JPH02301945A - 投写型陰極線管の製造方法 - Google Patents
投写型陰極線管の製造方法Info
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- JPH02301945A JPH02301945A JP12200789A JP12200789A JPH02301945A JP H02301945 A JPH02301945 A JP H02301945A JP 12200789 A JP12200789 A JP 12200789A JP 12200789 A JP12200789 A JP 12200789A JP H02301945 A JPH02301945 A JP H02301945A
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は螢光面上に映された映像を、該螢光面に対向
配置された投写レンズを介して前方の映像スクリーンに
拡大投影する投写型陰極線管に関するものである。
配置された投写レンズを介して前方の映像スクリーンに
拡大投影する投写型陰極線管に関するものである。
U S P 4.642.695i? &:!投写型T
Vセットにおける単色陰極線管からの発光を投写レンズ
ユニットに取り入れる際の集光率の悪さを改善する例が
開示されている。通常の陰極線管(以下CRTと記す)
においては螢光面から発せられる光はいわゆる完全拡散
面に近い状態であるが、投写型TVにおいては螢光面か
ら発せられた光のうち発散角30°以内のもののみが利
用され、その他は不要光となる。上記USPによれば該
螢光面の、例えばある発光点より発せられる全光束の3
0%以上を発散角±30’の円錐体内部へ集約化してや
れば、投写型TVススクリーン上の映像の明るさ向上に
大きな効果があるとしている。
Vセットにおける単色陰極線管からの発光を投写レンズ
ユニットに取り入れる際の集光率の悪さを改善する例が
開示されている。通常の陰極線管(以下CRTと記す)
においては螢光面から発せられる光はいわゆる完全拡散
面に近い状態であるが、投写型TVにおいては螢光面か
ら発せられた光のうち発散角30°以内のもののみが利
用され、その他は不要光となる。上記USPによれば該
螢光面の、例えばある発光点より発せられる全光束の3
0%以上を発散角±30’の円錐体内部へ集約化してや
れば、投写型TVススクリーン上の映像の明るさ向上に
大きな効果があるとしている。
また、特開昭61−273837号ではその具体例とし
て投写型CRTフェース内面にフェースガラスと螢光体
層との間に高屈折率材料と低屈折率材料の交互の複数層
による多層干渉膜を備えた投写型CRTが開示されてお
り、その高屈折率材料として酸化チタン(Ti02)あ
るいは酸化タンタル(T a z Os )又は低屈折
率材料として酸化シリコン(SiO□)あるいは弗化マ
グネシウム(MgFz)で構成された14〜30層から
なる多層干渉膜を具備する投写型CRTが示されている
。さらには主としてスクリーン上での中央/周辺の輝度
比を改善するため、フェースガラス内面を凸状とした湾
曲フェースを開示している。
て投写型CRTフェース内面にフェースガラスと螢光体
層との間に高屈折率材料と低屈折率材料の交互の複数層
による多層干渉膜を備えた投写型CRTが開示されてお
り、その高屈折率材料として酸化チタン(Ti02)あ
るいは酸化タンタル(T a z Os )又は低屈折
率材料として酸化シリコン(SiO□)あるいは弗化マ
グネシウム(MgFz)で構成された14〜30層から
なる多層干渉膜を具備する投写型CRTが示されている
。さらには主としてスクリーン上での中央/周辺の輝度
比を改善するため、フェースガラス内面を凸状とした湾
曲フェースを開示している。
従来の多層干渉膜をフェース内面に設けた投写型CRT
においては、フェースガラスに多層干渉膜を設ける際、
プレスによりできたフェース内面を簡易的に洗浄しただ
けで、その後、蒸着により該多層干渉膜を形成していた
ため、電子線によるガラスの着色、いわゆるブラウニン
グがおきやすく、結果的に輝度の劣化が著しく速いとい
う問題点があった。
においては、フェースガラスに多層干渉膜を設ける際、
プレスによりできたフェース内面を簡易的に洗浄しただ
