JPH02309108A - 燃焼器 - Google Patents
燃焼器Info
- Publication number
- JPH02309108A JPH02309108A JP12822089A JP12822089A JPH02309108A JP H02309108 A JPH02309108 A JP H02309108A JP 12822089 A JP12822089 A JP 12822089A JP 12822089 A JP12822089 A JP 12822089A JP H02309108 A JPH02309108 A JP H02309108A
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- JP
- Japan
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- nozzle
- tip
- combustion
- liquid fuel
- oil droplets
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
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Landscapes
- Spray-Type Burners (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は暖房機等に用いる燃焼器に関するものである。
従来の技術
従来の燃焼器は第3図に示すように、気化筒15の側壁
部に燃焼空気供給用のスロー目6を設け、このスロート
16内に燃料供給用のノズル17を上向き傾斜状に設け
て構成しである。そして上記ノズル17より噴出される
液体燃料は、高温に熱せられている気化筒15内壁に衝
突し気化し、ノズル17の周囲から供給される空気と混
合して気化筒15上部のバーナヘラ目8に設けた炎孔1
9から噴出し燃焼する。
部に燃焼空気供給用のスロー目6を設け、このスロート
16内に燃料供給用のノズル17を上向き傾斜状に設け
て構成しである。そして上記ノズル17より噴出される
液体燃料は、高温に熱せられている気化筒15内壁に衝
突し気化し、ノズル17の周囲から供給される空気と混
合して気化筒15上部のバーナヘラ目8に設けた炎孔1
9から噴出し燃焼する。
発明が解決しようとする課題
しかしながら上記従来の燃焼器は、ノズル17が常時気
化1#15内の熱気を受けているので、燃料に比し燃焼
用空気が何らかの原因で少なくなる場合には、燃焼用空
気による冷却効果が少なくなってノズル17自身の温度
が上昇する。その結果燃料がノズル17になじみやすく
なり、ノズル17先端に燃料の油滴かたまり易くなる。
化1#15内の熱気を受けているので、燃料に比し燃焼
用空気が何らかの原因で少なくなる場合には、燃焼用空
気による冷却効果が少なくなってノズル17自身の温度
が上昇する。その結果燃料がノズル17になじみやすく
なり、ノズル17先端に燃料の油滴かたまり易くなる。
またノズル17周囲を流れる空気量が少ないのでノズル
17先端にたまる油滴を吹き飛ばし難くなり、燃料油滴
が大きく成長するようになる。そして遂にはその自重で
ノズル17先端から気化筒15内に落ちたり、ノズル1
7の根本まで流れてそこで落ちたりし、その後再びノズ
ル17先端に次の油滴が成長していくと云う現象を周期
的に繰返すようになる。気化筒15内に落ちる油滴は、
燃焼停止に落ちると気化して残留未燃ガスとなり臭気の
原因となったり、気化せずにタール生成の原因上なった
りする。又更に通常燃焼時に油滴が落ちると一時的に気
化筒15の温度が下がり、気化量が減少した後に遅れて
油清が気化する。つまり燃焼部では、この油滴が落ちた
瞬間、火炎が小さくなり、続いて落ちた油滴が全て気化
するまで通常より燃料気化ガス量の多い空気不足の火炎
を生じる脈動燃焼をするようになる。またノズル17の
根本に流れて落ちる油滴は、燃焼用空気経路途中にたま
り、異臭の原因や、何らかの原因でそこにたまった液体
燃料に引火し火災の心配もあった。
17先端にたまる油滴を吹き飛ばし難くなり、燃料油滴
が大きく成長するようになる。そして遂にはその自重で
ノズル17先端から気化筒15内に落ちたり、ノズル1
7の根本まで流れてそこで落ちたりし、その後再びノズ
ル17先端に次の油滴が成長していくと云う現象を周期
的に繰返すようになる。気化筒15内に落ちる油滴は、
燃焼停止に落ちると気化して残留未燃ガスとなり臭気の
原因となったり、気化せずにタール生成の原因上なった
りする。又更に通常燃焼時に油滴が落ちると一時的に気
化筒15の温度が下がり、気化量が減少した後に遅れて
油清が気化する。つまり燃焼部では、この油滴が落ちた
瞬間、火炎が小さくなり、続いて落ちた油滴が全て気化
するまで通常より燃料気化ガス量の多い空気不足の火炎
を生じる脈動燃焼をするようになる。またノズル17の
根本に流れて落ちる油滴は、燃焼用空気経路途中にたま
り、異臭の原因や、何らかの原因でそこにたまった液体
燃料に引火し火災の心配もあった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みてなしたもので、ノズ
