の取り
付け方式が異なると、電子機器1,10を車両に
装着することがまつたく出来なくなる欠点があつ
た。また特に第2図に示す筐体構造によると、筐
体11の両側面11a,11bに貫通して雌ネジ
部12,13を形成するため、取付ネジ20の長
さが規定の値よりも長い場合に、その先端が筐体
11の内部に収容された電気部品と接触する虞れ
があり、このため電気部品の破壊あるいは絶縁不
良等を招来し、故障の要因ともなつていた。また
筐体11の取付作業を行なう際に粉じん、あるい
は取付ネジ20と雌ネジ12から生じる切り屑等
が雌ネジ部12,13から侵入し電子機器10の
故障の要因ともなつていた。
〔考案の目的〕
この考案は、上記欠点を除去し、車載用電子機
器の取り付け方式における選択の自由度を向上さ
せるとともに、筐体内に粉じん等が侵入しない車
載用電子機器の筐体構造を提供することを目的と
する。
〔考案の概要〕
この考案では、車載用電子機器の筐体の両側面
に、それぞれ案内溝を形成するとともに、この案
内溝を介して前記筐体両側面に所定深さの下穴を
有する雌ネジ部すなわち、両側壁を貫通しない雌
ネジ部を形成することにより上記目的を達成して
いる。
〔考案の実施例〕
以下、本考案に係る筐体構造の一実施例を詳述
する。
第4図は本考案の車載用電子機器20を示す斜
視図である。
この車載用電子機器20の筐体21には、該筐
体21の両側面21a,21bの略中央に所定の
幅tを有する案内溝22,23がそれぞれ筐体2
1の長手方向に形成されている。また、この案内
溝22,23内の前方側所定位置(電子機器20
の操作パネル24側)には、それぞれ各一対の雌
ネジ部25,26が前記溝部22,23を介して
形成されている。この雌ネジ部25,26は、第
4図の要部拡大斜視図で示す第5図のように、そ
のネジ径lが案内溝22の溝幅tに対しその2倍
以上の径l(l>2t)に形成されている。したが
つて、第5図のAA断面で示す第6図のように、
案内溝22の内周面22aにもネジ山が形成さ
れ、このため雌ネジ部25内に図示せぬ取付ネジ
を螺合させた際に内周面22aに形成されたネジ
山によつて、取付ネジの雄ネジ部を短く形成する
ことが出来、かつ筐体21の内部に突出形成され
た案内溝22を形成するためのボス部22bの高
さHを必要最小限度に低く形成することが出来
る。一方、雌ネジ部25には所定の深さLを有す
る下穴25aが前記ボス部22bに形成され、そ
の先端が閉塞されている。このため雌ネジ部25
に螺合する取付ネジの先端は筐体21の内部に突
出せず、その内部に収容された印刷配線板27,
28,29等の電気部品に接触することはない。
なお、第5図に示す案内溝22と雌ネジ部25と
がそれぞれ接触して形成される部分22cは、そ
れぞれ略円弧形状に形成されており、このため図
示せぬスライド方式の取付金具を案内溝22内に
案内させた際にこの取付金具と前記部分22cと
が接触し雌ネジ部25のネジ山を破損させること
はない。なお、案内溝23および雌ネジ部26は
上述した案内溝22および雌ネジ部25と同一構
造なので省略する。
上述した構造の筐体21によると、第7図に示
す組立分解斜視図のように、各種取付方式の取付
金具30,40,50内に車載用電子機器20の
筐体21を装着させることが出来る。
即ち、ネジ止め方式の取付金具30を使用した
ものにあつては、断面をコの字形状に形成した取
付金具30の両脚部30a,30b内に筐体21
を嵌挿させ、しかる後、両脚部30a,30bに
形成された孔30cを介して取付ネジ31を嵌挿
させ、さらにこの取付ネジ31を筐体20の雌ネ
ジ部25,26に螺合させ締付けると、筐体21
が取付金具30に装着されることとなる。
また、スライド方式の取付金具40を使用した
ものにあつては、断面を略コの字形状に形成した
取付金具40の両脚部40a,40b先端に形成
された案内レール部40a′,40b′を筐体21の
両側面21a,21bに形成された案内溝22,
23内に嵌挿させれば良い。また、案内レール部
51,52の先端にゴムブツシユ53,54を添
設したスライド方式の取付金具50を使用するも
のにあつては、断面を略コの字形状に形成した取
付金具50の両脚部50a,50b先端に形成さ
れた案内レール部51,52とゴムブツシユ5
3,54とをそれぞれ筐体21の案内溝22内に
押し込め嵌挿させると、前記ゴムブツシユ53,
54が自己の復元力によつて筐体21の雌ネジ部
25,26に嵌着し、筐体21は取付金具50内
の前記ゴムブツシユ53,54が雌ネジ部25に
嵌着した位置に位置決めされ、そこに支承される
