JPH0231142A - 線幅測定方法及び該方法を用いた露光装置の検査方法 - Google Patents

線幅測定方法及び該方法を用いた露光装置の検査方法

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JPH0231142A
JPH0231142A JP63180655A JP18065588A JPH0231142A JP H0231142 A JPH0231142 A JP H0231142A JP 63180655 A JP63180655 A JP 63180655A JP 18065588 A JP18065588 A JP 18065588A JP H0231142 A JPH0231142 A JP H0231142A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、感光基板の感光層に焼き付けによって形成さ
れるパターンの線幅等を測定する方法、及び焼き付けに
使用する露光装置の各種精度等を検査する方法に関し、
特に半導体素子等を製造する際のりソゲラフイエ程で必
要とされる線幅測定や露光装置(アライナ−、ステッパ
ー等)の精度(位置ずれ)確認の方法に関するものであ
る。
〔従来の技術] 半導体素子の製造現場では、通常、フォトマスクやレチ
クルと呼ばれる原版に形成された回路パターン等を半導
体ウェハ上に1〜2μm厚で塗布されたレジスト層に焼
き付け、それを現像することでフォトエツチングを行な
い、現像によって除去されなかったレジスト層をマスク
として、半導体ウェハに各種プロセスを施している。こ
のフォトエツチングの工程を、一般にフォトリソグラフ
ィ、マイクロリソグラフィと呼ぶ、この工程では、フォ
トマスクやレチクルを高解像力を有する露光装置の照明
系の下にセットし、レジスト付のウェハを、そのフォト
マスク又はレチクル(以下レチクルと総称する)の下に
セットし、レチクルとウェハを正確に位置合わせした後
、レチクルのパターンをウェハへ露光している。この種
の露光装置は、年々高集積度化、微細化の進む半導体デ
バイスの製造要求から、フォトマスクとウェハを重ね合
わせて、ウェハを一括露光するコンタクト方式又はプロ
キシミティ方式のアライナ−、フォトマスクのパターン
像を等倍の反射ミラー光学系でウェハ上へ投影しつつ、
フォトマスクとウェハとを一体にしてミラー光学系に対
してリニアスキャンさせるミラープロジェクション方式
のアライナ−1そして、レチクルのパターン像を縮小投
影レンズで1/10%115程度に縮小してウェハ上に
投影露光し、1回の露光が終るとウェハを次の領域ヘス
チッピングさせては露光することを繰り返すステップア
ンドリピート方式のアライナ−1所謂ステツパーへと時
代とともに進歩を続けてきた。
現在、はとんどの半導体製造現場では、多数台のステッ
パーが稼動しており、半導体素子の中で最も集積率を要
求される半導体メモリ(ROM、RAM等)、あるいは
高密度で均一な特性を要求される半導体盪像素子、表示
素子(CODカメラ、液晶テレビ)等の製造の主力をに
なっている。特に現在のステッパーは、投影レンズの開
口数(N。
A、)−を0.5程度に大きくしたり、露光用の照明光
の波長を436nm(g線)から365nm(j線)、
あるいは248nm(KrFエキシマレーザ)へと短波
長化したりすることによって、投影できる像の最小線幅
(解像力)をサブミクロン(1μm以下)にすることを
可能とした。このことはほんの数年前までは不可能と思
われていたことであり、サブミクロン領域でのりソグラ
フイは、スルーブツト、取扱いの点で問題が残るものの
電子線描画装置(EB露光装置)、又はX線露光装置に
置きかわるものと考えられてきた。
現在、半導体の製造現場で使われている実用的なステッ
パーとして、露光波長を436nm(g線)、開口数0
.5で1151i1小の投影レンズを搭載して、最小線
幅0.8μm(レチクル上で4μm)の解像力を投影フ
ィールド内の全域(15×15mm角)で確保するもの
が得られている。さらに実験段階にあるエキシマステッ
パー(波長248nmのエキシマレーザ光を露光光とす
るもの)では、投影レンズの開口数が0.4以下と小さ
いにもかかわらず、投影フィールド内全域で0.6μm
(レチクル上で3μm)の線幅解像力が得られている。
このように年々微細化されるリソグラフィ工程では、転
写されたパターンの寸法(線幅等)が実際にどれぐらい
であるのかを高精度に測定することが、しばしば行なわ
れる。これは製造されるデバイスの品質にもかかわるこ
となので、計測したパターン線幅に基づいて、ステッパ
ーの露光条件等を修正したり、投影レンズの光学特性を
チエツクしたりして、製造管理の目やすにするためでも
ある。その他、パターン線幅の測定は、各種の実験や評
価の際に必要不可欠な作業である。
また、ステッパー等の露光装置は、レチクルとウェハと
の位置合わせを高精度に行なうため、最小線幅の数分の
1、ないしl/10程度の総合位置合わせ精度を有する
機械系を備えている。この機械系は、レチクルとウェハ
の位置合わせ(アライメント)を検出するための各種ア
ライメントセンサー系、ウェハを正確にステッピングさ
せるたメツウェハステージ系、及びレチクルを正確にセ
ラ+−するためのレチクルステージ系等を中心にして構
成されている。
これらアライメントセンサー系、ウェハステージ系、レ
チクルステージ系には、いずれも固有の精度があり、そ
れら精度をチエツクする必要がある。そのための1つの
手法として、先に述べた線幅測定時と同様に、ウェハ上
にレチクルのパターンを焼き付け、現像後のレジスト像
を計測(又は目視)することが知られている。
従来より、焼き付けられたパターンのレジスト像(レジ
ストに形成されたパターン形状)の線幅は、レジスト像
を光学顕微鏡を介してiTVカメラで観察し、その画像
信号を解析してパターンエツジ間の寸法を計測して求め
る方式、ウエノ\上のレジスト像をレーザスポット光(
数μm幅)で走査し、レジスト像のパターンエツジから
の散乱光強度とスポット光走査位置との相関から求める
方式、又はレジスト像を電子ビームのスポットで走査し
、レジスト像からの二次電子強度とビームスポット走査
位置との相関から求める方式(SEM方式)等があった
また、露光装置の精度をチエツクするためには、特別な
バーニアパターンの入ったテストレチクルを用意し、こ
のテストレチクル上のバーニアの主尺と副尺とがウェハ
上で重なるように、ウェハを一定量だけ位置ずれさせて
二重露光を行ない、そのウェハを現像して得られたバー
ニアのレジスト像を顕微鏡で観察したり、あるいは特開
昭62−32614号公報に開示されているように、間
隔をおいて2本の平行な直線状パターン(回折格子型)
を焼き付け、現像後その2本の直線状パターンの間隔を
露光装置のアライメントセンサー系で自己計測したりす
ることが行なわれていた。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上記従来の線幅測定の3つの方式のうち、iT■カメラ
ヲ用いる方式とレーザスポット光を用いる方式において
・は、光の回折現象があるため、例えば1本の線状パタ
ーンのレジスト像の幅を単に検出するのみでは自ずと分
解能に限界が生じる。
特にレーザスポット光方式ではスポットサイズが回折限
界以下にならないため、スポットサイズ以下の線幅に対
しては測定が不可能であった。さらにiTVカメラ方式
も簡便ではあるものの、レジスト像を拡大観察するため
の顕微鏡の対物レンズの性能がそのまま分解能や測定精
度を左右するといった問題がある。
また電子ビーム方式(SEM方式)は試料となるウェハ
を高真空室に入れてからレジスト像の計測を行なうため
、排気系操作の時間がかかり、測定のスループットが低
く、装置が高価であるといった問題があった。
そこで本発明の1つの目的は、光学的な簡便な測定装置
を用いた場合でも、微細なパターンの線幅(またはパタ
ーンエツジ間隔)を高速に、しかも高分解能で測定する
方法を得ることにある。
また、露光装置の精度チエツク時に、従来のようにバー
ニアを使う方法は、目視によってバーニア目盛りの読み
取りを行なうため自動化が困難であり、作業者の疲労を
伴うとともに処理速度が遅いといった問題があった。さ
らに、2本の直線状パターンの間隔を計る方法では、そ
れら直線パターンのレジスト像間隔を直接光学的(又は
電子線的)に検知するため、レジスト像を検知する計測
センサーに高い精度が要求されるとともに、上記線幅測
定の場合と同様の問題が含まれてしまう。
そこで本発明の他の目的は、露光装置の精度等を検査す
る際、焼き付けられたレジスト像の位置ずれ量を直接計
測せずとも、高精度に装置の精度、特性をチエツクする
