JPH023346A - プリンタの駆動回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ば）産業上の利用分野 本発明は昇華型熱転写プリンタのように、画集単位で濃
度制御が可能なプリンタの駆動回路に関する。

（ロ）従来の技術 通信機器や、電子計算機の端末出力装置等で、外部から
の信号に従って画像や文字を記録する方法が種々提案さ
れている。このうち熱転写記録方法により多階調画像を
記録する方式としては、例えば特開昭５５−６９４８２
号公報に示されるように、熱昇華性インク層を有するイ
ンクシートを用い、印画濃度に対応した通電時間のデー
タがあらかじめ書きこまれたリードオンリメモリ（ＲＯ
Ｍ）から外項な通電時間を読み出し、サーマルヘッドな
どにより、インク層を該通電時間にしたがって加熱して
、記録シート表面にインクを転写する時間制御式の階調
記録方式が知られている。

この方法は１画素を複数のドツトで構成し転写されるド
ツト数を変えることを利用して階調表現を行なういわゆ
るデイザ階調方式とは異なり画素とドツトを１対１に対
応させて、ドツトの温度を制御することによって階調表
現を行なうため、なめらかな階調を持つ良好な画像を比
較的小型で安価な装置により得ることが出来る。

ところで、ドツト単位で濃度制御が可能なプリンタにお
いて、その階調レベルと実際に出力される濃度の関係は
プリンタの出力特性と呼ばれ、プリンタの基本特性の１
つである。プリンタの出力特性としては階調レベルに対
して印写原稿の反射濃度が比例関係になる濃度リニア特
性、階調レベルに対して色の濃さが等感覚差になる様に
設定した明度リニア特性や、カラーモニタの色が再現性
良く印写される様に設定した特性など種々のものが考え
られる。カラースキャナ等のカラー画像の読み取り装置
は原稿の反射濃度に比例した出力を与えるため、この様
な入力装置にプリンタを接続する場合にはプリンタの出
力特性は濃度リニアに設定するのが良い。

されているため、プリンタの出力特性はＯＤ＝ｇとなる
。

一方濃度リニアな出力は人間の目で見た場合、低濃度側
での濃度変化が大きいと感じられ、高濃度側での濃度変
化が小さいと感じられる。このため、印写画像のハイラ
イト部（低濃度部）での色再現が悪くなる。この欠点を
除くためには人間の目で見て色の濃淡が等間で並ぶ様に
出力特性を決めれば良い。

この場合の出力特性は明度リニアになるっ明度リニアの
場合の出力特性はａよりニアの場合と比較して、低濃度
側でより階調数が多くなる。また本発明者は種々検討し
た結果、カラー画像の表示装置として一般的なカラーモ
ニタテレビの画像ブタを昇華型熱転写プリンタに出力す
る場合には、その出力特性をＯＤ−ｇ’ｌ“６程度とす
れば色の再現性が良くなった 第６図はこれら種々の場合の濃淡と階調レベルとの関係
を示す出力特性図で、（イ）は濃度リニア、ｔｏ＋は明
度リニア、四はカラーモニタテレビの特性を補正する出
力特性を示す。

ｉ／ｊ　　発明が解決しようとする課題この様にさまざ
まな人力装置と接続して使うことを考えている濃度制御
可能なプリンタにおいては、その出力特性を１つに固定
したのでは、その他の入力装置に接続した場合に色の再
現性が悪くなる。

本発明は斯る問題に鑑みなされたもので、種々の出力特
性に基き記録を行うことができるプリンタの駆動回路を
提供することをその課題とする、（ロ）課題を解決する
ための手段 本発明は、人力データから所望の濃度データに変換する
変換回路と、変換回路にて変換された濃度データを蓄積
する蓄積回路と、濃度データに対応した通電時間で、前
記サーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、を備え
、前記変換回路には人力データに対し、て複数の濃度デ
ータが記憶されていると共に、該記憶された濃度データ
から選択された濃度データを出力することをｔケ徴とす
る。

（ホ）作用 本発明では、予じめ、種々の出力ｌＦｑ性に対応した複
数の濃度データを変換回路に記憶されているので、濃度
データを選択するたけで７ｒｉ々の入力信号に対して容
易に最適な出力特性で、プリントを行うことができる。

（へ）実施例 以下、本発明の一実施例を第１図ないし第５図に従い説
明する。

第１図は本発明の駆動回路を示すブロック図である。

第１図において、ａＯ）はサーマルヘッド回路で、発熱
体０１）、ゲート回路い、シリアルの濃度データが入力
すれるシフトレジスタ（１３）１　シフトレジスタ０３
）からのパラレルデータを一旦ラッチするラッチ回路α
勾を備える。

母は階調制御回路で、階調制御回路シーケンサ（２υ、
濃度カウンタ（支）、濃度制御テーブル（４）、パルス
発生回路（財）、ラインバッファ（５）、コンパレータ
例を備え、濃度データに対応した通電時間でサーマルヘ
ッド回路α０）の駆動を制御する。

