JPH0232444A - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JPH0232444A
JPH0232444A JP63181796A JP18179688A JPH0232444A JP H0232444 A JPH0232444 A JP H0232444A JP 63181796 A JP63181796 A JP 63181796A JP 18179688 A JP18179688 A JP 18179688A JP H0232444 A JPH0232444 A JP H0232444A
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JP63181796A
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Tomoo Aoyama
青山 智夫
Hiroshi Murayama
浩 村山
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Computer Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、データ処理装置に係り、特に、システムダウ
ンに対してデータ保持の信頼性の高い階層構造の記憶部
を備えたデータ処理装置に関する。
〔従来の技術〕
近年、CAD、CAE等の発展に伴い、データ処理装置
上で大規模な計算が高頻度で行われるようになった。こ
のような大規模な計算を行う場合、CPUの処理速度に
比較して、Iloの速度が著しく低いことがあり、この
場合、計算処理が、Iloの速度がネックとなって高速
に進められないという事態が生じる。このような事態を
回避するための従来技術として、例えば、特公昭58−
9276号公報等に記載された技術が知られている。
この従来技術は、記ユ9装置に拡張記憶装置を備えるも
のであり、この拡張記憶装置は、S S D (S。
lid  5tate  Device )とも呼ばれ
る。
一般に、拡張記憶装置とCPUとの間のデータ転送は、
ディスク装置とCPUとの間のデータ転送に比較して約
2〜3オーダ高速である。従って、拡張記憶装置は、拡
張記憶装置と同じように半導体素子で構成される半導体
ディスク装置とはデータ転送速度が異なり、大規模な計
算を高頻度で行う場合に、極めて有効なものである。
しかし、この拡張記憶装置は、高速の外部記憶装置とし
て効果的である反面、電源断等の事故に対して、情報を
保持することができないという特性を有し、このため、
ディスク装置と異なり、恒久データセットを拡張記憶装
置上に保持することが困難である。従って、通常、拡張
記憶装置上にとられる恒久データセットは、ディスク上
のデータセットを拡張記憶装置上にロードし、拡張記憶
装置上で該データセットをアクセスした後、ユーテイリ
テイプログラム等で、そのデータセットをディスク上に
格納する形式のものである。
このような形式で拡張記憶装置を用いる場合にも、停電
事故等が発生すれば、処理途中の結果が失われてしまう
ことになる。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように、従来技術による拡張記憶装置は、シス
テムダウン等の事態に対し、拡張記憶装置上の情報を保
持することに関する配慮が十分になされていないという
問題点を有する。
電源断等のシステムダウンに対し、安全な拡張記憶装置
として、記憶部を電力が“0”であっても情報の保持が
可能な素子で構成することも可能であるが、このような
条件を満足する素子を大容量の拡張記憶装置に用いるこ
とは、現在のところ、価格的に困難である。また、電源
断等に備えて、拡張記憶装置上の情報の写しを、バック
アップ用のディスク装置上で定期的なタイミングで退避
させることも、記憶容量が大きいために困難である。
特に、拡張記憶装置の容量が、ギガバイトを越えるよう
になると、バックアップのための時間が無視できないも
のになる。
本発明の目的は、前述した従来技術の問題点を解決し、
