JPH02306058A - 給湯装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は出湯開始時の出湯温特性の改良を図ってガス
瞬間式給湯機に関するものである。

従来の技術 従来この種の給湯装置は例えば実公昭６４−２１１７号
公報に示される様に第４図の構成になっていた。

まず第４図より従来の構成を説明する。

Ａはフィンアンドチューブ式の熱交換器である。

ｌは熱交換器Ａの出口に設けた貯湯部、２はオンオフ型
熱応答スイッチ（例えばバイメタルスイッチなど）で貯
湯部ｌ内に挿入設置され湯温を検出すると共に、出湯停
止時貯湯部１の温度を４０”Ｃ程度の中温に保？、３は
湯温検出手段（例えばサーミスタなど）で湯使用時の出
湯温度を検出する。

４は制御部でガス制御弁５に弁開度信号を出力したり、
又給水路６に設けた水流スイッチ７の信号を入力しガス
熱源部８を介し燃焼制御を行う、９はガス供給路で、ｌ
Ｏは出湯配管、１１は出湯栓であ次に従来例の構成の動
作を説明する。出湯停止時制御部４よりガス制御弁５を
動作させガス熱源部８を介し貯湯部ｌの水を加熱する。

出湯停止時、ガス熱源部８はバーナを閉塞するなど燃焼
量を制限し貯湯部１の補助熱源として動作する。貯湯部
Ｉ内の温度は熱応答スイッチ２で検出しガス熱源部８を
オンオフ運転させる。利用者が湯を使うために出湯栓１
１を開けると給水路６より熱交換器Ａに給水される。一
定流量以上に達すると水流スイッチ７が作動し、湯温検
出センサーがオンオフ型熱応答スイッチ２から湯温検出
手段３に切りかわる。ガス熱源部８を介し熱交換器が出
口の出湯温が設定温度になるように制御部４からガス制
御弁５に対しガス量調節信号が出力される。

発明が解決しようとする課題 しかしこのような給湯装置では出湯栓１１から出湯され
る湯温に変動を生じる。即ち出湯開始時貯湯部１の加熱
された湯が出湯される。その後水流スイッチ７が動作す
る迄ガス熱源８が動作せず水が供給される。水流スイッ
チ７が作動すると熱交換器Ａを介し加熱された湯が供給
される。貯湯部１では完全に混合されず出湯栓１１から
供給される湯に温度変動があり、利用者にとって特にシ
ャワーなどに使用する場合非常に不快感を生じ使い勝手
が悪かった。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、出湯開始時
湯温変動のない給湯装置を提供することを目的とする。

課題を解決するための手段 本発明は上記課題を解決するために加熱源を備えた熱交
換器と、前記熱交換器の入口に設けた流量検出手段及び
出口に設けた湯温検出手段と、前記熱交換器の給水路と
出湯側とを接続した循環ポンプと、出湯配管の端末に設
けた流量調節手段と、前記熱交換器に供給する最小流量
を設定した最小流量設定手段と、給水流量と最小流量設
定値とを比較する流量判定手段と、湯温を設定する湯温
設定手段と、湯温偏差を求める偏差演算手段と、前記偏
差演算手段の信号及び前記流量判定手段の出力信号とか
ら前記熱交換器の加熱源の操作量を求める第１０付勢量
設定手段と、温度偏差信号に基づき前記流量！ｌ１Ｍ１
手段の付勢量を決定する第２の付勢量設定手段とからな
る。

作用 利用者が湯を使用する場合、循環ポンプを作動し熱交換
器内の湯を循環させ循環流量が所定値以上に達すると熱
源を作動し加熱する。熱交換器出口の湯温が設定値に達
する迄循環させ、設定温度に達したならば、流量！［ｉ
ｌ’ｆ手段を開成し給湯し始めると同時に循環ポンプを
停止する。

以上のうよに行うことによって適温の湯を連続して供給
することができる。

実施例 以下本発明の実施例を図面を用いて説明する。

まず発明の詳細な説明する。

第１図は本発明の給湯装置のシステム図である。

第１図で第４図の同相当物には同一符号を付した。

１２は流量検出手段で給水路６に設けられ、その下流に
熱交換器１３がある。熱交換器１３の出口側から給水路
側に循環ポンプ１４を介し循環路Ｉ５を設けている。又
出湯配管１０のさらに下流の端末に流量調節手段１６が
設けてあり、湯の出湯及び停止また流量調節やカラン１
７あるいはシャワーＩ８に流路を切りかえる。１９は操
作手段で利用者によって出湯開始あるいは停止などの指
示あると制御部４に操作信号を出力する。

