JPH023174Y2 - - Google Patents

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JPH023174Y2
JPH023174Y2 JP4084084U JP4084084U JPH023174Y2 JP H023174 Y2 JPH023174 Y2 JP H023174Y2 JP 4084084 U JP4084084 U JP 4084084U JP 4084084 U JP4084084 U JP 4084084U JP H023174 Y2 JPH023174 Y2 JP H023174Y2
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piezoelectric element
case
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ball
signal
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、圧電素子構造更に詳しくは同一ケー
ス内に2段の圧電素子を形成し、第1段圧電素子
にて発音部分を、第2段圧電素子にて衝撃検知部
分を構成する圧電素子構造に関する。
従来技術 近時、サツカーボール等中空体球技用ボールの
表面付近に衝撃センサを含む発音回路ユニツトを
埋め込み、ボールの蹴球時或いはバウンド時衝撃
センサにてこれを検知し、ブザー音或いはメロデ
イ音ご発生させるボールが、幼児の遊戯用或いは
盲人の競技用ボールとして開発されている。第1
図は、この種ボールの表面形状を示し、1は気体
封入構造のサツカーボール、2はこのボール1表
面に形成された蓋部材で、放音孔3を有してい
る。衝撃センサを含む発音回路ユニツトは、この
蓋部材2の下方に埋設されている。従来前記衝撃
センサ4として第2図に示す構造のものが知られ
ている。図中5は導電性金属よりなるコイルバ
ネ、6はコイルバネ5の上端に固定された分銅電
極、7はコイルバネ5及び分銅電極6の周囲を囲
繞する円筒形電極、8は絶縁体よりなる基体で、
コイルバネ5及び円筒電極7を固定する。9,9
はコイルバネ5及び円筒電極7の取出電極であ
る。かかる構造においてこれに衝撃が加わると分
銅電極6が破線で示す如く振れ円筒電極7に接触
して、端子9,9間に衝撃検知信号が得られる。
然しながら蹴球等ボール1に加わる衝撃は、相当
大きいものであり、これが何度を繰返されると、
コイルバネ5が折れ曲がつて分銅電極6が常時円
筒電極7に接触した状態となつて、センサの機能
が失われるという欠点がある。
考案の目的 本考案は、前述のような事情に鑑みてなされた
ものであり、衝撃センサとして非機械式構造を有
し耐衝撃性に優れた圧電素子を使用するととも
に、発音手段として使用される圧電素子と一体構
造とし、耐衝撃性の向上と装置の小型軽量化を同
時に達成するものである。
考案の構成 本考案に係る圧電素子構造は、一端面に放音孔
を有する中空体ケース、該ケース内において上記
放音孔に臨む位置に取りつけられた振動板及びピ
エゾ圧電素子よりなり発音手段として動作する第
1段圧電素子、上記ケース内に取りつけられた他
の振動板及び他のピエゾ圧電素子よりなる衝撃検
知手段として動作する第2段圧電素子にて構成さ
れる。
実施例 第3図及び第4図において、10は硬質プラス
チツク、軽金属等にて形成された円筒形の中空ケ
ースで、その上端面には放音孔11が形成されて
いる。12は、このケース10内において放音孔
11に臨む位置に取りつけられた第1段圧電素子
で、ステンレス板よりなる振動板13及びこの振
動板13に接着されたセラミツク板等ピエゾ圧電
素子14よりなる発音手段即ち圧電スピーカとし
て動作する。15は、この第1段圧電素子12下
方に臨接して取りつけられた第2段圧電素子で、
前記同様の振動板16及びピエゾ圧電素子17に
て構成され、衝撃センサとして動作する。18
は、図中第2段圧電素子15下方に固定された基
板で、波形整形回路、タイマー回路、発振器等を
内蔵したICチツプ19及び昇圧コイルチツプ3
0が固定されている。21,21は、第1段及び
第2段圧電素子12,15と基板18とを連結す
るリード線である。22は、基板18裏面に接触
する電池で、ケース10は、この電池22のケー
スとしても兼用される。23は、ケース10内に
電池22を収納する蓋である。第5図は、上記構
造の回路図を示し、15は、前述の第2段圧電素
子で、ここで得られた衝撃検知信号は、コンデン
サ24を経て信号A(第6図、以下同様)として
波形整形回路25へ与えられる。ここで波形整形
された信号Bは、タイマー回路26へ入力し、信
号Bの入力後、一定時間、ハイレベル信号を出力
する信号Cを発する。一方発振器27からは、間
欠発振信号Dが出力されており、この信号Dは、
信号Cとともにアンドゲート28へ入力し、信号
Eとなつてトランジスタ29を駆動する。12
は、第1段圧電素子、20は昇圧コイルで、第1
段圧電素子12による発生音の音圧を上昇させる
ものである。第1段圧電素子12及び昇圧コイル
20の並列回路は、トランジスタ29のコレクタ
に接続されている。トランジスタ29のエミツタ