検査方法を得ることにある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本発明においては、線幅測定、露光装置の検査時の位置
ずれ測定のいずれの場合も、まず初めに、マスク(レチ
クル)に形成された第1の直線状パターン(T P )
  : M a % M b −、M c )を感光基
板(ウェハ)のレジスト層に露光した後、第2の直線状
パターン(TPz  : Na5NbSNc)を第1の
直線状パターンと所定の角度(θ)で交差するように重
ね合わせ露光、すなわち2重露光する工程を共通に含ん
でいる。その交差角度はなるべ(小さくすること(例え
ば45°以下)が望ましいが、極端に小さい角度(例え
ば1°以下)にすると〜2つの直線状パターンによる重
ね合わせ部分が線状に長くなりすぎて、寸法測定ができ
なくなることもある。
さて、第1もしくは第2の直線状パターンのレジスト上
での線幅を測定するためには、2重露光後その感光基板
を現像してフォトエツチングし、2重露光によって形成
されたレジスト像(レジストの微小な凹凸パターン)を
生成する。このレジスト像は、第1及び第2の直線状パ
ターンの夫々をライン・アンド・スペース状の複数本に
した場合、くさび状のモアレパターンとなる。
そして光学的な目視観察、又は自動計測装置によって、
例えばくさび状のレジスト像の長さ寸法(La)を計測
する。
ここで測定すべき直線状パターンのレジスト像としての
実際の線幅を2、設計上の線幅を20、そのときに生成
されるくさび状のレジスト像の設計上の長さ寸法をLa
oとすると、実際の線幅2は、−例として IV、−zo +2Δ2 θ =16 −  (La−La o)  ・sinの演算
によって求める。
一方、位置ずれ測定のときは、2重露光の後、くさび状
のレジスト像を現像により形成し、2つの直線状パター
ンの両端側にできる2つのくさび状のレジスト像の長さ
寸法(Le、Lf)を計測する。
2つの直線状パターンの相対的な位置ずれ量(ΔY)は
、−例として θ ΔY=(Lf−Le)tan−の演算により求められる
この位置ずれ量を知ることで、露光装置の重ね合わせ精
度、ステッピング精度、ステージの直交度、マスクの回
転量、及び投影光学系の光学特性(デイスト−ジョン、
倍率誤差等)を容易に検査することができる。
〔作 用〕
本発明では、テストレチクル(あるいはデバイスレチク
ル)等を用いたテスト露光により微細な線幅のパターン
を感光基板に露光し、その微細なパターンのレジスト像
の線幅又は位置ずれを直接計測するのではなく、2重露
光によって作られた2つの直線状パターン(エツジ)の
交点の移動量を計測して間接的に線幅や位置ずれ量を求
めようとするものである。
従来、解像力等をチエツクするためのラインアンドスペ
ースパターンは、線幅を、例えばウェハ上で091μm
ずつかえた複数組をレチクル上に形成しておき、このラ
インアンドスペースパターンが、どの程度の線幅のとこ
ろまで分離しているかをチエツクするように使われてい
た。この場合、ラインアンドスペースの線幅が小さくな
れば小さくなる程、光の回折現象が顕著になって、投影
光学系自体の真の解像力が特定しにくくなっていた。
また露光装置の各種精度チエツクの際の位置ずれ計測の
場合も、より高分解能な計測が必要なときは、レジスト
像自体の線幅を細くする等の必要性があった。
このように、もともと細い線幅のパターンをレチクルに
形成しておき、そのパターンを感光基板に露光する方式
は、それだけレチクルパターンからの回折光の回折角が
大きくなって、投影レンズへ入射する回折光成分が減少
するため、感光基板上に形成されるレジスト像の像質を
悪化させることになる。
本発明では、第15第2の直線状パターンを、例えば鋭
角で交差するように2重露光する方法を採るため、第1
、第2の直線状パターンの重ね合わせで生じるくさび状
レジスト像は、もともとくさび状のレチクルパターン(
このパターンからは回折角の大きい高次回折光が発生す
る)を露光して得られるレジスト像にくらべて、高次回
折光の影響を受けなくなり、像質が向上する。
〔実施例〕
次に本発明の各実施例を説明するが、その前に本実施例
の方法に好適に使用されるステッパーの構造を第2図を
参照して簡単に説明する。テストレチクル、又はデバイ
スレチクル(以下単にレチクルRと呼ぶ)は、x、y、
θ方向に微動するレチクルステージR3に保持される。
レチクルRの下面にはパターン領域PAが形成され、コ
ンデンサーレンズ系CLを含む照明光学系からの露光光
の照射により、この領域PAの像が投影レンズPLを介
して感光基板としてのウェハW上の1つのシ目ット領域
に結像投影される。投影レンズPLは少なくともウェハ
側がテレセンドリンク系とな、ており、投影レンズPL
の瞳(入射瞳、又は射出瞳)ePには照明光学系によっ
て光源像が形成される。
さて、レチクルステージR3は、レチクルRのアライメ
ントマークを観察するレチクルアライメント用の顕微m
l、マーク像の光電的処理回路(レチクルアライメント
系)2、レチクルアライメント制御回路3、及びレチク
ルステージ駆動系4を介して所定の位・置、例えばパタ
ーン領域PAの中心点が投影レンズPLの光軸を通る位
置に自動的にアライメントされる。
一方、ウェハステージSTは、レーザ干渉式測長器(以
下干渉計に呼ぶ)6により2次元的な座標値が逐次検出
され、この座標値に基づいてウェハステージ制御回路7
がx、y駆動モータ5をサーボ制御することで0.02
〜0.04μm程度の精度で正確に位置決めされる。
ウェハステージSTのステツピングやアライメントのた
めの移動は、全て主制御系8がらの指令に基づいて制御
される。この主制御系8は干渉計6からの座標計測値も
入力し、各種アライメントの際のウェハの位置をモニタ
ーする。
さて、第2図に示した装置では、ウェハW上のアライメ
ントマーク、又はレジスト像を検出するために2種類の
ウェハマーク検出系が設けられている。1つは、対物レ
ンズ10を介して投影レンズPLにHe−Neレーザ光
等の非感光波長のビームを入射させてウェハW上にスボ
ント光(微小な円形又はスリット状)を形成するととも
に、ウェハW上のマーク(レジスト像)からの光情報を
投影レンズPL、対物レンズ10を介して光電検出スる
TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のウェハアライメン
ト系11である。このTTLアライメント系11による
光電信号は、スボ・ント光に対してウェハW(ウェハス
テージST)を一方向にスキャンさせることでマーク波
形となって信号処理回路12に入力する。信号処理回路
12は、TTLアライメント系11からの光電信号波形
のレヘルを、干渉計6からの位置計測パルス(例えば0
.01μm毎に1パルス)信号に応答してアナログ−デ
ジタルサンプリングし、内部のメモリに格納する。そし
て記憶された信号波形のプロフィールからマーク(又は
レジスト像)の特徴的な部分(パターンエツジ等)の位
置を求め、その位置情報を主制御系8へ出力する。
もう1つのウェハマーク検出系は投影レンズPLの外側
に固定配置された対物レンズ14を介してウェハW上の
パターン(マーク、レジスト像等)を観察する。ff−
Axis方式のウェハアライメント系15である。
ウェハアライメント系15には、レジスト層に対して非
感光性で、比較的ブロードな波長分布をもつ照明光源(
タングステンランプ、水銀ランプ等と色フィルターとの
組み合わせ)がウェハ上のパターン観察用の自己照明系
として組み込まれているとともに、単一波長、もしくは
互いにわずかに異なる複数の波長のコヒーレントビーム
のスポット光(微小円形又はスリット状)を対物レンズ
14を介してウェハW上に集光するためのレーザビーム
送光系も組み込まれている。
観察用の自己照明系を用いた場合は、ウェハW上のレジ
スト像やマークは、対物レンズ14を介してアライメン
ト系15内に設けられたITVカメラによって明視野像
、もしくは空間フィルター(正反射光カット)を介した
暗視野像として邊像面に結像し、その画像信号波形が、
信号処理回路16に出力される。またレーザビーム送光
系を用いた場合は、TTLアライメント系11と同様に
、ウェハステージSTをスキャンさせてウェハW上のマ
ークやレジスト像からの光情報(散乱光、回折光等)を
対物レンズ14の瞳と共役に配置された光電素子(フォ
トマルチプライヤ−、シリコンフォトダイオード等)で
受光し、ステージスキャンに伴なう光電信号波形を干渉
計6からの位置検出パルスに同期してメモリに取込み、
その波形情報を信号処理回路16に出力する。信号処理
回路16は画像信号又は光電信号の波形を解析して、マ
ーク、又はレジスト像の特徴的な部分の位置を検出し、
その位置情報を主制御系8へ出力する。
さて、第3図は本発明の実施例による方法を実行するた
めに用意されたテストレチクルRのパターン配置を示す
