JPH0234062B2 - Maruchipurosetsusashisutemuniokerumemoriakusesuseigyohoshiki - Google Patents
MaruchipurosetsusashisutemuniokerumemoriakusesuseigyohoshikiInfo
- Publication number
- JPH0234062B2 JPH0234062B2 JP8976985A JP8976985A JPH0234062B2 JP H0234062 B2 JPH0234062 B2 JP H0234062B2 JP 8976985 A JP8976985 A JP 8976985A JP 8976985 A JP8976985 A JP 8976985A JP H0234062 B2 JPH0234062 B2 JP H0234062B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mcu
- priority control
- access
- unit
- memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000015654 memory Effects 0.000 claims description 53
- 230000004913 activation Effects 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 4
- 230000008054 signal transmission Effects 0.000 claims 1
- 101100236764 Caenorhabditis elegans mcu-1 gene Proteins 0.000 description 19
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N Silicium dioxide Chemical compound O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 10
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 7
- 241000839426 Chlamydia virus Chp1 Species 0.000 description 6
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 6
- 238000012937 correction Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Multi Processors (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
複数のプロセツサをそれぞれのメモリコントロ
ーラを介して結合したマルチプロセツサシステム
において、自系のプロセツサから他系のメモリへ
アクセスを行つた後、続いて自系のメモリへアク
セスを行うとデータ転送が競合するため、自系の
メモリコントローラの優先制御でアクセス要求が
選択されたとき、そのアクセス要求元ユニツトの
IDと他系で直前に選択されているアクセス要求
元ユニツトのIDとを比較し、一致したとき、す
なわち他系でも同ユニツトのアクセス要求が選択
されているとき、自系のメモリアクセスを抑止す
る。
ーラを介して結合したマルチプロセツサシステム
において、自系のプロセツサから他系のメモリへ
アクセスを行つた後、続いて自系のメモリへアク
セスを行うとデータ転送が競合するため、自系の
メモリコントローラの優先制御でアクセス要求が
選択されたとき、そのアクセス要求元ユニツトの
IDと他系で直前に選択されているアクセス要求
元ユニツトのIDとを比較し、一致したとき、す
なわち他系でも同ユニツトのアクセス要求が選択
されているとき、自系のメモリアクセスを抑止す
る。
本発明は、マルチプロセツサシステムに関する
ものであり、特にその中でもメモリに対するアク
セス制御方式に関する。
ものであり、特にその中でもメモリに対するアク
セス制御方式に関する。
第4図は、本発明が対象とするマルチプロセツ
サシステムの典型的な構成例を示したものであ
る。
サシステムの典型的な構成例を示したものであ
る。
第4図において、40,41はマルチプロセツ
サシステムを構成する2つの系のサブシステムを
