JPH02310114A - 車両用空調装置 - Google Patents
車両用空調装置Info
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- JPH02310114A JPH02310114A JP1130087A JP13008789A JPH02310114A JP H02310114 A JPH02310114 A JP H02310114A JP 1130087 A JP1130087 A JP 1130087A JP 13008789 A JP13008789 A JP 13008789A JP H02310114 A JPH02310114 A JP H02310114A
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Classifications
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00357—Air-conditioning arrangements specially adapted for particular vehicles
- B60H1/00371—Air-conditioning arrangements specially adapted for particular vehicles for vehicles carrying large numbers of passengers, e.g. buses
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60H—ARRANGEMENTS OF HEATING, COOLING, VENTILATING OR OTHER AIR-TREATING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR PASSENGER OR GOODS SPACES OF VEHICLES
- B60H1/00—Heating, cooling or ventilating [HVAC] devices
- B60H1/00007—Combined heating, ventilating, or cooling devices
- B60H1/00207—Combined heating, ventilating, or cooling devices characterised by the position of the HVAC devices with respect to the passenger compartment
- B60H2001/00242—Devices in the rear area of the passenger compartment
Landscapes
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- Thermal Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
(産業上の利用分野)
本発明は例えばバス用エアコンに好適な小両用空調装置
に関する。 (従来の技術) −IilQにバス用エアコンは、例えば実公昭62−4
0808号公報のように、車両床下のエンジン搭載位置
に、コンデンサおよびエバポレータ等の空調装置本体と
コンプレッサを集中して配置していたが、それらの位置
が車両床下を利用するバゲージスペースと競合して、上
記スペースを制約する問題があった。 4てのため、従来においてもJl記問題を解決するもの
として、例えばコンデンサとエバポレータ、およびブロ
アとヒータコア等を車両最後部のルーフ十に集中して配
置する方法が、実公昭63−10326号公報で提案さ
れていた。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような構成ではエンジンルー ム内
に配置したコンプレッサと、コンデンサ等が−1−ドに
非常に離間しているため、冷媒配’l”i’や温水配管
が長路化したりルーフに複雑な構成を要する等して、そ
れらをコンバク1〜に配置することが困難であった。 本発明はこのような問題を解決し、一連の空調機器を車
両後部のバルクヘッドに配置し、それらの配置のコンパ
クト化を図るとともに、車室へ供給する空気を全熱交換
器で−,−5」、熱交換し、これをエバポレータまたは
ヒータコアで再度熱交換して、合理的かつ経済的な空調
システムを実現した車両用空調装置を提供することを目
的とする。 (課題を解決するための手段) このため、本発明の車両用空調装置は、少なくともコン
デンサとコンデンサファン、およびエバポレータとヒー
タコアを有する空調ユニットを備えた車両用空調装置に
おいて、前記空調ユニットを車両後部のバルクヘッドに
配設することで、これら一連の空調機器をコンパクトに
配置し、車両床下を利用したバク′−ジスペースを広く
確保するとともに、手記空調ユニ・ントを配設する空調
ユニットスペースを第1および第2熱交換室に区画し、
」−2第1熱交換室にコンデンサとコンデンサファンを
配置し、上記第2熱交換室にエバポレータとヒータコア
を配置し、かつ第2熱交換室を送用ダク]−に連通ずる
一方、これら熱交換室の境界部に内外気取入口を設け、
該内外気取入口に連通ずる通気路に、内外気を対抗流可
能な全熱交換器を配設し、熱交換後の内外気を第1およ
び第2熱交換室に導入可能にして、合理的な空調システ
ムを実現させたことを特徴としている。 (実施例) 以下、本発明をバス用エアコンに適用した図示実施例に
ついて説明すると、第1図乃至第3において1は車両で
あるバスで、その車室2の天井部には、送風ダク1〜で
ある一対の天井ダク+−3,:3が設けられ、またその
下方には送出ダクトである一対の床上ダクト4.4が配
設されていて、該車両前部に1111部ダクト5が設G
Jられている。 上記グクl−3,4は車室後方に延設され、それらの基
端部が、車室後部のバルクヘッド(Bt+Ik−Hea
d) 6内に配設した空調ユニット7に接続されていて
、該ユニット7は少なくとも後述するコンデンサとコン
デンサファン、およびエバポレータとヒータコアを備え
ている。 1−記空調ユニット7のスペースは、車両1o)I’+
i+後方向をインナーパネル8とアウターパネル9で区
画され、このうちインナーパネル8は車室後部を仕切り
、該パネル8の上下位置に、内気取入1.−11110
.11を設けている。 上記アウターパネル9は、リヤパネル12と共に車両l
の後端部周面を形成しており、その中高位置に、排気[
TE01.13を設cノでいる。 また、上記空調ユニッl−7のスペースは、その上下を
アッパーパネル14とロアパネル15て区画され、この
うちアッパーパネル14はルーフパネル16と共に車両
1のルーフをJFg成しており、該パネル14に外気取
入口]7.18を形成している。また、ロアパネル15
は、空調ユニットスペースの下部を気密に閉塞しており
、該パネル15の前端部から床上ダクト4.4が下方番
こ突出している。 更に空調ユニットスペースの左右両側面は、サイドパネ
ル19.19によって気密に閉塞され、車両1の後端部
側周面を形成しており、こうして周囲を区画したユニッ
トスペース内に、略く字形断面の仕切壁20が配設され
、上記スペース内を、第1おJ:び第2熱交換室21.
