JPH02302299A - 除湿式衣類乾燥機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はドラム内からの高温多湿空気を除湿し、その後
、ヒータを介して再びドラム内に空気を送り込む除湿式
衣類乾燥機に関するものである。

従来の技術 従来の除湿式衣類乾燥機の構成は第４図に示すように、
乾燥機の本体３２内に回転自在にドラム３３を支持して
いる。ドラム３３の後部には熱交換機能と送風機能を備
えた熱交換型送風器３４を設けている。すなわち熱交換
型送風器３４は乾燥用空気ｄと冷却用空気すの送風を行
なうとともに両面に両空気を流し、両空気間で熱交換を
行なう。

３６は熱交換型送風器３４とドラム３３とを駆動するモ
ータ、３６は熱交換した後の乾燥空気を加熱するヒータ
３７を収設したヒータケースで、熱交換型送風器３４を
収納したファンケース３８とダクト３９を介して連結さ
れている。熱交換型送風器３４は一方の而の凹凸でヒー
タ３７からドラム３３内に熱風を導入させる循環ファン
４ｏを形成し、他の面の凹凸で本体３２の後部外壁の吸
気口４１から吸気し、本体３２の下部外壁の排気口４２
から排気される冷却風を生じさせる冷却ファン４３を形
成している。。

運転中、冷却用空気すは、熱交換に供した空気のｔｌと
んどカ年部外壁の排気口４２より排気させている。４４
はモータ３６の過熱防止のための）Ｖ　−バ穴で、一般
的にモータ３６近傍の本体３２外壁の側面に設けている
。

発明が解決しようとする課題 このような従来の冷却用空気の排気経路では、乾燥用空
気の熱交換機能だけを果たしているため、熱交換に供し
た空気のほとんどが機外へ排気されている。前述の構成
においては、機体内に洩れた一部の高温多湿空気は機体
内で対流しないため、機体白太面部に集中して結露し、
特に低温時等では水滴となって、機体内低部へ移り、電
装部品等の絶縁劣化９機体内面の錆発生等の支障をきた
していた。

また、モータ３５の周辺部の温度も上昇するため、モー
タ３６の巻線仕様の高コスト化が必要であったり、巻線
温度上昇を下げるために、モータ３６の近傍の本体外壁
側面にルーパ穴４４をあける構成であったため、モ７夕
３６の駆動音やドラム３３の回転音が前記ルーバ穴４４
を通じて音が拡散され本体３２側面の騒音が異常に高い
等の問題があった。

本発明は上記課題に鑑み、本体内の結露防止および本体
側面からの駆動音の漏れの防止を図ることを目的とする
。

課題を解決するだめの手段 、上記目的を達成するため、本発明は熱交換に供した排
気を第一の排気経路と第二の排気経路に２分し第一の排
気経路は、モータに直接流通させ、それに供した空気は
本体後面上部へ排気させる１、１ｇ成とし、第二の排気
経路は本体後面へ排気させる１１Ｇ成としたものである
。

作　　　用 以上の構成により、第一の排気経路にて、モータの巻線
等の温度上昇を引き下げ、それを本体後面上部へ排気す
ることにより、機体内のシール等より洩れた残留高温多
湿空気を自然に対流させ、機体内天面への結露を防止で
きる。まだ第一、第二排気経路共排気口を本体後面へ設
けているため、本体側面からのモータ等の駆動騒音も最
小限に押さえることができる。

