JPH0232513Y2 - - Google Patents

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JPH0232513Y2
JPH0232513Y2 JP1985146871U JP14687185U JPH0232513Y2 JP H0232513 Y2 JPH0232513 Y2 JP H0232513Y2 JP 1985146871 U JP1985146871 U JP 1985146871U JP 14687185 U JP14687185 U JP 14687185U JP H0232513 Y2 JPH0232513 Y2 JP H0232513Y2
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JP
Japan
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box cover
cargo box
shaft
cargo
upward
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JP1985146871U
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JPS6254837U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は荷物が収容される荷箱、例えば車両
の荷台等を開閉可能に覆蓋する荷箱カバーの押上
装置に関する。
(従来の技術) 従来の荷箱カバーの場合には荷箱カバーを開放
するために過大押上操作力を要していた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案の目的は荷箱カバーを開放するときに過
大押上操作力を要する問題点を解消して荷箱カバ
ーの開閉操作を簡易化しうる荷箱カバーの押上装
置を提供することである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は荷箱を覆蓋する荷箱カバーにその両側
端縁付近をそれぞれ支点とする上方への弾性回動
力を付与するために荷箱カバーの前端付近に荷箱
カバーの前壁板と両側壁板とにわたつて取着され
かつ軸回りの捩じれ弾撥力をもつトーシヨンバー
の前水平部の中央部を前記ピストン軸の先端部に
回動不能に締結した押上装置を要旨とするもので
ある。
(作用) 荷箱上に立設した押上部材のピストン軸の押上
げ力を、荷箱カバーの前端付近に取着されて軸回
りの捩じれ弾撥力をもつトーシヨンバーを介して
荷箱カバーに伝達し、荷箱カバーを前記トーシヨ
ンバーと前記ピストン軸との複合弾撥力によつて
荷箱カバーの前端縁付近及び両端縁付近をそれぞ
れ支点として前上方及び左右上方の3方向へ回動
させ、荷箱カバーの3方向への開放操作力をそれ
ぞれ軽減する。
(実施例) 続いて、本考案の一実施例を図面に従つて説明
する。
上方開放で方形箱型状の荷箱1の上面を開閉可
能に覆蓋するために荷箱1上に設置された荷箱カ
バー2は下方開放の方形箱型状に形成されてい
る。
第1軸部3aと第2軸部3bとが直交状に連設
されてL型状に形成された1対のヒンジ軸3,3
は荷箱1の前側両コーナー部上に並置され、荷箱
1の前側両コーナー部付近上面にそれぞれ取着さ
れて上端に挿入孔4aが横貫されたヒンジベース
4,4の挿入孔4a内に対し前後方向への回転可
能に嵌挿された第1軸部3aを介してヒンジベー
ス4にそれぞれ支持され、両ヒンジ軸3の第1軸
部3aを支点として荷箱カバー2の後端を前上方
へ回動することができる。
上部付近が型状で上端に水平軸5aが形成さ
れた1対のストライカ5,5は荷箱1の後側両コ
ーナー部付近上面に対し両水平軸5aが横倒状態
のヒンジ軸3の第2軸部3bと並行状に配列され
るように並置されている。
荷箱カバー2内の4つのコーナー部付近にそれ
ぞれ取着さられたロツクアセンブリ6は荷箱カバ
ー2の内壁面に固着されて下端中央部付近にヒン
ジ軸3の第2軸部3b、若しくはストライカ5の
水平軸部5aを係入するための係合部7aが逆U
型状に凹設されたロツクベース7と、ロツクベー
ス7に対し揺動可能に支持されて上方へ突出され
た突片8aをもつ揺動部材8と、ヒンジ軸3の第
2軸部3a若しくはストライカ5の水平軸5aを
ロツクベース7の係合部7a内に係入した状態で
ロツク及びロツク解除するためにロツクベース7
に対し揺動部材8に対向して揺動可能に支持され
かつ揺動部材8に対し相反方向への揺動動作可能
に噛合されたロツク部材9と、揺動部材8及びロ
ツク部材9間に対し同両部材8,9を引合う方向
へ付勢するために掛装されたスプリング10と、
