JPH02303807A - ガラス繊維入りペレットの製造方法 - Google Patents

ガラス繊維入りペレットの製造方法

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JPH02303807A
JPH02303807A JP12528389A JP12528389A JPH02303807A JP H02303807 A JPH02303807 A JP H02303807A JP 12528389 A JP12528389 A JP 12528389A JP 12528389 A JP12528389 A JP 12528389A JP H02303807 A JPH02303807 A JP H02303807A
Authority
JP
Japan
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resin
glass
glass filament
cut
glass fiber
Prior art date
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Pending
Application number
JP12528389A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Tsukamoto
英雄 塚本
Takatoshi Nakamura
中村 隆年
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH02303807A publication Critical patent/JPH02303807A/ja
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  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はプラスチック用ガラス繊維入りペレットの製造
方法に関するものである。
(従来の技術) 従来一般にガラス繊維長と等しい長さのガラス繊維入リ
ベレットの製造方法は、連続ガラス繊維に乾式又は湿式
で樹脂をコーティングし、丸穴ノズルから連続して引出
した後、冷却又は脱溶剤を行い、所定長に切断して、3
〜411L×3〜2nφの原料ペレットとしていた(第
2図)。なお、図中1はガラス繊維、2はコート樹脂で
ある。
しかしながらこのペレットの断面を見ると、ガラス繊維
lの分散は不均一であり、成形工程で充分撹拌しないと
開繊しない。一方撹拌すると繊維は0.2〜0.3”と
短くなる。ガラス繊維入り樹脂の強度は、本来樹脂強度
、ガラス繊維強度であるが、繊維長が短いと繊維が切れ
ずに抜ける状態となって強度が落ちる(ガラス繊維入り
樹脂の強度が充分に発揮されるためには、繊維長は2〜
3“必要と言われている)。
また樹脂中に多量のガラス繊維が入っているため、樹脂
コーテイング後のペレットの切断は難しく、従って適長
の2〜3eLの切断ができずに10〜1.i 1fll
 Lとなっていた。このため小型の成形機では可塑化ス
クリュへの供給が不可能に近く、問題点の1つとなって
いた。
(発明が解決しようとする課題) プラスチック成形品にミリオーダのガラス繊維を、繊維
が1本づつ離れた状態(開繊)で混入すると、成形品の
強度は飛躍的に向上する。従来も第2図に示すようにガ
ラス繊維1に樹脂2をコーティングした成形用原料ベレ
ットが市販されている。
しかしガラス繊維は取扱いの容易さと、単糸切れ防止の
ためにバインダで固めである。ところがこのバインダは
一般的な成形温度(200〜250℃)では溶融するが
、粘度が高いため、大きな機械力を加えないと開繊しな
い。そこで充分に開繊するようにするために大きな機械
力を加えると、繊維は切断してしまってミリオーダの繊
維長を保ってない。即ち、成形用原料ベレットにはミリ
オーダのガラス繊維が入っているが、成形中に繊維が切
断してしまって0.2〜0.3”長になっている。
また原料ベレットの外径2〜3關φの中にガラス繊維が
固まって入っているため、成形機で使い易い2〜31m
長に切断すると、繊維の固まりが抜けるので、従来は1
2〜1411長に切断せざるを得なかった。このため成
形機で圧倒的に多い50〜60”φ以下のスクリュをも
つものに、2〜3nφ×12〜14”長の原料ベレット
を安定的に供給するのは極めて困難であった。
本発明は前記従来の課題を解決しようとするものである
(課題を解決するための手段) このため本発明は、連続ガラス繊維を原料とするガラス
繊維入りベレットを製造するに当り、連続ガラス繊維束
に熱可塑性樹脂をコーティングした′後、同樹脂の融点
より低い温度まで冷却し、加圧ロール間を通して偏平に
押しつぶした後切断することにより、フレーク状ベレッ
トとしてなるもので、これを課題解決のための手段とす
るものである。
(作用) はぼ円形断面の、樹脂がコーティングされた連続ガラス
繊維束を偏平化することにより、ガラス繊維は相互にず
れて繊維間に樹脂が入り込み、成形工程では樹脂を溶融
するだけで繊維を短く切断することなしに開繊できる。
(実施例) 以下本発明の詳細な説明すると、第1図は本発明の製造
工程の1例を示し、溶融樹脂をコーティングした連続ガ
ラス繊維束(2〜311φ)を所定温度(融点より5〜
10℃低い温度)に冷却した後、ロールプレスで厚さく
1.1〜0.2 tm tの偏平状に押しつぶすことに
より、固まっているガラス繊維束は偏平状に延ばされて
開繊される。
次いで樹脂コーティングされた偏平状のガラス繊維を常
温近くまで冷却した後、所定長に切断し、フレーク状ペ
レット10を得る。また図中11はコート樹脂12中に
開繊されて分散しているガラス繊維である。この切断の
際、従来のベレットは、後工程の成形機で使い易い2〜
3”長に切断すると、ガラス繊維束がコート樹脂層から
抜ける虞れがあったため、12〜141長に切断せざる
を得なかったが、本発明では2〜31長に切断してもガ
ラス繊維がコート樹脂から抜ける心配はなく、次工程の
成形機でも取扱いは容易となる。
(発明の効果) 以上詳細に説明した如く本発明は、樹脂コーティングし
たガラス繊維束を偏平に押しつぶすようにしたことによ
りガラス繊維束が開繊し、次工程の成形機でガラス繊維
の切断折れを少なくできる。従って樹脂コートのガラス
繊維を2〜31に切断しても、ガラス繊維から抜けるこ
とがないので、次工程の成形機での原料供給トラブルを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の方法を実施する製造工程を示すブロッ
ク図、第2図は従来のガラス繊維入りベレットの製造工
程を示すブロック図である。 図の主要部分の説明 10・・・・フレーク状ペレット 11−ガラス繊維 12−・−コート樹脂

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 連続ガラス繊維を原料とするガラス繊維入りペレットを
    製造するに当り、連続ガラス繊維束に熱可塑性樹脂をコ
    ーティングした後、同樹脂の融点より低い温度まで冷却
    し、加圧ロール間を通して偏平に押しつぶした後切断す
    ることにより、フレーク状ペレットとすることを特徴と
    するガラス繊維入りペレットの製造方法。
JP12528389A 1989-05-18 1989-05-18 ガラス繊維入りペレットの製造方法 Pending JPH02303807A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06182761A (ja) * 1992-12-15 1994-07-05 Toyobo Co Ltd 繊維強化樹脂ペレットおよびその成形品
JP2015163468A (ja) * 2014-01-29 2015-09-10 住友ベークライト株式会社 成形品の製造方法および成形品
US10414883B2 (en) 2014-01-29 2019-09-17 Sumitomo Bakelite Co., Ltd. Method for producing molded article, molded article, back plate and brake pad

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JP2015163468A (ja) * 2014-01-29 2015-09-10 住友ベークライト株式会社 成形品の製造方法および成形品
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