JPH05217872A - 投影光学系の検査方法 - Google Patents

投影光学系の検査方法

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JPH05217872A
JPH05217872A JP4054213A JP5421392A JPH05217872A JP H05217872 A JPH05217872 A JP H05217872A JP 4054213 A JP4054213 A JP 4054213A JP 5421392 A JP5421392 A JP 5421392A JP H05217872 A JPH05217872 A JP H05217872A
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pattern
optical system
patterns
exposure
projection optical
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Shigeru Hirukawa
茂 蛭川
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Nikon Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 走査型電子顕微鏡を使用することなく高精度
且つ高速に投影光学系の非対称収差量を計測する。 【構成】 1回目の露光で格子状パターン14,15を
露光し、2回目の露光で格子状パターン16,17を露
光し、3回目の露光で遮光パターンの像18,19を露
光して、現像後に両端のレジストパターン20及び21
を得る。レジストパターン20及び21のそれぞれの長
さL1及びL2の差より投影光学系の非対称収差量を求
める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば半導体素子又は
液晶表示素子等の製造に用いる投影露光装置の投影光学
系を検査する際に適用して好適な投影光学系の検査方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体素子や液晶表示素子等をリ
ソグラフィ工程で製造する際に、レチクル上に形成され
たパターンの例えば1/5の縮小像をウェハ上に投影す
る投影光学系を備えた投影露光装置が使用されている。
この際、投影光学系に収差が存在すると、レチクル上の
パターンの像がウェハ上に正確に転写されなくなり、製
造された半導体素子等の特性が不充分なものとなった
り、極端な場合には半導体素子等そのものが正常に動作
しなくなるという問題が生じる。
【0003】このため投影光学系の収差量が許容範囲内
であるかどうかを予め検査する必要がある。以下では検
査対象の収差として、投影光学系のコマ収差及び投影光
学系の機械的な中心と光軸との偏心によるコマ収差を含
む非対称収差を扱う。従来はこのような非対称収差に関
する検査は、投影光学系を投影露光装置に装着した状態
で、レチクル上に形成された複数の直線パターン(例え
ばライン/スペースパターン)の像を実際に投影光学系
を介してウェハ上に露光し、その露光された像の非対称
量を計測することにより行われていた。この場合、非対
称収差が存在する場合には、その収差の非対称方向につ
いて形成される直線パターンの空間像にも非対称が生じ
ることから、その非対称収差を検出することができる。
【0004】即ち、例えば露光光として水銀ランプのi
線を使用し、開口数NAが0.45で縮小倍率が1/5
の投影光学系を用い、照明光学系のコヒーレンシィを表
すσ値(照明光学系の開口数の投影光学系の入射側の開
口数に対する比)を0.3に設定した状態で、ピッチが
0.5μmで5本の暗線パターンを配列して形成された
ライン/スペースパターンをウェハ上に露光するものと
する。この場合、図7(A)に示すように、レチクル上
には光透過部の中にピッチ2.5μmで5本の暗線パタ
ーンPTN1が形成され、図7(A)のパターンを透過
した直後の露光光の強度分布を示す図7(B)より明か
なように、図7(A)の暗線パターンの直後の光強度は
0である。
【0005】そして、図7(C)は、コマ収差が0μm
の場合の図7(A)のパターンに対応するウェハ上の投
影像の強度分布を示し、図7(D)は、コマ収差が0.
