JPH023358B2 - - Google Patents

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JPH023358B2
JPH023358B2 JP57072583A JP7258382A JPH023358B2 JP H023358 B2 JPH023358 B2 JP H023358B2 JP 57072583 A JP57072583 A JP 57072583A JP 7258382 A JP7258382 A JP 7258382A JP H023358 B2 JPH023358 B2 JP H023358B2
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JP
Japan
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recording
rotating magnetic
magnetic head
shift
head
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Akimichi Terada
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Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH023358B2 publication Critical patent/JPH023358B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/584Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes
    • G11B5/588Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads
    • G11B5/592Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following for track following on tapes by controlling the position of the rotating heads using bimorph elements supporting the heads
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/1808Driving of both record carrier and head
    • G11B15/1875Driving of both record carrier and head adaptations for special effects or editing

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヘリカルスキヤンVTRにおいて、可
変速再生を行う際に生ずる、画面縦ゆれ(Vジツ
タ)を防止した磁気記録再生装置に関する。
ヘリカルスキヤンVTRにおいて、記録時と異
なつたテープ速度で映像信号を再生(可変速再
生)する場合には、通常、テープ速度により、ヘ
ツドのテープに対する走査軌跡が異なることにな
る。したがつて、画面にノイズバーがあらわれ
る。これを防止するため、ヘツドを記録トラツク
幅方向に可動に支持し、記録トラツクに対し、ト
ラツクはずれを補正して、正しくトラツキングを
とり、ヘツド切換時点に於ては、次に再生すべき
記録トラツクにヘツドをシフトさせることが試み
られている。
ここで、本発明者が発明し別出願により特許出
願したノイズバーの出ない磁気記録再生装置の可
変速再生方法について説明する。
第1図は該可変速再生方法に用いられる回転磁
気ヘツドのヘツド配置を示す。第1図は回転シリ
ンダ5を下シリンダ側から見た平面図である。回
転磁気ヘツド1,2(以下単にヘツドと称する)
はそれぞれ圧電バイモルフ3,4上に接着されて
いる。圧電バイモルフ3,4は図には示していな
いが、ヘツド1,2から遠い側の他端に於て、回
転シリンダ5に対し片持支持されている。そして
電圧が圧電バイモルフ3,4の電極に印加される
ことにより、先端が回転軸方向、(第1図では紙
面垂直方向)に変位し、記録トラツク幅方向にヘ
ツド1,2を変位さすことができる。圧電バイモ
ルフを使つたヘツドの位置移動装置に関しては、
放送用VTR等で公知であり、本発明の主眼では