平面図である。テストレチクルRの3辺には、第2図中
のレチクルアライメント系2によって検出されるレチク
ルアライメントマークRM+ 、RMt −RM3が形
成され、この3ケ所のマークRM、、RMZ 、RM、
を基準としてレチクルRの中央に矩形のパターン領域P
Aが形成される0本実施例ではパターン領域PAの中心
部、4隅、及び4辺の中央部の計9ケ所にマーク領域M
A、 、MAz 、MAs 、MA、 、MAs 、M
A& 、MA? 、MA++ 、MAqが形成される。
パターン領域PAの中心部のマーク領域MA、を中心に
、各マーク領域はX方向にピッチSXで配置され、X方
向にピッチsyで配置される。
そして中心部のマーク領域MASには、X軸に対して右
上がりの直線状パターン群TP、と、X軸に対して左上
がりの直線状パターン群TP、の一対が形成される。そ
の他のマーク領域MA、−MA a 、M A b〜M
A、の夫々には、マーク領域MA、内のパターン群TP
、 、TP、と同じものをX方向に入れ替えて形成しで
ある。第3図では代表してマーク領域MA、のみの直線
状パターン群TP、 5Tptを示しである。
尚、第3図のようなパターン配置のテストレチクルRは
、投影露光視野内の9ケ所での解像力(線幅)をチエツ
クすることが可能であるが、マーク領域をさらに任意の
位置に設定してパターン群T P + 、T P tを
形成することで、任意の位置での解像力がチエツクでき
る。また直線状パターン群TP、 、TPtは予め決ま
った線幅のライン・アンド・スペース状(ピッチは必ら
ずしもl:lである必要はない)に形成され、その長手
方向(はぼX方向)は数十μm〜100μm程度もあれ
ば十分である。さらに1つのマーク領域内に形成するパ
ターン群TP、、TP、のX方向の間隔も任意のもので
よいが、設計上予め求めておく必要がある。ここではパ
ターン群TP、 、TP8のX方向の間隔をDyとする
第1図(a)、(b)はそれらパターン群TP、 、T
P、の詳細な形状を示す平面図である。パターン群TP
、は、X軸に対して角度θ/2だけ右上りの幅2で長さ
Hの3本の線状遮光パターンMa、Mb、Meを透明部
に間隔!で配列したものである。パターン群T P t
は、X軸に対して角度θ/2だけ左上り(右下り)の幅
2で長さHの3本の線状遮光パターンNa%Nb、Nc
を透明部に間隔lで配列したものである。ここでパター
ン群TP、 、TP、の中心位置は、それぞれ、線状パ
ターンMb、Nbの長手方向の中心点Q、、Qtとし、
これら中心点Q、 、Q、のテストレチクルR上でのX
座標値は、1つのマーク領域内においては一致しており
、X座標値はDyだけ差があるものとする。
ここで直線状パターン群TP+ 5TPtの成す角度は
θであり、原理的にはこの角度θが一定であればよい訳
であるが、後の計測の便を考えると、はじめから、パタ
ーン群TP、、TP、をX軸に対して一定の角度±θ/
2(X軸を基準に反時計回りを正)だけ傾けておいた方
がよい。
次に本発明の第1の実施例による線幅測定の方法を説明
するが、この方法を実施するのに好適なりソグラフィシ
ステムについて第4図を参照して説明しておく、第4図
は第2図に示したステッパー本体100とコータ・デベ
ロッパー(レジスト塗布部と現像部を一体にもつ装置で
、以下C,[+。
と呼ぶ)120とをインラインで結合した様子を示し、
C,D、 120に本実施例の方法の実施を効率よく行
なうための改良がなされている。まず、これから露光し
ようとするウェハはC,0,120の位置F、に載置さ
れた後、レジス14布、乾操部121をへて、バッファ
位置Ftで待期する。ステッパー本体100が露光動作
を始めると、ウェハは位置F2からステッパー100の
ロードポジションF、に搬送され、ウェハステージST
上に受は渡され、露光が行なわれる。露光後のウェハは
ステージSTから取り出され、アンロードポジシリンF
4をへて、C,0,120の分岐ポジシコンF、を通っ
て現像部122へ送られ、ここで現像されたウェハはC
,0,120のティク・アウトポジションF、に保存さ
れる。ここで特別に改良した点は、レジスト塗布部12
1と現像部122との間にリニアなガイドレール123
を設け、このガイドレール123に沿って、ウェハを保
持して一次元に移動する搬送アーム124を設けたこと
である。アーム124は、現像部122から出てきたウ
ェハを保持した状態で所定量をもち上げ、ガイドレール
123に沿って第4図中で右方へ移動し、そのウェハを
分岐ポジションF、に受渡す。
このためアーム124は上下動、回転運動可能に構成さ
れている0分岐ポジションF、に受は渡された現像済み
ウェハは、ポジションF、からバッファ位置F8へ搬送
され、再びステッパー本体100ヘローデイングされる
従って、このようなC,0,120とインラインを組む
ことによって、露光後に現像したウェハをただちにステ
ッパー本体100へ戻し、レジスト像の観察や各種計測
をステッパーのアライメント系を用いて実施することが
できる。
男」j口IJL但 さて、第3図に示したテストレチクルRを第2図のステ
ッパー本体100のレチクルステージR3にセットし、
レチクルアライメント系2により、テストレチクルRを
所定の位置にアライメントする。ステッパー100は予
め定められている露光シーケンスに従って、ステップア
ンドリピート方式でテストレチクルRのパターン領域P
Aの投影像をウェハW上のレジスト層に順次焼き付けて
いく (ファーストプリント)。このとき、ウェハW上
の1つのショット領域には第3図に示した9ケ所ノマ一
ク領域M A I−M A qがレジスト層に潜像とし
て転写される6次に今露光を行なった各ショット領域に
対して同一のテストレチクルRを用いて重ね焼き(セカ
ンドプリント)を行なう。
この時、初めに露光したシックDi域に対して、これか
ら投影しようとするパターン領域FAの投影像をX方向
にm−Dy(ただしmは投影レンズPLの縮小率で17
5、l/10等)だけ正確にずらして重ね合わせ露光を
行なう。この操作によって、ウェハの1つのショット領
域内のレジスト層には、9ケ所のマーク領域MA、〜M
 A 9の夫々において、パターン群TP、とTP、と
が第1図(c)のように2重露光された潜像が形成され
る。尚、ここでファーストプリント時とセカンドプリン
ト時とで、ステッパー本体100はほぼ同一の露光量で
シャッター制御を行なうものとする。
その後、このウェハWをC,D、 120へ送り、所定
の現像工程をへてから搬送アーム124によりステッパ
ー本体100へ戻し、ウェハステージS下上に載置する
。そして、例えばof[−AxiS方式のウェハアライ
メント系15の対物レンズ14の視野内にウェハW上に
レジスト像(微小凹凸のパターン)となって現われた第
1図(C)のくさび状のパターンを位置決めし、ITV
カメラを介してテレビ画面上で観察する。
このときテレビ画面上には第1図(C)中に斜線部で示
したくさび状パターンIR,、IR,、IR,が映像化
される。くさび状パターンrRt、IRz、IRsは本
実施例の場合は2重露光によって全く露光されなかった
部分であり、レジスト層がポジレジストのときはくさび
状パターン■R,、IR,、IRsの形でレジスト層が
残って凸部となり、ネガレジストのときはくさび状パタ
ーンIR,,IR窓、IRsの形でレジスト層が除去さ
れ凹部となる。
上記off−Axis方式のアライメント系15が第1
図(C)のようなくさび状パターンIR、、IR,、I
R,のX方向の長さLa、Lb、Le、、Lfを計測で
きる構成になっている場合は、その長さ寸法を精密に測
定し、前もって測定しておいた線状パターンのレジスト
像における幅のデータ(基準値)との関係から、実際に
露光された線状パターンの線幅を演算する。
ここで第5図を参照して線幅変化を求める原理を説明す
る。第5図はレチクルR上の線幅2の直線状パターンM
aの投影像Ma″ と直線状パターンNaの投影像Na
’  とが重なった一部分を示す図で、レジスト層に形
成されるべき理想的な線幅をi゛ とする。
2本の像Ma’ 、Na’ が交わる角度はθであり、
理想的な線幅l″に対してともに2Δ2だけ変化したレ
ジスト像が形成されたものとする。
線幅l′の状態では、2本の投影像Ma’ 、Naoの
内側のエツジは交点vIで交わり、線幅が!°から2′
+2Δ2に変化した状態では、交点V8で交わり、幾何
学的な交点はvlからV、へ距at c tだけ移動す
る。
距離Ctと交差角度θとの関係は、第6図に簡単に示す
ように、線幅変化量Δ!を変数とした三角関数で表わさ
れ、(1)式のように表わされる。
Δ1 C1−・・・・・・・・・・・・(1)θ in ところが実際にレジスト像となったときは、幾何学的な
交点V+、Vzの部分((さび先端部)は多少まるめら
れるため、くさび状のレジスト像の先端U、、U、はそ
