JPH0232597Y2 - - Google Patents

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JPH0232597Y2
JPH0232597Y2 JP18688985U JP18688985U JPH0232597Y2 JP H0232597 Y2 JPH0232597 Y2 JP H0232597Y2 JP 18688985 U JP18688985 U JP 18688985U JP 18688985 U JP18688985 U JP 18688985U JP H0232597 Y2 JPH0232597 Y2 JP H0232597Y2
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JP
Japan
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lid
locking protrusion
container body
locking
container
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JP18688985U
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JPS6295552U (ja
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  • Closures For Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 産業上の利用分野 この考案は容器、特にクリーム状化粧材などの
内容物を収容するのに好適な容器に関するもので
ある。
(2) 従来の技術、考案が解決しようとする問題点 従来のこの種容器は、容器本体と、この容器本
体の口部に螺合して装着され、口部の内容物取出
口を開閉する蓋とからなつている。
ところで、前記の容器においては、使用に際し
その都合、蓋を回動して螺合を解き、容器本体の
口部から蓋を取外して内容物取出口を開くように
なつているため、開蓋作業が面倒で時間がかか
り、作業性が悪いという問題点があつた。
この考案は上記従来のもののもつ問題点を解消
し、ワンタツチ操作で開蓋することができ、開蓋
の作業性を高めることのできる容器を提供するこ
とを目的とする。
(3) 問題点を解決するための手段 前記問題点を解決するため、この考案は次のよ
うな技術的手段を採つたことを特徴とする。すな
わち、上方に内容物取出口を有し、かつ外周面に
係止突起が設けられた円筒状の容器本体と、この
容器本体に前記内容物取出口を開閉するように枢
支され、前記係止突起と対応する位置に設けた下
向片の内周面に係止突起と離脱可能に係止する係
止突起が設けられた蓋とを具え、前記下向片の少
くとも一側縁を下方に向けて幅狭となるテーパ面
に形成し、容器本体の外周面に操作リングを回動
可能に嵌挿し、このリングに、リングを回動する
ことにより下向片のテーパ面と係合するととも
に、下向片を上方に移動して容器本体の係止突起
と蓋の係止突起との係止を離脱させるテーパ面が
形成された切欠部を、下向片に嵌合するように形
成したことである。
(4) 作用 使用に際し、開蓋するのは次のようにする。操
作リングを容器本体に対し回動すると、このリン
グの切欠部に形成されたテーパ面が蓋の下向片に
形成されたテーパ面と係合する。係合後、なおリ
ングの回動をつづけると、両テーパ面を介して下
向片が上方に移動されることとなり、これによつ
て蓋の係止突起が容器本体の係止突起との係止か
ら離脱し、容器は容器本体の内容物取出口が開い
た開蓋状態となる。閉蓋にするには、リングを切
欠部が元の位置になるように逆に回動した後、蓋
を容器本体に押下げる。これによつて、蓋の係止
突起が容器本体の係止突起と係止し、内容物取出
口が閉じた閉蓋状態となる。
(5) 実施例 この実施例はクリーム状化粧材を収容する容器
に適用したものである。
第1〜3図において1はABS樹脂からなる円
筒状の容器で、この容器1は容器本体2を具えて
いる。
容器本体2は下部本体3と、下部本体3の上端
に溶着により一体に連設され、上方に内容物取出
口4を有する口部5が形成された上部本体6とか
らなつている。
第4〜7図に示すように、上部本体6の口部5
の外周面には切欠部7が形成され、切欠部7の突
起壁面には係止突起8が設けられている。口部5
の切欠部7と反対側の外周面には切欠部10が形
成され、切欠部10を介してその両側に1対の係
止部11,11が形成されている。口部5の上端
縁には切欠部7,10の部分を除いて外向きフラ
ンジ13が周設され、かつフランジ13より下方
の外周面には位置決め用の縦向き係止凹条14が
形成されている。下部本体3の上端部外周面には
上部本体6の外周面と面一となる環状凹溝15が
形成されている。
16は容器本体2の口部5に、内容物取出口4
を開閉するように装着される円盤状の蓋で、この
蓋16は周縁部下面に容器本体2の切欠部10に
嵌入する係止部17を有し、この係止部17と前
記係止部11,11とを係止させたうえ、枢支ピ
ン18で枢支されている。枢支ピン18は一端が
蓋16に係止し、他端が容器本体2に係止したば
ね20が介装され、蓋16を常時、開蓋方向に付
勢するようになつている。蓋16の係止部17と
反対側の周縁部下面には、容器本体2の切欠部7
を覆うように下向片22が一体に垂下され、この
下向片22の内面には係止突起8と離脱可能に係
止する係止突起23が設けられている。下向片2
2の両側縁は下方に向けて幅狭となる互いに対称
なテーパ面24a,24bに形成されている(第
2図)。26はパツキンであり、蓋16の下面に
設けた凹部27に嵌合されている。
