JPH02303797A - 容器搬送装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 不発′明は、金属蓋付容器に用いるプラスチック製の容
器本体を搬送するための容器搬送装置に関する。

（従来の技術） 金属製の容器、例えば金属缶は種々の形態を角゛するも
のがあるが、缶体の構造から３ピースｊｔ１と２ピ一ス
缶とに区分することができる。３ピ一ス缶はブリキハン
ダ化とも言われ、円筒状胴部とふな及び底部を二重巻締
めで密封した構造である。

一方、２ピ一ス缶はブリキ打抜きＦＴｉとも言われ、胴
部及び底部（容器本体）を一体成形したものにふたを二
重巻締めする構造である。

これら金属工は食品包装容器として各種食品ａｊ詰、ジ
ュース、清涼飲料、ジャム類、乾燥食品等の容器に使用
され、密封、保存機能が特に優れた剛性容器である。し
かしながら、金属江には、ド記のような改善すべき点が
ある。即ち、■　金属缶であるために、軽量化に限界が
ある。

■　衝撃を受けた時、一度つぶれると復元性がなく、変
形してしまう。

■　プラスチック製容器に比べて、その製造上のエネル
ギーコストが高い。

■　容器外装のディスプレイ効果が金属の場合、自由に
企えることができず、外装丁段は印−ｊによるしかない
。

■　内容物を開缶せずに確認できるような透明容器をつ
くることは不可能である。

このような従来の金属缶における欠点を解決するため、
プラスチック製の容器本体のフランジ部に金属蓋の周縁
部を巻締めてなる金属蓋付容器が考えられている。

また、プラスチック製の容器本体を製造するｈ゛法とし
て、一般的な熱成形法より容器形成に必要な厚みを有す
るプラスチックシートを加熱し、金型を用いてフランジ
部を有する容器本体の成形品を成形しくシートフォーミ
ング）、続いてフランジ部の厚みをプレス装置により薄
くし、さらにフランジ部の幅を所定の幅とするようカッ
ト装置によりカットする方法が考えられている。このよ
うに、フランジ部をプレスカットするのは、金属蓋の周
縁部との間で適切な巻締めを行なうためである。

（発明が解決しようとする課題） 上述のように、プラスチック製の容器本体を製造する場
合、金属蓋の周縁部との間で適切な＠錦めを行ない精度
の良い金属蓋付容器を得るため、容器本体のフランジ部
をプレス装置でプレスして所定の厚さとし、フランジ部
の外周をカッ！・装置でカットして所定の幅とすること
が考えられている。

この場合、プレス装置およびカット装置を同一装置に組
込むとともに、プレス装置からカット装置に容器本体を
迅速かつｉＥ確に搬送することかできればプラスチック
製容器本体を製造する上で都合が良い。

本発明はこのような点を考慮してなされたものであり、
容器本体をプレス装置からカット装置へ迅速かつ正確に
搬送することができる容器搬送装置を提供することを目
的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明は、プラスチック製容器本体の外方に配置されこ
の容器本体を側方から把持する一対のグリップと、各グ
リップを保持して前記容器本体を水平方向に搬送する一
対の搬送体とを備え、前記グリップの前記容器本体側当
接面に摩擦部材を取付けるとともに、前記グリップとこ
のグリップに対応する搬送体との間に、前記グリップを
前記容器本体に向って付勢する弾性部材を介（１：させ
たことを特徴とする容器搬送装置である。

（作　用） 本発明によれば、グリップの容器本体側当接面に摩擦部
材が取付けられ、またグリップと搬送体との間にグリッ
プを容器本体側に付勢する弾性部材が介在されているの
で、容器本体の形状および把持位置等が変化した場合で
あっても、容器本体を滑ることなく確実に把持すること
ができる。

（実施例） 以下、図面を参照して本発明の実施例について説明する
。

第１図および第２図は本発明による容器搬送装置の一実
施例を示す図であり、第３図は容器搬送装置が組込まれ
たプレスカット装置全体を示す図である。

まず第３図によってプレスカット装置全体について説明
する。第３図において、プレスカット装置１０は、ベー
ス１１上にクランク機構１２を介して設けられ、上下方
向に往復移動する中間ベッド１３を備えている。この中
間ベッド１３は上方位置、中間位置、および上方位置の
３つの位置をとるようになっている。また中間ベッド１
３の上方には上部固定台１５が配設されている。