示し、42および43は中央処理装置(以後
CPU―0,CPU―1と表す)、44および45は
チヤネルプロセツサ(以後CHP―0,CHP―1
と表す)、46および47はメモリコントローラ
(以後MCU―0,MCU―1と表す)、46aおよ
び47aは優先制御回路、48および49は主メ
モリ(以後、MSU―0,MSU―1と表す)であ
る。
サシステムを構成する2つの系のサブシステムを
示し、42および43は中央処理装置(以後
CPU―0,CPU―1と表す)、44および45は
チヤネルプロセツサ(以後CHP―0,CHP―1
と表す)、46および47はメモリコントローラ
(以後MCU―0,MCU―1と表す)、46aおよ
び47aは優先制御回路、48および49は主メ
モリ(以後、MSU―0,MSU―1と表す)であ
る。
2つの系40,41はそれぞれのメモリコント
ローラ(MCU―0,MCU―1)を介して結合さ
れ、中央処理装置(CPU―0,CPU―1)およ
びチヤネルプロセツサ(CHP―0,CHP―1)
は、互いに自系と他系の主メモリ(MSU―0,
MSU―1)をアクセスできるように構成されて
いる。
ローラ(MCU―0,MCU―1)を介して結合さ
れ、中央処理装置(CPU―0,CPU―1)およ
びチヤネルプロセツサ(CHP―0,CHP―1)
は、互いに自系と他系の主メモリ(MSU―0,
MSU―1)をアクセスできるように構成されて
いる。
なお図示のシステムでは、簡単化のために、1
つの系のMCUに接続されるCPU,CHP,MSU、
および他系のMCUがそれぞれ1個となつている
が、これらの個数は任意である。
つの系のMCUに接続されるCPU,CHP,MSU、
および他系のMCUがそれぞれ1個となつている
が、これらの個数は任意である。
各メモリコントローラ(MCU―0,MCU―
1)に設けられている優先制御回路46a,47
aは、自系の中央処理装置CPUおよびチヤネル
プロセツサCHPからのアクセス要求と、他系の
メモリコントローラMCUから転送された他系の
CPUおよびCHPからのアクセス要求とについて、
自系の主メモリをアクセスするアクセス権を与え
る優先制御を行い、最も優先度の高い要求元ユニ
ツトを受付け実行させる。なお、あるユニツトが
他系の主メモリをアクセスする場合には、自系の
MCUを経由して他系のMCUにアクセス要求が送
られる構成がとられている。
1)に設けられている優先制御回路46a,47
aは、自系の中央処理装置CPUおよびチヤネル
プロセツサCHPからのアクセス要求と、他系の
メモリコントローラMCUから転送された他系の
CPUおよびCHPからのアクセス要求とについて、
自系の主メモリをアクセスするアクセス権を与え
る優先制御を行い、最も優先度の高い要求元ユニ
ツトを受付け実行させる。なお、あるユニツトが
他系の主メモリをアクセスする場合には、自系の
MCUを経由して他系のMCUにアクセス要求が送
られる構成がとられている。
たとえばCPU―0が、他系のMSU―1をアク
セスする要求を発信した場合、そのアクセス要求
は、さる自系のMCU―0を経由して他系のMCU
―1の優先制御回路の優先制御を受け、ここで選
択されることによつて、MSU―1に対するメモ
リアクセスの実行が可能となる。
セスする要求を発信した場合、そのアクセス要求
は、さる自系のMCU―0を経由して他系のMCU
―1の優先制御回路の優先制御を受け、ここで選
択されることによつて、MSU―1に対するメモ
リアクセスの実行が可能となる。
次に具体的な動作を、第5図および第6図のタ
イミング図に示す。
イミング図に示す。
第5図は、CPU―0から自系のMSU―0へ
READアクセス動作を行つた例である。
READアクセス動作を行つた例である。
まずCPU―0から、アクセス要求REQがMSU
―0へ送出され、MCU―0の入力ポートにセツ
トされる。MCU―0は、優先制御を行い、この
場合はCPU―0からのREQが選択される。これ
によりMCU―0は、メモリアドレスをアドレス
レジスタMSADRにセツトし、MSU―0を起動
して、データのREAD動作を行わせる。
―0へ送出され、MCU―0の入力ポートにセツ
トされる。MCU―0は、優先制御を行い、この
場合はCPU―0からのREQが選択される。これ
によりMCU―0は、メモリアドレスをアドレス
レジスタMSADRにセツトし、MSU―0を起動
して、データのREAD動作を行わせる。
このようにしてMSU―0から読み出されたデ
ータは、MCU―0のREADデータレジスタRDR
