JPH02304745A - 光ディスク原盤の製造方法 - Google Patents

光ディスク原盤の製造方法

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JPH02304745A
JPH02304745A JP12483589A JP12483589A JPH02304745A JP H02304745 A JPH02304745 A JP H02304745A JP 12483589 A JP12483589 A JP 12483589A JP 12483589 A JP12483589 A JP 12483589A JP H02304745 A JPH02304745 A JP H02304745A
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ion beam
etching
manufacturing
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貴志 俊法
Michiyoshi Nagashima
道芳 永島
Fumiaki Ueno
植野 文章
Taro Nanbu
太郎 南部
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明(よ クロストークが小さく、SN比の高い高密
度光ディスク等の原盤の製造方法に関すも従来の技術 一般に光ディスク原盤の製造は レジスト塗本光カッテ
ィング、現像 エツチング、 レジスト除去という一連
の工程によって行なわれており、そのプロセスにおける
エツチング処理方法の一つとして、イオン銃を用いたイ
オンビームエツチングが行なわれている。
従来の光ディスクの最小ピット面積及びトラックピッチ
であれは 単にイオン銃から発生されたイオンビームを
そのまま利用してエツチングを行なってもクロスト−久
 SN比の点で問題は生じなかっ九 例えば隣接トラッ
ク間のクロストークをより減少させるために(上 ピッ
トの側面をディスク面に対して垂直に立たせることが必
要であり、サイドエツチングが少なく異方性を持たせ易
いイオンビームエツチングが有効であ本 発明が解決しようとする課題 ところが現在の光ディスク(よ 最小ピットのピット面
積が約0.4μmX0.6μmと非常に小さくなってき
ていも 従って、従来約1.6μmであったトラックピ
ッチを1μm以下に狭めた場合、上記従来の製造方法に
よる光ディスクではクロストークが大きくなってしまう
ピットに対して斜め方向からのビーム成分を遮ぎり指向
性の高いイオンビームによってエツチングすることでよ
り立ったピットを得ることはできも しかしエツチング
面であるピット底面が荒れてしまCX、散乱が多くなり
、SN比が悪化する結果となa 本発明(上 従来のこのような課題を解決できる光ディ
スク原盤の製造方法を提供することを目的とすa 課題を解決するための手段 光ディスク原盤の製造方法において、レジスト塗布 光
カッティング、及び現像処理を施した原盤の前方番Q 
斜め方向からのビーム入射成分を減少させるためのマス
クを取り付(す、原盤に対して略垂直方向からイオンビ
ームを照射してエツチングを行う。その後フォトレジス
トを除去し 低エネルギーのイオン照射による表面処理
を行なう。
作   用 マスクの取り付けによって斜め方向からのイオンビーム
の入射を減少させることにより、ピット側面を原盤に対
して垂直にエツチングすることができる。また 高入射
角のビームに対するフォトレジストのエツチングレート
は一般に金属よりも高いたべ 高入射角成分をマスクに
よって遮ることで原盤金属とフォトレジストとのエツチ
ングレート差が十分に得られ 塗布すべきフォトレジス
トの厚みを薄くすることが可能となる。
またフォトレジスト除去後、低エネルギーのイオンを照
射することて イオンビームエツチングによる原盤表面
の荒れを低減することができも実施例 以下、本発明の一実施例における光ディスク原盤の製造
方法を示も 第1図(a)に示すよう鳳 イオン銃1から放射される
イオンビーム2の高入射角成分を遮るためのマスク3を
作成し レジスト塗布 光カッティング、及び現像処理
を行なった原盤4の前方に取り付ζす、原盤4を回転さ
せながら垂直方向よりイオンビーム2を照射しエツチン
グを行なう。マスク3の開口部の形状はイオン銃1の口
径及び原盤4の大きさに依存すも またビームプロファ
イルに応じて開口部の形状を、単純な扇型ではなく適宜
変えて作成する必要があも 以上のような処理を行なうことによって、原盤4に対し
てイオンビーム2を垂直方向から均一に照射することが
でき、マスク3を使用しない場合(第2図(a))と比
較してピット5の側面の立ったピット5が得られる(第
2図(b))。不活性気体であるArガスを用いた場合
のエツチング条件の一例として、イオンエネルギーが5
00eV、原盤表面におけるイオン電流密度が0.3m
A/Cm”で、 60°開口のマスク3を使用した場合
、エツチングレートは約3nm/minであったCuを
用いた原盤4に予めV溝加工を行なったものにピット5
を記録する場合、読み出し用ヘッドとして波長が780
nmのレーザを用いるとすると、 ピット5の深さは約
130 nm (= 1/4nλ)必要である。フォト
レジストにAZ 1350J(シブレイ社製)を使用し
 マスク3を使用しない場合、CuとAZ1350Jと
のエツチングレート比はほぼ1:1であり、フォトレジ
ストをV溝の山部において130 nm以上の厚みで塗
布する必要がある。 しかしフォトレジストが厚すぎる
と、記録用のレーザ強度及びトラッキングの点で問題が
生じるためレジスト厚は100 nm以下が望ましく〜
 前述のようにマスク3を使用することによって高入射
角成分が減少し 原盤4金属とフォトレジストとのエツ
チングレート差を十分に得ることができ、薄いレジスト
厚で十分な深さのエツチングを行なうことが可能となも
エツチング処理を終えた原盤4ζよ レジスト除去後、
低エネルギーのイオン照射による表面処理を行なう。第
1図(b)に示すようへ レジストを除去した原盤4、
またはイオン銃1のいずれかを傾けてイオンビーム2が
原盤4に斜め方向から入射するよう設定し 原盤4を回
転させながら低エネルギーのイオン2を照射することに
より原盤4の荒れを平滑にする。この荒れは単一方向か
らのイオンビームエツチングを行なった結果生じるもの
であり、原盤4金属の結晶方向によるエツチングレート
差があるためだと考えられる。原盤4金属にCuを用い
た場合、荒れの程度はエツチング量の1〜3割であり、
イオンエネルギーが高いほど荒れはひどくなる。
なおイオンビーム2の照射は2 x 10−’To r
rの真空度下でArガスを用1.k  イオンビーム電
圧的300V、入射角60度の条件で行なったただし 
真空度は2x 10−”To r r以下であれば問題
はなく、ビーム電圧は500eV以下なら良い。また入
射角θは 45°≦θ(≦906)の範囲内で適宜条件
を選べばよ(℃ な抵 以上述べてきた低エネルギーイオンの照射(ヨ 
 エツチングされた粒子が原盤4に再付着しピッ55周
囲あるいは溝周縁部に形成されたバリ6を除去する方法
としても有効である。
ピット5の周囲に形成されるバリ6(よ 第3図(a)
(b)に示すように より低周波数の信号ピット5でか
つ原盤4の周に沿った部分に形成され易いた敢 第4図
(a)(b)に示すように原盤4の径方向から高入射角
でイオン2を照射するのが有効であも この処理により
ピット5底面をなめらかにすると同時Iミ  ピッ55
周囲あるいは溝周縁部に形成されたバリ6を除去するこ
とが可能である。
また 予め周に沿い■溝加工を行なった原盤4のV溝斜
面く イオンビームエツチングによってピットが形成さ
れた原盤4の場合、前述の方法ではV溝の形状を損なう
た数 第5図に示すようにV溝の接線方向から原盤4に
対して高入射角でイオン2を照射することにより、■溝
の形状を保つたままビット5底面をなめらかにし 同時
へ ビット5周囲あるいは溝周縁部に形成されたバリ6
を除去することが可能であも 発明の効果 本発明は光ディスク原盤の製造方法において、レジスト
塗布 光カッティン久 及び現像処理を施した原盤に対
して略垂直方向からのイオンビームエツチングを行いフ
ォトレジストを除去した眞低エネルギーのイオン照射に
よる表面処理を行なうことによって、ピット側面が原盤
に垂直である十分な深さのピットを形成でき、かつ表面
の荒れのないなめらかな原盤を製造できる効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)(b)は本発明の一実施例における光ディ
スク原盤の製造方法を示し 同図(a)はイオンビーム
を原盤に対して垂直方向に照射する工程を示す側面図 
同図(b)はイオンビームを原盤に対して斜め方向に照
射する工程を示す側面図 第2図(a)は同実施例のマ
スクを用いない場合の光ディスク原盤表面の断面云 第
2図(b)は同マスクを用いた場合の光ディスク原盤表
面の断面@ 第3図(a)(b)はピット周囲に形成さ
れるバリを示す平面図(a)及び断面図(b)、第4図
(a)(b)は同実施例における径方向からのイオン照
射工程を示す平面図(a)及び側面図(b)、第5図(
a)(b)は同実施例における周方向からのイオン照射
工程を示す平面図(a)及び側面図(b)である。 190.イオン誠 269.イオンビーム 311.マ
ス久 491.ディスク原a 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名第 1 図 ハ″J3図