ないので、ここでは詳しい説明は省略する。
なお、ここではアジマス記録方式のヘリカルス
キヤンVTRを対象として説明する。このため、
ヘツド1,2はアジマスの異なるヘツドとする。
また、ヘツド1,2は録再兼用のヘツドでも良い
し、再生専用のヘツドでもよい。
また、ここでは、トラツキングエラー信号はい
わゆるウオブリング方式によつて検出されるもの
とする。
すなわち、ヘツド1,2に正弦波振動が印加さ
れ、再生出力波形のエンベローブ波形と振動波形
との位相差により、トラツキングエラーが得られ
るものとする。
従つて、可変速再生の場合このトラツキングエ
ラー信号によりヘツドは自動的に記録トラツクを
トレースする。そのまま放置すればヘツドは通常
再生と同じく引き続いたトラツクをトレースす
る。このため、可変速再生を行おうとすると、ヘ
ツド切換時点で可変速の速度に応じたトラツクを
指示し、その位置に次に再生すべきヘツドを移動
させることが必要である。この移動量を位置シフ
ト量と称する。
一般にa倍速の可変速再生の場合、1フイール
ド期間における平均的な位置シフト量はトラツク
ピツチ量をPとすると、 (a―1)P ……(1) となる。
ところがヘツド切換時点で瞬間的にシフトする
と、異なつたアジマスの記録トラツクは再生でき
ないため第1図のヘツドを用いる場合は許される
位置シフト量は0か、トラツクピツチの偶数倍で
ある。
したがつて(a―1)より小さくて、これに一
番近い偶数(又は0)をmとすると、ヘツド切換
時点に於る位置シフト量はm×Pと(m+2)×
Pを適当な回数繰り返し平均的に(a―1)Pと
するようにすればa倍速の可変速再生を行なうこ
とができる。
次に、第2図にもとずき、前記した可変速再生
方法の一具体例を説明する。
第2図は1例として、記録時のテープ速度の4
倍の速度で再生した場合のヘツド位置変化を示
し、縦軸はヘツド変位量、横軸は時間を示す。ま
た、図中のPは1トラツクピツチを示す。このよ
うな4倍速再生の場合はaは4であるから前記(1)
式の(a―1)は3になる。したがつて、本具体
例では2トラツクピツチと4トラツクピツチの位
置シフトを平均的には同じ回数くり返すことにな
る。
好ましくは交互にこれをくり返せば良い。
第2図Aはヘツド1,2の必要な位置、および
移動量を示す。もしバイモルフ3,4を同一の駆
動増幅器で駆動する場合は、同図Aに示されてい
るように4トラツクピツチ及び2トラツクピツチ
のシフトを瞬時に行なわねばならず、しかも瞬時
に方向を変えてトラツク引き込みを行なわねばな
らずこれは不可能である。
第2図B,Dは本具体例を適用して4倍速の再
生を行なつた場合のそれぞれのヘツドの変位を示
す。第2図B,Dに於て、実線部分はヘツドが再
生を受持つている期間の変位、破線部分はヘツド
が再生を受持つていない期間の変位を示す。第2
図B,Dの実線部分を組合せると、第2図Aとな
る。本具体例はオートトラツキング方式なので実
際にはトラツク曲り等に応答する。したがつて、
ヘツドの移動軌跡は曲線になるが簡単のため直線
とした。
ヘツドの位置シフトは第2図C,Eに示すよう
なパルスをサーボ回路中の積分器入力に印加する
ことによつて達成される。第2図C,Eに示され
ているようにこの位置シフトはそれぞれヘツドが
再生を受持つていない期間に於て行なわれる。最
初のシフトはヘツド再生期間終了直後に、次のシ
フトは再生を受持つていない期間のほぼ中央で行
なわれる。第2図は4倍速の例であるから、4ト
ラツクピツチの位置シフトと2トラツクピツチの
位置シフトの両者があるがどちらにするかの判定
は再生を受持つていない期間の中央での位置シフ
トの直前に定める(第2図B,Dの矢印を付した
時点)。
第2図B,Dに二点鎖線で記入されたスレシホ
ールドレベルqを設定し、前記矢印を付した時点
でヘツド位置がこのレベルより下の場合は、その
時点でのシフトは4トラツクピツチとする(○イ時
点)。そして、次にその時点で再生を受持つてい
たヘツドの再生終了直後に行なう位置シフトも同
じ量とする(○ロ時点)。
一方レベル判定時点でスレシホールドレベルq
より高い場合は2トラツクピツチのシフト(○ハ時
点)とし、引き続いて行うシフト(○ニ時点)も同
じ量とする。
具体的には常時2トラツクの位置シフトを行
い、○イ、○ロ時点では更に2トラツクの位置シフト
を追加することになる。以上の位置シフトを実施
することにより、破線で示したヘツド位置変化が
得られる。
第2図から分るように、トラツク位置シフトを
2度行うことにより、ヘツドシフト量を大幅に減