揺動部材8の突片8aを押動及び解放するために
ロツクベース7の上面に対し水平揺動可能に支持
された押動片11とをそれぞれ備え、押動片11
が揺動したときにはロツク部材9が揺動部材8と
ともに揺動して係合部7aと、ヒンジ軸3の第2
軸部3b若しくはストライカ5の水平軸5aとの
係合状態がロツク及びロツク解除され、第2軸部
3b若しくは水平軸5aを係合部7a内に係入し
てロツク部材9でロツクしたときにはロツクアセ
ンブリ6がヒンジ軸3若しくはストライカ5に対
し第2軸部3a若しくは水平軸5a回りの回動動
作可能に連繋されて支承される。
荷箱カバー2の後壁板2b及び両側壁板2c,
2dの中央部付近にそれぞれ組付けられたハンド
ルアセンブリ12はロツクアセンブリ6の押動片
11及び揺動部材8を介してロツク部材9を揺動
操作して係合部7aに係合したヒンジ軸3の第2
軸部3b若しくはストライカ5の水平軸5aをロ
ツク及びロツク解除し、第2軸部3b若しくは水
平軸5aとロツクアセンブリ6との連繋状態を解
離操作するために両側1対のリンク13,13を
介して両側のロツクアセンブリ6の押動片11に
連繋されている。そして、ハンドルアセンブリ1
2は荷箱カバー2に取着されたハンドルベース1
4と、ハンドルベース14に対し揺動可能に支持
されて荷箱カバー2外に露出され取手15a及び
荷箱カバー2の内方へ突出された突出片15bが
連設された操作部材15と、ハンドルベース14
の中央部付近に対し支軸18を介してそれぞれ揺
動可能に支持されて上端がそれぞれ操作部材15
の突出片15bに対置されかつ下端にリンク13
の基端がそれぞれ繋止された1対の連動部材1
7,17とを備え、操作部材15の取手15aを
外方へ引出したときには両連動部材17の上端が
突出片15bでそれぞれ押下げられて両連動部材
17が相反方向へ揺動し、両側のリンク13がそ
れぞれ牽引されてロツクアセンブリ6の押動片1
1が揺動し、ロツク部材9が揺動部材8とともに
揺動してヒンジ軸3の第2軸部3b若しくはスト
ライカ5の水平軸5aのロツク状態が解除され
る。
荷箱カバー2にその前端縁付近を支点とする前
上方への弾性回動力を付与するためにほぼ型状
に折曲されて軸回りの捩れ弾撥力をもつトーシヨ
ンバー19は荷箱カバー2の前端付近の内壁面に
対し前側両コーナー部付近にわたつて添装され、
前水平部19aの中央部がピストン軸21bの上
端に回動不能に締結され、かつ両側部19b,1
9bが両側壁板2c,2dの内壁面にそれぞれ取
着されたブラケツト20B〜20Bで荷箱カバー
に対し若干の遊動可能に保持されている。
但し、トーシヨンバー19の前水平部19aを
中心とする両側部19bの先端付近の回動軌跡
と、ヒンジ軸3の第1軸部3aを中心とするブラ
ケツト20Bの回動軌跡とを相異させてある。な
お、上記両回動軌跡の中心を一致させたときには
前水平部19aが荷箱カバー2の前壁板2aに取
着されたブラケツト20A,20Aに可転支持さ
れかつ両側部19bが両側壁板ブラケツト20B
で両側壁板2c,2dに固定される。
荷箱カバー2にその両側端縁付近をそれぞれ支
点とする上側方への弾性回動力を付与するために
荷箱1内の前端付近に立設された押上部材21は
荷箱1の底面に対し傾動可能に取着されたシリン
ダ部21aと、このシリンダ部21a内に対しス
ライド可能に嵌挿されシリンダ部21a内のガス
やスプリングで常には上方へ付勢されたピストン
軸21bとを備え、ピストン軸21bの上端がト
ーシヨンバー19の前水平部19aの中央部に回
動不能に締結されてピストン軸21bが前水平部
19aに対し直交状に連繋され、荷箱カバー2は
押上部材21で上方へ付勢されるとともに、トー
シヨンバー19の前水平部19aの軸回りの捩れ
弾撥力で常には荷箱カバー2の前端縁付近を支点
とした開放方向へ付勢される。このため、荷箱カ
バー2の後壁板2bのハンドルアセンブリ12を
操作して後側両コーナー部の両ロツクアセンブリ
6と両ストライカとの連繋状態を解離したときに
はトーシヨンバー19の捩れ弾撥力で開放方向へ
付勢された荷箱カバー2が両ヒンジ軸3の第1軸
部3aを支点として前上方へ回動し、荷箱1の後
方を開放することができ、また、荷箱カバー1の
両側壁板2c,2dの一方のハンドルアセンブリ
12を操作して一方側の前後ロツクアセンブリ6
と、ヒンジ軸3及びストライカ5との連繋状態を
解離したときには押上部材21で上方へ付勢され
た荷箱カバー2が他方側のヒンジ軸3の第2軸部
3b及びストライカ5の水平軸5aを支点として
荷箱カバー2を左上方若しくは右上方へ回動し、
荷箱1の左側方若しくは右側方を開放することが
できる。
次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果