5μmの場合の図7(A)のパターンに対応するウェハ
上の投影像の強度分布を示す。この内の図7(C)のコ
マ収差が0μmの場合には、左右両側の暗部の幅Δ1及
びΔ2に差はないが、図7(D)のコマ収差が0.5μ
mの場合には、コマ収差方向である右端の暗線パターン
の幅Δ2が左端の暗線パターンの幅Δ1よりも広くなっ
ている。そして、ポジレジストを用いてパターンの転写
をする際には、像の強度が小さい部分にレジストが残る
ことになる。このため、従来の技術では、露光された計
測用レジストパターンの両端のパターンの寸法差を、走
査型電子顕微鏡(SEM)等を用いて計測し、予め求め
ておいた非対称収差量とその寸法差との関係を参照する
ことにより、その投影光学系の非対称収差を計測してい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
走査型電子顕微鏡による計測法では走査型電子顕微鏡の
電子光学系の収差により、パターン寸法を正しく計測で
きず、この計測誤差のために収差量を正しく求められな
い虞があった。
【0007】また、走査型電子顕微鏡のオペレータの習
熟度によっては、電子光学系のアライメントが充分にで
きないために、収差が残存した状態で計測を行うことも
あり、これがオペレータ間の計測差となっていた。更
に、走査型電子顕微鏡の計測は処理速度が遅いために、
露光フィールド内の多数の計測点の収差量の計測が困難
であるという不都合もあった。また、走査型電子顕微鏡
を使用せずに微細パターン寸法を計測するには、光学顕
微鏡を使用するのが一般的である。しかし、光学顕微鏡
は走査型電子顕微鏡に対して分解能が低く、現在のハー
フミクロンパターンの検査には充分な計測精度が得られ
なかった。
【0008】本発明は斯かる点に鑑み、走査型電子顕微
鏡を使用することなく高精度且つ高速に投影光学系の非
対称収差量を計測できる検査方法を提供することを目的
とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明による第1の検査
方法は、例えば図2に示す如く、表面に感光層が形成さ
れた感光基板Wを所定の露光基準面に載置し、この感光
基板にマスクRのパターンを露光する露光装置の投影光
学系PLの結像特性を検査する方法において、例えば図
1に示すように、計測方向に周期的な計測用のパターン
(14,15)が形成されたマスクと、その計測用のパ
ターンの内の所定の2箇所のパターン(18,19)の
みに対応するマスキング手段(パターン18,19が形
成されたマスク又はパターン18,19に対応する視野
絞り等)とを用い、その計測用のパターンの像をその投
影光学系を介してその感光基板に露光した後に、(その
マスキング手段を用いて)この露光された計測用のパタ
ーンの像の内のその所定の2箇所のパターン(18,1
9)に対応する像を抽出するための露光を行い、この抽
出された2箇所のパターンの像の寸法よりその投影光学
系の収差の方向及び収差量を求めるものである。
【0010】また、本発明の第2の検査方法は、例えば
図2に示すように、表面に感光層が形成された感光基板
Wを所定の露光基準面に載置し、この感光基板にマスク
Rのパターンを露光する露光装置の投影光学系PLの結
像特性を検査する方法において、例えば図3に示すよう
に、それぞれ近接した複数本の直線パターンからなる格
子状パターン(22−1〜22−n)を配列した第1の
格子状パターン群及びそれぞれ近接した複数本のそれら
直線パターンと所定方向に交差する直線パターンからな
る格子状パターン(23−1〜23−n)を配列した第
2の格子状パターン群が形成されたマスクと、それら第
1の格子状パターン群及び第2の格子状パターン群の各
格子状パターン内の所定の抽出対象パターンのみに対応
するマスキング手段(パターン(24−1〜24−n)
又は視野絞り)とを使用する。
【0011】そして、その感光基板にその第1の格子状
パターン群の像をその投影光学系を介して露光する第1
の露光工程と、この露光されたその第1の格子状パター
ン群の潜像の上にその第2の格子状パターン群の像を重
ね合わせて露光する第2の露光工程と、その第1の格子
状パターン群及び第2の格子状パターン群の潜像の内の
