JPH02311464A - 新規アルカロイド類および該アルカロイド類を有効成分とする降圧剤 - Google Patents

新規アルカロイド類および該アルカロイド類を有効成分とする降圧剤

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JPH02311464A
JPH02311464A JP1132725A JP13272589A JPH02311464A JP H02311464 A JPH02311464 A JP H02311464A JP 1132725 A JP1132725 A JP 1132725A JP 13272589 A JP13272589 A JP 13272589A JP H02311464 A JPH02311464 A JP H02311464A
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formula
formulas
water
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alkaloids
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Application number
JP1132725A
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English (en)
Inventor
Tatsunori Ogino
荻野 達則
Shunji Sato
俊次 佐藤
Hiroshi Sasaki
博 佐々木
Masao Chin
政雄 陳
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Tsumura and Co
Original Assignee
Tsumura and Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は乙ンジオテンシン■変換酵素阻害作用を有し、
降圧剤として有用な新規なアルカロイドに関するもので
ある。
[従来の技術および課題] 現在高血圧症の治療に用いられている薬剤の中で、第一
時選択薬として使用されているものは、サイアザイド系
、ループ系、カリウム保持性等の利尿薬、中枢性交感神
経抑制薬としてのβ−遮断薬、カルシウム拮抗薬モして
アンジオテンノンI変換酵素阻害薬が挙げられろ。これ
らの中でもアンジオテンシン夏変換酵素阻害薬はfl用
頻度の高い薬剤であるが、効果持続時間が短く、咳が頻
繁に出てしまう等の副作用の問題かある。
また、アンジオテンシンr変換酵素阻害薬を含めて現在
臨床上で用いられ、ている降圧剤は、一般的にその効果
の発現が急速であるが、効果時間が短いため、1日に数
回服用しなければならず、低背への負担が大きいという
問題点を有しており、これらの問題点を改存する薬剤の
開発が臨まれてい ノこ 。
[課題を解決するための手段コ 本発明者等は上述した問題点を解決すべく研究を重ねて
おり、種々の生薬について検討を行った結果、粉防己に
含まれるある種のアルカロドにその作用かあるのを見い
だした。
さらに本発明者等は研究を続け、現在までに降圧作用を
有する幾つかの新規または既知アルカロドを見いだし、
特許出願している(昭和61年特許願第47182号、
昭和61年特許願第48279号、昭和61年特許願第
136260号、昭和62年特許願第11234号、昭
和62年特許願第269337号、昭和63年特許願第
227433号)。
今回この粉防己アルカロイド成分について、さらに脱色
検討を行った結果、浸れたアンジオテンシンI変換酵素
阻害作用を有する新規なアルカロイドを見いだし、本発
明を完成するに至った。
すなわち本発明は、下記式I ■ (式中、R1はアルデヒド基またはヒドロキシメチル基
を示す。) で表される新規アルカロイドの薬学的に許容できる塩、
ならびに下記式■ (式中、R,は水酸基または水素原子を、で表される新
