JPH0831038A - 外部印加磁界供給素子 - Google Patents

外部印加磁界供給素子

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Publication number
JPH0831038A
JPH0831038A JP16204594A JP16204594A JPH0831038A JP H0831038 A JPH0831038 A JP H0831038A JP 16204594 A JP16204594 A JP 16204594A JP 16204594 A JP16204594 A JP 16204594A JP H0831038 A JPH0831038 A JP H0831038A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic field
heat
bobbin
supplying element
coils
Prior art date
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Pending
Application number
JP16204594A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshimasa Kusano
吉雅 草野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
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Publication of JPH0831038A publication Critical patent/JPH0831038A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】熱的安定性にすぐれ高信頼性の磁界供給素子を
提供することにある。 【構成】光磁気記録再生装置に用いられる外部印加磁界
供給素子において、良熱伝導性材料からなるボビンにコ
イルを形成すると共に、該ボビンに形成した延長部に放
熱用フィン部を形成したことを特徴とする外部印加磁界
供給素子。 【効果】非常にコンパクトで、クラッシュによりデイス
クをキズつけずに済む。新たに機構部品も装置改良もす
る必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気記録再生装置に
おいて、記録・消去に用いられる外部印加磁界供給素子
に関し、特に熱的安定性にすぐれ高信頼性の素子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】光磁気記録再生装置における外部印加磁
界供給素子の発熱の流れは、コイルに電流が流入し、ま
ずコイル自身が急激に温度上昇する。そして、それに接
触している磁極各部に熱が伝導して最後には、外部印加
磁界供給素子全体が加熱されて発熱体となる。この発熱
による影響として、温度上昇によって設定値通りの磁界
強度が得られなくなり、記録条件が満足されず、再生信
号性能が悪化すること、また装置内の動作温度が上が
り、不良動作を起こす可能性がある。
【0003】一般的な光磁気記録再生装置の場合、連続
記録、消去時の異常発熱対策として、2つの方法がとら
れている。第1の方法は、放熱で発生した熱を外部印加
磁界供給素子の裏に取りつけたヒートシンク等の放熱器
によって拡散させてしまう方法である。図3にその例を
示す。図3において、7は外部印加磁界供給素子であ
り、8は外部印加磁界供給素子7に取り付けられたヒー
トシンクである。また、ヒートシンク等の別部品ではな
く、ローデイングシャーシなど機構部材に熱を直接伝導
させてしまうものもある。第2の方法としては、発熱を
低くするもので、外部印加磁界供給素子に使用している
コイルの径を大きくし、電気抵抗を低くするものであ
る。逆に外部印加磁界供給素子とデイスク間の距離を狭
くし、素子本体での発生磁界強度を小さくして印加電流
を低く抑えて熱の増加を防ぐものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし第1の方法にお
いては、外部印加磁界供給素子の裏面にヒートシンクを
取りつけると体積が大きくなり、装置内での占有率が高
くなってしまい、装置が大きくなってしまう。また、第
2の方法においては、コイルの線材の直径を大きくする
ことはコイル全体の断面積が大きくなり、結果的に外部
印加磁界供給素子が大型化してしまうということにな
る。また素子の磁界発生端面部とデイスクを近ずけると
クラッシュの危険があり、デイスクを傷つけてしまう恐
れがある。
【0005】本発明は、従来技術のこれらの問題点を解
決することを目的とし、熱的安定性にすぐれ高信頼性の
磁界供給素子を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題点を
解決するために、光磁気記録再生装置に用いられる外部
印加磁界供給素子において、良熱伝導性材料からなるボ
ビンにコイルを形成すると共に、該ボビンに形成した延
長部に放熱用フィン部を形成するようにして外部印加磁
界供給素子を構成した。
【0007】
【作用】上記のように構成したので、コイルで発生した
熱はボビン延長部を介して空気中に放出することができ
る。なお、このフィン部の大きさはさらに延長が可能で
あり、コイルでの放熱効率を考慮して任意に選択するこ
とも可能である。
【0008】
【実施例】以下図面を用いて本発明の実施例を説明す
る。
【0009】図1乃至図2は、本発明の外部印加磁界供
給素子の実施例である。
【0010】前述したように、外部印加磁界供給素子の
発熱の流れは、コイルに電流が流入し、まずコイル自身
が急激に温度上昇する。そして、それに接触している磁
極各部に熱が伝導して最後には、外部印加磁界供給素子
全体が加熱されて発熱体となる。従って、この熱の原因
であるコイル本体を中心に放熱すれば、外部印加磁界供
給素子全体の温度上昇を抑えることが出来る。この知見
により本発明は構成した。
【0011】すなわち、コイルを磁極部に直接巻回する
のではなく、熱伝導性の良い材料例えばアルミニウムで
作ったボビン部1にコイル巻回部2を形成する。そして
そのボビン部1の延長部に放熱用のフィン部3を形成す
る。4は主磁極貫通口であり、5は磁界出射面、6はリ
ターンパスである。このようにすることでコイル巻回部
2で発生した熱をフィン部3より空気中に放出すること
が出来る。この放熱用のフィンは、コイル巻回部2に熱
伝導性の高い接着剤で固定してもよい。またフィン部3
の大きさはデイスクカートリッジ開口部の大きさまで大
きくすることが可能で、このフィンの表面積を変更する
とコイルでの熱の放熱効率が任意に選択することが出来
る。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明の構成ならび
に方法によれば、放熱用のフィンを外部印加磁界供給素
子の裏面などに取りつけるのでなく、素子コイル開口部
からデイスクカートリッジの残った空間に突き出すタイ
プなので、新たにスペースを確保する必要はなく、非常
にコンパクトにできる。
【0013】素子磁界出射面とデイスクの間を近ずけて
電流を下げる必要がなくなるので、クラッシュによるデ
イスクのキズつけずに済む。新たに機構部品を設計する
必要がないので、大きな装置改良をする必要がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の外部印加磁界供給素子の要部説明図。
【図2】本発明の外部印加磁界供給素子の斜視図。
【図3】従来の外部印加磁界供給素子の斜視図。
【符号の説明】 1 ボビン部 2 コイル巻回部 3
フィン部 4 主磁極貫通口 5 磁界出射面 6
リターンパス 7 外部印加磁界供給素子 8 ヒートシンク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光磁気記録再生装置に用いられる外部印加
    磁界供給素子において、良熱伝導性材料からなるボビン
    にコイルを形成すると共に、該ボビンに形成した延長部
    に放熱用フィン部を形成したことを特徴とする外部印加
    磁界供給素子。
JP16204594A 1994-07-14 1994-07-14 外部印加磁界供給素子 Pending JPH0831038A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16204594A JPH0831038A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 外部印加磁界供給素子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16204594A JPH0831038A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 外部印加磁界供給素子

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0831038A true JPH0831038A (ja) 1996-02-02

Family

ID=15747049

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16204594A Pending JPH0831038A (ja) 1994-07-14 1994-07-14 外部印加磁界供給素子

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JP (1) JPH0831038A (ja)

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