22に区画している。 −に2第1熱交換室21は空調ユニ・ン1〜スペースの
後方−に部に位置し、謹呈21の上下位置には排気口1
3と外気取入口17が設けられ、これらの通気路に臨ま
ぜて、コンデンサ23とコンデンサファン24が上下位
置に配設されている6図中25はファンモータである。 一方、前記第2交換室22は第3図のように、空調ユニ
ットスペースの前部側から後方下部へ屈曲する断面形状
に形成され、謹呈22の上下位置に内気取入口10.1
1が設けられ、これらの通気路に臨ませて、空気清浄器
26とエバポレータ27、才jよびヒータコア28が配
設されている。 そして、L2第2交換室22の左右両側には、天井ダク
1−3と床上ダク1〜4の基端部がブロア29を挟んで
上下に配設され、該ブロア29の吸気L’Jが上記交換
室22に開[1] L−cいる。 図中、30は第2交換室22の路上半部に配設された外
気導入ダクトで、第;3図のように仕切壁20に沿−)
で削設され、そのド側l旧」部をl二1ξ[l交換室2
2の略中高位置に開]二]するとともに、その」−側聞
[−1部を111記内気吸気1−11 (、)に開口し
ていて、この+側開口位置に臨ませて仝熱交換器31が
配設されている。 すなわち、上記全熱交換器31け前記内外気数人r−’
] I O,] 8の通気路に臨まゼで、空調ユニッ1
−スペース0の前部−L端位置に設置され、これは例え
ば実公昭49−36276号公報のように、−流体を対
抗流」)■能なフィンブレー[−を交仔に指数積層した
、伝熱式熱交換器で構成され、その一方の流体通路を、
内気取入口10がら第1熱交換室21に形成した通気[
1132に向りで設定し、他ツノの流体通路を、外気取
入[J] 8から外気導入ダクト30のに側聞[]部に
向けて設定している。 そして、上記通気[]32と外気導入ダクト30の下側
開口部に、給気1ζア33.34が設けられ、また天井
ダク1〜3と床上ダクト4との境界部には切換ドア35
が設けられ、更にエバポレータ27の後方で、ヒータコ
ア28の直下位置にエアミックスドアである、リヒート
エアミックスドア36が設けられていて、これらのドア
33.34゜35.36が、各アクチュエータ(図示略
)を介して自動的に開閉制御されている。 上記各アクチュエータの作動は、マイクロコンピュータ
を内蔵したコントロールユニッl−で制御され、該ユニ
ッ1〜には後述するガスセンサの他に、車室内外に設6
つだ内外気温度センサや湿度センサ、日射センサ等の情
報が入力され、これらの情報を基に所望の空調モード運
転に対し、内外気取入口と、冷風および温風の吹出[」
、換気の要否、吹出口温度と風量、並びに後述するコン
プレッサのON・OF F制御と運転基数等を演算若し
くは決定し、それらの制御信号を各制御対象機器に出力
して、当該空調モードに適合したフィーリングを自動的
に設定かつ維持するようにしている。 例えば、外気導入ドア33.34の駆動用)“クチj、
r−−−タは、換気モード運転時には、車室2に設置し
た例えば二酸化炭素(C02)検出用ガスセン′4ノ(
図示略)からの信号によって、前記ファンモータ25の
作動を条件に駆動し、か一つ当該ガス濃度に応じて、上
記ドア33.34の開度を制御可能にしている。この場
合、上記アクチュエータは、暖房運転時には当該モード
信号によって駆動し、給気ドア33.34の開度な当該
車室温度に応して、制御可能にしている。 また、切換ドア35の駆動用アクチュエータは、空調装
置の冷房運転時に開作動してh記ドア35を開放し、冷
風を天井ダクト3へ送風1i丁能にし、 −ノフ、暖房
運転時には閉作動してL記ドア35を閉鎖し、温風を床
−Lダクト4へ送風ii1’能にしている。 史にリヒートエアミックスドア36の駆動用アクデーム
ニー タ(図示略)は、空調装置の冷房または暖房運転
時に駆動され、そのフルクールおよびフルヒートモード
時には、全開および全閉して冷風もしくは温風の全量を
各ダクトへ送風可能にし、一方、春秋等の中間気での空
調運転時には、所望の空調モードないしは車室温度に応
じて開度を制御可能にしている。 この他、図中37は車両1の床下に設けたバケージスペ
ース、38は車両1の後部に配置したコンプレッサで、
その近接位置に設置したエンジン(図示略)により駆動
可能にされている。 (作 用) このように構成した車両用空調装置は、空調ユニット7
を構成する一連の機器、すなわちコンデンサ23とコン
デンザファン24、エバポレータ27とヒータコア28
.ブロア29と空気清浄器26、全熱交換器31とリヒ
ートエアミックスドア36等を、車両後部のバルクヘッ
ド6に近接配置して収容し、かつ該ユニ・シト7下方の
近接位置に、コンブレラ′v38を配置したから、これ
らの設置スペースがコンパクトになり、それらの冷媒配
管と温水配管が簡潔かつ容易になるとともに、車両1の
床下中間部の利用が開放されて、当該部を利用するバケ
ージスペース37を広域に確保し得る。 こうして車両1に搭載された空調装置は、所望の空調モ
ード運転を選択することにより、コン1ヘロールユニッ
1−が当該空調モードに応して制御作動を開始する。 すなわら、上記コントし1〜ルユニツ]・には、車室2
の二酸化炭+淵度を検出するガスセッザや内外気ン品度
セン(ノー、潤度セッザ、日射センリ”その仙各種の情
