JPH0234086B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0234086B2 JPH0234086B2 JP57199004A JP19900482A JPH0234086B2 JP H0234086 B2 JPH0234086 B2 JP H0234086B2 JP 57199004 A JP57199004 A JP 57199004A JP 19900482 A JP19900482 A JP 19900482A JP H0234086 B2 JPH0234086 B2 JP H0234086B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic core
- metal plate
- magnetic
- heat
- conductive member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 21
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 17
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 17
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 229920004943 Delrin® Polymers 0.000 description 2
- 230000017525 heat dissipation Effects 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000000087 stabilizing effect Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/10—Structure or manufacture of housings or shields for heads
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、発熱対策が考慮された磁気ヘツド、
特に消去ヘツドとして好適な磁気ヘツドに関す
る。
特に消去ヘツドとして好適な磁気ヘツドに関す
る。
消去ヘツドの磁気コアーは、磁気テープを消去
する目的で高周波で強く磁化されるために、うず
電流損失やヒステリシス損失等の諸損失が小さく
ないと発熱が著しく、従来このため、フエライト
を使用し、また消去ヘツドのケースは、摩耗が少
なく、磁気コアー(フエライト)と同程度であ
り、偏摩耗が無いデルリンなどの樹脂が用いられ
ていた。また磁気コアー材料としてフエライトが
用いられていたのは、他に、磁気テープのHcが
高々500Oe程度と比較的小さいため、消去ヘツド
の磁気コアーの磁化密度がそれほど大きくなくて
も十分に消去でき、消去電流による発熱は問題な
かつたからである。
する目的で高周波で強く磁化されるために、うず
電流損失やヒステリシス損失等の諸損失が小さく
ないと発熱が著しく、従来このため、フエライト
を使用し、また消去ヘツドのケースは、摩耗が少
なく、磁気コアー(フエライト)と同程度であ
り、偏摩耗が無いデルリンなどの樹脂が用いられ
ていた。また磁気コアー材料としてフエライトが
用いられていたのは、他に、磁気テープのHcが
高々500Oe程度と比較的小さいため、消去ヘツド
の磁気コアーの磁化密度がそれほど大きくなくて
も十分に消去でき、消去電流による発熱は問題な
かつたからである。
しかしながら近年、磁気テープのHcは高くな
る傾向にあり、1000Oe以上の磁気テープも出現
し、このため、消去ヘツドの磁気コアーの磁化密
度は極度に高く要求され、消去ヘツドの磁気コア
ー材料として最適なフエライトを用いても発熱は
極めて大きくなり、その対策が望まれていた。
る傾向にあり、1000Oe以上の磁気テープも出現
し、このため、消去ヘツドの磁気コアーの磁化密
度は極度に高く要求され、消去ヘツドの磁気コア
ー材料として最適なフエライトを用いても発熱は
極めて大きくなり、その対策が望まれていた。
本発明は上述の如く消去ヘツドにおける磁気コ
アーの発熱に着目したものであり、その目的とす
るところは、磁気コアーの発熱を放熱させ、それ
による消去ヘツドの温度上昇を押え安定な消去ヘ
ツドを実現せんとするものである。
アーの発熱に着目したものであり、その目的とす
るところは、磁気コアーの発熱を放熱させ、それ
による消去ヘツドの温度上昇を押え安定な消去ヘ
ツドを実現せんとするものである。
以下、本発明をいくつかの実施例によつて詳細
に説明する。
に説明する。
第1図a,b,cにおいて、1はフエライトよ
りなる磁気コアー、2は磁気コアー1に巻回され
ているコイル、3は銅、アルミのような非磁性体
で熱伝導の良い材料で構成された熱伝導性部材
(以下金属板という)にして、その中央部が磁気
コアー1に密着されると共に両側が延長され取付
板部31となつている。なお、5は取付板部31
に形成した取付用孔である。4はデルリン等の樹
脂製のケースにして、磁気コアー1が収納されて
いる。そしてこのケース4の下面は開放されてい
て、上記した金属板3は露出されている。
りなる磁気コアー、2は磁気コアー1に巻回され
ているコイル、3は銅、アルミのような非磁性体
で熱伝導の良い材料で構成された熱伝導性部材
(以下金属板という)にして、その中央部が磁気
コアー1に密着されると共に両側が延長され取付
板部31となつている。なお、5は取付板部31
に形成した取付用孔である。4はデルリン等の樹
脂製のケースにして、磁気コアー1が収納されて
いる。そしてこのケース4の下面は開放されてい
