JPH02309051A - 自動変速機の制御装置 - Google Patents

自動変速機の制御装置

Info

Publication number
JPH02309051A
JPH02309051A JP1129889A JP12988989A JPH02309051A JP H02309051 A JPH02309051 A JP H02309051A JP 1129889 A JP1129889 A JP 1129889A JP 12988989 A JP12988989 A JP 12988989A JP H02309051 A JPH02309051 A JP H02309051A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
idle
signal
soft
state
shift
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1129889A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2888301B2 (ja
Inventor
Shigeki Shimanaka
茂樹 島中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP1129889A priority Critical patent/JP2888301B2/ja
Publication of JPH02309051A publication Critical patent/JPH02309051A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2888301B2 publication Critical patent/JP2888301B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Fluid Gearings (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動変速機の制御装置に関し、とりわけ、コ
ースト走行時の走行状態を制御するようにした制御装置
に関する。
従来の技術 従来の自動変速機としては、例えば、特開昭62−62
047号公報に開示されるようなものがあり、変速機の
ギアトレーンに組み込まれた複数の摩擦要素が、コント
ロールバルブから出力される作動液圧によって適宜締結
、解放されることにより、変速が自動的に行われるよう
になっている。
また、上記自動変速機にエンジン回転を入力するトルク
コンバータには、ロックアツプクラッチが設けられて、
該ロックアツプクラッチが締結されることにより、自動
変速機はエンジンと直結されるようになっている。
そして、このように自動変速機では摩擦要素の締結、解
放およびロックアツプクラッチの締結。
解放が走行条件に応じて切り換えられることにより、変
速ショックおよび燃費性を考慮した最適な走行状態が制
御されるようになっている。
ところで、このような自動変速機の制御装置にあっては
、アクセルオンしたパワーオン走行時と、アクセルオフ
したコースト走行時とでは、自動変速機に入力されるト
ルクの伝達方向が反転、つまり、アクセルオン時にはエ
ンジンから駆動輪側にトルク伝達されるのであるが、ア
クセルオフ時には駆動輪側からエンジン側にトルク伝達
される。
従って、コースト走行時の変速、例えばアクセルペダル
から足離しした時点でのアップシフト変速時の変速タイ
ミングとか、上記ロックアツプクラッチを締結して走行
する謂わゆるロックアツプ走行時のロックアツプ制御を
、それぞれ特別に制御することが望ましく、例えば、N
l5SAN整備要領書(1987年版)フルレンジ電子
制御オートマチックトランスミッション; RE4RO
IA型によって実行されている。
即ち、前者の変速タイミング制御は、複数のシフトバル
ブの切り換えによって、各変速段を決定する摩擦要素に
供給される液圧の立ち上がり特性が、アキュムレータの
背圧を制御することにより調整され、それぞれの摩擦要
素の締結タイミングが図られるようになっている。
一方、後者のロックアツプ制御は、ロックアツプ状態で
の走行時にあっても、コースト走行状態に移行されると
、再加速時のショック低減のためロックアツプが解除さ
れるようになっている。
ところで、かかるコースト走行状態の検知は、アイドル
スイッチの信号によって行われるようになっており、該
アイドルスイッチがONされることによりコースト走行
状態が判断され、この信号が変速タイミング制御手段お
よびロックアツプ制御手段にそれぞれ出力されるように
