JPH0234308A - 段差付入駒 - Google Patents
段差付入駒Info
- Publication number
- JPH0234308A JPH0234308A JP18471988A JP18471988A JPH0234308A JP H0234308 A JPH0234308 A JP H0234308A JP 18471988 A JP18471988 A JP 18471988A JP 18471988 A JP18471988 A JP 18471988A JP H0234308 A JPH0234308 A JP H0234308A
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- Japan
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- sleeve
- groove
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- sliding
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Links
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- 239000000314 lubricant Substances 0.000 description 5
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 4
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N molybdenum disulfide Chemical compound S=[Mo]=S CWQXQMHSOZUFJS-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052982 molybdenum disulfide Inorganic materials 0.000 description 1
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は超精密プラスチックレンズ、精密プラスチック
ギヤー等の精密成形金型に係り、特にこの金型の所謂「
かじり」防止機構を設けた段差付入駒に関する。
ギヤー等の精密成形金型に係り、特にこの金型の所謂「
かじり」防止機構を設けた段差付入駒に関する。
金型を用いて部品を成形する成形装置において、製品部
を形成する入駒の先端と摺動部の境界に、単純に段差ま
たはテーパをつけることによって「かじり」を防止する
方式は公知である。
を形成する入駒の先端と摺動部の境界に、単純に段差ま
たはテーパをつけることによって「かじり」を防止する
方式は公知である。
第4図、第5図は従来技術の入駒の説明図で・ある。
第4図において、3は製品部、4は入駒、5は上面部側
壁、6は摺動面、9は段差である。
壁、6は摺動面、9は段差である。
また、第5図において、2は見切り溝、3は製品部、4
は入駒である。
は入駒である。
第4図、第5図に示すように、従来においては、単に段
差9や見切り溝2を設けたのみであり、入駒4がエツジ
部を有しているため、入駒4およびスリーブ1の側壁面
の「かじり」発生を防止することは出来なかった。この
種の入駒の形状については、たとえば特開昭58−11
7915号公報、特開昭59−131429号公報、特
開昭57−105331号公報等に開示されている。
差9や見切り溝2を設けたのみであり、入駒4がエツジ
部を有しているため、入駒4およびスリーブ1の側壁面
の「かじり」発生を防止することは出来なかった。この
種の入駒の形状については、たとえば特開昭58−11
7915号公報、特開昭59−131429号公報、特
開昭57−105331号公報等に開示されている。
上記従来技術においては、成形金型の入駒摺動時におけ
る「かじり」発生の点については配慮されておらず、「
かじり」の進行に伴い入駒の摺動が不能となり、さらに
は入駒の側壁が剥離して入駒の寿命を著しく低下させる
という問題があった。
る「かじり」発生の点については配慮されておらず、「
かじり」の進行に伴い入駒の摺動が不能となり、さらに
は入駒の側壁が剥離して入駒の寿命を著しく低下させる
という問題があった。
本発明の目的は、上記「かじり」の発生を防止した段差
付入駒を提供することにある。
付入駒を提供することにある。
上記目的は、製品部を構成する入駒上面部の外形と摺動
部の外形に寸法差を設け、摺動部の外形をわずかに大き
くし、かつその境界部に見切り溝を設置し、摺動部側に
曲面またはテーパをつけることにより、達成される。
部の外形に寸法差を設け、摺動部の外形をわずかに大き
くし、かつその境界部に見切り溝を設置し、摺動部側に
曲面またはテーパをつけることにより、達成される。
入駒の摺動時の「かじり」防止としては、入駒先端に曲
面(R)を付けることが望ましいが、Rを付けた場合は
このRがそのまま製品の形状に転写されてしまうため、
実用上不可能な場合が多い。
面(R)を付けることが望ましいが、Rを付けた場合は
