JPH02307611A - 板圧延におけるセットアップ方法 - Google Patents

板圧延におけるセットアップ方法

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JPH02307611A
JPH02307611A JP12675189A JP12675189A JPH02307611A JP H02307611 A JPH02307611 A JP H02307611A JP 12675189 A JP12675189 A JP 12675189A JP 12675189 A JP12675189 A JP 12675189A JP H02307611 A JPH02307611 A JP H02307611A
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JP
Japan
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rolling
deformation resistance
determined
friction coefficient
friction
Prior art date
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Pending
Application number
JP12675189A
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English (en)
Inventor
Teruhide Niitome
新留 照英
Akira Ishihara
明 石原
Masaru Arai
勝 新井
Hiroyasu Yamamoto
山本 普康
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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Publication of JPH02307611A publication Critical patent/JPH02307611A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は板圧延におけるセットアツプ方法に関する。
この発明は普通鋼板、アルミニュウム合金なとの金属板
の冷間圧延に利用される。
[従来の技術] 素材を所要の板厚に圧延するには、圧延開始前に板厚に
応じた圧下位置を決定しなければならない。圧下位置を
決定するには、圧延荷重を演算により求める必要かある
。圧延荷重P1は、たとえば次の式(1)によって与え
られる旧11の式て求めらここで、W、板幅 に、:変形抵抗 1]、;圧延スタンド入側板厚 hl;圧延スタンド出側板厚 R4′;偏平した圧延ロール半径 μI;摩掠係数 また、 なお、式(1a)においてσb1は後方張力、σf、は
前方張力である。
圧延荷重を求める演算式中には圧延材料の変形抵抗に、
および圧延材料とワークロールとの間の摩擦係数μ、が
含まれている。変形抵抗および摩擦係数は圧延材料およ
び圧延条件によって変化するので、これらを正確に推定
することは困難である。
変形抵抗および摩擦係数、したがって圧延荷重の推定精
度が低いと、圧延された板はオフゲージ部分が長くなり
歩留りが低下する。
このような問題を解決するものとして、特願昭60−2
12058 r板圧延における圧延制御方法」が提案さ
れている。この方法では、圧延荷重および先進率の実測
データに基づいて変形抵抗モデル式および摩擦係数モデ
ル式を作成する。そして、これらのモデル式より得られ
た変形抵抗および摩擦係数に基づいて圧延荷重を求める
。したがって、圧延荷重を高い精度で予測することがで
き、板厚精度は向上する。
[発明が解決しようとする課題] 上記特願昭60−212056により開示された方法に
より、圧延荷重の予測精度は従来の方法に比べて大幅に
改善された。しかし、自動車用鋼板その他の冷間薄板材
の圧延では上記従来の方法を用いても、圧延荷重の予測
精度が±10%を外れるものがあり、圧延された板のト
ップ部分で長い範囲にわたってオフゲージが発生してい
た。
この発明は圧延荷重を高い精度で推定することにより、
冷間薄板材であってもほとんどオフゲージのない板を圧
延するこ′とができる板圧延におけるセットアツプ方法
を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] この発明の板圧延におけるセットアツプ方法は、変形抵
抗モデル式から求めた変形抵抗値と摩擦係数モデル式か
ら求めた摩擦係数値とを用いて先進率と圧延荷重を求め
、求めた先進率によりロール周速度を設定するとともに
圧延荷重により圧下位置を設定するセットアツプ方法に
おいて、i番目の材料を圧延する際に、i番目以前の材
料の圧延において実測圧延荷重を代入した圧延荷重式と
実測先進率を代入した先進率式とを連立させて実測逆算
