JPH02312176A - スパークプラグ用電極の製造方法 - Google Patents

スパークプラグ用電極の製造方法

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JPH02312176A
JPH02312176A JP13249289A JP13249289A JPH02312176A JP H02312176 A JPH02312176 A JP H02312176A JP 13249289 A JP13249289 A JP 13249289A JP 13249289 A JP13249289 A JP 13249289A JP H02312176 A JPH02312176 A JP H02312176A
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Takao Suzuki
隆男 鈴木
Yoshiaki Ikeda
善明 池田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、内燃機関用スパークプラグの中心電極あるい
は接地電極として使用される電極の製造方法に関する。
詳しくは、ニッケルまたはニッケル、クロム合金のよう
な耐食性金属よりなる被覆材内に、銅または銅合金のよ
うな熱伝導性の良好な金属よりなる芯材を封入した構造
を有する電極の製造方法に関するものである。
[従来の技術] 従来、スパークプラグ用の電極を製造する方法としては
、口字断面で円筒状の被覆材と、白字断面で円柱状の芯
材を使用し、被覆材内に芯材を挿通嵌合させて、必要に
応じ両者をろう付け、溶接、加熱拡散、圧入カシメ等に
より結合した後、押出し型内に挿入して加圧し、棒状に
冷間押出しする方法が知られている(例えば特開昭53
−132628号公報等)。
この方法で製造された電極は、押出された先端部は被覆
材で完全に被覆されているが、加圧側の後端部には芯材
が露出している。ところが後端部において電極を他の部
材と接合しようとする場合、芯材を構成する銅(銅合金
)が接合性が低いため、十分な接合強度が得られないと
いう不具合があった。
従って、このような用途においては芯材を被覆材内に密
封することが望ましく、これを密封する方法としては、
押出し成形した後、冷間加工により被覆材端縁を引延ば
してこれで芯材を覆う方法、あるいは耐食性金属製の別
部材で被覆する方法等が知られている(例えば特公昭6
3−49356号公報等)。
「発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記従来の製造方法には、以下に示すよ
うにいくつかの欠点があった。
その一つは被覆材と芯材との密着性である。すなわち、
被覆材と芯材とをろう付け、溶接等により接合する場合
、芯材の外周面全面を接合することは難しく、あるいは
ろう材を大量に必要としてコスト高になることなどから
、通常は先端部のみを接合している。従って、先端部は
密着性が確保されているが、中間部より後方の部分は初
期の被覆材の内径と初期の芯材の嵌合差から空隙が生じ
ることが避けられない。そして、この空隙が後工程まで
残って十分な密着性が得られず、熱伝導性が低下するお
それがある。特に電極長が長い場合にこの傾向がより顕
著に現れる。
芯材の後端面を密封する場合にも、芯材と被覆材あるい
は封止用の別部材との間に空隙が生じやすく、芯材の被
覆が不完全となることがある。また、被覆材後端縁を冷
間加工で延ばす際に、薄くなりすぎて、後加工工程で他
の部品と接合する際に巣(空洞の一種)ができたり、破
れが生じたりして加工が困難である、あるいは使用中に
不良が生じたり、熱伝導性が低下するといった不具合が
あった。
しかして、本発明は、上記従来方法における課題を解決
し、密着性が良好で熱伝導性に優れ、被覆厚さが十分で
巣や破れが生じるおそれがなく、しかも安価に簡単な工
程で電極を製造することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記従来方法における課題を解決するために、本発明で
は、 耐食性金属よりなる被覆材内に、熱良導性金属よりなる
芯材を封入した構造のスパークプラグ用電極を、 一端が開口し、開口側の内周径を閉鎖側より大径とした
被覆材内に芯材を挿入して、芯材先端部を被覆材の閉鎖
端面に密着固定し、 被覆材内周面を芯材外周面に密着させ、かつ被覆材の開
口端縁が芯材より十分高くなるように成形した後、 被覆材の開口端縁を内方に曲げカシメして開口端を封止
し、 さらに封止端が先端側となるように押出し型内に挿入し
て棒状に押出し成形することにより製造するものである
[作用] 上記方法においては、被覆材の初期形状を、開口側の内
周径が大径となるようにしてあり、被覆材内に芯材を挿
入した状態で、芯材は、先端部が被覆材に密着固定し後
端部では周囲に空隙を有している。
次いで被覆材内周面が芯材外周面に密着するように成形
することにより、芯材後端部の空隙は消失し、後端部に
おける密着性は確保される。
被覆材の開口部は、端縁を曲げカシメすることにより封
止され、さらに封止端が先端側となるように押出し成形
すると、周囲からの圧力で空隙が消失し、封止端におけ
る密着がより強固となる。
[実施例コ 以下、本発明の一実施例であるスパークプラグの中心電
極の製造方法を図面に基づいて説明する。
第1図はニッケルまたはニラクル合金よりなる初期被覆
材1の断面図である。被覆材1は閉鎖端面たる円形の底
部11とその川縁部12とを有する皿状で、周縁部12
は上方に向けて拡径するテーバ状としである。
第2図は銅または銅合金よりなる初期芯材2の断面図で
あり、芯材2は円柱状に成形しである。
本発明では、まず、芯材2を、上記被覆材1の底部11
上に配しく第3図)、ろう付けまたは抵抗溶接等により
同心状に組み付ける。抵抗溶接による場合、芯材2は被