なっている。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記アイドルスイッチはスロットルチャ
ンバに設けられて、該スロットルチャンバの開閉を検知
するようになっているため、近年のエンジンのように冷
却水温が低い場合に、スロットルチャンバを自動的に開
いてアイドル回転を上昇させる際、アクセルペダルを踏
み込んでいないにも拘わらず、該アイドルスイッチはO
FF状態となってしまう。
このため、冷却水低温時はアイドルスイッチのOFFに
より、足離し状態でのコースト走行中であるにも拘わら
ず、上記自動変速機の最適制御を行うことができな(な
って、エンジン冷機時の乗り心地性が悪化されてしまう
という課題があった。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、アイドル
スイッチとソフトアイドル信号を併用し、アイドルスイ
ッチのOFF時には、ソフトアイドル信号のON、OF
F信号に応じて実質的なアイドル状態を検知することに
より、最適な走行制御を行うことができる自動変速機の
制御装置を提供することを目的とする。
課題を解決するための手段 かかる目的を達成するために本発明の請求項1では第1
図に示すように、エンジンのアイドル状態を検出する信
号に基づいて、コースト走行時の制御が行われる自動変
速機の制御装置において、上記アイドル状態を所定値以
下のスロットル開度により検出するソフトアイドル信号
検出手段aを設け、該ソフトアイドル信号検出手段aの
ソフトアイドル信号を変速タイミング制御手段すに入力
し、該ソフトアイドル信号がアイドル状態である場合に
、該変速タイミング制御手段すでコースト走行に対応し
た変速タイミング制御を行う構成とする。
また、本発明の請求項2では第2図に示すように、エン
ジンのアイドル状態を検出する信号に基づいて、コース
ト走行時の制御が行われる自動変速機の制御装置におい
て、 上記アイドル状態を所定値以下のスロットル開度により
検出するソフトアイドル信号検出手段aを設け、該ソフ
トアイドル信号検出手段aのソフトアイドル信号をロッ
クアツプ制御手段Cに入力し、該ソフトアイドル信号が
アイドル状態である場合に、ロックアツプ解除を行う構
成とする。
作用 以上の構成により本発明の自動変速機の変速制御装置に
あっては、請求項1では、アイドル状態を検出する信号
がアイドル状態以外の場合にあっても、ソフトアイドル
信号検出手段aから出力されるソフトアイドル信号によ
り実質的なアイドル状態を検知することができる。
従って、上記ソフトアイドル信号がアイドル状態を示し
ている場合はコースト走行状態であるため、変速タイミ
ング制御手段すはコースト走行時に対応した変速のタイ
ミング制御を適確に行うことができる。
また、請求項2では、上記請求項1と同様にアイドル状
態を検出する信号がアイドル状態以外の場合にあっても
、ソフトアイドル信号検出手段aから出力されるソフト
アイドル信号により実質的なアイドル状態を検知するこ
とができ、ロックアツプ制御手段Cによるコースト走行
時のロックアツプ解除を適確に行うことができる。
実施例 以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。
第3図は本発明の自動変速機の変速制御装置の第1実施
例を示し、10はエンジン、11は自動変速機である。
上記エンジン10は、これに導入される空気量がスロッ
トルチャンバ12に設けられるスロットルバルブ13の
開度量に応じて調節され、この吸入空気量に応じて混合
気が制御される。
一方、上記自動変速機11はトルクコンバータ14を介
して上記エンジン10に結合され、該トルクコンバータ
14を介して該自動変速機11にエンジン10回転が入
力されるようになっており、制a装置としてのA/Tコ
ントロールユニット15から出力される制御信号でコン
トロールバルブ16が駆動され、該コントロールバルブ
16から出力される制御液圧で摩擦要素が適宜締結又は
解放されることにより、該自動変速機11の変速制御が
行われる。
ところで、上記自動変速機11の変速ギア列は、第4図
に示すようにフロントサンギア17s、フロントビニオ
ンギア17p、フロントインターナルギア17i、フロ
ントプラネットキャリア17Cからなるフロント遊星歯
車組17と、リアサンギア18S、  リアピニオンギ
ア18p、  リアインターナルギア18i、  リア
プラネットキャリア18Cからなるリア遊星歯車組18
とを備え、これら2組の遊星歯車組17.18がタンデ
ム配置されることにより構成されている。
また、上記変速ギア列を含むパワートレーンには図示す
るように、インプットシャフト19とフロントサンギア
