JPH0231541A - 複合電子交換機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、回線交換・非回線交換を共に含む複合電子交
換機に関する。

〔従来の技術〕

従来の複合電子交換機は、非回線交換の伝送情報形態ご
とに交換路を設けるか、例えばパケット交換の伝送基準
を一つの標準にして一つの交換路に挿入し且つ取出すと
きに形態変換する変換部を有している。

第６図は従来の一例を示すブロック接続図である。第６
図によれば、主スイッチ時分割路９０は回線交換路２１
、パケット交換路９１および制御路９２を有し、これら
の交換路２１，９１．および制御路９２はそれぞれ接続
部５３を介して通信回線ごとの回線パッケージに接続さ
れている。接続部５３はパッケージシェルフのパッケー
ジ装着部と回線パッケージとの結合部で、回線交換用接
続片５４、パッケージ交換用接続片５５および制御用接
続片５６を有している。

回線交換用接続片５４は回線交換路２１と、パッケージ
交換用接続片５５はパケット交換路９１と、また制御用
接続片５６は制御路９２とそれぞれ接続される。回線交
換路２１は回線交換用の伝送路で回線交換用パッケージ
４０１が接続される。

パケット交換路９１はデータ交換用の伝送路でノ（ケラ
ト交換用パッケージ４０９が接続される。制御路９２は
すべての交換用パッケージ４０１，４０９と接続して制
御情報を交換制御部（図示省略）と伝送授受し、交換制
御部が交換路２１．９１の交換処理を制御する。従って
ここに示された主スィッチは回線交換およびパケット交
換の複合交換処理用である。

この複合交換機に、例えば−括伝送方式のデータ端末を
収容する場合、伝送データをパケット交換用の伝送形態
に変換してパケット交換路に接続する。また、主スイッ
チ時分割路９０に一括伝送交換用の交換路を設けること
により、同一方式の端末装置間の交換が可能である。

〔発明が解決しようとする課題〕

近年、活部地域通信網が発達すると共に通信網内のサー
ビス向上・技術発展に従い、多種の通信方式が網内に限
定して採用されつつある。すなわち、非電話回線として
多種のデータ伝送方式が通信端末装置に採用されている
。

上述のように従来の複合電子交換機は主スイッチ時分割
路に電話交換用の回線交換路とデータ交換用のパケット
交換路との二つの主要な交換路を有し、電話以外のデー
タ交換にはＣＣＩＴＴ勧告を基準にしたパケットによる
データ伝送基準に変換する手段を要するので、新しい方
式に対する効果を減殺しかねないという問題点、または
交換路を分離する場合はパッケージ接続部の接続片が増
加するので、他の出入情報のための接続片を整理する必
要を生じ、機能増の将来性を考慮するとき接続片が不足
するという問題点を生じる。

本発明の目的は上記問題点を解決する複合電子交換機を
提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明による複合電子交換機は、回線交換用の回線交換
路、パケット交換を含む非回線交換用の非回線交換路、
および制御用の制御路の少くとも三つを時分割スイッチ
の主情報とする主スイッチ時分割路と、この主スイッチ
時分割路を前記制御路を介して授受する制御情報により
制御する交換制御部と、前記主スイッチ時分割路を収容
する少くとも三つの接続片を備え出入回線に接続して情
報を転送する回線パッケージを装着するパッケージ装着
部とを有し、 かつ前記回線パッケージのうち非回線交換用のパッケー
ジには、伝送情報の開始を示す開始フラグに次いで予め
定めた伝送形態識別部を挿入して情報を送出する送入部
と、受信した伝送符号の伝送形態識別部から伝送形態を
確認すると共に所定のアドレスを確認する取出部とを備
えていることを特徴とする。

〔実施例〕

次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は本発明の一実施例の主要部を示すブロック接続
図、第２図は第１図に適用されるパッケージの一例を示
す機能ブロック図、第３図は第１図にパッケージを装着
した状態の一例を示す部分説明図である。