らすことが可能になり、装置全体の必要なダイナ
ミツクレンジが下げられている。もちろんダイナ
ミツクレンジが広い場合は位置シフトを再生期間
終了直後の一度だけとすることも可能であること
は第2図より明らかである。再生を受持つていな
い区間において再生している区間と同一速度で動
くよう積分器の時定数を変更することにより、ヘ
ツド切換時点に於る、トラツクへの引き込みは極
めて容易である。
しかし、一般にヘリカルスキヤンVTRは記録
トラツクがテープ長手方向に対して傾斜している
ので、可変速再生等のために磁気ヘツドを記録ト
ラツク幅方向に1トラツクピツチ分移動させる
と、Hずれ数(αH)(以下、H並び数と呼ぶ)で
決まる量だけ、記録トラツクの長手方向に対する
ヘツド位置がずれる。また、映像信号の垂直同期
信号位置は記録トラツク長手方向に関して同一位
置に書かれているから、上記のヘツド移動に伴
い、再生映像信号の垂直同期位置が変化すること
になる。
ヘツドが常に元の位置迄シフトされる場合は、
上の垂直同期位置変化は再生水平同期数の変化に
はならず、Vジツタの原因にはならない。しかし
ながら、特定のテープ速度以外のテープ速度で
は、ヘツドの移動量を変化させる必要が生じる。
このため、従来の磁気再生装置においては、垂
直同期信号間の再生水平同期数がフイールド毎に
異なることになり、再生映像信号にVジツタが発
生することになる。
次に第2図に示したようにヘツド位置を移動し
た場合のVジツタ発生原因を詳細に説明する。第
3図は4倍速再生の場合のVジツタ発生のメカニ
ズムを説明する図であり、Xは記録トラツク、Y
は垂直同期信号を示す。
第3図において破線で囲まれた部分a′,b′,
c′はヘツツド位置を補正しない時の走査軌跡、斜
線を施した部分a,b,cが補正後のヘツド軌跡
を示す。第3図の軌跡a,b,cはそれぞれ第2
図のa,b,cに対応する。第3図中に示すよう
に各記録トラツク上同一位置に垂直同期信号Yが
書かれている。又本具体例の場合のH並び数
(αH)を1.5H(H:1水平走査線期間)とする。
仮りに図に示した位置に垂直同期信号Yが書か
れているとすると、軌跡aにおいてヘツド2はま
ず垂直同期信号Yを再生し、合計258H分再生し
て、再生を終了する。次に軌跡bにおいてヘツド
1が、まず最初に1.5H分信号を再生し、次に垂
直同期信号Yを再生し、同じく合計258H分再生
する。次に軌跡cの最初に於て、ヘツド2が垂直
同期信号Yを再生する。上にのべた現象を1サイ
クルとして、同じ現象が繰り返される。
したがつて、垂直同期間の走査線数は259.5H,
256.5H,259.5H,256.5H…と交互に259.5Hと
256.5Hが繰り返されることになる。すなわち、
再生映像信号にVジツタが発生することになる。
本発明の目的は、上記した従来技術の欠点を除
去し、再生映像信号にVジツタが発生しない磁気
記録再生装置を提供するにある。
本発明の特徴は、ヘツド移動量の変更情報によ
り、再生映像信号の垂直同期位置を移動させ、V
ジツタの発生を防止するものである。
先ず、本発明の実施例の説明に先立つて、本発
明の原理を説明する。
再び、第2図、第3図を用いて説明する。前述
のように、4倍速再生の場合には、垂直同期間の
走査線数は259.5H,256.5H,259.5H,256.5H,
……と交互に259.5Hと256.5Hが繰り返され、こ
れがVジツタの原因となる。従つてヘツド2より
再生される軌跡a、およびcの信号を1.5H遅ら
せて、各垂直同期間隔が258Hになるようにすれ
ば、各垂直同期間隔が等しくなるのでVジツタを
防止することができる。これが本発明の基本的な
考え方である。
第2図によると、軌跡a,cの前には追加の位
置シフトがおこなわれ、ヘツド1,2共4トラツ
クピツチの位置シフトがなされる。すなわち、○イ
の時点で追加の位置シフトを行なうことが決定さ
れる。したがつて、この追加の位置シフトを行な
うことを決定する信号を利用して、ヘツド2の再
生信号を1.5H遅延させるようにすれば良い。こ
のようにして、1.5H遅延された信号は、ヘツド
2の再生信号として、aの軌跡再生中全期間使用
される。
第4図に第2,3図に関連して説明したヘツド
位置移動及び、Vジツタ補正を実現するための回
路のブロツク図を示す。第4図において磁気テー
プ51からヘツド1,2により再生された再生信
号はそれぞれ増幅器6,7により増幅される。増
幅された信号は、直接又は遅延回路52,53で
所定時間遅延されて、スイツチ回路54,55に
入力する。スイツチ回路54,55は後述するよ