規アルカロイドおよび薬学的に許容できる塩を有効成分
とする降圧剤(以下、本発明の化合物という。)である
本発明の化合物を得るには例えば次のような方法が挙げ
られる。
すなわち本発明の化合物は、扮防已を、水、アルコール
類または水とアルコール類の混合溶媒で抽出し、該抽出
液から溶媒を除去した残渣をそのまま、または必要に応
じて水または水とアルコール類の混合溶媒に溶かし、n
−ヘキサン、石油エーテル等の有機溶媒で分配し、該有
機溶媒に移行する脂溶性成分を除去した後、pH9のア
ンモニア水に溶解し、さらにクロロホルムで抽出し、ア
ンモニア水抽出液とクロロホルム抽出液を得る。次いで
クロロホルム抽出液を水、メタ゛ノール、クロロホルム
、エーテル、ヘキサン、ベンゼン、酢酸エチルから選ば
れる少なくともひとつを溶出溶媒として、セファデック
スLH−20等のセファデックス、ダイアイオンHP−
20等のポーラスポリマー、アルミナまたはシリカゲル
等を担体に用いたカラムクロマトグラフィーに1回また
は数回付し、薄層クロマトグラフィーで目的成分を確認
しながら分画することにより得ることができる。場合に
よってはアセトン、メタノール、エタノール等の適当な
溶媒を用いて再結晶することにより精製してもよい。
次に本発明の化合物がアンジオテンシンI変換酵素阻害
作用を有し、降圧剤としてa用であることについて実験
例を挙げて説明する。
実験例! ラビットラングアセトンパウダー(シグマ社製)29を
50朋のリン酸緩衝液(pH8,3)30滅に懸濁させ
、34.0009で40分間遠心分離して、その上清を
透析チューブに封入し、10關リン酸緩衝液3りで透析
し、さらに50.Mリン酸緩衝液で適宜希釈してアンジ
オテンンンI変換酵素液を得た。
実施例で得た化合物を、それぞれ最終濃度I J!Hに
なるように20%ジメヂルスルフォキシドに溶解し、こ
の溶液をそれぞれ試験管に25通ずつ入れ、それぞれに
基質としてヒプリルヒスチジルロイシン(最終濃度5x
M)507Jを加え、さらに3−の塩化ナトリウム溶液
25成、500鱈リン酸緩衝液(pH8,3)50成を
添加し、37℃で10分間保温後、上記のようにして得
た酵素液100<を添加し37℃で60分間反応させた
。その後、!規定塩酸t o Omを加えて反応を停止
させた後、内部標準としてベンゾイルアラニン(1j1
9/lll1)25dを添加し、1−の酢酸エチルを加
え、酢酸エチル中に抽出されたヒプリン酸の1を高速液
体クロマトグラフィー[カラム;μmBondapak
 C+e(径4M1ls 長さ30a)、移動相;アセ
トニトリル:メタノール、1%酢酸(1:1:8)、流
速;17/lll1n。
検出;紫外線(254ym)]により測定し、これを酵
素活性とした。
この結果について、阻害率を次式により算出した。
C;具体例で得た化合物を含まない場合のヒブリン酸の
ビーク面積 (内部標準により補正) S:具体例で得た化合物添加の場合の ヒプリン酸のピーク面積 (内部標準により補正) 結果を第1表に示す。
第1表 上記の結果からアンジオテンシン1変換酵素阻害作用が
確認された。
また、実施例で得た化合物は、それぞれ800mg/k
gr))経口投与、250 m97に9(1)腹腔内t
’l与テモ死亡例がみられないことより本発明の化合物
の安全性が確認された。
また本発明の化合物は、医薬品としての効果を達成する
ために、塩酸、硫酸、コハク酸等の医薬として慣用され
る塩として用いることもできる。
次に、本発明の化合物の投与量および製剤化について説
明する。
本発明の化合物はそのまま、あるいは慣用の製剤担体と
共に動物および人に投与することができる。投与形態と
しては、特に限定がなく、必要に応じ適宜選択して使用
され、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、細粒剤、散剤等の経
口剤、注射剤、坐剤等の非経口剤が挙げられる。
経口剤として所期の効果を発揮するためには、患者の年
