JPH02303807A - ガラス繊維入りペレットの製造方法 - Google Patents
ガラス繊維入りペレットの製造方法Info
- Publication number
- JPH02303807A JPH02303807A JP12528389A JP12528389A JPH02303807A JP H02303807 A JPH02303807 A JP H02303807A JP 12528389 A JP12528389 A JP 12528389A JP 12528389 A JP12528389 A JP 12528389A JP H02303807 A JPH02303807 A JP H02303807A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- glass
- glass filament
- cut
- glass fiber
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000008188 pellet Substances 0.000 title claims abstract description 22
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 title claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims abstract description 25
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims abstract description 25
- 229920005992 thermoplastic resin Polymers 0.000 claims abstract description 4
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 claims description 38
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 3
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 3
- 238000000465 moulding Methods 0.000 abstract description 14
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 abstract description 5
- 238000000576 coating method Methods 0.000 abstract description 5
- 238000001816 cooling Methods 0.000 abstract description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 abstract 8
- 239000007787 solid Substances 0.000 abstract 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 15
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
- 239000002994 raw material Substances 0.000 description 7
- 239000011230 binding agent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 2
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 2
- 239000006185 dispersion Substances 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 239000002904 solvent Substances 0.000 description 1
- 238000003756 stirring Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はプラスチック用ガラス繊維入りペレットの製造
方法に関するものである。
方法に関するものである。
(従来の技術)
従来一般にガラス繊維長と等しい長さのガラス繊維入リ
ベレットの製造方法は、連続ガラス繊維に乾式又は湿式
で樹脂をコーティングし、丸穴ノズルから連続して引出
した後、冷却又は脱溶剤を行い、所定長に切断して、3
〜411L×3〜2nφの原料ペレットとしていた(第
2図)。なお、図中1はガラス繊維、2はコート樹脂で
ある。
ベレットの製造方法は、連続ガラス繊維に乾式又は湿式
で樹脂をコーティングし、丸穴ノズルから連続して引出
した後、冷却又は脱溶剤を行い、所定長に切断して、3
〜411L×3〜2nφの原料ペレットとしていた(第
2図)。なお、図中1はガラス繊維、2はコート樹脂で
ある。
しかしながらこのペレットの断面を見ると、ガラス繊維
lの分散は不均一であり、成形工程で充分撹拌しないと
開繊しない。一方撹拌すると繊維は0.2〜0.3”と
短くなる。ガラス繊維入り樹脂の強度は、本来樹脂強度
、ガラス繊維強度であるが、繊維長が短いと繊維が切れ
ずに抜ける状態となって強度が落ちる(ガラス繊維入り
樹脂の強度が充分に発揮されるためには、繊維長は2〜
3“必要と言われている)。
lの分散は不均一であり、成形工程で充分撹拌しないと
開繊しない。一方撹拌すると繊維は0.2〜0.3”と
短くなる。ガラス繊維入り樹脂の強度は、本来樹脂強度
、ガラス繊維強度であるが、繊維長が短いと繊維が切れ
ずに抜ける状態となって強度が落ちる(ガラス繊維入り
樹脂の強度が充分に発揮されるためには、繊維長は2〜
3“必要と言われている)。
また樹脂中に多量のガラス繊維が入っているため、樹脂
コーテイング後のペレットの切断は難しく、従って適長
の2〜3eLの切断ができずに10〜1.i 1fll
Lとなっていた。このため小型の成形機では可塑化ス
クリュへの供給が不可能に近く、問題点の1つとなって
いた。
コーテイング後のペレットの切断は難しく、従って適長
の2〜3eLの切断ができずに10〜1.i 1fll
Lとなっていた。このため小型の成形機では可塑化ス
クリュへの供給が不可能に近く、問題点の1つとなって
いた。