報が人力され、これらの情報を基に刻々変動する車室内
外の環境を判断し、これを予め記・臆した空調制御情報
に基いて、内外気取入口と、冷風および温風の吹出口、
換気の要否、吹出1−1温度と風量、並びにコンプレッ
サのON・0FF−″制御と運転基数等を決定若しくは
演算し、それらの制御信号を各制御対象機器に出力して
、当該空調ニードを自動的に設定かつ維持さU゛る。 例えば、最強の冷房モード運転が選択されると、コンプ
レ・ンザ28をフル回転させるとともに、ブロア29を
高速回転して送風量を増量させ、またリヒートエアミッ
クスドア36を、当該アクチュエータを介し第3図の実
線のよう番こ全開させて、ブロア29への通風路を全開
きゼ、川に空気暇人[]として内気取入口10.11を
選択するとともに、切換ドア35を当該アクチュエータ
を介し同図実線のように全開させて、天井ダクト:3へ
の送風路を選択する。この場合、」−2選択当初は給気
ドア3:3.34は閉鎖されている。 したがって、このような状況の下でブロア29が高速回
転すると、車室空気が内気数人[−11,0。 11から第2熱交換室22に吸入され、これが該室22
内をブロア29に向かって移動し、その際一部の空気が
空気清浄器26を通過して、塵埃を取り除かれる。 」1記流入空気は、この後エバポレータ27に導かれ、
該エバポレータ27で熱交換されて冷却され、その冷気
がブロア29を介して天井ダクト3.3へ送り出され、
該ダグl−3,3内を移動して車室2内に吹き出される
。 −)j、空調運転に伴ない77ンモータ25が始動し、
コンデノーリーファン24が回転すると、外気が外気取
入[]17から第1熱交換室21内に吸い込まれ、これ
がコンデンサ2:3を通過する際に熱交換されて、コン
デン→ノー23を冷却し、吸熱後の空気が01気DI3
.、!3から市外へ排出される。 このような冷房運転時に車室2内のニー酸化炭素濃度が
所定値に達し、これがガスセッザ(図示略)に検出され
て、その信号がコン1−ロールユニットに人力されると
、コントロールユニットは前記空調モー ドと並行して
、換気モード運転を実行し、その制御信号を給気ドア3
3.34の駆動用アクチュエータ(図示略)へ出力して
、これらを駆動させ、上記ドア33.34を第3図の実
線のように開放させる。なお、この場合、コンプレツリ
ー;38の運転基数が減小され、実施例では1基になり
、またブ〔Jアン9の同転速度も減速される。 こうして給気ドア33が開放されると、車室2と第1執
交換室21とが、内気数人U’l l Oと全熱1;3 交換器3]のフィンプレートが形成する通気路を介して
連通し、かつ給気ドア33の開[]部周辺には、コンデ
ン→ノーファン24の回転によるベルヌーイ効果によっ
て、負圧が形成される。 また、給気1ニア34が開放されると、外気取入[]1
8と第2熱交換室22とが、全熱交換器31のフィンプ
レートが形成する通気路と外気導入ダクト30を介して
連通ずる。 このため、高温側流体である外気が、プロ129によっ
て外気取入口18.1.8から吸い込まれ、これが全熱
交換器3■のフィンプレー1・が形成する通気路に導か
れて、第3図の矢視のように移動し、また低温側流体で
ある内気の一部が、上記負圧によって全熱交換器31の
フィンプレートが形成する通気路に導かれて、同図の矢
視のよう番こ移動する6 すなわち、上記内外気は全熱交換器:31内を第3図の
ように対抗流を形成して移動し、その際それらが互いに
熱交換され、このうち外気は内気の温度および湿度に近
い状態、つまり冷却かつ除湿〕 4 さ才また状態て全熱交換器31を通過し、一方、内気は
外気の熱を吸熱した状態て全熱交換器31を通過する。 そして熱父換後、上記外気は外気導入ダク1〜;30に
専かれて第2熱交換室22へ移動し、3室22のエバポ
レータ27で再度熱交換されて冷却され、ブ[1ア29
を介して天井ダクト3へ送り出され、11(室2内に吹
出されるに のにうに」−記換気に際しては、外気を全熱交換器:3
1て一1↓冷却かつ除湿して仝熱交換しているから、こ
れをエバポレータ27て再度熱交換する場合でも、差程
大きな熱負荷増にならず、コンブ1/ツ(f :38の
ti担を軽減する。 また、熱交換後の内気は熱交換前に比べて、高温か−)
高湿状態になるが、それても車外の外気に比べて低温状
態に置かれるから、これがコンデンリ2″、Jを通過す
る際に冷却効果を呈して、コンデンサ23の熱交換を増
進させる。 なお、上述のような最強の冷房運転モードの代わりに、
中間ないし弱冷房運転モードを選択した場合には、こ才
1に応して例えばブロア29の回転速度やコンプレツサ
38の運転基数が調整され、また春秋等の中間期には、
リヒートエアミックスドア36の開度な当該空調モード
に応じて調整し、エバポレータ27で一旦冷却した空気
に対し、ヒータコア28への流量を調量して、所望の車
室温度を設定する。 また、上記冷房運転時には上述のような内気循環の代わ
りに、給気ドア33.34を開放さゼで、外気を熱交換
させることも、勿論可能である。 次に冬期等の暖房運転時に、例えば最強の暖房モードが
選択されると、温水ポンプと予熱器(共に図示略)がO
Nされ、)品水バルブ(図示略)が全開される。また、
ブロア29を高速回転させて送風量を増量させるととも
に、リヒートエアミックスドア36を、当該アクチュエ