17sとを接続するリバースクラッチR/C,インプッ
トシャフト19とフロントプラネットキャリア17cと
を接続するハイクラッチH/C,フロントプラネットキ
ャリア17cとリアインターナルギア18iとを接続す
るフォワードクラッチF/C,フロントサンギア17s
をハウジング側に固定するバンドブレーキB/B、フロ
ントプラネットキャリア17cをハウジング側に固定す
るローアンドリバースブレーキL&R/B等の摩擦要素
が設けられる。
更に、上記フォワードクラッチF/Cとリアインターナ
ルギア181との間にフォワードワンウェイクラッチF
10・Cが設けられると共に、フロントプラネットキャ
リア17cとハウジングとの間にローワンウェイクラッ
チL10・Cが設けられ、かつ、フロントプラネットキ
ャリア17cとリアインターナルギア18tとの間で上
記フォワードワンウェイクラッチF10−Cと並列にオ
ーバーランクラッチ0・R/Cが配置される。
ところで、かかる構成になるパワートレーンでは、次に
示す第1表のように変速段の切り換えが行われる。
第1表 尚、同表中O印は締結状態を表し、無印は解放状態を表
す。
また、上記フォワードワンウェイクラッチF10−Cは
、フロントプラネットキャリア17cに対してリアイン
ターナルギア18iが正転方向の回転時にフリー、逆転
方向の回転時にロックされると共に、上記ローワンウェ
イクラッチL10・Cはフロントプラネットキャリア1
7cの正転方向の回転時にフリー、逆転方向の回転時に
ロックされる。
ところで、上記オーバーランクラッチ0・R/Cは第1
表には示していないが、該オーバーランクラッチO−R
/Cを締結することにより、上記フォワードワンウェイ
クラッチF10・Cの機能を無くして、エンジンブレー
キが作動されるようになっている。
第5図は上記コントロールバルブ16の液圧制御回路を
示し、該コントロールバルブ16には、プレシャレギュ
レータ弁20.プレシャモディファイヤ弁22.ライン
圧ソレノイド24.パイロット弁26.トルクコンバー
タレギュレータ弁28、ロックアツプコントロール弁3
0.  シャトル弁32. ロックアツプソレノイド3
4.マニュアル弁36.第1シフト弁38.第2シフト
弁40゜第1シフトソレノイド42.第2シフトソレノ
イド44.フォワードクラッチコントロール弁46゜3
−2タイミング弁48.4−2リレー弁50,4−2シ
ーケンス弁52.ルンジ減圧弁54.シャトル弁56.
  オーバーランクラッチコントロール弁58.第3シ
フトソレノイド60. オーバーランクラッチ減圧弁6
2,2速サーボアプライ圧アキユムレータ64.3速サ
ーボリリース圧アキユムレータ66.4速サーボアプラ
イ圧アキユムレータ68およびアキュムレータコントロ
ール弁70が設けられる。
そして、上記コントロールバルブ16の各構成部品は図
示する関係をもって、上記リバースクラッチR/C,ハ
イクラッチH/C,フォワードクラッチF/C,フレー
キバンドB/B、  ローアンドリバースブレーキL&
R/B、 オーバーランクラッチ0・R/Cの各摩擦要
素およびオイルポンプO/Pに接続され、第1シフト弁
38と第2シフト弁40の切り換え組み合わせにより、
各摩擦要素への液圧の供給および停止が行われる。
尚、上記コントロールバルブ16の各構成部品の構成お
よび機能は、特開昭62−62047号公報に記載され
たものと同様であり、その詳細な説明は省略する。
因に、上記バンドブレーキB/BはバンドサーボB/S
によって作動され、該バンドサーボB/Sは2速サーボ
アプライ圧室2S/A、  3速サーボリリース圧室3
S/Rおよび4速サーボアプライ圧室4S/Aからなり
、2速サーボアプライ圧室2S/^に液圧が供給される
ことによりバントブレーキB/Bは締結され、そして、
この状態で3速サーボリリース圧室3S/Rに液圧が供
給されることによりバントブレーキB/Bは解放され、
更にこの状態で4速サーボアプライ圧室4S/Aに液圧
が供給されることによりバントブレーキB/Bは締結さ
れる構造となっている。
ところで、上記コントロールユニット15には、車速信
号、スロットル開度信号1作動液温信号等の各種車両走
行条件が入力され、これら車両走行条件に基づいて該フ
ントロールユニット15から出力されるソレノイド駆動
信号により、第1.第2シフトソレノイド42.44が
ON、OFF駆動され、もって、上記第1.第2シフト
弁38゜40の切り換えが行われるようになっている。
即ち、第1.第2シフトソレノイド42.44がONさ
れることにより、上記第1.第2シフト弁38.40に
パイロ・ノド圧が供給されて図中右半部位置(上方位置
)となり、かつ、OFFされることによりパイロット圧