28は上部本体6の外周面に、下端を環状凹溝
15に嵌入当接させ、かつ上端をフランジ13に
当接させて回動可能に嵌挿された操作リングであ
る。このリング28は第8〜10図に示すよう
に、蓋16の下向片22と対応する部分に、上縁
から下方に向けて幅狭となるように互いに対称に
形成されたテーパ面30a,30bを有する切欠
操作部31が、下向片22に嵌合するように形成
されている。また、リング28の係止部11,1
1と対応する部分には、これよりやや広い幅の方
形長穴33が形成され、この長穴33の端縁と係
止部11との間隔Lが回動ストロークとなつてい
る(第3図)。リング28の内周面には、下向片
22に切欠操作部31が嵌合した第2図の状態と
なつたとき、上部本体6の係止凹条14と離脱可
能に係止し、リング28の位置決めをする縦向き
の係止突起35が設けられている。
次に、前記実施例の作用を説明する。
第2図の閉蓋状態において、使用に際し、開蓋
するには、第11図に示すように操作リング28
を容器本体2に対し回動する。この回動により、
係止突起35が係止凹条14から離脱するととも
に、リング28の切欠操作部31に形成されたテ
ーパ面30aが、蓋16の下向片22に形成され
たテーパ面24aと係合する。係合後、なおリン
グ28の回動をつづけると、両テーパ面30a,
24aを介して下向片22が上方に移動されるこ
ととなり、これによつて蓋16の係止突起23が
容器本体2の係止突起8との係止から離脱する。
この係止の離脱により、蓋16はばね20の付勢
力により上方に持ち上がり、容器本体2の内容物
取出口4が開いた開蓋状態となる。
開蓋状態から閉蓋にするには、リング28を切
欠操作部31が元の位置となるように逆に回動す
る。この回動により係止突条35が再び係止凹条
14に係止して位置決めされる。しかる後、蓋1
6を容器本体2にばね20の付勢力に抗して押下
げる。これによつて、蓋16の係止突起23が容
器本体2の係止突起8と係止し、内容物取出口4
が閉じた第2図に示す元の閉蓋状態となる。
尚、前記実施例は好ましい一実施例を示したに
すぎず、細部の設計などは要旨を変更しない範囲
で適宜に変更、修正することができる。
(6) 考案の効果 この考案は前記のように構成したので、操作リ
ングを回動するだけのワンタツチ操作により、簡
単に開蓋することができ、開蓋作業性を高めるこ
とができる。また、蓋を従来のように、取外す必
要もなく、容器本体に枢支させたままでよいの
で、紛失事故なども防止できるなどすぐれた効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す縦断側面図、
第2図は同上の正面図、第3図は同上の背面図、
第4図は同上の上部本体の平面図、第5図は第4
図−線に沿う右半部破断の正面図、第6図は
第4図−線に沿う左側面図、第7図は第4図
−線に沿う断面図、第8図は同上の操作リン
グの平面図、第9図は第8図−線に沿う右半
部破断の正面図、第10図は第8図−線に沿
う右半部破断の背面図、第11図は作用を説明す
る正面図である。 1……容器、2……容器本体、3……下部本
体、4……内容物取出口、5……口部、6……上
部本体、8,23……係止突起、14……係止凹
条、16……蓋、22……下向片、24a,24
b……テーパ面、28……操作リング、30a,
30b……テーパ面、31……切欠操作部、33
……長穴、35……係止突条。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上方に内容物取出口を有し、かつ外周面に係止
    突起が設けられた円筒状の容器本体と、この容器
    本体に前記内容物取出口を開閉するように枢支さ
    れ、前記係止突起と対応する位置に設けた下向片
    の内周面に係止突起と離脱可能に係止する係止突
    起が設けられた蓋とを具え、前記下向片の少くと
    も一側縁を下方に向けて幅狭となるテーパ面に形
    成し、容器本体の外周面に操作リングを回動可能
    に嵌挿し、このリングに、リングを回動すること
    により下向片のテーパ面と係合するとともに、下
    向片を上方に移動して容器本体の係止突起と蓋の
    係止突起との係止を離脱させるテーパ面が形成さ
    れた切欠部を、下向片に嵌合するように形成した
    ことを特徴とする容器。
JP18688985U 1985-12-03 1985-12-03 Expired JPH0232597Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18688985U JPH0232597Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18688985U JPH0232597Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6295552U JPS6295552U (ja) 1987-06-18
JPH0232597Y2 true JPH0232597Y2 (ja) 1990-09-04

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ID=31136860

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18688985U Expired JPH0232597Y2 (ja) 1985-12-03 1985-12-03

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JPS6295552U (ja) 1987-06-18

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