JPH02301422A - 転写装置 - Google Patents

転写装置

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JPH02301422A
JPH02301422A JP12367989A JP12367989A JPH02301422A JP H02301422 A JPH02301422 A JP H02301422A JP 12367989 A JP12367989 A JP 12367989A JP 12367989 A JP12367989 A JP 12367989A JP H02301422 A JPH02301422 A JP H02301422A
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center
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disc
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/26Moulds
    • B29C45/263Moulds with mould wall parts provided with fine grooves or impressions, e.g. for record discs

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明転写装置を以下の項目に従って詳細に説明する。
A、産業上の利用分野 B9発明の概要 C9従来技術[第8図乃至第11図コ D1発明が解決しようとする課題[第9図乃至第11図
] E9課題を解決するための手段 F、実施例[第1図乃至第7図] a、スライドテーブル b、電磁石板 C1上部プレート d5ディスクスタンバ e、上部プレートのスライドテーブルへの固定 f、ディスク基板と転写動作 g、センターピンの変形例[第7図] G1発明の効果 (A、産業上の利用分野) 本発明は新規な転写装置に関する。詳しくは、スタンパ
に基板を液状の合成樹脂を介して対接させ、上記合成樹
脂を硬化させた後基板を合成樹脂と共にスタンパから剥
離する転写装置において、スタンパや基板の位置決め精
度が向上すると共に、スタンパの摩耗やそれに基づく微
細金属環の発生及びスタンパの変形を防止し、更に、基
板を剥離するときのスタンパの保持台からの浮き上がり
を防止した新規な転写装置を提供しようとするものであ
る。
(B、発明の概要) 本発明転写装置は、スタンパの中心孔と該スタン・パを
保持する保持台の取付孔とに挿通され、かつ、保持台に
固定されると共に上記スタンパの中心孔の周縁部を保持
台に押え付ける固定リングに挿通孔を貫設し、上記固定
リングの挿通孔に挿通される軸部と該軸部の上端に設け
られた頭部とから成るセンタービンの上記軸部を固定リ
ングの挿通孔に挿通し、該センターピンが下降した状態
で基板の中心孔がセンタービンの頭部に外嵌されて基板
の位置決めが為され、センタービンが上動することによ
り、該センターピンの頭部が基板をスタンパから剥離す
るように上昇させるようにして、スタンパや基板の位置
決め精度を向上させ、スタンパの摩耗やそれに基づく微
細粉の発生を防止し、更に、基板をlIJ#するときの
スタンパの保持台からの浮き上がりを防止することがで
きる。
(C,従来技術)[第8図乃至第11図ココンパクトオ
ーディオディスク(CD)やレーザーディスク(LD、
LVD)等の光学ディスクの製造方法には種々のものが
提案されているが、その中に2P法(光重合法)と称さ
れるものがある。
この2P法というのは、紫外線硬化樹脂を用いて光学デ
ィスクを複製するもので、第8図に示すように、スクリ
ーン印刷の手法を用いてディスク基板aの片方の面に液
状の紫外線硬化樹脂すを供給しく′tSa図(B)参照
)、紫外線硬化樹脂すがディスクスタンバCと密着する
ようにディスク基板aをディスクスタンパC上に載置し
く′s8図(C)参照)、加圧ローラdでディスク基板
