JPH0233219B2 - - Google Patents

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JPH0233219B2
JPH0233219B2 JP58174548A JP17454883A JPH0233219B2 JP H0233219 B2 JPH0233219 B2 JP H0233219B2 JP 58174548 A JP58174548 A JP 58174548A JP 17454883 A JP17454883 A JP 17454883A JP H0233219 B2 JPH0233219 B2 JP H0233219B2
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JP
Japan
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JP58174548A
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JPS6065642A (ja
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Toshio Ogawa
Shinichi Takigishi
Sadatoshi Sogo
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Yokogawa Electric Corp
Original Assignee
Yokogawa Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS6065642A publication Critical patent/JPS6065642A/ja
Publication of JPH0233219B2 publication Critical patent/JPH0233219B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/74Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission for increasing reliability, e.g. using redundant or spare channels or apparatus

Description

【発明の詳細な説明】 <技術分野> 本発明は、冗長化データ通信システムに関する
ものであり、特に、故障していた一方の通信系統
の修理が済んだとき、自動的に冗長化通信状態に
復帰することができる冗長化データ通信システム
に関するものである。
<従来例> 冗長化データ通信システムの従来例としては、
特公昭54−38844号公報に記載されたようなもの
が知られている。
このシステムは、2つの通信系統を、1回の通
信毎に交互に切換えて使用するようにしており、
これによつて、両系統の異常の有無の検出をも兼
ねた通信ができるようにしている。このシステム
においては、一方の通信系統において通信異常が
検出されると、その系統が故障したと判断され、
以後故障していないと判断される系統だけを使用
した通信が行われる。
一方の通信系統の故障については、メツセージ
出力等の適宜の手段によりオペレータに報知さ
れ、その報知に基づいて故障点の探索と修理が行
われる。修理後は、それを確認したオペレータの
操作により、冗長化への復帰が行なわれる。
<問題点> このような従来のシステムにおいては、冗長化
への復帰が、オペレータ操作により行なわれるの
で、その操作に遅滞があると、冗長化への復帰が
遅れ、故障側が修理済であるにもかかわらず、単
一系統による通信が必要以上長期に継続され、そ
の間に現用系統に故障が発生し、実質的に二重故
障が発生する恐れがある。
二重故障を防止するための冗長化通信システム
としては、通信経路の故障を定期的に監視し、故
障が回復したところで自動的に冗長化通信にもど
すものがあつた。
このような冗長化自動回復機能を設けた通信シ
ステムでは、複数のステーシヨンで通信システム
内に小ループを形成し、チエツクコマンドが所定
時間内に小ループを一巡するか否かで小ループが
故障箇所になつているか否かを検出する。そし
て、故障が直つたときに、小ループ内のステーシ
ヨンの通信経路をもとの冗長化経路にもどして冗
長化通信に復旧する。
しかし、この通信システムでは、故障箇所を検
出するためにわざわざ小ループを形成しなければ