また第３図に示すように、中間ベッド１３の上部右側に
はプレス雄型２１ａが設けられ、上部固定台１５の下部
にはプレス雄型２１ａに対応してプレス雌型２１ｂが設
けられ、これらプレス雄型２１ａおよびプレス雌型２１
ｂによってプレス装置２１が１１三成されている。他方
、中間ベッド１３の上部左側にはカット雄型２′うａが
設けられ、上部固定台１５の下部にはカット雄型２３ａ
にλ・ｌ応してカット雌型２３ｂが設けられ、これらカ
ット雄型２３ａおよびカット雌型２３ｂによってカット
、装置２３か形成されている。さらに中間ベッド１３の
上部中央に冷却台２２が設けられている。

また、ブレス雄型２１ａ、冷却台２２、およびカット雄
型２３ａの上部には、プラスチック製の容器本体４５内
に装着されるガイド２５．　２６゜２７が設けられてい
る。

さらに、第１図に示すように」二部固定台１５の右側に
、容器本体４５を供給する供給管２８が設けられ、また
中間ベッド１３上に供給管２８に１）応して供給台′う
０が設けられている。この供給管２８は、一般的な熱成
形法によりプラスチックシートから成形された容器本体
４５を供給台３０に供給するものである。また上部固定
台１５の左側には、カット雌型２３ｂに連通し容器本体
４５を排出する排出管２９が設けられている。

中間ベッド１３と上部固定台１５との間には、容器本体
４５を供給台３０からプレス装置２１のプレス雄型２１
ａ１冷却台２２、およびカット装置２３のカット雄型２
３ａまで順次水平方向に搬送するための容器搬送装置１
７が設けられている。

なお、ベース１１、クランク機構１２、および中間ベッ
ド１３は、全体としてカバー１６によって覆オ）れてい
る。

次に第１図および第２図により、容器搬送装置１７につ
いて詳述する。

第１図および第２図は容器搬送装置１７のする面図であ
り、第１図はその概略図、第２図はその作用を示す図で
ある。

第１図および第２図において、容器搬送装置１７は引繰
返した状態のプラスチック製容器本体４５の外方に配置
され、容器本体４５を両側面から把持する一対のグリッ
プ５２を備えている。また谷グリップ５２は、スプリン
グ５３を介して搬送体５１によって保持されている。こ
のスプリング５３はグリップ５２を容器本体４５に向け
て付勢するものである。さらに、各グリップ５２の容器
本体４５側の当接面に、シリコンゴム等の摩擦部材５９
が取付けられている。

また、一対の搬送体５１は水平方向（第１図上下方面）
に移動して容器本体４５を水ｆ方向に搬送するようにな
っている。さらに一対の搬送体５１は互いに離接自在と
なっており、この搬送体５１の離接移動により、一対の
グリップ５２が容器本体４５を把持したり解放したりす
るようになっている。

次に、一対の搬送体５１の離接移動について、第２図に
より説明する。

第２図に示すように、容器搬送装置１７は複数並列に配
設されており、また搬送体５１の離接移動は隣りあう容
器搬送装置１７毎にまとめて行なわれる。

すなわち、隣りあう容器搬送装置１７の搬送体５１には
、それぞれ搬送体５１を第２図左右方向へ移動させる移
動レバー５４が取付けられている。

また、この移動レバー５４は、回動軸５５を介して連結
レバー５６に連結されている。さらに連結レバー５６は
駆動軸５７に連結され、この駆動軸５７は駆動レバー５
８にピン５７ａを介して連結されている。なお、駆動軸
５７は駆動レバー５８に固着されたピン５７ａに遊嵌さ
れ、駆動レバー５８の上下移動を支障なく駆動軸５７、
連結レバー５６、回動軸５５、および移動レバー５４へ
順次伝達することができるようになっている。