うにして、前記直接入力した信号と所定時間遅延
された信号のいずれか一方を選択する。
一方、9はシリンダ回転のタツク信号発生器で
あり、再生ヘツドの切換えパルス、SW30を発
生する。増幅器6,7で増幅された再生信号はそ
れぞれスイツチ回路54,55をとおり、切換え
パルスSW30で制御されるスイツチ回路8によ
り適切なタイミングで切替えられ、再生FM信号
となる。
再生FM信号はエンベロープ検波回路10でエ
ンベロープ検波され、同期検波回路(掛算器)1
1に供給される。同期検波回路11のもう一方の
入力には、圧電バイモルフを正弦波振動(ウオブ
リング)させる発振源12の出力を位置シフト回
路13によつて位相シフトさせた信号が供給され
る。この位相シフト回路13は前記発振源12の
出力を実際の圧電バイモルフの振動と同相になる
ようにするためのものである。
同期検波回路11の出力はウオブリング周波数
の基本波及び高調波を除去するためのローパスフ
イルタ14に供給される。該フイルタ14の出力
はゲイン調整器15によりサーボ系のゲイン調整
がなされ、トラツキングエラー信号となる。トラ
ツキングエラー信号は加算器16及び17に加え
られ、ここでそれぞれに後述する位置シフトパル
スが加算され、それぞれ積分器18,19に供給
される。積分器18,19の出力は加算器20,
21に供給され、ここで発振器12の出力が加算
される。加算器20,21の出力は駆動増幅器2
2,23により増幅され、それぞれバイモルフ、
3,4を駆動し、これによりヘツド1,2が駆動
される。
一方、切換パルスSW30信号がシフトパルス
発生回路24に入力すると、該シフトパルス発生
回路から所定のタイミングでシフトパルスが発生
される。ヘツド1,2のシフトパルスを第5図に
示す。第5図において、パルスaはヘツド1のシ
フトパルス、パルスbはヘツド2のシフトパルス
である。これらのシフトパルスは先ずテープ速度
検出回路32からの速度信号により、それぞれゲ
イン調整器25,26により、そのパルスの高さ
が変えられる。続いて、加算器27,28により
付加のパルスが加算され、極性反転回路とスイツ
チ及びゲイン調整回路で構成される極性決定回路
29,30に供給される。
なお、テープ速度検出回路32としては、キヤ
プスタン軸又はキヤプスタン駆動モータ軸に取り
付けられた周波数発電器あるいはコントロールパ
ルスの時間々隔の計測手段を用いることができ
る。
トラツクの位置シフトの方向はテープ速度が記
録時のテープ速度より速い場合とこれより遅いか
あるいは逆転の場合とでは相違している。このた
め、VTRのシステムコントロール回路31から
現在のテープ走行のモード情報を得てパルスの極
性を正電圧パルスとするか、負電圧パルスとする
か決定する。又、記録時のテープ速度によつて、
トラツクピツチ量Pが変化するので、前記のよう
にゲイン調整器25,26によつてゲイン調整を
行う。極性決定回路29,30の出力はそれぞれ
加算器16,17に於てトラツキングエラー信号
と加算され、積分器18,19により、これらが
積分され、ヘツド1,2の位置シフトが達成され
る。
一方、積分器18,19の出力、すなわち、圧
電バイモルフ(電気機械変換素子)の駆動信号
は、それぞれ極性反転回路とスイツチで構成され
る極性決定回路33,34によりその時のテープ
走行のモード情報により、極性反転か、非反転か
の選択がなされる。その後、レベル比較回路3
5,36に供給される。
レベル比較回路35,36に於ては、スレシホ
ールドレベル発生回路37より供給されたスレシ
ホールドレベルと、極性決定回路33,34から
の出力が比較される。そして、第2図に関連して
説明したように、録再の速度差によるトラツキン
グエラー増加の方向で極性決定回路33,34か
らの出力が、レベル判定時点でスレシホールドレ
ベルより、低くなつたかどうかが判定される。ス
レシホールドレベルより低くなつた場合はレベル
比較回路35,36のレベルはハイレベルとな
る。このレベル変化は、シフトパルス発生回路2
4から出力されるクロツクパルスe,f(第5図
参照)の発生時点でフリツプフロツプ41,42
により判定される。
ところで、クロツクパルスeはヘツド1の非再
生期間中央附近で発生する。もしこのクロツクパ
ルスeの発生時点でレベル比較器36の出力がハ
イレベルなら、このハイレベルは、フリツプフロ
ツプ42で次のクロツク時点まで保持される。フ
リツプフロツプ41についても全く同様に、第5
図のパルスfをクロツクとしてヘツド2の非再生