がドレンされて第1゜第2シフト弁38.40は図中左
半部位置く下方位置)となる。
そして、上記第1.第2シフト弁38.40は次の第2
表に示すように各変速段に応じてON。
OFF切り換えが行われるようになっている。
第2表 また、上記第1.第2シフト弁38.40のON、OF
F切り換えは、例えば、第6図に示すような車速とスロ
ットル開度とによって決定されるシフトスケジュールに
沿って変速制御される。
ところで、上記第5図に示すように上記第1゜第2シフ
ト弁38.40から、上記バンドサーボB/Sの2速サ
ーボアプライ正室2S/Aに通ずる回路113、上記ハ
イクラッチ11/Cおよび3速サーボリリース圧室3S
/Hに通ずる回路118、そして、4速サーボアプライ
圧室4S/Aに通ずる回路135には、それぞれアキュ
ムレータ64.66.68が設けられ、該アキュムレー
タ64,66.68によってそれぞれの回路113,1
18.135を介して供給される液圧の立ち上がり特性
が調整され、ハイクラッチH/Cおよびバンドブレーキ
B/Hの締結時のシタツク低減が図られるようになって
いる。
上記アキュムレータ64,66.68による液圧調整は
、アキュムレータコントロール弁70から供給される背
圧によって適宜制御されるようになっており、該アキュ
ムレータコントロール弁70から出力される該背圧は、
ライン圧ソレノイド24から出力されるスロットル圧に
よって調圧される。
つまり、上記背圧はスロットル開度に応じて変化され、
上記コントロールユニット15に設けられる変速タイミ
ング制御手段200から上記ライン圧ソレノイド24に
、スロットル開度に対応シたソレノイド駆動信号が出力
されるようになっている。
ところで、上記変速タイミング制御手段200には、上
記スロットルチャンバ12に設けられるアイドルスイッ
チ202から、該スロットルチャンバ12の開閉による
アイドル信号が入力され、該アイドルスイッチ202が
ONされることにより、コースト走行状態が検出される
ようになっている。
そして、上記変速タイミング制御手段200でコースト
走行状態が検出されることにより、上記アキュムレータ
64.66.68の背圧は最低圧に制御され、締結圧の
立ち上がりを緩徐に行って、例えば、コースト走行時に
駆動輪側からトルク入力される状態でのアップシフト時
に、ハイクラッチ+1/CおよびバンドブレーキB/H
のシヨ、りが低減されるようになっている。
ここで、本実施例にあっては、アクセルペダル204か
ら上記スロットルバルブ13に至るアクセル操作経路2
06中に、アクセルペダル204の踏込量を無段階に検
出する手段、例えば該アクセルペダル204の踏み込み
に応じて電気抵抗値が変化される可変抵抗器208を設
け、該可変抵抗器208をソフトアイドル信号検出手段
として用いるようになっている。
従って、上記可変抵抗器208はアクセルペダル204
の踏込量を無段階に検出することができ、そして、スロ
ットルバルブ13の開度に対応したアクセルペダル20
4の踏込量がアイドリング状態を決定する量、例えば、
通常のアイドリング領域である178開度以下のときに
、これをソフトアイドル信号ONとして上記変速タイミ
ング制御手段200に出力するようになっている。
そして、上記変速タイミング制御手段200では、冷却
水低温時等にあって上記アイドルスイッチ24からOF
F信号(アイドル状態以外の信号)が出力されていると
きに、上記可変抵抗器208で検出されたソフトアイド
ル信号のON、OFFによってコースト走行状態が判断
されるようになっている。
即ち、この実施例にあっては上記変速タイミング制御手
段200は、例えば第7図に示す第1処理例のフローチ
ャートに沿って制御が行われ、まず、ステップIによっ
てアイドルスイッチ202がONかどうかが判断され、
「YES」の場合はステップ■に進んで足離しくコース
ト走行)変速時のタイミング制御が行われる。
一方、上記ステップIでrNOJと判断された場合は、
ステップ■に進んでソフトアイドル信号がONかどうか
が判断され、rYEsJの場合は上記ステップ■に進ん
で足離し変速時のタイミング制御が行われると共に、r
NOJの場合はステップ■に進んで通常変速時のタイミ
ング制御が行われる。
以上の構成により、本実施例の自動変速機の変速制御装
置にあっては、エンジン10の暖機後にあっては冷却水
温が上昇されているため、スロットルチャンバ12の開
閉はアクセルペダル204の踏込量に対応して変化され
、該アクセルペダル204から足離ししたコースト走行
状態では、該スロットルチャンバ12は閉止されてアイ
ドルスイッチ202からON信号が出力される。
従って、この場合は上記アイドルスイッチ202のON