ータを介し第3図の破線のように全閉させて、導入空気
の全量をヒータコア28へ供給可能にする。 更に空気取入[]として、外気取入口]8.18が選択
され、これに応して給気ドア33.34を、当該アクヂ
コエータを介して全開さセ、かつ全熱交換器11を介し
小室2と第1熱交換室2】を連通させる一方、全熱交換
器:31と外気導入ダク1−30を介して、外気取入r
、] 1.8. 18と第2熱交換室22を連通さぜ、
また切換ドア35を、当該アクヂコエータを介し同図破
線のように全閉させて、床十ダや1・4への送用路を選
択する。 この場合でもファンモータ25が駆動され、コンアン1
ノフアン24が回転される1、したがって、とのJ:う
な状況のFてブ「1ア29が高速回転すると、低温側流
体である外気が、外気取入[ill 1.8. 18に
吸い込まれて全熱交換器31に導かれ、一方、暖房運転
時にも上述のように−Jンデン4ノファン24が回転さ
れるから、外気取入ドアコ(3の開[]部周辺には、+
iii述のように負圧がjじ成さtiる31 、てのため、高温側1h体−Cある中室空気が、内気取
入111”’i’l l (1か〔−2吸い出され、こ
rtが全熱交換器′、31内を1−記トア:33方向へ
移動する。5−・1”なI)tH,、,11記内外気は
全熱交換器二31のフィンブレー1−が形成する通気路
内を、第3し1のJ:うに対抗流を形成して移動し、そ
の際それらが汀いに熱交換され、このうち外気は、内気
の熱を吸熱して車室温度近くに加温され、一方、内気は
外気に吸熱されて冷却される。 そして上記熱交換後、外気は外気導入ダクト30に導か
れて第2熱交換室22へ移動し、3室22のリヒートエ
アミックスドア36を介して、その全量がヒータコア2
8に導かれ、該ヒータコア28で再度熱交換されて加温
され、その暖気がブロア29.29を介し床上ダクh4
.4へ送り出され、車室2内に吹き出される。 一方、内気は給気ドア33を通過後、別の外気取入口1
7から第1熱交換室21に流入した外気と合流して、車
外に排出される。 このように」−記暖房に際しては、外気を全熱交換器3
1で−H7Jo温し、これをヒータコア28で再度熱交
換して加温させているから、暖房が効率良く行なわれ、
しかも一部の換気用ないしは1ノF出用内気を利用する
ことことで、合理的かつ経済的な暖房システムを実現で
きる。 なお、天井ダクト3.3の前部に、例えば外気を導入可
能なパイレベルファン(図示略)と、1−記ダクト3.
33を閉鎖可能なパイレベルドアな設け、それほど加温
を要しない暖房時にこれらを作動させて、天井ダクト3
.3から冷風を吹き出させ、いわゆる頭寒足熱の空調状
態を設定させることも可能である。 (発明の効果) 本発明の車両用空調装置は息子のように、少なくともコ
ンデンサとコンデンサファン、およびエバポレータとヒ
ータコアを有する空調ユニットを備えた車両用空調装置
におい−C1前記空調ユニットを車両後部のバルクヘッ
ドに配設したから、従来のこの種装置のように、空調ユ
ニットを車両のルーフJlに搭4表するものに比べて、
それらの型置スペースをコンパクト化でき、冷媒配管や
流水配管を簡潔かつ容易に行なえるとともに、車両床下
を利用したバケージスペースを広(確保することができ
るから、大!t′!バス等に好適な効果がある。 また、本発明ては上記空調ユニッI・を配設する空調ユ
ニットスペースを第1および第2熱交換室に区画し、上
記第1熱交換室にコンデンサとコンデンサファンを配置
し、上記第2熱交換室にエバポレータとヒータコアを装
置し、かつ第2熱交換室を送風ダクトに連通ずる一力、
これら熱交換室の境界部に内外気取入口を設け、該内外
気取入「jに連通ずる通気路に、内外気を対抗流可能な
全熱交換器を配設し、熱交換後の内外気を第1および第
2熱交換室に導入可能にしたから、冷房または暖房運転
を効率良く行なえるとともに、エバポレータおよびヒー
タコアの負担が軽減され、経済的で合理的な空調システ
ムを実現できる効果がある4、
に関する。 (従来の技術) −IilQにバス用エアコンは、例えば実公昭62−4
0808号公報のように、車両床下のエンジン搭載位置
に、コンデンサおよびエバポレータ等の空調装置本体と
コンプレッサを集中して配置していたが、それらの位置
が車両床下を利用するバゲージスペースと競合して、上
記スペースを制約する問題があった。 4てのため、従来においてもJl記問題を解決するもの
として、例えばコンデンサとエバポレータ、およびブロ
アとヒータコア等を車両最後部のルーフ十に集中して配
置する方法が、実公昭63−10326号公報で提案さ
れていた。 (発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような構成ではエンジンルー ム内
に配置したコンプレッサと、コンデンサ等が−1−ドに
非常に離間しているため、冷媒配’l”i’や温水配管
が長路化したりルーフに複雑な構成を要する等して、そ
れらをコンバク1〜に配置することが困難であった。 本発明はこのような問題を解決し、一連の空調機器を車
両後部のバルクヘッドに配置し、それらの配置のコンパ
クト化を図るとともに、車室へ供給する空気を全熱交換
器で−,−5」、熱交換し、これをエバポレータまたは
ヒータコアで再度熱交換して、合理的かつ経済的な空調
システムを実現した車両用空調装置を提供することを目
