JPH02310383A - 磁気的に強化された半導体処理用プラズマ反応システム - Google Patents

磁気的に強化された半導体処理用プラズマ反応システム

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JPH02310383A
JPH02310383A JP2118488A JP11848890A JPH02310383A JP H02310383 A JPH02310383 A JP H02310383A JP 2118488 A JP2118488 A JP 2118488A JP 11848890 A JP11848890 A JP 11848890A JP H02310383 A JPH02310383 A JP H02310383A
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magnetic
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JP2118488A
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Peter R Hanley
ピーター アール ハンリー
Stephen E Savas
スティーヴン イー サヴァス
Karl B Levy
カール ビー レヴィ
Neeta Jha
ニータ ジャー
Kevin Donohoe
ケヴィン ドナフー
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Applied Materials Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体処理に関し、特に、半導体ウェーハの
真上の領域に効率的にプラズマをつくり出すシステムに
関する。本発明の主な目的は、活発な電子をウェーハ付
近に閉じ込め、対称性を高めてプラズマ及び反応性自然
種の生産を向上させ、ウェーハ上でのエツチング及び蒸
着の均−性及び速度を向上させるものである。
(従来技術とその問題点) 近時の技術上の進歩は、より低いコストでより大きな機
能密度を提供する、ますます小型化する集積回路を特徴
とする。半導体処理技術は、半導体ウェーハ上により小
さな特徴をパターン付は出来るようにすることにより機
能性を高め、より大きなウェーハを処理出来て、−緒に
作ることの出来る回路の数を増やすことが出来る設備を
開発することにより、コストを下げてきた。1980年
代には、3μmの特徴を有する3インチウェーハから半
μmの特徴を有する8インチウェーハへ、16キロビツ
トのメモリーから1−4メガビツトのメモリーへと急速
に進歩し、16−64メガビツトのメモリーが開発中で
ある。
半導体処理は、典型的には、一連の写真平版処理を含む
ものであるが、その処理では、l)材料の層をウェーハ
上に蒸着または成長させ、2)フォトレジストの層を該
材料上に蒸着させ、3)マスクまたはステッパープログ
ラムにより画定される所定のパターンに従ってフォトレ
ジストを光に対して露出させ、4)現像剤を使ってレジ
ストを除去し、露光したレジスト又は露光していないレ
ジストを定位置に残しておき、5)ウェーハをエツチン
グして、露光した材料を除去すると同時に、レジストの
下の材料を保留しておき、6)残っているレジストを除
去して、材料のパターン付けされた層を露出させる。
特徴が小さくなり、ウェーハが大きくなってゆくので、
蒸着及びエツチングの均一性がますます重要となり、且
つますます達成するのが困難となってゆく。小さな特徴
を得るには、写真平版処理を非常に薄い層に対して実行
しなければならない。
これは、蒸着及びエツチングを精密に制御しなければな
らないことを意味する。大きな特徴サイズでは有効であ
ったある種の方法は、サブミクロンの特徴サイズでは適
用が困難となりつつある。例えば、湿式化学エツチング
は当方性となりがちで、フォトレジストにより保護され
ていると思われている材料を横に浸食するので、特徴に
公差を持たせなければならない。更に、湿式化学エツチ
ングに伴う表面張力は、フォトレジストの下で露出され
るウェーハ表面において小さな特徴を画定するのに必要
な小さな開口部に対する該エツチングの適合性を損なう
プラズマに基づく反応は、ますます重要となってきてお
り、薄膜蒸着及びエツチングの精密な制御を可能にする
。プラズマは、典型的には目に見える白熱光(グロー)
を特徴とする、正イオン及び負イオン及び電子の混合物
である。プラズマは、金属カソードを介して、高周波電
気エネルギーを容量的に電子と結合させ、該電子をガス