信号によってコースト走行状態での変速タイミング制御
が行われる。
一方、上記冷却水温が低い場合は、足離し状態にあるに
も拘わらずスロットルチャンバ12が開かれるため、上
記アイドルスイッチ202からはOFF信号が出力され
るが、この場合はアクセルペダル204が踏み込まれて
いないためソフトアイドル信号がONとなり、このソフ
トアイドル信号のONによりコースト走行状態を検出す
ることができ、上記変速タイミング制御手段200によ
りコースト時の変速タイミング制御が行われる。
従って、このようにソフトアイドル信号を導入したこと
により、低温時のエンジン10始動直後におけるコース
ト走行時にあっても、変速タイミング制御を適正に行う
ことができる。
尚、上記ソフトアイドル信号がOFFであるときは、ア
クセルペダル28を踏み込んでいる場合であり、この場
合はパワーオン走行状態であるため、上記変速タイミン
グ制御手段200では通常のアキュムレータ背圧制御が
行われる。
また、本実施例にあっては、可変抵抗器30から出力さ
れるスロットル開度信号を、A/Tコントロール、uニ
ット20に入カシて、該A/Tコントロールユニット2
0内でソフト的にアイドル位置を検出するようにしたも
のを開示したが、これに限ることな〈従来エンジンコン
トロールユニットで用いられているソフトアイドル信号
を、該A/Tコントロールユニット20に入力して、こ
れを変速時間学習の禁止条件に用いることができる。
ソシて、このようにエンジンコントロールユニットのソ
フトアイドル信号を用いた場合は、該ソフトアイドル信
号がコースト時のフューエルカットに用いられる関係上
、より正確なコースト状態を検出することが可能となり
、この方が好ましい。
第8図は第1実施例で実行される第2処理例を示すフロ
ーチャートで、このフローチャートでは上記第7図に示
す第1処理例に、エンジン冷却水温の判断であるステッ
プ■とソフトアイドルにより、アイドル判断をするステ
ップ■が付加されたものである。
即ち、この処理例ではアイドルスイッチ24がOFF、
つまり、ステップlがrNOJと判断された場合は、ス
テップ■でエンジン冷却水温が判断され、所定値以上で
あるときにはrYEsJと判断され、ステップ■でスロ
ットル開度を判断し、所定開度θ。より大となればソフ
トアイドル信号がrNOJとなり、足離し変速時のタイ
ミング制御を行う。
次に、ステップ■でエンジン冷却水温が所定値以下のと
きには「NO」と判断され、ステップ■でスロットル開
度を判断し、所定値θ。+01より大となればソフトア
イドル信号が「ON」となり、足離し変速時のタイミン
グ制御が行われる。
従って、アイドルスイッチ24が故障したときでも、ス
ロットル■により適確な変速タイミング制御が行われる
ことになる。
第9図は、第1実施例を実行するための第3処理例を示
し、この処理例では路面の状態を判断し、悪路の場合は
変速タイミング制御の判断をソフトアイドル信号で行い
、良路の場合はアイドルスイッチ24で行う構成にしで
ある。
従って、この実施例によれば悪路走行時の振動によるア
イドルスィッチ24誤作動から起こる不適性な変速タイ
ミング制御の選択を防止することができる。
第10図は本発明の第2実施例を示し、上記第1実施例
と同一構成部分に同一符号を付して重複する説明を省略
して述べる。
即ち、この第2実施例はロックアツプ制御に対して本発
明を適用したもので、A/Tコントロールユニット15
にはロックアツプ制御手段210が設けられ、該ロック
アツプ制御手段210から出力される制御信号によって
、トルクコンバータ14のロックアツプ制御が行われる
ようになっている。
ここで、上記トルクコンバータ14のロックアツプ制御
は、上記第5図に示したように、プレッシャレギュレー
タ弁20から供給されるトルクコンバータ圧が、トルク
コンバータレギュレータ弁28およびロックアツプコン
トロール弁30を介して上記トルクコンバータ14のア
プライ室14aに供給されることによりロックアツプさ
れ、カッ、該トルクコンバータ14のリリース室14b
にトルクコンバータ圧が供給されることにより、ロック
アツプ解除されるようになっている。
尚、上記ロックアツプはトルクコンバータ14に設けら
れたロックアツプクラッチ14C(第4図参照)が締結
されることにより行われ、かつ、該ロックアツプクラッ
チ14cが解放されることにより、ロックアツプ解除が
行われる。
ところで、上記トルクコンバータ圧を上記アプライ室1
4a又はリリース室14bに供給するための切り換えは
、上記ロックアツプコントロール弁30がロックアツプ
ソレノイド34から供給される切換圧で切り換えられる
ことにより行われるようになっており、かつ、該ロック