第１図において、複合電子交換機はパッケージシェルフ
１０に複数のパッケージ装着部１１を備え、主スイッチ
時分割路２０は回線交換路２１および非回線交換路２２
の二つの交換路と一つの制御路２３を有している。回線
交換路２１．非回線交換路２２および制御路２３のうち
少くとも制御路２３はパッケージ装着部１１および交換
制御部３０に接続される。パッケージ装着部１１には電
話回線用、パケット交換用などの通信方式に対するパッ
ケージも装着できる。交換制御部３０はパッケージ装着
部１１に装着されたパッケージと制御路２３を介して情
報を授受し、交換路２１゜２２０所定の一つを制御して
指定されたパッケージ同志の通信回線を接続する。

第２図に示すパケット交換用パッケージ４０２は送入部
５１．取出部５２および接続部５３を有し、第１図のパ
ッケージ装着部１１に装着される。

送入部５１は情報入力部４１．パッケージ形成部４２、
識別子挿入部４３および送信部４４を有し、通信端末（
図示せず）から発信された情報を主スイッチ時分割路２
０へ送入する。取出部５２は受信部４５．識別子確認部
４６．情報識別部４７および情報出力部４８を有し、主
スイッチ時分割路２０から情報を取出す。

接続部５３は回線交換用接続片５４．非回線交換用接続
片５５および制御用接続片５６を有し、パッケージ装着
部１１に装着したとき接続部が結合する。情報入力部４
１はＣ，Ｃ，１，Ｔ、Ｔ、勧告に従うデータ端末装置か
ら発信された情報を入力し、受信した通信情報をパケッ
ト形成部４２へ送出してパケットに形成させる。

識別子挿入部４３は本実施例において付加されたもので
パケット交換を示す識別符号を、一つの通信情報の開始
フラグに続く位置に挿入し、送信部４４から接続部５３
の非回線交換用接続片５５を介して送出させる。一方、
非回線交換用接続片５５を介して受信部４５が受信した
ディジタル符号は、識別子確認部４６へ送り、伝送フレ
ームの開始を示す開始フラグに続く位置から識別子を識
別する。識別子確認部４６が自己の交換種別をパケット
交換と識別し、且つ情報識別部４７が続くアドレスを表
示する所定位置で所定のアドレスを確認したとき、受信
情報を情報出力部４８から端末装置へ出力される。

接続部５３は第２図および第３図に示すように図線交換
用接続片５４．非回線交換用接続片５５および制御用接
続片５６を有するが、パッケージが交換器と結合する情
報路は多く、主スイッチ時分割路２０を介して交換制御
部３０と結合する情報路は前記の最大三種である。第２
図に示されるパケット交換用パッケージ４０２では非回
線交換用接続片５５および制御用接続片５６を使用する
が、回線交換用接続片５４は不使用幌なる。

第３図に示すように、回線交換用パッケージ４０１では
回線交換用接続片５４と制御用接続片５６を使用し、非
回線交換用接続片５５は不使用である。しかし、回線交
換しない、データの一括伝送交換用パッケージ４０３は
パッケージ交換用パッケージ４０２と同様の接続構成と
なり、非回線交換路２２での伝送符号は開始フラグに続
いて、−括伝送交換の識別子符号を挿入する。

次に、パケット交換の伝送手順を例にとって伝送形態識
別子の挿入について説明する。第４図は本発明の一実施
例におけるパケットデータ伝送のフレーム構成図、第５
図はＣ，Ｃ，１，Ｔ、Ｔ、勧告基準にしたがったパケッ
トデータのフレーム構成図である。

第４図に示すように、１フレームはそれぞれ８ビツトの
フラグシーケンス（Ｆ）６１．６７に挟まれ、８ビット
単位の伝送形態識別部（Ｄ６２．アドレス部（Ａ）　６
３　、制御部（Ｃ）　６４　、情報部（１）６５゜フレ
ーム検査シーケンス（Ｆｅ２）　６６を有している。第
５図に示した基準と比較すると、最初のフラグシーケン
ス６１、すなわち開始フラグに続く８ビツトが伝送形態
識別部６２として、アドレス部６３との間に追加挿入さ
れている。従って、第２図の識別子挿入部４３は、パケ
ット形成部４２で形成されて転送された情報部６２のパ
ケットの前後に所定の符号を付加してフレームを形成し
、開始フラグのフラグシーケンス６１を送出したとき、
続いてパケット交換基準の伝送手順による符号構成であ
ることを示す伝送形態識別部６２を挿入して送出する。