電源断等によるシステムダウンに対して情報を保持して
おくことが可能で、システムの再開を容易に行い得るよ
うにした拡張記憶装置を備えたデータ処理装置を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によれば、前記目的は、電源断等によるシステム
ダウンが生じた場合にも、拡張記憶装置上の情報を保持
しておくため、ベクトル処理装置等のデータ処理装置に
、次のような制御機構、記憶手段を備えることにより達
成される。
(1)、拡張記憶装置上のある区分単位に書込みがあっ
たことを示すビットを設置する(以下、このビットをC
ビットという)。
(2)、ベクトル処理部、入出力処理部等の命令処理プ
ロセッサ以外のリクエストソースが稼動していることを
示すビットを備える(以下、このビットをIビットとい
う)。
(3)、拡張記憶装置上のデータをディスク装置に退避
するタイミングを生成する論理回路を具備する。
(4)、前記タイミング生成時のタスクが占有している
拡張記憶区分を示すデータを保持する記憶手段と、前記
タイミング生成時の処理開始アドレス(以下、NIAと
いう)を保持する記憶手段を具備する。
(5)、拡張記憶装置とディスク装置との間のデータ転
送を制御する論理回路(以下、拡張記憶制御部という)
を具備する。
(6)、拡張記憶装置内データの退避回復処理の抑止を
指示するビット(以下、dビットという)を設置する。
前述のC,1,dの各ビット及びNIAを保持する記憶
手段は、拡張記憶制御部に置かれ、命令処理プロセッサ
を制御しているオペレーティングシステムにより、その
値が書込まれる。こられの記憶手段は、処理装置で並行
実行されるタスク数分だけ備えられる。
また、命令処理プロセッサの命令として、プログラム状
態語の特定フィールドをNIAjI域に転送する命令、
及びI、dビットをセットする命令が追加され、これら
の命令にはタスクを識別するフィールドが備えられる。
〔作用〕
拡張記憶装置上のデータを電源断等によるシステムダウ
ンに備えてディスク装置内に退避しておく方式が効果的
であるか否かは、拡張記憶装置とディスク装置との間の
データ転送速度をいかに上げられるかにかかつている。
現在の技術では、入出力プロセッサと主記憶装置との間
のデータ転送速度は、100MB/秒のオーダであって
、入出力プロセッサとチャネルとの間のデータ転送速度
は、約6MB/秒のオーダである。複数のチャネルを並
行して動作させるパラレルI10処理も実用化されてお
り、16台のチャネルを並行して作動させた例も知られ
ている。
従って、拡張記憶装置上のデータをシステムダウンに備
えて退避しておくには、パラレルI10以外の何んらか
の手段によって拡張記憶装置とディスク装置との間のデ
ータ転送を高速化して行うか、または、データ転送量を
減少させる方法を採用する必要がある。
本発明の方式は、データ転送量を減少させる方法であっ
て、拡張記憶装置をどのタスクが占有しているかをNI
Aによって識別し、タスク単位に記憶領域をディスク等
の記憶保持可能な外部記憶装置上にバックアップするこ
とによって、データ転送量を拡張記憶領域の部分的なデ
ータ転送に止めることができる。さらに、C,dビット
を備えることにより、タスクが占有している記憶空間の
一部分のデータのみをディスク装置に転送させることが
できる。
拡張記憶装置とディスク装置との間のデータ転送を、拡
張記憶制御部と該制御部から直接起動を行うことができ
る入出力プロセッサとにより行うことにより、命令処理
プロセッサの拡張記憶装置に対するアクセスを妨害しな
いようにすることができる。この場合は、入出力プロセ
ッサの命令は、拡張記憶装置上に置かれる。そして、バ
ックアップタイミングの設定を、拡張記憶制御部と入出
力プロセッサとの間の状態に応じて行うことが可能とな
る。また、命令処理プロセッサ側から■ビットをセット
することによって、ディスク装置へのバックアップ処理
を抑止することもできる。
以上の動作によって、本発明は、命令処理プロセッサに
負荷をかけることを極力少なくして、拡張記憶装置上の