分子に衝突させて、より多数のイオン及び電子をつくり
出すことにより、発生させることが出来る。正イオンは
、電場を生成するのに使われるカソードを含む表面に向
かって、相互の反発により外方へ押される。よって、カ
ソードの上に支持されているウェーハに正イオンが衝突
し、該イオンは、プラズマの組成に応じて、蒸着層を形
成し、又は材料を浸食する。
カソードは、ウェーハ表面の上の、これに隣接する薄い
シース領域に大きな負のポテンシャルを有するので、イ
オンは加速されて、ウェーハの平面に対して垂直な大き
な速度成分を持ってウェーハに衝突する。これらのイオ
ンは、そのとき、フォトレジストが無くて露出している
材料の区域に衝突し、垂直な側壁特徴に対しては最小限
の効果を及ぼしながら水平なウェーハ表面に大きな反応
速度を与える。よって、プラズマ反応は、小さな特徴の
精密パターン画定には特に適している。
電子は、正イオンのそれと同じ大きさの電荷を持ってい
るが、それよりは数千倍も軽い。なんらかの形の閉じ込
めが無ければ、より活発な電子はウェーハから拡散して
去ってゆき、プラズマを維持することの出来る電子がプ
ラズマから失われ、ウェーハの直ぐ上ではプラズマの密
度が下がる。
この様に密度が下がる結果として、エツチングまたは蒸
着が遅くなる。電子喪失の効果は、電子を跳ね返したウ
ェーハ表面上の被膜において明らかである。この被膜は
、付近のプラズマの白熱光を欠くものであり、一般に「
ダークスペース」と呼ばれている。
ウェーハ表面に平行な磁場により、活発な電子をプラズ
マに閉じ込めることが出来る。電子は磁力線の周囲の軌
道に引き込まれ、電子が磁場に垂直な方向に脱出するの
が防止されると考えることが出来る。ウェーハの両側に
1対の電磁石を置き、その共通の軸がウェーハ表面に平
行となるように該磁石を相互に同軸に且つ平行に位置決
めすることにより、ウェーハ表面に沿う磁場を生じさせ
ることが出来る。コイルにより作られた磁場は整列し、
加わり合って、ウェーハ表面にほぼ平行で共通軸に沿っ
て均一な磁場となる。
磁場Bは、磁力線の周囲の螺旋形の軌道に電子を閉じ込
める。ウェーハの上の、ウェーハに平行な磁場の周囲の
軌道にある電子は、螺旋に沿って西から東へ進み下る。
電場は、電場と反対の方向に電子を加速するので、普通
の反応システムではウェーハの上の下向きの電場は電子
を上向きに加速する。
軌道の西の端にある電子は、上向きに進みつつあるので
、その速度は電場により増大する。その軌道の上端では
、電子は最大の速度となっていて、東向きに進んでいる
。その軌道の東の端では、その運動が電場と整列するの
で、速度が下がる。軌道の下端で電子が西向きに進んで
いるときに最低速度となる。よって、軌道運動する電子
は、東向きには高速で、西向きには低速で運動する。
正味の効果は、電子の東向きEXBドリフトである。漸
増的に、活発な電子が、従って、該電子が維持するプラ
ズマが、この東向きドリフトに従う。このドリフトの結
果として、プラズマは、つ工−ハを中心とするのではな
くて、ウェーハに対して東向きにシフトする。このシフ
トは、不均一な蒸着及びエツチングの潜在的原因となる
このプラズマシフトに対処する方法は種々ある。
電子は、電極の周囲にドリフトして、ウェーハの下を通
ってウェーハの上のプラズマ領域に戻る閉じたループを
形成することが出来る。そのためには、ウェーハ支持体
の全周囲の電場及び磁場が所要の閉ループ運動を許すよ
うな反応容器デザインが必要である。
ウェーハを場の中で回転させることにより時間平均され
た円筒状対称性を達成することが出来る。
しかし、ウェーハを回転させると、プラズマに有害な機
械的運動が誘起され、これが汚染を増大させる可能性が
ある。この機械的運動は、ウェーハではなくて磁場を回
転させることによって防止することが出来るが、これは
、2対のコイルを使用し、磁場のベクトル和かウェーハ
表面に平行な平面内で回転するように、コイルを通る電
流の位相を調整することによって、達成することが出来
る。
この様なシステムにおいては優れた結果が得られたが、
コイルを追加し、電流を変調するのにコストがかかる点
で望ましくない。また、この構成では、有限の大きさの
コイルで最大のウェーハ上に最適の均一性を達成するの
はもっと難しい。
必要なのは、プラズマシフトに伴う問題を避けるような
所望の領域に電子を閉じ込めるシステム及び方法である
。好都合なことに、プラズマシフトは、瞬間的にも避け
ることが出来るので、時間平均に軌る必要はない。
(発明の概要) 本発明は、電子閉じ込めのために、その軸がウェーハに
垂直な軸対称の磁場を使う。この磁場は該軸に沿って軸
性であり、この軸から離れた所では磁力線は半径方向に
