JPH0234729Y2 - - Google Patents

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JPH0234729Y2
JPH0234729Y2 JP11549187U JP11549187U JPH0234729Y2 JP H0234729 Y2 JPH0234729 Y2 JP H0234729Y2 JP 11549187 U JP11549187 U JP 11549187U JP 11549187 U JP11549187 U JP 11549187U JP H0234729 Y2 JPH0234729 Y2 JP H0234729Y2
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JP
Japan
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pantograph
main body
return spring
pivot points
connecting pin
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Expired
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JP11549187U
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JPS6420606U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は投光器等の物品吊り下げ装置として用
いるパンタグラフに関するものである。
[従来の技術] 従来のこの種のパンタグラフとしては、特公昭
55−5802号公報に開示されているものがある。こ
のパンタグラフは第2図に示すように、従来公知
のように構成した表裏2個のパンタグラフアーム
2,3における両側枢着点間をそれぞれ連結ピン
4,4……により連結して断面四角形状のパンタ
グラフ本体1を形成しており、この基端部に回動
支点機構5を装着するとともに先端部にストロ
ボ、ランプなどをはじめとする投光器6を装着し
ており、前記回動支点機構5を天井などに固着す
ることによつて投光器6を吊持し得るようにした
ものである。そして、前記パンタグラフ本体の内
部に、このパンタグラフ本体を縮小変形をさせる
うに張圧付勢する戻しばね7,7を装着したもの
であり、この戻しばね7,7の張圧力と前記投光
器6の重量とがバランスして、パンタグラフを伸
長した任意の位置にて停止させるようにしたもの
である。
このように吊り合い機能を達成させるための戻
しばね7,7はリール8,8に薄板帯状ばねをう
ずまき状に巻装し、その先端部に係止ピン9,9
を固着するとともに、前記リール8,8にピン1
0,10を挿通し、このピン10,10をパンタ
グラフ本体の基端部に、また前記係止ピン9,9
をパンタグラフ本体の先端部にそれぞれ窪みを形
成して係止し、この2個の戻しばね7,7がパン
タグラフ本体の伸長に際してその両側部における
枢着点部分に沿つて延出され、所定の吊り合い機
能を達成し得るようにしたものであり、この戻し
ばね7,7は投光器6の大きさ(重量)などによ
つて適宜交換し得るように着脱自在としたもので
ある。
前記従来のパンタグラフは、パンタグラフ本体
を断面四角形状の箱形に形成したものであるか
ら、パンタグラフ本体の剛性が高く安定した吊り
下げ機能を有するものであつた。
[考案が解決しようとする問題点] しかし、前記従来のパンタグラフは表裏2個の
パンタグラフアームで形成されているためパンタ
グラフ本体の重量が重く、持ち運びや取り付けに
不便であり部品点数が多いのでコスト高になる欠
点を有する。
本考案は上述した事情に鑑みてなされたもの
で、1個のパンタグラフの中央枢着点間を連結ピ
ンで連結して、表裏一対で断面四角形状のパンタ
グラフを構成し、剛性はそのままで部品点数と重
量軽減を図つた物品吊り下げ用パンタグラフを提
供するものである。
[問題点を解決するための手段] そのため、本考案の物品吊り下げ用パンタグラ
フは、一個のパンタグラフアームの中央枢着点間
を所定長の連結ピンで連結して一対とした断面四
角形状のパンタグラフ本体と、該本体の内部に位
置して前記パンタグラフ本体を縮小するように付
勢する戻しばねとにより構成し、該戻しばねをパ
ンタグラフ本体の先端部と基端部との間に取り外
し自在に張設したことを特徴とする。
[作用] 1個のパンタグラフで断面四角形状のパンタグ
ラフ本体を形成したのでパンタグラフ本体の重量
は半分となるが剛性は余り低下しない。また、重
量軽減によりその分戻しばね張力も小さくてよ
い。
[実施例] 以下、添付図に基づいて本考案の実施例を詳細
に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であ
る。パンタグラフ本体11は、1個のパンタグラ
フにおけるジグザグ状に連結したパンタグラフア
ーム12,13の中央枢着点14a,14aを連
結ピン14,14……で連結して一対として、断
面四角形状をなしており、その基端部の基端ロツ
ド21に回動支点機構15を装着しており、前記
回動支点機構15を天井などに固着することによ
り投光器6を吊持し得るようにしたもので、先端
部に連結した吊持ロツド22にはストロボ、ラン
プなどの投光器16を吊持し得るようにしたもの
である。前記パンタグラフ11の内部には各パン
タグラフアーム12,13を収縮変形させる方向
へ付勢する一対の戻しばね17,17が着脱自在
に装着されている。即ち、該戻しばね17,17
はリール18,18に薄板帯状ばねをうずまき状
に巻装し、その先端を前記吊持ロツド22に取付
ねじ23で取り付けると共に、基端側は前記リー
ル18,18の回転軸となるピン20,20を各
アーム12,13の基端に設けた支持部材19の
凹部に係合支持させてある。該戻しばね17,1
7は投光器16の重量に応じて適宜交換するもの
であるが、その着脱は先端部においては取り付け
ねじ23,23の取り外し及び取り付け、基端部
においては支持部材19の凹部からのリール1
8,18の取り外し及び取り付けにより行う。こ
の場合、本考案のパンタグラフでは第2図に示し
た従来のパンタグラフの如くアーム2,3間の両
側枢着点間を相互に連結する連結ピン4,4……
が存在しないので、戻しばね17,17の出し入
れを何の妨げもなく円滑に行うことができ、その
着脱作業が容易化される。
[考案の効果] 以上詳細に説明した本考案の物品吊り下げ用パ
ンタグラフによれば一個のパンタグラフアームの
中央枢着点間を所定長さの連結ピンで連結して断
面四角形状の箱形に形成したので部品点数が大幅
に減少し剛性を低下させずに軽量化できるので、
取り扱いが便利で、コスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すパンタグラフ
の斜視図、第2図は従来のパンタグラフの斜視図
である。 11……パンタグラフ本体、12,13……パ
ンタグラフアーム、14……連結ピン、14a…
…中央枢着点、15……回動支点機構、16……
投光器、17……戻しばね、18……リール、1
9……支持部材、20……ピン、21……基端ロ
ツド、22……吊持ロツド。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 一個のパンタグラフアームの中央枢着点間を
    所定長の連結ピンで連結して一対とした断面四
    角形状のパンタグラフ本体と、該本体の内部に
    位置して前記パンタグラフ本体を縮小するよう
    に付勢する戻しばねとにより構成し、該戻しば
    ねをパンタグラフ本体の先端部と基端部との間
    に取り外し自在に張設したことを特徴とする物
    品吊り下げ用パンタグラフ。 (2) 戻しばねが、パンタグラフ本体内部にあつて
    連結ピン両側部分に長手方向に沿つて張設され
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載の物品吊り下げ用パンタグラフ。
JP11549187U 1987-07-28 1987-07-28 Expired JPH0234729Y2 (ja)

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JP11549187U JPH0234729Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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JP11549187U JPH0234729Y2 (ja) 1987-07-28 1987-07-28

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JPS6420606U JPS6420606U (ja) 1989-02-01
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Families Citing this family (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5837023B2 (ja) 2013-01-28 2015-12-24 株式会社不二宮製作所 伸縮アームおよび伸縮アームを用いた構造物
JP7101280B1 (ja) * 2021-03-11 2022-07-14 日本金銭機械株式会社 物品搬送ロボット

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JPS6420606U (ja) 1989-02-01

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