けで、その後、蒸着により該多層干渉膜を形成していた
ため、電子線によるガラスの着色、いわゆるブラウニン
グがおきやすく、結果的に輝度の劣化が著しく速いとい
う問題点があった。
上記ブラウニングには大別して電子線による電子ブラウ
ニングとX線によるX線ブラウニングがある。投写型C
RTにおけるブラウニングは高負荷(高電圧、高電流)
動作で螢光面を刺激した場合、螢光面を形成する螢光体
粒子のすき間を通り抜けた電子線が直接的にフェース内
面を刺激することによって、フェースガラス内面のごく
表面層においてアルカリ金属イオンが移動し、結果的に
金属コロイドとして表面に析出するため生じるものであ
る。
ニングとX線によるX線ブラウニングがある。投写型C
RTにおけるブラウニングは高負荷(高電圧、高電流)
動作で螢光面を刺激した場合、螢光面を形成する螢光体
粒子のすき間を通り抜けた電子線が直接的にフェース内
面を刺激することによって、フェースガラス内面のごく
表面層においてアルカリ金属イオンが移動し、結果的に
金属コロイドとして表面に析出するため生じるものであ
る。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、CRT動作に伴う輝度劣化を大幅に低減し、
かつ高輝度、高コントラスト及び高色純度を有する投写
型陰極線管を得ることを目的とする。
たもので、CRT動作に伴う輝度劣化を大幅に低減し、
かつ高輝度、高コントラスト及び高色純度を有する投写
型陰極線管を得ることを目的とする。
(課題を解決するための手段〕
この発明に係る投写型陰極線管は、フェースガラス内面
上に設けられた螢光面と、咳螢光面とフェースガラスと
の間に蒸着により設けられた高屈折率材料と低屈折率材
料の交互の複数層からなる多層干渉膜とを具備し、該多
層干渉膜をフェース内面に蒸着する前にフェースガラス
内表面のごく薄い層を除去したものである。
上に設けられた螢光面と、咳螢光面とフェースガラスと
の間に蒸着により設けられた高屈折率材料と低屈折率材
料の交互の複数層からなる多層干渉膜とを具備し、該多
層干渉膜をフェース内面に蒸着する前にフェースガラス
内表面のごく薄い層を除去したものである。
この発明に係る投写型陰極線管は、フェースガラス内面
上に設けられた螢光面と、該螢光面とフェースガラスと
の間に蒸着により設けられた高屈折率材料と低屈折率材
料の交互の複数層からなる多層干渉膜とを具備し、該多
層干渉膜をフェース内面に蒸着する前に、フェースガラ
スを加熱処理し、ガラス表面に吹き出したソーダ分を除
去した、あるいはさらに、そのソーダ分を除去した後に
フェースガラス内表面のごく薄い層を除去したものであ
る。
上に設けられた螢光面と、該螢光面とフェースガラスと
の間に蒸着により設けられた高屈折率材料と低屈折率材
料の交互の複数層からなる多層干渉膜とを具備し、該多
層干渉膜をフェース内面に蒸着する前に、フェースガラ
スを加熱処理し、ガラス表面に吹き出したソーダ分を除
去した、あるいはさらに、そのソーダ分を除去した後に
フェースガラス内表面のごく薄い層を除去したものであ
る。
〔作用]
この発明における投写型陰極線管は、フェースガラス内
表面のごく薄い層を除去した後に、蒸着によって多層干
渉膜を形成するため、プレスにより形成されたフェース
内面はその表面層の成分はバルクとほぼ同等となり、ブ
ラウニングを制御する効果を落とすことなく、所望する
多層干渉膜を有するフェースガラスを得ることができ、
多層干渉膜を有する輝度劣化の少ない投写型CRTを得
ることができる。
表面のごく薄い層を除去した後に、蒸着によって多層干
渉膜を形成するため、プレスにより形成されたフェース
内面はその表面層の成分はバルクとほぼ同等となり、ブ
ラウニングを制御する効果を落とすことなく、所望する
多層干渉膜を有するフェースガラスを得ることができ、
多層干渉膜を有する輝度劣化の少ない投写型CRTを得
ることができる。
この発明における投写型陰極線管は、フェースガラスを
加熱処理し、ガラス表面に吹き出したソーダ分を除去し
た後に、あるいはさらにそのソーダ分を除去し、フェー
スガラス内表面のごく薄い層を除去した後に、蒸着によ
って多層干渉膜を形成するため、プレスにより形成され
たフェース内面はその表面層の成分はバルクとほぼ同等
