JPH0231747Y2 - - Google Patents

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JPH0231747Y2
JPH0231747Y2 JP18245787U JP18245787U JPH0231747Y2 JP H0231747 Y2 JPH0231747 Y2 JP H0231747Y2 JP 18245787 U JP18245787 U JP 18245787U JP 18245787 U JP18245787 U JP 18245787U JP H0231747 Y2 JPH0231747 Y2 JP H0231747Y2
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wire
air
punch
die
electric wire
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JP18245787U
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  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
  • Processing Of Terminals (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電線の切断時に発生する電線カスを
廃棄する電線カス排出装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、電線の巻き癖を矯正した後に電線をハー
ネス加工するような電線処理装置がある。このよ
うな電線処理装置においては、芯線に対しての電
気絶縁被覆が内被と外被との二層に分かれている
電線を取扱うことがある。その電線は外被を剥す
と内被の伸びが発生し、先端が不揃になり易い。
そのため、電線の先端を一括して切断し、電線の
端を揃えることを要する。電線の切断はダイスと
パンチとによつて行なわれる。
この電線処理装置においては、切断時の電線カ
スの確実な排出手段を確立することが処理装置の
安定した稼動を得るために重要である。
従来、電線カスは電線の切断後に自由に落下さ
せる方法、ストリツパーを機械的に駆動させて排
出させる方法、あるいは空気を吸引することによ
り排出する方法などがある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、電線カスは被覆自体に粘性を有
しており、かつ、それに静電気の発生する場合が
ある。そのため、電線カスがパンチ及びダイスに
付着したり、飛散したり、さらに再び電線に付着
してしまい、次工程における不良原因となるとい
う問題がある。したがつて、電線を切断した後
に、自由に落下させる方法は好ましくない。また
ストリツパーにより機械的に電線カスを排出を試
みても、カスがストリツパー自体に付着してしま
うという問題がある。
また、電気的中和を得るべくイオンを電線に吹
きつける方法によつても確実な排出は難かしい。
さらに、電線カスを飛散させてしまうと、微小な
カスが機械の摺動部分に入り込み、機械のトラブ
ルの原因となる。
それ故に本考案の課題は、電線の切断後に発生
する電線カスの確実な集合廃棄を可能とした電線
カス排出装置を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案によれば、ダイスとパンチとの協働作用
により電線を切断した結果として得られる電線カ
スを排出する電線カス排出装置において、上記ダ
イス及びパンチと協働して上記電線カスを受け入
れる筒状の空間を形成する付加部品と、上記筒状
の空間の筒軸方向一端に空気を吹込む空気吹出管
と、上記筒状の空間の筒軸方向他端から空気を吸
引する空気吸引ダクトとを有することを特徴とす
る電線カス排出装置が得られる。
〔作用〕
この電線カス排出装置によると、電線カスは先
ず筒状の空間に受け入れられる。その筒状の空間
には空気吹出管からの空気の吹込力と空気吸引ダ
クトへの空気の吸引力とによつて空気の流れが生
じる。そのため、電線カスは筒状空間の空気の流
れによつて空気吸引ダクト内に吸引される。
〔実施例〕
第1図及び第2図は本考案の電線カス排出装置
の一実施例を示している。図示の電線カス排出装
置は電線処理装置の一つの工程を実行するために
設けられている。
この電線処理装置において、使用する電線1の
芯線に対する被覆は内被と外被との二層に分かれ
ている。電線1は外被を剥がすと内被の伸びが発
生し先端が不揃いになる。このため、切断装置に
おいて電線1の先端を一括して切断し、電線1の
端を揃えることが行われる。その切断装置は、電
線1を載せ受けるダイス3と、このダイス3の上
方からダイス3の一側壁面に対して上下方向に摺
動可能なパンチ5とを有している。
パンチ5の他側壁面は、付加部品としてのパン
チガイド7の一側壁面に沿つて上下に摺動しなが
ら案内される。パンチガイド7は、パンチ5の上