次にこのような溝底からなる本実施例の作用について説
明する。

まず予め、一般的な熱成形法により容器形成に必要な厚
みを有するプラスチックシートを加熱し、金型を用いて
フランジ部４６を６する容器本体４５を成形しておく。

続いて、この容器本体４５が供給管２８により供給台３
０に供給されるとともに、中間ベッド１３が中間位置に
配置され、容器搬送装置１７の一対のグリップ５２によ
り容器本体４５が把持される。続いて、中間ベッド１３
が下方位置まで下げられ、容器搬送装置１７により容器
本体４５がプレス雄型２１ａ上まで搬送され、プレス装
置２１によりフランジ部４６がプレスされる。その後、
容器本体４５は容器搬送体１７により冷却台２２および
カット装置２３まで順次搬送され、カット装置２３によ
ってフランジ部４６がカットされる。そしてフランジ部
４６がカットされた容器本体４５は搬出管２９から外部
へ搬出される。

次に容器搬送体〕７の作用を詳述する。

まず容器搬送体１７の把持作用を説明する。駆動レバー
５８が第２図の上方へ移動すると同時に、駆動軸５７も
ビン５７ａにより上方へ移動する。

（第２図実線位置）。この駆動軸５７の移動が連結レバ
ー５６、回動軸５５、および移動レバー５４に順次伝達
され、搬送体５１が容器本体４５側に移動し、容器本体
４５がクリップ５２により把持される。

この場合、グリップ５２は、搬送体５１にスプリング５
３を介して保持されているので、容器本体４５の形状が
わずかに変化したり、容器本体４５の把持位置がわずか
に変わった場合でも、容器本体４５に対するグリップ５
２の当接位置が調整され、容器本体４５を確実に把持す
ることができる。また、一対のグリップ５２の容器本体
４５側当接面に、摩擦部材５９が取付けられているので
、容器本体４５を滑ることなく把持することができる。

次に、搬送体５１が水ｉＶ力方向移動することによって
、容器搬送装置１７全体が移動し、グリップ５２に把持
された容器本体４５が水平方向の所定位置まで搬送され
る。

次に、駆動レバー５８が第２図の下方に移動すると駆動
軸５７がビン５７ａにより下方へ移動する（第２図２点
斜線位置）。この駆動軸５７の移動によって、搬送体５
１が容器本体４５から離れ、容器本体４５は例えばプレ
ス装置′、９の所定位置に配置される。

このように本実施例によれば、グリップ５２が搬送体５
１にスプリング５３を介して保持されているので、容器
本体４５の形状および把持位置等が変化しても容器本体
４５を確実に把持することができる。また、一対のグリ
ップ５２に取付けられた摩擦部材５９により、容器本体
４５を滑ることなく確実に把持することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、容器本体の形状
および把持位置等が変化した場合であっても、容器本体
を滑ることなく確実に把持することができる。このため
、容器本体をプレス装置およびカット装置等の所定位置
まで確実に搬送して、容器本体のフランジ部を迅速かつ
確実にプレスカットすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図は本発明による容器搬送装置の一実施
例を示す図であり、第１図はその概略図、第２図はその
作用を示す・１シ面図、第３図は容器搬送装置が組込ま
れたプレスカット装置全体を示す側面図である。 １０・・・プレスカット装置、１１・・・ベース、１３
・・・中間ベース、１５・・・土部向′定台、１７・・
・容器搬送装置、２１・・・プレス装置、２３・・・カ
ット装置、４５・・・プラスチック製容器本体、５１・
・・搬送体、５２・・・グリップ、５３・・・スプリン
グ、５４・・・移動し；＜−、５５・・・同動軸、５６
・・・連結レバー、５７・・・駆動軸、５７ａビン、５
８・・・駆動レバー。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 第　２　図 第　３　図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、プラスチック製容器本体の外方に配置されこの容器
   本体を側方から把持する一対のグリップと、各グリップ
   を保持して前記容器本体を水平方向に搬送する一対の搬
   送体とを備え、前記グリップの前記容器本体側当接面に
   摩擦部材を取付けるとともに、前記グリップとこのグリ
   ップに対応する搬送体との間に、前記グリップを前記容
   器本体に向って付勢する弾性部材を介在させたことを特
   徴とする容器搬送装置。 ２、一対の搬送体は互いに離接可能となっていることを
   特徴とする請求項１記載の容器搬送装置。