データをディスク装置へ退避してバックアップすること
ができる。
〔実施例〕
以下、本発明によるデータ処理装置の一実施例を図面に
より詳細に説明する。
第1図は本発明によるデータ処理装置に備えられる拡張
記憶装置の概略構成を示すブロック図である。第1図に
おいて、1は拡張記憶制御部、2はデータ保持部、3は
NIA+fff域保持部、4はdビット保持部、5はC
ビット保持部、6はコピー論理部、7,8はバッファ記
憶部、10は入出力プロセッサ、11はIビット保持レ
ジスタ、12は論理回路である。
第1図において、命令処理プロセッサ、主記憶装置、チ
ャネル、ディスク装置は、省略されて描かれていないが
、これらの装置は、従来の技術と同様に構成をされてい
てよい、また、NIA領域領域保持及3dビット保持部
4は、タスク対応に存在し、Cビット保持部5は、拡張
記憶装置のデータ保持部2の論理的区分単位に存在する
いま、図示しない命令処理プロセッサから、パス50上
に、コマンド、オーダ、データから成る拡張記憶アクセ
ス要求が発行されたとする。このリクエストは、論理回
路12に一部スタックされた後、パス51として表わさ
れる複数の経路を介して拡張記憶制御部1に、信号幅が
拡げられて送出される。パス54は、命令処理プロセッ
サへの種々の応答信号用として用いられる。一般に、拡
張記憶装置は、命令処理プロセッサとは物理的に離れた
位置にあるので、論理回路1は、シリアル−パラレル変
換機能を備え、図示拡張記憶装置と命令処理プロセッサ
との間のデータ転送をシリアルに行なうようにしている
拡張記憶制御部1は、パス51上に送られてくる命令処
理プロセッサからのリクエストを解読し、リクエストの
種類によって、NIA9J[域保持部3、dビット保持
部4またはデータ保持部2に対する書込みを行う。拡張
記憶装置のデータ保持部2にデータの書込みが行なわれ
る場合、書込みアドレスがデータ保持部2のどの区分に
あるかが調べられる。拡張記憶制御1は、この結果によ
り対応するCビットの書替えを、Cビット保持部5に対
して行う。
拡張記憶装置内のデータをディスク装置上にバックアッ
プするタイミングとなると、拡張記憶制御1は、パス5
3を介してコピー論理部6を起動する。起動を受けたコ
ピー論理部6は、NIAfiI域保持部3の内容及びC
ビット保持部5の内容を調べ、データ保持部2内のディ
スク装置に退避すべきデータのデータ位置を決定する。
この決定後、コピー論理部6は、データ保持部2に対し
て読出し要求とアドレスを送出して、データの読出しを
行う。コピー論理部6が、データ保持部2の読出しを行
っている間、この読出しデータの属するタスクからの書
込み要求は、拡張記憶制御部1により抑止される。
データ保持部2及びNIAjJ域保持部3から、コピー
論理部6により読出されたデータは、バッファ7.8に
書込まれる。このバッファ7.8への書込み動作は、半
導体素子相互間のデータ転送であるので、ディスク装置
への転送に比較して極めて高速に行うことができる。バ
ッファ7.8への書込みが完了すると、コピー論理部6
は、パス55を介して入出力プロセッサ10に対して起
動をかける。入出力プロセッサ10は、これにより、パ
ス56.57を介してバッファ7.8を読出し、パス5
8を経由して読出したデータを複数のチャネルを介して
ディスク装置に転送する。これにより、ディスク装置に
は、記憶の控えと、拡張記憶装置上のタスクの占有領域
の情報が退避されたことになる。障害発生後のシステム
回復後、これらの情報を用いて、ディスク装置から拡張
記憶装置上のデータを回復することが可能となる。
処理装置による処理の中には、入出力プロセッサまたは
ベクトル処理部のように、命令処理プロセッサの処理タ
スクとは異なったタスクに属する処理を行っている論理
部が存在する。このような論理部が作動していて、かつ
、この論理部が、拡張記憶装置に対して、いつリクエス
トを発行するか不明の場合がある。このような場合、拡
張記憶装置からは、複数のタスクが活動しているように
みえる。このような場合には、前述したようなN■A領
域に関するバックアップ制御を使用することができなく
