JPS6380451A - 陰極線管装置の製造方法 - Google Patents

陰極線管装置の製造方法

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JPS6380451A
JPS6380451A JP22455786A JP22455786A JPS6380451A JP S6380451 A JPS6380451 A JP S6380451A JP 22455786 A JP22455786 A JP 22455786A JP 22455786 A JP22455786 A JP 22455786A JP S6380451 A JPS6380451 A JP S6380451A
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寛 岡崎
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  • Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は端末ディスプレイ装置等の陰極線管、特に超高
精細度陰極線管に通用して好適な陰極線管装置の製造方
法に関わる。
〔発明の概要〕
本発明は螢光体が塗布された陰極線管管体の前面パネル
にその下地温度を75〜100℃として特に四塩素けい
素の16〜2o宙量%の溶液を0.13〜0.26a+
l/ secのスプレー流量をもって、そのスプレー噴
出部と前面パネルとの間隔を10〜20値に保持して4
00〜500cc/ rrfの塗布量をもってスプレー
して前面パネルの表面にその表面粗度がRwax≦0.
3μm。
Rz≦0.2μ−となるグレア防止処理を施すことによ
って超高精細度管においてその画質を損うことなく、し
かも反射光によるぎらつきすなわちグレアを効果的に防
止した陰極線管を得るものである。
〔従来の技術〕
コンピュータの端末ディスプレイ装置等におい°Cは、
比較的明るい環境で使用される場合が多く、外光の反射
光によるグレアを防止するいわゆる防眩手段が施される
ことの要求が高まっている。特にこの陰極線管として超
高精細度管が用いられる場合、この超高精細度管本来の
解像度を低下させることがなく、確実な防眩効果が得ら
れるようにすることが要求される。
従来の防眩方法としては、例えば陰極線管管体の前面に
いわゆる金属条rAIIQによる反射防止膜が形成され
たパネルを貼り合わせるものが提案されている。しかし
ながらこの場合、コストが極めて高くなり、−船間は超
111i禎細度陰極線管においては不適当である。
また、他の方法としては陰極線管の前面パネル自体に直
接的に化学エツチングによる凹凸を形成し、外光の散乱
を生じさせて防眩効果を得るという方法がある。この場
合は安価に形成できるという利益はあるものの解像度及
び鮮鋭度について問題があり、超高精細度管には不適当
であり、更に防眩効果についても充分満足できないとい
う問題がある。
更に、他の方法としては、陰極線管の前面パネルに機械
的に凹凸を形成するとか、あるいはメツシュを配置する
とかベネチアンブラインドないしはフレネルレンズを配
置するなどの種々の方法が採られているが、いずれのも
のも超高精細度管において解像度あるいは鮮鋭度の低下
を来すという問題点がある。
また、陰極線管管体の前面パネルの表面に各種塗膜を形
成するノングレア加工を施して防眩効果を得るようにし
た陰極線管も種々提案されている。
これら陰極線管あるいはそのノングレア加工方法として
例えば特開昭60−142685号公開公報、特開昭6
0−109134号公開公報、特開昭60−12977
8号公開公報等が挙げられる。しかしながら、これらい
ずれのものにおいても超高精細度陰極線管に通用した場
合、その再生画像自体の高精細度性を古う恐れがある。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は超高精細度型の陰極線管に通用してもその観察
される再生画像を害することなく解像度及び鮮鋭度に優
れ、しかも効果的に防眩作用を得ることのできるいわゆ
るノングレア加工を施す陰極線管装置の製造方法を提供
するものである。
尚、高精細度管とは陰極線管におけるその螢光面に対し
て設けられるシャドウマスク、あるいはアパーチャグリ
ル等の、各色例えば赤、緑及び青に対応する電子ビーム