れぞれ交点V、、V、から距@Dだけずれた位置に形成
される。しかしながら、先端U l、 U tの距Mc
oは一定の範囲内ではC0−C7が正確に再現される。
第5図は、くさび状パターンの1つの頂角に着目したも
のであるが、第1図(c)に示したレジスト像のくさび
状パターンIR,の場合は、X方向に左右対称形である
ため、線幅変化がおこると、両側の頂角として形成され
るくさび先端部は互いに逆方向に移動することになる。
そこで理想的な線幅2゛でレジスト像が形成されている
ときのくさび状パターンIR,のX方向の長さLaをa
、線幅変化量をΔ2とすると、この線幅変化によるパタ
ーンIR,の長さ変化量Δaは、(1)式をもとに、(
2)式で現わされる。
2Δl Δa””2Co =2CT = θ !In ・・・、・・・・・・(2) ここで正負の符号は、長さaが本来の値よりも短い(Δ
aが負)ときは線幅変化量2Δ2だけ線幅の絶対値が太
くなったことを現わす、また二の(2)式は(3)式の
ように変形できる。
θ 2Δ13−Δa ・sin −・・・・・・・・・ (
3)二のことから、適当な直線状のレジスト像のパター
ン線幅を2゜とし、そのときのくさび状パターンIR,
の長さ寸法Laがaoであることを予め基準データとし
て記憶しておけば、形成されたくさび状パターンIR,
の長さa゛を実測し、次の(4)式に代入することで、
その直線状パターンのレジスト像の線幅l′を求めるこ
とができる。
N’ −L +2Δ2 θ =no   (a’  −80)sin・・・・・・・
・・ (4) ここで線幅ioに対する長さaoを求めておくことは、
第5図で示した幾何学的な交点V、  (V2)と実際
のくさび先端01(Ul)の距離りを求めることに相当
する。
この距jllDば、2重露光する際の露光量、投影レン
ズPLとウェハWの焦点ずれ等の要因によって多少変化
し得るが、1回目の露光と2回目の露光とで露光条件(
n光量、焦点合わせ等)を同一にしておけば、同じ厚さ
のレジスト層に対してはほぼ一定値になる。
また線幅測定にあたって、第1図(c)中のくさび状パ
ターンIRz(又はTR3)を用いることもできる。こ
のことを第7図を参照して説明する。第7図(a)は2
つの直線状パターン群TP、 、TP、が理想的な位置
関係で重ね合わせ露光されたときのくさび状パターンI
Rgの様子を示し、このパターンIR,のX方向の寸法
Leを実測値e1として求めれば、先の各式に基づいて
容易に線幅を知ることができる。ところがこの場合、2
つの直線状パターン群TP、、 Tpzの重ね合わせが
X、又はX方向にyIからytにずれて、第7図(b)
のようになると、線幅変化が零であるにもかかわらず、
くさび状パターンIR,は■R2″のように寸法Leは
61 よりも小さな値e寡になってしまう、そこでくさ
び状パターンIR(又はIR,)単独で線幅を求めよう
とする場合は、くさび状パターンIR2°のX方向の幅
y2と長さC8を実測し、重ね合わせのずれ量Δy−3
’+−yzを求め、この位置ずれ量Δyに起因したくさ
び先端の移動量 θ Δeye、−e、−Δy◆cOt を算出する。
そして、この世Δeだけ実測値e!を補正してから先の
(4)式と同様にして線幅を求めればよい。また2ケ所
のくさび状パターンIR,、TR1に着目した場合、重
ね合わせ露光時にパターン群TP、とTP、が本来の位
置からX、又はX方向にずれて重ね焼きされると、左側
のレジスト像としてのくさび状パターンIR,の寸法L
eと、右側のくさび状パターンIR,の寸法Lfとは相
補的な関係で長さ変化する。すなわち、パターンIR,
の寸法LeがΔeだけ短くなると、パターンIR,の寸
法LfがΔeだけ長くなる。
そこで2つのくさび状パターンIR,、IR。
の寸法Le、Lfを実測して、その和をくさび状パター
ンの長さとして求めるようにすれば、重ね合わせ時の位
置ずれの影響はキャンセルされ、その和の値(Le+L
f)は11151変化のみに応じて変化する値となる。
以上のことからも明らかなように、第1図(C)におい
てくさび状パターンIR工、IR,の寸法Le、Lfを
計ってその和を求めることは、2つのパターン■R2と
IRsの先端の間隔距離Lbを計ることと同等のことで
あり、距離Lbを実測してもよい。
このように、角度θで交差する2本の直線状パターン(
暗部又は明部)が完全に重なってできる平行四辺形の長
さ寸法においては、重ね合わせ露光時の位置ずれの影響
が除かれ、その長さ寸法を変化させる要因は線幅変化の
みとなる。
また、予めわかっている線幅10に対応したくさび状パ
ターンIR,の長さaoを求め、C1ζ00の関係から
、実測した長さaoと長さaoとを使って任意の線幅2
′を求めるだけでなく、いくつかの線幅f、 、f、・
・・に対する長さal、a2・・・を予め求め、このデ
ータから線幅2の変化とくさび状パターンの寸法Laの
変化との関係を解析しておいて、−二の関係を参照して
、実測した長さaoから線幅!″を求めてもよい。さら
に求めるべき線幅を持つパターンをレジスト層につくる
レチクル上のパターンと、2重露光される2つのパター
ン群TP、 、Tpiとは必らずしも同一のもの、ある
いは同一寸法の別のパターンである必要はない。
尚、第1図(C)のようなくさび状のレジスト像は、第
1図(a)、(b)に示した3本の直線状パターンで形
成することに限られるものではなく、パターン群TP、
、TP、とじて少なくとも1本の直線状パターンがあれ
ば十分である。
ただし、重ね合わせすべき2つのパターン群TP1とT
 P t とでは、直線状パターンの本数は揃えておい
た方がよい。
またレジスト像として形成されたくさび状パターンrR
,iR,、IRsの長さを計測する手段は、第2図に示
した露光装置のアライメントセンサーを用いてもよいし
、又は別の測定装置を用意してもよい。
そこで、ウェハ上で線幅0.8μmのライン・アンド・
スペースの繰り返しパターンのレジスト像を第2図のよ
うな投影露光装置で転写したときの線幅測定の実験例を
述べる。
投影露光装置は、露光光の波長がg線で、投影レンズの
開口数(N、A、)が0.45のものを使用し、ベアシ
リコン基板(ウェハ)に1.0μm厚にポジレジストを
塗布したものを用意し、テストレチクルR上の直線状パ
ターン群TP、 、TP、は、ウェハ上で0.8μmの
線幅となるようなライン(暗部)がウェハ上で0.8μ
mの幅となるように5本並べたパターンとし、パターン
群TP、 、TP、の成す角度θが3°になるようにし
て、上述のように重ね焼きを行なった。この重ね焼きの
際、重ね合わせすべきシゴットに対しては、1回目の露
光量と2回目の露光量とが同一になるようにしたままで
、ショット毎にそれぞれの露光量を一緒に(例えばシャ
ッター時間にして10mS e cずつ)変化させて複
数のショットの夫々に重ね合わせ露光を行なった。その
後、第4図に示したようなC,D、 l 20により現
像を行ない、基板上に形成された第1図(C)のような
レジストパターンを、光学顕微鏡を用いて拡大し、JT
Vカメラで受像して観察した。
ここではレジストパターンのうち、くさび状パターンI
R,の長さ寸法Laを、それぞれの露光量変化に対応し
て求めた。
同時に、くさび状パターンTR,の寸法Laが20μm
 (ao )のとき、レジストパターンの線幅(ライン
幅)が0.78μm(j!o)であることを電子ビーム
測長機(SEM方式)により基準データとして求めた。
そして、くさび状パターンlR1の長さ寸法Laが、2
2.5μm(a’)となっていることを光学顕微鏡で計
測し、そのくさび部分をつくっている線状パターンの線
幅を電子ビーム測長機で実測したところ、0.847μ
mになっていた。
一方、上記(4)式にθ=3°、a0=20μm12゜
= 0.78μm、a’ =22.5μmを代入して計
算すると、線幅値(lo)として0.845μmの値が
得られ、これは電子ビーム測長機による実測値とよく一
致していることがわかった。
また、シリコン基板上に1μmの厚さでアルミニウムを
スパッタしたウェハに、5μm厚にポジレジストを塗布
し、上記の露光条件と同じに重ね焼きを行なったところ
、電子ビーム測長機による線幅実測値と(4)式による
計算値とがよく一致していることが確認された。
以上の実施例によれば、テストレチクルRに設けた直線
状パターン群TP、とTP、との重ね焼きを、露光量を
変化させつつ実行し、現像後にくさび状パターンの長さ
寸法Laを、その露光量の変化毎に実測して、各露光量
毎の線幅値(i゛)を求めれば、最適な露光量(例えば
シャッター時間)を迅速に求めることができる。
星又立災旌■ 第3図に示したテストレチクルRのパターン配置からも
明らかなように、直線状パターン群TP1とTP、の重
ね合わせは、1シヨツト領域内で9ケ所(MA、−MA
! )にできることから、その9ケ所の各々におけるく