て、上記した金属板3は露出されている。
6は金属板3と同様な材料から成り、好ましく
は金属板3と一体成形又は金属板3と熱伝導性を
有するように密着された構成をなし、磁気テープ
(図示せず)の位置ぎめをするテープガイドであ
る。
は金属板3と一体成形又は金属板3と熱伝導性を
有するように密着された構成をなし、磁気テープ
(図示せず)の位置ぎめをするテープガイドであ
る。
このような構成にすることによつて、磁気コア
ー1の発熱は、金属板3に伝達され、取付板部3
1により外部に放熱される。
ー1の発熱は、金属板3に伝達され、取付板部3
1により外部に放熱される。
第2図ないし第4図は本発明の他の実施例を示
すもので、第2図にあつては、第1図の取付板部
31を有さない金属板3を磁気コアー1に密着さ
せて取付け、その一部をケース4の外部に露出さ
せると共にこの金属板3の露出部分の略全体を取
付ブラケツト7に密着させて取付け、さらにビス
8により固定したものである。ここで、取付ブラ
ケツト7は熱伝導良好な材料である金属で形成さ
れると共にテープガイド6と取付板部71とが一
体に構成されている。
すもので、第2図にあつては、第1図の取付板部
31を有さない金属板3を磁気コアー1に密着さ
せて取付け、その一部をケース4の外部に露出さ
せると共にこの金属板3の露出部分の略全体を取
付ブラケツト7に密着させて取付け、さらにビス
8により固定したものである。ここで、取付ブラ
ケツト7は熱伝導良好な材料である金属で形成さ
れると共にテープガイド6と取付板部71とが一
体に構成されている。
第3図及び第4図にあつては、第2図に示す取
付ブラケツト7の形状を異ならしめ、磁気ヘツド
全体を金属の取付ブラケツト7で囲み、金属板3
の露出部分を密着されるよう取付ブラケツト7の
両端72を折り曲げて固定する構成をなしてい
る。
付ブラケツト7の形状を異ならしめ、磁気ヘツド
全体を金属の取付ブラケツト7で囲み、金属板3
の露出部分を密着されるよう取付ブラケツト7の
両端72を折り曲げて固定する構成をなしてい
る。
このような構成にすることにより、磁気コアー
1で発生した熱は金属板3で外部に導かれ、一部
空気中に放熱されると共に、取付ブラケツト7に
伝熱され、取付ブラケツト7により空気中に放熱
される。
1で発生した熱は金属板3で外部に導かれ、一部
空気中に放熱されると共に、取付ブラケツト7に
伝熱され、取付ブラケツト7により空気中に放熱
される。
なお、取付ブラケツト7の固定がテープレコー
ダ本体のシヤーシなどの金属部材になされていれ
ば、シヤーシに伝熱されて放熱されるので、放熱
効果は更によくなる。
ダ本体のシヤーシなどの金属部材になされていれ
ば、シヤーシに伝熱されて放熱されるので、放熱
効果は更によくなる。
このように本発明は、磁気コアーに対して熱伝
導性を有した金属板をケースの外部に露出させる
と共にこの金属板は取付板部を介してケースより
外部に突出されているので、この取付板部を介し
て磁気コアーの発熱を有効に放熱することが可能
であり、ちなみに、本発明の実施例において、第
1図ないし第4図の構成のものでは10℃以上の低
下が可能である。
導性を有した金属板をケースの外部に露出させる
と共にこの金属板は取付板部を介してケースより
外部に突出されているので、この取付板部を介し
て磁気コアーの発熱を有効に放熱することが可能
であり、ちなみに、本発明の実施例において、第
1図ないし第4図の構成のものでは10℃以上の低
下が可能である。
またテープガイドを放熱部材に兼用することが
可能であり、製造構造上それほどコストをかけず
に本発明が実施可能である。
可能であり、製造構造上それほどコストをかけず
に本発明が実施可能である。
さらに磁気コアー以外のテープ摺動面は従来通
り樹脂が使用出来るので、摩耗、摩擦係数を磁気
コアー材料(フエライト)に合せる事が出来、偏
摩耗の防止、テープ走行の安定化が計れる。
り樹脂が使用出来るので、摩耗、摩擦係数を磁気
コアー材料(フエライト)に合せる事が出来、偏
摩耗の防止、テープ走行の安定化が計れる。
第1図ないし第4図は本発明に係るもので、第
1図は第1の実施例の正面、側面および底面図、
第2図は第2の実施例の分解斜視図、第3,4図
は第3の実施例を示す分解斜視図と組立後の底面
斜視図である。 1……磁気コアー、2……コイル、3……熱伝
導性部材、4……ケース、5……孔、6……テー
プガイド、7……取付ブラケツト。
1図は第1の実施例の正面、側面および底面図、
第2図は第2の実施例の分解斜視図、第3,4図
は第3の実施例を示す分解斜視図と組立後の底面
斜視図である。 1……磁気コアー、2……コイル、3……熱伝
導性部材、4……ケース、5……孔、6……テー
プガイド、7……取付ブラケツト。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 コイルが巻回された磁気コアーと、該磁気コ
アーに密着して取付けられた熱伝導性部材と、該
熱伝導性部材の一部を露出して該磁気コアーを囲
むケースと、該熱伝導性部材に直接接続された取
付板部とを備え、 上記取付板部は該熱伝導性部材の熱を空気中ま
たはシヤーシに放散するようにしたことを特徴と
する磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57199004A JPS5891519A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57199004A JPS5891519A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 磁気ヘツド |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9144678A Division JPS5522206A (en) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | Erase head |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5891519A JPS5891519A (ja) | 1983-05-31 |