を、螢光面各色の螢光体トリプレットのそれぞれ対応す
る色の螢光体上にランティングさせる色選別手段におい
て、そのビーム透過開口のピッチが0.3m以下に構成
されているものであり、また超高精細度管とはその電子
ビーム透過開口のピッチが0.25m以下に構成されて
いる。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明においては陰極線管管体、例えば超高精細度陰極
線管管体の前面パネルにこのパネルを75〜100℃に
加熱し、四塩化けい素を16〜26虫口%含む溶液を、
0.13〜0.26m1/ secのスプレー流量をも
って、スプレー噴出部と前面パネルとの間隔を10〜2
0cmに保持して400〜500cc/−の塗布量をも
ってスプレーして表面粗度Rwax≦0.3μ翔。
Rz≦0.2μl11(ここにRIIIax及びRzは
JIS規格による表面粗度を表わすもので、成る長さの
範囲での最大の凹凸差をRmax、平均の凹凸差をRz
とするものである。)となるようなグレア防止処理を施
す。
〔作用〕
上述したようにスプレー材料の特定と、更にスプレー条
件の特定、言い換えれば塗布膜厚とその表面粗度を特定
したことによって超高精細度管においてもその再生画像
を害することなく高い解像度と鮮鋭度を有し、しかも防
眩効果すなわちノングレア効果が、確実に得ることがで
きる陰極線管が得られることが確められた。
〔実施例〕
完成された陰極線管管に対してその螢光面を有する前面
パネルに次の手順をもってノングレア処理を施す。先ず
、陰極線管管体の前面パネルの表面を洗浄し75〜10
0℃例えば15分間の余熱処理を行う。この加熱は加熱
か中で行われるが、この加熱炉から陰極線管管体を取り
出して後、四塩化けい素溶液のスプレーを行う、この場
合、スプレー時間は2〜3分程度であり・このときスプ
レー中に陰極線管管体のパネルの温度は実際上20℃程
度降温するが、このスプレー処理中パネルは75℃程度
以上にあればよい、そして、このスプレーは例えばシリ
カコートCNG−005(コルコート社製商品名)の四
塩化けい素が16〜20宙量%のアルコール溶液を用い
、0.13〜0.26a+1/ seeのスプレー流量
例えば0.26m1/ secをもってこのスプレー噴
出部すなわちノズルと陰極線管管体の被スプレー面すな
わち前面パネルとの間隔を10〜20CII好ましくは
15〜18cmの間隔に設定してスプレーし、前面パネ
ルの表面に400〜500cc/ rdの塗布量となる
ようにスプレー処理を行う。
その後、 150℃〜250℃、30分間例えば200
℃で30分間の焼成処理を行って前面パネルの表面に表
面粗度Rw+ax≦0.3μm、Rz≦0.2μ涌の塗
布Iqを形成する。
このようにして得た陰極線管装置の特性は、その解像度
本数が60本/c1m以下となった。この解像度本数と
は、陰極線管管体における前面パネルの内面にパーチャ
ートを貼りパネルの外側から30口隔てた距離から観測
できる最大本数を測定した4Aであり、この解像度本数
はぎらつき、いわゆる面ぎらと密接な関係を有し、これ
が例えば60本/am程度を超えればほとんど面ぎらが
目立たなくな一ノでくるといい得るものである。
また、本発明方法によって得た陰極線管装置は、そのi
Il像の鮮鋭度が3以下となった。因みに、本発明装置
に用いた陰極線管において、ノングレア処理を施す以前
の鮮鋭度は6以上となった。この鮮鋭度とは次に説明す
る方法によって得たもので、すなわち、この鮮鋭度は、
第1図と第2図に示すように、本発明方法によって得た
陰極線管装置と、これに用いたソングレア処理を行う以
前の陰極線管とについ°ζそれぞれの電子ビームスポッ
トの輝度分布を測定し、これから求めた値である。すな
わち、各陰極線管において1本の電子ビームを照射した
場合、螢光面に対して陰極線管管体内に設けられた色選
別手段、例えば垂直方向に延びるスリット状の電子ビー
ム透過開口を有するアパーチャグリルにおいて複数の輝
線が発生し、これが第1図及び第2図に示す複数の高い
輝度を示す部分81a2 ・・・が発生するが、この場
合高い輝度ピーク部分al a、間のレベルLと電子ビ
ームスポットが存在しない部分の輝度レベルLGとの差
ΔLを、ノングレア処理を施さない第2図における同様
のレベルL(!:LGとの差ΔLnをもってノーマライ