(発明が解決しようとする課題)
プラスチック成形品にミリオーダのガラス繊維を、繊維
が1本づつ離れた状態(開繊)で混入すると、成形品の
強度は飛躍的に向上する。従来も第2図に示すようにガ
ラス繊維1に樹脂2をコーティングした成形用原料ベレ
ットが市販されている。
が1本づつ離れた状態(開繊)で混入すると、成形品の
強度は飛躍的に向上する。従来も第2図に示すようにガ
ラス繊維1に樹脂2をコーティングした成形用原料ベレ
ットが市販されている。
しかしガラス繊維は取扱いの容易さと、単糸切れ防止の
ためにバインダで固めである。ところがこのバインダは
一般的な成形温度(200〜250℃)では溶融するが
、粘度が高いため、大きな機械力を加えないと開繊しな
い。そこで充分に開繊するようにするために大きな機械
力を加えると、繊維は切断してしまってミリオーダの繊
維長を保ってない。即ち、成形用原料ベレットにはミリ
オーダのガラス繊維が入っているが、成形中に繊維が切
断してしまって0.2〜0.3”長になっている。
ためにバインダで固めである。ところがこのバインダは
一般的な成形温度(200〜250℃)では溶融するが
、粘度が高いため、大きな機械力を加えないと開繊しな
い。そこで充分に開繊するようにするために大きな機械
力を加えると、繊維は切断してしまってミリオーダの繊
維長を保ってない。即ち、成形用原料ベレットにはミリ
オーダのガラス繊維が入っているが、成形中に繊維が切
断してしまって0.2〜0.3”長になっている。
また原料ベレットの外径2〜3關φの中にガラス繊維が
固まって入っているため、成形機で使い易い2〜31m
長に切断すると、繊維の固まりが抜けるので、従来は1
2〜1411長に切断せざるを得なかった。このため成
形機で圧倒的に多い50〜60”φ以下のスクリュをも
つものに、2〜3nφ×12〜14”長の原料ベレット
を安定的に供給するのは極めて困難であった。
固まって入っているため、成形機で使い易い2〜31m
長に切断すると、繊維の固まりが抜けるので、従来は1
2〜1411長に切断せざるを得なかった。このため成
形機で圧倒的に多い50〜60”φ以下のスクリュをも
つものに、2〜3nφ×12〜14”長の原料ベレット
を安定的に供給するのは極めて困難であった。
本発明は前記従来の課題を解決しようとするものである
。
。
(課題を解決するための手段)
このため本発明は、連続ガラス繊維を原料とするガラス
繊維入りベレットを製造するに当り、連続ガラス繊維束
に熱可塑性樹脂をコーティングした′後、同樹脂の融点
より低い温度まで冷却し、加圧ロール間を通して偏平に
押しつぶした後切断することにより、フレーク状ベレッ
トとしてなるもので、これを課題解決のための手段とす
るものである。
繊維入りベレットを製造するに当り、連続ガラス繊維束
に熱可塑性樹脂をコーティングした′後、同樹脂の融点
より低い温度まで冷却し、加圧ロール間を通して偏平に
押しつぶした後切断することにより、フレーク状ベレッ
トとしてなるもので、これを課題解決のための手段とす
るものである。
(作用)
はぼ円形断面の、樹脂がコーティングされた連続ガラス
繊維束を偏平化することにより、ガラス繊維は相互にず
れて繊維間に樹脂が入り込み、成形工程では樹脂を溶融
するだけで繊維を短く切断することなしに開繊できる。
繊維束を偏平化することにより、ガラス繊維は相互にず
れて繊維間に樹脂が入り込み、成形工程では樹脂を溶融
するだけで繊維を短く切断することなしに開繊できる。
(実施例)
以下本発明の詳細な説明すると、第1図は本発明の製造
工程の1例を示し、溶融樹脂をコーティングした連続ガ
ラス繊維束(2〜311φ)を所定温度(融点より5〜
10℃低い温度)に冷却した後、ロールプレスで厚さく
1.1〜0.2 tm tの偏平状に押しつぶすことに
より、固まっているガラス繊維束は偏平状に延ばされて
開繊される。
工程の1例を示し、溶融樹脂をコーティングした連続ガ
ラス繊維束(2〜311φ)を所定温度(融点より5〜
10℃低い温度)に冷却した後、ロールプレスで厚さく
1.1〜0.2 tm tの偏平状に押しつぶすことに
より、固まっているガラス繊維束は偏平状に延ばされて
開繊される。
次いで樹脂コーティングされた偏平状のガラス繊維を常
温近くまで冷却した後、所定長に切断し、フレーク状ペ
レット10を得る。また図中11はコート樹脂12中に
開繊されて分散しているガラス繊維である。この切断の
際、従来のベレットは、後工程の成形機で使い易い2〜
3”長に切断すると、ガラス繊維束がコート樹脂層から
抜ける虞れがあったため、12〜141長に切断せざる
を得なかったが、本発明では2〜31長に切断してもガ
ラス繊維がコート樹脂から抜ける心配はなく、次工程の
成形機でも取扱いは容易となる。
温近くまで冷却した後、所定長に切断し、フレーク状ペ
レット10を得る。また図中11はコート樹脂12中に
開繊されて分散しているガラス繊維である。この切断の
際、従来のベレットは、後工程の成形機で使い易い2〜
3”長に切断すると、ガラス繊維束がコート樹脂層から
抜ける虞れがあったため、12〜141長に切断せざる
を得なかったが、本発明では2〜31長に切断してもガ
ラス繊維がコート樹脂から抜ける心配はなく、次工程の
成形機でも取扱いは容易となる。
(発明の効果)
以上詳細に説明した如く本発明は、樹脂コーティングし
たガラス繊維束を偏平に押しつぶすようにしたことによ
りガラス繊維束が開繊し、次工程の成形機でガラス繊維
の切断折れを少なくできる。従って樹脂コートのガラス
繊維を2〜31に切断しても、ガラス繊維から抜けるこ
とがないので、次工程の成形機での原料供給トラブルを
防止することができる。
たガラス繊維束を偏平に押しつぶすようにしたことによ
りガラス繊維束が開繊し、次工程の成形機でガラス繊維
の切断折れを少なくできる。従って樹脂コートのガラス
繊維を2〜31に切断しても、ガラス繊維から抜けるこ
とがないので、次工程の成形機での原料供給トラブルを
防止することができる。
第1図は本発明の方法を実施する製造工程を示すブロッ
ク図、第2図は従来のガラス繊維入りベレットの製造工
程を示すブロック図である。 図の主要部分の説明 10・・・・フレーク状ペレット 11−ガラス繊維 12−・−コート樹脂
ク図、第2図は従来のガラス繊維入りベレットの製造工
程を示すブロック図である。 図の主要部分の説明 10・・・・フレーク状ペレット 11−ガラス繊維 12−・−コート樹脂
Claims (1)
- 連続ガラス繊維を原料とするガラス繊維入りペレットを
製造するに当り、連続ガラス繊維束に熱可塑性樹脂をコ
ーティングした後、同樹脂の融点より低い温度まで冷却
