JPH0228988B2 - - Google Patents
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- JPH0228988B2 JPH0228988B2 JP58112046A JP11204683A JPH0228988B2 JP H0228988 B2 JPH0228988 B2 JP H0228988B2 JP 58112046 A JP58112046 A JP 58112046A JP 11204683 A JP11204683 A JP 11204683A JP H0228988 B2 JPH0228988 B2 JP H0228988B2
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Landscapes
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- Electrochromic Elements, Electrophoresis, Or Variable Reflection Or Absorption Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、幼児の遊戯用ボールとして適してい
る発音ボールに関する。
る発音ボールに関する。
従来技術
従来発音機能を備えたボールとして、例えば中
空体ボール内に鈴を入れボールの運動に伴なつて
鈴を鳴らす構成のものが知られている。かかる構
成ではボールの蹴球動作時或いは回転時等様々な
ボールの運動に対応して鳴音し、その感度調節は
不可能であることから、鳴音動作に規則性がな
く、逆に運動の興味を殺がれるという欠点があ
る。また中空体ボール内に鈴が装入されて、これ
が転がるため使用時の感触は必ずしも良くないと
いう問題もある。また電気的発音手段及び電池を
ボールに内蔵して、発音させる方法も、既に提案
されているが、その重量がボールの運動に悪影響
を及ぼすほど大きいことなど、種々の問題が未解
決である。また回路の消費電力が極めて大である
ため電池駆動が実用上不可能であつた。
空体ボール内に鈴を入れボールの運動に伴なつて
鈴を鳴らす構成のものが知られている。かかる構
成ではボールの蹴球動作時或いは回転時等様々な
ボールの運動に対応して鳴音し、その感度調節は
不可能であることから、鳴音動作に規則性がな
く、逆に運動の興味を殺がれるという欠点があ
る。また中空体ボール内に鈴が装入されて、これ
が転がるため使用時の感触は必ずしも良くないと
いう問題もある。また電気的発音手段及び電池を
ボールに内蔵して、発音させる方法も、既に提案
されているが、その重量がボールの運動に悪影響
を及ぼすほど大きいことなど、種々の問題が未解
決である。また回路の消費電力が極めて大である
ため電池駆動が実用上不可能であつた。
発明の目的
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたもので
ボールに小型軽量の電気的発音手段を組込むこと
により、ボールの運動と無関係に一定の音を発生
させるとともにボール中空体内にボールの使用に
悪影響を及ぼす転動体等の装入を不要とすること
を目的とする。
ボールに小型軽量の電気的発音手段を組込むこと
により、ボールの運動と無関係に一定の音を発生
させるとともにボール中空体内にボールの使用に
悪影響を及ぼす転動体等の装入を不要とすること
を目的とする。
本発明は、また発音に必要な回路を一体化し、
かつ、ボールの運動に実質上影響を及ぼさない重
量に軽量化するとともに低消費電力化を図り、同
時にこれをボール内に着脱自在に装着できる発音
ボールを実現することを、他の目的とする。
かつ、ボールの運動に実質上影響を及ぼさない重
量に軽量化するとともに低消費電力化を図り、同
時にこれをボール内に着脱自在に装着できる発音
ボールを実現することを、他の目的とする。
本発明は、さらに充分な大きさの音を得ること
ができ、従つて遊戯、球技等に使用して差し支え
ない発音ボールを実現することを、他の目的とす
る。
ができ、従つて遊戯、球技等に使用して差し支え
ない発音ボールを実現することを、他の目的とす
る。
発明の構成
本発明に係る発音ボールは、手動にて操作され
るスイツチ手段、該スイツチ手段からの操作信号
を受け所定時間発音信号を発生する集積回路化さ
れた発音信号発生回路、該発音信号発生回路から
の発音信号を受けて発音する発音手段、上記各手
段及び回路を駆動する電池電源を備え、上記回路
及び手段は低消費電力型部品にて構成されてなる
発音ユニツトを有し、該発音ユニツトは、空気封