なることがある。このとき、命令処理プロセッサは、予
めバックアップ処理を行うことが無駄であると判断でき
るので、パス59を介してIビットレジスタ11をセッ
トし、これにより、コピー論理部6の動作を抑止する。
拡張記憶装置内のデータを命令処理プロセッサが読出す
場合、命令処理プロセッサは、パス50゜51を経由し
て、拡張記憶制御部1に対しデータ保存部2を読出す指
示を与える。拡張記憶制御部1はデータ保存部2に対し
て読出し動作を行い、読出したデータをパス60.54
を経由して命令処理プロセッサに送出する。
電源断等によるシステムダウンが発生した場合、ディス
ク装置にバックアップを行っているデータについては、
電源断からシステムがダウンするまでの@、lll5e
cの間にデータ転送を終了すれば問題なく、システムダ
ウンの回復後NIA番地からの再実行が可能である。し
かし、データ転送が完了できなかった場合には、再実行
は不可能である。ただし、O8がバックアップのための
ディスクを2面備えて、交互に使用するような制御を行
っている場合には、1つ前の退避部分からの再実行が可
能である。また、バックアップ処理中でないタスクに関
するデータについては、NIA番地からの再実行が可能
である。
従って、第1図に示す拡張記憶装置では、システムダウ
ンによるデータの破損は、極少化されている。システム
ダウン後の回復処理時におけるデータの転送は、入出力
プロセッサ10により、デイスク装置からのデータをパ
ス61を介してデータ保持部2に送ることにより行われ
る。
次に、第1図における個々の機能ブロックの詳細を図面
により説明する。
第2図は第1図における拡張記憶制御部1. NIA領
域保持部3、dビット保持部4、Cビット保持部5の構
成を示すブロック部である。第2図において、100,
103はサイクリックカウンタ。101はスイッチング
回路、102はスタック、104,130はセレクタ、
105はデコーダであり、他の符号は第1図の場合と同
一である。
第2図に示すパス51a〜51eは、第1図に示すパス
51に対応し、パス51aがオーダ、パス51bがアド
レス、パス51c、51dがデータにそれぞれ割り当て
られている。パス51の構成は、どのようなものであっ
てもよいことはいうまでもない。パス51上には、その
信号線上の信号が有効であるか否かを示すコマンド信号
があり、この信号がパス51eに割り当てられている。
いま、バス51上に有効な信号が命令処理プロセッサよ
り送られてくると、パス51e上のコマンド信号を受け
るサイクリックカウンタ100は、バス51上の情報を
スタックすべきタレジスタ番号を決定し、パス150を
介してスイッチング回路101に選択信号を送る。これ
により、バス51上の情報は、スタック102の所定の
レジスタに格納される。スタック102のを構成するレ
ジスタの数は、バス51上のデータ転送量と、第1図に
示すデータ保持部2のウェイ数によって決定される。
サイクリックカウンタ100に作用したパス51e上の
コマンド信号は、パス151を介してサイクリックカウ
ンタ103にも作用する。このカウンタ103は、パス
152を介して与えられたるリリース信号によっても作
動する。サイクリックカウンタ103の出力は、パス1
53を経由してセレクタ104に作用し、スタック10
2内の所定のレジスタの内容が読出される。パス51a
を介してスタックされていたオーダは、これにより、デ
コーダ105に与えられて解読され、この結果により、
同時にスタック102から読出された他のデータは、こ
のオーダに従って、N I A 領域保持部3、dビッ
ト保持部4、Cビット保持部5に書込まれる。この場合
、パス155が、これらの保持部3〜5に対する書込イ
ネーブルを伝達し、パス158にアドレスが、パス15
9,160にデータが伝送される。これらのパス155
゜158〜160は、全て東線により構成されている。
パス66は、NIAjl域保持部3、dビット保持部4
、Cビット保持部5の内容を引用してデータ保持部をコ
ピーする際に使用される。すなわち、パス66上にコピ
ー指示が行われると、デコーダ105は、パス155.