延びて、ウェーハに対してだんだん平行となってゆく。
普通の磁気閉じ込め方式の場合と同様に、該軸から遠く
離れている活発な電子は、ウェーハにほぼ平行な磁力線
の周囲の軌道に引き込まれることによって、閉じ込めら
れる。ウェーハの上では、距離が大きくなるに従って磁
場が強くなるので、該軸の付近の活発な電子は磁場の磁
気ミラー領域により閉じ込められる。
ウェーハの上の中間半径方向位置にある活発な電子は、
各閉じ込め効果の中間レベルにより閉じ込められるので
、実質的に均一な電子間閉じ込め効果がウェーハ全体の
上に得られる。
磁気ミラーは、核融合炉におけるプラズマ閉じ込めの文
献で記載されている。磁力線に沿って累進的に螺旋運動
する電子は、該磁力線に平行な速度成分と、該磁力線に
垂直な他の速度成分とを有する。磁場強度が電子の運動
の方向に増大する場合には、垂直速度成分が増大して磁
気モーメントを保存する。このとき、エネルギー保存の
ために、平行成分が、これに対応して減少することを必
要とする。垂直速度成分が全電子エネルギーに対応する
時には、平行成分は逆になってエネルギーを保存する。
この逆転は、磁気ミラーにおける反射として特徴付ける
ことが出来る。本発明により定義されるジオメトリ−で
は、磁気ミラーは軸対称であり、且つその磁場と同軸じ
あるので、ウェーハから上方に遠ざかる活発な電子は、
磁気ミラーによってウェーハの方へ反射される。磁気ミ
ラーは深さを有し、その効果は、その軸から半径方向に
離れるに従って徐々に弱まり、従ってその境界が不明瞭
であるので、磁気ミラー領域を参照する。
軸対称の磁場は、軸が一致するように配置された2個の
コイルを使って発生させることが出来る。
従って、該コイルは、普通の磁気強化プラズマエツチン
グ・蓋着反応装置の場合のようにウェーハに対して垂直
に配置されるのではなくて、ウェーハに対して平行に配
置される。更に、該コイルにより作られる磁場は、普通
のプラズマ反応装置の場合のように整列してはおらず、
互いに反対向きである。好ましくは、パターン付けされ
るべき面が上向きである場合には、問題のウェーハ面の
上に該コイルにより作られる磁場は、プラズマの領域を
支配して、ウェーハ付近に所望の小さな軸方向成分を生
じさせる。ウェーハの付近に、該コイルと同軸に小さな
永久磁石を配置して、磁場勾配を強め、磁気ミラーを強
化し、その結果として工ッチング又は蒸着の速度を高め
ることが出来る。
本発明の主な利点は、EXEドリフトが、対称軸の周囲
に、磁気軸に接近する方向にも離間する方向も、方位角
的であることである。よって、電子は、プラズマシフト
を誘起することなく、つ工−ハの上の円形経路に沿って
ドリフトしようとする。対称の軸は、電子に作用する3
種類の力、即ち、電気力(これは一般的に軸方向に作用
する)と、磁力(これは一般的に軸方向及び半径方向に
作用する)と、一般的に周方向に作用するEXB力と、
の全てについて回転対称軸である。「軸対称」という用
語はこの回転対称性を表し、これは360’連続の対称
を特徴とする高度の対称性を表す。
本発明の提供する方位角方向ドリフト及び回転対称性は
、普通の磁気閉じ込め装置における横ドリフトと、単純
な対称性の欠如と対称をなすものである。その結果、時
間平均を取る必要もないし、電子をウェーハの下に導く
ドリフト経路を設ける必要も無い。
本発明は、更に、いろいろな数、大きさの磁石をいろい
ろな場所に配置することにより磁場の形状を調整する相
当の柔軟性を与えるものであり、該磁石は、永久磁石と
、ある範囲の強度を持った電磁石とを含むことが出来る
。異なる半径を持った磁石をウェーハの上及び下に異な
る距離で配置することにより、磁気閉じ込めの強度及び
均一性を改善することが出来る。被膜付近に電子を閉じ
込めることにより、被膜境界の運動によって、振動する
電場の半サイクルで電子にエネルギーを数回与えて、プ
ラズマをより強力に発生させてエツチング速度及び蒸着
速度を向上させることが出来る。
(実施例) 本発明の、ウェーハ202の反応性イオン・エツチング
に適したプラズマ反応装置200は、第1図に示されて
いる様に、反応チャンバ206を画定する円筒状容器2
04と、ガス源208と、排気処理システム210とか
ら成る。ガス源208は、反応ガスをチャンバ206に
供給し、排気処理システム210は、消費されたガスを
排気して、チャンバ206内を所望の大気圧以下の圧力
(< l Torr)に保つ。容器204の内面である
アノード214とカソード216との間の振動電場Eに
よりプラズマ212がチャンバ204内に生成される。
この振動は、インピーダンスを整合させた高周波電源2
18からの高周波パワーにより提供される。これにより
、白熱光領域に振動電場が生じ、シース222を持った