さび状パターンの長さ寸法を計測して線幅を算出するこ
とで、投影レンズPLの露光視野内での像面傾斜や像面
湾曲を検査することもできる。
そのためには、ステップアンドリピート方式で重ね焼き
する際、各ショット毎には露光量を一定にしておき、シ
ョット毎にフォーカス位置(投影レンズPLとウェハW
の間隔)を、例えば0.2〜0.5μmずつ変えていく
ようにすればよい、そして、各ショット内で同一の位置
のくさび状パターンIRI  (又はJR,、IR,)
の長さを計測して、フォーカス位置の変化に対する線幅
の変化を求める。これをショット内の9ケ所の夫々につ
いて実施すると、例えば第8図のような特性グラフが描
ける。第8図で横軸は算出した線幅値2゛縦軸はフォー
カス位置Zを表わす。実線で示した曲線G、はショット
領域の中心のマーク領域MA、での特性を示し、他の破
線で示した曲線Gt1G、は他のマーク領域での特性を
示す0曲線G。
上で線幅値2”が最も小さくなったフォーカス位置Z1
がショットセンターでのベストフォーカス点であり、同
様に曲線G、 、G、上で最も線幅値が小さくなったフ
ォーカス位置Zt、Zsが、そのショット内の計測点で
のベストフォーカス点である。ショットセンターのベス
トフォーカス点Z、に対する他の点のベストフォーカス
点2..2、等を比較することで、像面傾斜、像面湾曲
等が検査できる。この検査は第2図、第4図に示したス
テンパー100を用いて自動的に実行することも可能で
あるが、このことは後で詳述する。
気1夏災施■ 上述の実施例では、第3図に示したように、はぼX方向
にのみ伸びた直線状パターン群TP、、TP、を用いる
ものとした。一般にこの種の投影レンズは極めて高い解
像力を有するが、露光視野内の軸外の任意の像高点では
、その解像力は等方的に一定ではなく、わずかながら異
なった値(例えば0.ll1m以下)を示すことがある
。これは投影レンズのディストーシゴンの一種である。
そこで、露光視野内でのある点について、2次元(x、
X方向)の線幅測定を行なうのに好適なレチクルRのパ
ターンを、第9図を参照して説明する。
第9図は第3図に示したテストレチクルRの各マーク領
域MAn内に形成されるパターンを示す。
直線状パターン群TP、 、TP、tの形状、交差角度
は、いままで説明したものと全く同じであるが、その中
心Q、、Q、がX方向にKx、X方向にKyだけずれる
ように配列され、中心Q1とQzを結ぶ線分を、x、y
軸の夫々に対して45°となるように、すなわちKx−
Kyとなるように、マーク領域MAn中の斜め右下の部
分に形成しておく。そして、X方向の線幅測定に使うた
めの2つの直線状パターン群TP、 、TP、を、45
゜の中心線jに関して直線状パターン群TP、 、TP
、の夫々と線対称に配置する。従ってパターン群TP3
 、TP4の相対的な交差角度はパターン群T P +
 、T P t と同様にθとなり、パターン群TPi
 、”rp、の各中心Q、 、Q、を結ぶ線分もx、y
軸に対して45°で、中心Q3、Q4はx1y方向にK
xSKyだけずれている。
このようなマーク領域MAnを設けた場合、1回目の露
光に対して2回目の露光は、ウェハW上の重ね合わせ露
光すべき1つのショット領域(1回目の潜像が形成され
ている)と、マーク領域MAnの投影像とを相対的にx
、y軸に対して45°方向に(Kx、Ky)だけずらす
ようにすればよい。
従って、mを縮小率とすると、2回目の重ね焼きのため
のステッピング座標(直を、1回目のステッピング座標
値に対して(m−Kx、m−Ky)だけオフセットさせ
ておけばよく、これはステッパー100の主制御系8に
よって自動的に実行可能である。あるいは、ステッピン
グ座標は変えないで、レチクルRを保持するレチクルス
テージR3をx、X方向に(Kx、Ky)だけ駆動系4
によって移動させてから、2回目の露光を行なっでもよ
い。
尚、第9図に示した各直線状パターン群の配置は、第3
図の場合と同様に、マーク領域M A l〜MA、 、
MA、〜M A qの夫々については同一にし、中心の
マーク領域MASについては、パターン群TP、とTP
、の配置、及びパターン群TP、とTP、の配置を入れ
かえておくとよい。これは後述する各種精度チエツクの
ための重ね焼きの操作において極めて有効だからである
■土至l施班 いままで説明した実施例では、テストレチクルR上に、
互いの交差角度がθとなるような2組の直線状パターン
を予め設けて重ね焼きを行なったが、単一の直線状パタ
ーンのみを用いても、同様に重ね焼きによる(さび状パ
ターンIR,(IRz、IR3)を形成することができ
る。第10図は、そのために必要なマーク領域MAn中
の直線状パターン群TPの配列の一例を示し、第11図
はその重ね焼きを実行するのに好適なステッパー本体の
レチクルステージR3付近の構成を示す。
まず、テストレチクルR内の各マーク領域、特に中心の
マーク領域M ’A s以外のところに、第1O図に示
すように、十分長い直線状パターン群TPを形成する。
このパターン群TPは、ライン・アンド・スペースの本
数を多くする(もちろん1本でも可能である)とともに
、その中心点Q0とレチクルRの中心RCを結ぶ線分に
対して直交する方向に伸びるように形成される。従って
、各マーク領域MAn毎に直線状パターン群TPの長手
方向はX、y軸に対してまちまちの角度になる。
尚、中心のマーク領域M A sについては、直線状パ
ターン群TPの方向性を任意に定めてよいが、好ましく
はX方向に伸びた直線状パターンとする。
このようなテストレチクルRを、第11図のようにレチ
クルステージR3上にセットし、まずレチクルアライメ
ント系2を用いて、レチクルマークRMz、RMsを検
出して、x、X方向及び回転方向について正確にレチク
ルRを位置決めする。
この実施例では、レチクルステージR3の位置は、3つ
の干渉計20.21.22で逐次検出されるように構成
し、干渉計20.21によって、レチクルステージR3
の回転量とX方向の変位量を計測し、干渉計22によっ
てX方向の変位量を計測する。
レチクルの位置決めが完了すると、駆動系4は干渉系2
0.21.22による各計測値を初期値として保持し、
この初期値に対してテストレチクルRが第10図に示す
ように、はぼ−θ/2だけ回転するように、レチクルス
テージR3を干渉計20.21.22の計測値に基づい
てサーボ制御する。この際、本実施例では、レチクルR
の中心RCを原点としてレチクルステージR3を回転さ
せるものとする。また、その回転量は正確に一θ/2で
ある必要はない。レチクルRが負方向に回転し終ったら
、その時の回転位置を干渉計20.21から読み取り、
第1の回転角α、として記憶した後、1回目の露光を行
なう。
そして2回目の露光の際は、レチクルステージR3を初
期位置からほぼ+θ/2だけ回転させた後、その時の回
転位置を第2の回転角α2として記憶してから重ね焼き
を行なう、この場合、1回目と2回目の露光において、
ステッピング位置は同一でよい。
以上の操作によって、ショット領域内の各マーク領域M
Anに対応する位置には、投影レンズの露光視野(円形
)内で接線方向に伸びるくさび状パターンIRI  (
IRl 、Ins )が形成され、露光視野内で放射方
向の線幅測定が可能となる。
線幅測定は第1図(c)の場合と同様にくさび状パター
ンIR1の長さ寸法Laを実測して、(4)式から求め
ればよい訳だが、交差角度θについては、重ね焼きの際
に記憶した第1の回転角αと第2の回転角α□の差(α
1−α2)を代入することになる。
尚、第11図に示すように、干渉計20.21.22を
有するレチクルステージR5が設けられたステッパーで
は、第3図、第9図のようなテストレチクルRを用いた
重ね焼きの際に、レチクルステージR3を極めて正確に
距MDy、又は(Kx、Ky)だけ移動させることがで
きるので、1回目と2回目の露光において、ことさらス
テッピング位置を変えなくてもよいことは明らかである
星l五皇旌■ 次に、重ね合わせ露光を使った位置ずれ計測を説明する
が、この位置ずれ計測の手法はステッパーの各種精度、
すなわちウェハステージSTのステッピング精度、アラ
イメント系を用いた位置合わせ(重ね合わせ)精度、投
影レンズのデイスト−シラン(倍率誤差も含む)等を検
査するのに極めて有効であり、ステッパー自身が、それ
ら精度を自己診断して精度管理の最適化を実現するため
にも使用可能である。
まず、第12図を参照して、その原理を説明する。第1
2図(a)、(b)は、それぞれ第1図(a)、(b)
に示したのと同様の直線状パターン群TP、 、TP、
を示し、互いの交差角度はθである。ただし直線状パタ
ーン群T P r 、T P zの長さHは、ここでは
第1図の場合の丁度半分であるものとする。
この2つのパターン群T P l、 T P tは、例