ならないため、信号処理が面倒になる。また、各
ステーシヨンにも故障を検知するための機能をも
たせなければならないため、システム全体の構成
が複雑になるという問題点があつた。
<目的> 本発明はこのような問題点を解決するためにな
されたものであり、冗長化自動回復機能を有する
システムで、簡単な信号処理で故障からの回復を
検出でき、しかもステーシヨンの構成が簡略化さ
れた冗長化データ通信システムを提供することを
目的とする。
<要点> 本発明は、 通信機能を有する複数のデータ処理ステーシヨ
ンが冗長化された共通の通信線によつて接続さ
れ、複数のデータ処理ステーシヨンのうち通信の
主導件を持つものが、冗長化通信線がどちらも正
常なときは、所定量の通信ごとに冗長化通信線を
交互に使用して通信し、冗長化通信線の一方が故
障したときは、正常な方の通信線を使用して通信
する冗長化データ通信システムにおいて、 通信の主導権をもつステーシヨンは、 定期的に冗長化通信線及び各ステーシヨンの状
態をチエツクしてそれらのステータス情報を得る
ステータス・チエツク手段と、 この手段によつて得られたステータス情報に応
じたメツセージを出力するメツセージ出力手段
と、 前記ステータス・チエツク手段によつて得られ
たステータス情報を定期的にチエツクし、冗長化
通信線に関するステータス情報が通信線の故障を
示しているとき、故障側の通信線を利用して、ス
テータス情報によつて正常であることが示されて
いるステーシヨンに対して、単にアクセスするだ
けのノーオペレーシヨン通信により1対1のテス
ト通信を順番に行つていく手段と、 テスト通信に対する相手のステーシヨンの応答
に基づいてテストの成功不成功を表わす情報を得
る手段と、 この情報が、テストした全てのステーシヨンに
ついて成功したことを表わしているとき、冗長化
通信を回復する手段と、 を具備し、 通信の主導権をもつステーシヨン以外のステー
シヨンは、 前記ノーオペレーシヨン通信を受けときにレス
ポンスを返す手段、 を具備したことを特徴とする冗長化データ通信シ
ステムである。
<実施例> 以下、実施例に基づいて本発明を詳細に説明す
る。
<構成> 第1図は、本発明が適用される冗長化データ通
信システムの一例の概念的構成図であり、分散形
データ処理装置の例を示している。第1図におい
て、STi(i=1〜n)は、通信の単位を構成す
るステーシヨンであり、HFは、それらステーシ
ヨンを結ぶ、冗長化された双方向性の共通の通信
線である。各ステーシヨンSTiは、それぞれ1対
のカツプラCiによつて冗長化通信線HFに接続さ
れている。各ステーシヨンは、後述するように、
それぞれプロセツサを持つており、そのプロセツ
サによつて、それぞれのステーシヨンにおけるデ
ータ処理とステーシヨン間のデータ通信を行う。
ステーシヨンST1は、オペレータよるシステム
全体の監視と操作を行うための、オペレータズ・
ステーシヨンであつて、グラフイツク・デイスプ
レイとキーボード、あるいはシステム・タイプラ
イタ等の各種のマンマシン・コミユニケーシヨン
装置を備えている。このようなオペレータズ・ス
テーシヨンは、必要に応じて複数台設けられる。
その他のステーシヨンST2〜nは、分散配置さ
れたそれぞれの箇所におけるデータ処理を行うフ
イールドコントロール・ステーシヨンであつて、
オペレータズ・ステーシヨンST1による監視と
操作を受けるものである。
オペレータズ・ステーシヨンST1の内部構成
の概要を第2図に示す。
第2図において、FCAは通信制御ユニツト、
CPUはプロセツサ・ユニツト、MMはメインメ
モリ・ユニツト、IOCは入出力制御ユニツトであ
り、BSは、これら各ユニツトを接続するデータ
バスである。
通信制御ユニツトFCAは、1対のカツプラを
通じて冗長化通信線HFに接続される。通信制御
ユニツトFCAは、通信制御専用のプロセツサと
その周辺回路からなるものであり、ダイレクトメ
モリ・アクセス機能を持ち、他のユニツトあるい
は他のステーシヨンからの要求に基づき、プロセ
ツサ・ユニツトCPUとは独立に動作して、通信
処理を実行する。通信制御ユニツトFCAは、自
ステーシヨン主導権がある通信を、冗長化通信線
HFがどちらも正常で、かつ、特に指定がないと
きは、両通信線を交互に使用して行い、冗長化通
信線の一方に異常が発生したときは、正常の方の
通信線を使用して行う機能を持つている。通信制
御ユニツトFCAは、また、特に指定されたとき
は、通信線の異常の有無にかかわらず、指定され
た方の通信線を使用して通信を行う機能を持つて
いる。
プロセツサ・ユニツトCPUは、オペレータ