それら所定の抽出対象パターンに対応する潜像(図4
(B)のパターン27−1〜27−n)を抽出するため
の第3の露光工程と、この抽出された抽出対象パターン
に対応する潜像の寸法L1を計測する計測工程とを有す
るものである。この場合、その第1の格子状パターン群
及び第2の格子状パターン群を構成する格子状パターン
の間隔P1を等しく設定することが望ましい。
【0012】
【作用】斯かる本発明の第1の検査方法によれば、計測
用のパターン(14,15)の像の内の2箇所のパター
ン(18,19)のみに対応する像が抽出される。この
場合、投影光学系に非対称収差が存在すると、周期的な
計測用のパターンの像の両端の暗部の幅に差が生ずるこ
とが分かっている。従って、それら2箇所のパターン
(18,19)をそれら計測用のパターン(14,1
5)の像の両端の暗部に対応する位置に設定することに
より、両端の暗部に対応する像のみが抽出される。これ
ら像の幅を比較することにより、その投影光学系の非対
称収差の量を計測することができる。
【0013】この場合、両端の暗部に対応する像以外の
像が消去されているので、それら両端の暗部に対応する
像の幅は、例えば所定形状の光ビームを走査する等の光
学的手法でも正確に計測することができる。従って、走
査型電子顕微鏡を使用することなく、高精度且つ高速に
投影光学系の非対称収差量を計測できる。また、それら
像の幅等の寸法を計測するには、それら露光された像を
現像して得られたパターンを計測することにより行って
もよい。それ以外に、例えば感光基板としてホトクロミ
ック材を使用すれば、露光して得られた潜像の段階でも
像の幅等の寸法を容易に計測することができる。
【0014】また、本発明の第2の検査方法によれば、
例えば図3(A)及び(B)に示すように、露光パター
ンとして互いに斜交する第1の格子状パターン群及び第
2の格子状パターン群が使用される。そして、感光基板
の感光材として例えばポジレジストを使用して、第1の
格子状パターン群の像と第2の格子状パターン群の像と
を順次互いに重なるように露光すると、図3(D)に示
すように、2つの格子状パターン群の像が重なった露光
パターンが得られる。次に、第3の露光工程により、そ
れら2つの格子状パターン群の像が重なった部分の内
の、一端のひし形のパターン(図4(B)の27−1〜
27−n)を抽出する。そして、計測工程において、こ
の抽出されたひし形のパターンの上に例えば光スポット
を照射してパターンからの回折光の強度をモニターする
と共に、光スポットと感光基板とを相対的に移動させる
と、反射光の強度が変化することにより、そのひし形の
パターンの長さL1を計測することができる。
【0015】同様に、上述の第1〜第3の露光工程によ
り、それら2つの格子状パターン群の像が重なった部分
の内の、他端のひし形のパターン(図4(C)の29−
1〜29−n)を抽出し、この抽出されたひし形のパタ
ーンの長さL2を計測する。そして、投影光学系が図4
のy方向のコマ収差成分を持っている場合には、上述の
ように、形成される空間像はそのy方向の一端側の暗部
の幅と他端側の暗部の幅とが異なる。このため、互いに
斜交するパターンについては、暗部の幅が広い側の方が
交差した暗部に対応するひし形のパターンの長さ(L1
又はL2)が長くなる。
【0016】図1を参照してこのように幅が長さに拡大
されることについてより詳細に説明する。図1におい
て、収差の計測方向をy方向、これに垂直な方向をx方
向とする。また、第1の格子状パターン群が図1(A)
の格子状パターン(14,15)より構成され、第2の
格子状パターン群が図1(B)の格子状パターン(1
6,17)より構成され、格子状パターン(14,1
5)と格子状パターン(16,17)との交差角を2θ
(θ≪1)として、第1の格子状パターン群及び第2の
格子状パターン群の或る格子状パターンの一端の直線パ
ターンのy方向の幅及びx方向の長さをそれぞれL及び
Hとする。
【0017】そして、簡単のため投影光学系の投影倍率
を1として非対称収差が無いものとすると、それら第1
の格子状パターン群の像と第2の格子状パターン群の像
とを重ね合わせることにより図1(C)の一連のひし形
の露光パターンが得られる。第3の露光工程によりその
