JPH02301357A - 通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、発信要求入力に応答しデータ伝送する通信
装置に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種の装置として第３図に示すものがある。同
図において、（１）はＣＰＵ　、（２）はコンデンサ（
４）とリレー（３）及びその接点（３ｂ）よりなる着信
検出回路、（５）は接点（５ａ）を有する回線閉結用リ
レー、（６）は接点（６ａ）を有するダイヤル発信用リ
レー、（７）は発信先ダイヤル番号記憶回路、（８）は
伝送信号重畳トランス、（９）はプッシュボタン信号受
信回路、（ｌＯ）はプッシュボタン（以下、ＰＢと称す
）信号発信回路を示し、これら構成を備える通信装置は
次のようにして動作する。

以下、発信要求入力に基づいて発報するフローを示す第
４図と着信に応答してデータ伝送するフローを示す第５
図に基づいて動作を説明する。先ず、所定の受信装置に
発報する場合を第４図にて説明する。ＣＰｔ１　（１）
は発信要求入力のオンを検知すると（Ｓ４１）　、着信
検出回路（２）のリレー（３）の状態を接点（３ｂ）の
状態からチェックしく５４２）　、　−定時間例えば３
秒間動作しないことを検出すると着信がないものと判断
し、リレー（５）をオンし、電話回線を閉結する。

次に、ＣＰＵ　（１）は発信先ダイヤル番号記憶回路（
７）からダイヤル番号をリードしダイヤル番号に相当し
た回数だけダイヤルリレー（６）をオンオフ制御する（
Ｓ４３）。その後、回線が発信先に接続されると、ｃｐ
ｕ　（＋）はトランス（８）を介してデータ伝送しく５
４４）　、これが終了すると、リレー（５）をオフし、
元の状態に戻る（Ｓ４５）。

次に、回線に着信がある場合を第５図にて説明する。第
５図において、回線に着信があると、コンデンサ（４）
を介して電流が流れリレー（３）が動作する。これを（
：ＰＵ　（１）が検知すると、リレー（５）をオンし回
線を閉結する（Ｓ５１，５５２）。

その後、回線より所定のＰＢ倍信号送信されてＰＢ信号
受信回路（９）が検出してロジック信号に変換し、（：
ＰＵ　（１）がこれを検出すると、ＰＢ信号発信回路（
ｌＯ）に例えば発信要求入力がオフの場合は１パルス、
オンの場合は２パルス出力する。

ＰＢ信号発信回路（ｌＯ）はこれを受けて所定のＰＢ倍
信号１回または２回電話回線に送出する（Ｓ５３゜５５
４）。この音を本装置に電話をかけた人が聞くことによ
り発信要求入力がオンかオフかを判別することができる
。即ち、通信装置が例えばエレベータ異常信号を監視し
ている際にそのオン・オフを遠隔からチェックするため
、保守マンが電話をかけ、通信装置が電話をとったとこ
ろで、ＰＢボタンを押す（暗証番号を入力する）と、装
置はエレベータが正常のときはピーラと、異常時はビー
フ、ピーラと知らせることになる。

（発明が解決しようとする課題） 従来の通信装置は以上のように構成されているので、 ｌ）監視入力が数多くある場合、信号識別を聴力にて判
別するのは困難であり、 ２）不特定の人でも暗証番号さえ合致すれば監視入力の
状態を簡単に知ることができる為、他人に知られては都
合の悪い情報を扱う場合は使用できない。

上記１）、２）を解消するにはデータ受信装置が必要で
あるが、高価であるし、持ち運びすることはできないと
いう問題点があった。

この発明は上記の如〈従来例における問題点を解消する
ためになされもので、監視状態を特定の者にだけ限定し
て確認し得ると共に、携帯に便利で、かつ安価な受信シ
ステムを実現できる通信装置を提供することを目的とす
る。

（課題を解決するための手段） この発明に係る通信装置は、発信要求入力の検知に基づ
いて電話回線を介して第１の発信先に発信しデータ伝送
する通信装置において、回線着信を検知する着信検出回
路が動作した時、回線を閉結する回線閉結手段と、回線
より送信されてくるプッシュボタン信号を受信するプッ
シュボタン受信回路と、上記プッシュボタン信号が予め
定めた数値信号である時一旦回線閉結手段を開放した後
、再度閉結し、第２の発信先にダイヤル信号を送出する
ダイヤル発信手段と、一定時間経過後、上記発信要求入
力に応じた所定のデータを送信し、第２の発信先の表示
器にデータを表示するための信号送出手段と、これらを
制御する制御手段とを備え５たものである。