令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成人で本発
明の化合物の重量として50■〜59を、1日数回に分
けての服用か適当と思われる。
経口剤は、例えばデンプン、乳糖、白糖、マンニット、
カルボキシメチルセルロース、コーンスターチ、無機塩
類等を用いて常法に従って製造される。
この種の製剤には、適宜前記賦形剤の他に、結合剤、崩
壊剤、界面活性剤、滑沢剤、流動性促進剤、矯味剤、着
色剤、呑科等を使用することができる。それぞれの具体
例は以下に示す如くである。
[結合剤] デンプン、デキストリン、アラビアゴム末、ゼラチン、
ヒドロキシプロピルスターチ、メヂルセルロース、カル
ボキシメチルセルロースナトリウム、ヒドロキシプロピ
ルセルロース、結晶セルロース、エヂルセルロース、ポ
リビニルピロリドン、マクロゴール。
[崩壊剤] デンプン、ヒドロキシプロピルスターチ、カルホキジメ
チルセルロースナトリウム、カルボキシメチルセルロー
スカルシウム、カルボキシメチルセルロース、低置換ヒ
ドロキシプロピルセルロース。
[界面活性剤] ラウリル硫酸ナトリウム、大豆レシチン、シロ糖脂肪酸
エステル、ポリソルベート 80゜[滑沢剤] タルク、ロウ類、水素添加植物油、ショ糖脂肪酸エステ
ル、ステアリン酸マグネシウム、ステアリン酸カルシウ
ム、ステアリン酸アルミニウム、ポリエチレングリコー
ル。
[流動性促進剤J 軽質無水ケイ酸、乾燥水酸化アルミニウムゲル、合成ケ
イ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム。
また、本発明の化合物は、懸濁液、エマルジタン剤、ソ
ロツブ剤、エリキシル剤としても投与4−ることかでき
、これらの各種剤形には、矯味矯臭剤、着色剤を含有し
てもよい。
非経口剤として所期の効果を発揮するためには。
患者の年令、体重、疾患の程度により異なるが、通常成
人で本発明の化合物の重量として1日0.1句〜19ま
での静注、点滴静注、皮下注射、筋肉注射が適当と思わ
れる。
この非経口剤は常法に従って製造され、希釈剤として一
般に注射用蒸留水、生理食塩水、ブドウ糖水溶液、注射
用植物油、ゴマ油、ラッカセイ浦、ダイズ浦、トウモロ
コシ油、プロピレングリコール、ポリエチレングリコー
ル等を用いることかできる。さらに必要に応じて、殺菌
剤、防腐剤、安定剤を加えてもよい。また、この非経口
剤は安定性の点から、バイアル等に充填後冷凍し、通常
の凍結乾燥技術により水分を除去し、使用直前に凍結乾
燥物から液剤を再調製することもできる。さらに、必要
に応じて適宜、等張化剤、安定剤、防腐剤、無痛化剤等
を加えても良い。
その他の非経口剤としては、外用液剤、軟膏等の塗布剤
、直腸内投与のための坐剤等が挙げられ、常法に従って
製造される。
次に実施例を示して本発明をさらに詳細に説明するが、
本発明はこれにより何等制限されるものではない。
実施例1 粉防己7.’#に9を31のメタノールで抽出し、抽出
液よりメタノールを除去してメタノールエキス4+09
を得た。このメタノールエキスを90%メタノール−水
混合液1.5ffに溶解し、n−ヘキサン1.5Qで3
回抽出して脂溶性成分を除去し、次いで90%メタノー
ル−水両分を減圧上濃縮して得た残渣にpH9のアンモ
ニア水1.512を加えて溶解し、クロロホルム1.5
Qで5回抽出し、アンモニア水層、クロロホルム層をそ
れぞれ減圧上濃縮してアンモニア水抽出エキス、クロロ
ホルム抽出エキスを得た。次いでクロロホルム抽出エキ
スをアルミナ(アルミニウムオキシド90、メルク社製
)カラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルムおよ
びクロロホルム−メタノールで溶出してフラクションA
およびBの2つのフラクションに分け、フラクションB
をシリカゲル(キーセルゲル60、メルク社製)カラム
クロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メタノール
−アンモニア水(50:10:I)で溶出して、B−1