一端の露光パターン(21)が得られ、同様にして他端
の露光パターン(20)も得られる。その内の一端のひ
し形の露光パターン(21)は、頂角が2θでx方向の
長さhが次式で表される。
【数1】h=L/tanθ
【0018】従って、(θ≪1)の条件下では、ひし形
の露光パターン(21)のx方向の長さhはy方向の幅
Lよりも例えば数10倍に拡大されるので、その長さh
は光学的な観察手段でも容易に正確に計測することがで
きる。また、直線状のパターンの長さHは、そのひし形
のパターン(21)の長さhよりも所定量だけ長くして
おく必要がある。
【0019】また、投影光学系に非対称収差としてのコ
マ収差がy方向に存在すると、第1の格子状パターン群
(14,15)の像の両端の暗部のパターンの幅が異な
った値になり、第2の格子状パターン群(16,17)
の像の両端の暗部のパターンの幅も異なった値になる。
従って、上記の(数1)における幅Lが変化して、x方
向の長さhも拡大されて変化することから、それら両端
の暗部のひし形のパターン(20,21)の幅の差を長
さの差として拡大して容易且つ正確に計測することがで
きる。このように計測されたパターンの長さの差に基づ
いて、予め求めておいた収差量とパターンの長さの差と
の関係を参照することにより、y方向に関する非対称収
差の量を求めることができる。
【0020】また、その第1の格子状パターン群(図3
(A))及び第2の格子状パターン群(図3(B))を
構成する格子状パターンのy方向の間隔P1を等しく設
定した場合には、図4(B)に示すように、第3の露光
工程により抽出されたパターン(27−1〜27−n)
のy方向の間隔も等しくなり、これら抽出されたパター
ン(27−1〜27−n)は回折格子として作用する。
従って、例えばy方向に細長い光スポットを照射して回
折光を検出することにより、より高いSN比で正確に抽
出されたパターンの長さを計測することができる。
【0021】
【実施例】以下、本発明による投影光学系の検査方法の
一実施例につき図面を参照して説明する。本例は投影露
光装置の投影光学系の非対称収差を検査する場合に本発
明を適用したものである。図2は本例の投影露光装置を
示し、この図2において、水銀ランプ等の露光用光源1
からの露光光は、楕円鏡2で集光された後、露光量制御
用のシャッター3を通り、オプティカルインテグレータ
4で照度が均一化された後に、主コンデンサレンズCL
を介してレチクルRに照射される。光源1の発光強度が
ほぼ一定であるとすると、シャッター3の開時間をシャ
ッターコントローラ6で制御することで、常に一定の露
光量が得られる。
【0022】レチクルRは2次元平面でx方向、y方向
及び回転方向に微動できるレチクルステージRSに保持
され、レチクルRのパターン領域に形成されたパターン
が像側テレセントリックな投影光学系PLによってウェ
ハステージST上のウェハW上に結像される。レチクル
Rの初期設定は、レチクルアライメント系5によりレチ
クルRのパターン領域の周辺のアライメントマークを検
出することにより行われる。一方、ウェハステージST
は、投影光学系PLの光軸に垂直な面内でx方向及びy
方向に一定量ずつウェハWをステッピングさせ、ウェハ
W上のショット領域毎にレチクルRのパターン領域の像
を露光するように動作する。このウェハステージST
は、ステージコントローラ7によって制御され、ステー
ジコントローラ7には駆動用のモータと、ステージST
の座標値を逐次計測するレーザ干渉計とが設けられてい
る。
【0023】11はウェハW上の各種パターン(アライ
メントマーク等)を検出するためのウェハアライメント
系を示し、本例ではこのウェハアライメント系11を用
いてウェハ上に露光された収差量計測用のパターンの寸
法を計測する。このウェハアライメント系11におい
て、レーザ光源11aからのレーザビームは、シリンド
リカルレンズ等を含むレン系11b、ビームスプリッタ
ー11c及び対物レンズ10を経てミラーで折り曲げら
れて投影光学系PLに入射する。この場合、レーザビー
ムは投影光学系PLの入射瞳の中心を通るように軸外か
ら供給され、ウェハW上に垂直に入射し、レンズ系11
bの作用でウェハW上で一方向に伸びたスリット状のス