アツプソレノイド34は、上記A/Tコントロールユニ
ット15内のロックアツプ制御手段210から、車両走
行条件に基づいて出力される駆動信号により制御され、
ロックアツプされることによりエンジンlOに直結され
ると共に、ロックアツプ解除されることにより、本来の
トルクコンバータ機能が発揮されるようになっている。
ここで、上記ロックアツプ制御手段210には上記車両
走行条件以外に、上記実施例と同様にスロットルチャン
バ12に設けられたアイドルスイッチ202の検出信号
が入力され、コースト走行状態で上記ロックアツプクラ
ッチ14cが解放、つまり、ロックアツプ解除されるよ
うになっている。
ここで、この実施例にあっても上記実施例と同様にアク
セル操作経路206に設けられた、ソフトアイドル信号
検出手段としての可変抵抗器208からのソフトアイド
ル信号を、上記ロックアツプ制御手段210に入力し、
第9図のフローチャートに示すようにコースト走行状態
が、上記アイドルスイッチ202と上記ソフトアイドル
信号とを用いて判断されるようになっている。
従って、この実施例にあってもエンジン10の冷機時に
あってスロットルチャンバ12が開かれている場合にあ
っても、上記ソフトアイドル信号によりコースト走行状
態を確実に検出することができ、走行時のロックアツプ
によるショックを大幅に低減することができる。
第12図は第2実施例で実行される第2処理例を示すフ
ローチャートで、このフローチャートでは上記第11図
に示す第1処理例に、エンジン冷却水温の判断であるス
テップ■とソフトアイドルにより、アイドル判断をする
ステップ■が付加されたものである。
即ち、この処理例ではアイドルスイッチ24がOFF、
つまり、ステ、ブIがrNOJと判断された場合は、ス
テップ■でエンジン冷却水温が判断され、所定値以上で
あるときにはrYESJと判断され、ステップ■でスロ
ットル開度を判断し、所定開度θ。より大となればソフ
トアイドル信号が[NOJとなり、ロックアツプを禁止
する。
次に、ステップ■でエンジン冷却水温が所定値以下のと
きにはrNOJと判断され、ステップ■でスロットル開
度を判断し、所定値θ。十〇、より大となればソフトア
イドル信号が「ON」となり、ロックアツプを禁止する
従って、アイドルスイッチ24が故障したときでも、ス
ロットル■により適確なロックアツプ制御が行われるこ
とになる。
第13図は、第2実施例を実行するための第3処理例を
示し、この処理例では路面の状態を判断し、悪路の場合
はロックアツプ許可、禁止の判断をソフトアイドル信号
で行い、良路の場合はアイドルスイッチ24で行う構成
にしである。
従って、この実施例によれば悪路走行時の振動によるア
イドルスィッチ24誤作動から起こる不適性なロックア
ツプ制御を防止することができる。
尚、この第2実施例にあってもエンジンコントロールユ
ニットで用いられるソフトアイドル信号を、上記ロック
アツプ制御手段210に入力するようにしたものでも良
いことはいうまでもない。
また、上記6第1.第2実施例にあっては、ソフトアイ
ドル信号とアイドルスイッチ24とを併用した場合を開
示したが、これに限ることなくアイドルスイッチ24を
廃止してソフトアイドル信号のみを用いても良い。
発明の詳細 な説明したように本発明の自動変速機の制御装置にあっ
ては、請求項1では、アイドル信号を所定値以下のスロ
ットル信号により検出するソフトアイドル信号検出手段
を設け、該ソフトアイドル信号を変速タイミング制御手
段に入力して、コースト走行時の変速タイミングを制御
するようにしたので、冷機時等にあって通常のアイドル
状態を検出する信号がアイドル状態以外の場合にあって
も、ソフトアイドル信号検出手段から出力されるソフト
アイドル信号により実質的なコースト走行状態を検知す
ることができる。
即ち、上記ソフトアイドル信号がアイドル状態を示して
いる場合はコースト走行状態であるため、変速タイミン
グ制御手段はコースト走行時に対応した変速のタイミン
グ制御を適確に行い、該コースト時の変速ショックを著
しく低減して車両乗り心地性を大幅に向上させることが
できる。
また、請求項2では、上記請求項1と同様にソフトアイ
ドル信号をロックアツプ制御手段に入力して、コースト
走行時のロックアツプ制御を行うようにしたので、冷機
時等にあってもコースト走行状態を確実に検出すること
ができ、このコースト走行時のロックアツプ解除が行わ
れることにより、パワーオン時のロックアツプシラツク
を著しく低減して車両乗り心地性を大幅に向上させるこ
とができるという各種優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の請求項1の概念を示す概略構成図、第
