JPH0233275Y2 - - Google Patents

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JPH0233275Y2
JPH0233275Y2 JP1983067493U JP6749383U JPH0233275Y2 JP H0233275 Y2 JPH0233275 Y2 JP H0233275Y2 JP 1983067493 U JP1983067493 U JP 1983067493U JP 6749383 U JP6749383 U JP 6749383U JP H0233275 Y2 JPH0233275 Y2 JP H0233275Y2
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JP
Japan
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lid
case
wind instrument
opened
instrument
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JP1983067493U
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JPS59173093U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は鍵盤吹奏楽器用ケース、更に詳しく
は、ケース本体に蓋体が蝶番を介して開閉自在に
取付けられている形式の鍵盤吹奏楽器用ケースで
あつて、鍵盤吹奏楽器の卓上での演奏時に開蓋し
た蓋体に楽譜をたてかけてもケースが転倒しない
様にしたものである。
一般に鍵盤吹奏楽器を卓上で演奏する場合に
は、第1図に示す様に楽器本体1をケース本体2
から取り出すことなく、蓋体3を閉蓋した状態で
演奏することが行なわれている。そしてその際に
は、閉蓋した蓋体3を譜面立て代りにしてこれに
楽譜5をたてかけて演奏することが行なわれる。
ところで、従来の鍵盤吹奏楽器用ケースは、第
2図に示す様に、閉蓋時に楽器本体1を収納する
ためのケース本体2及び蓋体3に形成された収納
凹部21,31がほとんど同じ深さに設定されて
いる。このため開蓋時に蓋体3がケース本体2に
対し適度な角度即ち譜面立てにふさわしい角度θ
を得るためには、ケース本体2及び蓋体3の底部
に相当の高さを有する突起部22,32を形成し
ておく必要があつた。即ち開蓋時に蓋体3の突起
部32がケース本体2の突起部22に当接し、蓋
体3がそれ以上開くのを阻止している。
しかし、鍵盤吹奏楽器用ケースをこの様に構成
した場合には、開蓋時に蓋体3及びそれに形成さ
れた突起部32は卓面に接地する部分がない。即
ち、蓋体3はその底角部が卓面から浮き上つた状
態となつている。そうすると開蓋した蓋体3に楽
譜や音楽の教科書をたてかけた場合には、楽譜等
が重いと蓋体3に加わるP方向への力も大きく、
その結果ケースがA方向に転倒することがあり、
演奏活動に支障をきたすといつたことがあつた。
この考案は、この様に楽器本体をケースに収納
した状態でしかも、楽譜等を開蓋した蓋体にたて
かけて演奏する場合にも、ケースが転倒すること
なく安定した状態で演奏することのできる鍵盤吹
奏楽器用ケースを提供することを目的とするもの
である。
斯かる目的達成のため、この考案は、 鍵盤吹奏楽器を収納する収納凹部を内設すると
共に、後端外部に突設された突起部を有するケー
ス本体と、 該ケース本体に蝶番を介して開閉自在に連結さ
れ、その後端外部には突起部が形成された蓋体
と、 を具備した鍵盤吹奏楽器用ケースであつて、 上記蓋体の上面と背面の会合角部をもつてケー
ス載置面当接部とし、開蓋時に載置面当接部がケ
ース載置面に当接するとともに、前記蓋体とケー
ス本体に夫々形成された突起部が相互に当接する
ように構成してやるものである。
以下添付の図面にもとづいて更に詳細にこの考
案について説明する。
第3図に示す様に、この考案の鍵盤吹奏楽器用
ケースは、卓上での演奏時に楽器本体1を鍵盤面
を露出させて収納するケース本体20とこれに図
示しない蝶番を介して開閉可能に取付けられてい
る蓋体30とからなる。ケース本体20及び蓋体
30には夫々閉蓋時に楽器本体1を収納する収納
凹部21,31が画定形成されている。蓋体30
はそこに画定形成された収納凹部31の深さが、
ケース本体20の収納凹部21よりも深くなる様
に設定する。蓋のこの深さ(厚さ)寸法は、最大
開蓋時に楽譜をたてかけて最も演奏者が見易い角
度例えば開蓋角度θが120度前後のとき、蓋体の
上面と底部との会合部たる角度がケース載置面た
る卓面90に当接する。即ち、この角度をもつて
載置面当接部とする。
そうすると、卓上演奏時に開蓋した蓋体30に
楽譜を立掛けてやつても、蓋体30に形成された
突起部32がケース本体20に形成された突起部
に当接し、蓋体30が更に開くのを阻止する。こ
のとき、蓋体30の載置面当接部90がケース載
置面たる卓面90に接触して蓋体30を支えるの
で、楽譜を立掛けたことによつて蓋体30にP方
向に楽譜の荷重や、その他の外力が加わつても、
ケースが転倒するといつたことがなくなる。
このように、この考案のケースによれば、開蓋
時のケースの安定性が高められるので、安心して
演奏を行なうことができる。
また、この考案のケースは、単に蓋体を開いて
やるだけで、楽譜をそこに立掛けることができ、
譜面台を別途用意しなくても済み、極めて便利で
ある。
更に、この考案のケースは特別の楽譜立掛け手
段を設けていないので、構造が極めて簡単とな
り、ケース本体や蓋体の外形状の自由度が高まる
とともに、製作費用も安価となるといつた利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の鍵盤吹奏楽器用ケースに楽譜を
立てかけた状態を示す斜視図、第2図は同側面断
面図、第3図はこの考案の鍵盤吹奏楽器用ケース
を示した側面断面図である。 1……楽器本体、2,20……ケース本体、
3,30……蓋体、5……楽譜。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 鍵盤吹奏楽器を収納する収納凹部を内設すると
    共に、後端外部に突起部が形成されたを有するケ
    ース本体と、 該ケースに蝶番を介して開閉自在に連結され、
    その後端外部には突起部が形成された蓋体と、 を具備した鍵盤吹奏楽器用ケースであつて、 上記両突起部が開蓋時に相互に当接するような
    位置に配設されており、かつ、 蓋体の後端角部が開蓋時にケース載置面に当接
    するように構成された ことを特徴とする鍵盤吹奏楽器用ケース。
JP6749383U 1983-05-04 1983-05-04 鍵盤吹奏楽器用ケ−ス Granted JPS59173093U (ja)

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JP6749383U JPS59173093U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 鍵盤吹奏楽器用ケ−ス

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JPS59173093U JPS59173093U (ja) 1984-11-19
JPH0233275Y2 true JPH0233275Y2 (ja) 1990-09-07

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JP6749383U Granted JPS59173093U (ja) 1983-05-04 1983-05-04 鍵盤吹奏楽器用ケ−ス

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5383539B2 (ja) * 2010-02-10 2014-01-08 株式会社鈴木楽器製作所 鍵盤吹奏楽器の携帯用収納ケース

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837306U (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 ナショナル住宅産業株式会社 外壁パネル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837313Y2 (ja) * 1980-09-06 1983-08-23 源一 郭 筆入れ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5837306U (ja) * 1981-09-04 1983-03-11 ナショナル住宅産業株式会社 外壁パネル

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JPS59173093U (ja) 1984-11-19

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