ポット光となる。また、ウェハWから反射されたレーザ
ビームは、投影光学系PL及び対物レンズ10を逆進
し、ビームスプリッター11cで反射された後に、瞳リ
レー系11d、空間フィルター11e及び集光レンズを
経て光電変換素子11fに入射する。
【0024】空間フィルター11eは、投影光学系PL
の瞳面とほぼ共役な面内に配置され、ウェハWからの反
射光の内の正反射光を遮断して回折光と散乱光のみを光
電変換素子11fに通す。対物レンズ10を射出したレ
ーザビームは、投影光学系PLの瞳中心で比較的小さな
ビーム断面寸法となるように、レーザビームの開口数が
定められている。従って、投影光学系PL自体の開口数
が大きくても、ウェハW上に達したビームの開口数は比
較的小さくなる。
【0025】また、光電変換素子11fからの光電変換
信号は、信号処理系12に供給され、この信号処理系1
2において収差計測用のパターンのプロフィールに対応
した波形に基づいてパターンの寸法が計測される。この
場合、信号処理系12は、ステージコントローラ7内の
レーザ干渉計からの位置計測パルスを用いて、ウェハW
上のスポット光とウェハWとを相対移動させたときに得
られる光電変換信号をサンプリングする。本例ではこの
ようなTTL方式のウェハアライメント系11及び信号
処理系12を用いて図4(B),(D)に示した収差計
測用のレジストパターンの長さL1及びL2を計測す
る。
【0026】更に、図2の例ではウェハWの露光面を投
影光学系PLの結像面に所定の許容誤差内で合致させる
ために、以下のような斜入射光式の焦点検出系(オート
フォーカスセンサー)が設けられている。即ち、光源1
3aからのレジストに対して非感光性の光を、投射光学
系13bによって投影光学系PLの光軸に対して斜めに
ウェハW上に投射し、このウェハW上の後述のレジスト
パターン27−1〜27−n及びレジストパターン29
−1〜29−nからの回折光を受光光学系13c及びス
リット13dを介して光電検出器13eで受光する。光
電検出器13eから出力される信号により、ウェハWの
露光面の投影光学系PLの光軸方向の位置を検出するこ
とができる。その光電検出器13eから出力される信号
は焦点制御ユニット9に供給される。ステージコントロ
ーラ7の制御の下で、ウェハステージST中のZステー
ジを駆動してウェハWの露光面の高さを所定の高さに設
定することにより、自動焦点合わせが行われる。図2に
示すように、光スポットを投影してパターンの寸法を計
測するウェハアライメント系11を備えた投影露光装置
のより詳細な構成及び動作については、特開平2−30
112号公報に開示されている。
【0027】次に、図3を参照して、本例で使用するレ
チクルR上に形成された収差計測用のパターンについて
説明する。本例のレチクルRの異なる領域には、それぞ
れ図3(A)に示す第1の格子状パターン群及び図3
(B)に示す第2の格子状パターン群を形成する。図3
(A)のパターンは、n個の(nは2以上の整数)格子
状パターン22−1〜22−nをピッチP1でy方向に
配列したものであり、図3(B)のパターンは、n個の
(nは2以上の整数)格子状パターン23−1〜23−
nをピッチP1でy方向に配列したものである。また、
格子状パターン22−1〜22−n及び格子状パターン
23−1〜23−nはそれぞれ4個の直線状の遮光パタ
ーンをピッチP2でy方向に配列したものであり、格子
状パターン22−1〜22−nと格子状パターン23−
1〜23−nとはそれぞれ角度2θ(0<θ<π/8)
で交差するように形成されている。
【0028】更に、本例のレチクルRの異なる領域に、
図3(C)に示すようなn個のピッチP1で配列された
遮光パターン24−1〜24−nが形成されている。各
遮光パターン24−1〜24−nはそれぞれ、格子状パ
ターン22−1の一つの直線状の遮光パターンに外接す
る矩形パターンよりも少し大きめの矩形のパターンであ
る。なお、この図3(C)のパターンは例えば図2の露
光用の照明光学系中に配置する視野絞り(レチクルブラ
インド)によっても代用することができる。
【0029】次に、本例の投影光学系PLの非対称収差
を検査するための露光動作及びパターン寸法の計測動作