にセツトされ、ECCコレクトを行つてから転送
データレジスタTDRを経てCPU―0へ送出され
る。
ータは、MCU―0のREADデータレジスタRDR
にセツトされ、ECCコレクトを行つてから転送
データレジスタTDRを経てCPU―0へ送出され
る。
第6図は、CPU―0から他系のMSU―1へ
READアクセス動作を行つた例である。
READアクセス動作を行つた例である。
まずCPU―0からMSU―1へのアクセス要求
REQがMCU―0へ送出される。このREQは、
MCU―0の入力ポートを経てMCU―1の入力ポ
ートへ転送され、これがMCU―1の優先制御で
選択されたとき、MCU―1はメモリアドレスを
MSADRにセツトし、MSU―1を起動し、デー
タのREAD動作を行わせる。
REQがMCU―0へ送出される。このREQは、
MCU―0の入力ポートを経てMCU―1の入力ポ
ートへ転送され、これがMCU―1の優先制御で
選択されたとき、MCU―1はメモリアドレスを
MSADRにセツトし、MSU―1を起動し、デー
タのREAD動作を行わせる。
MSU―1から読み出されたデータは、MCU―
1のREADデータレジスタRDRにセツトされ、
ECCコレクトを行つてからMCU―1のTDRを経
てMCU―0のTDRへ転送され、CPU―0へ送
出される。
1のREADデータレジスタRDRにセツトされ、
ECCコレクトを行つてからMCU―1のTDRを経
てMCU―0のTDRへ転送され、CPU―0へ送
出される。
ところで、第6図の例において、MCU―0と
MCU―1の間の信号転送に約1τ(クロツク)を要
し、また優先制御に1τを要するものとする。ここ
で、MCU―1の優先制御でCPU―0のREQが選
択されたとき、MCU―0ではCPU―0から次に
発信されたMSU―0に対するREADアクセスの
REQが受信されていて、これがMCU―0で次の
τで選択された場合、MSU―0とMSU―1から
それぞれ読み出されたデータの転送が、CPU―
0とMCU―0との間のバスで競合してしまう。
MCU―1の間の信号転送に約1τ(クロツク)を要
し、また優先制御に1τを要するものとする。ここ
で、MCU―1の優先制御でCPU―0のREQが選
択されたとき、MCU―0ではCPU―0から次に
発信されたMSU―0に対するREADアクセスの
REQが受信されていて、これがMCU―0で次の
τで選択された場合、MSU―0とMSU―1から
それぞれ読み出されたデータの転送が、CPU―
0とMCU―0との間のバスで競合してしまう。
これを回避するため、従来は次のような制御方
式がとられていた。
式がとられていた。
CPU―0からMSU―1に対するアクセス要
求がMCU―1に送られたときには、それが
MCU―1の優先制御で選択される次のクロツ
クまでは、CPU―0からMSU―0に対してア
クセス要求が次に発信されても、MCU―0で
の優先制御に参加させずに、保留しておく。
求がMCU―1に送られたときには、それが
MCU―1の優先制御で選択される次のクロツ
クまでは、CPU―0からMSU―0に対してア
クセス要求が次に発信されても、MCU―0で
の優先制御に参加させずに、保留しておく。
MCUにおける優先制御はそのまま行い、
MSUに起動をかけるが、バスの競合が生じる
場合、一方のデータ、たとえば自系のデータを
レジスタに待避しておいて、他系のデータが転
送された後で転送する。
MSUに起動をかけるが、バスの競合が生じる
場合、一方のデータ、たとえば自系のデータを
レジスタに待避しておいて、他系のデータが転
送された後で転送する。
上記した従来方式のでは、他系のメモリに対
するアクセス回数が多いと、自系のメモリアクセ
スの待ち時間が増大して性能の低下をきたし、
では待避用のレジスタ等を必要とするためにハー
ドウエア量が増大し、制御が複雑化するという問
題があつた。
するアクセス回数が多いと、自系のメモリアクセ
スの待ち時間が増大して性能の低下をきたし、
では待避用のレジスタ等を必要とするためにハー
ドウエア量が増大し、制御が複雑化するという問
題があつた。
またこれに対して、MCU―1での優先制御の
選択結果をMCU―0に送り、MCU―0では、
MCU―1で選択されたユニツト、たとえばCPU
―0からのアクセス要求のみを外して次の優先制
御を行うようにする方式が考えられるが、この方
式を実現するためには、MCU間の信号転送と優
先制御とを1クロツク内で行う必要があり、回路
の動作時間上無理が生じるという欠点があつた。
選択結果をMCU―0に送り、MCU―0では、
