JPH0232358Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0232358Y2 JPH0232358Y2 JP12758482U JP12758482U JPH0232358Y2 JP H0232358 Y2 JPH0232358 Y2 JP H0232358Y2 JP 12758482 U JP12758482 U JP 12758482U JP 12758482 U JP12758482 U JP 12758482U JP H0232358 Y2 JPH0232358 Y2 JP H0232358Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- attachment
- quill
- movable
- spindle
- spindle head
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims 1
- 238000003754 machining Methods 0.000 description 10
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Machine Tool Units (AREA)
- Jigs For Machine Tools (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主軸頭内に昇降可能に装架されたク
イルを具えた工作機械のアタツチメント着脱装置
に関する。
イルを具えた工作機械のアタツチメント着脱装置
に関する。
従来、アタツチメントの自動交換により五面加
工用工作機械は、主軸頭の昇降により上下方向の
加工を行うラムタイプのものが大部分であり、ク
イルの昇降によりクイル先端の工具で狭い個所を
加工するのに適したクイルタイプの工作機械で
は、剛性の関係から、クイルにアタツチメントを
取付けて五面加工を行うことが困難であつた。
工用工作機械は、主軸頭の昇降により上下方向の
加工を行うラムタイプのものが大部分であり、ク
イルの昇降によりクイル先端の工具で狭い個所を
加工するのに適したクイルタイプの工作機械で
は、剛性の関係から、クイルにアタツチメントを
取付けて五面加工を行うことが困難であつた。
本考案は、上記に鑑み、クイルタイプの工作機
械において、狭い個所の加工も可能な機能を維持
させながらアタツチメント装着による五面加工も
可能としたアタツチメント着脱装置を提供しよう
とするものである。
械において、狭い個所の加工も可能な機能を維持
させながらアタツチメント装着による五面加工も
可能としたアタツチメント着脱装置を提供しよう
とするものである。
以下に本考案の一実施例を第１，２図に基いて
説明すると、これは、円筒形主軸頭１内に昇降可
能に装架された円筒形クイル２と、該クイルと一
体的に昇降可能でかつ該クイル２に軸受３を介し
て回転可能に内嵌された主軸４とを具えた工作機
械において、前記主軸頭１の下面１ａが前記クイ
ル２よりも大径に形成されて該下面１ａにクラン
プ装置用設置部５が形成され、該設置部にアタツ
チメントを着脱自在に装着するためのクランプ装
置６が設けられたものである。
説明すると、これは、円筒形主軸頭１内に昇降可
能に装架された円筒形クイル２と、該クイルと一
体的に昇降可能でかつ該クイル２に軸受３を介し
て回転可能に内嵌された主軸４とを具えた工作機
械において、前記主軸頭１の下面１ａが前記クイ
ル２よりも大径に形成されて該下面１ａにクラン
プ装置用設置部５が形成され、該設置部にアタツ
チメントを着脱自在に装着するためのクランプ装
置６が設けられたものである。
そして前記クランプ装置６は、内径部が前記ク
イル２に上下方向へ摺動自在に外嵌され外径部に
油室７を有し前記主軸頭１の下面１ａに固定され
た固定環８と、該油室７を区画するように配され
たピストン部９を有し該固定環８に上下動自在に
された可動筒１０と、該筒１０の下端の数個所に
内方向へ突設されたクランプ爪１１とから構成さ
れている。なお前記固定環８は、前記主軸頭１の
下面１ａに固定されたフランジ１２と、該フラン
ジの下端に固定され下面に環状の歯付割出盤１３
が固定されたカバー１４とから成る。また１５は
クイル２の下端に固定されたカラー、１６は前記
可動筒１０を上下動自在に案内するガイド、１７
は前記主軸４に内装されたコレツト、１８は該コ
レツト１７に内嵌されたドローバ、１９は主軸４
のアダプタ挿入用テーパ部、２０は主軸４の下端
に固定されたキーである。一方アタツチメント２
１は、その本体２２の上端部に前記クランプ爪１
１に係合する突片２３が数個所に形成されると共
に前記主軸側割出し盤１３に噛合するアタツチメ
ント側の環状の歯付割出し盤２４が固定され、該
アタツチメント本体２２の中央上部に前記キー２
０に係合するキー溝２５を有する外鍔２６が形成
されている。また２７はアダプタ、２８はそのア
ーバ部、２８ａはその把持部である。なお第２図
中２９は環状の防塵カバーで、これは、外周部に
前記クランプ爪１１に係合する突部３０を有し、
内周部に前記カラー１５と密着するシール３１を
有するものである。
イル２に上下方向へ摺動自在に外嵌され外径部に