入構造のボール内面において空気注入用バルブに
相対する位置に取りつけられ、かつ回路ユニツト
部分の重量とバルブ部分の重量が実質的に等しく
なるべく調整されてなるとともに上記回路ユニツ
トはボール表皮下方に設けた回路ユニツト収納部
に蓋手段を介して着脱自在に装入されてなり、上
記蓋手段は、上記回路ユニツトにおける発音手段
の放音部に対応する位置に外部に通じる放音孔を
有し、該放音孔は少なくとも上記放音部より大な
る形状及び大きさを有するものである。
るスイツチ手段、該スイツチ手段からの操作信号
を受け所定時間発音信号を発生する集積回路化さ
れた発音信号発生回路、該発音信号発生回路から
の発音信号を受けて発音する発音手段、上記各手
段及び回路を駆動する電池電源を備え、上記回路
及び手段は低消費電力型部品にて構成されてなる
発音ユニツトを有し、該発音ユニツトは、空気封
入構造のボール内面において空気注入用バルブに
相対する位置に取りつけられ、かつ回路ユニツト
部分の重量とバルブ部分の重量が実質的に等しく
なるべく調整されてなるとともに上記回路ユニツ
トはボール表皮下方に設けた回路ユニツト収納部
に蓋手段を介して着脱自在に装入されてなり、上
記蓋手段は、上記回路ユニツトにおける発音手段
の放音部に対応する位置に外部に通じる放音孔を
有し、該放音孔は少なくとも上記放音部より大な
る形状及び大きさを有するものである。
実施例
第1図において1は本発明に係る発音ボール
で、ハンドボール、ドツジボール、等任意の大き
さ、表面形状とすることができ、空気封入構造の
ボールが使用される。2は、空気注入用バルブ、
3は、このバルブ2対向面に設けられた回路ユニ
ツト、4は、この回路ユニツト3を収納する収納
部、5は回路ユニツト3を収納部4へ収納した
後、これを押圧支持する蓋部材である。これら回
路ユニツト3(電池を含む)、収納部4及び蓋部
材5の総重量と、バルブ2部分の重量は略等しく
設定され、それ故、ボールの中心と重心は一致し
ている。具体的には回路ユニツト3は、集積回
路、圧電スピーカ等の小型素子の使用により小型
軽量化が図られ、収納部4等との合計重量は約20
gないし約30g程度に抑えることができる。他方
バルブの重量は通常約8g程度であるから、約12
gないし22g程度のバランサ(図示せず)が付加
される。通常幼児の遊戯用ボール例えば、児童用
ドツジボールでは重量200gないし380g程度であ
るから、前述の合計重量約32gないし52gは上記
ボールの重量の4分の1ないし12分の1であり、
かつ重心と球心が一致しているから、運動には実
質上、影響はない。
で、ハンドボール、ドツジボール、等任意の大き
さ、表面形状とすることができ、空気封入構造の
ボールが使用される。2は、空気注入用バルブ、
3は、このバルブ2対向面に設けられた回路ユニ
ツト、4は、この回路ユニツト3を収納する収納
部、5は回路ユニツト3を収納部4へ収納した
後、これを押圧支持する蓋部材である。これら回
路ユニツト3(電池を含む)、収納部4及び蓋部
材5の総重量と、バルブ2部分の重量は略等しく
設定され、それ故、ボールの中心と重心は一致し
ている。具体的には回路ユニツト3は、集積回
路、圧電スピーカ等の小型素子の使用により小型
軽量化が図られ、収納部4等との合計重量は約20
gないし約30g程度に抑えることができる。他方
バルブの重量は通常約8g程度であるから、約12
gないし22g程度のバランサ(図示せず)が付加
される。通常幼児の遊戯用ボール例えば、児童用
ドツジボールでは重量200gないし380g程度であ
るから、前述の合計重量約32gないし52gは上記
ボールの重量の4分の1ないし12分の1であり、
かつ重心と球心が一致しているから、運動には実
質上、影響はない。
第2図は回路ユニツト3装着前の構造を、また
第3図は装着後の構造を示し、6はボール本体、
4は収納部、5は蓋部材である。回路ユニツト3
は、回路基板7、集積回路化された発音信号発生
回路及びスピーカ駆動回路を含む回路部8、発音
手段として動作する圧電スピーカ9及びスイツチ
部10を含む。29は、圧電スピーカ9の放音部
である。尚、この圧電スピーカ9に代えて電磁型
発音体、マイクロスピーカ等を使用することも可
能である。特に圧電スピーカ及び電磁型発音体は
消費電流が各々約1mA数mAと小さく電池駆動
に適している。上記各部分は樹脂11にて一体モ
ールドされている。この回路ユニツト3は、電池
12が収納される電池ケース13を有し、このケ
ース13は樹脂製ネジ部材14により閉じられ
る。15は棒状のスイツチ駆動体で、スイツチ部
10上に位置し、その押圧動作によりスイツチ接
点を閉じ、これを駆動する。ここで回路部8は、
