JPH02310256A

JPH02310256A - 記録装置

Info

Publication number: JPH02310256A
Application number: JP1127888A
Authority: JP
Inventors: Junichi Kimizuka; 純一君塚; Akihisa Kusano; 草野　昭久; Kaoru Sato; 馨佐藤; Toshiyuki Ito; 俊之伊藤; Kazuhiko Okazawa; 一彦岡沢; Masanori Ishizu; 雅則石津; Satohiko Inuyama; 犬山　聡彦; Makoto Abe; 誠阿部
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-05-23
Filing date: 1989-05-23
Publication date: 1990-12-26

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）この発明は、小型複写機やレーザブリンク等のように、
装置本体と開閉体とを一体的に構成した記録装置に関す
る。

（従来の技術）従来のこの種の記録装置は、装置本体に対して、処理済
の記録媒体を収納部を有する開閉体が組付られ、記録媒
体の搬送路を境として二つに分割できるように構成され
ている。これは、記録媒体が装置内で詰まってしまった
際に、開閉体を開いて容易に処理できるようにするため
である。また、上記収納部には、記録媒体の状態、即ち
、空であるか満杯であるかのような状態、或いは逐一カ
ウントを行なうような媒体検知手段が設けられ、多様化
するニーズに対応できるようになっている。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、従来の媒体検知手段は、ジャム処理のた
めに開閉体を開いた際に、収納部内の記録媒体が動くと
誤作動してしまい、その情報がそのまま外部装置に出力
されてしまう。その結果、■オペレータは収納部内が満
杯であるにもかかわらず空であると判断してそのまま記
録装置を使用し、収納部で記録媒体がオーバーフローし
て周囲に散乱してしまうこととなる、■−人のオペレー
タが開閉体を開いている際に、他のオペレータがインタ
フェースラインを通じて接続された外部装置によって収
納部の状態を点検すると、認識を誤る、■記録媒体を逐
一カウントするように構成された媒体検知手段であると
、誤作動時にカウント数がリセットされてしまい、収納
している記録媒体の実数とくい違ってしまう、という問
題があった。

この発明は上記課題を解決するためのもので、開閉体の
状態が変化した際の媒体検知手段の誤作動による一不正
確な媒体検知情報の出力をなくした記録□装置を提供す
ることを目的としている。

また他の目的は、開閉体が装置本体ごと傾いた際にも適
正な記録媒体の状態を認識できる制御手段を備えた記録
装置を提供することにある。

（課題を解決するための手段）上記目的を達成するため、この発明は装置本体に組付け
られた開閉体に、処理済の記録媒体を収納する収納部を
設けるとともに、この収納部内の記録媒一体の状態を検
知する媒体検知手段を設けてなる記録装置において、前
記開閉体の状態変化を検知する状態検知手段と、この状
態検知手段が開閉体の開いたことを検知した際には、再
び開閉体が閉じたことを検知するまでの間、開閉体が開
く直前までの記録媒体の状態を記憶する制御手段を設け
たものである。

また、状態検知手段は、開閉体の傾斜により作動するよ
うに構成した。

（作　用）上記構成に基づくこの発明の作用は、状態検知手段によ
って開閉体が開いたことを検知すると、再び開閉体が閉
じたことを検知するまでの間、開閉体が開く直前までの
記録媒体の状態を制御手段が記憶している。

また、開閉体が傾斜すると状態検知手段が作動する。

（実施例）次に、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説明
する。

第１図に示す記録装置Ａは、装置本体Ｂと、装置本体Ｂ
に対してヒンジ１９を介して開閉自在に組付けた開閉体
１８とから構成されている。この記録装置Ａは感光ドラ
ム１をレーザビーム２で走査して静電潜像を形成し、こ
れを図示しない現像手段により現像してから記録媒体Ｑ
に転写するものである。３は未処理の記録媒体Ｑを収納
するカセット、４は記録装置Ａ内に記録媒体Ｑを供給す
る給送ローラ、５はレジストローラ、６は定着ローラ、
７は搬送ガイド、８は搬送路を切換えるフラッパーであ
る。また、９は下段排出ローラ、１０は上段排出ローラ
、１１は下段収納部、１２は上段収納部である。更に、
１３は下段空センサ、１４は上段空センサ、１５は下段
満杯センサ、１６は上段満杯センサ（以上、１３〜１６
は媒体検知手段）である。

第３図は、開閉体１８の状態変化を検知する状態検知手
段２ｏを示している。

レバー２２は支点２２ａを介して装置本体Ｂに回転自在
に支持されているとともに、開閉体１８の天板２１に当
接する突起２２ｂと、その装置本体Ｂの側壁２４に固定
されたフォトインタラプタ２３を遮光する遮光片２２ｃ
とを備えている。この遮光片２２ｃは突起２２ｂよりも
大きく重量がある。従って、開閉体１８をヒンジ１９を
介して矢印りのように開くと、遮光片２２ｃの自重によ
りレバー２２が矢印Ｅ方向に回転してフォトインタラプ
タ２３を遮光する。

第４図はこの発明の制御回路構成の主要部を示している
。

４１は入力される情報を逐一記憶するＲＡＭ４１ａ、予
め読取手順の格納されたＲＯＭ４１ｂ。

Ｉ１０ボートｓｌ、ｓｏ、シリアルボートＰ、〜Ｐｓ内
蔵のワンチップマイクロプロセッサ（制御手段、以下Ｃ
ＰＵと略す）で、４２．４３は図示しない外部装置との
通信を行う端子で、４２はＣＰＵ４１のシリアル信号入
力端子、４３はＣＰＵ４１のシリアル信号出力端子であ
る。