ズ・ステーシヨンST1の内部の各種のデータ処
理を行うものである。プロセツサ・ユニツト
CPUは、通信の必要が生じたとき、メインメモ
リ・ユニツトMM内の送信用バツフアにコマンド
あるいはデータを用意して、通信制御ユニツト
FCAに、通信の種類に応じた通信パラメータを
ともなう通信要求を与える。通信制御ユニツト
FCAによる通信の結果は、受信用バツフアに格
納されるので、プロセツサ・ユニツトCPUは、
適時にそのデータを利用する。
入出力制御ユニツトIOCには、マンマシン・コ
ミユニケーシヨン手段としてのグラフイツク・デ
イスプレイ装置DSPが接続される。その他、シ
ステム・タイプライタのようなマンマシン・コミ
ユニケーシヨン手段も、同様な入出力制御ユニツ
トを通じて接続される(図略)。
フイールドコントロール・ステーシヨンST2
〜nの内部構成の概要を第3図に示す。フイール
ドコントロール・ステーシヨンST2〜nの内部
構成も、第2図のオペレータズ・ステーシヨン
ST1と同様であつて、通信制御ユニツトFCA
と、プロセツサ・ユニツトCPUと、メインメモ
リ・ユニツトMMと、入出力制御ユニツトIOC
が、データバスBSによつて接続されたものとな
つている。これら各ユニツトの基本的な機能も、
第2図の場合と同様である。
このようなオペレータズ・ステーシヨンST1
とフイールドコントロール・ステーシヨンST2
〜nを有する分散形データ処理装置において、通
信の主導権を持ちうるステーシヨンには、通信系
統の状態を表わすステータス・データが保持され
る。通信の主導権を持ちうるステーシヨンは、通
常はオペレータズ・ステーシヨンST1であつて、
そのメインメモリMMに通信系統のステータス・
データが記憶される。このステータス・データ
は、通信制御ユニツトFCAが、プロセツサ・ユ
ニツトCPUの要求に基づいて定期的に収集した
データによつて構成される。
ステータス・データは、メインメモリMM中に
例えば第4図のようなビツトテーブルの形式で記
憶されている。第4図において、横の列が、16ビ
ツトのテーブルを表わし、第1列は、冗長化通信
線HFの各線の状態を表わし、第2列と第3列は
各ステーシヨンSTiのプロセツサ・ユニツトCPU
の状態を表わし、第4列と第5列は、各ステーシ
ヨンSTiの通信制御ユニツトFCAの状態を表わ
す。第1列の、冗長化通信線HFの状態を表わす
ビツトテーブルは、先頭の2つのビツトの論理値
によつて、2つの通信線のそれぞれのレデイとフ
エイルを表わす。このビツトテーブルを
BUSRDYビツトテーブルという。第2,3列と
第4,5列のビツトテーブルは、ビツト番号がス
テーシヨン番号に対応しており、それらのビツト
の論理値によつて、対応するステーシヨンにおけ
るプロセツサ・ユニツトCPU及び通信制御ユニ
ツトFCAのレデイとフエイルをそれぞれ表わす。
これらのビツトテーブルを、それぞれCPURDY
及びFCARDYという。
通信の主導権を持ちうるステーシヨンには、さ
らに、故障修理後、冗長化通信に復帰するために
利用する第5図のようなビツトテーブルが設けら
れる。
第5図aは、冗長化通信線HFの前回の状態を
表わすビツトテーブルであつて、第4図の第1列
のBUSRDYビツトテーブルの定期更新前のコピ
ーである。このビツトテーブルをOLDBという。
第5図bは、テスト通信の成功不成功を各ステ
ーシヨンごとに記録したビツトテーブルであつ
て、ビツト番号がステーシヨン番号に対応してお
り、成功と不成功がビツトの論理値によつてそれ
ぞれ示される。このビツトテーブルをCKBITと
いう。
第5図cは、テスト通信を終えたことをステー
シヨンごとに記録したビツトテーブルであつて、
ビツト番号がステーシヨン番号に対応しており、
ビツトの論理値によつて、テスト通信を終えてい
るか否かが示される。このビツトテーブルを
DBITという。
本発明実施例の機能ブロツク図を、第6図に示
す。第6図は、故障修理後の冗長化通信回復機能
に着目した、オペレータズ・ステーシヨンST1
1機能ブロツク図である。
第6図において、CHKはチエツク・ブロツク、
RCVは回復要求ブロツク、TSTはテスト通信ブ
ロツク、BCKはテスト記録ブロツクであり、こ
れらのブロツクは纏まつて冗長化通信回復ブロツ
クBUSCKを構成する。STCKはステータスチエ
ツク・ブロツク、MSGはメツセージ出力ブロツ
ク、CPYはコピー・ブロツクである。
以上の各ブロツクは、プロセツサ・ユニツト
CPUのプログラムによつて実現される。その他
のブロツクは前述の通りである。