MCU―1で選択されたユニツト、たとえばCPU
―0からのアクセス要求のみを外して次の優先制
御を行うようにする方式が考えられるが、この方
式を実現するためには、MCU間の信号転送と優
先制御とを1クロツク内で行う必要があり、回路
の動作時間上無理が生じるという欠点があつた。
本発明は、ある系のユニツトが他系の主メモリ
に対してアクセス要求を行い、続いて自系の主メ
モリに対してアクセス要求を行つた場合、他系の
メモリコントローラでは、行つた優先制御の結果
選択した要求元ユニツトのID(識別情報)を一時
的に保持して、要求元の系のメモリコントローラ
へ1クロツク遅れで通知し、要求元の系のメモリ
コントローラでは、アクセス要求を行つた先の系
での優先制御の結果には関係なしに、次のアクセ
ス要求のための優先制御を行い、以下のおよび
の条件がともに満足されるときに、自系の主メ
モリに対するアクセス起動を抑止し、アクセス要
求元ユニツトへのバスの競合を回避するものであ
る。
に対してアクセス要求を行い、続いて自系の主メ
モリに対してアクセス要求を行つた場合、他系の
メモリコントローラでは、行つた優先制御の結果
選択した要求元ユニツトのID(識別情報)を一時
的に保持して、要求元の系のメモリコントローラ
へ1クロツク遅れで通知し、要求元の系のメモリ
コントローラでは、アクセス要求を行つた先の系
での優先制御の結果には関係なしに、次のアクセ
ス要求のための優先制御を行い、以下のおよび
の条件がともに満足されるときに、自系の主メ
モリに対するアクセス起動を抑止し、アクセス要
求元ユニツトへのバスの競合を回避するものであ
る。
他系の主メモリにアクセス要求を行つた系の
メモリコントローラで優先制御が行われたと
き、そこで選択されたユニツトと、他系での1
クロツク前の優先制御で選択されたアクセス要
求の要求元ユニツトとが同じであること。
メモリコントローラで優先制御が行われたと
き、そこで選択されたユニツトと、他系での1
クロツク前の優先制御で選択されたアクセス要
求の要求元ユニツトとが同じであること。
の要求元ユニツトは自系のメモリコントロ
ーラに直接接続されているユニツトであるこ
と。
ーラに直接接続されているユニツトであるこ
と。
なお、アクセス要求元の系のメモリコントロー
ラにおいて優先制御により選択され、アクセス権
を獲得しながらメモリアクセスを抑止されたユニ
ツトは、次のクロツクに行われる優先制御に再参
加する。
ラにおいて優先制御により選択され、アクセス権
を獲得しながらメモリアクセスを抑止されたユニ
ツトは、次のクロツクに行われる優先制御に再参
加する。
第1図は、本発明の原理を例示的に示す構成図
である。
である。
第1図において、10および11はマルチプロ
セツサシステムを構成する2つのサブシステム、
12および13は中央処理装置(CPU―0,
CPU―1)、14および15はチヤネルプロセツ
サ(CHP―0,CHP―1)、16および17は相
互に結合されたメモリコントローラ(MCU―0,
MCU―1)、16aおよび17bは優先制御回
路、16bおよび17bは優先制御で選択された
ユニツトの識別情報(ID)を保持する被選択ユ
ニツトIDレジスタ、16cおよび17cは自系
のアクセス要求元ユニツトに対する競合を検出す
る比較器、そして18および19は主メモリ
(MSU―0,MSU―1)を表している。
セツサシステムを構成する2つのサブシステム、
12および13は中央処理装置(CPU―0,
CPU―1)、14および15はチヤネルプロセツ
サ(CHP―0,CHP―1)、16および17は相
互に結合されたメモリコントローラ(MCU―0,
MCU―1)、16aおよび17bは優先制御回
路、16bおよび17bは優先制御で選択された
ユニツトの識別情報(ID)を保持する被選択ユ
ニツトIDレジスタ、16cおよび17cは自系
のアクセス要求元ユニツトに対する競合を検出す
る比較器、そして18および19は主メモリ
(MSU―0,MSU―1)を表している。
MCU―0およびMCU―1において、優先制御
回路16aおよび17aは、自系および他系のサ
ブシステム10,11内のユニツトCPU―0,
CHP―0,CPU―1、CHP―1からのアクセス
要求について優先制御を行い、最も優先度の高い
ユニツトを選択してそのIDを出力し、自系の主
メモリ(MSU―0,MSU―1)に対するアクセ
スを許可する。
回路16aおよび17aは、自系および他系のサ
ブシステム10,11内のユニツトCPU―0,
CHP―0,CPU―1、CHP―1からのアクセス