62a、62b上への信号の送出を抑止し、セレクタ1
30に作用して、パス158のアドレスを、コピー論理
部6からのアドレスが伝送されるパス180に切換える
。コピー動作中、サイクリックカウンタ103は停止し
ており、NIA領域保持部3、dビット保持部4、Cビ
ット保持部5から読出されたデータは、パス181〜1
83上に送出される。
第3図は第1図に示すデータ保持部2のプライ、オリテ
ィ回路の詳細を示すブロック図である。第3図において
、106〜110.119はレジスタ、111〜113
はインバータ、114〜116.123はAND回路、
117はOR回路、121.122はエンコーダである
第3図におけるパス61a、61b、161゜62a、
62bには、それぞれ、入出力プロセッサ10からの命
令読出し要求、データ保持部2に対する書込み要求、コ
ピー論理部6からの読出し要求、命令プロセッサからの
アクセス・コマンド信号が伝播する。このとき、命令プ
ロセッサからのアクセスは、パス62b上のオーダ信号
によって書込みと読出しとが区別される。これらのコマ
ンド、オーダ等は、−旦、レジスタ106〜110にス
タックされた後、インバータ111〜113とAND回
路114〜116とによる優先順序決定回路によって優
先順序が決定される。すなわち、「入出力プロセッサ1
0からの命令読出し要求〉入出力プロセッサ10からの
書込み要求〉コピー論理部からの続出要求〉命令プロセ
ッサからのアクセス」の順にコマンドが受付けられる。
入出力プロセッサ10からのアクセス要求は、連続的な
多数個のアクセスではない。
これらのリクエストコマンドが受付けられると、リクエ
スト・コマンドが受付けられたことを示すリリース信号
が、そのコマンドに対応してパス152.168〜17
0を介して発行される。これらのリリース信号のシンク
先は、第2図に示すサイクリックカウンタ103、入出
力プロセッサ10及びコピー論理部6である。同時に、
これらのリリース信号は、OR回路117で論理和がと
られ、データ保持部2に対するリクエスト・コマンドと
してパス173上に送出される。また、パス152.1
68〜170上のリリース信号は、エンコーダ121に
よってコード化され、さらにパス184上の信号と併わ
せで、エンコーダ122によってコード化され、データ
保持部3内の他の部分に送出される。パス184上の信
号は、レジスタ110内のオーダ信号を取り入れるか否
かを判定しているAND回路123からの信号である。
エンコーダ121の出力は、パス174を介してセレク
タ11Bに作用し、バス173上に送出されるデータ保
持部2に対するリクエスト・コマンドに対応したアドレ
スを選択する。選択されるアドレスは、パス61c、6
1d、162,163上のアドレスであり、これらのパ
ス上には、それぞれ、入出力プロセッサエ0からの命令
読出し、書込み、コピー論理部6からの読出し、命令プ
ロセッサのアクセスに対応するリアドレスが伝達されて
いる。選択されたアドレスは、レジスタ119にセット
された後、パス175,176を経由してデータ保持部
2内で利用される。
第4図は第1図に示すデータ保持部の詳細を示すブロッ
ク図である。第4図において、200はデコーダ、20
4はデイレイラッチ、210はRAM素子である。
データ保持部2は、第4図に示すようにnバンクのRA
M素子210で構成されている。このデータ保持部2に
おいて、パス171上に送られてくるオーダ信号は、デ
コーダ200によって識別され、読出しか書込みかを決
定する。バス173上のリクエスト・コマンドは、デコ
ーダ200の出力の有効化のために用いられる。デコー
ダ200の出力、パス175上のアドレス、パス181
上のデータは、パス176上のセレクト信号によって、
スイッチング回路201〜203、東線によるパス25
0〜252上を介して各バンク205に送られる。バス
176上のセレクト信号は、さらに、デイレイラッチ2
04を経由してセレクタ205に作用する。データ保持
部2のバンク210から読出されたデータは、セレクタ
205によって選択され、次いで、パス179上のシン
ク情報により制御されるスイッチング回路211を介し
てアクセス発行元に送出される。すなわち、読出しデー
タは、パス60を経由して拡張記憶制御部1に、パス6
1を経由して入出力プロセッサ10に、パス254を経
由してコピー論理部6に、それぞれ送出される。
第5図は第1図に示すコピー論理部6の詳細を示すブロ
ック図である。第5図において、307は加算器、31
6′は比較回路である。
第5図において、いま、入出力プロセッサ10から、転
送が完了した意味の信号がパス55に送られてきたとす