（作用） この発明においては、制御手段の制御に基づいて、回線
着信を検知する着信検出回路が動作した時、回線閉結手
段により回線を閉結し、プッシュボタン受信回路回線に
より送信されてくるプッシュボタン信号を受信し、プッ
シュボタン信号が予め定めた数値信号である時一旦回線
閉結手段を開放した後、再度閉結し、ダイヤル発信手段
により第２の発信先にダイヤル信号を送出し、一定時間
経過後、発信要求入力に応じた所定のデータを送信し、
第２の発信先の表示器にデータを表示する。

（実施例〕 以下、この発明の一実施例を第３図と同一部分は同一符
号を付して示す第１図に基づいて説明する。第ｘ７にお
いて、（１１）は、発信ダイヤル番号記憶回路（７）が
第１の発信先ダイヤル番号記憶回路をなすのに対し、第
２の発信先ダイヤル番号記憶回路をなすもので、一般に
ポケットベルと呼ばれるベーシング装置に監視入力状態
を発信するようになされもので、第１図構成においては
、ポケットベルを所持した保守マンが外出先で監視装置
の状態を確認する際に、ｃｐｕ　（１）は、発信要求入
力とに基づいて該ポケットベルにデータ伝送制御する機
能を有するようになされている。

次に、上記ｃｐυ（１）による具体的な動作を、第２図
のフローチャートを参照して説明する。

先ず、通信装置がエレベータ異常発生等による発報要求
を受は発報する場合は、従来例に同様に動作する。ポケ
ットベルを所持した保守マン等が例えばエレベータの状
態を外出先で確認する場合は次のように動作する。即ち
、電話機より通信装置の接続される電話番号をダイヤル
すると、通信装置の電話回線に着信し、着信検出回路（
２）の動作をｃｐｕ　（ｔ）が検知すると、リレー（５
）をオンし、回線を閉結する（５２１，５２２）。保守
マンは所定のＰＢ倍信号暗証番号）をキーインするとＰ
Ｂ信号受信回路（９）がこれを検知しく５２３）　、こ
の出力をＣＰＵ　（１）が照合し、番号が合っていわば
、リレー（５）をオフし回線を開放する（Ｓ２４）。回
線開放を確実にするため、一定時間Ｔ１例えば３秒間待
機した？＆（Ｓ２５）　、リレー（５）を再度オンし回
線を閉結しく５２６）　、保守マンの持つポケット・ベ
ルのダイヤル番号である第２の発信先ダイヤル番号記憶
回路（ｌＯ）に相当する数だけリレー（６）をオンオフ
させダイヤルする（５２７）。上記ポケットベルに接続
されるための時間Ｔ２、例えば３０秒間待機した後（５
２８）　、入力の入力状態に応じた信号をＰＢ倍信号し
てＰＢ信号発信回路（１０）を介して送信する（Ｓ２９
）。これにより、ポケットベルはこれを受信してその表
示部分に受信データを表示する。その後リレー（５）を
オフしく５３０）　、回線を閉結する。

なお、この発明は次の態様に従っても実施できる。

ｌ）監視入力は複数でも良い。

２）ダイヤルリレーの代りにＰＢ信号発信回路によりダ
イヤル発信しても良い。

３）第１発信先をポケットベルの電話番号とし、発信要
求入力がオンしたとき、ポケットベルに発報しても良い
。

〔発明の効果〕

以上のように、この発明によれば、携帯に便利なかつ安
価な受信システムが実現できるとともに、発信装置の監
視状態を特定の者だけに限定して確認させつるシステム
の提供が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例による通信装置の構成図、
第２図はＣＰｕの動作フローチャート、第３図と第４図
及び第５図は従来の通信装置の構成図とＣＰＵの動作フ
ローチャートである。 図中、（１３はｃｐｕ、（２）は着信検出回路、（５）
と（５ａ）は回線閉結用リレーと接点、（６）と（６ａ
）はダイヤル発信用リレーと接点、（７）と（１１）は
第１と第２の発信先ダイヤル番号記憶回路、（９）と（
ｌＯ）はプッシュボタン信号受信及び発信回路である。 なお、各図中、同一符号は同−又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 発信要求入力の検知に基づいて電話回線を介して第１の
   発信先に発信しデータ伝送する通信装置において、回線
   着信を検知する着信検出回路が動作した時、回線を閉結
   する回線閉結手段と、回線より送信されてくるプッシュ
   ボタン信号を受信するプッシュボタン受信回路と、上記
   プッシュボタン信号が予め定めた数値信号である時一旦
   回線閉結手段を開放した後、再度閉結し、第２の発信先
   にダイヤル信号を送出するダイヤル発信手段と、一定時
   間経過後、上記発信要求入力に応じた所定のデータを送
   信し、第２の発信先の表示器にデータを表示するための
   信号送出手段と、これらを制御する制御手段とを備えた
   ことを特徴とする通信装置。