となり、ブラウニングを抑制する効果を落とすことなく
所望の多層干渉膜を有するフェースガラスを得ることが
でき、多層干渉膜を有する輝度劣化の少ない投写型CR
Tを得ることができる。
加熱処理し、ガラス表面に吹き出したソーダ分を除去し
た後に、あるいはさらにそのソーダ分を除去し、フェー
スガラス内表面のごく薄い層を除去した後に、蒸着によ
って多層干渉膜を形成するため、プレスにより形成され
たフェース内面はその表面層の成分はバルクとほぼ同等
となり、ブラウニングを抑制する効果を落とすことなく
所望の多層干渉膜を有するフェースガラスを得ることが
でき、多層干渉膜を有する輝度劣化の少ない投写型CR
Tを得ることができる。
以下、この発明の実施例について説明する。
本発明の第1の実施例では、溶融したガラスをプレス成
形により内面に曲率を有するフェースガラスとして形成
した後、フェースガラスを弗酸のふきつけにより洗浄し
、内表面をエツチングする。
形により内面に曲率を有するフェースガラスとして形成
した後、フェースガラスを弗酸のふきつけにより洗浄し
、内表面をエツチングする。
この時、弗酸の濃度及び洗浄時間はふきつけの圧力によ
り適宜選ばれる。上記洗浄を終えた後、所望する多層干
渉膜を蒸着により形成してフェースパネルを得る。この
後、投写型CRTの通常の製造工程を経て、完成管とし
た。
り適宜選ばれる。上記洗浄を終えた後、所望する多層干
渉膜を蒸着により形成してフェースパネルを得る。この
後、投写型CRTの通常の製造工程を経て、完成管とし
た。
第1図に本発明の第1の実施例による青色投写型陰極線
管の強制輝度劣化試験の結果を示す。
管の強制輝度劣化試験の結果を示す。
(1)及び(II)が本発明の第1の実施例による結果
を示すカーブであり、(r)及び(II)はそれぞれT
a z Os S i Oz系、Ti0z−3iO
2系の多層干渉膜を有する投写型CRTの輝度の経時変
化を示している。
を示すカーブであり、(r)及び(II)はそれぞれT
a z Os S i Oz系、Ti0z−3iO
2系の多層干渉膜を有する投写型CRTの輝度の経時変
化を示している。
(III)は弗酸洗浄を施さず、プレスしたままの内表
面に多層干渉膜を設けた投写型CRTでの結果を示す。
面に多層干渉膜を設けた投写型CRTでの結果を示す。
強化劣化試験条件は高圧Eb = 32 KV、電流密
度50μA/cIINである。
度50μA/cIINである。
従来の投写型CRTにはフェースガラスの組成を規定し
、混合アルカリ効果と呼ばれる効果により元来ブラウニ
ングを生じに<<シたものが用いられる。しかるに、フ
ェースガラスを製造する際、溶融したガラス材料をプレ
スにより形成するが、プレスされた後の冷却過程におい
て冷却の温度勾配が該フェースガラスの内部と表層部で
異なることが考えられる。特に、内面にある一定の曲率
を有するフェースの場合は中央/周辺等でもその肉厚差
により冷却過程が異なることは十分予測できる。この冷
却過程の差異により内部と表面層で組成の差を生じてい
るものと考えられる。即ちプレス後の表面層では上記の
混合アルカリ効果を生じせしめる組成からずれたため、
ブラウニングを起こしやすくしているものと考えられる
。
、混合アルカリ効果と呼ばれる効果により元来ブラウニ
ングを生じに<<シたものが用いられる。しかるに、フ
ェースガラスを製造する際、溶融したガラス材料をプレ
スにより形成するが、プレスされた後の冷却過程におい
て冷却の温度勾配が該フェースガラスの内部と表層部で
異なることが考えられる。特に、内面にある一定の曲率
を有するフェースの場合は中央/周辺等でもその肉厚差
により冷却過程が異なることは十分予測できる。この冷
却過程の差異により内部と表面層で組成の差を生じてい
るものと考えられる。即ちプレス後の表面層では上記の
混合アルカリ効果を生じせしめる組成からずれたため、
ブラウニングを起こしやすくしているものと考えられる
。
従って、多層干渉膜を形成する前の弗酸洗浄処理により
表面層のエツチングを行ない、新たに内部組成と同様の
表面を形成することによって、ブラウニングを少なくし
、結果的に輝度劣化の少ない多層干渉膜を有する投写型
CRTを得ることができる。
表面層のエツチングを行ない、新たに内部組成と同様の
表面を形成することによって、ブラウニングを少なくし