的とする。 (課題を解決するための手段) このため、本発明の車両用空調装置は、少なくともコン
デンサとコンデンサファン、およびエバポレータとヒー
タコアを有する空調ユニットを備えた車両用空調装置に
おいて、前記空調ユニットを車両後部のバルクヘッドに
配設することで、これら一連の空調機器をコンパクトに
配置し、車両床下を利用したバク′−ジスペースを広く
確保するとともに、手記空調ユニ・ントを配設する空調
ユニットスペースを第1および第2熱交換室に区画し、
」−2第1熱交換室にコンデンサとコンデンサファンを
配置し、上記第2熱交換室にエバポレータとヒータコア
を配置し、かつ第2熱交換室を送用ダク]−に連通ずる
一方、これら熱交換室の境界部に内外気取入口を設け、
該内外気取入口に連通ずる通気路に、内外気を対抗流可
能な全熱交換器を配設し、熱交換後の内外気を第1およ
び第2熱交換室に導入可能にして、合理的な空調システ
ムを実現させたことを特徴としている。 (実施例) 以下、本発明をバス用エアコンに適用した図示実施例に
ついて説明すると、第1図乃至第3において1は車両で
あるバスで、その車室2の天井部には、送風ダク1〜で
ある一対の天井ダク+−3,:3が設けられ、またその
下方には送出ダクトである一対の床上ダクト4.4が配
設されていて、該車両前部に1111部ダクト5が設G
Jられている。 上記グクl−3,4は車室後方に延設され、それらの基
端部が、車室後部のバルクヘッド(Bt+Ik−Hea
d) 6内に配設した空調ユニット7に接続されていて
、該ユニット7は少なくとも後述するコンデンサとコン
デンサファン、およびエバポレータとヒータコアを備え
ている。 1−記空調ユニット7のスペースは、車両1o)I’+
i+後方向をインナーパネル8とアウターパネル9で区
画され、このうちインナーパネル8は車室後部を仕切り
、該パネル8の上下位置に、内気取入1.−11110
.11を設けている。 上記アウターパネル9は、リヤパネル12と共に車両l
の後端部周面を形成しており、その中高位置に、排気[
TE01.13を設cノでいる。 また、上記空調ユニッl−7のスペースは、その上下を
アッパーパネル14とロアパネル15て区画され、この
うちアッパーパネル14はルーフパネル16と共に車両
1のルーフをJFg成しており、該パネル14に外気取
入口]7.18を形成している。また、ロアパネル15
は、空調ユニットスペースの下部を気密に閉塞しており
、該パネル15の前端部から床上ダクト4.4が下方番
こ突出している。 更に空調ユニットスペースの左右両側面は、サイドパネ
ル19.19によって気密に閉塞され、車両1の後端部
側周面を形成しており、こうして周囲を区画したユニッ
トスペース内に、略く字形断面の仕切壁20が配設され
、上記スペース内を、第1おJ:び第2熱交換室21.
22に区画している。 −に2第1熱交換室21は空調ユニ・ン1〜スペースの
後方−に部に位置し、謹呈21の上下位置には排気口1
3と外気取入口17が設けられ、これらの通気路に臨ま
ぜて、コンデンサ23とコンデンサファン24が上下位
置に配設されている6図中25はファンモータである。 一方、前記第2交換室22は第3図のように、空調ユニ
ットスペースの前部側から後方下部へ屈曲する断面形状
に形成され、謹呈22の上下位置に内気取入口10.1
1が設けられ、これらの通気路に臨ませて、空気清浄器
26とエバポレータ27、才jよびヒータコア28が配
設されている。 そして、L2第2交換室22の左右両側には、天井ダク
1−3と床上ダク1〜4の基端部がブロア29を挟んで
上下に配設され、該ブロア29の吸気L’Jが上記交換
室22に開[1] L−cいる。 図中、30は第2交換室22の路上半部に配設された外
気導入ダクトで、第;3図のように仕切壁20に沿−)
で削設され、そのド側l旧」部をl二1ξ[l交換室2
2の略中高位置に開]二]するとともに、その」−側聞
[−1部を111記内気吸気1−11 (、)に開口し
ていて、この+側開口位置に臨ませて仝熱交換器31が
配設されている。 すなわち、上記全熱交換器31け前記内外気数人r−’
] I O,] 8の通気路に臨まゼで、空調ユニッ1
−スペース0の前部−L端位置に設置され、これは例え
ば実公昭49−36276号公報のように、−流体を対
抗流」)■能なフィンブレー[−を交仔に指数積層した
、伝熱式熱交換器で構成され、その一方の流体通路を、
内気取入口10がら第1熱交換室21に形成した通気[
1132に向りで設定し、他ツノの流体通路を、外気取
入[J] 8から外気導入ダクト30のに側聞[]部に
向けて設定している。 そして、上記通気[]32と外気導入ダクト30の下側
開口部に、給気1ζア33.34が設けられ、また天井
ダク1〜3と床上ダクト4との境界部には切換ドア35
が設けられ、更にエバポレータ27の後方で、ヒータコ
ア28の直下位置にエアミックスドアである、リヒート
エアミックスドア36が設けられていて、これらのドア
33.34゜35.36が、各アクチュエータ(図示略
)を介して自動的に開閉制御されている。 上記各アクチュエータの作動は、マイクロコンピュータ
を内蔵したコントロールユニッl−で制御され、該ユニ
ッ1〜には後述するガスセンサの他に、車室内外に設6