る。パス350は、周期的にパルスを発生する図示しな
いタイマからのパルス信号を伝達している。これらのパ
ス55,350上の信号は、OR回路300で論理和が
とられ、その出力がパス351上に送出される。パス3
51上の論理和の結果と、■ビット保持レジスタ11の
内容とは、AND回路301で論理積が取られ、データ
保持部2内のデータのコピーを取るタイミング信号に生
成される。このタイミング信号は、パス352上に送出
され、フリップクロップ302、レジスタ303,30
4に対するセット信号となる。
一方、パス183a、183b上には、NIA領域保持
部3の読出しデータが常時伝播しており、前述のタイミ
ング信号生成時のその値がレジスタ303.304に取
込まれる、レジスタ303には、タイミング信号の生成
時に活動しているタスクが占有している下限アドレスが
、また、レジスタ304にはそのタスクの上限アドレス
が格納される(NIA領域保持部3は、活動タスクの下
限及び上限アドレスを保持するように構成しておく)。
フリップフロップ302がセットされ、パス66上の信
号が“1”となると、インバータ305によってパス3
53上の信号が“0″となり、パス352上の信号の値
が“0”となる。これにより、コピー作業中、命令プロ
セッサの処理タスクが変化しても、異なった値となった
NIAtI域保持部3内の値が、レジスタ303.30
4に取込まれることがなくなる。バス66上の信号は、
拡張記憶制御部1に送られる。コピー作業中、命令プロ
セッサが、■ビット保持レジスタをセットして、コピー
作業を中断させることはできない。
レジスタ303にセットされた下限アドレスは、パス3
54、セレクタ306及び加算器307を経由してレジ
スタ308に格納される。セレクタ306に対する選択
信号及びレジスタ308に対するセット信号は、パス3
52上の信号を前述の動作が可能となるように遅延させ
て用いる。レジスタ308上にセットされた下限アドレ
スは、パス180を経由して、第2図によりすでに説明
したdビット保持部4及びCビット保持部5の内容を読
出す。読出されたdビット及びCビットの値は、パス1
82.183を介して送られて、レジスタ311及び3
10にセットされる。レジスタ311にセットされたd
ビットは、インバータ312を経由して、レジスタ31
0内のCビットと、AND回路313により論理積がと
られる。AND回路313の結果が“1”のとき、この
結果は、読出されたCビット及びdビットのアドレスに
対応するデータ保持部2内のアドレスを読出すためのリ
クエスト・コマンドとしてパス161上に送出される。
このリクエスト・コマンドに対応するアドレスは、パス
162上に送出される。
このリクエスト・コマンドとアドレスとは、すでに説明
した第3図を通って、第4図に示すデータ保持部2に送
られ、このリクエストに従ってデータ保持部2より読出
された、アドバンス信号が付加されたデータがパス25
4上に読出されてくる。このパス254上の信号は、ア
ドバンス信号によってレジスタ314にセットされ、ま
た、アドバンス信号は、パス357を経由してレジスタ
308に対するセット信号となる。
レジスタ316には、データ保持部2のアクセスのため
のアドレス増分値が格納されている。セレクタ306は
、初期時、レジスタ303内の下限アドレスの値を加算
器307に送るが、次のタイミングでは、レジスタ31
6のアドレス増分値を加算器307に送出する。従って
、レジスタ308は、次の単位に対するデータ保持部2
のアクセスを開始するタイミングでセットされ、このと
き、レジスタ308にセットされるアドレスは、アドレ
ス増分値が加えられたものとなる。
その後、同様な処理が自動的に継続される。この間、レ
ジスタ303,304の値は、パス354.358を経
由して第1図に示すバッファ8に送られ、レジスタ31
4のデータは、パス359を介して第1図に示すバッフ
ァに送出される。レジスタ308内のデータ保持部2を
アクセスするアドレスが、レジスタ304内の上限値と
一致しているか否かは、比較回路316′により常時鋼
べられている。この比較回路316′で一致が検出され
ると、パス360上に信号値“1″が送出されて、フリ
ップクロップ302、セレクタ306がリセットされる
以上により、コピー動作が完了したことになる。
前述した本発明の実施例によれば、データ処理装置のシ
ステムダウン等の障害に対し、記憶の控えと、拡張記憶
装置上のタスクの占有領域に関する情報がディスク装置
上に退避されることになり、システムの回復後、これら
の情報を用いて、ディスク内から拡張記憶装置上にデー