2図は本発明の請求項2の概念を示す概略構成図、第3
図は本発明の第1実施例を示す概略構成図、第4図は本
発明が適用される自動変速機のパワートレーンを示す概
略構成図、第5図は本発明が適用される自動変速機のコ
ントロールバルブの液圧制御回路を示す概略構成図、第
6図は本発明で用いられるシフトスケジュールの一実施
例を示す説明図、第7図は本発明の第1実施例で行われ
る制御を実行するための第1処理例を示すフローチャー
ト、第8図は本発明の第1実施例で行われる制御を実行
するための第2処理例を示すフローチャート、第9図は
本発明の第1実施例で行われる制御を実行するための第
3処理例を示すフローチャート、第10図は本発明の第
2実施例を示す概略構成図、第11図は本発明の第2実
施例で行われる制御を実行するための第1処理例を示す
フローチャート、第12図は本発明の第2実施例で行わ
れる制御を実行するための第2処理例を示すフローチャ
ート、第13図は本発明の第2実施例で行われる制御を
実行するための第3処理例を示すフローチャートである
。 10・・・エンジン、11・・・自動変速機、12・・
・スロットルチャンバ、14・・・トルクコンバータ、
14C・・・ロックアツプクラッチ、15・・ゆA/T
コントロールユニット(IIJ御装ff1)’、l 6
・・・コントロールバルブ、200・・・変速タイミン
グ制御手段、202・・・アイドルスイッチ、208・
・・可変抵抗器(ソフトアイドル信号検出手段)、21
0・・・ロックアツプ制御手段。 外3名 第1図 第2図 第7図 第8図 第9図 第10図 ス ロ 第11図 第12図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)エンジンのアイドル状態を検出する信号に基づい
    て、コースト走行時の制御が行われる自動変速機の制御
    装置において、 上記アイドル状態を所定値以下のスロットル開度により
    検出するソフトアイドル信号検出手段を設け、該ソフト
    アイドル信号検出手段のソフトアイドル信号を変速タイ
    ミング制御手段に入力し、該ソフトアイドル信号がアイ
    ドル状態である場合に、該変速タイミング制御手段でコ
    ースト走行に対応した変速タイミング制御を行うことを
    特徴とする自動変速機の制御装置。
  2. (2)エンジンのアイドル状態を検出する信号に基づい
    て、コースト走行時の制御が行われる自動変速機の制御
    装置において、 上記アイドル状態を所定値以下のスロットル開度により
    検出するソフトアイドル信号検出手段を設け、該ソフト
    アイドル信号検出手段のソフトアイドル信号をロックア
    ップ制御手段に入力し、該ソフトアイドル信号がアイド
    ル状態である場合に、ロックアップ解除を行うことを特
    徴とする自動変速機の制御装置。
JP1129889A 1989-05-23 1989-05-23 自動変速機の制御装置 Expired - Lifetime JP2888301B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1129889A JP2888301B2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 自動変速機の制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1129889A JP2888301B2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 自動変速機の制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02309051A true JPH02309051A (ja) 1990-12-25
JP2888301B2 JP2888301B2 (ja) 1999-05-10

Family

ID=15020856

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1129889A Expired - Lifetime JP2888301B2 (ja) 1989-05-23 1989-05-23 自動変速機の制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2888301B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1047471A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Suzuki Motor Corp 自動変速機の制御装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57184751A (en) * 1981-05-06 1982-11-13 Toyota Motor Corp Control system of automatic speed changer for vehicle