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)光ディスク原盤の製造方法において、レジスト塗
    布、光カッティング、及び現像処理を施した原盤をエッ
    チングする際、まず原盤に対して略垂直方向からイオン
    ビームを照射してエッチングを行い、フォトレジストを
    除去した後、低エネルギーのイオン照射による表面処理
    を行なうことを特徴とする光ディスク原盤の製造方法。
  2. (2)低エネルギーのイオン照射による表面処理を、高
    入射角のイオンビームを主成分とするイオンビームによ
    って行なうことを特徴とする請求項1記載の光ディスク
    原盤の製造方法。
  3. (3)低エネルギーのイオン照射による表面処理を、原
    盤に対して径方向から照射することを特徴とする請求項
    2記載の光ディスク原盤の製造方法。
  4. (4)低エネルギーのイオン照射による表面処理を、原
    盤に対して周方向から照射することを特徴とする請求項
    2記載の光ディスク原盤の製造方法。
  5. (5)光ディスク原盤に予めV溝加工を行なっておくこ
    とを特徴とする請求項4記載の光ディスク原盤の製造方
    法。
JP12483589A 1989-05-18 1989-05-18 光ディスク原盤の製造方法 Expired - Lifetime JP2507048B2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290838A (ja) * 1990-04-05 1991-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク原盤の製造方法
WO2002101738A1 (fr) * 2001-06-11 2002-12-19 Sony Corporation Procede de fabrication d'un disque-maitre destine a la fabrication de support d'enregistrement optique presentant des depressions regulieres et des saillies, matrice de pressage et support d'enregistrement optique

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03290838A (ja) * 1990-04-05 1991-12-20 Matsushita Electric Ind Co Ltd 光デイスク原盤の製造方法
WO2002101738A1 (fr) * 2001-06-11 2002-12-19 Sony Corporation Procede de fabrication d'un disque-maitre destine a la fabrication de support d'enregistrement optique presentant des depressions regulieres et des saillies, matrice de pressage et support d'enregistrement optique

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