タを回復することができる。また、この実施例によれば
、退避される情報は、タスク単位の記憶領域の一部分の
みでよいので、データ転送に要する時間も少なくてすみ
、命令処理プロセッサの拡張記憶装置に対するアクセス
を妨害することもなく、さらに、命令処理プロセッサの
負荷を増大させることもなく、拡張記憶装置内のデータ
をディスク装置へバックアップすることができる。
ただし、プログラマが本発明の拡張記憶装置の機能を抑
止した場合、拡張記憶装置上のデータをディスク装置に
転写中に障害が発生すれば、そのとき、活動しているテ
スクの領域、ディスク装置の障害に対しては、データの
回復は困難である。
このような回復不可能なケースは極めて少なく、前述の
実施例によって、拡張記憶装置のシステムダウンに対す
る信頼性を飛躍的に高めることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、大容量、高速の
拡張記憶装置内のデータを確実にバックアップでき、し
かも、バックアップのために処理装置の負荷を増大させ
ることのないデータ処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるデータ処理装置に備えられる拡張
記憶装置の概略構成を示すブロック図、第2図は拡張記
憶制御部の詳細を示すブロック図、第3図はデータ保持
部のプライオリティ回路の詳細を示すブロック図、第4
図はデータ保持部の詳細を示すブロック図、第5図はコ
ピー論理部の詳細を示すブロック図である。 1・・・・・・拡張記憶制御部、2・・・・・・データ
保持部、3・・・・・・NIA+fI域保持部、4保持
・・・・dビット保持部、5・・・・・・Cビット保持
部、6・・・・・・コピー論理部、7゜8・・・・・・
バッファ記憶部、10・・・・・・入出力プロセッサ、
11・・・・・・■ビット保持レジスタ、12・・・・
・・論理回路、100,103・・・・・・サイクリッ
クカウンタ、102・・・・・・スタック、105,2
00・・・・・・デコーダ、121,122・・・・・
・エンコーダ、204・・・・・・プレイラッチ、21
0・・・・・・RAM素子、307・・・・・・加算器
、316′・・・・・・比較回路。 第1図 第2図 DISKへ 第3図 第4図 RD o ESC

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、主記憶装置、拡張記憶装置及び外部記憶装置を備え
    、前記拡張記憶装置に外部記憶装置内のデータを展開で
    きるデータ処理装置において、前記拡張記憶装置内に、
    入出力プロセッサと、拡張記憶装置の論理区区分に書込
    みが行なわれたか否かを示す指示手段と、定められたタ
    イミングと定められた条件との論理積とにより、拡張記
    憶装置内のデータをバッファ記憶部へ転送する論理部と
    を備え、前記入出力プロセッサを介して拡張記憶装置内
    の一部のデータをあるタイミング毎に外部記憶装置に転
    写することを特徴とするデータ処理装置。 2、前記外部記憶装置へのデータの転写が無意味である
    場合に、前記転写を抑止する手段をさらに備えることを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のデータ処理装置
    。 3、前記データ転写のタイミング時に、タスクが占有し
    ている拡張記憶装置の記憶区分を保持する手段をさらに
    備え、この区分内のデータのみが外部記憶装置に転写さ
    れることを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2
    項記載のデータ処理装置。
JP63181796A 1988-07-22 1988-07-22 データ処理装置 Pending JPH0232444A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04320539A (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 Mitsubishi Electric Corp 演算装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH04320539A (ja) * 1991-04-19 1992-11-11 Mitsubishi Electric Corp 演算装置

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