期間中央で、比較器35出力がハイレベルかどう
かの判定をする。そして、ハイレベルであれば、
このハイレベルは、フリツプフロツプ41によつ
て次のクロツクまで保持される。
フリツプフロツプ42の出力はゲート43,4
4に供給され、フリツプフロツプ42出力がハイ
レベルならパルスeとパルスdがゲートを通過す
る。パルスeは加算回路48を通り、レベル調整
器49でレベル調整され付加パルスとして加算器
27に供給される。そしてヘツド1の非再生期間
中央での位置シフト量を更に増加させる。一方パ
ルスdは加算器47を通りレベル調整器50でレ
ベル調整され、加算器28に供給される。これに
よつて、再生終了時点に於るヘツド2の位置シフ
ト量は更に増加させられる。
フリツプフロツプ41の出力についても、全く
同様にこれがハイレベルになつた場合、非再生期
間中央に於るヘツド2のシフト量及びヘツド1の
再生終了時点に於るシフト量を増加させる。前述
したように、付加パルスは2トラツクピツチ分の
付加の位置シフトを与えるものであり、またゲイ
ン調整器25,26の出力は、前述したようにa
倍速の場合、トラツクピツチ量をa―1より小さ
くてこれに一番近い偶数倍した量の位置シフトを
与えるものである。
一方、4倍速の本実施例の場合は、スイツチ回
路55はフリツプフロツプ41の出力がハイレベ
ルになつた時にのみ遅延回路53の出力を選択す
る。逆に、フリツプフロツプ41の出力がローレ
ベルの時は再生増幅器7の出力を選択する。
したがつて、ヘツド2が再生を受持つていない
期間のほぼ中央で追加の位置シフトを行なうとき
は、フリツプフロツプ41の出力がハイレベルに
なるので、ヘツド2の再生出力が1.5H遅延され
てスイツチ回路8に供給される。このため、たと
えば第3図で軌跡aの再生信号が1.5H遅延され、
等時間間隔で垂直同期信号が再生され、Vジツタ
が防止される。
スイツチ回路54についても、スイツチ回路5
5と全く同様にフリツプフロツプ42の出力がハ
イレベルになつた時、スイツチ回路54はヘツド
1の再生信号を1.5H遅延させた信号を選択する。
しかし、4倍速の本実施例ではフリツプフロツプ
42がハイレベルになることはないので、遅延回
路52がスイツチ回路54によつて選択されるこ
とはない。
以上の説明から明らかなように、本実施例によ
れば垂直同期間が258Hとなり、各垂直同期間隔
が等しくなるので、Vジツタを防止または軽減で
きる。
なお、前記の実施例ではたまたまヘツド2の再
生信号を遅延させたが、テープ走行とヘツド走査
のタイミングによつてはヘツド1の再生信号を遅
延させる場合もおこる。しかし、この場合にも本
装置が正しく動作することは上記の説明より自明
である。
また3〜5倍速の間の任意の速度ででも、上記
の追加の位置シフトを行なうことを決定する信号
により、1.5H信号を遅延さす方式でVジツタが
防止される。この場合は4倍速の例にくらべて、
ただ追加の位置シフトを行なう頻度が変るのみで
ある。
この場合には交互に256.5Hと259.5Hの再生が
繰り返されるわけではないので、再生走査線数が
全部等しくなるわけでなく、再生水平走査線数が
変化する前後に於て例えば256.5H,258H,
258H,256.5Hのように再生される。この場合に
おいてはテープ速度より追加の位置シフト時点か
らの再生水平走査線数の変化が予測出来るのでこ
れに応じて信号の遅延量を求めることができる。
又上記の説明より3〜5倍速以外の任意の速度
ででも、本実施例が適用されることも自明であ
る。この場合にはただ常時行なうヘツドシフト量
が異なるだけであり、同じく適切なタイミングで
1.5H再生信号を遅延させることにより、Vジツ
タが防止される。
以上、信号遅延によるVジツタの防止を行なつ
たが、この代りに、信号は遅延させずに擬似垂直
同期信号を挿入するようにしても良い。
ところで、以上述べた実施例は固定遅延量の遅
延線を用いたが、遅延回路52,53として
CCDのような可変遅延回路を用いて、遅延量を
各フイールド毎に変えるようにすることができ
る。このようにすることによりあらゆるテープ速
度に於てVジツタを完全にとることができる。
本発明の他の実施例として1/2正転スローの場
合のヘツド移動を第6図に示す。第2図と同じく
第6図Aはヘツド1,2の必要な位置移動量を示
す。また、第6図B,Dは本発明を適用した、そ
れぞれヘツド1および2の位置移動を示す。
第6図B,Dの矢印を記した時点がレベルを判
定する時点であり、この時点において図に示した
スレシホールドレベルを越えた時に位置シフトパ