チエツク・ブロツクCHKは、BUSRDYビツト
テーブルと、FCARDYビツトテーブルと、
OLDBビツトテーブルと、CKBITビツトテーブ
ルと、DBITビツトテーブルとを入力とし、これ
ら入力情報を定期的に比較検討し、その結果に応
じて、回復要求ブロツクRCVの起動、テスト通
信ブロツクTSTの起動、CKBITビツトテーブル
の初期化、及びDBITビツトテーブルの初期化を
行うものである。
回復要求ブロツクRCVは、チエツク・ブロツ
クCHKからの起動により、通信制御ユニツト
FCAに冗長化通信回復要求を与えるものである。
テスト通信ブロツクTSTは、チエツク・ブロ
ツクCHKからの起動により、通信制御ユニツト
FCAに、故障側の通信線を使用したテスト通信
を要求するとともに、DBITビツトテーブルをセ
ツトするものである。通信線の故障は、全線が寸
断されるような故障はきわめて希であつて、通常
は、カツプラと通信制御ユニツトFCAとの接続
が不良になる等の故障が多い。従つて、故障側の
通信線といえども、通信可能な範囲化がかなり存
在する。
テスト記録ブロツクBCKは、通信制御ブロツ
クFCAから与えられるテスト通信の結果を、
CKBITビツトテーブルに記録するものである。
ステータスチエツク・ブロツクSTCKは、通信
制御ユニツトFCAに、定期的にステータスチエ
ツク要求を与えるとともに、それに応じて通信制
御ユニツトFCAが収集したステータスデータを、
BUSRDYビツトテーブルとFCARDYビツトテ
ーブルにセツトするものである。
メツセージ出力ブロツクMSGは、BUSRDYビ
ツトテーブルとFCARDYビツトテーブルを監視
し、そのなかに変化したものがあるときは、それ
に応じたメツセージを出力処理を行うものであ
る。
コピーブロツクCDYは、定期更新前の
BUSRDYビツトテーブルをOLDBビツトテーブ
ルにコピーするものである。
<動作> このように構成された本発明実施例の動作は、
次の通りである。
ステータスチエツク・ブロツクSTCKは、例え
ば1秒周期で、通信制御ユニツトFCAに、ステ
ータスチエツク要求を与え、それに応じて通信制
御ユニツトFCAが収集したステータス・データ
のうち、冗長化通信線HFのステータス・データ
をBUSRDYビツトテーブルにセツトし、各ステ
ーシヨンの通信制御ユニツトFCAのステータ
ス・データは、FCARDYビツトテーブルにセツ
トする。これによつて、BUSRDYビツトテーブ
ルとFCARDYビツトテーブルには通信系統の最
新のステータスが記録される。冗長化通信線HF
の一方が故障しても、正常な方の通信線によつて
通信が継続されるので、ステータス・データの収
集は正常に行われる。
メツセージ出力ブロツクMSGは、これらのビ
ツトテーブルの内容を監視し、内容に変化があつ
たときは、マンマシン・コミユニケーシヨン装置
を通じてメツセージを出力する。これによつて、
冗長化通信線の一方が故障したこと、および、故
障が修理されて冗長化通信状態に復帰したこと
が、その都度メツセージによつてオペレータに報
知される。
冗長化通信回復ブロツクBUSCKの動作は、第
7図のフローチヤートによつて示される。このブ
ロツクは例えば1秒周期で動作する。
まず、段階1において、BUSRDYビツトテー
ブルの内容に基づき、冗長化通信線HFのステー
タスを判定する。両通信線がどちらも正常なら
ば、何の処理もしないで終了となるが、一方の系
統の故障により、単一系統によつて通信が行われ
ているときは、段階2において、前回と同じ系統
が故障しているか否かを判定する。前回と同じ系
統が故障しているときは、そのまま段階4に至
り、別な系統が故障しているときは、段階3に迂
回して、CKBITビツトテーブルとDBITビツト
テーブルを初期化したうえで段階4に至る。前回
まで正常だつた冗長化通信線について、今回初め
て故障が発見されたときは、段階3の処理によつ
て上記ビツトテーブルが初期化される。初期化に
よつて、CKBITビツトテーブルの内容は、全ス
テーシヨンが不成功とされ、DBITビツトテーブ
ルの内容は、全ステーシヨンがテスト未完とされ
る。
段階4において、FCARDYビツトテーブルの
内容とDKBITビツトテーブルの内容に基づき、
通信制御ユニツトFCAがレデイになつているス
テーシヨンについて、テスト通信が全て成功した
か否かが判定される。
通信線HFの一方が故障しているときは、少な
くとも1つのステーシヨンについては、テスト通
信は不成功になるから、全て成功とはなりえな
い。その場合は、段階5に分岐して、FCARDY