aをディスクスタンバCに対して押圧する(第8図(D
)参照)。その結果、ディスク基板aとディスクスタン
パCとの間に紫外線硬化樹脂すが隙間なく充填される。
そこで、紫外線ランプeによりディスク基板aを通して
紫外線硬化樹脂すに紫外光を照射する(第8図(E)参
照)と、液状だった紫外線硬化樹脂すが硬化するので、
ディスク基板aをディスクスタンバCから剥離する(第
8図(F)参照)。これにより、ディスクスタンバCの
表面に形成された徹細な凹凸がディスク基板a上に転写
される。
そこで、ディスク基板aの転写された凹凸面に金属膜を
蒸着した後、保護膜を被覆することにより、ディスクス
タンバCの凹凸に応じたビットが形成された光学ディス
クfを得ることができる(第8図(G)参照)。
上記したような22法によるとディスクスタンバCのパ
ターンが微細であっても紫外線硬化樹脂が液状であるた
めにこの紫外線硬化樹脂がパターンに十分に充填される
ので、信号の転写性が格段に優れている、という利点を
有する。
そして、上記したように信号面を転写するには、加圧ロ
ーラdによる加圧力を受けて紫外線硬化樹脂層にディス
クスタンバCの凹凸が確実に転写されるようにするため
に、しっかりとした台にディスクスタンバCを保持する
必要があり、また、ディスクスタンバCとディスク基板
aとが精度良く位置合わせされた状態で重ね合わされる
必要がある。
gはスタンバ保持台であり、ベース台り上に固定されて
いる。
スタンバ保持台gにはその中心部に挿通孔iが形成され
ている。
そして、ディスクスタンバCはその中心孔jが挿通孔i
と一致する状態でスタンバ保持台g上に載置され、かつ
、スタンバ保持台gに吸着される。
kはセンタービンであり、スタンバ保持台gの上記挿通
孔iに挿通される軸部1と該軸部1の上端に設けられた
頭部mとが一体に形成されて成り、頭部mは略円板状を
為し、その外周面は中間に位置し軸と略平行な環状面を
為す位置決め面nと該位置決め面nの下端に連続し外開
きの傾斜面とされた係合面0と位置決め面nの上端に連
続し上方に行くに従って内側へ傾斜した導入面pとから
成る。そして、かかるセンタービンにの軸部lがディス
クスタンバCの中心孔j及びスタンバ保持台gの挿通孔
iに挿通され、図示しない移動機構によって下方へ移動
されることによって、頭部mの下面でディスクスタンバ
Cの中心孔jの開口縁部をスタンバ保持台gの上面に押
え付けることになる。
ディスク基板aの中心孔qはその開口縁の上下が面取り
されてテーパー面r、r’が形成され、これら2つのテ
ーパー面rとr′との間の部分が位置決め面Sとなって
いる。
このようなディスク基板aの一方の面tに液状の紫外線
硬化樹脂すが供給され、該紫外線硬化樹脂すが供給され
た側の面tを下向きにしてディスクスタンバCの上に重
ね合わせる。このとき、ディスク基板aの位置決め面S
がセンタービンにの位置決め面nに外嵌されてディスク
基板aの位置出しが為される(第10図参照)。尚、デ
ィスクスタンバCはその中心孔jがセンタービンにの軸
部λに外嵌状になっていることによってディスクスタン
バgとセンタービンにとの間の位置出しが為されている
ため、これらによって、ディスク基板aがディスクスタ
ンバCに対して位置出しされることになる。
そして、加圧ローラdによる加圧、次いで、紫外線ラン
プeによる紫外光の照射が為されて紫外線硬化樹脂すが
硬化されると、センタービンkが上昇され、その係合面
Oが係合しているディスク基板aのテーパー面r′を上
方へ突き上げるので、ディスク基板aがその内周よりデ
ィスクスタンバCから引き剥がされることになる(第1
1図参照)。
そして、このディスクスタンバCより引き剥がされたデ
ィスク基板aを図示しない搬送手段で次の工程へ搬送す
る。
(D、発明が解決しようとする課題)[第9図乃至第1
1図] ところが、上記した従来の転写装置にあっては、センタ
ービンにの軸部1とディスクスタンバCの中心孔jとの
嵌合により、センタービンにとディスクスタンバCとの
間の位置出しが為されているため、センタービンkが上