につき説明する。本例では図2のウェハWに塗布するレ
ジストとしてはポジレジストを使用する。ポジレジスト
の場合には、現像すると、露光光が照射されなかった部
分(暗部)のレジストだけが残る。また、以下の露光は
図2の斜入射光式の焦点検出系を使用して、ウェハWを
予め求めておいたベストフォーカス位置から所定の許容
誤差範囲内に収めた上で実行される。
【0030】先ず、図2のウェハステージSTを駆動し
てウェハW上の所定の第1の露光領域を図3(A)のレ
チクルRの格子状パターン22−1〜22−nと共役な
領域に移動させた後に、第1回目の露光により、その格
子状パターン22−1〜22−nをウェハW上の第1の
露光領域に露光する。次に、図2のウェハステージST
を移動させてウェハWの第1の露光領域を、図3(B)
のレチクルRの格子状パターン23−1〜23−nと共
役な位置に移動させた後に、第2回目の露光によりそれ
ら格子状パターン23−1〜23−nを重ねて露光す
る。便宜上、投影光学系PLの投影倍率を1として表す
と、それら2回の露光により図3(D)に示すように2
種類の格子状パターンが重ね合わせられたパターン25
−1〜25−nが露光される。
【0031】次に、そのウェハWの第1の露光領域を図
3(C)のレチクルRの遮光パターン24−1〜24−
nと共役な領域に移動させる。この場合、図4(A)に
示すように、第1の格子状パターンと第2の格子状パタ
ーンとを重ね合わせて形成されたn個のパターンの一方
の端部のひし形の図形にそれぞれそれら遮光パターンの
像26−1〜26−nが外接するような位置にウェハW
の位置決めを行う。この状態で第3回目の露光により図
3(C)の遮光パターン24−1〜24−nを重ねて露
光する。
【0032】これと平行してウェハW上の第2の露光領
域にも、第1の格子状パターンと第2の格子状パターン
とを重ね合わせて露光することにより図3(D)のパタ
ーン25−1〜25−nを露光する。そして、この第2
の領域では、図4(C)に示すように、第1の格子状パ
ターンと第2の格子状パターンとを重ね合わせて形成さ
れたn個のパターンの他方の端部のひし形の図形にそれ
ぞれそれら遮光パターンの像28−1〜28−nが外接
するような位置にウェハWの位置決めを行う。この状態
で第3回目の露光により図3(C)の遮光パターン24
−1〜24−nを重ねて露光する。
【0033】次に、ウェハWを例えば図2の投影露光装
置とは別体のコータディベロッパー等で現像した後に、
再び現像後のウェハWを図2のウェハステージST上に
載置する。本例ではポジレジストが使用されているの
で、3回の露光により露光光が照射されなかった遮光領
域のレジストだけが残っている。従って、図4(A)の
露光パターンの現像により図4(B)に示す一連のひし
形のレジストパターン27−1〜27−nが残り、図4
(C)の露光パターンの現像により図4(D)に示す一
連のひし形のレジストパターン29−1〜29−nが残
る。次に、本例では、図2のウェハアライメント系11
及び信号処理系12を用いてウェハステージSTを走査
することにより、図4(B)のレジストパターン27−
1〜27−nのx方向の長さL1を計測し、その後図4
(D)のレジストパターン29−1〜29−nのx方向
の長さL2を計測する。
【0034】例えば図4(B)のレジストパターン27
−1〜27−nはy方向に所定の間隔(図3(A)のy
方向のピッチP1に投影倍率を乗じて得られた間隔)で
並ぶために、図4(B)のy方向に細長い光スポットを
照射することにより、所定の回折角の方向に回折光が発
生する。従って、図2のウェハアライメント系11等に
より、そのパターン長L1を計測することができる。同
様に図4(D)のパターン長L2も計測することができ
る。
【0035】これに関して、投影光学系PLに図4のy
方向の非対称収差が存在すると、例えば図3(D)の露
光パターン25−1〜25−nの両端の遮光部に対応す
るパターンのy方向の幅が異なるようになる。そして、
図1を参照して説明したように、y方向の両端のy方向
の幅が異なると、図4(B)のx方向の長さL1と図4
(D)のx方向の長さL2との差が拡大される。従っ
て、それらの差は光学的手法で容易に計測されるように
