JPH0230158B2 - - Google Patents

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JPH0230158B2
JPH0230158B2 JP62068566A JP6856687A JPH0230158B2 JP H0230158 B2 JPH0230158 B2 JP H0230158B2 JP 62068566 A JP62068566 A JP 62068566A JP 6856687 A JP6856687 A JP 6856687A JP H0230158 B2 JPH0230158 B2 JP H0230158B2
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JP
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circuit
lamp load
lamp
voltage
power supply
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Yoshiharu Manabe
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Ricoh Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、ランプの点灯異常を検出してラン
プ負荷への給電回路を遮断する安全装置を備えた
ランプ調光装置に関する。
複写機等においては、異常検出器のない調光装
置を装備するのが主流であるが、一部の露光用ラ
ンプ調光装置等には異常点灯等を検出するために
次のような方法が採られていた。
(1) ランプ負荷の異常を直接検出する方法 (a) ランプ負荷の近傍に温度ヒユーズ、サーモ
スイツチ等の温度検出器を取付けて、ランプ
負荷が異常に長く点灯した場合、その点灯に
より発生する熱を検出して異常を検知する方
法。
(b) ランプ負荷の給電線にカレントトランスを
設け、それにより発生する電流の発生時間の
長短で異常を検知する方法。
(c) ランプ負荷の給電線にフオトカプラを構成
する発光ダイオード側を接続し、そのフオト
トランジスタ側からの検出電流の発生時間の
長短で異常を検知する方法。
(2) ランプ負荷の異常を間接的に検出する方法 調光装置の駆動時間をタイマ回路等で測定し
て異常を検知する方法。
しかしながら、上記(1)−(a)の方法では温度ヒユ
ーズ等の取付け位置(温度検出位置)及びその応
答性に難点があつて実用上ましくない、上記(1)−
(b)の方法では調光装置用にランプ負荷に設ける帰
還用トランスのほかにカレントトランスを設けな
ければならず、ランプ負荷まわりの小型化に限度
があり、上記(1)−(c)の方法ではフオトカプラの耐
圧が低いため、比較的容量の大きい抵抗、ダイオ
ード等が必要なため高価である。
また、特に(1)−(b)、(1)−(c)の方法ではその後段
に遅延動作回路等も必要であり、夫々小型化、低
コスト化を図る上でさらに問題があつた。
上記(2)の方法では実際にランプ負荷の故障を見
ていないので直後検出方法に比較して検出の信頼
性において劣る。
さらに、上記のいずれかの方法によつてランプ
の異常点灯を検出してランプ負荷への給電回路を
遮断するようにしても、その遮断によつてランプ
が消灯すると異常が検出されなくなるため、遮断
が解除されて再びランプが点灯してしまうという
問題もあつた。
この発明は、上記の諸問題を解決するためにな
されたものであり、ランプ負荷の異常点灯を確実
に検出でき、しかもランプ負荷まわりの小型化及
び低コスト化が容易であり、且つ安全性の高い調
光装置を得ることを目的とする。
この発明は上記の目的を達成するため、ランプ
負荷の駆動電圧に応じた信号を発生させる帰還回
路の出力によりランプ負荷駆動手段を制御して、
前記ランプ負荷が常に所定の発光出力で点灯する
ようにしたランプ調光装置において、 上記ランプ負荷駆動手段と、ランプ負荷と動作
時にその給電回路を遮断するランプ負荷遮断回路
との直列回路とを交流給電回路に直列に介挿し、
ランプ負荷駆動手段に並列に交流インピーダンス
発生手段を接続し、前記ランプ負荷とランプ負荷
遮断回路との直列回路に並列に前記帰還回路のト
ランスの1次側を接続する。
さらに、そのトランスの2次側に信号が発生し