、B−2およびB−3の3つのフラクションに分け、フ
ラクションB−2から溶出溶媒を除去し、さらにアルミ
ナ(アルミニウムオキシド90.メルク社製)カラムク
ロマトグラフィーに付し、クロロホルム:メタノール(
30:1)で溶出し、B−21、B−2−2お上びB−
2−3の3つのフラクションに分け、フラクションB−
2−2から溶媒を留去することにより、Rr値0.38
[薄層プレート:キーセルゲル60F、6、展開溶媒:
クロロホルム−メタノール−アンモニア水(30:10
 :2)、発色試薬:ドラーゲンドルフ試薬]を有する
橙色粉末の化合物を得た。
この橙色粉末は下記に示す理化学的性質により、式fに
おいてR1がアルデヒド基である7−ヒトロキシー6−
メトキシー2−メヂルー8−(7−([(1,2。
3.4−テトラヒドロ−6−メトキシ−2−メチル)−
4’−<1−(5−ホルミル−2−メトキシ)フェノキ
シ〉コベンジルイソキノリニル〕オキシ)イソキノリニ
ウム ヒドロキシド[7−hydroxy−6−met
hoxy−2−sethyl−8−(7−((1,2,
3,4−1eLrahydro−6−meth4−1e
Lrahydro−6−°−<1−(5−forIII
yl−2−a+eLhoxy)phenoxy>ben
zylisoquinolinyl)oxy) iso
quinoliniumhydroxide]と決定し
た。
[α]’2: −46,5°(c = 0 、27 、
Meal)FD−MS  m/z :622(M”+H
−OH→赤外線吸収スペクトル ν ”a2f−’:3
412.2932.2836,1686゜1600.1
5B2,1504.! 436゜1276.1262,
1164.1120プロトン核磁気共鳴スペクトル (δ ppa+ in CDClり: 2.39(3H,s)、3.62(3H,s)。
3.96 (3H,s )、3.99 (31(、s 
)。
4.23(3H,s)、6.1 8(J 1−1.s)
6.50(2H,d、J=8.3Hz)。
6.5 6(I  H,s)。
6.82(2f(、d 、J = 8.3 Hz)。
6.8 5(l  H,s)。
7.08(IH,d、J=8.3Hz)。
7  .2  4  (1)[、d   、J   =
   2  .0  1−1z)。
7、.36.(I H、d 、J = 6.4 )[z
)。
7.43 (l H,d 、J = 6.4 Hz)。
7 .6  0  (I   H,dd、J  =  
8 .3 .2 .0  Hz)。
8.66(l H,s)、9.77(I  l(、s)
実施例2 実施例!で得たフラクションB−2−3から溶媒を留去
することにより、Rr値0.30[薄層プレート:キー
セルゲル60F、、い展開溶媒:クロロホルム−メタノ
ール−アンモニア水(30:10 :2)、発色試薬:
ドラーゲンドルフ試薬コを有する橙色粉末の化合物を得
た。この橙色粉末は下記に示す理化学的性質により、式
IにおいてR2がヒドロキシル基である7−ヒトロキシ
ー6−メトキシー2−メチル−8−(7−((1,2,
3,4〜テトラヒドロ−6−メトキシ−2−メチル14
 ’−<1−(5−ヒドロキシメチル−2−メトキシ)
フェノキシ〉]ベンジルイソキノリニル〕オキシ)イソ
キノリニウム ヒドロキシド[7−hydroxy−6
1ethoxy−2−sethy l−8−(7−([
(1、2、3。
4−Let rahyd ro−61e t hoxy
−2−metby 1)−4’ −< 1−(5−hy
droxys+ethyl−2−methoxy)ph
enoxy>]benzylisoquinoliny
l)oxy) 1soquinoliniuI11hy
droxidelと決定した。
[α]”2ニー89.5°(c = 0.40 、Me
OH)FD−MS  m/z :623(M”−OH→
赤外線吸収スペクトル ν 二8α−1:3408.2
932,2836,1614゜154B、1504.1
484,143B。
1422.1372,1290,1266゜1216.