第２図は制御部４の一実施例である。２０は最小流量設
定手段で流量検出手段１２の出力とともに流量判定手段
２１に入力される。２２は第１の付勢量設定手段で流量
判定手段２１の出力信号で熱源駆動手段２３の操作量を
決める。ここで熱源駆動手段２３はガス制御部５や熱源
部８などを総称し、第１の付勢量設定手段２２の出力信
号により燃焼動作を行う。

２４は湯温設定手段で操作手段１９に取り付けられ、熱
交換器１３出口の温度を設定する。２５は偏差演算手段
で温度偏差を求め、その出力部は第１の付勢量設定手段
２２と第２の付勢量設定手段２６に接続される。温度偏
差信号に基づき流量調節手段１６の付勢量が決められ、
出力される。

次に本発明の構成の動作について説明する。第３図に動
作フローチャートを示す。

利用者が出湯開始の操作指示を行うと循環ポンプ１４が
作動し、熱交換器１３内の水を循環させる。

給水路６に設けた流量検出手段１２の検出水量が最小流
量設定値以上に達すると、第１の付勢量設定手段２２か
ら熱源駆動手段２３に対し、燃焼開始の信号出力がなさ
れる。即ちガス制御弁５を開き、ガス熱源部８より燃焼
運転を行う。

熱交換器１３出口の湯温が湯温設定手段２４の設定値に
達する迄前述の動作を行う、設定温度に出口湯温か達し
たならば、即温度偏差が零に到達したならば流量調節手
段１６を開成し、カラン１７やシャワー１８に適温の湯
を供給する。

このようにすることによって出湯開始時設定温度の湯を
連続して供給でき湯温変動の幅を抑制でき、従来のよう
に給水状態を検出する迄加熱されないことによる湯温変
動をなくすことができた。

発明の効果 以上のように本発明は熱交換器の給水路と出湯路とを循
環ポンプで接続し、出湯端末には流！調節手段を接続し
ているので、利用者が湯を使用したい場合循環ポンプで
熱交換器内を循環させ、循環流量が最小流量設定値以上
に達すると熱交換器の加熱源により加熱すると共に、熱
交換器出口温度が設定温度に達すると端末の流量調節手
段が開成し、湯を供給することによって、使用開始持場
が出始めた後冷水が出て、又適温湯が出るというような
湯温変動がなく、連続して設定温度の湯を供給できるよ
うになり不快感がなくなり使い勝手が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の給湯装置のシステム図、第
２図は同装置の制御部のブロック図、第３図は同装置の
動作を示すフローチャート、第４図は従来の給湯装置の
システム図である。 ３・・・・・・湯温検出手段、１２・・・・・・流量検
出手段、１３・・・・・・熱交換器、１４・・・・・・
循環ポンプ、１６・・・・・・流量調節手段、２０・・
・・・・最小流量設定手段、２１・・・・・・流量判定
手段、２２・・・・・・第１の付勢量設定手段、２４・
・・・・・湯温設定手段、２５・・・・・・偏差演算手
段、２６・・・・・・第２の付勢量設定手段。 代理人の氏名　弁理士　粟野重孝　はか１名第１図 第２図 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 加熱源を備えた熱交換器と、前記熱交換器への流入路に
   設けた流量検出手段と、前記熱交換器出口に設けた湯温
   検出手段と、前記熱交換器の湯を循環する流入路と流出
   路との間に設けた循環ポンプと、前記熱交換器の下流に
   設け湯の出湯停止を行う流量調節手段と前記熱交換器出
   口の湯温を設定する湯温設定手段と、前記湯温検出手段
   と前記湯温設定手段とから温度偏差を求める偏差演算手
   段と、前記熱交換器への供給水量の最小値を設定した最
   小流量設定手段と、前記流量検出手段と前記最小流量設
   定手段とを比較する流量判定手段と、前記流量判定手段
   の出力信号で前記熱交換器の加熱源を燃焼開始もしくは
   停止する第１の付勢量設定手段と、前記偏差演算手段の
   出力信号で前記熱交換器出口の湯温が設定値に達したら
   前記流量調節手段を開成する第２の付勢量設定手段とか
   らなる給湯装置。