ルスが発生する。第6図は第2図に比し、レベル
を越えたかどうかの判定が逆であるが、これは極
性決定回路33,34により極性を逆にすること
により、同一方向で判定することができる。
第6図C,Eにヘツド1及び2の位置シフトパ
ルスを示す。この場合は第2図と極性が逆になつ
ている。また、同図A,B,Dに示したヘツド移
動の方向も第2図と逆になつている。この場合に
は、要求されるヘツド位置移動より多い目のヘツ
ド位置移動を行い、4回に1回、逆方向の位置移
動を行つて、これを補正している。
このような動作をする本実施例の場合、テープ
走行方向と走査方向は第3図と同様であり、さら
に各トラツクa,b,c,dについて、第3図と
同様にαH=1.5Hであるとすると、各フイールド
の再生水平走査線数は、それぞれ262.5H,
265.5H,262.5H,262.5Hとなる。そして、これ
を1サイクルとして、次々とくり返される。
この場合、平均した走査線数は263.25Hである
からVジツタを完全に防ぐためには軌跡aを
1.5H,bを2.25H,cを0,dを0.75H遅延させ
る必要がる。従つて、第6図Cに示したヘツド位
置シフトパルスを基準とし、次のフイールドから
再生信号の遅延量を各フイールド毎に0,
0.75H,1.5H,2.25Hの順にフリツプフロツプ4
1又は42の出力により、遅延回路52,53の
遅延量を変更すれば良い。又この場合にはスイツ
チ回路54,55も上にのべた操作を行うよう適
切に切替える必要がある。
以上1/2スローの場合を例にとつたが、遅延量
はテープ速度により定まる。一般には追加の位置
シフトを与えるパルス、例えば第6図Cのヘツド
位置シフトパルスの出現間隔をnフイード毎とす
ると、2αH/n(これをaとする)の遅延量を基準
として、0,aH,2aH,……(n―1)aH,の
順に、追加のシフトを与えるパルスの次のフイー
ルドから順次遅延させれば良い。
以上の各実施例では再生信号を遅延させてVジ
ツタを防止したが、この代りに、垂直同期信号の
みを遅延させて、Vジツタを防止することができ
る。この場合においては、第4図において、フリ
ツプフロツプ41又は42がハイレベルになつた
とき、再生映像信号から抜き取つた垂直同期信号
のみを遅延させて映像信号に再挿入すれば良い。
垂直同期信号のみを遅延させる場合は、画像に対
応する信号は遅延しないので、遅延量はこれまで
にのべた全再生信号を遅延させる場合と一般には
異なる。しかし、適切な遅延量を選ぶことによ
り、第4図、第6図に関連して説明した方法と同
様な方法により、再生画像のVジツタを補正する
ことができる。
また、以上述べた実施例では、ヘツドとしてア
ジマスの異なる2ケのヘツドを使用用して説明し
た。しかし、本発明は使用ヘツドの種類に関係な
く、たとえばアジマスが同一の2ケのヘツドを再
生専用に使用する場合においても、本発明が適用
されることは自明である。この場合においては許
されるヘツド位置シフト量はトラツクピツチの奇
数倍となる。
又本発明はトラツキングエラー検出方式やヘツ
ドの位置移動のための電気機械変換素子の種類等
にも関係せず適用されることは自明である。たと
えばトラツキングエラー検出方式として、記録ト
ラツクにパイロツト信号を記録する、パイロツト
方式を採用する場合でも本発明が適用できる。ま
た電気機械変換素子として、圧電バイモルフの代
りに、電磁石を使つた電気機械変換素子でも本発
明が適用できる。またアジマス記録方式でなく、
アジマスのない記録の場合でも本発明が適用でき
る。この場合には許されるヘツド移動量はトラツ
クピツチの整数倍である。
以上のように、本発明によれば、簡単な装置
で、確実にヘリカルスキヤンVTRの可変速再生
時のVジツタ(画面の縦ゆれ)を防止することが
でき、良好な再生画像をうることができるという
大きな効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に使用される磁気ヘツドのヘツ
ド配置を示す平面図、第2図は4倍速時のヘツド
位置移動を示す説明図、第3図は4倍速時のVジ
ツタ発生の説明図、第4図は本発明の一実施例の
ブロツク図、第5図は第4図のシフトパルス発生
回路の発生パルスのタイムチヤート、第6図は本
発明の他の実施例のヘツド位置移動の説明図を示
す。 1,2……回転磁気ヘツド、3,4……圧電バ
イモルフ、18,19……積分器、22,23…
…圧電バイモルフ駆動増幅器、24……シフトパ
ルス発生回路、35,36……比較回路、32…
…テープ速度検出回路、52,53……遅延回