プラズマ212のシース境界220が上下に振動する。
電子は、広がる磁力線226及び軸方向磁力線228及
び230で特徴付けられる合成磁場Bにより、プラズマ
212の中に磁気的に閉じ込められる。磁場Bは、主と
して、容器204の頂部外方に位置する上方のソレノイ
ド電磁石232と、容器204の排気マニホルド235
内でウェーハの下に位置する下方のソレノイド電磁石2
34とが発生させる磁場のベクトル和である。電磁石2
32及び234は、同軸で、ウェーハ202に対して垂
直な軸236を共有する。
上側の電磁石232の北極238は下方にウェーハ20
2に向かっており、下側の電磁石234の北極240は
上方にウェーハ202に向かっている。従って、電磁石
232及び234によりそれぞれ生成される磁場の軸方
向成分は互いに反対向きで、従って相殺し合い、半径方
向成分は加わり合う。シース222付近では上側の電磁
石232の場は下側の電磁石234の場を僅かに上回る
ので、軸方向成分は弱くて、磁力線226は、軸236
から離れたウェーハ102の主平面242にほぼ平行と
なる。よって、軸236から離れている電子の閉じ込め
は、磁気軸がウェーハに平行な反応システムにおける電
子の閉じ込めと同様である。
磁場軸236付近及びウェーハ202付近では、合成磁
場Bは短い矢228で示されている様にほぼ軸方向を向
いていて弱い。この合成磁場強度は、矢230で示され
ている様にウェーハ202の上で距離が増すに従って急
速に増大する。磁場勾配の大きさは、プラズマ212内
でシース222付近に磁気ミラー領域244を画定する
のに充分な大きさである。磁気ミラー領域244は、プ
ラズマ212から電子を反射するが、電子は、これが若
し無ければ拡散し去ってしまう。よって、磁気ミラー領
域244はウェーハ202の上の軸236の付近に電子
閉じ込め作用を与え、半径方向磁力線226は、軸23
6から離れて電子閉じ込め作用を提供する。永久磁石2
46は、カソード216の中に配置され、磁気ミラー領
域2440強度及び軸236付近の半径方向磁力線22
6を増強し、反応装置200のエツチング速度を向上さ
せる。
プラズマ212中の電子に与えられるEXBドリフト速
度は、紙面から出る矢248及び紙面に入る矢250で
示されている様に、方位角方向を向いている。該ドリフ
ト速度は、電子をウェーハの上の円形経路に駆る。これ
は、プラズマ212内に瞬間的非対称性を引き起こさな
いので、エツチングはより均一となる。
反応システム200の電磁気的特徴は第2図の平面図に
略図示されており、この図においてウェーハ202は主
な構造的特徴である。電磁石232及び234の互いに
反対向きの磁場は、反対向きの電流252及び254を
使って生成される。合成磁場Bの、軸236の周囲の回
転対称性は、半径方向磁力線226と磁気ミラー領域2
44とから明らかであり、該領域の境界は破線の円で示
されている。EXBドリフト速度の周方向は矢248.
250及び256で示されている。軸236付近で、場
E及びBはほぼ整列するので、そのベクトル積はほぼゼ
ロで、ドリフト速度は小さい。
好ましくは、合成磁場Bは、プラズマ濃度のピークがチ
ャンバ206の頂部よりはシース222の近くにある様
に生成される。これを達成するために、シース境界を2
20により付勢された電子が高い割合でシース222付
近の領域に閉じ込められる0図示のプラズマ反応装置2
00では、容器204の内径は13インチ(31,85
cm)である。下側の電磁石232の外径は11.5イ
ンチ(28,18C11)で、内径は10.25インチ
(25,11CI11)、高さは2インチ(4,9国)
である。カソード216の外径は10インチ(24,5
cm)である。
上側の電磁石232の外径は6インチ(14,7cm)
、内径は3インチ(7,35cm) 、高さは1.25
インチ(3,06cm)である。永久磁石246は、セ
ラミックの一種であるバリウムフェライトから成り、3
5ないし100ガウスの磁場強度を提供し、カソード2
18の上面258から約0.75インチ(1,84an
)下方に位置する。
本発明の第2の反応装置300が第3図及び第4図に示
されている。反応システム300は、主としてRIEモ
ード・プラズマエツチングに使用される単一ウェーハ・
磁場強化プラズマエツチング反応装置であるが、プラズ
マモード・エツチングも可能である。反応システム30
0は、ハウジング62を有し、このハウジングは、典型
的には、アルミニウム等の非磁性材料から成り、外壁6
4の8角形(水平断面で見て)の形態を持っている。
円形の内壁66はエンチングチャンバ68を画定する。
磁気コイル332及び334は、所望の軸対称磁場と磁