変形抵抗値および実測逆算摩擦係数値を求める。ついで
、変形抵抗モデル式から求めた変形抵抗値を前記実測逆
算変形抵抗値により修正するとともに摩擦係数モデル式
から求めた摩擦係数値を実測逆算摩擦係数値により修正
し、修正した変形抵抗値および摩擦係数値により先進率
および圧延荷重を求める。
変形抵抗モデル式および摩擦係数モデル式は、前記先行
技術と同じ式を利用することができる。
実測逆算変形抵抗値および実測逆算摩擦係数値を求める
ための圧延荷重式についてはたとえば前記II i I
 1の式を、また先進率式についてはたとえばBlan
d & Fordの式をそれぞれ用いることができる。
変形抵抗値および摩擦係数値をそれぞれ実測逆算変形抵
抗値および実測逆算摩擦係数値により修正するには、i
−1番目の材料の圧延の際に圧延荷重式と先進率式とを
連立させて求めた実測逆算変形抵抗値および実測逆算摩
擦係数値を用いて修正する。また、i番目以前の複数の
圧延の際に求めた複数の実測逆算変形抵抗値および実測
逆算摩擦係数値のそれぞれの平均値を用いて修正するよ
うにしてもよい。
[作用] この発明では、変形抵抗モデル式から求めた変形抵抗値
を実測逆算変形抵抗値により修正するとともに摩擦係数
モデル式から求めた摩擦係数値を実測逆算摩擦係数値に
より修正するようにしている。したがって、先進率およ
び圧延荷重を高い精度で推定することがてき、板厚精度
は向上する。
[実施例] 第1図はこの発明によるセットアツプ方法の手順の一例
を示すフローチャートである。
図面に示すように、まず圧延条件に基づいて各肚延スタ
ンドに圧下率の配分と基準スタンドの圧延速度を通常の
方法で決定する。ついで、マスフロー一定則に従って各
圧延スタンドの出側板速度Vo(i)を求める。なお、
変形抵抗および摩擦係数のモデル式は、前記先行技術と
同様にしてずでに求めであるものとする。
つぎに、式(2)に示す変形抵抗モデル式により変形抵
抗に、n、 (j)を求める。
km(i) =a(ε、+b)n+dv、      
 −(2)ここで、 a= αo”α+c、9+a2FT+o:3CTn= 
Q、+Q、C,,9+[32FT+l33CT    
    −(2b)d=  ’)’O”)’1ceq+
γ2FT+γ3CT上式において、Ceqは化学成分、
FTは熱間圧延仕上温度、およびCTは熱間圧延巻取温
度である。
α0.σビ・・Oo、Q、・・・yo、γ1は係数であ
って、実操業データを用いて重回帰分析により求める。
■、は圧延速度である。
また、次の摩擦係数モデル式により摩擦係数μm(i)
を求める。
p”n(+)=u。1+Δ。+  exp(Bo+Qt
)十へw+  eXp(BwtWi)十へ7、 exp
(Ilvlv、)十へ、ir■ +A、1σbi”Afiσf1           
  ・・・(3)上式において、Qlは圧延潤滑油供給
量、Wlは圧延トン数または圧延長さである。圧延トン
数または圧延長さはロール組み替えからの延重量または
延長さを示し、圧延トン数または圧延長さの増加にとも
ない圧延ロールの摩耗が進み、摩擦係数に影響する。μ
。1、AQl、BQi・・・At、1、八f1は係数で
あって、実操業データを用いて重回帰分析により求める
上記のようにして得られた変形抵抗に、、、(i)およ
び摩擦係数μm(i)の推定精度を高めるために、これ
らの値をi番目以前の圧延の実測データに基づいて、以
下に示す方法により修正する。
まず、実測逆算変形抵抗値および実測逆算摩擦係数値と
を求める。これらの値を求めるために、圧延荷ti式に
実測圧延荷重P7を代入する。すなわち、 ここで、W;板幅 に、;変形抵抗 11□;圧延スタンド入側板厚 hl;圧延スタンド出側板厚 R3′;偏平した圧延ロール半径 μm;摩擦係数 また、先進率式に実測圧延荷重P?と先進率f?とを代
入する。
である。また、σ1,1は入側張力の設定値、σf+は
出側張力の設定値である。
そして、実測値を代入した二つの式を連立させて、変形
抵抗に1および摩擦係数帽について解く。
この結果得られた値を実測逆算変形抵抗値ke(i)お
よび実測逆算摩擦係数値とする。
実測逆算変形抵抗値ke(i)は次の式(6)で示され
る。
ビ(i)・(0,7σ5.+0.3fff1)・・・(
6) また、実測逆算摩擦係数値μ″(i)は次の式(7)′
で示される。
・・・(7) ここで、11′は先進率の実測値によって決まる補正先
進率であり、 floのとき、f、’=fτ f7〈0のとき、11′判 である。
なお、式(6)の中のり’ (i)は式(7)の+a”
(i)に等しく、また式(7)のke(j)は式(6)
のに’(i)に等しくなるように求められる。
上記のようにして得られた実測逆算摩擦係数μ″(i)
を、さらに先進率のスライド係数Gにより修正する。ス
ライド係数Cは先進率が常に正の場合には0であり、先
進率に負が生じる場合には最小先進率の絶対値よりもわ
ずかに大きい値を用いる。修正した実測逆算摩擦係数を
実測逆算修正摩擦係数U”(1)という。
・・・(8) 前記変形抵抗モデル式(2)により求めた変形抵抗に、