えば同一レチクル内に所定の間隔をあけて設けられてい
る。
第12図(e)、(e)、(g)は、2つのパターン群
’rp、 、TPtを2重露光した場合であり、ウェハ
ステージST、又はレチクルステージR3による所定量
(Dy、Kx、Ky等)の位置ずらしを伴ったものであ
る。第12図(c)は位置ずらしによって2つのパター
ン群TP、 、TPz′b<X、X方向の夫々について
正確に重ね合わされた状U(ずれ量ΔX−Δy−0)を
示し、この時ウェハWのレジスト層に形成されるくさび
状パターンI Rt −I Rsは第12図(d)のよ
うになる。第1図の場合は、中央に平行四辺形状のくさ
び状パターンIR,が存在したが、ここでは直線状パタ
ーン群T P + 、 T P zの長さHを半分にし
たため、第1図(c)で示した左右のくさび状パターン
と同形のものだけが形成される。第12図(d)の場合
は位置ずれ量は零であるから、左右のくさび状パターン
IR1、IRsのX方向の寸法Le、Lfは等しくなる
。しかし、第12図(e)に示すように、2重露光時に
2つのパターン群TP、、TPオが相対的にX方向のみ
に誤差ΔYをもって重ね合わされたものとすると、現像
後のくさび状パターンIR,の寸法Leは、第12図(
f)に示すように位置ずれ量が零だったとΔLx きにくらぺて     だけ短くなり、くさび状ΔLx パターンIR,の寸法Lfは     だけ長くなる、
もちろん、誤差ΔYの方向によっては長短関係が逆にな
ることもある。従って、例えば寸法LeとLfの差を求
め、その差が正か負かによって、誤差ΔYの正負を知る
ことができる。
また、2重露光時に、2つのパターン群TP。
、TP、が相対的にX方向のみに位置ずれを起した場合
は、第12図(g)、(h)に示すように、左右のくさ
び状パターンIR,、IR,は同量だけ寸法変化するた
め、寸法Le、Lfの差は零のままである。
このため、第12図(a)、(b)のように、はぼX方
向に伸びた2つの直線状パターン群TP+、TPtによ
る2重露光では、重ね合わせ時のX方向の誤差ΔY酸成
分みが判読できる。従って、2次元方向について位置ず
れ計測をしたい場合は、第9図に示したように、2方向
についてそれぞれ直線状パターン群を用意しておけばよ
い。
さて、第12図(f)のような左右のくさび状パターン
IR,とIR,の寸法Le、Lfを計測した後は、第1
3図に示した幾何学的な解析から、次の(5)式によっ
て位置ずれ量(誤差)ΔYを求めることができる。
θ ΔY−(Lf−Le)  ・tan θ =ΔL x−jan −−(5) 尚、本実施例では露光条件(露光量、フォーカス位置)
や現像条件によって線幅が変化しても、寸法Le、Lr
の変化量は互いに等しくなるため、寸法差ΔLxは変化
せず、もっばら2重露光時の重ね合わせのずれ量のみに
比例するといった特有の効果が得られる。
また、第111iU (c)に示したレジスト像におい
ても全く同様であって、両側のくさび状パターンfR,
、JR,の寸法り、esL、rを計測して差を求めれば
、位置ずれ量ΔYが計算できる。
ここでテストレチクルRには、例えば第14図(a)、
(b)のように、パターン群T P tとTP、を互い
に90°で交差するように配置したマーク領域MApと
、パターン群TP、とTP。
を互いに90゛で交差するように配置したマーク領域M
Asとが互いに異なる複数の位置に形成される。ここで
各パターン群TP、 、TP、 、TP3、TP4のx
、y軸に対する傾きは、第9図の場合と同じとする。ま
た各マーク領域MAp、MPs内の各直線状パターン群
は、第14図(C)、(d)に示すようにX、又はX方
向にマルチ配列にして、くさび状パターン(モアレパタ
ーン)IR2、IR,がある繰返し周期で整列した回折
格子状となるようにしてもよい。
さて、第15図はステッパーのステッピング精度の測定
方法を説明する図である。
第15図(a)は1回目の露光による1つのショット領
域S A Iを示し、シゴット内でX方向にXlだけ離
れた2つの位置J、に、すなわち第3図に示したレチク
ルRのパターン中でマーク領域MA、とMA、に対応す
る位置に、それぞれ第14図(a)、(b)に示したマ
ーク領域MAp、MAsの潜像を形成する。1回目の露
光後、ウェハステージSTをX方向にXlだけ正確にス
テッピングさせてから、2回目の露光を行なう。すると
、ショット領域SA、内の位置Kに作られたマーク領域
MAsの潜像の上に、レチクルR上のマーク領域MAp
の投影像が2重露光される。この様子を第15図(b)
に誇張して示す。第15図(b)で、破線で示した2回
目のショット領域S A zoは、理想的にステッピン
グが行なわれ、ステップエラー(ΔX、ΔY)が零の場
合である。
もしステッピングエラーが生じると、2回目のショット
領域SA、は位置にでわずがなx、X方向の位置ずれ量
Δx1ΔYとなって現われる。
そこで2重露光後のウェハを現像すると、位置Kにでき
たマーク領域MAsのレジスト像MAS゛には、パター
ン群T P sとTP、の重ね合わせによるくさび状パ
ターンrRxと、パターン群TP、とTPtの重ね合わ
せによるくさび状パターン[Ryが、第12図(f)の
ように形成される。このくさび状パターンIRχ、IR
yがら、第12図で説明したように寸法Le、Lfの差
ΔLxを求めれば、(5)式に基づいてそれぞれX方向
とX方向の位置ずれ量ΔX、ΔYが計算できる。
同様にショット領域内の上下(X方向)2ケ所にY、た
け離してマーク領域MAR,MAsを設けておけば、X
方向のステッピングエラーが検査できる。
尚、第3図にも示したように、X方向、及びX方向にX
、(2・Sx)、Y、(2・Sy)だけ離れたマーク会
!域は、それぞれ3組あるので、シップDI域内の3ケ
所に2重露光で作られたくさび状パターンIRx、IR
Yが形成される0例えばX方向のステッピングにおいて
は、第3図中のマーク領域M A + とMAff 、
マーク領域MA。
とMA、 、及びマーク領域MA、とMA、の夫々が2
重露光され、ショッDi域SA、内でX方向にほぼmm
−3y(は縮小率)だけ間隔をあけてくさび状パターン
の像MAs’ が形成される。そこで、これら3組の像
MAs’ の夫々についてx1y方向のステッピングエ
ラー(ΔX、ΔY)を求めて比較すると、ウェハステー
ジSTのステッピング時のヨーイング(x−y平面内で
の微小回転)も検査できる。
星l見!施斑 次に、投影レンズの倍率誤差やデイスト−ジョンの検査
方法を第16図を参照して説明する。第16図(a)に
示すように、1回目の露光時に、ショット領域SA、の
中心、すなわち投影レンズPLの光軸AXが通るレチク
ルセンターRC近傍の位置Jに第14図(a)、又は(
C)のようなマーク領域MApが露光され、同時にショ
ット領域SA、の隅の位置Kに第14図(b)又は(d
)のようなマーク領域MAsが露光されるようなテスト
レチクル(第9図のマーク領域MAnを第3図のように
配列したレチクルでも同様)を用意する。投影レンズに
倍率誤差やデイスト−シランがあると、本来位置Kに露
光されるべきマーク領域MAsは(ΔX1ΔY)だけず
れた位置K”に露光される。そこで2回目の露光時には
、位置JとKの設計上の距離に相当するステップピッチ
(X−、Yz )だけウェハステージSTを移動させ、
2重露光を行なう。
このようにすると、ショット領域S A rの隅にでき
たマーク領域の像MAs’ には、第15図(c)と同
じくさび状パターンIRx、IR7ができ、全く同様に
して位置ずれ量(ΔX、ΔY)を求めることができる。
このずれ量(ΔX1ΔY)は、その点における投影レン
ズの倍率誤差量、デイスト−シラン量と等しい。
以上のことを、シッット領域SA、内の任意の位置で行
なうことで、投影レンズの視野内の光軸AXを中心とし
たデイスト−ジョン(倍率誤差)量が検査できる。
尚、第16図(a)に示したステップピッチ(x、 、
Y、)は、第3図中に示したマーク領域の間隔(Sx、
Sy)に対して、X、−m−3x、Yx =m−3yの
関係になっている。また第9図のマーク領域MAnを有
するテストレチクルRの場合は、中心のマーク領域M 
A sと他のマーク領域とで各直線状パターンの傾きを
相補的にしておくだけで、同様のデイスト−ジョン計測
にそのまま使用できる。
】11口むi桝 次に、いままで説明してきたくさび状のレジストパター
ンIR,、rR,、IR,の長さ寸法をステンパー本体
100で自動計測する例について説明する。
この自動計測には、第2図に示したステッパーに設けら
れているoff−Axis方式のウェハアライメント系
15とTTL方式のアライメント系11との2つが使用
可能である。第17図(A)、(B)は、ウェハアライ
メント系15によるくさび状パターンIR,の寸法計測
の様子を示し、VAはiTVカメラ(顕微鏡14)にょ
る撮像視野であり、Rf、、Rf、は、顕微鏡の観察光