気ミラー領域とを生成する。反応システム300には永
久磁石は用いられていない。
反応システム300は、ガス及び液体で冷却される台座
カソード組立体70と、ウェーハ交換システム74も含
む。
ウェーハ交換システム74は垂直に移動可能なウェーハ
リフトフィンガー79を包含し、これは、ウェーハ75
をブレード76から持ち上げ、ウェーハ75を処理のた
めにカソード72に移し、その後、処理されるたウェー
ハを、チャンバ68から除去するためにロボットブレー
ド76に戻す。
また、ウェーハ交換システム84は、ウェーハリフトフ
ィンガー79のあるウェーハクランプリング78を構成
要素として持っている。ウェーハ交換システム74のデ
ザインと、関連するウェーハリフト・クランプ構造を設
けたこととは、チャンバ68内で1軸ロボツト駆動装置
を使用することを可能にするものである。更に、外部ロ
ボットは、単に、チャンバロボットと交換するために、
選択された移送位置までウェーハ75を差し出すだけで
よい。
プロセスガスは、ガスマニホルド80によりガス供給シ
ステム81からチャンバ68に供給される。システム8
1は1個以上のガス蓄積容器/タンクから成る。ガス供
給システム81は、供給ライン82を介してマニホルド
80及びチャンバ68に連通しており、これは入口継手
84によりマニホルド80に接続されている。反応装置
300は、色々なエツチングガス、キャリンジガス等の
、チャンバ68への流量を制御する自動流量制御システ
ムを含む。
チャンバ68内は真空にされ、消費されたガス及び伴出
される生成物は、排気ボート92に連通ずる環状の排気
チャンバ90を介して排気され、ポート92は、典型的
には真空バルブシステム及びルーツ送風機その他の普通
の構成要素を介して、機械的ポンプ(図示せず)から成
る普通の真空ポンプシステム93に接続されている。排
気流は、チャンバ68から、円筒状カソード組立体70
の上周辺部の上に取りつけられた水平な環状板96の孔
94を通過する。有孔板96は、環状排気チャンバ90
中へのプラズマの侵入を阻止する。この排気装置は、ウ
ェーハ75を反応ガスで均一に覆ってエツチングするの
を容易にする。排気システム93の制御は、圧力制御シ
ステムを通して作用する圧力計(図示せず)等の容量性
の普通のシステムと、該送風機の速度を制御する直流モ
ータとによって行われる。
第4図に矢102−108で示されている様に、入口8
4に通じたガス(矢100)は、マニホルド80に通さ
れ(矢102)、次にマニホルド80から下に向けられ
(矢104)で、貰周波パワーが加えられている際にチ
ャンバプロセス領域110にエツチングガスプラズマを
形成し、次にウェーハ75上を流れ、半径方向外方にウ
ェーハ75を通過して環状排気チャンバ60に流入しく
矢106)、次に排気ボート92から出る(矢10B)
高周波パワーは、プロセス領域110に入ったガスから
エツチングガスプラズマを作るために高周波電源112
から供給される。電源112は、高周波電源と付加整合
回路網とを含み、カソード72に接続され、チャンバの
壁はグランド電位である。即ち、カソード82はパワー
を供給されるカソードである。高周波パワーは、典型的
には、好ましくは13.6MHzの高周波数で供給され
る。
しかし、反応システム300は、例えば数KHzの低周
波数で使用することも出来るものである。また、もっと
高い周波数、例えば数百MHzを使用することも出来、
る。
パワーが供給されるペデスタル・カソードを使用するこ
とにより、ウェーハの表面区域に高周波パワー及びプラ
ズマを集中させ、ウェーハ上でのパワー密度を向上させ
ながら他の場所でのパワー密度を下げることが出来ると
いう利点が得られる。
これにより、チャンバ68の他の部分の利益になる様に
ウェーハ75でのエツチングを促進し、ウェーハ汚染の
可能性を低くする。典型的には、約1−5ワツト/ca
Iのパワー密度が使用される。
この様な大パワー密度は冷却を必要とする。好ましくは
、ウェーハからカソードへの熱伝導をガスで強化し、且
つ、液体でカソードを冷却することが出来る構造にされ
る。しかし、ヘリウム等の冷却ガスを低温でカソード7
2に加えると、普通は冷却ガスが分解することになる。
本反応装置はガス・フィードスルー114を包含し、こ
れは、イオン化を生じさせずにガスをカソード72に供
給する。
ペデスタル組立体70は、ハウジング62の中に装置さ
れたほぼ円筒状の壁構造と、ハウジング62の底に取り
つけられて該ハウジングの下に延在する円筒状底ハウジ
ング126とから成る。環状の排気板96がハウジング
124の周囲のボス127及び129に取りつけられて
いる。カソード72は、環状絶縁部材130−134を