要求について優先制御を行い、最も優先度の高い
ユニツトを選択してそのIDを出力し、自系の主
メモリ(MSU―0,MSU―1)に対するアクセ
スを許可する。
優先制御回路16aおよび17aから出力され
たユニツトIDは、それぞれ被選択ユニツトIDレ
ジスタ16bおよび17bにも格納されるととも
に比較器16cおよび17cの一方の入力に印加
される。
たユニツトIDは、それぞれ被選択ユニツトIDレ
ジスタ16bおよび17bにも格納されるととも
に比較器16cおよび17cの一方の入力に印加
される。
被選択ユニツトIDレジスタ16bおよび17
bのそれぞれの入力IDは、1クロツク遅れて他
系のMCU内の比較器17cおよび16cの他方
の入力へ転送される。
bのそれぞれの入力IDは、1クロツク遅れて他
系のMCU内の比較器17cおよび16cの他方
の入力へ転送される。
したがつて、比較器16cおよび17cは、1
クロツク前の他系のMCUでの優先制御による選
択結果と現クロツクにおける自系のMCUでの優
先制御による選択結果とを比較し、一致検出を行
う。
クロツク前の他系のMCUでの優先制御による選
択結果と現クロツクにおける自系のMCUでの優
先制御による選択結果とを比較し、一致検出を行
う。
比較器16cおよび17cの出力は、それぞれ
優先制御回路16aおよび17aから出力される
IDが自系ユニツトのものである場合にだけ有効
にされる。
優先制御回路16aおよび17aから出力される
IDが自系ユニツトのものである場合にだけ有効
にされる。
このようにして、比較器16cあるいは17c
から有効な一致出力が生じたとき、その系では自
系の主メモリへのアクセスの起動が抑止される。
から有効な一致出力が生じたとき、その系では自
系の主メモリへのアクセスの起動が抑止される。
MCU間での信号転送に1クロツク、そして各
MCU内での優先制御に1クロツクかかるシステ
ムでは、本発明により、各系のMCUでの優先制
御の結果は、レジスタにいつたん保持されて次の
クロツクで他系のMCUへ通知される。
MCU内での優先制御に1クロツクかかるシステ
ムでは、本発明により、各系のMCUでの優先制
御の結果は、レジスタにいつたん保持されて次の
クロツクで他系のMCUへ通知される。
このため、1つのユニツトが他系の主メモリと
アクセス要求を出した次のクロツクで系の主メモ
リへアクセス要求を出したとき、両系での優先制
御の結果それぞれのアクセス要求が選択された場
合が簡単に検出でき、従来の優先制御の論理を変
更せずに自系のメモリアクセスを抑止できる。
アクセス要求を出した次のクロツクで系の主メモ
リへアクセス要求を出したとき、両系での優先制
御の結果それぞれのアクセス要求が選択された場
合が簡単に検出でき、従来の優先制御の論理を変
更せずに自系のメモリアクセスを抑止できる。
第2図は本発明の1実施例システムの要部構成
図であり、第3図は1動作例のタイミング図であ
る。
図であり、第3図は1動作例のタイミング図であ
る。
第2図において、16および17は、第1図に
示した2つの系内の各メモリコントローラMCU
―0およびMCU―1であり、20および21は
優先制御回路、22は入力ポート、23はセレク
タ回路、24はアドレスレジスタMSADR,25
は被選択ユニツトIDレジスタ、26は比較器、
27はAND回路、28は禁止回路を表す。
示した2つの系内の各メモリコントローラMCU
―0およびMCU―1であり、20および21は
優先制御回路、22は入力ポート、23はセレク
タ回路、24はアドレスレジスタMSADR,25
は被選択ユニツトIDレジスタ、26は比較器、
27はAND回路、28は禁止回路を表す。
なお第2図においては、図の複雑化を避けるた
め、MCU―0およびMCU―1の動作を説明する
上で必要となる要素のみを取り出して示してある
が、MCU―0およびMCU―1中には、図示され
ている構成が対称的に存在しているものと考える
べきである。
め、MCU―0およびMCU―1の動作を説明する
上で必要となる要素のみを取り出して示してある
が、MCU―0およびMCU―1中には、図示され
ている構成が対称的に存在しているものと考える
べきである。
また動作例として、第3図に示すように、最初
のアクセス要求がCPU―0から他系のMCU―1
に対して行われ、次のクロツクで2番号のアクセ
ス要求が同じCPU―0から自系のMCU―0に対
して行われた場合について説明する。
のアクセス要求がCPU―0から他系のMCU―1
に対して行われ、次のクロツクで2番号のアクセ