下動するとその軸部1の外周面がディスクスタンバCの
中心孔jの内周縁と擦れ合い、金属埃が発生するという
問題がある。このような金属埃はディスクスタンバCの
微細な凹凸内に入り込み、精確な転写の妨げとなる。ま
た、ディスクスタンバCの中心孔jの内周縁がセンター
ビンにの軸部℃の外周面でこすられるということは、デ
ィスクスタンバCの中心部が多少上下に勅かされること
になり、ディスクスタンバCの変形を招く慣れがある。
また、ディスク基板aをディスクスタンバCから剥離す
るときに、ディスクスタンバCの中心部を押えているセ
ンタービンkが上方へ穆勤してディスクスタンバCを押
えない状態となってしまうことになるため、ディスクス
タンバCがディスク基板aの上方への移動につられてス
タンバ保持台gから浮き上がりてしまうこともある等の
不具合がある。
(E、課題を解決するための手段) 本発明転写装置は、上記した課題を解決するために、ス
タンバの中心孔と該スタンパを保持する保持台の取付孔
とに挿通され、かつ、保持台に固定されると共に上記ス
タンバの中心孔の周縁部を保持台に押え付ける固定リン
グに挿通孔を貫設し、上記固定リングの挿通孔に挿通さ
れる軸部と該軸部の上端に設けられた頭部とから成るセ
ンターピンの上記軸部を固定リングの挿通孔に挿通し、
該センターピンが下降した状態で基板の中心孔がセンタ
ーピンの頭部に外嵌されて基板の位置決めが為され、セ
ンターピンが上動することにより、該センターピンの頭
部が基板をスタンバから剥離するように上昇させるよう
にしたものである。
従って、本発明転写装置によれば、センターピンが上下
動しても、センターピンとディスクスタンバとが擦れ合
うことは無く、金属粉の発生やディスクスタンパの摩耗
や変形を防止することができる。また、センターピンが
上動してディスク基板がディスクスタンパから剥離され
るとき、センターピンが上方へ移動してもディスクスタ
ンパの中心部は固定リングによって押えられているため
、ディスクスタンパが浮き上がってしまうことが無い。
(F、実施例)[第1図乃至第7図] 以下に、本発明転写装置の詳細を図示した実施例に従っ
て説明する。
(a、スライドテーブル) 1はスライドテーブルであ、す、レール2.2によって
案内されて所定の糸路を移動されるようになっている。
3はスライドテーブル1の基台であり、その下面に脚片
4.4が固定されていて、該脚片4.4が上記レール2
.2に各別に摺動自在に係合している。
5は取付台であり、上記基台3の4隅部に立設された支
柱3a、3a、  ・・・を介して基台3に固定されて
いる。
6は基台3上面の中央部に固定されたエアシリンダであ
り、その上下動するピストンロッド6aの上端にはタッ
プアダプター7が固定されている。タップアダプター7
は既知のものであり、上端に開口した孔フaに棒状の物
が挿入されると、これを挿入方向には移動させ得るが抜
き出す方向への移動を阻止するようになっており、図示
しない解除部を押圧することによって上記孔7aに挿入
したものを抜き出すことができるようになっている。上
記取付台5の中央部には孔5aが形成されており、該孔
5aを通してタップアダプター7の孔フaが上方に臨ま
されている。
(b、電磁石板) 8は平板状をした電磁石板であり、支持台9を介してス
ライドテーブル1の取付台5上に固定されている。
電磁石板8は互いに同じ方向に延びる強磁性体10% 
lOl・・・と透磁率の低い材料から成るセパレータl
’l、11、・・・とが交互に配列−1体化された構造
を有しており、これに付設された図示しない磁力線発生
部に通電されることによって強力な電磁吸引力を発生す
るようになっている。
該電磁石板8の中心部には取付孔8aが形成されており
、該取付孔8aに合成樹脂製の案内スリーブ12が圧入
固定されており、該案内スリーブ12の下端は上記タッ
プアダプター7の孔7aに上方から対向している。
(c、上部プレート) 13は平板状をした上部プレートであり、この上部プレ
ート13も同じ方向に延びる強磁性体14.14、・・
・と透磁率の低い材料から成るセパレータ15.15.