ている時に出力を発生する出力発生回路と、該出
力発生回路の出力発生時間が所定時間を越えた時
に作動して上記ランプ遮断回路を動作させる異常
検出回路とからなる安全装置を設ける。
そして、ランプ負荷の点灯時にランプ遮断回路
によつてランプ負荷への給電回路が遮断される
と、その後も電源が開放されるまでは前記トラン
スの1次側交流インピーダンスと上記交流インピ
ーダンス発生手段による交流インピーダンスの分
圧比によりトランスの1次側にかかる電源電圧に
よつて該トランスの2次側の信号が発生し、それ
によつて前記出力発生回路が出力を発生し続けて
異常検出回路がランプ負荷遮断回路を動作状態に
保持するようにしたものである。
以下、この発明の一実施例を添付図面を参照し
て説明する。
第1図はこの発明を適用した複写機の露光用ラ
ンプ調光装置のブロツク構成図である。
図中、1はハロゲンランプのようなランプ負荷
で、交流入力回路2から例えばトライアツクを用
いた位相制御回路のようなランプ負荷駆動回路3
を介して交流電圧(電流)が供給されて点灯す
る。
4はランプ負荷1の駆動電圧を検出して直流化
し、比較回路5へ供給する帰還回路、6は複写時
に所定のタイミングで直流電圧(電流)D・Cが
入力される直流入力回路であり、ランプ負荷1に
供給する出力電圧を設定出来るようにしてある。
7はソフトスタート回路であり、ランプ調光装
置の初期動作の際、ランプ負荷1のラツシユカレ
ントを防止してランプ負荷1のフイラメントを長
寿命化し、かつランプ負荷駆動回路3を小型化す
るために設けている。
8は交−直変換回路であり、交流入力回路2に
供給される交流電圧(電源)A・Cを整流平滑し
て直流電圧(電流)に変換する。
9はトリガ回路であり、交−直変換回路8から
直流電圧を供給され、ソフトスタート回路7から
の信号S1又は比較回路5が直流入力回路6からの
信号S2と帰還回路4からの信号S3とを比較して出
力する制御信号S4に応じて交流入力に対する位相
を変えてトリガパルスを発生し、ランプ負荷駆動
回路3に供給される交流を導通角を制御し、ラン
プ負荷1に供給する出力電圧(電流)の実効値を
実質的に制御する。
なお、トリガ回路9では制御信号S4(電圧)を
例えばフオトカプラ等を用いて抵抗値変化に換
え、トリガパルスを発生させるタイミングを決め
る時定数回路の時定数を変化させて、発生するト
リガパルスの交流入力に対する位相を制御してい
る。
10は帰還回路3の出力発生時に、その出力に
実質的に影響を及ぼさずに出力を発生する出力発
生回路、11は異常検出回路であり、出力発生回
路10の出力の発生時間が所定時間(露光サイク
ルに応じた時間)を越えた時に作動し、ランプ負
荷1の異常点灯を検出する。
12はランプ負荷遮断回路であり、異常検出回
路11が異常を検出して作動した時にランプ負荷
1への給電を断つ。13は異常状態表示回路であ
り、異常検出回路11がランプ負荷1の点灯異常
を検出した時に、それを表示してオペレータに知
らせるために設けられている。
14は直流レベル回路であり、交−直変換回路
8で直流に変換された電圧を、異常検出回路11
及び異常状態表示回路13を働かせるのに必要な
一定の電圧レベルに変換して供給するための回路
である。
次に、このように構成された上記実施例の動作
を説明する。
先ず、図示しない電源スイツチをオンさせ、交
流入力回路2に交流A・Cを入力する。そして、
オペレータがコピー枚数等の情報をセツトしてコ
ピースタートスイツチをオンさせると、所定のタ
イミングで直流電圧D・Cが直流入力回路6に入
力される。
一方、トリガ回路9には交−直変換回路8から
直流電圧が供給されているので、ソフトスタート
回路7からの信号S1によりトリガパルスを発生し
始める。このトリガパスがランプ負荷駆動回路3
を制御し、交流入力回路2からの交流入力を位相
制御してランプ負荷1に供給する。
そして、ランプ負荷1が点灯して露光が開始さ
れる。すると、帰還回路4はランプ負荷1の駆動
電圧を検出して直流化し、比較回路5に信号S3
出力する。
比較回路5は、この信号S3を直流入力回路6で
設定された電圧信号S2と比較して制御信号S4を出
力し、ランプ負荷1が所定の発光出力で点灯する
ように、トリガ回路9で発生するトリガパルスの
位相を変化させる。
また、帰還回路4が信号を出力すると、出力発
生回路10はそれに応じて出力を発生する。そし