ス要求が同じCPU―0から自系のMCU―0に対
して行われた場合について説明する。
CPU―0から発信されたMSU―1宛のアクセ
ス要求は、MCU―0からMCU―1の入力ポート
22の1つへ入力される。
ス要求は、MCU―0からMCU―1の入力ポート
22の1つへ入力される。
入力ポート22は、CPU―0,CHP―0,
CPU―1,CHP―1の各ユニツトからMSU―1
へのアクセス要求を受付け、優先制御回路21へ
リクエスト信号を送り、セレクタ回路23へはア
ドレスを送る。
CPU―1,CHP―1の各ユニツトからMSU―1
へのアクセス要求を受付け、優先制御回路21へ
リクエスト信号を送り、セレクタ回路23へはア
ドレスを送る。
優先制御回路21は、各ユニツトからのリクエ
スト信号に基づいて優先制御を行い、選択された
ユニツトのID、ここではCPU―0のIDがセレク
タ回路23と被選択ユニツトIDレジスタ25に
印加される。
スト信号に基づいて優先制御を行い、選択された
ユニツトのID、ここではCPU―0のIDがセレク
タ回路23と被選択ユニツトIDレジスタ25に
印加される。
セレクタ回路23は、選択されたユニツト
CPU―0のアドレスを、アドレスレジスタ
MSADR24に設定する。
CPU―0のアドレスを、アドレスレジスタ
MSADR24に設定する。
MSADR24に設定されたアドレスは、MCU
―1に対するメモリ起動信号MSUlGOが発信さ
れたとき、MSU―1へ転送される。
―1に対するメモリ起動信号MSUlGOが発信さ
れたとき、MSU―1へ転送される。
被選択ユニツトIDレジスタ25に入力された
被選択ユニツトのIDは、1クロツク遅れてMCU
―0の比較器26の一方の入力へ転送される。
被選択ユニツトのIDは、1クロツク遅れてMCU
―0の比較器26の一方の入力へ転送される。
このときMCU―0の優先制御回路20は、次
の優先制御の結果、すなわちこの場合はCPU―
0のIDを出力しており、比較器26は、これを
他系の被選択ユニツトIDレジスタ25から受信
した1クロツク前のMCU―1での被選択ユニツ
トのIDと比較し、一致/不一致を検出する。
の優先制御の結果、すなわちこの場合はCPU―
0のIDを出力しており、比較器26は、これを
他系の被選択ユニツトIDレジスタ25から受信
した1クロツク前のMCU―1での被選択ユニツ
トのIDと比較し、一致/不一致を検出する。
比較器26の出力はAND回路27の一方の入
力に印加され、AND回路27の他方の入力には、
優先制御回路20から出力される被選択ユニツト
IDがCPU―0/CHP―0、すなわち自系のユニ
ツトであることを示す信号が印加され、AND回
路27の両入力が“1”となつたときに、MSU
―0の起動を抑止する信号が出力される。
力に印加され、AND回路27の他方の入力には、
優先制御回路20から出力される被選択ユニツト
IDがCPU―0/CHP―0、すなわち自系のユニ
ツトであることを示す信号が印加され、AND回
路27の両入力が“1”となつたときに、MSU
―0の起動を抑止する信号が出力される。
AND回路27の出力は、禁止回路28に印加
され、MSU―0の起動信号MSU0GOがMSU―
0へ送出されるのを禁止する。
され、MSU―0の起動信号MSU0GOがMSU―
0へ送出されるのを禁止する。
このようにして、ある系の1つのユニツトから
他系のメモリへアクセス要求が出された後、続い
て自系のメモリへアクセス要求が出された場合で
あつて、しかも両系における優先制御の結果それ
ぞれ選択された場合のみを限定的に検出し、自系
のメモリアクセスを抑止する。
他系のメモリへアクセス要求が出された後、続い
て自系のメモリへアクセス要求が出された場合で
あつて、しかも両系における優先制御の結果それ
ぞれ選択された場合のみを限定的に検出し、自系
のメモリアクセスを抑止する。
本発明によれば、マルチプロセツサシステムに
おいて、1つのユニツトから他系と自系のメモリ
に対する連続するアクセス要求が頻繁に発生する
ような処理が行われる場合の平均的なアクセス時
間の増大を防ぎ、少ないハードウエアの増加で効
率的なアクセス制御が実現できる。
おいて、1つのユニツトから他系と自系のメモリ
に対する連続するアクセス要求が頻繁に発生する
ような処理が行われる場合の平均的なアクセス時
間の増大を防ぎ、少ないハードウエアの増加で効
率的なアクセス制御が実現できる。
第1図は本発明の原理的構成図、第2図は本発
明の1実施例システムの要部構成図、第3図は第