ル先端に溜まろうとする燃料の油滴を空気の乱流で吹き
飛ばすことにより大きな油滴の落下やこの油滴がノズル
の根本に流れていくのを防止するようにし、且つ液体燃
料をノズル先端より広角に噴霧して、燃焼条件が多少変
化しても良好な燃焼状態が得られるようにすることを目
的としたものである。
ル先端に溜まろうとする燃料の油滴を空気の乱流で吹き
飛ばすことにより大きな油滴の落下やこの油滴がノズル
の根本に流れていくのを防止するようにし、且つ液体燃
料をノズル先端より広角に噴霧して、燃焼条件が多少変
化しても良好な燃焼状態が得られるようにすることを目
的としたものである。
yA題を解決するための手段
上記課題を解決するために本発明の燃焼器は、ノズルの
先端に1ケ所或いは複数の円周状に張り出した膨出部を
配設した構成としである。
先端に1ケ所或いは複数の円周状に張り出した膨出部を
配設した構成としである。
作用
本発明は上記した構成によりノズル先端の膨出部で空気
が撹乱されて乱流となるためノズル先端に溜まろうとす
る油滴はこの乱流空気によって成長する前に吹き飛ばさ
れ、またノズル先端部の膨出部で油滴が縁切りされ根本
の側へ流れることもなくなる。そのうえノズルより噴出
する液体燃料は、ノズル先端の膨出部で乱される空気の
乱流によって広角に噴霧され気化し易くなり、燃焼条件
が多少変化しても良好な燃焼状態が得られる。
が撹乱されて乱流となるためノズル先端に溜まろうとす
る油滴はこの乱流空気によって成長する前に吹き飛ばさ
れ、またノズル先端部の膨出部で油滴が縁切りされ根本
の側へ流れることもなくなる。そのうえノズルより噴出
する液体燃料は、ノズル先端の膨出部で乱される空気の
乱流によって広角に噴霧され気化し易くなり、燃焼条件
が多少変化しても良好な燃焼状態が得られる。
実施例
以下本発明の一実施例を第1図、第2図を用いて説明す
る。1は内部にファン・モータを内蔵した燃焼用送風機
で、吹出部を気化筒2の側面に取付けたスロート3への
エアバイブ4に接続しである。5はエアバイブ4に設け
た可変ダンパ、6は可変ダンパ5と燃焼用送風機1との
間から分岐したバイパス風路で、前記気化筒2を下から
覆う如く配設したバーナケース7に接続しである。8は
前記スロート3を通して気化筒2内に臨ませたノズルで
、上向に1頃斜状に設けてあり、油タンク受け9からポ
ンプ10によって吸上げ送られる液体燃料を噴出する。
る。1は内部にファン・モータを内蔵した燃焼用送風機
で、吹出部を気化筒2の側面に取付けたスロート3への
エアバイブ4に接続しである。5はエアバイブ4に設け
た可変ダンパ、6は可変ダンパ5と燃焼用送風機1との
間から分岐したバイパス風路で、前記気化筒2を下から
覆う如く配設したバーナケース7に接続しである。8は
前記スロート3を通して気化筒2内に臨ませたノズルで
、上向に1頃斜状に設けてあり、油タンク受け9からポ
ンプ10によって吸上げ送られる液体燃料を噴出する。
そしてこのノズル8あ先端には、1ヶ或いは複数の円周
状に張り出した膨出部8aを形成しである。11は油タ
ンク受け9に液体燃料を供給する脱着自在なカートリッ
ヂタンクである。
状に張り出した膨出部8aを形成しである。11は油タ
ンク受け9に液体燃料を供給する脱着自在なカートリッ
ヂタンクである。
12は気化筒2の外周に埋め込んだシーズヒータで、温
度コントローラ等によって気化筒2を成る一定温度以上
に保つようになっている。13は気化筒2の上部に覆着
したバーナヘッドで、外周囲に炎孔14を有している。
度コントローラ等によって気化筒2を成る一定温度以上
に保つようになっている。13は気化筒2の上部に覆着
したバーナヘッドで、外周囲に炎孔14を有している。
上記構成に於いて、燃料はポンプ10で油タンク受け9
より吸上げられ、ノズル8より気化筒2内に噴出される
。気化筒2はシーズヒータ12で高温に熱せられていて
、噴出された燃料は気化し、スロート3から送られてく
る空気と混合し、バーナヘッド13の炎孔14より噴出
する。そしてこの噴出ガスに点火手段(図示せず)で点
火すると、燃焼が開始する。またポンプ10で吸上げ供
給される液体燃料の債に応じて、燃焼用送風機1からエ
アバイブ4を介してスロート3より噴出する空気量を、
可変ダンパ5で調整すると燃焼量を切換えることが出来
る。
より吸上げられ、ノズル8より気化筒2内に噴出される
。気化筒2はシーズヒータ12で高温に熱せられていて
、噴出された燃料は気化し、スロート3から送られてく
る空気と混合し、バーナヘッド13の炎孔14より噴出
する。そしてこの噴出ガスに点火手段(図示せず)で点
火すると、燃焼が開始する。またポンプ10で吸上げ供
給される液体燃料の債に応じて、燃焼用送風機1からエ
アバイブ4を介してスロート3より噴出する空気量を、
可変ダンパ5で調整すると燃焼量を切換えることが出来
る。
ここで上記ノズル8先端に配設した膨出部8aは、その
周囲を流れる空気を撹拌する。したがってノズル先端に
溜まろうとする油滴を大きくなる前に吹き飛ばしてしま
う。また油滴がノズル8をつたわってその根本の方にい
こうとしても膨出部8aがこれを阻止するようになる。
周囲を流れる空気を撹拌する。したがってノズル先端に