ビツトテーブルとDBITビツトテーブルの内容に
基づき、FCARDYのステーシヨンでテスト通信
が未完のものの内の1つを選んでテスト通信をか
けることにする。
次に段階6において、DBITビツトテーブルの
内容に基づき、テスト通信が全てのステーシヨン
について完了しているか否かが判定され、完了し
ていれば、段階7に分岐して、DBITビツトテー
ブルの内容を初期化して終了とする。テスト通信
が全てのステーシヨンについて完了していないと
きは、段階8に分岐して、段階6で選んだステー
シヨンのためのテスト通信用パラメータを準備
し、段階9で通信要求サブルーチンを起動して終
了とする。
これによつて1つのステーシヨンにテスト通信
がかけられる。テスト通信をかけたとき、DBIT
ビツトテーブル上では、そのステーシヨンに関す
るテスト完了が記録される。テスト通信は、相手
のステーシヨンの通信制御ユニツトFCAを単に
アクセスするだけの、いわゆるノーオペレーシヨ
ン通信(NOP通信)とされる。
テスト通信に対して、相手のステーシヨンから
レスポンスが返されるが、相手ステーシヨンまで
通信線HFが正常に繋がつているときは、正常な
レスポンスが返り、正常に繋がつていないとき
は、異常なレスポンスが返つてくる。
このようなテスト結果は、テスト記録ブロツク
BCKによつて処理され、レスポンスの内容に応
じて、テスト通信の成功不成功がCKBITビツト
テープルに記録される。テスト記録ブロツク
BCKは、テスト通信をかけるとき、通信パラメ
ータによつて、レスポンス処理用の手順として予
め指定されている。
テスト記録ブロツクBCKの動作は、第8図の
フローチヤートのようになつている。すなわち、
段階1において、エラーの有無が判定され、エラ
ーがないときは段階2でデータが正常か否かが判
定され、エラーがある場合またはデータが異常で
ある場合には、段階3に分岐して、そのステーシ
ヨンが故障側の通信線上ではフエイルしていると
判定され、CKBITビツトテーブルには不成功が
記録される。エラーがなく、データも正常である
場合は、段階4において、そのステーシヨンは故
障側の通信線上でもレデイであると判定され、
CKBITビツトテーブルには成功が記録される。
これによつて1つのステーシヨンに対するテス
ト通信が完了する。
以下、周期的に同様な動作が行われ、故障が続
いている間は、故障側の通信線を使用して、通信
制御ユニツトFCAがレデイになつているステー
シヨンに対するテスト通信が行われる。テスト通
信は、1周期に1ステーシヨンずつNOP通信に
よつて行なわれるので、テスト通信を実行するこ
とによる、データ処理システム全体のパフオーマ
ンスの低下は、ほとんど問題にならない。
テスト通信が全てのステーシヨンについて一巡
すると、DBITビツトテーブル上では全てのステ
ーシヨンがテスト完了になり、CKBITビツトテ
ーブルには、テスト結果の成功不成功がステーシ
ヨンごとに記録される。故障が継続している間は
CKBITビツトテーブル上に少なくとも1つの不
成功ステーシヨンが記録されるから、このビツト
テーブルの内容に基づいて故障箇所を知り、修理
のときの参考にすることができる。
テスト通信が一巡し、その次の周期でまた冗長
化通信回復ブロツクBUSCKが動作すると、第7
図の段階6の処理によつて、一通り全ステーシヨ
ンに通信が終わつたことが判定され、段階7の処
理によりDBITビツトテーブルの初期化が行わ
れ、全ステーシヨンがテスト未完の状態にされ
る。これによつて、テスト通信が最初のステーシ
ヨンから改めて始められる。
故障箇所が修理等により直つていると、テスト
通信は、通信制御ユニツトFCAがレデイになつ
ている全てのステーシヨンについて成功する。そ
うすると、第7図の段階4の処理によつて、テス
ト通信が全ステーシヨンについて成功したことが
判定され、段階10に分岐して、冗長化通信回復用
の通信パラメータを準備して、段階11で通信要求
サブルーチンを起動する。これによつて、通信制
御ユニツトFCAは、通信バラメータに基づいて
冗長化通信回復を各ステーシヨンに通知する。
通信の状態が冗長化通信状態に戻つたことは、
BUSRDYビツトテーブルに反映されるから、そ
の変化に基づいて、メツセージ出力ブロツク
MSGが、マンマシン・コミユニケーシヨン装置
にメツセージを出力させ、冗長化通信状態が回復
したことをオペレータに報知する。
<効果> 本発明によれば、故障を検出するためのテスト
通信は、通信の主導権を有するステーシヨンから
テストを行うステーシヨンに単にアクセスするだ
けのNOP通信により行つているため、信号処理