て、異常検出回路11がこの出力の発生時間を計
測し、例えばランプ負荷1が何らかの理由で所定
サイクルで消灯しない時に作動して、ランプ負荷
遮断回路12によりランプ負荷1への給電を断つ
と共に、異常状態表示回路13を働かせてランプ
負荷1の点灯異常をオペレータに知らせる。
次に、この発明の具体的実施例を第2図を参照
して説明する。第2図は第1図に示した実施例に
おける安全装置に係わる部分のみを具体的回路図
として示してある。
図中、Q1はランプ負荷駆動回路3の双方向性
3端子サイリスタ(以下「トライアツク」と云
う)であり、そのゲートGにはトリガ回路9から
のトリガパルスが印加される。このトライアツク
Q1の電極T1,T2間には、ランプ負荷1(誘導負
荷)により発生するサージ電圧を吸収するため
と、ランプ負荷遮断回路12がランプ負荷への給
電を遮断した後もその動作状態を保持させるため
の回路を兼ねて、抵抗R1とコンデンサC1の直列
回路が並列に接続されている。
Tは帰還用トランスであり、その1次側のコイ
ルL1を後述するランプ負荷遮断回路12とラン
プ負荷1の直列回路に並列に接続し、2次側のコ
イルL2を整流器RECに接続している。なお、1
次側のコイルL1の交流インピーダンスωL1は、前
述の抵抗R1及びコンデンサC1の交流インピーダ
ンスR1+1/ωC1よりも充分大きくしてある。
整流器RECには、電流制限用の抵抗R2と平滑
用のコンデンサC2との直列回路が並列に接続さ
れ、コンデンサC2には抵抗R3が並列に接続され
ている。この接続点aから信号S3として電圧を比
較回路5へ出力する。
これらの帰還用トランスT、整流器REC、抵
抗R2,R3及びコンデンサC2により帰還回路4を
構成している。
出力発生回路10において、D1は逆入力防止
用ダイオードであり、帰還回路4における整流器
RECの出力電圧(b点の電圧)によつて、抵抗
R4を介してコンデンサC3を充電する向きに接続
してある。なお、この充電時定数R4・C3は非常
に小さくしてある。
Tr1はNPN型トランジスタであり、そのベー
スは抵抗R5を介してコンデンサC3の充電電圧が
現われるc点に接続され、エミツタは共通線15
に、コレクタは抵抗R6,R7を介して後述する直
流レベル回路14の定電圧出力点eにそれぞれ接
続してある。
Tr2はPNP型トランジスタであり、そのベース
は抵抗R7とR6による分圧点dに、エミツタは定
電圧出力点eに、コレクタは抵抗R8を介して共
通線15にそれぞれ接続してある。
異常検出回路11において、充電用のコンデン
サC4と抵抗R9の直列回路が出力発生回路10の
出力端子であるf点と共通線15との間に接続さ
れている。この充電時定数C4・R9は複写機の露
光サイクルに応じた時間より若干長くし、露光サ
イクル中に後述するツエナーダイオードZD1がツ
エナー電圧に達しないように設定してある。
抵抗R9には、ダイオードD2がそのアノードが
共通線15側になるようにして並列に接続され、
ランプ負荷1が正常に点灯し、露光サイクルが終
了してトランジスタTR2がオフすると、コンデン
サC4→抵抗R8→ダイオードD2のループで、コン
デンサC4の充電電荷が短時間に放電するように
してある。
ZD1はツエナーダイオードであり、そのアノー
ドをコンデンサC4と抵抗R9の接続点gに、カソ
ードを抵抗R10とコンデンサC5との並列回路を介
してf点に接続してある。このツエナーダイオー
ドZD1のツエナー電圧(プレークダウン電圧)は
抵抗R8の両端に発生する電圧以下のものを選ぶ。
コンデンサC5は雑音防止用のコンデンサである。
Q2はプログラマブル・ユニジヤンクシヨン・
トランジスタ(以下「PUT」と略称する)であ
り、そのゲートGはツエナーダイオードZD1のカ
ソード側のh点に、アノードAはf点に、カソー
ドKはリレーコイルRyを介して共通線15に接
続されている。また、リレーコイルRyには逆電
圧吸収用のダイオードD3を並列に接続している。
そして、ランプ負荷遮断回路12を構成するリ
レーコイルRyの常閉接点Ra1を、前述のように
トライアツクQ1とランプ負荷1の間に介挿し、
このリレーコイルRyの常開接点Ra2を、異常状
態表示回路13の発光ダイオードLD及びその保
護抵抗R11と直列回路とf点との間に介挿してい
る。
また、交−直変換回路8の出力端子と共通線1
5との間には、直流レベル回路14を構成する抵
