JPH0234051Y2 - - Google Patents

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JPH0234051Y2
JPH0234051Y2 JP7582483U JP7582483U JPH0234051Y2 JP H0234051 Y2 JPH0234051 Y2 JP H0234051Y2 JP 7582483 U JP7582483 U JP 7582483U JP 7582483 U JP7582483 U JP 7582483U JP H0234051 Y2 JPH0234051 Y2 JP H0234051Y2
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JP
Japan
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print head
carriage motor
circuit
signal
printer
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JP7582483U
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JPS59181763U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (A) 考案の技術分野 本考案は、プリンタ、特にキヤリツジモータに
より移動する印字ヘツドを有するプリンタにおい
て、印字ヘツドが所定位置に所定行数連続して到
来しない場合に脱調検出を行なう脱調検出回路を
もうけ、該脱調検出回路からの信号にもとづき、
キヤリツジモータの供給電源を遮断するプリンタ
に関するものである。
(B) 考案の背景と問題点 近年プリンタは、機能向上、低価格化、小型軽
量化とともに、安全性が重要視される。
即ち、従来からたとえば第1図に示すように、
プリンタは、通信回線などを経由して送信された
データをデータ入力回路16により受信し、受信
データを制御回路1により印字に適した形に変換
するとともに、キヤリツジモータドライバ9によ
り制御するキヤリツジモータ8、紙送りモータド
ライバ7により制御する紙送りモータ6および印
字ヘツドドライバ5により制御する印字ヘツド4
などにより印字している。そしてその安全性は、
電源回路3の電流制限器あるいはヒユーズなどに
より頼つている。これらの電流制限器あるいはヒ
ユーズなどは、異常な電力消費、例えばキヤリツ
ジモータが焼損し、線間短絡などを生じた場合に
動作し得るものであるが、キヤリツジモータの異
常などに伴つて生じる印字上の脱調を正しく検出
する点について必らずしも十分でなかつた。
(C) 考案の目的と構成 本考案は、キヤリツジモータにより移動する印
字ヘツドを有するプリンタにおいて、印字ヘツド
が指定された位置に所定行数連続して到来しない
場合に、脱調検出を行なう脱調検出回路をもうけ
該脱調検出回路からの信号にもとづき、キヤリツ
ジモータの供給電源を遮断することにより、簡易
かつ確実に、しかもキヤリツジモータなどが焼損
し、短絡事故を生じない前に、その安全性を確保
することを目的としている。そのため、本考案の
プリンタは、データを受信するデータ入力回路
と、キヤリツジモータにより移動する印字ヘツド
と、該印字ヘツドによる印字行数を所定値に設定
する手段と、前記印字ヘツドにより印字動作の行
われた行数を計数する行数計数回路と、前記印字
ヘツドが指定された位置に来たことを検出する位
置検出器と、該位置検出器からの信号のもとづ
き、前記行数計数回路により計数された値をクリ
アするリセツト回路とを少なくとも有するプリン
タにおいて、前記リセツト回路が前記所定値に相
当する複数行の印字動作を行つた後も働かない場
合に脱調検出回路を作動させる脱調検出部を備え
るとともに、該脱調検出部からの信号にもとづ
き、キヤリツジモータの電源を遮断することを特
徴としている。
(D) 考案の実施例 以下に図面を参照して、本考案を詳細に説明す
る。
第2図は本考案の1実施例の構成例を示し、第
3図は印字例を示し、第4図は本考案の脱調を説
明するフローチヤートを示し、第5図は本考案の