このRがそのまま製品の形状に転写されてしまうため、
実用上不可能な場合が多い。
本発明は、この問題を解決するため、製品部を構成する
入駒上面部の外形が摺動時にガイド部と接することのな
い様、摺動部外形よりも片側で5〜7マイクロメータ小
さくしている。
入駒上面部の外形が摺動時にガイド部と接することのな
い様、摺動部外形よりも片側で5〜7マイクロメータ小
さくしている。
したがって、入駒がスリーブと接するのは製品部以外の
外形を大きくした箇所であり、たとえこの部分に「かじ
り」が発生したとしても製品部に影響を与えることはな
い。
外形を大きくした箇所であり、たとえこの部分に「かじ
り」が発生したとしても製品部に影響を与えることはな
い。
また、見切り溝は潤滑材の油だまりとなり、製品部に潤
滑材が流れ込むのを禁止する。さらに、見切り溝の摺動
部側にはRまたはテーパを設けるため、入駒摺動時のエ
ツジ面による「かじり」発生要因がなくなるので、摺動
「かじり」が発生することは殆どない。
滑材が流れ込むのを禁止する。さらに、見切り溝の摺動
部側にはRまたはテーパを設けるため、入駒摺動時のエ
ツジ面による「かじり」発生要因がなくなるので、摺動
「かじり」が発生することは殆どない。
以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示すスリーブと入駒の組み
込み状態の縦断面図であって、1はスリーブ、2は見切
り溝、3は製品部、4は入駒、5は上面部側壁、6は摺
動面、7は微小曲面(R)である。
込み状態の縦断面図であって、1はスリーブ、2は見切
り溝、3は製品部、4は入駒、5は上面部側壁、6は摺
動面、7は微小曲面(R)である。
同図において、入駒4はスリーブ1の内径にガイドされ
て摺動する。この時、製品部3を構成する入駒の上面部
側壁5は摺動面6よりも小さい形状であるため、スリー
ブ1の内径に接することなく摺動することができる。
て摺動する。この時、製品部3を構成する入駒の上面部
側壁5は摺動面6よりも小さい形状であるため、スリー
ブ1の内径に接することなく摺動することができる。
また、入駒上面部側壁5は見切り溝2を介して摺動面6
と一体となっており、摺動面6と見切り溝2のエツジ部
には微小Rを設け、摺動時にスリーブ1にエツジ部が食
い込むことによる「かじり」の発生を防止する。
と一体となっており、摺動面6と見切り溝2のエツジ部
には微小Rを設け、摺動時にスリーブ1にエツジ部が食
い込むことによる「かじり」の発生を防止する。
第2図は第1図における見切り溝部分の拡大断面図であ
って、2は見切り溝、7は微小R19は段差である。同
図において、微小R7と見切り溝9を介した入駒4の反
対側(製品部側)に段差9が設けられておわ、この段差
9とスリーブIに接する入駒4の外周との間隔は5〜7
マイクロメータに設定することにより、十分な「かじり
」防止効果が得られる。
って、2は見切り溝、7は微小R19は段差である。同
図において、微小R7と見切り溝9を介した入駒4の反
対側(製品部側)に段差9が設けられておわ、この段差
9とスリーブIに接する入駒4の外周との間隔は5〜7
マイクロメータに設定することにより、十分な「かじり
」防止効果が得られる。
第3図は本発明の他の実施例を示す第1図の見切り溝部
分に対応する第2図と同様の拡大断面図であって、2は
見切り溝、4は入駒、8はテーパ、9は段差である。
分に対応する第2図と同様の拡大断面図であって、2は
見切り溝、4は入駒、8はテーパ、9は段差である。
同図において、この実施例では「かじり」防止のための
形状として、第一実施例の微小Rに替えてテーパ8を設
けたものである。段差9の入駒4の上記外周との間隔は
第2図と同様に5〜7マイクロメータとする。これによ
っても上記第一実施例と同様の「かじり」防止効果を得
ることができる。
形状として、第一実施例の微小Rに替えてテーパ8を設
けたものである。段差9の入駒4の上記外周との間隔は
第2図と同様に5〜7マイクロメータとする。これによ
っても上記第一実施例と同様の「かじり」防止効果を得
ることができる。
以上説明したように、本発明によれば、入駒の製品部側
に僅かの段差と見切り溝を設け、かつこの入駒を摺動さ
せるス′リーブの内周面と接する摺動面と上記見切り溝
との間に微小曲面(R)あるいはテーパを形成すること
によって「かじり」の発生を防止でき、この段差による
「かじり」を原因とするパリの発生を回避することがで
きる。
に僅かの段差と見切り溝を設け、かつこの入駒を摺動さ
せるス′リーブの内周面と接する摺動面と上記見切り溝
との間に微小曲面(R)あるいはテーパを形成すること
によって「かじり」の発生を防止でき、この段差による
「かじり」を原因とするパリの発生を回避することがで
きる。
すなわち、スリーブと入駒の摺動面のギャップは片側で
10マイクロメータ以下であり、これに段差の5〜7マ
イクロメータをプラスしても、15〜17マイクロメー
タ以下に抑えることができるので、成形品のパリの発生
を最小にすることができる。
10マイクロメータ以下であり、これに段差の5〜7マ
イクロメータをプラスしても、15〜17マイクロメー
タ以下に抑えることができるので、成形品のパリの発生
を最小にすることができる。
また、スリーブと入駒の摺動面には2硫化モリブデン等