  ・・・とが交互に配列一体化された構造を有してい
る。
そして、電磁石板8の強磁性体10.10、・・・と上
部プレート13の強磁性体14.14、・・・とは、ま
た、電磁石板8のセパレータ11.11.  ・・・と
上部プレート13のセパレータ15.15、・・・とは
、同じ幅を有しており、従って、電磁石板8と上部プレ
ート13とは、それぞれの強磁性体10,10、・・・
と14.14、・・・とが、また、セパレータ11.1
1、・・・と15.15、・・・とが、ぴったりと重な
り合うように、重ね合わすことができる。
上記上部プレート13の中心部には位置決孔16が形成
されており、また、上部プレート13の下面のうち位置
決孔16を囲む位置に凹部17が形成されている。従っ
て、位置決孔16の下端は該凹部17内に開口している
(d、ディスクスタンバ) 18はニッケル族のディスクスタンバであり、その上面
18aには信号ピットの形をした図示しない微細な凹凸
が形成されている。そして、下面18bは平面に形成さ
れている。
また、ディスクスタンバ18の中心にはセンタ一孔19
が形成され、該センタ一孔19は上記上部プレート13
の位置決孔16と同じ径に形成されている。
20は固定リングであり、外径が上部プレート13の位
置決孔16やディスクスタンバ18のセンタ一孔19と
略同径の管状をした管状部21と該管状部21の上端か
ら僅かに外方に張り出したフランジ部22とが一体に形
成されて成り、管状部21の下端部外面にはねじ溝が形
成されてねじ部23とされている。
24は固定リング20のねじ部23に螺合されるナツト
である。
しかして、ディスクスタンバ18の上部プレート13へ
の装着は次に示すようにして為される。
まず、ディスクスタンバ18をその下面18bが上部プ
レート13の上面に接するように重ね合わせ、ディスク
スタンバ18のセンタ一孔19と上部プレート13の位
置決孔16とを一致させる。
それから、固定リング20の管状部21を上方からディ
スクスタンバ18のセンタ一孔19、上部プレート13
の位置決孔16の順に挿通し、上部プレート13の凹部
17内に突出した固定リング20のねじ部23にナツト
24を螺着する。これによって、ディスクスタンバ18
のセンタ一孔19の開口縁部が固定リング20のフラン
ジ部22と上部プレート13の上面とで挟持されること
になる。
(e、上部プレートのスライドテーブルへの固定) 25はセンタービンであり、管状をした主部26と該主
部26の上端に固定された円板状の頭部27とから成り
、頭部27の周縁部28は外方へフランジ状に張り出し
ている。また、該周縁部28の下面には内端が主部26
の外周面で限定された環状の凹部j8aが形成されてい
る。そして、該凹部28aはその中に上記固定リング2
0のフランジ部22が僅かに余裕を有して嵌り込む大き
さになっている。
頭部27の外周面は中間に位置し主部26の軸と平行な
環状面を為す位置決め面27aと該位置決め面2フaの
下端に連続し下方へ行くに従って外方へ変位する傾斜面
とされた係合面27bと位置決め面27aの上端に連続
し上方に行くに従って内側へ変位する傾斜面とされた導
入面27cとから成る。
そこで、先ず、以上のようにディスクスタンバ18を保
持した上部プレート13を電磁石板8の上面に載置する
そして、上記センタービン25の主部26を上方から、
固定リング20、案内スリーブ12の順に挿通して行き
、その下端部をタップアダプター7の孔フa内に挿入す
る。
そこで、エアシリンダ6を駆動してそのピストンロッド
6aを下降させると、これに引張られてセンタービン2
5が下降され、その頭部27で固定リング20の上端部
及びフランジ部22を覆った状態となる。
そして、電磁石板8に通電すると、上部プレート13が
電磁石板8に磁気吸着されると声に、ディスクスタンバ
18も上部プレート13に磁気吸着され、その平面18
bが上部プレート13の上面の平面に倣い、高い平面性
が実現されることとなる。
そして、上部プレート13をスライドテーブル1から外
す場合は、電磁石板8への通電をオフし、タップアダプ
ター7によるセンターピン25の下端部の喰い付きを解
除し、センターピン25を案内スリーブ12及び固定リ
ング20から引き抜いて、上部プレート13を電磁石板
8上から移動すれば良い。
(f、ディスク基板と転写動作) 29はディスク基板であり、該ディスク基板29は透明
なガラス板、透明な合成樹脂等により円板状に形成され
、その中心にセンタ一孔30が形成されている。
ディスク基板29の上記センタ一孔30はその開口内周
面の上下が面取りされてテーパー面30a、30bが形
成され、これら2つのテーパー面30aと30bとの間
の部分がディスク基板29の回転軸と平行な位置決め面
