JPH0234268B2 - Katajimeryokuseigyohoho - Google Patents

Katajimeryokuseigyohoho

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JPH0234268B2
JPH0234268B2 JP15281686A JP15281686A JPH0234268B2 JP H0234268 B2 JPH0234268 B2 JP H0234268B2 JP 15281686 A JP15281686 A JP 15281686A JP 15281686 A JP15281686 A JP 15281686A JP H0234268 B2 JPH0234268 B2 JP H0234268B2
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JP
Japan
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mold clamping
stroke position
clamping force
mold
stroke
Prior art date
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JP15281686A
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JPS6310053A (ja
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Takashi Mihara
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Ube Corp
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Ube Industries Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、固定金型と可動金型との作るキヤビ
テイ内へ溶湯を充填する際に印加する型締力の制
御方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より、堅型ダイカストマシン等の射出成形
測置においては、固定金型と可動金型とを仮型締
状態とし、この仮型締状態にある金型のキヤビテ
イ内へ溶湯を充填しながら本型締力を印加してい
る。
すなわち、第3図aに示すように、固定金型1
と可動金型2とを型合せ程度に低圧の型締力F1
で仮型締しておき、固定金型1と可動金型2との
作るキヤビテイ3内へ、射出スリーブ4に蓄えら
れた溶湯5を射出シリンダのプランジヤ6で押圧
しながら充填している。仮型締力F1が低く、固
定金型1と可動金型2との接触面7の密着度が粗
いため、キヤビテイ3の全周がエアベンドとして
作用し、キヤビテイ3内のガスは第3図bに示す
ように大量に排出される。溶湯5をそのままキヤ
ビテイ3内に充満させていくと、仮型締力F1
抗して溶湯5が接触面7より噴出してしまうの
で、その途中で第3図cに示すように溶湯5の充
填圧に抗する充分な本型締力F2への昇圧を開始
する。ここで、F1からF2への昇圧には、一般の
油圧回路によれば0.5〜2SEC要し、この間にキヤ
ビテイ3内のガスが接触面7をエアベンドとして
排出される。通常、F1からF2への昇圧開始タイ
ミングはプランジヤ6のストローク位置に基づい
て決定される。すなわち、第3図aに示したプラ
ンジヤ6の下端面ストローク位置S0を基準とし、
この下端面ストローク位置がS2(第3図c)に達
した時点を型締昇圧開始ストローク位置として、
本型締力F2への昇圧開始指令を出している。
しかして、プランジヤ6のストローク位置がS3
(第3図d)に達した時点で、このストローク位
置S3を型締昇圧確認ストローク位置として、昇圧
しつつある型締力の昇圧値を検出する。そして、
この昇圧値が予め設定される圧力閾値Fs以上であ
るか否かを確認し、Fs以上でない場合にはプラン
ジヤ6の作動を停止させ、型締力がFsに達するま
で待つてプランジヤ6の作動を再開する。つま
り、型締昇圧確認ストローク位置S3で型締力が閾
値Fsに達しない場合には、そのまま溶湯5の充填
を続行すると接触面7より溶湯5が噴出してしま
う虞れがあるものとして、緊急的にプランジヤ6
の作動を停止させ型締力が充分に昇圧されるのを
待つ。一方、型締昇圧確認ストローク位置S3で型
締力がFs以上であると確認された場合には、溶湯
5を継続して充填しても支障のないものと判断で
き、プランジヤ6の作動を続行し、第3図eに示
す時点で溶湯5の充填を完了する。
第4図は、第3図a〜eに示したプランジヤ6
のストローク位置と型締力との関係の一例を示す
特性図であり、縦軸に型締力Fを、横軸にプラン
ジヤ6のストローク位置Sを用いて表わされてい
る。本特性図においては、型締昇圧確認ストロー
ク位置S3における型締力が閾値Fsよりも大きく、
したがつてプランジヤ6を用いた射出充填は継続
して行われる。一般に、過渡的に上昇する型締力
の飽和タイミングは、キヤビテイ3内のガスを出
来るだけ大量に抜くために、プランジヤ6の充填
完了ストローク位置S4近傍に合わせることが望ま
