JPH02306819A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH02306819A
JPH02306819A JP12596689A JP12596689A JPH02306819A JP H02306819 A JPH02306819 A JP H02306819A JP 12596689 A JP12596689 A JP 12596689A JP 12596689 A JP12596689 A JP 12596689A JP H02306819 A JPH02306819 A JP H02306819A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
negative pressure
air box
vehicle
blower fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP12596689A
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English (en)
Inventor
Hirokimi Katahira
片平 洋公
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH02306819A publication Critical patent/JPH02306819A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 本発明は車両に用いられる空調装置に関する。
B、従来の技術 この種の空調装置は5例えば運転室内のスイッチにより
外気導入および内気導入が選択可能とされており、外気
導入が選択された場合には、インテークドアが外気導入
位置に切換わり、これによリカウルグリルおよびエアボ
ックスを介して導入された外気がブロアファンにより所
定の風量で車室内に吹き出される。一方、内気導入が選
択された場合には、インテークドアが内気導入位置に切
換わり、これにより車室内を循環する空気(内気)がブ
ロアファンにより所定の風量で再び車室内に吹き出され
る。
C0発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述の外気導入が選択されているとき、
例えば雪等によりカウルグリルが閉塞された場合には、
エアボックス内の圧力が低下して負圧となる。エアボッ
クスには、侵入した水を排水する通路が設けられている
が、エアボックス内の負圧が所定値以上になると、エア
ボックス内にたまった水が排水通路から車外に排出され
にくくなる。その結果、この水がブロアファンにより巻
き上げられて車室内に侵入するという問題があった。
本発明の技術的課題は、カウルグリルが閉塞されたとき
にエアボックス内の負圧を低減することにある。
00課頭を解決するための手段 一実施例を示す第1図により説明すると、請求項1の発
明は、少なくともカウルグリルとエアボックスとを介し
て導入される外気を車室内に所定の吹出風量で供給する
ブロアファン12を備えた車両用空調装置に適用される
。そして、エアボックス2内の負圧を検出する検出手段
21と、検出された負圧が所定値以上の場合には、吹出
風量を低減させるべくブロアファン12を制御する制御
手段22とを具備し、これにより上記技術的課題を解決
する。
また請求項2の発明は、カウルグリル1とエアボックス
2とを介して導入される外気および/または車室内と循
環する内気を車室内に所定の吹出風量で供給するブロア
ファン12と、外気および内気の導入量を調節するため
にインテークドア11を駆動する駆動手段23とを備え
た車両用空調装置に適用される。そして、エアボックス
2内の負圧を検出する検出手段21と、検出された負圧
が所定値以上の場合には、内気の導入量を増加し外気の
導入量を減少すべく駆動手段23を制御する制御手段2
2とを具備し、これにより上記技術的課題を解決する。
E0作用 請求項1の発明において、検出手段21によって検出さ
れたエアボックス2内の負圧が所定値以上の場合にti
lflJ手段22は、ブロアファン12を制御して吹出
風量を低減させる。これにより、エアボックス2内の負
圧が低下し、エアボックス2内にたまった水が車室内に
侵入するおそれがなくなる。
また請求項2の発明において、検出手段21によって検
出されたエアボックス2内の負圧が所定値以上の場合に
制御手段22は、駆動手段23を制御して内気の導入量
を増加し外気の導入量を減少させる。これにより、上述
と同様にエアボックス2内の負圧が低下し、車室内への
水の侵入が防止できる。
なお、本発明の詳細な説明する上記り項およびE項では
9本発明を分かり易くするために実施例の図を用いたが
、これにより本発明が実施例に限定されるものではない
F、実施例 一第1の実施例− 第1図〜第3図により本発明の第1の実施例を説明する
第1図は1本考案に係る空調装置を車両上部から見た構
成とその制御系とを示している。1はカウルパネル3a
に設けられたカウルグリル、2はカウルパネル3a、3
bなどで画成されたエアボックスであり、カウルグリル
1からエアボックス2内に導入された外気は、外気導入
口10aから空調ダクト10内に導かれる。空調ダクト