抗R12とツエナーダイオードZD2が直列に接続し
てあり、e点からツエナーダイオードZD2のツエ
ナー電圧に相当する定電圧を出力する。
次に、この回路の動作を説明すると、図示しな
い電源スイツチ及びコピースタートスイツチをオ
ンにし、複写機が露光サイクルに入ると、トリガ
回路9からのトリガパルスによりトライアツク
Q1が所定の位相角でターンオンする。
それによつて、交流入力回路2から供給される
交流入力はトライアツクQ1で位相制御され、常
閉接点Ra1を介してランプ負荷1に流れ、ランプ
負荷1を点灯させる。
ランプ負荷1が点灯すると、その両端に電圧が
発生するため、帰還用トランスTの1次側コイル
L1にも電圧が印加され、その2次側のコイルL2
に電圧が発生する。この交流電圧を整流器REC
で整流し、さらに抵抗R2,R3で分圧すると共に
コンデンサC2で平滑して比較回路5に出力し、
前述した手順で一定の発生出力でランプ負荷1が
点灯するように信号処理される。
なお、ランプ負荷1の抵抗をR0とすると、そ
のR0は非常に小さく、R0≪ωL1が成立するので、
その合成インピーダンスは略R0である。一方、
R0<R1+1/ωC1が成立するので、トライアツ
クQ1のターンオフ時に、抵抗R1とコンデンサC1
の直列回路をバイパスする電流によつてランプ負
荷1が点灯するようなことはなく、帰還用トラン
スTの2次側にも帰還電圧は発生しない。
さて、ランプ負荷1が点灯中、出力発生回路1
0のコンデンサC3には、ダイオードD1及び抵抗
R4を介して整流器RECで整流された直流電圧が
充電され続けるので、c点の電位が上り、トラン
ジスタTr1はオン状態を維持する。
トランジスタTr1がオンすると、ツエナーダイ
オードZD2で定電圧化した交−直変換回路8から
供給される直流電流が抵抗R7,R6を介してトラ
ンジスタTR1のエミツタに流れるので、d点の電
位が下りトランジスタTr2もオンする。
この2つのトランジスタTr1,Tr2は、帰還出
力がある限りオンし続ける。そして、トランジス
タTr2がオンすると、異常検出回路11のコンデ
ンサC4が充電時定数R6・C4で充電され始める。
トランジスタTr2がオンした瞬間は、ツエナー
ダイオードZD1のアノード側の電位はカソード側
の電位と等しいが、コンデンサC4が充電され始
めるとアノード側の電位が下がり始める。
しかしながら、前述したように充電時定数
R9・C4を複写機の露光サイクルに応じた時間よ
り若干長くし、露光サイクル中にツエナーダイオ
ードZD1がツエナー電圧に達しないようにしてあ
るので、ランプ負荷1が正常に所定時間だけ点灯
して消灯すれば、ツエナーダイオードZD1がブレ
ークダウンする前にトランジスタTr1,Tr2がオ
フする。したがつて、コンデンサC4に充電され
た電荷は抵抗R8→ダイオードD2のループで短時
間に放電される。
ところが、何らかの理由でランプ負荷1が露光
サイクルを終了しても点灯していると、コンデン
サC4がツエナーダイオードZD1のツエナー電圧ま
で充電され、ツエナーダイオードZD1がブレーク
ダウンする。
それによつて、抵抗R10にはブレークダウン電
流が流れて電圧降下が生ずる。したがつてh点の
電位が下り、PUTQ2のゲートGの電位がアノー
ドAの電位より低くなるので、PUTQ2がターン
オンし、リレーコイルRyに電流が流れる。
リレーコイルRyに電流が流れると、直ちにそ
の常閉接点Ra1(ランプ負荷遮断回路12)が開
いてランプ負荷1への給電を断ち、ランプ負荷1
を消灯すると共に、その常開接点Ra2が閉じて異
常状態表示回路13の発光ダイオードLDに給電
して発光させ、ランプ負荷1の異常をオペレータ
に知らせる。
なお、ツエナーダイオードZD1にかかるツエナ
ー電圧は、ブレークダウンした後抵抗R9,R10
電圧降下により、PUTQ2のゲート電位を一定に
保つ。
また、ランプ負荷遮断回路12の常閉接点Ra1
が開いてランプ負荷1が消灯しても、今度は前述
したR1+1/ωC1≪ωL1が成立するので、抵抗R1
とコンデンサC1の直列回路を介して帰還用トラ
ンスTの1次コイルL1に電流が流れ、2次側に
は電圧が発生し続ける。
したがつて、トランジスタTr1,Tr2はオン状
態を維持され、PUTQ2への給電が断たれること
はなく、リレーコイルRyには電流が流れ続け、
常閉接点Ra1の開及び常開接点Ra2の閉状態は維
持される。
そして、この安定装置は、図示しない電源スイ