の潤滑材を塗布するが、見切り溝が潤滑材溜まりとなっ
て、製品部に潤滑材が流れるのを防止できる効果もあり
、前記従来技術の欠点を解消した優れた機能の入駒を提
供することができる。
の潤滑材を塗布するが、見切り溝が潤滑材溜まりとなっ
て、製品部に潤滑材が流れるのを防止できる効果もあり
、前記従来技術の欠点を解消した優れた機能の入駒を提
供することができる。
第1図は本発明の一実施例を説明するスリーブと入駒の
組み込み状態の縦断面図、第2図は第1図の要部断面図
、第3図は本発明の他の実施例を説明する第2図と同様
の要部断面図、第4図、第5図は従来技術による入駒の
縦断面図である。 1−・・スリ・−ブ、2・−・見切り溝、3・−製品部
、4−入駒、5−・−上面部側壁、6−・・摺動面、7
微小曲面(R) 、L−テーパ、9−段差。 第1図 第2図 1:スリ〜7゛ 2:見回溝 3 : !I 4部 4:人、!V 5、を面部ダ1壁 6・摺動面 7微小R 第3図 第4図 第5図
組み込み状態の縦断面図、第2図は第1図の要部断面図
、第3図は本発明の他の実施例を説明する第2図と同様
の要部断面図、第4図、第5図は従来技術による入駒の
縦断面図である。 1−・・スリ・−ブ、2・−・見切り溝、3・−製品部
、4−入駒、5−・−上面部側壁、6−・・摺動面、7
微小曲面(R) 、L−テーパ、9−段差。 第1図 第2図 1:スリ〜7゛ 2:見回溝 3 : !I 4部 4:人、!V 5、を面部ダ1壁 6・摺動面 7微小R 第3図 第4図 第5図
Claims (1)
- 1、可動側に密着した成形品を金形から突き出す際に製
品部を構成する可動側入駒で突き出すブロック突き出し
方式のプラスチック成形金型の段差付入駒において、前
記製品部を構成する前記入駒の先端部の外形とこの入駒
が摺動する部分の外形部にわずかな段差を設け、上記摺
動部の外形をわずかに大きくし、かつ上記段差部に見切
り溝を設け、上記摺動部側に微小曲面またはテーパを形
成したことを特徴とする段差付入駒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18471988A JPH0234308A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 段差付入駒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18471988A JPH0234308A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 段差付入駒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0234308A true JPH0234308A (ja) | 1990-02-05 |
Family
ID=16158169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18471988A Pending JPH0234308A (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 段差付入駒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234308A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008024246A1 (de) | 2007-05-18 | 2008-12-11 | Daikyonishikawa Corp. | Blatt- bzw. folienartiges SMC-Gebilde und Verfahren zur Herstellung desselben |
JP2009178916A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Daiichi Seiko Kk | 樹脂成形用金型 |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP18471988A patent/JPH0234308A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102008024246A1 (de) | 2007-05-18 | 2008-12-11 | Daikyonishikawa Corp. | Blatt- bzw. folienartiges SMC-Gebilde und Verfahren zur Herstellung desselben |
US8575046B2 (en) | 2007-05-18 | 2013-11-05 | Daikyonishikawa Corporation | SMC sheet and method for manufacturing the same |
JP2009178916A (ja) * | 2008-01-30 | 2009-08-13 | Daiichi Seiko Kk | 樹脂成形用金型 |
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