油室７を有し前記主軸頭１の下面１ａに固定され
た固定環８と、該油室７を区画するように配され
たピストン部９を有し該固定環８に上下動自在に
された可動筒１０と、該筒１０の下端の数個所に
内方向へ突設されたクランプ爪１１とから構成さ
れている。なお前記固定環８は、前記主軸頭１の
下面１ａに固定されたフランジ１２と、該フラン
ジの下端に固定され下面に環状の歯付割出盤１３
が固定されたカバー１４とから成る。また１５は
クイル２の下端に固定されたカラー、１６は前記
可動筒１０を上下動自在に案内するガイド、１７
は前記主軸４に内装されたコレツト、１８は該コ
レツト１７に内嵌されたドローバ、１９は主軸４
のアダプタ挿入用テーパ部、２０は主軸４の下端
に固定されたキーである。一方アタツチメント２
１は、その本体２２の上端部に前記クランプ爪１
１に係合する突片２３が数個所に形成されると共
に前記主軸側割出し盤１３に噛合するアタツチメ
ント側の環状の歯付割出し盤２４が固定され、該
アタツチメント本体２２の中央上部に前記キー２
０に係合するキー溝２５を有する外鍔２６が形成
されている。また２７はアダプタ、２８はそのア
ーバ部、２８ａはその把持部である。なお第２図
中２９は環状の防塵カバーで、これは、外周部に
前記クランプ爪１１に係合する突部３０を有し、
内周部に前記カラー１５と密着するシール３１を
有するものである。
次にアタツチメントの装着方法について説明す
ると、まず搬送装置（図示せず）でアタツチメン
ト２１を搬送して、その突片２３をクランプ装置
６の複数のクランプ爪１１の間へ上昇させた後、
縦軸周りに回動させて突片２３をクランプ爪１１
の上側に位置させる。そして油室７に圧油を供給
して可動筒１０を上昇し、アタツチメント本体２
２を上昇させてクランプし、主軸側割出し盤１３
とアタツチメント側割出し盤２４とを噛合せる。
そうすると、アタツチメント本体２２は主軸頭１
の下面１ａに固定される。このときアタツチメン
ト２１のアーバ部２８は主軸４のテーパ部１９に
装入され、アーバ部２８の先端の把持部２８ａが
主軸側のコレツト１７に把持され、アダプタ２７
が引上げられ、アダプタ２７のキー溝２５に主軸
４のキー２０が嵌入し、主軸４とアダプタ２７と
が連結され、主軸の回転がアタツチメント側主軸
に伝達される。なおアタツチメント２１の取外し
は上記と逆の操作を行えば簡単にできる。
ると、まず搬送装置（図示せず）でアタツチメン
ト２１を搬送して、その突片２３をクランプ装置
６の複数のクランプ爪１１の間へ上昇させた後、
縦軸周りに回動させて突片２３をクランプ爪１１
の上側に位置させる。そして油室７に圧油を供給
して可動筒１０を上昇し、アタツチメント本体２
２を上昇させてクランプし、主軸側割出し盤１３
とアタツチメント側割出し盤２４とを噛合せる。
そうすると、アタツチメント本体２２は主軸頭１
の下面１ａに固定される。このときアタツチメン
ト２１のアーバ部２８は主軸４のテーパ部１９に
装入され、アーバ部２８の先端の把持部２８ａが
主軸側のコレツト１７に把持され、アダプタ２７
が引上げられ、アダプタ２７のキー溝２５に主軸
４のキー２０が嵌入し、主軸４とアダプタ２７と
が連結され、主軸の回転がアタツチメント側主軸
に伝達される。なおアタツチメント２１の取外し
は上記と逆の操作を行えば簡単にできる。
また主軸４にアタツチメント２１を装着しない
で、直接工具アダプタ３２を取付け、クイル２の
下降により狭い個所の加工を行う場合には、第２
図の如く、予め主軸側割出し盤１３の歯部を保護
するために防塵カバー２９を取付けておく。この
防塵カバー２９の装着は、上記アタツチメント搬
送装置を使用して上記と同様の操作で行うことが
できる。
で、直接工具アダプタ３２を取付け、クイル２の
下降により狭い個所の加工を行う場合には、第２
図の如く、予め主軸側割出し盤１３の歯部を保護
するために防塵カバー２９を取付けておく。この
防塵カバー２９の装着は、上記アタツチメント搬
送装置を使用して上記と同様の操作で行うことが
できる。
以上の説明から明らかな通り、本考案は、主軸
頭に対して昇降可能なクイルを有する工作機械に
おいて、主軸頭の下面にアタツチメントを着脱自
在に装着するためのクランプ装置を設けたから、
本考案によると、アタツチメントを用いない加工
ではクイルタイプの特徴を生かした狭所の加工が
可能であり、かつアタツチメントを装着して行う
五面加工も容易に行い得るといつた優れた効果が
ある。
頭に対して昇降可能なクイルを有する工作機械に
おいて、主軸頭の下面にアタツチメントを着脱自
在に装着するためのクランプ装置を設けたから、
本考案によると、アタツチメントを用いない加工
ではクイルタイプの特徴を生かした狭所の加工が
可能であり、かつアタツチメントを装着して行う
五面加工も容易に行い得るといつた優れた効果が
ある。
第１図は本考案の一実施例を示す縦断側面図、
第２図は同じくアタツチメント離脱時の防塵カバ
ー取付状態を示す縦断側面図である。 １：主軸頭、２：クイル、３：軸受、４：主
軸、５：クランプ装置設置部、６：クランプ装
置。
第２図は同じくアタツチメント離脱時の防塵カバ
ー取付状態を示す縦断側面図である。 １：主軸頭、２：クイル、３：軸受、４：主
軸、５：クランプ装置設置部、６：クランプ装
置。
Claims (1)