、、(i)を、上記のようにして得られた実測逆算変形
抵抗値ke(i)を用いて修正する。
k(i)−ke(i−1)+σ[k−(i)−に−(i
−1)]    ・(9)ここで、σは補正係数であっ
て、実操業データにより経験的に決められる。補正係数
αは 1.0〜0.5の値をとる。
また、i番目以前のn(1〜3)個の材料またはコイル
で得られた複数の実測逆算変形抵抗値に″(i−j)を
利用して変形抵抗に訊i)を修正するようにしてもよい
。この場合、修正した変形抵抗k (i)は次の式(1
0)により求められる。
k (i) = k、、 (i) +−Σ [k″(i
−j)−L(i−j)]  −(10)nJ+1 同様に、摩擦係数モデル式により求めた摩擦係数μ二(
i)を実測逆算修正摩擦係数C″(i)を用いて修正す
る。
μ責i) □lJ$e(i−]) +D [q二(i)
 −u: (j−1)]   −(11)または、 OT+ μ責i)  = μ二(i)十−Σ  [u*e(j−
、j)−μ二(i−j)]nJ=1 ・・・(12) 上記式(12)においてBは補正係数であり、1.0〜
0.5の値をとる。
摩擦係数値μ(i)は、先進率のスライド係数C0を考
慮して次のように更に修正する。
μ(i)=λ+ u”(i)            
−(13)ここで、 ・・・(13a) である。
以上のようにして変形抵抗および摩擦係数が求まると、
式(14)により予測先進率f (i)を求める。
また、次の式(15)により予測圧延荷重P(i)を求
める。
・・・(15) ついで、前記予測先進率f(i)に基づき、式(16)
によりロール周速度VR(t)を求める。
ここで、v、(i)は圧延スタンド出側の板速度である
また、圧延荷重P(i)に基づき9式(17)によりロ
ールギャップS (i)を求める。
S (i) −t+ (i) −P (i)/M(i)
         ・・・(17)上記式(17)にお
いて、h (i)は圧延出側の板厚であり、M (i)
はミル定数である。
そして、このようにして得られたロール周速度VR(i
)およびロールギャップ5(i)を圧延機に設定する。
ここで、圧延荷重の実測値と計算値との比較例について
説明する。圧延条件は次の通りである。
圧延スタンド:冷間6スタンドタンデムミルのNo、1
スタンド ロール径:ワークロール  550mmバックアップロ
ール ト400mm 圧延材料:普通鋼、板幅600〜800mm板厚:3.
5〜2.5mm 圧下率;25〜35を 第2図はこの発明による圧延荷重の実測値と計算値とを
比較して示す線図である。この線図から明らかなように
、計算値はすべて実測値から±10を以内の範囲に収っ
ている。
第3図は従来法による場合で、第2図と同様な比較線図
である。この線区から明らかなように、従来法によれば
計算値か実測値から±1096以上外れるものがある。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば板厚の精度が高く
なるので、オフゲージ長さが短くなり、歩留りが向上す
る。
4図面の簡単な説明 第1図はこの発明による圧延制御の手順の一例を示すフ
ローチャート、第2図はこの発明において圧延荷重の実
測値と泪算値とを比較して示す線区、および第3図は従
来法において圧延荷重の実測値と計算値とを比較して示
す線図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、変形抵抗モデル式から求めた変形抵抗値と摩擦係数
    モデル式から求めた摩擦係数値とを用いて先進率と圧延
    荷重を求め、求めた先進率によりロール周速度を設定す
    るとともに圧延荷重により圧下位置を設定するセットア
    ップ方法において、i番目の材料を圧延する際に、i番
    目以前の材料の圧延において実測圧延荷重を代入した圧
    延荷重式と実測先進率を代入した先進率式とを連立させ
    て実測逆算変形抵抗値および実測逆算摩擦係数値を求め
    、前記変形抵抗モデル式から求めた変形抵抗値を前記実
    測逆算変形抵抗値により修正するとともに前記摩擦係数
    モデル式から求めた摩擦係数値を実測逆算摩擦係数値に
    より修正し、修正した変形抵抗値および摩擦係数値によ
    り先進率および圧延荷重を求めることを特徴とする板圧
    延におけるセットアップ方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113091A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Nippon Steel Corp 冷間圧延における高張力鋼板の板厚制御方法
JP2010207900A (ja) * 2009-03-12 2010-09-24 Jfe Steel Corp 熱間圧延における変形抵抗予測方法

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