が簡単になる。また、故障を検出する機能を有す
る少なくとも1つのステーシヨンと、NOP通信
に対してレスポンスを返す機能だけを有するたの
ステーシヨンによりシステムは成立するため、シ
ステム全体の構成を簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明が適用される分散形データ処
理システムの概念的構成図、第2図及び第3図
は、第1図におけるステーシヨンの内部構成の概
要図、第4図及び第5図は、本発明実施例におい
て用いるビツトテーブルの図、第6図は、本発明
実施例の機能ブロツク図、第7図及び第8図は、
本発明実施例の動作を説明するフローチヤートで
ある。 STi……ステーシヨン、HF……冗長化通信線、
FCA……通信制御ユニツト、CPU……プロセツ
サ、BUSCK……冗長化通信回復ブロツク、
CHK……チエツク・ブロツク、RCV……回復要
求ブロツク、TST……テスト通信ブロツク、
BCK……テスト記録ブロツク、STCK……ステ
ータスチエツク・ブロツク、MSG……メツセー
ジ出力ブロツク、CPY……コピーブロツク、
BUSRDY,FCARDY,OLDBIT,CKBIT,
DBIT……ビツトテーブル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 通信機能を有する複数のデータ処理ステーシ
    ヨンが冗長化された共通の通信線によつて接続さ
    れ、複数のデータ処理ステーシヨンのうち通信の
    主導件を持つものが、冗長化通信線がどちらも正
    常なときは、所定量の通信ごとに冗長化通信線を
    交互に使用して通信し、冗長化通信線の一方が故
    障したときは、正常な方の通信線を使用して通信
    する冗長化データ通信システムにおいて、 通信の主導権をもつステーシヨンは、 定期的に冗長化通信線及び各ステーシヨンの状
    態をチエツクしてそれらのステータス情報を得る
    ステータス・チエツク手段と、 この手段によつて得られたステータス情報に応
    じたメツセージを出力するメツセージ出力手段
    と、 前記ステータス・チエツク手段によつて得られ
    たステータス情報を定期的にチエツクし、冗長化
    通信線に関するステータス情報が通信線の故障を
    示しているとき、故障側の通信線を利用して、ス
    テータス情報によつて正常であることが示されて
    いるステーシヨンに対して、単にアクセスするだ
    けのノーオペレーシヨン通信により1対1のテス
    ト通信を順番に行つていく手段と、 テスト通信に対する相手のステーシヨンの応答
    に基づいてテストの成功不成功を表わす情報を得
    る手段と、 この情報が、テストした全てのステーシヨンに
    ついて成功したことを表わしているとき、冗長化
    通信を回復する手段と、 を具備し、 通信の主導権をもつステーシヨン以外のステー
    シヨンは、 前記ノーオペレーシヨン通信を受けたときにレ
    スポンスを返す手段、 を具備したことを特徴とする冗長化データ通信シ
    ステム。
JP58174548A 1983-09-21 1983-09-21 冗長化デ−タ通信システム Granted JPS6065642A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
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JP58174548A JPS6065642A (ja) 1983-09-21 1983-09-21 冗長化デ−タ通信システム

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JPS6065642A JPS6065642A (ja) 1985-04-15
JPH0233219B2 true JPH0233219B2 (ja) 1990-07-26

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JP58174548A Granted JPS6065642A (ja) 1983-09-21 1983-09-21 冗長化デ−タ通信システム

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Cited By (1)

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