2図に示す実施例システムの動作例のタイミング
図、第4図はマルチプロセツサシステムの典型的
な構成図、第5図および第6図は従来方式の動作
例のタイミング図である。 第1図において、10,11はサブシステム、
12,13は中央処理装置(CPU―0,CPU―
1)、14,15はチヤネルプロセツサ(CHP―
0,CHP―1)、16,17はメモリコントロー
ラ(MCU―0,MCU―1)、18,19は主メ
モリ(MSU―0,MSU―1)、16a,17a
は優先制御回路、16b,17bは被選択ユニツ
トIDレジスタ、16c,17cは比較器を表す。
明の1実施例システムの要部構成図、第3図は第
2図に示す実施例システムの動作例のタイミング
図、第4図はマルチプロセツサシステムの典型的
な構成図、第5図および第6図は従来方式の動作
例のタイミング図である。 第1図において、10,11はサブシステム、
12,13は中央処理装置(CPU―0,CPU―
1)、14,15はチヤネルプロセツサ(CHP―
0,CHP―1)、16,17はメモリコントロー
ラ(MCU―0,MCU―1)、18,19は主メ
モリ(MSU―0,MSU―1)、16a,17a
は優先制御回路、16b,17bは被選択ユニツ
トIDレジスタ、16c,17cは比較器を表す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 複数の系の各プロセツサ10,11がそれぞ
れのメモリコントローラ16,17を介して結合
され、メモリコントローラ間の信号伝送に1クロ
ツクを要するマルチプロセツサシステムにおい
て、 上記各メモリコントローラ16,17は、自系
の主メモリ18,19に対する他系のユニツトか
らのアクセス要求について所定の論理にしたがつ
た選択を行う優先制御回路16a,17aと、 上記優先制御回路により選択されたアクセス要
求元ユニツトの識別情報を一時的に記憶し、他系
のメモリコントローラへ通知する被選択ユニツト
識別情報レジスタ16b,17bと、 自系の優先制御回路により選択されたアクセス
要求元ユニツトの識別情報と、他系のメモリコン
トローラの被選択ユニツト識別情報レジスタから
通知された1クロツク前の被選択ユニツト識別情
報との一致を検出する比較器16c,17cとを
そなえ、 上記比較器が一致を検出したとき、そのアクセ
ス要求元ユニツトが自系のユニツトであつた場合
には、自系の主メモリに対するアクセス起動を抑
止することを特徴とするメモリアクセス制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8976985A JPH0234062B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | Maruchipurosetsusashisutemuniokerumemoriakusesuseigyohoshiki |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8976985A JPH0234062B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | Maruchipurosetsusashisutemuniokerumemoriakusesuseigyohoshiki |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61248153A JPS61248153A (ja) | 1986-11-05 |
JPH0234062B2 true JPH0234062B2 (ja) | 1990-08-01 |
Family
ID=13979899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8976985A Expired - Lifetime JPH0234062B2 (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | Maruchipurosetsusashisutemuniokerumemoriakusesuseigyohoshiki |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0234062B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0538759U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-25 | 鹿児島日本電気株式会社 | 蛍光表示管 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS643769A (en) * | 1987-06-26 | 1989-01-09 | Nippon Telegraph & Telephone | Memory access system |