- 主軸頭内に昇降可能に装架されたクイルと、該
クイルと一体的に昇降可能でかつ該クイルに回転
可能に内嵌された主軸と、前記主軸頭の下面に、
前記クイルの外周部で、アタツチメント側の歯付
割出し盤に噛合可能に固定された環状の主軸側歯
付割出し盤とを具えた工作機械において、前記ク
イルの外周部で前記主軸頭の下面にアタツチメン
トを着脱自在に装着するためのクランプ装置が設
けられ、該クランプ装置は、前記主軸側歯付割出
し盤の外周部でピストン部を有し流体圧により前
記主軸頭に対し上下動自在とされた可動筒と、該
可動筒の下端の数個所に内方向へ突出され前記ア
タツチメントの本体上端部の突片に係脱自在に係
合するクランプ爪とが設けられたことを特徴とす
る工作機械のアタツチメント着脱装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12758482U JPS5932329U (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 工作機械のアタツチメント着脱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12758482U JPS5932329U (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 工作機械のアタツチメント着脱装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5932329U JPS5932329U (ja) | 1984-02-28 |
| JPH0232358Y2 true JPH0232358Y2 (ja) | 1990-09-03 |
Family
ID=30289717
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12758482U Granted JPS5932329U (ja) | 1982-08-23 | 1982-08-23 | 工作機械のアタツチメント着脱装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5932329U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6193116U (ja) * | 1984-11-26 | 1986-06-16 | ||
| DE9017808U1 (de) * | 1990-08-04 | 1992-02-20 | Opti Patent-, Forschungs- Und Fabrikations-Ag, Riedern-Allmeind | Reißverschluß mit textilen Tragbändern und angespritzten Verschlußgliedern |
-
1982
- 1982-08-23 JP JP12758482U patent/JPS5932329U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5932329U (ja) | 1984-02-28 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH0453601A (ja) | 旋盤 | |
| CN213729418U (zh) | 一种气动夹紧卡盘 | |
| JPH0232358Y2 (ja) | ||
| US5265990A (en) | Short toolholder system | |
| JPH0137850Y2 (ja) | ||
| CN208895676U (zh) | 一种用于涡轮壳的车床液压夹具 | |
| JPH0115482Y2 (ja) | ||
| JPS6122751Y2 (ja) | ||
| CN218658106U (zh) | 直流电机轴磨削装置 | |
| CN218192747U (zh) | 一种中心出水钻头通用转接器 | |
| CN221110724U (zh) | 一种机床主轴卡爪外夹零件端面定位装置 | |
| JPS601951Y2 (ja) | 工作機械におけるアタツチメントクランプ装置 | |
| JPS5817718Y2 (ja) | 施盤用皿形受具 | |
| JPS54128078A (en) | Work locating device | |
| JPH0112946Y2 (ja) | ||
| CN212885068U (zh) | 机床用液压自动尾座 | |
| JPH045244Y2 (ja) | ||
| JPS5933566Y2 (ja) | アタツチメント工具の自動着脱装置 | |
| JP2792868B2 (ja) | 自動工具交換装置 | |
| JPS61252003A (ja) | チヤツク爪セルフカツト装置 | |
| JPH0511983Y2 (ja) | ||
| JPS6012679Y2 (ja) | マシニングセンタの主軸清掃装置 | |
| JPS60123242A (ja) | 工具交換保持装置 | |
| JPS6040285Y2 (ja) | 有底工作物内部のク−ラントを除去する装置 | |
| JPH0115450Y2 (ja) |