は接地レベルに維持される。電圧Vは、電池22
より供給される駆動電圧である。かかる構成より
アンドゲート28の出力信号Eによりトランジス
タ29が作動するとこれに応じて第1段圧電素子
12が鳴動する。発音継続時間は、タイマー回路
26により設定され、幼児の遊戯用ボールとして
使用するときは、1秒ないし数秒間、また盲人用
ボールとして使用するときは、20ないし30秒程度
に設定される。また発振器27の発振信号Dにお
いて、その間欠発振周波数は、約3ないし10Hz、
発振期間内の周波数は約2ないし4KHzに設定す
ることができる。また前述のタイマー回路26、
発振器27に代えて、メロデイ信号発生回路を使
用することもでき、この場合、ブザー音に代えて
メロデイ音を発生させることができる。
第7図は、実施例にかかる圧電素子構造をもつ
ケース10をボール1に内蔵させた状態を示し、
30は、このケース10と略同一形状を有する硬
質ケースで、ブチルゴム等密封性の良好なゴム収
納部31に埋設されている。32は、この収納部
31を一体形成してなるチユーブ、33は糸巻補
強層、34は中張層、35は表皮層、2は、前述
の蓋部材である。
考案の効果 本考案によれば、同一中空ケース内に発音手段
として動作する第1段圧電素子と衝撃センサとし
て動作する第2段圧電素子を2段構成として収納
したものであるから、発音手段及び衝撃検知手段
の一体構造を最小限小型化することができる。ま
た本考案によれば、衝撃検知手段として圧電素子
が使用されるから、耐衝撃性に優れた衝撃センサ
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例が適用されるボールの
表面状態を示す正面図、第2図は、従来例に係る
衝撃センサの断面図、第3図は、本考案一実施例
斜視図、第4図は、第3図−断面図、第5図
は、回路図、第6図は、信号波形図、第7図は、
要部断面図である。 1……ボール、2……蓋部材、3,11……放
音孔、4……衝撃センサ、10……中空ケース、
12……第1段圧電素子、13,16……振動
板、14,17……ピエゾ圧電素子、15……第
2段圧電素子、19……ICチツプ、20……昇
圧コイルチツプ、22……電池、23……蓋。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一面に放音孔を有する中空体ケース、該ケース
    内において上記放音孔に臨む位置に取りつけられ
    た振動板及びピエゾ圧電素子よりなり発音手段と
    して動作する第1段圧電素子、上記ケース内に取
    りつけられた他の振動板及び他のピエゾ圧電素子
    よりなる衝撃検知手段として動作する第2段圧電
    素子を含む圧電素子構造。
JP4084084U 1983-06-21 1984-03-21 圧電素子構造 Granted JPS60152962U (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084084U JPS60152962U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 圧電素子構造
US06/621,632 US4595200A (en) 1983-06-21 1984-06-18 Sound emitting ball

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4084084U JPS60152962U (ja) 1984-03-21 1984-03-21 圧電素子構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60152962U JPS60152962U (ja) 1985-10-11
JPH023174Y2 true JPH023174Y2 (ja) 1990-01-25

Family

ID=30550110

Family Applications (1)

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JP4084084U Granted JPS60152962U (ja) 1983-06-21 1984-03-21 圧電素子構造

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JP (1) JPS60152962U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5609613B2 (ja) * 2010-12-14 2014-10-22 株式会社村田製作所 衝撃及び音響センサ
JP6219087B2 (ja) * 2013-07-31 2017-10-25 セイコーインスツル株式会社 電子機器、携帯機器、および電子機器の制御方法

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Publication number Publication date
JPS60152962U (ja) 1985-10-11

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