1202.1122.1024プロトン核磁気共鳴スペ
クトル (δ ppIIlin CDC13):2.39(3H
,s)、3.37(3H,s)。
3.78(3H,s)、3.87(3H,s)。
4.09(3H,s)。
4.4 6(2tl、dd、J =3 1.4.1 2
.9Hz)。
6.1 2(I  H,s)。
6.39(2H,d、J =8.5l−rz)。
6.4 6.(I H,s)。
6 .6  4   (2H、d  、J   =  
 8  .5  Hz)。
6.8 1(I  H,s)。
6.86(IH,d、J=1.8Hz)。
6.88(IH,d、J=8.4Hz)。
7.00(I H,dd、J=8.4,1.8Hz)。
7.40 (I H,d 、J = 6.6 Hz)。
7.42(IH,d、J=6.6Hz)。
8.59(I H,s) 実施例3 実施例!で得たフラクションB−1をセファデックスL
H−20カラムクロマトグラフィーに付し、メタノール
で溶出させ、B−1−1、B−1−2、B−1−3お上
びB−1−4の4つのフラクションに分け、フラクショ
ンB−i3から溶出溶媒を留去し、エタノールを用いて
再結晶することにより、Rf値0.26[薄層プレート
:キーゼルゲル60 F ts+、展開溶媒:クロロホ
ルム−メタノール(3:1)、発色試薬:ドラーゲンド
ルフ試薬]を有する無色針状晶を得た。この無色針状晶
は下記に示す理化学的性質により、式■においてR3が
水酸基であり、R3が  7C1(3で表されるβ−ヒ
ドロキシス\。1,3 テフエナンスリン(β−hydroxy 5tephe
nanthrine)と決定した。
融点:133−134゜ [α]’o  −4,8(C= 0.67 、ClIC
l5)E I−MS  m/z (%): 309(M”、7)、250(100)。
248(72)、l 65(54)、I 63(82)
赤外線吸収スペクトル ν IIIIIXcm−1=3
244.2980,2916,2824゜2788、l
 596.1502,1446゜1390.127B、
1110,1082゜1048.810,748 プロトン核磁気共鳴スペクトル (δ ppm in CDCl5): 2.43(6H,s)。
2.53(l H,dd、J、= 12.6,10.4
 Hz)。
2.62(I H,dd、’J = 12.6.3.0
1−[z)4.37(I H,br s)。
5.54(I H,dd、J = 10.4,3.0l
−(z)。
6.19.(2H,dd、J =6.5,1.7Hz)
7.53 (I H、d 、J = 9.4 L(z)
7.57(2H,m)、7.61(I H,s)。
7.73(IH,d、J=9.4Hz)。
7.77 (I H、m)、9.06 (I f(、m
)実施例4 実施例1で得たアンモニア水抽出エキスをダイアイオン
HP−20カラムクロマトグラフィーに付し、水次いで
メタノールで溶出し、メタノールで溶出したフラクショ
ンを塩酸−メタノールで塩化物とした。これをシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーに付し、クロロホルム−メ
タノール(7:1)で溶出させ、C−1,C−2、C−
3およびC−4の4つのフラクションに分けた。フラク
ションC−3から溶出溶媒を留去し、さらにセファデヅ
クスLH−20カラムクaマドグラフィーに付し、メタ
ノールで溶媒させ、C−3−1およびC−3−2の2つ
のフラクションに分け、C−3−2から溶出溶媒を留去
し、エタノールを用いて再結晶することにより、Rf値
0.09[薄層プ・レート:キーゼルゲル60 F 、
s、、展開溶媒:クロロホルム−メタノール−水(70
:30:10の下層)、発色試薬:ドラーゲンドルフ試
薬]を有する無色針状晶を得た。
この無色針状晶は下記に示す理化学的性質により、式■
においてRtが水素原子であり、R1がルステフエナン
スリニウム クロリド (N、N、N−trimethyl 5tephena
nthriniua+ chloride)と決定した
融点:263−265゜ FD−MS  m/z :30 B(M”−CI−)赤
外線吸収スペクトル ν 二Iα−1:3008.29
88.2476.163Ω。
1596.1504.1484,144 B。
1390.1282,1254,1206゜1112.