路中に設けられて、デバイスウェハ上のアライメントマ
ークと位置合わせされる平行な線状の基準マークである
。また撮像視野VA内のSL、、S L 1はiTVカ
メラの走査線である。まず、計測すべきくさび状パター
ンIR,の長手方向が走査線SL、 、SL、と平行に
なるように設定し、ウェハステージSTを制御して視野
VAの中心(基準マークRf、)よりも左側にくさび状
パターンIR,の像が位置するようにする。そのときの
ウェハステージSTの位置を干渉計6から読み取り、X
aとして記憶する。信号処理回路16はiTVカメラか
らの走査線毎の画像信号を入力し、垂直方向に加算平均
する。このとき、1本の走査線の画像信号中で、基準マ
ークRrlよりも左側に何らかのレベル変化(エツジ散
乱によるレベル低下等)が生じているときは、その画像
信号を順次加算し、レベル変化がないときは、その画像
信号を加算しないように処理する0例えば第17図(A
)で示した走査線SL、については、基準マークRf、
の左側では大きなレベル変化を生じないため、走査線S
L、の画像信号は加算しないようにする。一方、走査線
S L tについては、基準マークRf、の左側で、く
さび状パターンIR,のエツジ(レジスト層の段差)と
交差するため、このエツジ部で散乱が生じて画像信号の
レベルが大きく低下する。従って走査線SL、のように
、くさび状パターンIR,上を走査したときの画像信号
は加算される。こうして加算された画像信号は、水平方
向の画素毎に平均値が求められ、第17図(A)の下段
のような信号波形を得る。
そしてこの信号波形のレベル変化から、基準マークRf
、とRf2のX方向の中点と、くさび状パターンIR,
の先端との距離ΔP1を計測する。
次にウェハステージSTをX方向に移動させ、第17図
(B)のようにくさび状パターンIR。
の他方の先端が視野VA内に位置するように位置決めし
、その時のステージSTの位置をxbとして記憶する。
そしてこの場合、基準マークRf zの右側で(さび状
パターン■R1上を走査する走査線からの画像信号を順
次加算して平均化する。
これによって第17図(B)の下段のような信号波形が
得られ、基準マークRf、とRf、の中点とくさび状パ
ターンIR,の他方の先端との距離ΔP2を計測する。
そして、計測した各値Xa、Xb、ΔpHΔP、から(
6)式によって長さLaを算出する。
La=+= (Xa−Xb) +ΔP、+ΔP2・・・
・・・・・・ (6) ただし、ΔPIは第17図(A)のようにくさび状パタ
ーンIR+ の右側の先端部が基準マークRf、 、R
ftの中心より右にあるときを正とし、左にあるときを
負とし、ΔP8も第17図(B)のようなときは正とし
、くさび状パターンIR。
の左側の先端が基準マーク中心より右にあるときは負と
する。
尚、マニュアルで計測する場合は、基準マークRf、と
Rf、の中心にくさび状パターンIRの左右の先端部が
位置するようにウェハステージSTをX方向に移動させ
たときの移動量を求めれば、その移動量が長さLaに相
当する。
以上、iTVカメラを用いたウェハアライメント系15
によるくさび状パターン(レジスト層)の計測では、明
視野観察像を画像信号にしていたが、対物レンズ14の
軸外から斜めに照明光(非感光性の白色光)を落射させ
、くさび状パターンからのエツジ散乱光を対物レンズ1
4を介してiTVカメラで観察してもよい。
第18図はTTL方式のアライメント系11によるくさ
び状パターンの計測の様子を示す。アライメント系11
は先にも説明した通り、スリット状のスポット光SPを
投影レンズPLを介してウェハW上に投射し、ウェハ上
のレジストパターンからの戻り光を投影レンズPLの瞳
apと共役に配置した光電素子で受光する方式である。
尚、off−Axis方式のウェハアライメント系15
についても、対物レンズ14を介してウェハ上にスリッ
ト状のスポット光を投射している場合は同じ構成にする
ことができる。
さて、TTLアライメント系11の具体的な構成につい
ては、例えば特開昭61−128106号公報等に開示
されているので、ここでは詳細な説明を省略するが、ウ
ェハ上のパターンからの回折光や散乱光を光電検出する
ものである。
ところでウェハ上に形成されたくさび状パターンIR,
、IR,、IR2は、複数本のライン・アンド・スペー
ス状のパターン群TP、 、TP。
の2重露光で作られるため、くさびの長手方向と直交す
る方向に関しては、一定の周期構造となっている。この
周期構造を、特開昭61−128106号公報に開示さ
れているような回折格子マークの周期構造と同様にして
おくと、第18図(a)に示すようにX方向に伸びたス
ポット光SPとくさび状パターンIR,(長手方向とX
軸が一致)とをX方向に相対走査したときに、アライメ
ント系11によって受光可能な回折光(±1次、±2次
光等)が発生する。
第18図(b)は、その回折光を受光する光電素子から
の光電信号波形を表わし、信号波形のX方向の長さを信
号処理回路12によって計算し、くさび状パターンIR
,の長さLeとする。尚、くさび状パターン配列アの各
くさび状パターンのX方向のピッチは一定であるが、X
方向については順次デエーティ(凹凸の寸法比)が変化
するため、X方向のスポット走査中は回折効率が変化し
て、くさびの先端側では信号レベルが低下する。
以上のように、ステッパーに設けられた各種アライメン
ト系を用いて、くさび状パターンIR。
、IR,、IREの寸法を自動計測できるようにしてお
くと、第4図に示したようなC,0,120とのインラ
イン化によって、はぼ無人で線$M?jlI定や精度検
査が可能となる。このため、例えばステッパー立上げ時
や、処理すべきデバイスウェハのロフトが変った時等に
、テストレチクルRと試し焼き用のウェハをローディン
グし、2重露光を行なって線幅や精度を自己計測し、以
後の実デバイス露光時の基礎データとして保存しておく
ことができる。これは所謂、オートセットアツプm能と
も呼ばれ、ステッパー等の露光装置の状態を常に一定に
保つ上で極めて有用な機能である。
こうして自動計測によって得られた基礎データは、ステ
ッパーのベストフォーカス位置の決定、ウェハ表面と投
影レンズの間隔を計測して焦点合わせを行なうためのフ
ォーカスセンサーのオフセフ)Jlの決定、デイスト−
シランを考慮したステッピング位置(露光位置)の微小
オフセフ)1の決定、投影倍率を微小量だけ調整する機
構(例えば投影レンズ内の空気間隔の圧力制御等)への
オフセット量の決定、あるいは実デバイス製造時の重ね
合わせ誤差に対する補正量の決定等に使われる。
尚、くさび状パターンIR,、lR15[R3は有機物
質であるため、紫外域の光を照射して螢光やリン光を発
生させることもできる。そこで、現像されたウェハをス
テージSTに!!置し、ステッパーの露光用照明系等を
用いて、テストレチクルのない状態で一定時間だけ露光
光(g線、i線、エキシマレーザ光等)をウェハに照射
した後、ただちにoff−Axis方式のウェハアライ
メント系15で、螢光やリン光で発光するくさび状のレ
ジストパターンを光電検出してもよい。
丈■血■実U くさび状パターンの光電的な検出には、第19図に示す
ように微小円形スポット光SP’ をX方向に高速走査
しつつ、X方向にゆっくりウェハステージSTを移動さ
せ、この間に、例えばくさび状パターンIR,から生じ
るエツジ散乱光の信号波形(ピーク)の変化とX方向の
走査位置の変化とに基づいてくさび状パターンの長さを
計測してもよい0例えば1つのくさびパターンに着目す
ると、くさびパターンの2つの斜辺の夫々で生じるエツ
ジ散乱光のピーク位置のX方向の間隔は、X方向のステ
ージ移動位置に応じて変化する。そこでそのX方向の少
なくとも2ケ所で、エツジ散乱光の2つのピーク間隔値
を求め、演算によってくさびパターンの長さを知ること
もできる。
また、第3図に示したようなパターン配列を持ったレチ
クルRの場合は、レチクルアライメント系2の精度(特
にローテーション量)も定量的にチエツクするこ七がで
きる。
レチクルRは、レチクルアライメント系2によってマー
クRM、 、RM、の2ケ所でローテーションが除去さ
れるように位置決めされる。ところがレチクルアライメ
ント系2にオフセントやドリフトが生じていると、レチ
クルRはローテーションを伴って位置決めされる。そこ
で例えばレチクルR上の2ケ所のマーク領域MA、 、
MA4の2重露光によるレジスト像を使って、この2ケ
所におけるX方向の位置ずれ量ΔYを求め、その差を計
算することによって、レチクルアライメント系2の残存
ローテーション誤差を知ること力(できる。尚、この際
、ウエノλステージS’lま2回目の露光時にX方向に
距離Dy(又はKy)だレナ移動されるが、このときス
テージSTにヨーインク゛が発生すると不都合なので、