（３０）はマイクロプロセッサ等よりなるＣＰＵで、プ
ログラムメモリ（３１Ｊに書き込まれたプログラムにて
、動作制御を行う。（３２）は複数の濃度データが記憶
された人力された階調データを所定の濃度ブタに変換す
る変換回路で、この変換回路国は第２イ）ないしに）の
変換テーブルが記憶されたリードオンリメモリで構成さ
れる。第２図ば）は第３図イ）に示す出力特性を示す濃
度データが第２図（ｏ）は第３図（財）に示す出力特性
を示す濃度データが第２図に）に示す濃度データが夫々
変換テーブルとして記憶されている。所望の出力特性を
選択するため、スイッチ若しくは外部機器からの制御に
よりＣＰＵ（３０）から選択信号がＩ１０ボート（３３
）より変換回路（うりに入力されると、第７図（イ汝い
しく二）ｔこ示す変換テーブルの中から選択信号に対応
した変換テーブルが選択され、外部機器よりＩ１０ポー
ト（２）を介して入力される人力データを濃度データに
変換し、ライバッファ□□□に格納する。

尚、本実施例では、入力される外部機器より人力される
外部機器よりの画像の階調データは６４階調、１画素当
り６ビツトのデータとしている。

また、変換テーブル国は６４階調６ビツトの濃度データ
に変換する 而して、変換回路（３２）にて所望の濃度データに変換
され、ラインバッファ内に格納された濃度デ夕に基き階
調制御回路（４））はデータに対応した通電時間をサー
マルヘッド回路００）に与える。次に、階調制御回路■
の動作につき説明する。

濃度カウンタ（２２）は１ラインの印写開始時に零にク
リアされ、各濃度に対応した通電パルスが印加されるご
とにカウントアツプされ、次に印加するパルスが何番目
の濃度のものであるかを指示するカウンタである。濃度
制御テーブル圀）は第４図に示すように、各レベルの濃
度ごとにヘッドに印加する通電パルスの長さを指示する
ものである。第４図ではＤａｔａの頃の単位は、１が１
６μｓｅｃの長さのパルスに対応しており、ルベル目の
濃度を印写するためには２５５　ｙＣ１６（μ５ｅｃ）
　＝　４．０８（ｍ４ｅｃ）、２レベル目の濃度を印写
するためにはそれに加えてさらにｓ６　＜　１６　＝　
８９６（μ５ｅｃ）、３レヘル目の濃度を印写するため
にはさらに１１Ｘ１６＝１７６（μ５ｅｃ）の通電パル
スを印加することを意味している。

今回の例では濃度レベルと実際に印写された時の濃度が
比例関係になる様に、濃度制御テーブル例は設定される
。パルス発生回路（財）は濃度制御テーブル力）から与
えられたデータに対応した長さのシングルショットパル
スをスタート端子に加えられる信号に同期して発生する
回路である。ラインバッファ乃は１ライン分の濃淡情報
を格納するメモリ、コンパレータ困はラインバッファ（
５）から読み出した濃淡情報と現在の濃度レベルを比較
して、そのドツトを印写するか否かの２値情報に変換す
る。階調制御回路シーケンサ（２１）はこれらの部分回
路の動作をつかさどるコントローラでその動作を第４図
に示すフローチャートの形で示す。ＣＰＵ（３１））よ
りラインプリントスタート信号を受けとると、濃度カウ
ンタをクリアしたのち、ラインバッファ内の１ライン分
のデータを読み出すことにより、ルベル目に各ドツトを
印写する／印写しないの情報をサーマルヘッドに書き込
む。その後ラッチ信号、パルススタート信号を出すこと
で１階調目のデータを発熱させる。この動作を以下６３
回繰り返すことで１ラインの印写を終了する。

前述の回路例では階調データを一度濃度データに変換し
た後、濃度リニアは濃度制御テーブルを用いて印写して
いるため、出力特性が濃度リニアからはずれるほど階調
データの精度が失われる。

第２図に）に示すテーブルでは階調データの０〜５がル
ベル目の濃度、６〜９が２レベル目の濃度として印写さ
れる。これを避けるためには、各入力データごとに階調
レベルと通電パルスの長さのテーブルを持つ構成、すな
わち、出力特性に対する階調レベルと通電パルスの長さ
のテーブルを持つようにしても良いが、この場合メモリ
の容量が大きくなる。

（ト）発明の詳細 な説明したように、本発明によれば、種々の出力特性に
応じた濃度データを変換回路に記憶させているので、種
々の入力信号に対して最適な出力特性を容易に選択する
ことができ、忠実な色の再現が可能になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
階調濃度変換テーブルを示す模式図、第３図は各テーブ
ルの出力特性図、第４図は本発明の動作を示すフローチ
ャート、第５図は濃度制御テーブルを示す模式図、第６
図は種々の濃度と階調レベルとの関係を示す特性図であ
る。 （１０）・・・サーマルヘッド回路、（３））・・・階
調制御回路、（２）〕−・シーケンサ、□□□・・・濃
度カウンタ、（オ）・・・濃度制御テーブル、（財）・
・・パルス発生回路、□□□・・・ラインバッファ、Ｈ
）・・・コンパレータ、（３０）・・・ＣＰＵ、（３２
）・・・変換回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）入力データをサーマルヘッドを用いて印写するプ
   リンタにおいて、入力データから所望の濃度データに変
   換する変換回路と、変換回路にて変換された濃度データ
   を蓄積する蓄積回路と、濃度データに対応した通電時間
   で前記サーマルヘッドを駆動するヘッド駆動回路と、を
   備え、前記変換回路は、入力データに対して複数の濃度
   データが記憶されていると共に、該記憶された濃度デー
   タから選択された濃度データを出力することを特徴とす
   るプリンタの駆動回路。