他の実施例の構成例を示し、第6図は第5図の実
施例の動作を説明する図を示す。
第2図において、プリンタは通信回線などを経
由して送られてきた信号を、データ入力回路16
により受信する。受信信号は、制御回路1により
印字に適した形に変換される。制御回路1は受信
信号を印字するために必要な制御信号を作成し、
前記印字信号とともに対応するキヤリツジモータ
ドライバ9、紙送りモータドライバ7および印字
ヘツドドライバ5などに供給する。キヤリツジモ
ータ8、紙送りモータ6および印字ヘツド4は所
定の手順により動作し、受信信号を印字する。紙
送りスイツチ2は、手動により紙の交換などを行
なうためにもうけられている。印字ヘツド4が印
字を開始する場合、印字開始位置を機構的に設定
するために、ホーム位置センサ10がもうけられ
ている。このホーム位置センサ10は、プリンタ
の印字開始位置からモータの駆動が安定するに足
る距離だけ、印字方向と反対方向の距離の位置に
取付けられ、印字ヘツドが到来したときに信号を
送出する。このホーム位置センサ10からの信号
により、制御回路1は印字ヘツドの初期設定位置
を検出し、所定の位置から印字を開始することが
できる。従つて、キヤリツジモータ8に何等かの
原因により異常が生じ、所定の動作を行なわなく
なつた場合には、制御回路1は、前記ホーム位置
センサ10からの信号を検出することができなく
なり、印字ヘツドなどの動作を停止するととも
に、電源制御回路11にキヤリツジモータ供給電
源などを遮断すべく信号を送出し、電源回路3か
らの電源供給が停止される。以下その動作を詳細
に説明する。
第3図において、は印字ヘツドのホーム位
置、, b′ ,a′は印字ヘツドの停止位置、は
印字桁、は印字行である。
印字ヘツド4は、始動開始時、ホーム位置に
停止している。次に印字データの印字を行なう為
に、キヤリツジモータ8により右方向に移動を開
始し、移動のタイミングに合わせて所定の位置に
印字ヘツド4により、たとえば第3図Aに示すよ
うに印字する。そして印字終了後、たとえば第3
図(A)の“10”を印字終了後、キヤリツジモータ8
の移動速度を減衰させ、停止位置に印字ヘツド
4は停止する。同様にして、停止位置からキヤ
リツジモータ8が移動を開始し、用紙の右端から
左端に向かつて印字を行ない、印字ヘツドは停止
位置に停止する。この停止位置はホーム位置
であり、このホーム位置センサ10からの信号に
より、キヤリツジモータ8の正常動作を確認でき
る。即ち、2行印字ごとに1回前記ホーム位置セ
ンサ10からの信号を検出でき、これによつて脱
調が発生したか否かを検出するようにしている。
しかし、第3図Bに示すように、印字が用紙の
左端から開始されない場合には、印字ヘツドの停
止位置a′はホーム位置より右側に位置し、ホー
ム位置センサ10から信号を検出することができ
なく、キヤリツジモータ8が正常動作をしている
か否かを判断できない場合が生じる。
そこで、本考案においては第4図に示すような
動作を行わせるようにしている。図中ORCは、
印字行数計数カウンタである。まずORCがクリ
アされ、印字動作を1行おこなう。ホーム位置セ
ンサ10からの出力信号がある場合には
(YES)、ORCをクリアし、繰返し印字を行ない、
ホーム位置センサからの出力信号がない場合には
(NO)、ORCをインクリメントする。インクリメ
ントしたORCの値が所定値nより小さい場合に
は(NO)、繰り返し印字を行ない、ORCの値が
所定値nに等しい場合には(YES)、印字ヘツド
4をホーム位置に移動させる信号を、キヤリツ
ジモータドライブ9を介してキヤリツジモータ8
に供給する。その結果、ホーム位置センサ10が
ホーム位置到着を検出した場合には(YES)、
ORCはクリアされ繰り返し印字を行ない、ホー
ム位置センサ10がホーム位置到着を検出しない
場合には(NO)、キヤリツジモータが正常動作
をしていないことを検出、即ちキヤリツジモータ
の脱調を検出し、印字動作を停止するとともに、
電源制御回路11を介して電源回路からの電源の
供給を停止させる。このように制御せしめること
によつて、第3図Aに関連して述べた場合におけ
る脱調を正しく検出できることは勿論であるが、
第3図B図示の如き印字が行われる場合について
も脱調発生を早期に検出できる。
第5図は、本考案の他の実施例の構成を示し、