覆材1の開口端縁たる上端縁13より突出した状態にあ
ると作業が容易である。
次いで、第4図の工程を経て、被覆材1の周縁部12を
縮径する。下型31は下半部の内径を被覆材1の外径よ
りやや小さくしてあり、芯材2を組み付けた複合材を開
口側が上方を向くようにして下型31内に配し、押圧型
32で上方から力を加える。これにより、被覆材1の内
周面が芯材2の外周面に密着すると同時に、被覆材1の
周縁部12が引延ばされて上端縁13が芯材2の後端面
21より高・くなる(第5図)。
この時、上端縁13の、芯材2の後端面21からの高さ
は、曲げカシメして後端面21を十分覆うことができる
程度であればよい。これを、さらに第6図に示す成形型
を用いて曲げカシメする。
成形型は内径を被覆材1の外径とほぼ同じとした下型4
1と、押圧型42とからなり、被覆材1の開口端が下方
を向くように配して押圧することにより被覆材1の上端
縁13が内方に曲げられて開口端を封止する(第7図)
次の工程では、第8図に示す押出し型を用いて押出し成
形する。押出し型は中間部に細径部53を有する下型5
1と上型52からなり、所定径の棒状に押し出されて第
9図のようになる。この時被覆材1は封止端22が下方
を向くようにして下型51内に配することが必要で、細
径部53より押出される際に周囲より封止端22の中心
へ向けて力が作用し接合がより強固になる。また前工程
において、曲げカシメした部分と芯材2との間に空隙が
残っていても、この工程で消失し、密着を完全にするこ
とができる。
この工程では後端部につば状の部分14が残るので、次
いで第10図に示す下型61内に配し、打ち抜き型62
にてつば状部14を打ち抜いて、第11図に示す棒状電
極を完成する。
第12図〜第22図には本発明の第2の実施例を示す。
本実施例では、第12図に示すように、被覆材1を一端
開口の筒状に成形し、かつ開口側の後端部15の内周径
を先端部16の内周径より大径としである。
第13図に示すように、芯材2は後端部に大径部23を
有する棒状体としである。芯材2の先端部24は上記被
覆材1の先端部16内周面と整合するように成形してあ
り、大径部23は上記被覆材1後端部15の内径よりや
や小さく成形されている。
芯材2を上記被覆材1内に挿通して先端部を密着固定し
た後(第14図)、被覆材1の後端部15を上記実施例
と同様にして縮径しく第15図)、同時に引延ばして後
端縁13が芯材2より高くなるように成形する(第16
図)。
以下の工程(第17図〜第22図)は上記第1の実施例
(第6図〜第11図)と同様である。被覆材1の初期形
状はこのように開口側の内周径が大となっていればよく
、同様に、芯材2と被覆材1との密着を良好にすること
ができる。
また上記実施例では、スパークプラグの中心電極の製造
方法を示したが、接地電極の製造に用いてももちろんよ
い。これにより電極の後端あるいは両端に他の部材を接
合する場合にも好適に適用できて接合性が向上し、信頼
性の高い電極を製造できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の方法で製造した電極は、密着性
が良好で熱伝導性に優れ、芯材の封止を押出し前に行な
うので被覆厚さが十分で、巣や破れが生じるおそれがな
い。しかも被覆材と芯材を嵌合固定する従来の方法に比
べ、初期の被覆材・芯材の成形精度が要求されず、簡単
な工程で安価に電極を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第11図は、本発明の一実施例を示し、第1図
は被覆材の全体断面図、第2図は芯材の全体断面図、第
3図は芯材を被覆材に組み付けた状態を示す図、第4図
〜第11図は芯材を組み付けた被覆材を封止して押出し
成形する工程を示す図であり、第12図〜第22図は、
本発明の他の実絶倒を示し、第12図は被覆材の全体断
面図、第13図は芯材の全体断面図、第14図は芯材を
被覆材に組み付けた状態を示す図、第15図〜第22図
は芯材を組み付けた被覆材を封止して押出し成形する工
程を示す図である。 1・・・・・・被覆材 11・・・・・・底部(閉鎖端面) 13・・・・・・後端縁(開目端縁) 2・・・・・・芯材 22・・・・・・封止端 第1図      第2図 第3図 第4図 第6図 4] 第7図 第8図       第9図 第10図          第11図第15図 第16図 第17図         第18図 第19図          第20図第2ル ケ 一2/ 茅 一一一一一一一、え 第22図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 耐食性金属よりなる被覆材内に、熱良導性金属よりなる
    芯材を封入した構造のスパークプラグ用電極の製造方法
    において、 一端が開口するとともに開口側の内周径を閉鎖側より大
    径とした被覆材内に芯材を挿入して、芯材先端部を被覆
    材の閉鎖端面に密着固定し、被覆材内周面が芯材外周面
    に密着し、かつ被覆材の開口端縁が芯材より十分高くな
    るように成形した後、 被覆材の開口端縁を内方に曲げカシメして開口端を封止
    し、 さらに封止端が先端側となるように押出し型内に挿入し
    て棒状に押出し成形することを特徴とするスパークプラ
    グ用電極の製造方法。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5310373A (en) * 1989-12-16 1994-05-10 Robert Bosch Gmbh Method for producing electrodes for spark plugs and spark plug electrodes
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