を説明する。
さて、本例では荷箱1を覆蓋する荷箱カバー2
にその両側端縁付近をそれぞれ支点とする上方へ
の弾性回動力を付与するために上方へ付勢された
ピストン軸21bを備えた押上部材21を荷箱1
上に立設するとともに、荷箱カバー2にその前端
縁付近を支点とする上方への弾性回動力を付与す
るために荷箱カバー2にその前壁板2aと両側壁
板2c,2dとにわたつて取着されて軸回りの捩
じれ弾撥力をもつトーシヨンバー19の前水平部
19aの中央部をピストン軸21bの先端に回動
不能に締結してある。
このため、左右の両ロツクアセンブリ6と両ス
トライカ5との連繋状態、若しくは、前後の両ロ
ツクアセンブリ6とヒンジ軸3及びストライカ5
との連繋状態を選択的に解離操作して荷箱カバー
2を前上方及び左右上方の3方向へ的確に回動さ
せることができ、荷箱カバー2の開放操作を簡易
化しうる効果がある。
とくに、トーシヨンバー19および押上部材2
1によつて荷箱カバー2に対し前上方および両側
上方の3方向への弾性回動力を付与して荷箱カバ
ー2を定常的に開放方向へ付勢してあるため、荷
箱カバー2を各方向へ開放するための開放操作力
を著しく軽減することができる。
また、荷箱カバーに3方向の弾性回動力を付与
するための押上機構を簡略化およびコンパクト化
し、荷箱上の荷物収容スペースが押上機構で削減
する不具合を排除することができる。
(考案の効果) 本考案は前記したように構成してあるので、荷
箱カバーを前上方及び左右上方の3方向へ選択的
に回動させて荷箱の3方を開放し得るとともに、
荷箱カバーを3方向のいずれの方向へ回動する場
合でも荷箱カバーの開放操作力をそれぞれ軽減し
て荷箱カバーの開放操作を簡易化し得る効果を有
する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は荷箱及び荷箱カバーの斜視図、第2図は第1図
のX部拡大斜視図、第3図は同じくY部拡大斜視
図、第4図は要部の正面図、第5図は第1図のZ
−Z線矢視図である。 1……荷箱、2……荷箱カバー、19……トー
シヨンバー、21……押上部材、21b……ピス
トン軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 荷箱を覆蓋する荷箱カバーにその両側端縁付近
    をそれぞれ支点とする上方への弾性回動力を付与
    するために上方へ付勢されたピストン軸を備えた
    押上部材を荷箱上に立設するとともに、荷箱カバ
    ーにその前端縁付近を支点とする上方への弾性回
    動力を付与するために荷箱カバーの前端付近に荷
    箱カバーの前壁板と両側板とにわたつて取着され
    て軸回りの捩じれ弾撥力をもつトーシヨンバーの
    前水平部の中央部を前記ピストン軸の先端に回動
    不能に締結したことを特徴とする荷箱カバーの押
    上装置。
JP1985146871U 1985-09-26 1985-09-26 Expired JPH0232513Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985146871U JPH0232513Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985146871U JPH0232513Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6254837U JPS6254837U (ja) 1987-04-04
JPH0232513Y2 true JPH0232513Y2 (ja) 1990-09-04

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ID=31059724

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JP1985146871U Expired JPH0232513Y2 (ja) 1985-09-26 1985-09-26

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Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58170281U (ja) * 1982-05-12 1983-11-14 カヤバ工業株式会社 キヤブチルト装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6254837U (ja) 1987-04-04

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