実施例 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明
する。第１図において、１は衣類を投入して回転攪拌さ
せるドラム２を回転自在に軸支して内装した外枠、３は
ドラム２内へ熱風を導入させるだめの発熱体、４は発熱
体３を納めるヒータケースである。５は熱交換型送風器
で、一方の凹凸で発熱体３からドラム２内に熱風を導入
させる循環ファン６を形成し、他の面の凹凸で外枠１の
後部外壁の吸気ロアから吸気し、外枠１の後部外壁の排
気日入８から排気される冷却風を生じさせる冷却ファン
９を一体的に形成してい−る。１０は熱交換型送風器５
の冷却側の中央部に設けたファンプーリで熱交換型送風
器６駆動用のマルペルト１１を掛帯している。１２はモ
ータで、その軸にはモータプーリ１３を固着し、このモ
ータプーリ１３と前記ファンプーリ１ｏとの間に前記マ
ルベルト１１が掛帯されている。１４はドラムプーリで
、前記モータ１２の軸に固着され、前記ドラム２の外周
部との間にＶベルト１６を掛帯し、ドラム２を回転駆動
する。１６は熱交換型送風器６を軸支する軸で、外枠１
の後方に固着された梁１７の中心部にかしめ固定されて
いる。１８は熱交換型送風器６の外周部に装着した柔軟
で屈曲自在な断面Ｖ字状のシール部材、１９は熱交換型
送風器６の循環ファン側を構成するファンケースで熱交
換型送風器６の回転面外周縁部を形成する支切部２０と
、循環ファン６によって生じた循環虱をダクト２１に導
くだめの渦室２２と、ファンケース１９の外縁部にあっ
て前記冷却風を外枠１の後部外壁の排気日入８に導くだ
めの渦室部２３を？＋ｉ成する隔壁２４を形成している
。ファンケース１９の冷却風の渦室部２３側にはファン
当板２６により覆い、このファン当板２５の中央には吸
気穴２６を形成し、外周端部の一方はモータ１２に直接
排気が送風するように案内部Ａ２７と、他方には排気日
入８に導くように案内部Ｂ２８を形成している。モータ
１２に送風した第一の排気経路の空気は、さらにモータ
１２を冷却し、矢印Ｃのように流れ、外枠１の後面上部
に設けた排気口Ｂ２９へ強制的に排出される。他方の第
二の排気経路排気は排気日入８へ導かれ矢印ｄ方向に排
出する。特にモータ１２に送風した空気は矢印Ｃの如く
気流をつくり、シール等から洩れた一部の残留多湿空気
を排気口Ｂ２９側へ効率よく機外へと排出される。よっ
て、外枠１の天面内部の結露を防ぎ、電装部品等の絶縁
劣化９機体内面の錆発生の防止を図ることができ、かつ
、モータ１２に直接的に強制送風することにより、モー
タ１２の巻線等の温度上昇低減化を行い、低コストのモ
ータ仕様が可能となる。さらには排気口Ａｓ、排気口Ｂ
２９共に外枠１の後面側となり、外枠１の側面には風穴
が不必要となるため、外枠１側面からのモータ駆動騒音
やドラム駆動騒音等を極少に押さえることができる。

第２図にて、第一の排気経路と第二の排気経路について
乾燥機本体を背面斜視した図を示す。熱交換型送風器５
の回転により吸気ロアより外気を吸気し、第一の排気経
路はファンケース１９に設けた第一案内部３ｏにより気
流は矢印Ｃ方向となりモータ１２を通過し、排気口Ｂ２
９へ排気される。第二の排気経路はファンケースに設け
た第二案内部３１により気流はｄ方向となり、排気日入
８へ直接排気されている。第３図に他の実施例を示す。

すなわち、モータ１２が外枠１の底部に設定された場合
であるが、要は熱交換型送風器６で熱交換に供した排気
を直接モータ１２へ送風し、その送風された空気を外枠
１の天面部へ移動させ、外枠１の後面上部、に設定させ
た排気口Ｂ２９より排気させることが必要条件となる。

発明の効果 以上の実施例から叩らかなように本発明によれば、熱交
換型送風器の冷却経路の熱交換に供した空気は、第一の
排気経路が強制的に駆動モータへ流通させ、それに供し
た空気は本体後面上部へ排気させると共に、第二の排気
経路は直接本体後面へ排気させる構成としているため、
シール等から洩れた機体内の一部の残留多湿空気を効率
よく機外へと排出し、機体天面内部の結露を防ぎ、電装
部品等の絶縁劣化５機体内面の錆発生の防止を図ること
ができ、かつ、モータの巻線温度上昇の低減化によるモ
ータの低コスト化が可能となる。さらには本体側面には
風穴が不必要なため、モータ駆動、ドラム駆動騒音等を
極少に押さえることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における除湿式衣類乾燥機の
縦断面図、第２図は同背面斜視図、第３図は本発明の他
の実施例における除湿式衣類乾燥機の背面斜視図、第４
図は従来の除湿式衣類乾燥機の縦断面図である。 １・・・・・・外枠、２・・・・・・ドラム、３・・・
・・・、発熱体、５・・・・・・熱交換型送風器、８・
・・・・・排気口Ａ、１２・・・・・・モータ、１９・
・・・・・ファンケース、２６・・自・・ファン当板、
２９・・・・・・排気口Ｂ、３ｏ・・・・・・第一案内
部、３１・・・・・・第二案内部。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名イー
−−９λ秤 ｐ＝−ラベ １２−−で゛り １９−−−ファーケース ２９−一ファｊ坂反

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　衣類が収納されるドラム内に、ヒータにより熱せられ
   た乾燥用空気を送り込み、高温多湿空気となった空気を
   冷却する熱交換器を介し、前記ヒータに空気を送り込む
   循環経路と、冷却空気を熱交換器に送風し、前記高温多
   湿空気と熱交換させる冷却経路と、前記冷却経路の熱交
   換に供した排気を２分する第一の排気経路および第二の
   排気経路を有し、第一の排気経路は、主に駆動モータに
   直接流通させ、それに供した空気は本体後面上部へ排気
   させる構成とし、第二の排気経路は直接本体後面へ排気
   させる構成とした除湿式衣類乾燥機。