つだ内外気温度センサや湿度センサ、日射センサ等の情
報が入力され、これらの情報を基に所望の空調モード運
転に対し、内外気取入口と、冷風および温風の吹出[」
、換気の要否、吹出口温度と風量、並びに後述するコン
プレッサのON・OF F制御と運転基数等を演算若し
くは決定し、それらの制御信号を各制御対象機器に出力
して、当該空調モードに適合したフィーリングを自動的
に設定かつ維持するようにしている。 例えば、外気導入ドア33.34の駆動用)“クチj、
r−−−タは、換気モード運転時には、車室2に設置し
た例えば二酸化炭素(C02)検出用ガスセン′4ノ(
図示略)からの信号によって、前記ファンモータ25の
作動を条件に駆動し、か一つ当該ガス濃度に応じて、上
記ドア33.34の開度を制御可能にしている。この場
合、上記アクチュエータは、暖房運転時には当該モード
信号によって駆動し、給気ドア33.34の開度な当該
車室温度に応して、制御可能にしている。 また、切換ドア35の駆動用アクチュエータは、空調装
置の冷房運転時に開作動してh記ドア35を開放し、冷
風を天井ダクト3へ送風1i丁能にし、 −ノフ、暖房
運転時には閉作動してL記ドア35を閉鎖し、温風を床
−Lダクト4へ送風ii1’能にしている。 史にリヒートエアミックスドア36の駆動用アクデーム
ニー タ(図示略)は、空調装置の冷房または暖房運転
時に駆動され、そのフルクールおよびフルヒートモード
時には、全開および全閉して冷風もしくは温風の全量を
各ダクトへ送風可能にし、一方、春秋等の中間気での空
調運転時には、所望の空調モードないしは車室温度に応
じて開度を制御可能にしている。 この他、図中37は車両1の床下に設けたバケージスペ
ース、38は車両1の後部に配置したコンプレッサで、
その近接位置に設置したエンジン(図示略)により駆動
可能にされている。 (作 用) このように構成した車両用空調装置は、空調ユニット7
を構成する一連の機器、すなわちコンデンサ23とコン
デンザファン24、エバポレータ27とヒータコア28
.ブロア29と空気清浄器26、全熱交換器31とリヒ
ートエアミックスドア36等を、車両後部のバルクヘッ
ド6に近接配置して収容し、かつ該ユニ・シト7下方の
近接位置に、コンブレラ′v38を配置したから、これ
らの設置スペースがコンパクトになり、それらの冷媒配
管と温水配管が簡潔かつ容易になるとともに、車両1の
床下中間部の利用が開放されて、当該部を利用するバケ
ージスペース37を広域に確保し得る。 こうして車両1に搭載された空調装置は、所望の空調モ
ード運転を選択することにより、コン1ヘロールユニッ
1−が当該空調モードに応して制御作動を開始する。 すなわら、上記コントし1〜ルユニツ]・には、車室2
の二酸化炭+淵度を検出するガスセッザや内外気ン品度
セン(ノー、潤度セッザ、日射センリ”その仙各種の情
報が人力され、これらの情報を基に刻々変動する車室内
外の環境を判断し、これを予め記・臆した空調制御情報
に基いて、内外気取入口と、冷風および温風の吹出口、
換気の要否、吹出1−1温度と風量、並びにコンプレッ
サのON・0FF−″制御と運転基数等を決定若しくは
演算し、それらの制御信号を各制御対象機器に出力して
、当該空調ニードを自動的に設定かつ維持さU゛る。 例えば、最強の冷房モード運転が選択されると、コンプ
レ・ンザ28をフル回転させるとともに、ブロア29を
高速回転して送風量を増量させ、またリヒートエアミッ
クスドア36を、当該アクチュエータを介し第3図の実
線のよう番こ全開させて、ブロア29への通風路を全開
きゼ、川に空気暇人[]として内気取入口10.11を
選択するとともに、切換ドア35を当該アクチュエータ
を介し同図実線のように全開させて、天井ダクト:3へ
の送風路を選択する。この場合、」−2選択当初は給気
ドア3:3.34は閉鎖されている。 したがって、このような状況の下でブロア29が高速回
転すると、車室空気が内気数人[−11,0。 11から第2熱交換室22に吸入され、これが該室22
内をブロア29に向かって移動し、その際一部の空気が
空気清浄器26を通過して、塵埃を取り除かれる。 」1記流入空気は、この後エバポレータ27に導かれ、
該エバポレータ27で熱交換されて冷却され、その冷気
がブロア29を介して天井ダクト3.3へ送り出され、
該ダグl−3,3内を移動して車室2内に吹き出される
。 −)j、空調運転に伴ない77ンモータ25が始動し、
コンデノーリーファン24が回転すると、外気が外気取
入[]17から第1熱交換室21内に吸い込まれ、これ
がコンデンサ2:3を通過する際に熱交換されて、コン
デン→ノー23を冷却し、吸熱後の空気が01気DI3
.、!3から市外へ排出される。 このような冷房運転時に車室2内のニー酸化炭素濃度が
所定値に達し、これがガスセッザ(図示略)に検出され
て、その信号がコン1−ロールユニットに人力されると
、コントロールユニットは前記空調モー ドと並行して
、換気モード運転を実行し、その制御信号を給気ドア3
3.34の駆動用アクチュエータ(図示略)へ出力して
、これらを駆動させ、上記ドア33.34を第3図の実
線のように開放させる。なお、この場合、コンプレツリ
ー;38の運転基数が減小され、実施例では1基になり
、またブ〔Jアン9の同転速度も減速される。 こうして給気ドア33が開放されると、車室2と第1執