、結果的に輝度劣化の少ない多層干渉膜を有する投写型
CRTを得ることができる。
ブラウニングによる輝度劣化は、ブラウニングはガラス
の透過率特性の短波長領域、即ち400〜500 nm
の青色の領域における低下が著しく大きく、青色におい
て最も大きく影響するが、地縁に関しては刺激電流が他
界、青に比し最も多いため、ブラウニングの進行が最も
速く、青色同様輝度劣化には大きく影響する。
の透過率特性の短波長領域、即ち400〜500 nm
の青色の領域における低下が著しく大きく、青色におい
て最も大きく影響するが、地縁に関しては刺激電流が他
界、青に比し最も多いため、ブラウニングの進行が最も
速く、青色同様輝度劣化には大きく影響する。
本実施例においては弗酸洗浄によるエツチングによって
内表面のごく薄い層を除く方法について説明したが、内
表面を研磨することによっても同様の効果を得ることが
できる。
内表面のごく薄い層を除く方法について説明したが、内
表面を研磨することによっても同様の効果を得ることが
できる。
以下、この発明の第2.第3の実施例について説明する
。
。
本発明の第2の実施例では、溶融したガラスをプレス成
形により内面に曲率を有するフェースガラスとして形成
し、該フェースガラスを加熱処理し、内表面に吹き出し
たソーダ分(主としてNa)を除去した後、所望する多
層干渉膜を蒸着により形成してフェースパネルを得る。
形により内面に曲率を有するフェースガラスとして形成
し、該フェースガラスを加熱処理し、内表面に吹き出し
たソーダ分(主としてNa)を除去した後、所望する多
層干渉膜を蒸着により形成してフェースパネルを得る。
この後、投写型CRTの通常の製造工程を経て完成管と
する。
する。
本発明の第3の実施例では、溶融したガラスをプレス成
形により内面に曲率を有するフェースガラスとして形成
し、該フェースガラスを加熱処理し、内表面に吹き出し
たソーダ部(主としてNa)を除去した後、フェースガ
ラスを弗酸のふきつけにより洗浄し内表面をエツチング
する。この時、弗酸の濃度および洗浄時間はふきつけの
圧力により適宜選ばれる。上記洗浄を終えた後、所望す
る多層干渉膜を蒸着により形成してフェースパネルを得
る。この後、投写型CRTの通常の製造工程を経て完成
管とする。
形により内面に曲率を有するフェースガラスとして形成
し、該フェースガラスを加熱処理し、内表面に吹き出し
たソーダ部(主としてNa)を除去した後、フェースガ
ラスを弗酸のふきつけにより洗浄し内表面をエツチング
する。この時、弗酸の濃度および洗浄時間はふきつけの
圧力により適宜選ばれる。上記洗浄を終えた後、所望す
る多層干渉膜を蒸着により形成してフェースパネルを得
る。この後、投写型CRTの通常の製造工程を経て完成
管とする。
第2図に、本発明の第2.第3の実施例による青色投写
型陰極線管の強制輝度劣化試験の結果を示す。
型陰極線管の強制輝度劣化試験の結果を示す。
(I)及び(n)は両実施例を示すカーブであり、(I
)及び(n)はそれぞれ第2の実施例。
)及び(n)はそれぞれ第2の実施例。
第3の実施例による多層干渉膜を有する投写型CRTの
輝度の経時変化を示している。(III)はプレスした
ままの内表面に多層干渉膜を設けた投写型CRTでの結
果を示す。
輝度の経時変化を示している。(III)はプレスした
ままの内表面に多層干渉膜を設けた投写型CRTでの結
果を示す。
強化劣化試験条件は高圧Eb=32KV、電流密度50
μA/cTAである。
μA/cTAである。
従来の投写型CRTの製造におけるブラウニングの問題
は上記第1の実施例に関して説明したとおりであるが、
さらにはガラスをプレスした後、アニールすると通常ソ
ーダ分を表面に吹き出すソーダ吹きと呼ばれる現象を生
じる。
は上記第1の実施例に関して説明したとおりであるが、
さらにはガラスをプレスした後、アニールすると通常ソ
ーダ分を表面に吹き出すソーダ吹きと呼ばれる現象を生
じる。
該干渉膜を蒸着した後、膜の安定性を図るため通常は加
熱処理を施すが、この時加熱処理によってフェースガラ
ス内表面にソーダ分を吹き出した場合、ブラウニングに
悪影響を及ぼすソーダ分が閉じ込められてしまい、結果
的に輝度劣化の促進を引き起こす。
熱処理を施すが、この時加熱処理によってフェースガラ
ス内表面にソーダ分を吹き出した場合、ブラウニングに