上記説明では第２図のパケット形成部４２は伝送フレー
ム中の情報部６５をパケットに形成するだけとして説明
したが、パケット形成部６２で第５図に示すパケットフ
レームを形成し、識別子挿入部４３では伝送形態識別部
６２を挿入するだけと機能分担してもよい。

他の基準による伝送手順でも、一つの非回線交換路２２
上の空きの優先選択により伝送許可を得たとき、まず開
始フラグの８ビツト、次いで交換種別（交換路上の伝送
形式）を示す伝送形態識別部の８ビツトを、パッケージ
の送入部が送信し、続いて所定の伝送手順によるフレー
ム構成で情報が非回線交換路上を伝送される。非回線交
換路上の交換制御は、交換制御部が非回線交換用パッケ
ージからの開始フラグおよび終結フラグによる交換路の
使用状態と同時読出し時の優先頭位決定して処理される
。

上記実施例では回線交換を、電話交換として説明したが
、データ伝送でも回線交換可能なものがある一方、音声
でも蓄積メツセージの一方向伝送ではデータ並みの非回
線交換が可能であるので、上記説明が本発明を限定する
ものではない。

〔発明の効果〕

以上説明したように本発明の複合電子交換機によれば、
一つの非回線交換路に開始フラグに続いて伝送形態を示
す伝送形態識別部を挿入して異種の伝送方式でデータ情
報を混合伝送する構成を採用することにより、異種間の
伝送手順を無変更のまま、識別子を挿入する手段を加え
るだけの小変更となると共に、主スイッチ時分割路の交
換路を増加することなく多種の伝送方式のデータ交換が
実現できる効果が得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図、第２図は
第１図に装着されるパッケージの一例を示す機能ブロッ
ク図、第３図は第１図に第２図を装着したときの一例を
示すブロック図、第４図は本発明の一実施例における交
換路伝送データのフレーム構成図、第５図はＣ，Ｃ，１
，Ｔ、Ｔ、勧告基準による伝送データのフレーム構成図
、第６図は従来の一例を示すブロック図である。 １１・・・・・・パッケージ装着部、２０・・・・・・
主スイッチ時分割路、２１．２２・・・・・・交換路、
２３・・・・・・制御路、３０・・・・・・交換制御部
、４３・・・・・・識別子挿入部、４６・・・・・・識
別子確認部、５１・・・・・・送入部、５２・・・・・
・取出部、５３・・・・・・接続部、５４〜５６・・・
・・・接続片、６１・・・・・・開始フラグ（フラグシ
ーケンス）、６２・・・・・・伝送形態識別部、４０１
〜４０３・・・・・・パッケージ。 第３図 第４図 第Ｓ図 禎 図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 回線交換用の回線交換路、パケット交換を含む非回線交
   換用の非回線交換路、および制御用の制御路の少くとも
   三つを時分割スイッチの主情報路とする主スイッチ時分
   割路と、この主スイッチ時分割路を前記制御路を介して
   授受する制御情報により制御する交換制御部と、前記主
   スイッチ時分割路を収容する少くとも三つ以上の接続片
   を備え出入回線に接続して情報を転送する回線パッケー
   ジを装着するパッケージ装着部とを有し、 かつ前記回線パッケージのうち非回線交換用のパッケー
   ジには、伝送情報の開始を示す開始フラグに次いで予め
   定めた伝送形態識別部を挿入して情報を送出する挿入部
   と、受信した伝送符号の伝送形態識別部から伝送形態を
   確認すると共に所定のアドレスを確認する取出部とを備
   えていることを特徴とする複合電子交換機。