下の摺動を案内するガイド部9と、このガイド部
9に接続され、パンチ5の下面に対向した底部1
1とを有している。底部11はダイス3の一側壁
面に当接されている。
このパンチガイド7の長手方向(第1図におけ
る紙面に沿つた方向)の片側には、空気吹出管1
3が備えられている。空気吹出管13の吹出口
は、ダイス3、パンチ5及びパンチガイド7によ
つて囲まれる部分の通路Sに臨んでいる。
パンチガイト7の長手方向の反対側には空気吸
引ダクト21の一端が対向している。空気吸引ダ
クト21の他端は、空気負圧発生ユニツト23を
介して、電線カス25を収納する収納タンク27
に接続されている。空気負圧ユニツト23には空
気供給管29が接続されている。この空気供給管
29は、空気負圧発生ユニツト23に空気を供給
し、これにより空気吸引ダクト21から空気を吸
引する作用を引起す役目を果たしている。
今、電線1は外被が剥がされた状態にて、ダイ
ス3の上に載せられて、このダイス3とパンチガ
イド7との間にパンチ5が入り込むようにして切
断が行なわれる。この時、ダイス3、パンチ5、
及びパンチガイド7により電線カス25を筒状の
通路Sに閉じ込める。この後、空気吹出管13よ
り空気を矢印Aに示すように吹き出すのと同時
に、空気負圧ユニツト23に矢印Bで示すように
空気を供給する。すると、空気吸引ダクト21よ
り矢印Cで示すように空気が吸引される。
この際、通路Sは、ダイス3、パンチ5及びパ
ンチガイド7に囲まれた状態であるから、筒状の
空間又は通路Sの片側に空気吹出管13から空気
を吹き出すと、電線カス25が通路Sの反対側に
吹き飛ばされる。そして、通路Sの反対側では、
電線カス25が空気吸引ダクト21に吸引されて
入り込む。吸引された電線カス25は、空気の急
激な流れにより、全数が吸引ダクト21に吸い込
まれて、収納タンク27に集められる。収納タン
ク27内の電線カス25は、所定量が集められた
後に一括して廃棄される。
電線カス25が収納タンク27に吸引されて通
路Sから除かれると、パンチ5は再び上昇して、
次の電線1の切断処理が繰り返して行なわれる。
さらに電線処理装置において、切断処理された電
線をコネクタと接続するハーネス加工が行なわれ
る。
〔考案の効果〕 以上実施例により説明したように、本考案の電
線カス排出装置によれば、パンチ、ダイス、及び
パンチガイドにより囲まれた通路の片側より空気
を吹き出し、その通路の反対側より空気を吸引す
ることにより、電線カスを切断装置より排出し、
確実に一括集合廃棄することが容易になる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の電線カス排出装置の一実施例
を示す正面図、第2図は第1図の電線カス排出装
置によつて電線を切断した状態を示す断面図であ
る。 1;電線、3;ダイス、5;パンチ、7;付加
部品としてのパンチガイド、13;空気吹出管、
21;電気吸引ダクト、25;電線カス、27;
収納タンク、S;空間又は通路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ダイスとパンチとの協働作用により電線を切断
    した結果として得られる電線カスを排出する電線
    カス排出装置において、上記ダイス及びパンチと
    協働して上記電線カスを受け入れる筒状の空間を
    形成する付加部品と、上記筒状の空間の筒軸方向
    一端に空気を吹込む空気吹出管と、上記筒状の空
    間の筒軸方向他端から空気を吸引する空気吸引ダ
    クトとを有することを特徴とする電線カス排出装
    置。
JP18245787U 1987-11-30 1987-11-30 Expired JPH0231747Y2 (ja)

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JP18245787U JPH0231747Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JP18245787U JPH0231747Y2 (ja) 1987-11-30 1987-11-30

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JPH0186190U JPH0186190U (ja) 1989-06-07
JPH0231747Y2 true JPH0231747Y2 (ja) 1990-08-28

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JPH0471309A (ja) * 1990-07-09 1992-03-05 Yazaki Corp 電線皮ムキチップの処理方法および装置

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JPH0186190U (ja) 1989-06-07

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