ステージSTのヨーイング量を計測する差動干渉計を設
け、そのヨーイング量の分だけ計算上で補正すれば、正
確なレチクルローテーション誤差が求まる。
さらに上述の各実施例では2重露光すべき2つの直線状
パターン群T P + 、T P tは同一のレチクル
内に所定の間隔で設けられるものとしたが、別々のレチ
クルの夫々に一方ずつを同−位置己こ形成するようにし
、1枚目のレチクルの露光後、2枚目のレチクルに交換
して2回目の露光を行なってもよい、この場合はレチク
ル交換時のアライメント誤差を含んだ重ね合わせ精度も
チエ・ンクできる。
また、各実施例におけるくさび状パターンは、現像後の
レジストパターンとしたが、2重露光直後にレジスト層
に形成されたくさび状の潜像を光学的に検出してもよい
。この場合、レジスト層で感光した部分と感光しなかっ
た部分とで光学的なコントラスト(屈折率、反射率等)
が異なるという物理現象を使うことになる。
第20図は2つの直線状パターン群の変形例を示し、パ
ターン群TP、″、TP、″の各直線パターンの長手方
向はX軸方向と完全に一致しているが、2重露光時に互
いに交差し合うほぼX方向に伸びたエツジEa、Ebが
X軸に対してθ/2だけ傾くように作られている。この
ような直線状パターン群TP、°、TP、°を2重露光
しても、同様のくさび状パターンを形成することができ
る。
また、2重露光による線幅測定や位置ずれ測定は、投影
光学系を用いた露光装置以外に、紫外線、X線を露光光
として用いたプロキシミテイ方式のX線ステッパーでも
同様に実行可能である。
〔発明の効果〕
以上、本発明によれば、はぼ直線状のパターン(マスク
上で暗部又は明部)の2つを、所定の交差角度で交わる
ように2重露光して、くさび状のレジスト像を作るため
、もともとくさび状に形成されたマスクパターンを1回
の露光のみで転写する場合にくらべて、くさび先端部の
レジスト像の再現性が極めてよいといった効果が得られ
る。もともとくさび状のマスクパターンの場合は、先端
になればなる程、その線幅が細くなり、空間周波数の上
昇に伴なう結像に寄与しない回折現象が現われやすく、
十分な解像力で転写できないといった問題がある。
また本発明では、単純な直線状パターンのみでよいため
に、そのパターンをマスク上に形成するのは極めて容易
である。
さらに本発明で使われる位置ずれ測定では、位置ずれ量
をモアレパターン(くさび状)の長さに変換して検出し
、その交換率(長さ変化量/位置ずれ量)を1/lan
θ倍にしたため、tanθが1より小さい範囲では極め
て高精度な計測力(可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法による2重露光の原理を説明する
図、第2図は投影型露光装置の構成を示す図、第3図は
第1の実施例に好適に使用されるテストレチクルのパタ
ーン形状を示す平面図、第4図は第2図の露光装置とレ
ジスト塗布、現像装置をインライン化した場合の構成を
示す図、第5図、第6図、第7図は線幅測定の様子を説
明する図、第8図は線幅測定を応用した像面傾斜、像面
湾曲の検査方法を説明する図、第9図は2方向の線幅測
定や位置ずれ測定を可能とするレチクル上のパターン形
状を示す図、第10図は単一の直線状パターンを用いた
線幅測定に好適なパターン形状を示す図、第11図は露
光装置のレチクルステージ部分の構造を示す斜視図、第
12図は2重露光によって位置ずれ測定を行なう方法を
模式的に説明する図、第13図は位置ずれ測定時の計算
の原理を説明する図、第14図は位置ずれ測定用にテス
トレチクル内に形成された直線状パターンの各種形状を
示す図、第15図はステッピング精度の検査方法を説明
する図、第16図は倍率、デイスト−ジョンの検査方法
を説明する図、第17図(A)、(B)はiTVカメラ
によるレジスト像((さび状パターン)の寸法計測の様
子を示す図、第18図はスリント状スポント光の走査に
よるレジスト像の寸法計測の様子を示す図、第19図は
円形スポット光による寸法計測の一例を示す図、第20
図は直線状パターン群の他の形状を示す図である。 〔主要部分の符号の説明〕 TPlTPl、、TP!、TPl″、TP。 TP、 、TP、・・・・・・直線状パターン群θ・・
・・・・交差角度 R・・・・・・レチクル W・・・・・・ウェハ IR,、IRt 、IRs ・・・・・・くさび状パターン(レジスト像)La、L
b、Le、Lf・・・・・・レジスト像の寸法第8図 第7 第10図 く( 口 (bつ (e) (f) 第72図 第75図 第16図 第77図(A) 第77図(B)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)マスク中に光透過部もしくは光遮へい部として形
    成された所定幅の第1の直線状パターンを感光基板上の
    レジスト層に露光する第1工程と;該レジスト層に露光
    された第1の直線状パターンのレジスト像と所定の角度
    で交差するように、所定幅の第2の直線状パターンを前
    記第1の直線状パターンのレジスト像に重ね合わせ露光
    する第2工程と; 前記第1の直線状パターンと前記第2の直線状パターン
    との重なりによって形成されたレジスト像の寸法を計測
    する第3工程と; 該計測値と前記2つの直線状パターンの交差角度とに基
    づいて、前記第1の直線状パターンもしくは第2の直線
    状パターン、あるいはそれと同等のパターンのレジスト
    像の線幅を算出する第4工程とから成ることを特徴とす
    る線幅測定方法。
  2. (2)前記第2工程で重ね合わせ露光が行なわれた後、
    前記感光基板上のレジスト層を現像する工程を含み、前
    記第3工程は、該現像によってレジスト層中に生じた前
    記レジスト像の微小凹凸の段差エッジ間の寸法を計測す
    ることを特徴とする請求項第1項記載の方法。
  3. (3)前記第2工程において、前記第1の直線状パター
    ンのレジスト像と前記第2の直線状パターンとの各エッ
    ジが交差する角度を90°以下の鋭角にし、前記第3工
    程は前記重ね合わせによって形成されたレジスト像中の
    鋭角部の頂点と所定の基準点との距離を実測することを
    特徴とする請求項第1項又は第2項記載の方法。
  4. (4)前記第1の直線状パターンと第2の直線状パター
    ンとを同一のマスク上の異なる部分に、前記所定の角度
    だけ互いに傾けて形成したことを特徴とする請求項第1
    項記載の方法。
  5. (5)前記第1の直線状パターンと第2の直線状パター
    ンとは、それぞれほぼ平行に複数本を設け、前記第2工
    程において該複数本の第1及び第2の直線状パターンの
    重ね合わせ露光によるモアレパターンのレジスト像を形
    成することを特徴とする請求項第1項記載の方法。
  6. (6)マスクのパターンを感光基板へ転写する露光装置
    を用いてマスク中に光透過部もしくは先遮へい部として
    形成された所定幅の第1の直線状パターンを感光基板上
    のレジスト層に露光する第1工程と; 前記マスク中の前記第1の直線状パターンとは異なる位
    置に、前記第1の直線状パターンと所定の角度で交差す
    るように形成された所定幅の第2の直線状パターンが、
    前記レジスト層に露光された第1の直線状パターンのレ
    ジスト像と重なり合うまで前記マスクと感光基板とを前
    記露光装置内で所定量だけ相対移動させる第2工程と; 該相対移動の後、前記露光装置により前記第2の直線状
    パターンを前記第1の直線状パターンのレジスト像に重
    ね合わせ露光する第3工程と;前記第1の直線状パター
    ンと前記第2の直線状パターンとの重なりによって形成
    されたレジスト像の寸法を計測する第4工程と; 該計測値と前記2つの直線状パターンの交差角度とに基
    づいて、前記第1の直線状パターンと第2の直線状パタ
    ーンとの重ね合わせ時の位置ずれ量を算出する第5工程
    とを含み、該位置ずれ量に基づいて前記露光装置の精度
    を検査することを特徴とする露光装置の検査方法。
  7. (7)前記第1の直線状パターンと第2の直線状パター
    ンのそれぞれは、平行な複数本で構成されるとともに長
    手方向の寸法がほぼ等しく定められ、該複数本の第1の
    直線状パターンと該複数本の第2の直線状パターンとを
    重ね合わせ露光したときに、該直線状パターンの両端側
    から中心に向けて線幅が細くなるくさび形状に形成され
    る2つのレジスト像の長さを前記計測値として計測する
    ことを特徴とする請求項第6項記載の方法。
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