なる。また、図4(B)のパターンの長さL1と図4
(D)のパターンの長さL2との差を図5の縦軸にとる
と、実験的及び理論的に、投影光学系PLの使用条件を
所定の状態に設定すると、コマ収差量は図5の横軸のよ
うな関係にあることが求められた。この関係を用いて、
逆にパターンの長さの差からコマ収差量を求めることが
できた。更に、この値は走査型電子顕微鏡によるピッチ
P2のライン/スペースパターンの投影像の左右の線幅
の差の計測結果とよく一致した。
【0036】このように本例によれば、2回の露光を行
うことにより、投影光学系PLの非対称収差に起因する
y方向の幅の差をx方向の長さの差に拡大すると共に、
3回目の露光により不要なレジストパターンを消去する
ようにしているので、走査電子顕微鏡を使用することな
く光学的手法で高速且つ正確に非対称収差量を計測でき
る利点がある。更に、本例では図3(A)の第1の格子
パターン群22−1〜22−n及び図3(B)の第2の
格子パターン群23−1〜23−nをそれぞれ等ピッチ
P1で形成しているので、例えば図4(B)のレジスト
パターン27−1〜27−nはy方向に等ピッチで形成
される。従って、そのレジストパターンにy方向に細長
い光スポットを照射すると、所定の方向に強い回折光が
射出されるので、そのレジストパターンの長さL1の計
測がより高いSN比で正確に行える利点がある。
【0037】上述実施例では、図3(A)及び(B)に
示すように、計測方向であるy方向に対して格子状パタ
ーンの直線パターンの方向はほぼ垂直である。しかしな
がら、本例の計測方法では、その計測する方向と格子状
パターンの直線パターンの方向とがほぼ垂直である必要
はない。図6はそのように、計測方向と格子状パターン
の直線パターンとが大きく異なる場合を示し、この図6
に示すように、計測方向に対して斜め方向の第1の格子
状パターン30と第2の格子状パターン31とを重ね合
わせて露光して露光パターン32を得る。続いて、その
両端の各1個のひし形のパターンだけを遮光する投影パ
ターン33及び34を重ねて露光してから現像すること
により、ひし形のレジストパターン35を得る。レジス
トパターン35の外にもう一つのひし形のレジストパタ
ーンが得られる。形成されたレジストパターン35等の
特定の計測方向の長さLを計測することにより、その方
向の非対称収差量を計測することができる。
【0038】また、パターンの計測方向の長さの計測手
法は図2の例に限定されるものではなく、例えばレジス
トパターンを撮像素子を用いて撮像し、画像処理を行っ
て所定の方向の長さを求めてもよい。更に、上述実施例
では現像後のレジストパターンの寸法を計測している
が、例えばホトクロミック素子を感光基板として用いる
ことにより、潜像の段階でも3回の露光で重なったパタ
ーンの所定の計測方向の長さを容易に計測することがで
きる。このように、本発明は上述実施例に限定されず本
発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を取り得る。
【0039】
【発明の効果】本発明の第1の検査方法によれば、2箇
所のパターンを除く不要なパターンが消去されているの
で、走査電子顕微鏡を使用することなく光学的手法で高
速且つ正確にそれら2箇所のパターンの像の寸法を計測
することができ、ひいては投影光学系の収差状態を検査
できる利点がある。
【0040】また、第2の検査方法によれば、更に、第
1の格子状パターン群と第2の格子状パターン群とを重
ねて露光することにより、各格子状パターンを構成する
直線パターンの方向にほぼ垂直な方向の露光パターンの
線幅がほぼその直線パターンの方向の長さに拡大され
る。従って、より正確に光学的手法で投影光学系の収差
状態を検査することができる。また、第1の格子状パタ
ーン群及び第2の格子状パターン群をそれぞれ等間隔で
構成した場合には、回折効果によりより高いSN比で高
精度に露光パターンの寸法の差を計測できる利点があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による投影光学系の検査方法の原理説明
図であり、(A)は第1の格子状パターン群の平面図、
(B)は第2の格子状パターン群の平面図、(C)は第