れる。型締昇圧確認ストローク位置S3は、プラン
ジヤ6の充填完了ストローク位置S4が定まれば、
プランジヤ6の緊急停止距離等を勘案して略一定
となり、型締力の閾値Fsも溶湯5の充填力Pn
キヤビテイ3の充填方向投影面積Aが判明すれば
Fs≧Pn・Aで与えられる。したがつて、作業者
は型締昇圧開始ストローク位置S2を調整して出来
るだけ大量のガス抜きを促している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の型締力制御方
法によると、成形条件、特にプランジヤ6の作動
速度を変更すると、型締昇圧開始ストローク位置
S2から型締昇圧確認ストローク位置S3へ移動する
時間が変わり、これに対して型締力を昇圧するに
要する時間は一定であるため、その都度型締昇圧
開始ストローク位置S2の位置調整しなければなら
ず、作業が面倒であるばかりでなく、ガス抜きの
安定化を図ることが困難であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明はこのような問題点に鑑みてなされたも
ので、過渡的に上昇する型締力が所定の閾値Fs
達するまでの間に移動する射出シリンダの型締開
始ストローク位置からのストローク距離ΔSを計
測し、少なくともこのストローク距離ΔSだけ、
型締力の閾値Fsに対応する理想ストローク位置よ
りも手前側に、型締開始ストローク位置を再設定
するようにしたものである。
〔作用〕
したがつてこの発明によれば、計測したストロ
ーク距離ΔSに基づき過渡的に上昇する型締力を
理想ストローク位置にて所定の閾値Fsに達するよ
うにすることが可能となる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る型締力制御方法に詳細に説
明する。第1図はこの型締力制御方法の一実施例
を説明するプランジヤのストローク位置と型締力
との関係を示す特性図である。図示実線は1シヨ
ツト目の射出成形特性であり、図示波線は型締昇
圧開始ストローク位置S2を再設定した後の射出成
形特性である。すなわち、1シヨツト目の射出成
形前に型締昇圧開始ストローク位置S2を安全側と
するべく早い時点(S1寄り)に予め設定してお
き、キヤビテイ内へ溶湯を一度射出充填する。こ
の過程において、過渡的に上昇する型締力が閾値
Fsになつた時のプランジヤのストローク位置S5
検出し、型締開始ストローク位置S2からの移動ス
トローク距離ΔS=S5−S2を算出する。つまり、
このストローク距離ΔSが型締力がF1からFsに上
昇するまでにプランジヤが移動する距離であり、
次回の射出成形時にS2に変えて型締昇圧開始スト
ローク位置S2′=S3−ΔSを再設定すれば、型締昇
圧確認ストローク位置S3で閾値Fsを得ることがで
き、極限的にガス抜のための型締力の昇圧タイミ
ングを遅らせることができる。すなわち、型締昇
圧確認ストローク位置S3が型締力の閾値Fsに対応
する理想ストローク位置であり、この理想ストロ
ーク位置S3において型締力が閾値Fsを通過する
と、型締力の飽和タイミングを充填完了ストロー
ク位置S4近傍に合致させることができ、射出成形
時にキヤビテイ内のガスを出来る限り大量に排出
させることができる。しかも、型締昇圧開始スト
ローク位置S2の再設定は、人手をわずらわせるこ
となく自動的に行わせることができ、射出充填速
度を変化しても1シヨツト目だけ型締昇圧開始ス
トローク位置を早い時点に設定しておけば、次シ
ヨツトからは前シヨツトのデータにより型締昇圧
開始ストローク位置が最適値に更新され、常に安
定した型締制御動作を得ることができ、キヤビテ
イ内のガス抜きを最も効果的に達成することがで
きる。
尚、実用的には、型締昇圧開始ストローク位置
の再設定値S2′をS3−ΔSとすると、若干量の誤差
によつても溶湯の噴出事故につながる危惧がある
ので、S2′=S3−ΔS−ΔSt(ΔSt≧0)として、
ΔStだけ早目に昇圧指令を出して安定化を図るこ
とが好ましい。
第2図は、その縦断面図を示す堅型ダイカスト
マシン8に上述した型締力制御方法を適用した例
を示すブロツク回路構成図である。同図におい
て、第3図と同一符号は同一構成要素を示しその
説明は省略する。すなわち、この堅型ダイカスト
マシン8は、固定金型1を支持するベースプラテ
ン9と可動金型2を支持するムービングプラテン
10と、このムービングプラテン10をタイバ1
1に沿つて昇降自在に保持するシリンダプラテン
12とを有しており、シリンダプラテン12には
ムービングプラテン10を介して固定金型1およ
び可動金型2に仮型締力を印加する仮型締用シリ
ンダ13と、本型締力を印加する本型締用シリン
ダ14とが設けられている。すなわち、仮型締用
シリンダ13に圧油を導入することによつて、固
定金型1と可動金型2とにムービングプラテン1
0を介して型合わせ程度の低圧の仮型締力が印加
されるようになつており、ポート14aより圧油
を導入することによつて高圧の本型締力が固定金
型1および可動金型2に印加されるようになつて
いる。そして、本型締用シリンダ14への圧油の
導入開始時点および圧油量を圧力調整弁15を用
いて制御できるようになつており、固定金型1お
よび可動金型2に印加される型締力が圧力検出器
16において逐次検出され、この検出型締力Fが