噛み合わせることにより接地されたハウジングに取りつ
けられたほぼ円筒状のベース128に取りつけられてい
る。
ウェーハ交換組立体70は、円形に配置された多数の垂
直に延びるウェーハ支持ピン/フィンガー79(4個が
図示されている)を含む。フィンガー79は、カソード
72の周辺部及びベース128の孔を通して延在してい
る。ウェーハ支持フィンガー79及びウェーハクランプ
リング78は、支持アーム手段に取りつけられており、
該手段は、シャフトリフト機構に取りつけられた水平に
延びるアーム137と、円筒状リング部材139とから
成る。アーム137は、垂直に移動出来る様にシャフト
リフト機構140に取りつけられている。
ウェーハ保持ピン79は、アーム組立体のそれぞれのア
ーム137に取りつけられ、カソード72の上側のウェ
ーハ支持面の孔を通して延びている。ウェーハクランプ
リング78もアーム組立体に、即ち、リング139に、
取りつけられている。リング139は、ハウジング12
4とベース128との間に形成されたチャネル141の
中で垂直に移動可能である。ウェーハ支持ピン79と、
該ピンから垂直方向にずれているウェーハクランプリン
グ78とを使用し、これらを共に共通の、垂直に移動可
能なアーム組立体に取りつけたので、車軸運動を使用し
てロボットブレード76で簡単にウェーハを交換するこ
とが出来る。
シャフトリフト機構140は、ボルト146で接合され
たスリーブ142と円筒状スプリングリテーナ144と
から成り、ベース150に形成されたボアの中のベアリ
ング148に滑動可能に取りつけられている。ベース1
50は、段のある円筒状の形態であり、その段又は肩に
おいてベース128の底に接合されている。
シャフトリフト機構140の横運動は、シャフト140
のアイレフト153を通して延在する1対の垂直な案内
ピン151(1個だけ図示)により抑制される。シャフ
トリフト機構140とクランプリング78とピン79と
の上方への運動を制限(最上の位置)するために、調整
可能なス)7プナフト155がピン151の螺子付き下
側部分に取りつけられている。
シャフトリフト機1140、クランプ78及びピン79
を下方に、通常下側位置ヘバイアルするスプリングがベ
ース150の底とシャフトのスプリングリテーナ144
との間に確保されている。
このスプリングによりバイアスされた位置において、ピ
ン79はカソード72の孔に引っ込んでおり、クランプ
リング78はカソード72の周辺部に弾力的に係合する
。クランプリング78は、つニーハフ5の周辺部をカソ
ード72の上面154に対してしっかりと且つ弾力的に
クランプする。
シャフトリフト機構140、クランプリング78及びピ
ン79の、上方への垂直運動は、典型的にはハウジング
126に取りつけられる空気圧シリンダ158の垂直ロ
ッド156によりなされる。
ロッド156の上方への運動により、シャフト140は
スプリング152のバイアス作用に抗して上方に移動し
、クランプリング78はカソード82及びウェーハ75
から離れ、フィンガー79はカソード72を通し・て上
方に延びてウェーハ75を拾い上げる。
反応装置のハウジング壁66は、外部ブレード76がチ
ャンバ68に出入りするのを可能にする閉塞可能な細長
い開口部又はスロット160を持っている。スロット1
60は、ウェーハを置いたリウエーハをチャンバ68か
ら取り出すためにブレード76が使用されていないとき
に、チャンバ68を密閉するために枢動可能に装置され
たドア162により閉じられる。
台座組立体70は、液体とガスとの組合せにより、即ち
、ガスで強化されたウェーハからカソードへの熱伝導と
液体カソード冷却とにより、冷却される。典型的には冷
水の形の液体は、コンピュータ制御の給水装置169か
ら入口170に供給され、該人口170は、ベース12
8の下側環状チャネル172と連通し且つ1対の上側円
形チャンバ174とも連通する。
冷却ガスは、ウェーハ75から、水で冷却されるカソー
ド72への熱伝達を強化する。熱伝導性のガスは、普通
のコンピュータ制御冷却ガス供給装置175により、カ
ソード72による低圧ガスのイオン化を防止するフィー
ドスルー114を介して、人口通路176に加えられる
。カバー67とハウジング側壁6ロー66の上部とを、
特に内部ハウジング及び上部チャンバ壁67I及び66
1を加熱するために、加熱装置181 (円筒状電気抵
抗ヒーター)が反応装置300のカバー67に取りつけ
られている。
本発明は、前記の明細を変更するかなりのデザイン上の
自由度を提供する。異なるプラズマ組成を使って異なる
エツチング又は蒸着反応の組をウェーハ面で促進するこ
とが出来る。異なる磁石位置、寸法、電流、及び磁場強