1050,958,932゜894.812 プロトン核磁気共鳴スペクトル (δ I)I)m in CDC13−CD30D):
3.34(9H,s)、3.39(4H,m)。
6.16(2H,s)、7.23(l H,s)。
7.60 (4H、m)、7.82 (l H、m)。
9.00(l H,m) 実施例5 ■コーンスターチ       449■結晶セルロー
ス      409 ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   59 ■軽質無水ケイ酸      0.59■ステアリン酸
マグネシウム 0.591夫1」11で得た化合   
 10 計     1009 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、打鍵機にて
圧縮成型して一部200119の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例1で得た化合物20肩9か含
有されており、成人1日lO〜25錠を数回にわけて服
用する。
実施例6 ■結晶セルロース     84.59■ステアリン酸
マグネソウム 0.59■カルボキシメヂル セルロースカルシウム    59 ■実施例2で′、た化合物   10 計     1009 上記の処方に従って■、■および■の一部を均一に混合
し、圧縮成型した後、粉砕し、■および■の残量を加え
て混合し、打鍵機にて圧縮成型して一部200119の
錠剤を得た。      ′この錠剤−錠には、実施例
2で得た化合物20句か含有されており、成人1810
〜25錠を数回にわけて服用する。
実施例7 ■結晶セルロース     49.59■lO%ヒドロ
キシプロピル セルロースエタノール溶液 359 ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   59 ■ステアリン酸マグネシウム 0959■実施例3で得
た化合物   109 計     1009 上記の処方に従って■、■および■を均一に混合し、常
法によりねっ和し、押し出し造粒機により造粒し、乾燥
・解砕した後、■および■を混合し、打鍵機にて圧縮成
型して一部20019の錠剤を得た。
この錠剤−錠には、実施例3で得た化合物20、W9か
含有されており、成人1日10〜25錠を数回にわけて
服用する。
実施例8 ■コーンスターチ     34.59■ステアリン酸
マグネシウム 509 ■カルボキシメチル セルロースカルシウム   59 ■軽質無水ケイ酸      0.59■実施例4で得
た化合物   ioi 計     1009 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、圧縮成型機
にて圧縮成型後、破砕機により粉砕し、篩別して顆粒剤
を得た。
この顆粒剤!9には、実施例4で得た化合物100句が
含有されており、成人1日2〜59を数回にわけて服用
する。
実施例9 ■結晶セルロース      559 ■10%ヒドロキシプロピル セルロースエタノール溶液359 ■実施例1で得た化合物   10Li計      
1009 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、ねつ和した
。押し出し造粒機により造粒後、乾燥し、篩別して顆粒
剤を得lコ。
この顆粒剤I9には、実施例1で得た化合物100 Q
が含aされており、成人1日2〜5gを数回にわけて服
用する。
実施例IO ■コーンスターチ     89.59■軽質無水ケイ
酸      059 ■実施例2で得た化合物   109 計     1009 上記の処方に従って■〜■を均一に混合し、200 R
9を2号カプセルに充填した。
このカプセル剤lカプセルには、実施例2で得た化合物
20〜が含有されており、成人1日10〜25カプセル
を数回にわけて服用する。
実施例11 ■大豆油           59 ■注射用蒸留水     89.59 ■大豆リン脂質      2.5g ■グリセリン         29 ■実施例3で得た化合物    j 9全ffl   
     too、。
上記の処方に従って■を■および■に溶解し、これに■
と■の溶液を加えて乳化し、注射剤を得た。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R_1はアルデヒド基またはヒドロキシメチル
    基を示す。) で表される新規アルカロイドの薬学的に許容できる塩。
  2. (2)下記式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中、R_2は水酸基または水素原子を、R_3は▲
    数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式
    、表等があります▼を示す。) で表される新規アルカロイドおよび薬学的に許容できる
    塩。
  3. (3)下記式 I ▲数式、化学式、表等があります▼ I (式中、R_1はアルデヒド基またはヒドロキシメチル
    基を示す。) で表される新規アルカロイドの薬学的に許容できる塩を
    有効成分とする降圧剤。
  4. (4)下記式II ▲数式、化学式、表等があります▼II (式中、R_2は水酸基または水素原子を、R_3は▲
    数式、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式
    、表等があります▼を示す。) で表される新規アルカロイドおよび薬学的に許容できる
    塩を有効成分とする降圧剤。
JP1132725A 1989-05-29 1989-05-29 新規アルカロイド類および該アルカロイド類を有効成分とする降圧剤 Pending JPH02311464A (ja)

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