比較器17に入力され、予め設定される閾値Fs
逐次比較されるようになつている。そして、比較
器17において検出型締力FがFsを越えた時点で
(F≧Fs)、ストローク位置読み取り器18にスト
ローク位置読み取り信号の送出を行うようになつ
ている。
一方、プランジヤ6は射出シリンダ19に導入
される圧油によつて射出スリーブ4内を上下する
ようになつており、射出スリーブ4はポート20
aを介して導入される圧油によつて作動するブロ
ツク20と共に上下するようになつている。射出
スリーブ4への溶湯5の供給は、ブロツク20と
共に射出スリーブ4を下降させた状態で、射出装
置傾転用シリンダ21に圧油を導入し、射出装置
22全体を支点22aを中心として傾転させた状
態で行い、このようにして溶湯5の供給を行つた
後、ブロツク20と共に射出スリーブ4を上昇さ
せて、この射出スリーブ4を固定金型1の湯口1
aに嵌合させている。プランジヤ6のストローク
位置は逐次ストローク位置検出器23を用いて検
出されるようになつており、このストローク位置
検出器23において検出されるストローク位置が
ストローク位置読み取り器18および昇圧指令器
24に入力され、昇圧指令器24は入力される検
出ストローク位置がS2設定器25に設定される型
締昇圧開始ストローク位置S2になつたとき、圧力
調整弁15に昇圧開始信号を送出し、圧力調整弁
15はこの昇圧開始信号を受けて本型締用シリン
ダ14への圧油の導入を開始するようになつてい
る。S2設定器25への型締昇圧開始ストローク位
置S2の設定は、キヤビテイ3内への溶湯5の1シ
ヨツト目のみ、第1図に示したS1寄りの早い時点
に予め設定され、2シヨツト目以降は演算器26
を用いて算出される型締昇圧開始ストローク位置
に基づいて更新されるようになつている。すなわ
ち、演算器26には、ストローク位置読み取り器
18を介して、比較器17がストローク位置読み
取り信号を送出するるタイミングで読みとられる
ストローク位置検出器23におけるストローク位
置S5が入力されるようになつており、このストロ
ーク位置S5からS2設定器25にすでに設定されて
いる型締昇圧開始ストローク位置S2を差し引いて
移動ストローク距離ΔSを算出し、予め設定され
る型締昇圧確認ストローク位置S3からこの算出さ
れたストローク距離ΔSおよび予め説定される安
全分ΔStだけ差し引いて、S2設定器25に更新設
定する型締昇圧開始ストローク位置S2′を算出す
るようにしている。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明による型締力制御方
法によると、過渡的に上昇する型締力が所定の閾
値Fsに達するまでの間に移動する射出シリンダの
型締開始ストローク位置からのストローク距離
ΔSを計測し、少なくともこのストローク距離ΔS
だけ、型締力の閾値Fsに対応する理想ストローク
位置よりも手前側に、型締開始ストローク位置を
再設定するようにしたので、計測したストローク
距離ΔSに基づき過渡的に上昇する型締力を理想
ストローク位置にて所定の閾値Fsに達するように
することが可能となり、人手をわずらわせること
なく常に安定した型締制御動作を得ることがで
き、キヤビテイ内のガス抜きを最も効果的に達成
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る型締力制御方法の一実施
例を説明するプランジヤのストローク位置と型締
力との関係を示す特性図、第2図はこの型締力制
御方法を竪型ダイカストマシンに適用した例を示
すブロツク回路構成図、第3図は従来の型締力制
御方法を説明する金型キヤビテイ内への溶湯充填
工程を示す要部側断面図、第4図は従来の型締力
制御方法におけるプランジヤのストローク位置と
型締力との関係を示す特性図である。 1……固定金型、2……可動金型、3……キヤ
ビテイ、4……射出スリーブ、5……溶湯、6…
…プランジヤ、17……比較器、18……ストロ
ーク位置読み取り器、19……射出シリンダ、2
3……ストローク位置検出器、24……昇圧指令
器、25……S2設定器、26……演算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 固定金型と可動金型との作るキヤビテイ内へ
    射出シリンダの押圧力により溶湯を充填すると共
    に、この射出シリンダのストローク位置が予め設
    定される型締開始ストローク位置に達した時前記
    固定金型および可動金型に過渡的に上昇する型締
    力を印加し始める型締力制御方法において、前記
    型締力が所定の閾値Fsに達するまでの間に移動す
    る前記射出シリンダの型締開始ストローク位置か
    らのストローク距離ΔSを計測し、少なくともこ
    のストローク距離ΔSだけ、前記型締力の閾値Fs
    に対応する理想ストローク位置よりも手前側に、
    前記型締開始ストローク位置を再設定するように
    したことを特徴とする型締力制御方法。
JP15281686A 1986-07-01 1986-07-01 Katajimeryokuseigyohoho Expired - Lifetime JPH0234268B2 (ja)

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