1の格子状パターン群と第2の格子状パターン群とを重
ねて露光して得られた露光パターンを示す平面図、
(D)は図1(C)のパターンから抽出された2個のひ
し形のパターンを示す平面図である。
【図2】本発明の一実施例の投影露光装置の全体の構成
を示すブロック図である。
【図3】(A)は実施例の第1の格子状パターン群の平
面図、(B)は実施例の第2の格子状パターン群の平面
図、(C)は実施例の遮光パターンの平面図、(D)は
第1の格子状パターン群と第2の格子状パターン群とを
重ねて露光して得られた露光パターンの平面図である。
【図4】(A)は実施例の3回目の露光の説明図、
(B)は現像後のレジストパターンの平面図、(C)は
実施例の異なる領域での3回目の露光の説明図、(D)
はその異なる領域での現像後のレジストパターンの平面
図である。
【図5】露光されたパターンの両端のパターンの長さの
差と投影光学系のコマ収差量との関係を示す特性図であ
る。
【図6】本発明の他の実施例の格子状パターン及び露光
結果を示す線図である。
【図7】従来の投影光学系の収差量の計測方法の説明に
供する線図である。
【符号の説明】
R レチクル PL 投影光学系 W ウェハ 11 ウェハアライメント系 14,15 格子状パターン 16,17 格子状パターン 18,19 遮光パターンの像 20,21 抽出されたひし形のパターン 22−1〜22−n 格子状パターン 23−1〜23−n 格子状パターン 24−1〜24−n 遮光パターン 27−1〜27−n レジストパターン 29−1〜29−n レジストパターン

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に感光層が形成された感光基板を所
    定の露光基準面に載置し、該感光基板にマスクのパター
    ンを露光する露光装置の投影光学系の結像特性を検査す
    る方法において、 計測方向に周期的な計測用のパターンが形成されたマス
    クと、前記計測用のパターンの内の所定の2箇所のパタ
    ーンのみに対応するマスキング手段とを用い、 前記計測用のパターンの像を前記投影光学系を介して前
    記感光基板に露光した後に、該露光された計測用のパタ
    ーンの像の内の前記所定の2箇所のパターンに対応する
    像を抽出するための露光を行い、 該抽出された2箇所のパターンの像の寸法より前記投影
    光学系の収差の方向及び収差量を求める事を特徴とする
    投影光学系の検査方法。
  2. 【請求項2】 表面に感光層が形成された感光基板を所
    定の露光基準面に載置し、該感光基板にマスクのパター
    ンを露光する露光装置の投影光学系の結像特性を検査す
    る方法において、 それぞれ近接した複数本の直線パターンからなる格子状
    パターンを配列した第1の格子状パターン群及びそれぞ
    れ近接した複数本の前記直線パターンと所定方向に交差
    する直線パターンからなる格子状パターンを配列した第
    2の格子状パターン群が形成されたマスクと、前記第1
    の格子状パターン群及び第2の格子状パターン群の格子
    状パターン内の所定の抽出対象パターンのみに対応する
    マスキング手段とを用い、 前記感光基板に前記第1の格子状パターン群の像を前記
    投影光学系を介して露光する第1の露光工程と、 該露光された前記第1の格子状パターン群の潜像の上に
    前記第2の格子状パターン群の像を重ね合わせて露光す
    る第2の露光工程と、 前記第1の格子状パターン群及び第2の格子状パターン
    群の潜像の内の前記所定の抽出対象パターンに対応する
    潜像を抽出するための第3の露光工程と、 該抽出された抽出対象パターンに対応する潜像の寸法を
    計測する計測工程とを有する事を特徴とする投影光学系
    の検査方法。
  3. 【請求項3】 前記第1の格子状パターン群及び第2の
    格子状パターン群を構成する格子状パターンの間隔が等
    しい事を特徴とする請求項2記載の投影光学系の検査方
    法。
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