ツチをオフにしてて電源を開放すれば、全ての給
電が断たれてPUTQ2がオフすると共にコンデン
サC4の充電電荷も放電され、自動的にリセツト
される。
なお、この実施例によればランプ負荷の断線も
検出することができる。
ランプ負荷1が、例えば露光サイクル中に断線
すると、常閉接点Ra1が開いた時と同様にR1
1/ωC1≪ωL1が成立するので、トライアツクQ1
がターンオフしても交流インピーダンス発生手段
である抵抗R1とコンデンサC1の直列回路を介し
て帰還用トランスTの1次コイルL1に電流が流
れ、その交流インピーダンスの分圧比によつて2
次側には電圧が発生し続ける。
したがつて、前述の場合と同様に、異常検出回
路11のPUTQ2がターンオンしてリレーコイル
Ryに通電し、それによつて異常状態表示回路1
3の常開接点Ra2が閉じ、発光ダイオードLDが
発光して異常(この場合、ランプ負荷の断線)を
知らせることが出来る。
なお、ランプ負荷1が露光サイクル以前に断線
していても、同様にそれを検出出来ることは云う
までもない。
以上、この発明を複写機の露光用ランプ調光装
置に適用した実施例について説明したが、これに
限るものではなく、ランプを点灯させる他の各種
機器の調光装置にも同様に適用できることは勿論
である。。
以上述べたように、この発明によれば、安全装
置によつてランプ負荷の点灯異常等を監視し、点
灯異常等が発生した時にはすぐにそれを検出して
ランプ負荷への給電回路を遮断し、その後電源が
開放されるまでその遮断状態を保持するので、ラ
ンプ負荷の点灯異常に対する処置を迅速にとるこ
とが可能になると共に、異常点灯の継続や遮断点
灯の繰返しによる過熱などの危険性が全くなくな
り、機器の安全性を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す複写機の露
光用ランプ調光装置のブロツク図、第2図は第1
図の実施例における安全装置に係わる部分の具体
的回路図である。 1……ランプ負荷、2……交流入力回路、3…
…ランプ負荷駆動回路、4……帰還回路、10…
…出力発生回路、11……異常検出回路、12…
…ランプ負荷遮断回路、13……異常状態表示回
路、Q1……トライアツク、R1,C1……抵抗とコ
ンデンサの直列回路、T……帰還用トランス、
Ry……リレーコイル、Ra1……常閉接点、Ra2
…常開接点、LD……発光ダイオード。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 ランプ負荷の駆動電圧に応じた信号を発生さ
    せる帰還回路の出力によりランプ負荷駆動手段を
    制御して、前記ランプ負荷が常に所定の発光出力
    で点灯するようにしたランプ調光装置において、 前記ランプ負荷駆動手段と、前記ランプ負荷と
    動作時にその給電回路を遮断するランプ負荷遮断
    回路との直列回路とを交流給電回路に直列に介挿
    し、前記ランプ負荷駆動手段に並列に交流インピ
    ーダンス発生手段を接続し、前記ランプ負荷とラ
    ンプ負荷遮断回路との直列回路に並列に前記帰還
    回路のトランスの1次側を接続すると共に、 前記トランスの2次側に信号が発生している時
    に出力を発生する出力発生回路と、該出力発生回
    路の出力発生時間が所定時間を越えた時に作動し
    て前記ランプ遮断回路を動作させる異常検出回路
    とからなる安全装置を設け、 前記ランプ負荷の点灯時に前記ランプ遮断回路
    によつて前記ランプ負荷への給電回路が遮断され
    ると、その後も電源が開放されるまでは前記トラ
    ンスの1次側交流インピーダンスと前記交流イン
    ピーダンス発生手段による交流インピーダンスの
    分圧比により前記トランスの1次側にかかる電源
    電圧によつて該トランスの2次側に信号が発生
    し、それによつて前記出力発生回路が出力を発生
    し続けて前記異常検出回路が前記ランプ負荷遮断
    回路を動作状態に保持するようにしたことを特徴
    とする安全装置を備えたランプ調光装置。
JP62068566A 1987-03-23 1987-03-23 安全装置を備えたランプ調光装置 Granted JPS62229689A (ja)

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