悪影響を及ぼすソーダ分が閉じ込められてしまい、結果
的に輝度劣化の促進を引き起こす。
従って、多層干渉膜を形成する前にフェースガラスを加
熱処理することによって表面に吹き出すソーダ分を除去
すること、及びその後表面層のエツチングを行なうこと
により新たに内部組成と同様の表面を形成することによ
ってブラウニングを少なくし、結果的に輝度劣化の少な
い多層干渉膜を有する投写型陰極線管を得ることができ
る。
熱処理することによって表面に吹き出すソーダ分を除去
すること、及びその後表面層のエツチングを行なうこと
により新たに内部組成と同様の表面を形成することによ
ってブラウニングを少なくし、結果的に輝度劣化の少な
い多層干渉膜を有する投写型陰極線管を得ることができ
る。
なお、上記本発明の第1.第2.第3の実施例において
は青色投写型CRTについて述べたが、本発明は緑色、
赤色に関しても同様である。又、多層干渉膜材料に関し
てはTaz os −s io□系及びTie、−3i
O□系をはじめとする公知である材料全般について同様
であり、膜層数についてもとられれることなく、全て同
様の効果を得ることができる。
は青色投写型CRTについて述べたが、本発明は緑色、
赤色に関しても同様である。又、多層干渉膜材料に関し
てはTaz os −s io□系及びTie、−3i
O□系をはじめとする公知である材料全般について同様
であり、膜層数についてもとられれることなく、全て同
様の効果を得ることができる。
また、上記本発明の第3の実施例においては加熱処理し
ソーダ分を除去した後、弗酸洗浄によるエツチングによ
って内表面のごく薄い層を除く方法について説明したが
、ソーダ分を除去した後、内表面を研磨することによっ
ても同様の効果を得ることができる。
ソーダ分を除去した後、弗酸洗浄によるエツチングによ
って内表面のごく薄い層を除く方法について説明したが
、ソーダ分を除去した後、内表面を研磨することによっ
ても同様の効果を得ることができる。
以上のように、本発明によれば、多層干渉膜の蒸着前に
、フェース内表面のごく薄い層を除去するコ恭猛ように
したので、輝度劣化の少ない多層干渉膜付の投写型CR
Tを得ることができるとともに、しかもこのように事前
に内表面のごく薄い層を除去することによって蒸着の際
の歩留まり及び蒸着膜の質の向上を達成できるという効
果をも有する。
、フェース内表面のごく薄い層を除去するコ恭猛ように
したので、輝度劣化の少ない多層干渉膜付の投写型CR
Tを得ることができるとともに、しかもこのように事前
に内表面のごく薄い層を除去することによって蒸着の際
の歩留まり及び蒸着膜の質の向上を達成できるという効
果をも有する。
また、本発明によれば多層干渉膜の蒸着前に、フェース
ガラスを加熱処理し、表面上に吹き出したソーダ分を除
去するか、或いは除去した後フェース内表面のごく薄い
層を除去するようにしたので、輝度劣化の少ない多層干
渉膜付の投写型陰極線管を得ることができ、しかもこの
ように事前に内表面のごく薄い層の除去により蒸着の際
の歩留まり及び蒸着膜の質の向上達成できるという効果
をも有する。
ガラスを加熱処理し、表面上に吹き出したソーダ分を除
去するか、或いは除去した後フェース内表面のごく薄い
層を除去するようにしたので、輝度劣化の少ない多層干
渉膜付の投写型陰極線管を得ることができ、しかもこの
ように事前に内表面のごく薄い層の除去により蒸着の際
の歩留まり及び蒸着膜の質の向上達成できるという効果
をも有する。
第1図は本発明の第1の実施例による投写型CRTの輝
度劣化を示す図である。 第2図は本発明の第2.第3の実施例による投写型CR
Tの輝度劣化を示す図である。
度劣化を示す図である。 第2図は本発明の第2.第3の実施例による投写型CR
Tの輝度劣化を示す図である。
Claims (3)
- (1)フェースガラス内面上に設けられた螢光体層から
なる螢光面と、該螢光面とフェースガラスとの間に、蒸
着によって設けられた高屈折率材料と低屈折率材料の交
互の複数層からなる多層干渉膜とを具備する投写型陰極
線管において、 フェースガラス内表面のごく薄い層を除去した後に、上
記多層干渉膜をフェースガラス内面に蒸着したことを特
徴とする投写型陰極線管。 - (2)フェースガラス内面上に設けられた螢光体層から