ズした値、すなわちΔL/ΔLnの値で示したものであ
る0本発明装置によって得た陰極線管装置ではノングレ
ア処理を施したにも拘らず、そのレベルLの増加が極め
て低く抑えられた。第3図は!@1図及び第2図におけ
ると同様の陰極線管に対しサンドブラストによるノング
レア処理を施した場合の輝度分布で、この場合鮮鋭度は
約「6」となった。
また、本発明による陰極線管装置におけるノングレアす
なわち防眩効果についてみると、そのグロス値(光沢度
を表わすJIS規格による単位)が50〜70という優
れた防眩効果が得られる値を示すことがわかった。
上述したように本発明方法におい”Cは、四塩化けい素
の溶液をスプレーしてグレア処理を施すものであるが、
そのスプレーに当っての前面パネルの下地加熱温度を7
5℃〜100℃に選定するのは、75℃程度未満ではス
プレーされた塗膜の乾きが鈍くなるためにいわゆる流下
が生じて均一な塗膜が形成しにくくなり、また100℃
を超える高温では乾燥が激しり塗膜にいわゆるクレータ
−が発生して接着面積が縮小してしまうという欠点が生
じてくることを認めたことによる。
また、その流量を0.13〜0.26m1/ secに
選定するのは、0.13+wl/ sec未満では塗布
量が少量すぎて均一な塗布ができないこと、また0、2
6n+1/ secを越える大電流とするときには鮮鋭
度が低下してくることを認めたことによる。
また、そのスプレー距離を10〜20cm好ましくは1
5〜18cmに選定するのは、この距離があまり小さい
とスプレーが不均一となり液の流下が生じてくること、
また距離があまり大きいとスプレー塗11Qが不足し工
業的に好ましくなくなってくることを認めたことによる
。さらにその塗布量を400〜500cc/ n?に選
定するのは400cc/−未満ではグロス値が小さくな
り、 500cc/ rdを超えるとグロス値が大きく
なりすぎることを認めたことによる。
〔発明の効果〕
上述したように本発明方法では四塩化けい素の溶液をス
プレーするごとによっ゛ζグレア防止処理を施す方法を
採るので、この処理は完成された陰極線管に対して行う
ことができることによって極めてwJmな作業で行い得
る。またそのグレア処理の各条件の特定によって解像度
及び鮮鋭度に優れたグレア防止処理を行うことができる
ようにしたことによって高精細度管においてもその再生
画像自体の観察を害うことなくグレア防止ずなわち防眩
効果を達成できるようにしたので実用に供してその利益
は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によって得た陰極線管装置における輝度
分布、第2図及び第3図はそのグレア防止処理を施す以
前及びサンドゲラストによるグレア処理を施した場合に
おける輝度分布をボす。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 陰極線管管体の前面パネルに、該パネルを75〜100
    ℃に加熱し、四塩化けい素の16〜20重量%溶液を、
    0.13〜0.26ml/secのスプレー流量をもっ
    て、スプレー噴出部と上記前面パネルとの間隔を10〜
    20cmに保持して上記前面パネル表面に400〜50
    0cc/m^2の塗布量をもってスプレーして表面粗度
    がRmax≦0.3μm、Rz≦0.2μmとなるグレ
    ア防止処理を施すことを特徴とする陰極線管装置の製造
    方法。
JP61224557A 1986-09-22 1986-09-22 高精細度陰極線管装置の製造方法 Expired - Fee Related JPH0831306B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01186532A (ja) * 1988-01-12 1989-07-26 Toshiba Corp ブラウン管の製造方法
EP0702390A1 (en) 1994-09-16 1996-03-20 Kabushiki Kaisha Toshiba Antireflection type cathode-ray tube and method of manufacturing the same
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