US5214769A (en) * | 1987-12-24 | 1993-05-25 | Fujitsu Limited | Multiprocessor control system |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP8976985A patent/JPH0234062B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0538759U (ja) * | 1991-10-29 | 1993-05-25 | 鹿児島日本電気株式会社 | 蛍光表示管 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61248153A (ja) | 1986-11-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4449183A (en) | Arbitration scheme for a multiported shared functional device for use in multiprocessing systems | |
AU687627B2 (en) | Multiprocessor system bus protocol for optimized accessing of interleaved storage modules | |
US5313591A (en) | Computer bus arbitration for N processors requiring only N unidirectional signal leads | |
JPH08255124A (ja) | データ処理システムおよび方法 | |
JPS62266642A (ja) | デ−タ処理装置 | |
JPH0479026B2 (ja) | ||
JPH05274252A (ja) | コンピュータシステムにおけるトランザクション実行方法 | |
US5255373A (en) | Decreasing average time to access a computer bus by eliminating arbitration delay when the bus is idle | |
US5913231A (en) | Method and system for high speed memory address forwarding mechanism | |
US5931931A (en) | Method for bus arbitration in a multiprocessor system | |
JPH0234062B2 (ja) | Maruchipurosetsusashisutemuniokerumemoriakusesuseigyohoshiki | |
JPH03238539A (ja) | メモリアクセス制御装置 | |
JPH10307788A (ja) | バスブリッジ | |
JPS63175964A (ja) | 共有メモリ | |
JPH05289987A (ja) | バス権調停回路 | |
JPH022178B2 (ja) | ||
JP3211694B2 (ja) | マルチプロセッサ接続方式 | |
JP3098550B2 (ja) | バス制御方式 | |
JPH05108476A (ja) | 主記憶制御装置 | |
JPH0666060B2 (ja) | バス優先権制御方式 | |
JPH06231032A (ja) | アクセス制御装置 | |
JP3458439B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2504528B2 (ja) | 主記憶制御装置間バス制御方式 | |
JP2964153B2 (ja) | データアクセス方式 | |
JPH05274273A (ja) | コンピュータ・システムに於ける素子のインターロック・スキーム |