度を使用することが出来る。より大きな内径及び外径を
有する磁石を上側に配置して成功裏に使用することが出
来る。
磁石は、チャンバ206の中又は容器208の外側に配
置することが出来、或いはその両方に配置することが出
来る。外部磁石を、容器204の上、下又は周辺部に配
置することが出来る。永久磁石及び電磁石の両方を使う
ことが出来る。上側及び下側の両方の磁石の極性を、図
示の極性に対して逆転させることが出来る。プラズマの
半径方向の輪郭を微調整するために随意の個数の磁石を
使用することが出来る。これは、主磁石に対していずれ
かの極方向を持った補足磁石を含む。記載した実施例に
対する以上の変形及び修正等を本発明は提供するもので
あり、その範囲は特許請求の範囲の欄の記載内容によっ
てのみ限定されるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明による半導体処理用のフラズマ反応装
置の略側面図である。 第2図は、第1図の反応装置が発生させる電気力及び磁
気力の略平面図である。 第3図は、本発明の他のプラズマ反応装置を一部切り欠
いて示す斜視図である。 第4図は、第3図のプラズマ反応装置の垂直断面図であ
る。 200・・・・・・プラズマ反応装置、202・・・・
・・ウェーハ、 204・・・・・・円筒状容器、 206・・・・・・反応チャンバ、 20B・・・・・・ガス源、 210・・・・・・排気処理システム、212・・・・
・・プラズマ、 214・・・・・・アノード、 216・・・・・・カソード、 218・・・・・・高周波電源、 220・・・・・・シース境界、 222・・・・・・シース、 226.228.230・・・・・・磁力線、232.
234・・・・・・ソレノイド電磁石、244・・・・
・・磁気ミラー領域。

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体処理用のプラズマ反応装置であって、半導
    体ウェーハの表面の付近に、前記面において所定の反応
    を促進するように選択されたプラズマを形成するプラズ
    マ発生手段と、 前記プラズマを磁気的に閉じ込める閉じ込め手段とから
    なり、前記閉じ込め手段は、少なくとも部分的に前記プ
    ラズマを前記ウェーハ付近の領域に閉じ込めて前記反応
    を促進する磁気ミラー領域を画定することを特徴とする
    プラズマ反応装置。
  2. (2)半導体処理用のプラズマ反応装置であって、プラ
    ズマに基づく反応が生ずるべき主平面を有する半導体ウ
    ェーハを支持するウェーハ支持手段と、 前記表面付近にプラズマを形成するプラズマ発生手段と
    、 前記プラズマを磁気的に閉じ込める磁気強化手段となら
    成り、前記強化手段は、前記主平面に垂直な軸を有する
    軸対称磁場を画定することを特徴とするプラズマ反応装
    置。
  3. (3)半導体処理用のプラズマ反応装置であって、半導
    体ウェーハの主表面の付近に、前記面において所定の反
    応を促進するように選択されたプラズマを形成するプラ
    ズマ発生手段と、 前記プラズマを前記面の付近の領域に閉じ込める複数の
    磁気手段とから成り、前記複数の磁気手段は、第1磁石
    及び第2磁石を含み、前記第1磁石は、前記面に垂直な
    対称の軸を有する第1の磁場を提供し、第2磁石は、前
    記対称軸を共有し前記第1磁場とは軸方向に逆向きの第
    2磁場を提供することを特徴とするプラズマ反応装置。
  4. (4)半導体ウェーハの主面の付近にプラズマを閉じ込
    める方法であって、 磁場勾配を持った磁気ミラー領域を、前記勾配が前記面
    に実質的に垂直となるように且つ前記プラズマが前記面
    と前記磁気ミラー領域との間に少なくとも部分的に閉じ
    込められ且つ前記面と平行になるように、配置すること
    から成ることを特徴とする方法。
  5. (5)半導体ウェーハの主面の付近にプラズマを閉じ込
    める方法であって、 前記面に垂直な軸の周囲に軸対称である磁場を使って前
    記プラズマを閉じ込めることから成ることを特徴とする
    方法。
  6. (6)半導体処理用のプラズマ反応装置であって、反応
    チャンバを画定する反応容器と、 試薬ガスを前記反応チャンバに導入するガス導入手段と
    、 消費されたガスを前記反応チャンバから除去し、大気圧
    より低い圧力を前記チャンバ内に維持する磁気処理手段
    と、 反応が生じるべき主面を有する半導体ウェーハを前記反
    応チャンバ内に支持する支持手段と、前記反応ガスから