し、加圧ロール間を通して偏平に押しつぶした後切断す
ることにより、フレーク状ペレットとすることを特徴と
するガラス繊維入りペレットの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12528389A JPH02303807A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ガラス繊維入りペレットの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12528389A JPH02303807A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ガラス繊維入りペレットの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02303807A true JPH02303807A (ja) | 1990-12-17 |
Family
ID=14906246
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12528389A Pending JPH02303807A (ja) | 1989-05-18 | 1989-05-18 | ガラス繊維入りペレットの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02303807A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06182761A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-05 | Toyobo Co Ltd | 繊維強化樹脂ペレットおよびその成形品 |
JP2015163468A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-09-10 | 住友ベークライト株式会社 | 成形品の製造方法および成形品 |
US10414883B2 (en) | 2014-01-29 | 2019-09-17 | Sumitomo Bakelite Co., Ltd. | Method for producing molded article, molded article, back plate and brake pad |
-
1989
- 1989-05-18 JP JP12528389A patent/JPH02303807A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06182761A (ja) * | 1992-12-15 | 1994-07-05 | Toyobo Co Ltd | 繊維強化樹脂ペレットおよびその成形品 |
JP2015163468A (ja) * | 2014-01-29 | 2015-09-10 | 住友ベークライト株式会社 | 成形品の製造方法および成形品 |
US10414883B2 (en) | 2014-01-29 | 2019-09-17 | Sumitomo Bakelite Co., Ltd. | Method for producing molded article, molded article, back plate and brake pad |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7156766B2 (ja) | 繊維強化成形コンパウンド並びにその形成及び使用方法 | |
JP3221749B2 (ja) | 複合製造物の製造方法 | |
RU2008126169A (ru) | Способ получения формованного композитного изделия (варианты) и получение заготовки для композитного изделия | |
JPH08506390A (ja) | 鉱物繊維製品の製造方法 | |
KR920001646B1 (ko) | 성형재료 | |
JP5059259B2 (ja) | 長繊維ペレットおよび長繊維ペレットの製造方法および装置 | |
JPH02303807A (ja) | ガラス繊維入りペレットの製造方法 | |
US5139593A (en) | Process for manufacturing a ribbon constituted by at least one yarn impregnated with a thermoplastics polymer | |
JP3330402B2 (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂構造体の製造方法 | |
HU216514B (hu) | Eljárás tárgyak, különösen alakos testek szálerősítésű, hőre lágyuló műanyagokból való előállítására | |
JPH0416309A (ja) | ガラス繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の製造方法 | |
JP3649758B2 (ja) | 繊維補強複合体の製法 | |
JP3234262B2 (ja) | 繊維強化熱可塑性樹脂構造体の製造方法 | |
JP3040865B2 (ja) | 長繊維強化熱可塑性樹脂ペレット | |
JPH04197726A (ja) | 長繊維強化複合材の製造方法 | |
JPH0462109A (ja) | 異形断面強化繊維を含有する熱可塑性樹脂成形材 | |
JP3210694B2 (ja) | 繊維強化複合材料の製造方法 | |
JP2985788B2 (ja) | 長繊維強化熱可塑性樹脂成形材料の製造法 | |
JP2633358B2 (ja) | 長繊維樹脂組成物の製造方法およびその製造装置 | |
JPH06254850A (ja) | 長繊維強化合成樹脂ストランドの製造方法 | |
JP2952977B2 (ja) | 繊維強化樹脂の成形方法 | |
JPS6146292B2 (ja) | ||
JPS5920339A (ja) | ガラス繊維強化ポリエステル樹脂マスタ−ペレツトの製造方法 | |
JPH03114705A (ja) | 成形材料及びその混合物 | |
JPH02286224A (ja) | 繊維強化樹脂成形材料の製造法 |