基板7の内面(図中下面)に固定され、他方圧電
スピーカ9及びスイツチ10は、外面(図中上
面)に固定される。また電池12は、基板7内面
に一方の電極が直接接触めしめられ、他方の電極
はその側面から基板へ連結せしめられる。蓋部材
5は、ゴム等弾性材にて形成され、ボール本体6
に設けられた開口16に嵌め込まれる。この蓋部
材5の表面にボール表皮層と同一材料の層を設
け、美観及び触感の向上を図ることができる。1
7は開口16部分に設けられた補強部材で、ゴム
等により構成され、その内壁にリング状溝18が
設けられている。蓋部材5には、その側壁にリン
グ状突起19が形成されており、これがリング状
溝18に係合することにより蓋部材5は、ボール
本体6に強固に固定される。20は圧電スピーカ
9の放音部29に対応する位置に穿設された放音
孔であり、この放音孔20は、少なくとも放音部
29より大なる形状及び大きさを有する。即ち、
第2図に示す如く放音部29の径dと、放音孔2
0の径Dの関係は、D≧dである必要がある。こ
れにより放音部29から発せられた音は、放音孔
20による吸収を受けることなくボール表面に放
音される。放音孔20を外部に向けて末広がりす
ると更に効果的である。21は、スイツチ駆動体
15が挿入される孔で、この孔21が位置する表
面には凹部22が形成されている。この凹部22
は、外力によるスイツチ駆動体15の移動、これ
によるスイツチ部10の誤動作を阻止するもので
ある。
第3図は装着後の構造を示し、6はボール本体、
4は収納部、5は蓋部材である。回路ユニツト3
は、回路基板7、集積回路化された発音信号発生
回路及びスピーカ駆動回路を含む回路部8、発音
手段として動作する圧電スピーカ9及びスイツチ
部10を含む。29は、圧電スピーカ9の放音部
である。尚、この圧電スピーカ9に代えて電磁型
発音体、マイクロスピーカ等を使用することも可
能である。特に圧電スピーカ及び電磁型発音体は
消費電流が各々約1mA数mAと小さく電池駆動
に適している。上記各部分は樹脂11にて一体モ
ールドされている。この回路ユニツト3は、電池
12が収納される電池ケース13を有し、このケ
ース13は樹脂製ネジ部材14により閉じられ
る。15は棒状のスイツチ駆動体で、スイツチ部
10上に位置し、その押圧動作によりスイツチ接
点を閉じ、これを駆動する。ここで回路部8は、
基板7の内面(図中下面)に固定され、他方圧電
スピーカ9及びスイツチ10は、外面(図中上
面)に固定される。また電池12は、基板7内面
に一方の電極が直接接触めしめられ、他方の電極
はその側面から基板へ連結せしめられる。蓋部材
5は、ゴム等弾性材にて形成され、ボール本体6
に設けられた開口16に嵌め込まれる。この蓋部
材5の表面にボール表皮層と同一材料の層を設
け、美観及び触感の向上を図ることができる。1
7は開口16部分に設けられた補強部材で、ゴム
等により構成され、その内壁にリング状溝18が
設けられている。蓋部材5には、その側壁にリン
グ状突起19が形成されており、これがリング状
溝18に係合することにより蓋部材5は、ボール
本体6に強固に固定される。20は圧電スピーカ
9の放音部29に対応する位置に穿設された放音
孔であり、この放音孔20は、少なくとも放音部
29より大なる形状及び大きさを有する。即ち、
第2図に示す如く放音部29の径dと、放音孔2
0の径Dの関係は、D≧dである必要がある。こ
れにより放音部29から発せられた音は、放音孔
20による吸収を受けることなくボール表面に放
音される。放音孔20を外部に向けて末広がりす
ると更に効果的である。21は、スイツチ駆動体
15が挿入される孔で、この孔21が位置する表
面には凹部22が形成されている。この凹部22
は、外力によるスイツチ駆動体15の移動、これ
によるスイツチ部10の誤動作を阻止するもので
ある。
収納部4は、インナーチユーブ23内面に被着
されたゴム等弾性体の袋体よりなり回路ユニツト
3を締付支持するものである。ボール本体6は最
内層であるブチルゴム製インナーチユーブ23、
ボールの寸法規制、補強、弾性付与の作用をなす
糸巻層24、天然ゴム等高弾性ゴム材料よりなる
中張層25、天然皮革、合成皮革或いはゴム片よ
りなる表皮層26にて構成される。
されたゴム等弾性体の袋体よりなり回路ユニツト
3を締付支持するものである。ボール本体6は最
内層であるブチルゴム製インナーチユーブ23、
ボールの寸法規制、補強、弾性付与の作用をなす
糸巻層24、天然ゴム等高弾性ゴム材料よりなる
中張層25、天然皮革、合成皮革或いはゴム片よ
りなる表皮層26にて構成される。
第4図は、蓋部材5表面構造を示し、20は、
放音孔、22は、スイツチ部10及びスイツチ駆