なる螢光面と、該螢光面とフェースガラスとの間に設け
られた高屈折率材料と低屈折率材料の交互の複数層から
なる多層干渉膜とを具備する投写型陰極線管において、 フェースガラスを加熱処理し、ガラス表面に吹き出した
ソーダ分を除去した後に、上記多層干渉膜を蒸着したこ
とを特徴とする投写型陰極線管。 - (3)フェースガラス内面上に設けられた螢光体層から
なる螢光面と、該螢光面とフェースガラスとの間に蒸着
によって設けられた高屈折率材料と低屈折率材料の交互
の複数層からなる多層干渉膜とを具備する投写型陰極線
管において、 フェースガラスを加熱処理し、ガラス表面に吹き出した
ソーダ分を除去し、該フェースガラス内面のごく薄い層
を除去した後に、上記多層干渉膜を蒸着したことを特徴
とする投写型陰極線管。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1122007A JPH0722004B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 投写型陰極線管の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1122007A JPH0722004B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 投写型陰極線管の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02301945A true JPH02301945A (ja) | 1990-12-14 |
JPH0722004B2 JPH0722004B2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=14825259
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1122007A Expired - Lifetime JPH0722004B2 (ja) | 1989-05-15 | 1989-05-15 | 投写型陰極線管の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0722004B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5790843A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-05 | Hitachi Ltd | Forming method of fluorescent screen of picture tube |
JPS61273837A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 投写形テレビジヨン表示管 |
JPS63151988A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | 住友電気工業株式会社 | 表示素子用フイルタ− |
-
1989
- 1989-05-15 JP JP1122007A patent/JPH0722004B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5790843A (en) * | 1980-11-28 | 1982-06-05 | Hitachi Ltd | Forming method of fluorescent screen of picture tube |
JPS61273837A (ja) * | 1985-05-29 | 1986-12-04 | エヌ・ベ−・フイリツプス・フル−イランペンフアブリケン | 投写形テレビジヨン表示管 |
JPS63151988A (ja) * | 1986-12-15 | 1988-06-24 | 住友電気工業株式会社 | 表示素子用フイルタ− |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0722004B2 (ja) | 1995-03-08 |
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