30cとされている。
そして、このようなディスク基板29の一方の面29a
に、例えば、スリーン印刷の手法により所望のパターン
に液状の紫外線硬化樹脂31が供給され、次いで、該デ
ィスク基板29は紫外線硬化樹脂31が供給された面2
9aを下向きにして、即ち、上記一方の面29aが紫外
線硬化樹脂31を介してディスクスタンパ18の上面1
13aと対向するようにしてディスクスタンパ18上に
重ね合わされる。そして、このとき、ディスク基板29
はその下側のテーパー面30bがセンターピン25の導
入面27cによって案内されることによって、その位置
決め面30cがセンターピン25の位置決め面27aに
外嵌され、これによって、ディスク基板29がディスク
スタンバ18に対して精確に位置決めされる。また、デ
ィスク基板29の下側のテーパー面30bはセンターピ
ン25の係合面27bに上方から係合した状態となる。
そこで、図示しない加圧ローラによって、ディスク基板
29がディスクスタンバ18の方へ向けて押圧され、デ
ィスク基板29とディスクスタンバ18との間に介在さ
れた液状の紫外線硬化樹脂31が両者18.29の間に
均等に行き亘ってディスクスタンバ18の上面に形成さ
れた微細な凹凸(図示していない。)に完全に充填され
る。
それから、図示しない紫外線ランプによりディスク基板
29の他方の面29b側からディスク基板29を通して
上記紫外線硬化樹脂31に紫外光が照射され、これによ
って、紫外線硬化樹脂31が硬化せしめられる。
紫外線硬化樹脂31が硬化せしめられると、上記エアシ
リンダ6が駆動されてそのピストンロッド6aが上昇さ
れ、これによってセンターピン25が上昇せしめられる
センターピン25が上昇されると、その係合面27bに
よってディスク基板29の下側になっているテーパー面
30bがセンターピン25の係合面27cによって上方
へ向けて持ち上げられるため、ディスク基板29は硬化
した紫外線硬化樹脂層と共にその中心よりディスクスタ
ンバ18から剥離されることになる。
そして、ディスクスタンバ18から剥離されたディスク
基板29は図示しない搬出手段によって搬出され、ピス
トンロッド6aが下降してセンターピン25が元の位置
に戻され、次の新たなディスク基板29がディスクスタ
ンパ18上に重ね合わされる。
このような転写装置にあっては、ディスクスタンバ(ス
タンパ)18のセンタ一孔(中心孔)19は上部プレー
ト(スタンパ保持台)13に対して固定リング20で保
持されており、センターピン25は上下動するときに、
この固定リング20に対して摺接し、軟質の材料である
ニッケルから成るディスクスタンバ18には摺接するこ
とがないので、ディスクスタンバ18のセンタ一孔19
がセンターピン25によって擦られて金属埃が発生する
ことが無く、また、ディスクスタンパ18が変形を受け
るようなことも無い。
更に、ディスクスタンバ18の中心部は上下動するセン
タービン25によってではなく固定リング20で押さえ
られているので、センタービン25を突き上げてディス
ク基板29を剥離するときにディスクスタンパ18がデ
ィスク基板29につられて上部プレート13から浮き上
がってしまうようなことが無い。
また、上記したように、スタンバ保持台を2重構造とし
く電磁石板8と上部プレート13)た場合には、上部プ
レート13を複数用意しておくことによって1段取り替
えやメンテナンス等の作業性が向上し、かつ、センター
ビン25により電磁石板8と上部プレート13との間の
位置合わせが精確に為されるので、2重構造にしたこと
による精度の低下を招く惧れがない。特に、この場合、
電磁石板8に合成樹脂製の案内スリーブ12を圧入して
おき、これにセンターピン25を嵌挿するようにするこ
とによっつで精度を更に向上させることができる。
(g、センターピンの変形例)[第7図]第7図はセン
タービンの変形例を示すものである。
センターピン25の頭部27から僅か下方に中心孔32
と外周面との間を連通する通孔33.33を形成する。
そして、ディスク基板29をディスクスタンパ18から
剥離するときは、センタービン25とエアシリンダ6と
の間の結合を解き、センターピン25の中心孔32にエ
アー、例えば、N2ガスを圧送する。すると、N2ガス
の送圧によりセンターピン25は上記通孔33.33が
固定リング20の上端より上方に位置したところまで上
昇せしめられることになる(第7図の2点鎖線参照)。
このように、センタービン25の上昇をエアーによって
行なうこともできる。
(G、発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明転写
装置は、スタンバに基板を液状の合成樹脂を介して対接