動体15上方に位置する凹部で、スイツチの操作
には、ボールペン等先の尖つたもので、この凹部
22を押圧すればよい。回路ユニツト3は、実際
には、直径約1.5cmないし2.5cm程度とすることが
できるから、この蓋部材5の直径もまたこれらの
値付近となる。電池12としては、電圧の高いリ
チウム電池、一般の酸化銀電池、水銀電池、アル
カリ、マンガン電池等が使用される。これらの重
量はおよそ1〜3gで軽量且つ電気容量も大きい
から本発明に適している。
放音孔、22は、スイツチ部10及びスイツチ駆
動体15上方に位置する凹部で、スイツチの操作
には、ボールペン等先の尖つたもので、この凹部
22を押圧すればよい。回路ユニツト3は、実際
には、直径約1.5cmないし2.5cm程度とすることが
できるから、この蓋部材5の直径もまたこれらの
値付近となる。電池12としては、電圧の高いリ
チウム電池、一般の酸化銀電池、水銀電池、アル
カリ、マンガン電池等が使用される。これらの重
量はおよそ1〜3gで軽量且つ電気容量も大きい
から本発明に適している。
第5図は、本実施例回路図を示し、12は電
池、27は、発音信号発生回路を構成するLSI、
28はスピーカ駆動回路、9は圧電スピーカ、1
0はスイツチ部である。上記LSI27は、メロデ
イIC区呼称されている市販のものが使用できる。
尚、このLSI27単体の消費電流は約0.5μAと殆
ど無視できる程度であるから電源スイツチは、不
要である。それ故スイツチ10は、メロデイ信号
の発生とメロデイの選択をする作用をなす。即ち
数曲のメロデイ信号の発生が可能なLSI27にあ
つては、スイツチ10の操作回数に応じてメロデ
イ選択が可能な構成とすることができるから、使
用者は、任意の回数スイツチ10を押圧すればよ
いのである。また、一度スイツチが押されると、
一曲のメロデイを数回鳴奏させることも、また数
曲のメロデイを連続して鳴奏させることも可能で
あり、これによりメロデイ発生時間を、任意の時
間に設定することができる。これはLSI内部の
ROMに予め記憶させておくことにより容易に行
なわれる。
池、27は、発音信号発生回路を構成するLSI、
28はスピーカ駆動回路、9は圧電スピーカ、1
0はスイツチ部である。上記LSI27は、メロデ
イIC区呼称されている市販のものが使用できる。
尚、このLSI27単体の消費電流は約0.5μAと殆
ど無視できる程度であるから電源スイツチは、不
要である。それ故スイツチ10は、メロデイ信号
の発生とメロデイの選択をする作用をなす。即ち
数曲のメロデイ信号の発生が可能なLSI27にあ
つては、スイツチ10の操作回数に応じてメロデ
イ選択が可能な構成とすることができるから、使
用者は、任意の回数スイツチ10を押圧すればよ
いのである。また、一度スイツチが押されると、
一曲のメロデイを数回鳴奏させることも、また数
曲のメロデイを連続して鳴奏させることも可能で
あり、これによりメロデイ発生時間を、任意の時
間に設定することができる。これはLSI内部の
ROMに予め記憶させておくことにより容易に行
なわれる。
かかる構造のボールの使用に際しては、まずス
イツチ凹部22を先端の細い道具で押圧操作し
て、メロデイの選択を行なえばよく、その操作
後、メロデイ音はボールの運動とは無関係に、所
定時間例えば10数秒間連続して発せられる。この
発音時間は通常数秒から数分程度の範囲で、ボー
ルの種類或いは運動の種類に応じて任意に設定さ
れるが、この時間範囲は上記範囲に限定されるも
のではない。発音時間が短かい場合、ボール使用
後これを放置しておいても、短期間で発音停止す
るから、別途オフ操作する必要はなく、従つてオ
フスイツチは不要である。然し、発音時間が比較
的長い場合には、スイツチ凹部22を所定回数
(発音停止に対応した数)押圧することにより発
音動作を停止する機能を付加することが好まし
い。発音音量がそれ程要求されない場合には、駆
動回路28を省き、LSI27内の駆動回路にて直
接圧電スピーカ9を駆動させることができるか
ら、こうすると一層の小型化がはかられる。
イツチ凹部22を先端の細い道具で押圧操作し
て、メロデイの選択を行なえばよく、その操作
後、メロデイ音はボールの運動とは無関係に、所
定時間例えば10数秒間連続して発せられる。この
発音時間は通常数秒から数分程度の範囲で、ボー
ルの種類或いは運動の種類に応じて任意に設定さ
れるが、この時間範囲は上記範囲に限定されるも
のではない。発音時間が短かい場合、ボール使用
後これを放置しておいても、短期間で発音停止す
るから、別途オフ操作する必要はなく、従つてオ
フスイツチは不要である。然し、発音時間が比較
的長い場合には、スイツチ凹部22を所定回数