10には内気導入口10bも設けられ、ここから車室内
の空気(内気)が空調ダクト10内に導かれる。
各導入口10a、10bには、空調ダクト10内に導入
される外気、内気の量を調節するインテークドア11が
設けられ、このインテークドア11は、外気を導入する
外気導入位置(図示実8りおよび内気を導入する内気導
入位置(図示二点鎖線)に切換可能とされる。
空調ダクト10内には、ブロアファン12.エバポレー
タ13、エアミックスドア14.ヒータユニット15が
設けられるとともに、ベント吹出口10cおよびデフロ
スタ吹出口10dからの吹出し量をそ九ぞtL調整する
ベントドア16、デフロスタドア17が設けられている
。さらに図示はしないが1足下吹出口からの吹出し量を
それぞれ調整するフットドアも設けられている。
31a、31bは、エアボックス2の車両側端に設けら
れた排水用のドレーンであり、エアボックス2内に流れ
込んだ水はこのドレーン31a。
31bを通って車外に排出される。
エアボックス2内のカウルグリル1の近傍には、ヒータ
20が設けら九ており、このヒータ20は、リレー20
aを介して制御回路22に接続される。
また21は、エアボックス2内の負圧Pを検出する負圧
センサであり、その検出結果は制御回路22に入力され
る。制御回路22にはまた、インテークドア11を旋動
するインテークドアアクチュエータ23、エアミックス
ドア14を駆動するエアミックスドアアクチュエータ2
4、ベントドア16を駆動するベントドアアクチュエー
タ25、デフロスタドア17を駆動するデフロスタドア
アクチュエータ26がそれぞれ接続されるとともに、車
室内に設けられた風量切換スイッチ27.リアデフォツ
ガスイッチ32も接続され、さらにリレー28を介して
可変容量形のコンプレッサ29が接続されている。この
コンプレッサ29の吐出容量が大きいほど上述のエバポ
レータ13によって冷却される空気温度が低くなる。
風量切換スイッチ27は、ブロアファン12のスピード
切換およびブロアファン12の停止を選択するスイッチ
である。本実施例では、ブロアファン12のファンスピ
ードが最も風景の少ない1速から最も風量の多い4速ま
で4段階に切換可能とされている。
ここで、第3図はファンスピードに対するエアボックス
2内の負圧を示し、plはカウルグリル1が開放されて
いる通常の場合、Q2はカウルグリル1が閉塞されてい
る場合をそれぞれ示している。この図から分かるように
、カウルグリル1が閉塞された場合には、ファンスピー
ドが速くなるに従ってエアボックス2内の負圧Pは極端
に上昇し、この負圧Pが21以上になるとエアボックス
2内にたまった水が車外に排出されずブロアファン12
により吹き上げられて車内に侵入する。
次に、第2図のフローチャートに基づいて制御回路22
による制御の手順を説明する。
まずステップS1でファンスピードが3速以上か否かを
判定し、肯定されるまでステップs1に留まり、背定さ
れるとステップS2で負圧センサ21の検出結果、すな
わちエアボックス2内の負圧Pを読み込んでステップS
3に進む。ステップS3では、読み込んだ負圧Pが所定
値21以上が否かを判定し、所定値21未満であればス
テップS1に戻り、所定値21以上であればステップS
4に進む、ステップS4では、ファンスピードを2速に
切換え1次いでステップS5でヒータ20を作動せしめ
る。その後、ステップS6で負圧センサ21からエアボ
ックス2内の負圧Pを読み込み、ステップS7において
、読み込んだ負圧Pが所定値P2以下か否かを判定する
。ステップS7が否定されるとステップS4に戻り、肯
定されるとステップS8でファンスピードを2速から元
に戻すとともに、ステップS9でヒータ2oを停止させ
てリターンする。
以上の手順によれば、ブロアファン12のファンスピー
ドが3速以上のときにエアボックス2内の負圧Pが所定
値PL(第3図)以上になると、ファンスピードが自動
的に2速となり吹出風量が低減される。これによりエア
ボックス2内の負圧が所定値P1よりも低下し、エアボ
ックス2内の水がドレーン31a、31bを介して十分
車外に排出されるので、この水が運転室内に侵入するこ
とがない。
また本実施例では、エアボックス2内の負圧Pが所定値
21以上になった場合には、上述のようにブロアファン
12の風量を低減するとともに、ヒータ20を作動する
。したがって、ヒータ20によりカウルグリル1を閉塞
した雪が溶けてエアボックス2内の負圧Pが低下する。
そして、この負圧Pが第3図のP2 (PL>P2)以
下になると、もはやエアボックス2内にたまった水がダ
クト10内に侵入するおそれがなくなるから、風量を元
の速度に戻すとともに、ヒータ20を停止する。
以上の実施例の構成において、圧力センサ21が検出手
段を、制御回路22が制御手段をそれぞれ構成する。
一第2の実施例− 第1の実施例では、エアボックス2内の負圧が大きくな
るとファンスピードを落すとともに、カウルグリル1を
閉塞している氷雪をヒータ20で溶かすようにしたが、
第2の実施例では、ヒータ20を設けることなく、単に
内外気を切換えてエアボックス内の負圧を低下させるよ
うにしたものである。したがって、その構成は、第1図
からヒータ20を省略したものとなる。
制御手順を示す第4図において、まずステップS21で
エアボックス2内の負圧Pを負圧センサ21から読み込