    プラズマを発生させる振動電場を発生させる電源手段で
    あって、前記電場は前記面にほぼ垂直で前記プラズマが
    前記面に引きつけられるようになっている電源手段と、
    前記面に垂直な軸の周囲に軸対称である正味の磁場を生
    成する磁場手段とから成り、前記正味の磁場は、前記軸
    付近に磁気ミラー領域を包含し、前記正味の磁場は、前
    記軸から半径方向に離れるに従って前記面に平行となっ
    てゆき、前記正味の磁気手段は、前記面に実質的に垂直
    な軸を有する第1磁場を生成する第1磁石と、前記軸を
    共有し前記第1磁場と逆向きの第2磁場を生成する第2
    磁石とを包含することを特徴とするプラズマ反応装置。
  7. (7)前記プラズマは、前記プラズマ発生手段により境
    界スペース中を行き来する様に動かされるシース境界を
    有し、前記第1磁気手段及び前記第2磁石手段は、前記
    正味の磁場が前記プラズマの活発な電子の多くを前記境
    界スペースに閉じ込めることとなる様に協働的に画定さ
    れることを特徴とする請求項6に記載のプラズマ反応装
    置。
  8. (8)前記磁場手段は、前記支持手段内に永久磁石を有
    し、前記永久磁石は、前記軸の周囲に軸対称の場を生成
    することを特徴とする請求項7に記載のプラズマ反応装
    置。
  9. (9)前記反応容器は排気マニホルドを含み、前記第1
    及び第2の磁石の一つは前記排気マニホルド内に配置さ
    れていることを特徴とする請求項7に記載のプラズマ反
    応装置。
  10. (10)半導体処理用のプラズマ反応装置であって、半
    導体ウェーハの面の付近にプラズマを形成するプラズマ
    発生手段であって、前記プラズマは前記面で所定の反応
    を促進するように選択されており、高周波電場を生成す
    る手段を含むプラズマ発生手段と、 前記プラズマを磁気的に閉じ込める閉じ込め手段とから
    成り、前記閉じ込め手段は、前記電場と協働して前記面
    に実質的に垂直な軸の周囲に方位角方向のプラズマドリ
    フトを誘起する磁場を画定することを特徴とするプラズ
    マ反応装置。
  11. (11)半導体ウェーハをプラズマ処理する方法であっ
    て、 処理されるべき主平面を有する半導体ウェーハをプラズ
    マ環境中に置き、 前記主平面の第1の側に第1磁場を形成し、前記主平面
    の第2の側に第2磁場を、前記第1磁場及び前記第2磁
    場が協働して前記プラズマの活発な電子を前記主平面の
    近傍に捉える様に、形成することから成ることを特徴と
    する方法。
  12. (12)前記第1磁場及び前記第2磁場は実質的に同軸
    であることを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. (13)前記第1磁場及び前記第2磁場は、互いに逆向
    きの極性を有することを特徴とする請求項11に記載の
    方法。
  14. (14)前記第1磁場及び前記第2磁場は、少なくとも
    部分的に、前記主平面の近傍に配置された永久磁石によ
    り生成されることを特徴とする請求項11に記載の方法
  15. (15)反応チャンバと、 処理されるべき主平面を有する半導体ウェーハを支持す
    るために前記反応チャンバ内に配置されたウェーハ支持
    手段と、 前記主平面の近傍にプラズマを生成するプラズマ発生手
    段と、 第1磁気軸を有し、前記第1磁気軸が前記主平面に実質
    的に垂直となる様に前記主平面の第1の側に配置された
    第1磁石手段と、 第2磁気軸を有し、前記第2磁気軸が前記主平面に実質
    的に垂直となる様に前記主平面の第2の側に配置された
    第2磁石手段とから成ることを特徴とするプラズマ反応
    装置。
  16. (16)前記第1磁気軸及び前記第2磁気軸は実質的に
    同軸で実質的に前記半導体ウェーハの前記主平面を中心
    とすることを特徴とする請求項15に記載のプラズマ反
    応装置。
  17. (17)前記第1磁石手段により生成された磁場は、前
    記第2磁石手段により生成された磁場と逆向きであるこ
    とを特徴とする請求項15に記載のプラズマ反応装置。
  18. (18)前記第1磁石手段及び前記第2磁石手段の少な
    くとも一方は、前記主平面の近傍に配置された永久磁石
    を含むことを特徴とする請求項15に記載のプラズマ反
    応装置。
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