ＣＰＵ４１の入力ボートＰ、〜Ｐ’ｓには前述のセンサ
１３，１４，１５．１６及び状態検知手段２０がそれぞ
れ接続されている。

次に、上記実施例の作動を説明する。

まず、カセット３から給送ローラ４で送り出された記録
媒体Ｑはレジストローラ５を通り、ドラム１により画像
が転写され、定着ローラ６で画像が定着される。そして
、フラッパー８で仕分けられるとともに、上、下段排出
ローラ９，１０により上、下段収納部１１．１２のいず
れかに排出される。そして、上、下段空センサ１３，１
４は、上下段収納部１１．１２に記録媒体Ｑが排出され
ると下方に押し下げられ、記録媒体Ｑが有ることを検知
する。また、記録媒体Ｑの量が増し、収納部１１．１２
が満杯になると、満杯センサ１５゜１６がこれを検知す
る。

上記作動中におけるＣＰＵ４１の読取、記憶の動作を第
５図のフローチャートに基づいて説明する。

まず、状態検知手段２０によって開閉体１８の開閉を検
知しくステップ■）、閉ならば収納部１１．１２におけ
る記録媒体Ｑの状態は、上。

下段空センサ１３，１４及び上下段満杯センサ１５．１
６によって検知（ステップ■）され、ＣＰＵ４１の入力
ボートＰｉ〜Ｐ、にそれぞれ入力される。そして、ＲＯ
Ｍ４　ｌ　ｂはこれを予め設定された手順で読取るとと
もに（ステップ■）、ＲＡＭ４１　ａに記憶（ステップ
■）する。

更に、この情報はそのままシリアル信号出力端子４３を
介して図示しない外部装置へ出力され（ステップ■）で
、オペレータ等の利用に供される。

また、ステップ■で開閉体１８が第２図のように開いて
いる（ジャム処理等のためにオペレータが開放した場合
）ことを検知すると、ステップ■の動作に直接移行し、
ＲＡＭ４１　ａ内に記憶されている情報のうち、開閉体
１８が開く直前の情報を選択して外部装置に出力する。

従って、開閉体１８を開いた際に収納部１１．１２内に
存在する記録媒体Ｑが動いても、外部装置から得られる
情報は常に正確である。

第６図、第７図は状態検知手段２０の他の実施例を示し
ている。

開閉体１８の天板に対して支点２７を介して回転自在に
設けられたレバー２Ｂは、平時は装置本体Ｂの側壁２４
に固定されたフォトインタラプタ２３を遮光している。

そして、開閉体１８を矢印り方向のように開くと、レバ
ー２６が矢印Ｅのように移動して開状態が検知される。

このように構成した場合、開閉体１８を開いた時は勿論
、何らかの理由によって記録装置Ａの全体が傾いたよう
な場合にも、レバー２６は矢印Ｅ又はＦ方向に移動して
状態の変化を検知することとなる。従って、前述の実施
例に比べて広い範囲で状態検知手段２０の誤作動防止を
なし得る。

なお、レバー２ｏの移動方向（矢印Ｅ、Ｆ）は、収納部
１１．１２内の各センサ１３〜１５の動作方向と一致さ
せておくと検知精度が高くなり好ましい。

（発明の効果）この発明は以上のように構成したものであるから、開閉
体の状態に関わりなく制御手段が適正な記録媒体情報を
記憶している。従って、■オペレータは収納部内の状態
を常に的確に把握でき、収納部の記録媒体がオーバーフ
ローして周囲に散乱してしまうことがない、■−人のオ
ペレータが開閉体を開いている際にも、他のオペレータ
がインタフェースラインを通じて接続された外部装置に
よって収納部の状態を正確に認識できる、■記録媒体を
逐一カウントするように構成された媒体検知手段であっ
ても、誤ってカウント数がリセットされてしまうような
こともない、という優れた効果を奏する。

【図面の簡単な説明】

第１図、第２図、第６図はこの発明の概略構成を示す正
面断面図、第３図、第７図は状態検知手段を示す断面図
、第４図は制御手段を示すブロック図、第５図は制御手
段の作動を示すフローチャートである。符号の説明１１・・・下段収納部　　１２・・・上段収納部１３・
・・下段空センサ（媒体検知手段）１４・・・上段空セ
ンサ（媒体検知手段）１５・・・下段満杯センサ（〃）１６・・・上段満杯センサ（〃）１８・・・開閉体　　　　２０・・・状態検知手段４１
・・・ＣＰＵ　（制御手段）Ａ・・・記録装置　　　　Ｂ・・・装置本体Ｑ・・・記
録媒体代理人　弁理士　　世　　良　　和　　信（以マ第７図第２図第４図第６図第７図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）装置本体に組付けられた開閉体に、処理済の記録
媒体を収納する収納部を設けるとともに、この収納部内
の記録媒体の状態を検知する媒体検知手段を設けてなる
記録装置において、前記開閉体の状態変化を検知する状態検知手段と、この
状態検知手段が開閉体の開いたことを検知した際には、
再び開閉体が閉じたことを検知するまでの間、開閉体が
開く直前までの記録媒体の状態を記憶する制御手段を設
けた記録装置。
（２）状態検知手段は、開閉体の傾斜により作動する請
求項１に記載の記録装置。