JPS61127960A (ja) * 1984-11-27 1986-06-16 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の変速制御装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57184751A (en) * 1981-05-06 1982-11-13 Toyota Motor Corp Control system of automatic speed changer for vehicle
JPS61127960A (ja) * 1984-11-27 1986-06-16 Toyota Motor Corp 車両用自動変速機の変速制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1047471A (ja) * 1996-08-06 1998-02-20 Suzuki Motor Corp 自動変速機の制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2888301B2 (ja) 1999-05-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6908413B2 (en) Driving control apparatus for vehicle and driving control method for vehicle
US7544149B2 (en) Shift control apparatus and shift control method of automatic transmission of vehicle
JP3843921B2 (ja) 車両用駆動制御装置
JPH0781460A (ja) 車両用ロックアップクラッチの制御装置
US7578769B2 (en) Lockup control device
US20020011792A1 (en) Method and apparatus for a control system of an automatic transmission
JPS6363783B2 (ja)
JP3399303B2 (ja) 車両用自動変速機の油圧制御装置
JP3395548B2 (ja) 自動変速機の制御装置
JP3052218B2 (ja) 車両用自動変速機のクリープ制御装置
JPH01208238A (ja) 車両用フルードカップリング
JP3208954B2 (ja) ロックアップクラッチの制御装置
JPH02309051A (ja) 自動変速機の制御装置
JP3493960B2 (ja) 車両用自動変速機の制御装置
JPH07247874A (ja) エンジンおよび自動変速機の制御装置
JP3191666B2 (ja) 自動変速機の制御装置
WO2021070760A1 (ja) 自動変速機のロックアップ制御装置及びロックアップ制御方法
JP2002039357A (ja) 車両用自動変速機の入力トルク切換制御装置
JPH0382638A (ja) 自動変速機のクリープ低減装置
JPH05322013A (ja) 自動変速機の油圧制御装置
JPH11257484A (ja) 車両用ロックアップクラッチの制御装置
JPH11350999A (ja) 自動変速機付車両のアイドリング制御装置
JPH09273625A (ja) 車両用自動変速機の変速制御装置
JPH10103493A (ja) 自動変速機の制御装置
JPH08270774A (ja) 自動変速機の制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080219

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090219

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100219

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100219

Year of fee payment: 11