第6図は第5図の実施例の動作を説明する図を示
す。図中、12はタコ・ジエネレータ、14は比
較器である。本実施例の場合も、ホーム位置セン
サ10からの信号よつて印字ヘツドが停止位置
に到着するか否かによつて、第3図Aに関連した
脱調チエツクが行われることは同じである。
図示タコ・ジエネレータ12は、キヤリツジモ
ータ8に連結され、その回転に応じた電圧(第6
図)を発生し、その電圧は整流回路15によ
り整流され、(第6図、その整流電圧は平滑
回路13により平滑され(第6図)、その平滑
された直流電圧は、比較器14に入力される。
比較器14には、制御回路1から基準電圧が供
給され、前記直流電圧と比較される。たとえ
ば、キヤリツジモータ8が駆動されるべき期間中
にキヤリツジモータ8が回転せず、直流電圧(第
6図)が基準電圧より小さい場合、Lレベル
信号を電源制御回路11に送出し、電源制御回
路11は、Lレベル信号にもとづき、キヤリツ
ジモータ8の電源を遮断する信号を送出し、電源
回路3は電源遮断信号にもとづきキヤリツジモー
タ8への電源供給を停止する。
尚上記実施例において、各種制御、ORCある
いは基準電圧の制御などは、制御回路1によつ
て行なわれ、一般にはマイクロコンピユータを用
いて行なわれるものである。前記所定行数nは任
意に選択可能であり、例えば1ページ分の行数に
設定すればよい。また、前記実施例では、印字開
始時のホーム位置センサ10を用いたけれども、
これに限られることなく、他の任意の位置に印字
ヘツドの位置を検出するセンサを取り付けた場合
にも適用できるものである。
(E) 考案の効果 以上説明した如く、本考案によれば、プリンタ
の印字ヘツドの位置検出信号あるいはタコジエネ
レータからの電圧信号にもとづき、キヤリツジモ
ータ8の脱調を検出し、その電源の供給を停止さ
せているため、未然にキヤリツジモータの焼損を
防止し、かつ安全性を確保できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のプリンタの構成例を示し、第2
図は本考案の1実施例の構成例を示し、第3図は
印字例を示し、第4図は本考案の脱調を説明する
フローチヤートを示し、第5図は本考案の他の実
施例の構成例を示し、第6図は第5図の実施例の
動作を説明する図を示す。 図中、1は制御回路、4は印字ヘツド、10は
ホーム位置センサ、は印字ヘツドのホーム位
置、, b′ ,a′は印字ヘツドの停止位置、は
桁数、は行数、はタコジエネレータの出力電
圧波形、はの整流、平滑された電圧波形、
D′ は脱調した場合のタコジエネレータからの電
圧波形である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. データを受信するデータ入力回路と、キヤリツ
    ジモータにより移動する印字ヘツドと、該印字ヘ
    ツドによる印字行数を所定値に設定する手段と、
    前記印字ヘツドにより印字動作の行われた行数を
    計数する行数計数回路と、前記印字ヘツドが指定
    された位置に来たことを検出する位置検出器と、
    該位置検出器からの信号にもとづき、前記行数計
    数回路により計数された値をクリアするリセツト
    回路とを少なくとも有するプリンタにおいて、前
    記リセツト回路が前記所定値に相当する複数行の
    印字動作を行つた後も働かない場合に脱調検出回
    路を作動させる脱調検出部を備えるとともに、該
    脱調検出部からの信号にもとづき、キヤリツジモ
    ータの電源を遮断することを特徴とするプリン
    タ。
JP7582483U 1983-05-20 1983-05-20 プリンタ Granted JPS59181763U (ja)

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JP2695154B2 (ja) * 1985-06-05 1997-12-24 松下電器産業株式会社 印字装置
JP5945924B2 (ja) * 2012-03-22 2016-07-05 株式会社リコー インクジェット記録装置及びインクジェット記録装置のカバーロック解除方法

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