交換室21とが、内気数人U’l l Oと全熱1;3 交換器3]のフィンプレートが形成する通気路を介して
連通し、かつ給気ドア33の開[]部周辺には、コンデ
ン→ノーファン24の回転によるベルヌーイ効果によっ
て、負圧が形成される。 また、給気1ニア34が開放されると、外気取入[]1
8と第2熱交換室22とが、全熱交換器31のフィンプ
レートが形成する通気路と外気導入ダクト30を介して
連通ずる。 このため、高温側流体である外気が、プロ129によっ
て外気取入口18.1.8から吸い込まれ、これが全熱
交換器3■のフィンプレー1・が形成する通気路に導か
れて、第3図の矢視のように移動し、また低温側流体で
ある内気の一部が、上記負圧によって全熱交換器31の
フィンプレートが形成する通気路に導かれて、同図の矢
視のよう番こ移動する6 すなわち、上記内外気は全熱交換器:31内を第3図の
ように対抗流を形成して移動し、その際それらが互いに
熱交換され、このうち外気は内気の温度および湿度に近
い状態、つまり冷却かつ除湿〕 4 さ才また状態て全熱交換器31を通過し、一方、内気は
外気の熱を吸熱した状態て全熱交換器31を通過する。 そして熱父換後、上記外気は外気導入ダク1〜;30に
専かれて第2熱交換室22へ移動し、3室22のエバポ
レータ27で再度熱交換されて冷却され、ブ[1ア29
を介して天井ダクト3へ送り出され、11(室2内に吹
出されるに のにうに」−記換気に際しては、外気を全熱交換器:3
1て一1↓冷却かつ除湿して仝熱交換しているから、こ
れをエバポレータ27て再度熱交換する場合でも、差程
大きな熱負荷増にならず、コンブ1/ツ(f :38の
ti担を軽減する。 また、熱交換後の内気は熱交換前に比べて、高温か−)
高湿状態になるが、それても車外の外気に比べて低温状
態に置かれるから、これがコンデンリ2″、Jを通過す
る際に冷却効果を呈して、コンデンサ23の熱交換を増
進させる。 なお、上述のような最強の冷房運転モードの代わりに、
中間ないし弱冷房運転モードを選択した場合には、こ才
1に応して例えばブロア29の回転速度やコンプレツサ
38の運転基数が調整され、また春秋等の中間期には、
リヒートエアミックスドア36の開度な当該空調モード
に応じて調整し、エバポレータ27で一旦冷却した空気
に対し、ヒータコア28への流量を調量して、所望の車
室温度を設定する。 また、上記冷房運転時には上述のような内気循環の代わ
りに、給気ドア33.34を開放さゼで、外気を熱交換
させることも、勿論可能である。 次に冬期等の暖房運転時に、例えば最強の暖房モードが
選択されると、温水ポンプと予熱器(共に図示略)がO
Nされ、)品水バルブ(図示略)が全開される。また、
ブロア29を高速回転させて送風量を増量させるととも
に、リヒートエアミックスドア36を、当該アクチュエ
ータを介し第3図の破線のように全閉させて、導入空気
の全量をヒータコア28へ供給可能にする。 更に空気取入[]として、外気取入口]8.18が選択
され、これに応して給気ドア33.34を、当該アクヂ
コエータを介して全開さセ、かつ全熱交換器11を介し
小室2と第1熱交換室2】を連通させる一方、全熱交換
器:31と外気導入ダク1−30を介して、外気取入r
、] 1.8. 18と第2熱交換室22を連通さぜ、
また切換ドア35を、当該アクヂコエータを介し同図破
線のように全閉させて、床十ダや1・4への送用路を選
択する。 この場合でもファンモータ25が駆動され、コンアン1
ノフアン24が回転される1、したがって、とのJ:う
な状況のFてブ「1ア29が高速回転すると、低温側流
体である外気が、外気取入[ill 1.8. 18に
吸い込まれて全熱交換器31に導かれ、一方、暖房運転
時にも上述のように−Jンデン4ノファン24が回転さ
れるから、外気取入ドアコ(3の開[]部周辺には、+
iii述のように負圧がjじ成さtiる31 、てのため、高温側1h体−Cある中室空気が、内気取
入111”’i’l l (1か〔−2吸い出され、こ
rtが全熱交換器′、31内を1−記トア:33方向へ
移動する。5−・1”なI)tH,、,11記内外気は
全熱交換器二31のフィンブレー1−が形成する通気路
内を、第3し1のJ:うに対抗流を形成して移動し、そ
の際それらが汀いに熱交換され、このうち外気は、内気
の熱を吸熱して車室温度近くに加温され、一方、内気は
外気に吸熱されて冷却される。 そして上記熱交換後、外気は外気導入ダクト30に導か
れて第2熱交換室22へ移動し、3室22のリヒートエ
アミックスドア36を介して、その全量がヒータコア2
8に導かれ、該ヒータコア28で再度熱交換されて加温
され、その暖気がブロア29.29を介し床上ダクh4
.4へ送り出され、車室2内に吹き出される。 一方、内気は給気ドア33を通過後、別の外気取入口1
7から第1熱交換室21に流入した外気と合流して、車
外に排出される。 このように」−記暖房に際しては、外気を全熱交換器3
1で−H7Jo温し、これをヒータコア28で再度熱交
換して加温させているから、暖房が効率良く行なわれ、
しかも一部の換気用ないしは1ノF出用内気を利用する
ことことで、合理的かつ経済的な暖房システムを実現で
きる。 なお、天井ダクト3.3の前部に、例えば外気を導入可
能なパイレベルファン(図示略)と、1−記ダクト3.