JPH0234086B2 true JPH0234086B2 (ja) | 1990-08-01 |
Family
ID=16400498
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57199004A Granted JPS5891519A (ja) | 1982-11-15 | 1982-11-15 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5891519A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61287027A (ja) * | 1985-06-12 | 1986-12-17 | Katsuo Okamoto | ヘツド支持装置 |
JP2558816Y2 (ja) * | 1991-07-01 | 1998-01-14 | 株式会社トーキン | 磁気ヘッド |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531928U (ja) * | 1976-06-24 | 1978-01-10 | ||
JPS5310413A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic head of thin film type |
JPS5558822A (en) * | 1978-10-23 | 1980-05-01 | Canon Inc | Magnetic head |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5535610Y2 (ja) * | 1975-06-05 | 1980-08-22 | ||
JPS6319931Y2 (ja) * | 1979-04-25 | 1988-06-03 |
-
1982
- 1982-11-15 JP JP57199004A patent/JPS5891519A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS531928U (ja) * | 1976-06-24 | 1978-01-10 | ||
JPS5310413A (en) * | 1976-07-15 | 1978-01-30 | Mitsubishi Electric Corp | Magnetic head of thin film type |
JPS5558822A (en) * | 1978-10-23 | 1980-05-01 | Canon Inc | Magnetic head |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5891519A (ja) | 1983-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0012910B1 (en) | Thin film magnetic heads | |
JP2002208521A (ja) | 大電流平滑用の平滑コイル | |
US4397234A (en) | Electromagnetic print hammer coil assembly | |
US9202479B1 (en) | Heat assisted magnetic recording head with write coil heatsink | |
JPH0234086B2 (ja) | ||
JPS5817995B2 (ja) | 磁気バブルメモリ装置 | |
JPH08297879A (ja) | 磁気光学的駆動装置のバイアスコイル | |
JPS62128011A (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPH11345724A (ja) | 磁気漏洩形高周波トランスとこれを使用するインバータ回路 | |
JP2000100633A (ja) | 巻線部品 | |
JP2004207371A (ja) | 表面実装チョークコイル | |
US3053940A (en) | Electromagnetic head | |
JPS5826500Y2 (ja) | 液冷却巻鉄心 | |
JPS6015814A (ja) | 消去ヘツド | |
JPS6319931Y2 (ja) | ||
JP2002150633A (ja) | 磁気ヘッド装置 | |
JPH08222442A (ja) | 電気車両用冷却装置付リアクトル | |
JPH04102202A (ja) | 光磁気記録用磁界発生装置 | |
JP2598698Y2 (ja) | インダクタンス素子と回路基板の組立構成体 | |
JP2608416B2 (ja) | 薄膜磁気ヘツド | |
JPH069116U (ja) | 電源トランス用フェライト放熱板 | |
JPH0831038A (ja) | 外部印加磁界供給素子 | |
JP2005064318A (ja) | トランス | |
JPH10222819A (ja) | 磁気抵抗効果型薄膜ヘッド | |
JPH04273412A (ja) | 高周波電力用トランス |