(発音停止に対応した数)押圧することにより発
音動作を停止する機能を付加することが好まし
い。発音音量がそれ程要求されない場合には、駆
動回路28を省き、LSI27内の駆動回路にて直
接圧電スピーカ9を駆動させることができるか
ら、こうすると一層の小型化がはかられる。
尚、上記例では、メロデイ音を発生させた場合
につき説明したが、これに限らず、単なるブザー
音の連続音或いは断続音とすることもでき、この
場合、集積回路化された発振回路が使用される。
またこの発音信号発生回路として、近時実用化さ
れつつある音声合成用LSIを使用することも可能
である。
につき説明したが、これに限らず、単なるブザー
音の連続音或いは断続音とすることもでき、この
場合、集積回路化された発振回路が使用される。
またこの発音信号発生回路として、近時実用化さ
れつつある音声合成用LSIを使用することも可能
である。
第6図は、第5図に示す回路を、より具体的に
示す一例であり、駆動回路28は、抵抗30、ス
イツチングトランジスタ30及び圧電スピーカ9
に並列接続されたコイル32よりなる。このコイ
ル32の容量は約50ないし100mHとすることが
できる。かくすれば、圧電スピーカ9に加わる電
圧が増大し、従つて音圧が上昇し音量を増加させ
ることができる。
示す一例であり、駆動回路28は、抵抗30、ス
イツチングトランジスタ30及び圧電スピーカ9
に並列接続されたコイル32よりなる。このコイ
ル32の容量は約50ないし100mHとすることが
できる。かくすれば、圧電スピーカ9に加わる電
圧が増大し、従つて音圧が上昇し音量を増加させ
ることができる。
第7図は、回路ユニツト3の一変形例を示し、
防水構造としたものである。31は金属或いは耐
水性樹脂よりなる外囲器で、この内部にシリコン
樹脂32が充填され、基板7、回路部8、スイツ
チ部10等が埋設される。ネジ部材14もまた耐
水性樹脂にて形成され、電池収納ケース13内に
水分が侵入しないよう防水パツキン33が設けら
れる。また圧電スピーカ9も、防水構造のものが
使用される。
防水構造としたものである。31は金属或いは耐
水性樹脂よりなる外囲器で、この内部にシリコン
樹脂32が充填され、基板7、回路部8、スイツ
チ部10等が埋設される。ネジ部材14もまた耐
水性樹脂にて形成され、電池収納ケース13内に
水分が侵入しないよう防水パツキン33が設けら
れる。また圧電スピーカ9も、防水構造のものが
使用される。
発明の効果
本発明は、スイツチ手段、発音信号発生回路、
発音手段、電源等発音に必要な回路の一体化かつ
小型電池による駆動が可能な程度の低消費電力化
及び小型軽量化を図つたものであるから、その重
さをボール全体の重量に比較して、ボールの運動
に実質的に影響を及ぼさない程度とすることがで
きる。また一体化された回路ユニツトは、ボール
内に着脱自在に装着できる構造としたから回路ユ
ニツトの修理、保善作業、電池の交換が容易とな
る。さらに回路ユニツトを取り外して普通のボー
ルとして使用することができる。また本発明によ
れば、鈴等ボール中空体内に装入される転動体は
不要であるから、ボール操作時の触感を向上させ
ることができる。さらにまた本発明によれば蓋部
材の回路ユニツトにおける発音手段の放音部に対
応する位置に放音孔を設け、かつこの放音孔は、
少なくとも放音部より大なる形状及び大きさを有
すべく形成されているから、発音手段からの発生
音が蓋部材で吸収されることを最小限に抑制する
ことができる。
発音手段、電源等発音に必要な回路の一体化かつ
小型電池による駆動が可能な程度の低消費電力化
及び小型軽量化を図つたものであるから、その重
さをボール全体の重量に比較して、ボールの運動
に実質的に影響を及ぼさない程度とすることがで
きる。また一体化された回路ユニツトは、ボール
内に着脱自在に装着できる構造としたから回路ユ
ニツトの修理、保善作業、電池の交換が容易とな
る。さらに回路ユニツトを取り外して普通のボー
ルとして使用することができる。また本発明によ
れば、鈴等ボール中空体内に装入される転動体は
不要であるから、ボール操作時の触感を向上させ
ることができる。さらにまた本発明によれば蓋部
材の回路ユニツトにおける発音手段の放音部に対
応する位置に放音孔を設け、かつこの放音孔は、
少なくとも放音部より大なる形状及び大きさを有
すべく形成されているから、発音手段からの発生
音が蓋部材で吸収されることを最小限に抑制する
ことができる。
図は、本発明実施例を示し、第1図はボール断
面図、第2図は、要部分解断面図、第3図は要部
断面図、第4図は、蓋部材平面図、第5図及び第
6図は回路図、第7図は、回路ユニツトの一変形