路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 それぞれが電気機械変換素子で支持された複
    数個の回転磁気ヘツドを有し、記録時と異なるテ
    ープ速度で磁気テープを再生する場合に、再生に
    携わつている回転磁気ヘツドは該テープ速度に応
    じて決定されるトラツクをトレースし、一方非再
    生の回転磁気ヘツドは該テープ速度に応じて決定
    される次に再生すべきトラツク位置まで非再生期
    間の間に記録トラツク幅方向にシフトさせるよう
    にしたアジマス記録ヘリカルスキヤン型磁気記録
    再生装置において、 位置シフトパルスの積分値、すなわち前記電気
    機械変換素子の駆動信号にスレシホルドレベルを
    設け、非再生期間の所定のタイミングで該駆動信
    号とスレシホルドレベルとを比較し、該駆動信号
    が該スレシホルドレベルの上側にある時には回転
    磁気ヘツドに第1のシフト量を与え、該スレシホ
    ルドレベルの他方の側にある時には該第1のシフ
    ト量より大きな第2のシフト量を与えて、再生に
    携わる回転磁気ヘツドが前記テープ速度に応じて
    決定されるトラツク位置までシフトするようにす
    ると共に、該スレシホルドレベルの前記他方の側
    にある駆動信号で駆動される電気機械変換素子に
    保持された回転磁気ヘツドの再生映像信号をVジ
    ツタを補償する量だけ遅延させる、または該再生
    映像信号は遅延させずに該Vジツタを補償する位
    置に凝似垂直同期信号を挿入するようにしたこと
    を特徴とするアジマス記録ヘリカルスキヤン型磁
    気記録再生装置。 2 それぞれが電気機械変換素子で支持された複
    数個の回転磁気ヘツドを有し、記録時と異なるテ
    ープ速度で磁気テープを再生する場合に、再生に
    携わつている回転磁気ヘツドは該テープ速度に応
    じて決定されるトラツクをトレースし、一方非再
    生の回転磁気ヘツドは該テープ速度に応じて決定
    される次に再生すべきトラツク位置まで非再生期
    間の間に記録トラツク幅方向にシフトさせるよう
    にしたアジマス記録ヘリカルスキヤン型磁気記録
    再生装置において、 位置シフトパルスの積分値、すなわち前記電気
    機械変換素子の駆動信号にスレシホルドレベルを
    設け、非再生期間の所定のタイミングで該駆動信
    号とスレシホルドレベルとを比較し、該駆動信号
    が該スレシホルドレベルの上側にある時には回転
    磁気ヘツドにある量のシフト量を与えて、再生に
    携わる回転磁気ヘツドが前記テープ速度に応じて
    決定されるトラツク位置までシフトするようにす
    ると共に、前記シフト量を与える間隔がnフイー
    ルドであつた場合、前記回転磁気ヘツドによる再
    生映像信号を該シフト量を与える次のフイールド
    から、0、aH、2aH、……、(n―1)aH(ただ
    し、a=2αH/n、αHはHずれ数)の順に遅延さ
    せるようにしたことを特徴とするアジマス記録ヘ
    リカルスキヤン型磁気記録再生装置。
JP57072583A 1982-05-01 1982-05-01 磁気記録再生装置 Granted JPS58191582A (ja)

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JPS58191582A JPS58191582A (ja) 1983-11-08
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JPS5353213A (en) * 1976-10-25 1978-05-15 Sony Corp Video signal reproducing device
JPS54138324A (en) * 1978-04-19 1979-10-26 Sony Corp Magnetic recording and reproducing unit
JPS55150683A (en) * 1979-05-11 1980-11-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd Video signal reproducing device

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