溜まろうとする油滴を大きくなる前に吹き飛ばしてしま
う。また油滴がノズル8をつたわってその根本の方にい
こうとしても膨出部8aがこれを阻止するようになる。
したがってノズル8先端に多少油滴を生しても、気化筒
2内に滴下して、燃焼停止時に未燃ガスを生じて強い臭
気を発生したり、タール生成を促進することもなく、ま
た通常燃焼時の脈動燃焼を防止出来、黄火5ススなどを
生じる問題もなくなる。
2内に滴下して、燃焼停止時に未燃ガスを生じて強い臭
気を発生したり、タール生成を促進することもなく、ま
た通常燃焼時の脈動燃焼を防止出来、黄火5ススなどを
生じる問題もなくなる。
更にまたノズル8先端より噴出する液体燃料は、上記乱
流空気による撹拌作用とともに、ノズル8先端の膨出部
8aの内側の凹凸部でも乱され、幅広く噴霧し気化筒2
内壁に広い面積で気化するようになる。したがって気化
条件もよくなり、良好な燃焼状態が得られるようになる
。
流空気による撹拌作用とともに、ノズル8先端の膨出部
8aの内側の凹凸部でも乱され、幅広く噴霧し気化筒2
内壁に広い面積で気化するようになる。したがって気化
条件もよくなり、良好な燃焼状態が得られるようになる
。
発明の効果
以上のように本発明によれば、ノズル先端に円周状に張
り出した膨出部を1ヶ或いは複数配設しているので、ノ
ズル先端への油滴の付着成長を抑える二七ができるとと
もに、ノズル根本への油滴のつたわりを防止することが
でき、しかも更にノズルからの液体燃料を幅広く噴霧さ
せ良好な気化条件が得られる等、長期にわたって安全で
良好な燃焼状態を得ることが出来る。
り出した膨出部を1ヶ或いは複数配設しているので、ノ
ズル先端への油滴の付着成長を抑える二七ができるとと
もに、ノズル根本への油滴のつたわりを防止することが
でき、しかも更にノズルからの液体燃料を幅広く噴霧さ
せ良好な気化条件が得られる等、長期にわたって安全で
良好な燃焼状態を得ることが出来る。
第1図は本発明の一実施例における燃焼器の要部拡大断
面図、第2図は同全体の断面図、第3図は従来の燃焼器
を示す断面図である。 2・・・・・・気化筒、3・・・・・・スロート、8・
・・・・・ノズル、8a・・・・・・膨出部。 ?−気化蛸 3− スロート 8−一一ノ ス゛ル 8λ−一−J#b 部 第 1 図
面図、第2図は同全体の断面図、第3図は従来の燃焼器
を示す断面図である。 2・・・・・・気化筒、3・・・・・・スロート、8・
・・・・・ノズル、8a・・・・・・膨出部。 ?−気化蛸 3− スロート 8−一一ノ ス゛ル 8λ−一−J#b 部 第 1 図
Claims (1)
- 液体燃料を気化しその気化ガスを燃焼用空気と予混合し
て燃焼部へ供給する有底円筒状の気化筒と、その気化筒
内に先端を臨ませ液体燃料を噴出供給する上向き傾斜状
のノズルと、ノズルの周囲に配設した燃焼空気供給用の
スロートとを備え、上記ノズルはその先端に1ケ或いは
複数の円周状に張り出した膨出部を配設してなる燃焼器
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12822089A JPH02309108A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 燃焼器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12822089A JPH02309108A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 燃焼器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02309108A true JPH02309108A (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=14979466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12822089A Pending JPH02309108A (ja) | 1989-05-22 | 1989-05-22 | 燃焼器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02309108A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633105A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液体燃料燃焼装置 |
-
1989
- 1989-05-22 JP JP12822089A patent/JPH02309108A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS633105A (ja) * | 1986-06-23 | 1988-01-08 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 液体燃料燃焼装置 |
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