例を示す断面図である。 1……ボール、2……バルブ、3……回路ユニ
ツト、4……収納部、5……蓋部材、7……回路
基板、8……回路部、9……圧電スピーカ、10
……スイツチ部、11……樹脂、12……電池、
27……LSI、28……駆動回路。
面図、第2図は、要部分解断面図、第3図は要部
断面図、第4図は、蓋部材平面図、第5図及び第
6図は回路図、第7図は、回路ユニツトの一変形
例を示す断面図である。 1……ボール、2……バルブ、3……回路ユニ
ツト、4……収納部、5……蓋部材、7……回路
基板、8……回路部、9……圧電スピーカ、10
……スイツチ部、11……樹脂、12……電池、
27……LSI、28……駆動回路。
Claims (1)
- 1 手動にて操作されるスイツチ手段、該スイツ
チ手段からの操作信号を受け所定時間発音信号を
発生する集積回路化された発音信号発生回路、該
発音信号発生回路からの発音信号を受けて発音す
る発音手段、上記各手段及び回路を駆動する電池
電源を備え、上記回路及び手段は低消費電力型部
品にて構成されてなる発音ユニツトを有し、該発
音ユニツトは、空気封入構造のボール内面におい
て空気注入用バルブに相対する位置に取りつけら
れ、かつ回路ユニツト部分の重量とバルブ部分の
重量が実質的に等しくなるべく調整されてなると
ともに上記回路ユニツトはボール表皮下方に設け
た回路ユニツト収納部に蓋手段を介して着脱自在
に装入されてなり、上記蓋手段は、上記回路ユニ
ツトにおける発音手段の放音部に対応する位置に
外部に通じる放音孔を有し、該放音孔は少なくと
も上記放音部より大なる形状及び大きさを有する
ことを特徴とする発音ボール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11204683A JPS6024856A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 発音ボ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11204683A JPS6024856A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 発音ボ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6024856A JPS6024856A (ja) | 1985-02-07 |
JPH0228988B2 true JPH0228988B2 (ja) | 1990-06-27 |
Family
ID=14576658
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11204683A Granted JPS6024856A (ja) | 1983-06-21 | 1983-06-21 | 発音ボ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6024856A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR200457033Y1 (ko) | 2008-10-21 | 2011-12-05 | 이보환 | 삑삑이가 장착된 볼텐트의 볼 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57210397A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-23 | Sakuraya Kk | Electronic tone generator |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59190260U (ja) * | 1983-06-03 | 1984-12-17 | 株式会社トミー | ボ−ル玩具 |
-
1983
- 1983-06-21 JP JP11204683A patent/JPS6024856A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57210397A (en) * | 1981-06-19 | 1982-12-23 | Sakuraya Kk | Electronic tone generator |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6024856A (ja) | 1985-02-07 |
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