こととなる。
また第8図の組立分解斜視図に示すように、電
子機器70を収容した筐体80の一部に形成した
収容凹部81内に、本考案の筐体21を収容する
場合にあつては、前記収容凹部81内に案内レー
ル82,83と、取付ネジ84が嵌挿する孔85
とをそれぞれ同一直線線上に形成するとともにこ
の案内レール82,83を筐体21の案内溝2
2,23に嵌挿させて、該筐体21を凹部81内
に収容し、しかる後取付ネジ84を孔85を介し
て雌ネジ部25,26に螺合させると、車載用電
子機器21が確実に筐体80の収容凹部81内に
収容固定されることとなる。
なお、第7図に示す取付金具30,40,50
は図示せぬ取付ネジ等の締結手段によつて、車両
の一部に固定されていることは言うまでもない。
また第8図に示す筐体80は車両の一部、あるい
は単体として車両に形成あるいは組み込まれてい
るものである。
〔考案の効果〕
本考案は車載用電子機器の筐体両側面に案内溝
と、この案内溝を介して両側壁を貫通しない雌ネ
ジ部とを形成したため、同一の筐体を使用して車
載用電子機器をスライド方式、ネジ止め方式ある
いはこれらの方式を混合させた方式の取付金具に
装着することが出来、取付方式の選択の自由度が
向上する。また側壁を貫通しない雌ネジ部を形成
したため取付ネジが筐体内部に突出せず、かつま
た粉じん等が雌ネジ部を介して侵入しないため、
筐体内部に収容された電気部品に損傷を与えるこ
とがない。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ車載用電子機器
の従来の筐体構造による取付構造を示す組立分解
斜視図、第3図は第2の要部破断面図、第4図は
本考案の筐体構造を示す車載用電子機器の斜視
図、第5図は第4図の要部破断斜視図、第6図は
第5図のAA断面図、第7図は本考案の筐体構造
による車載用電子機器の取付構造を示す組立分解
斜視図、第8図は本考案の筐体構造による車載用
電子機器の他の取付構造を示す組立分解斜視図で
ある。 20……車載用電子機器、21……筐体、21
a,21b……側面、22,23……案内溝、2
5,26……雌ネジ部、l……ネジ径、t……溝
幅。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 取付金具を介して車両の一部に装着するよう
    にした車載用電子機器の筐体構造において、前
    記筐体の両側面に案内溝を形成するとともに、
    この案内溝を介して前記筐体の両側壁を貫通し
    ない深さを有する雌ネジ部を形成したことを特
    徴とする車載用電子機器の筐体構造。 (2) 雌ネジ部のネジ径lを前記案内溝の溝幅tに
    対しl>2tに形成したことを特徴とする実用新
    案登録請求の範囲第(1)項記載の車載用電子機器
    の筐体構造。
JP1927584U 1984-02-14 1984-02-14 車載用電子機器の筐体構造 Granted JPS614478U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1927584U JPS614478U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 車載用電子機器の筐体構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1927584U JPS614478U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 車載用電子機器の筐体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS614478U JPS614478U (ja) 1986-01-11
JPH0234854Y2 true JPH0234854Y2 (ja) 1990-09-19

Family

ID=30508699

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1927584U Granted JPS614478U (ja) 1984-02-14 1984-02-14 車載用電子機器の筐体構造

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JPS614478U (ja) 1986-01-11

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