させ、上記合成樹脂を硬化させた後基板を合成樹脂と共
にスタンバから剥離する転写装置において、スタンバの
中心孔と該スタンバを保持する保持台の取付孔とに挿通
され、かつ、保持台に固定されると共に上記スタンバの
中心孔の周縁部を保持台に押え付ける固定リングに挿通
孔を貫設し、上記固定リングの挿通孔に挿通される軸部
と該軸部の上端に設けられた頭部とから成るセンターピ
ンの上記軸部を固定リングの挿通孔に挿通し、該センタ
ーピンが下降した状態で基板の中心孔がセンタービンの
頭部に外嵌されて基板の位置決めが為され、センターピ
ンが上動することにより、該センタービンの頭部が基板
をスタンバから剥離するように上昇させるようにしたこ
とを特徴とする。
従って、本発明転写装置によれば、センターピンが上下
動しても、センタービンとディスクスタンパとが擦れ合
うことは無く、金属粉の発生やディスクスタンパの摩耗
や変形を防止することができる。また、センタービンが
上動してディスク基板がディスクスタンパから剥離され
るとき、センターピンが上方へ8動してもディスクスタ
ンパの中心部は固定リングによって押えられているため
、ディスクスタンパが浮き上がってしまうことが無い。
尚、上記実施例には、本発明を光ディスクの信号面転写
装置に適用したものを示したが、本発明の適用範囲がこ
のようなものに限定されることを意味するものではない
また、上記実施例では、スタンバの保持を電磁チャック
方式により行ない、かつ、その電磁チャックを2重構造
にしたものを示したが、こねも電磁チャック方式や2重
構造のものに限定されるものではない。
その他、上記実施例において示した構造は、何れも、本
発明の具体化に当ってのほんの一例を示したものにすぎ
ず、これらによって、本発明の技術的範囲が限定的に解
釈されるものではなく、本発明の趣旨に適合する範囲に
おいて、種々の変更を加えて実施することが可能である
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第7図は本発明転写装置の実施の一例を示す
もので、第1図は分解斜視図、第2図は平面図、第3図
は第2図のIII −III線に沿う断面図、第4図は
要部の分解断面図、′s5図は要部の拡大断面図、VS
6図は作用を(A)、(B)に分けて示す要部の拡大断
面図、第7図はセンターピンの変形例を示す要部の拡大
断面図、第8図は転写方法の一例を(A)から(G)へ
順を追って示す概略斜視図、′f%9図乃至第11図は
従来の転写装置の一例を示すもので、第9図は概略斜視
図、第10図及び第11図はそれぞれ異なる工程を示す
拡大断面図である。 符号の説明 13・・・保持台、  16・・・取付孔、18・・・
スタンパ、  19・・・中心孔、20・・・固定リン
グ、 25・・・センターピン、  26・・・軸部、27・
・・頭部、  29・・・基板、31・・・合成樹脂 出 願 人 ソニー株式会社 13・・保持台 18・・・スタンバ 断面図(m−m礫) 第3図 橿略斜桟図(従東側) 第9図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  スタンパに基板を液状の合成樹脂を介して対接させ、
    上記合成樹脂を硬化させた後基板を合成樹脂と共にスタ
    ンパから剥離する転写装置において、 スタンパの中心孔と該スタンパを保持する保持台の取付
    孔とに挿通され、かつ、保持台に固定されると共に上記
    スタンパの中心孔の周縁部を保持台に押え付ける固定リ
    ングに挿通孔を貫設し、上記固定リングの挿通孔に挿通
    される軸部と該軸部の上端に設けられた頭部とから成る
    センターピンの上記軸部を固定リングの挿通孔に挿通し
    、 該センターピンが下降した状態で基板の中心孔がセンタ
    ーピンの頭部に外嵌されて基板の位置決めが為され、セ
    ンターピンが上動することにより、該センターピンの頭
    部が基板をスタンパから剥離するように上昇させるよう
    にした ことを特徴とする転写装置
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62138210A (ja) * 1985-12-11 1987-06-22 Nikka Eng Kk デイスク製造装置
JPH01101126A (ja) * 1987-10-15 1989-04-19 Pioneer Electron Corp 光ディスク製造装置

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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