み、ステップS22でこの負圧Pが所定値21以上か否
かを判定する。ステップ822が否定されるとステップ
S21に戻り、肯定されるとステップS23に進む。ス
テップS23では、インテークドア11が上述した外気
導入位置に切換わっているか内気導入位置に切換わって
いるかを判定し、内気導入位置であればステップS21
に戻る。外気導入位置の場合にはステップ524に進み
、インテークドアアクチュエータ23を介してインテー
クドア11を内気導入位置に切換えてステップS25に
進む。
ステップS25では、リレー28を作動してコンプレッ
サ29をオンする。これによりエバポレータ13で冷却
される空気の温度が低下するから、不図示のフローにし
たがってエアミックスドアアクチュエータ24によりエ
アミックスドア14を駆動し、吹出温度を一定に保持す
る。ステップ826では、エアミックスドア14を駆動
し、エバポレータ13で冷却された空気のヒータユニッ
ト15によるリヒート量をアップさせる。同時にコンプ
レッサ29の吐出容量を増加してその冷却能力をアップ
させ、吹出温度を一定に保持する。さらにステップS2
7では、リアデフォツガスイッチ32をオンしてステッ
プS28に進む。
ステップS28では、エアボックス2内の負圧Pを負圧
センサ21がら読み込み、次いでステップS29でこの
負圧Pが所定値P2以下が否かを判定する。ステップS
29が否定されるとステップS24に戻り、背定される
とステップ830において、インテークドア11を外気
導入位置に戻し、コンプレッサ29をオフするとともに
、エアミックスドア14の開度を元に戻し、さらにリア
デフォツガスイッチ32をオフさせ、すなわち元の制御
に復帰させてリターンする。
以上の手1・頃によれば、インテークドア11が外気導
入位置に切換ねっているときに、エアボックス2内の負
圧Pが所定値21以上になると、インテークドア11が
自動的に内気導入位置に切換わるので、外気が導入され
なくなる。これによりエアボックス2内の負圧が低減し
、上述と同様の効果が得られる。
ところで、上述したインテークドア11の切換による外
気遮断、内気導入により負圧は低減されるが、窓がくも
りやすくなるという問題が新たに生ずる。そこで本実施
例では、エアボックス2内の負圧Pが所定値21以上に
なった場合には、上述の如くインテークドア11を内気
導入位置に切換えるとともに、コンプレッサ29をオン
し、かつエバポレータ13で冷却された空気のリヒート
量をアップさせ、さらにリアデフォツガスイッチ32を
オンさせるようにしており、これにより窓のくもりが防
止される。
また以上では、エアボックス2内の負圧Pが所定値21
以上になると外気の導入を完全に遮断するようにしたが
、例えばインテークドア11を外気導入位置と内気導入
位置との中間に駆動し、外気の導入を低減させるだけで
もよい。
G2発明の効果 請求項1の発明によれば、エアボックス内の負圧を検出
し、この負圧が所定値以上の場合には、吹出風量を低減
させるようにしたので、外気導入が選択されているとき
1例えば雪等によりカウルグリルが閉塞されてもエアボ
ックス内の負圧が所定値より大きくならず、エアボック
ス内にたまった水が排水通路から十分車外に排出され、
この水がブロアファンにより巻き上げられて車室内に侵
入することが防止される。
また請求項2の発明によれば、上記検出された負圧が所
定値以上の場合には、内気の導入量を増加し外気の導入
量を減少するようにしたので、上述と同様の効果が得ら
れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本発明の第1の実施例を示し、第1図
が本発明に係る空調装置の全体構成図、第2図が処理手
順を示すフローチャート、第3図がブロアファン速度に
対するエアボックス内の負圧を示すグラフである。 第4図は本発明の第2の実施例を示す処理手順のフロー
チャートである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくともカウルグリルとエアボックスとを介して
    導入される外気を車室内に所定の吹出風量で供給するブ
    ロアファンを備えた車両用空調装置において、 前記エアボックス内の負圧を検出する検出手段と、 前記検出された負圧が所定値以上の場合には、前記吹出
    風量を低減させるべく前記ブロアファンを制御する制御
    手段とを具備することを特徴とする車両用空調装置。 2)カウルグリルとエアボックスとを介して導入される
    外気および/または車室内を循環する内気を車室内に所
    定の吹出風量で供給するブロアファンと、 前記外気および内気の導入量を調節するためにインテー
    クドアを駆動する駆動手段とを備えた車両用空調装置に
    おいて、 前記エアボックス内の負圧を検出する検出手段と、 前記検出された負圧が所定値以上の場合には、前記内気
    の導入量を増加し外気の導入量を減少すべく前記駆動手
    段を制御する制御手段とを具備することを特徴とする車
    両用空調装置。
JP12596689A 1989-05-19 1989-05-19 車両用空調装置 Pending JPH02306819A (ja)

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