33を閉鎖可能なパイレベルドアな設け、それほど加温
を要しない暖房時にこれらを作動させて、天井ダクト3
.3から冷風を吹き出させ、いわゆる頭寒足熱の空調状
態を設定させることも可能である。 (発明の効果) 本発明の車両用空調装置は息子のように、少なくともコ
ンデンサとコンデンサファン、およびエバポレータとヒ
ータコアを有する空調ユニットを備えた車両用空調装置
におい−C1前記空調ユニットを車両後部のバルクヘッ
ドに配設したから、従来のこの種装置のように、空調ユ
ニットを車両のルーフJlに搭4表するものに比べて、
それらの型置スペースをコンパクト化でき、冷媒配管や
流水配管を簡潔かつ容易に行なえるとともに、車両床下
を利用したバケージスペースを広(確保することができ
るから、大!t′!バス等に好適な効果がある。 また、本発明ては上記空調ユニッI・を配設する空調ユ
ニットスペースを第1および第2熱交換室に区画し、上
記第1熱交換室にコンデンサとコンデンサファンを配置
し、上記第2熱交換室にエバポレータとヒータコアを装
置し、かつ第2熱交換室を送風ダクトに連通ずる一力、
これら熱交換室の境界部に内外気取入口を設け、該内外
気取入「jに連通ずる通気路に、内外気を対抗流可能な
全熱交換器を配設し、熱交換後の内外気を第1および第
2熱交換室に導入可能にしたから、冷房または暖房運転
を効率良く行なえるとともに、エバポレータおよびヒー
タコアの負担が軽減され、経済的で合理的な空調システ
ムを実現できる効果がある4、
第1図は本発明の一実施例を示す説明図、第2図は本発
明を適用した車両の後部バルクヘッドの状況を示す説明
図、第3図は本発明の要部を拡大して示す断面図である
。 1・ 車両、3,4 ・−送風ダクト 6・ バルクヘッド、7 空調ユニッ1−IO−・内
気取入[丁1.18 ・外気取入[121−第1熱交換
室 22 ・ 第2熱交換室、273− コンデンlJ′2
4 ・ 二1ンデン」ノフフ・ン 27・ エバポレータ、28・ ]]二−クコラ2
31 全熱交換器
明を適用した車両の後部バルクヘッドの状況を示す説明
図、第3図は本発明の要部を拡大して示す断面図である
。 1・ 車両、3,4 ・−送風ダクト 6・ バルクヘッド、7 空調ユニッ1−IO−・内
気取入[丁1.18 ・外気取入[121−第1熱交換
室 22 ・ 第2熱交換室、273− コンデンlJ′2
4 ・ 二1ンデン」ノフフ・ン 27・ エバポレータ、28・ ]]二−クコラ2
31 全熱交換器
Claims (1)
- 少なくともコンデンサとコンデンサファン、およびエ
バポレータとヒータコアを有する空調ユニットを備えた
車両用空調装置において、前記空調ユニットを車両後部
のバルクヘッドに配設するとともに、上記空調ユニット
を配設する空調ユニットスペースを第1および第2熱交
換室に区画し、上記第1熱交換室にコンデンサとコンデ
ンサファンを配置し、上記第2熱交換室にエバポレータ
とヒータコアを配置し、かつ第2熱交換室を送風ダクト
に連通する一方、これら熱交換室の境界部に内外気取入
口を設け、該内外気取入口に連通する通気路に、内外気
を対抗流可能な全熱交換器を配設し、熱交換後の内外気
を第1および第2熱交換室に導入可能にしたことを特徴
とする車両用空調装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1130087A JP2610995B2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 車両用空調装置 |
US07/524,051 US5001905A (en) | 1989-05-25 | 1990-05-16 | Air conditioning system for vehicles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1130087A JP2610995B2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 車両用空調装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02310114A true JPH02310114A (ja) | 1990-12-25 |
JP2610995B2 JP2610995B2 (ja) | 1997-05-14 |
Family
ID=15025664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1130087A Expired - Lifetime JP2610995B2 (ja) | 1989-05-25 | 1989-05-25 | 車両用空調装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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